JPH09270621A - 宇宙機 - Google Patents

宇宙機

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JPH09270621A
JPH09270621A JP9088864A JP8886497A JPH09270621A JP H09270621 A JPH09270621 A JP H09270621A JP 9088864 A JP9088864 A JP 9088864A JP 8886497 A JP8886497 A JP 8886497A JP H09270621 A JPH09270621 A JP H09270621A
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JP
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tile
signal
tiles
spacecraft
frequency band
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Application number
JP9088864A
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English (en)
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Alan Ralph Cherrette
アラン・ラルフ・チェレット
Bronson Murray
ブロンソン・マーレー
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Lockheed Martin Corp
Original Assignee
Lockheed Corp
Lockheed Martin Corp
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Publication date
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Publication of JPH09270621A publication Critical patent/JPH09270621A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/10Artificial satellites; Systems of such satellites; Interplanetary vehicles
    • B64G1/1007Communications satellites
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/223Modular spacecraft systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/66Arrangements or adaptations of apparatus or instruments, not otherwise provided for
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/28Adaptation for use in or on aircraft, missiles, satellites, or balloons
    • H01Q1/288Satellite antennas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
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    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/46Arrangements or adaptations of devices for control of environment or living conditions
    • B64G1/50Arrangements or adaptations of devices for control of environment or living conditions for temperature control
    • B64G1/503Radiator panels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S343/00Communications: radio wave antennas
    • Y10S343/02Satellite-mounted antenna

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】製造コストとリードタイムを削減できるモジュ
ール方式構成によるアンテナを有する宇宙機を提案す
る。 【解決手段】一組の宇宙機の一つの宇宙機は、矩形状孔
28を規定するアンテナ支持枠24aを有し、その孔2
8の寸法は、一組の宇宙機の全ての宇宙機について同一
である。宇宙機の組は異なる操作周波数のための複数の
輻射タイル30をも含む。全てのタイル30は同一
寸法であるので、注文者の要求に応じて、任意の組み合
わせのタイルを任意の宇宙機の支持枠24aの孔28へ
装着し得る。各々のタイル30は、宇宙機が作動して
いる際のアンテナの再構成を準備するために、複数のビ
ーム形成器および増幅器と、遠隔操作可能な位相器およ
びレベル制御器とを含む。各輻射タイル30の好まし
い寸法形状は、1フィート角の正方形である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモジュール方式の宇宙機
(スペースクラフト)に関し、更に詳しくは、互換性及
び配列化の準備のために、モジュール方式の要素から構
成されたアンテナを有する宇宙機に関する。
【0002】
【発明の背景】通信宇宙機は地上局間の通信のために広
く使用されており、他の通信手段が利用できない世界の
地域における通信のために一層に重要になりつつある。
通常の静止宇宙機は、その発展の現段階においては、そ
の姿勢または軌道の維持を扶助するために推進剤の消費
を必要とする。推進剤が使い尽くされた際は、宇宙機の
実用性が終焉するので、新たな宇宙機を打ち上げて通信
機能を引き継がせねばならない。従って、共に新たな通
信機能のための宇宙機の製造と打ち上げとのための実質
的な産業が存在し、活動不能となる宇宙機の交換のため
の実質的な産業も存在する。
【0003】通信宇宙機の製造および打ち上げは過去に
おいては少なくとも一部は非常に高価であり、これは各
々の宇宙機が特定の使用のために注文設計されて建造さ
れるためである。宇宙機の製造におけるコストの削減の
ために幾つかの注意が向けられており、これは一連の宇
宙機の個々の宇宙機に共通の要素を使用することによ
る。即ち、宇宙機とその主要部分との寸法は、Home
r氏その他による米国特許第5,344,104号(1
994年9月6日発行)に開示されたように、5インチ
増加に増加され、また共通の多角形宇宙機形状が、Jo
nes氏その他による米国特許第5,411,2264
号(1995年5月2日発行)に開示されている。各々
の宇宙機の観点は、モジュラー化に一層に耐える役割を
果たす特定の目的のためには独創的である。従って、宇
宙機を特定の軌道において特定の姿勢に保つために姿勢
制御および軌道維持システムを使用せねばならず、且つ
そのような軌道に適合させねばならない。同様に、多数
のトランスポンダーチャネル、及びそれらの周波数およ
び電力は、一つの宇宙機から次の宇宙機へ相違する傾向
にあり、それに対応して送信器の配列およびチャンネル
割り当ても相違する。アンテナの影響が及ぶ地域および
作動周波数もまた一つの宇宙機から次の宇宙機へ相違す
る傾向にあり、アンテナは通常は注文設計である。これ
らの全ての注文設計は熟練技術者の注意が必要であり、
また注文設計の製作は高価であり、広範囲な試験が必要
であり、これらはみなリードタイムを増加させる。従っ
て、改良された宇宙機が望まれる。
【0004】
【発明の概要】本発明に係る宇宙機の一組の各々の宇宙
機は、ボディと、このボディに取り付けられた電力源と
を含む。各々の宇宙機のボディは、支持フレームを含
み、この支持フレームは第一と第二の相互に直行する組
をなす細長い支持ビームを備え、この第一と第二の支持
ビームは互いに接続されて実質的に平面状の格子を形成
し、この格子は実質的に同一の矩形状孔の配列を規定す
る。矩形状孔の寸法は、一組の一つの宇宙機から他の宇
宙機へ同一である。一組の第一の宇宙機または宇宙機
は、実質的に平面状の矩形状の第一のタイルの第一の組
を含む。第一のタイルの各々は、第一と第二の広い辺
(広辺)および四つの縁を規定し、タイルの第一の組の
各々のタイルは、一組の宇宙機の任意の宇宙機の枠の矩
形状孔の任意の一つの孔内に適合するように寸法付けら
れている。第一のタイルの各々はアンテナ配置を含み、
これは、タイルの第一の辺からの第一の周波数帯域内の
電磁輻射に適合されている。好ましくは第二の広辺にお
いて、第一のタイルの各々は、第一の周波数帯域内で電
磁信号を受信するための電磁信号入力ポートを含み、且
つ電力RF、マイクロ波、ミリメーター波または第一の
周波数帯域内で信号を増幅するための他の電磁的増幅器
と、増幅器および電磁信号入力ポートへ接続され、増幅
用増幅器のために電磁信号入力ポートへ適用された信号
を接続するための接続配列とを含む。第一のタイルの各
々は更に、炉波フィルター配置を含み、これは増幅器お
よびアンテナ配置へ接続され、増幅器からの増幅された
信号をアンテナ配置へ接続するとと共に、第一の周波数
帯域とは異なる炉波周波数における信号要素を炉波する
ためのものである。各々の第一のタイルの増幅器は、タ
イルの第一と第二の辺の少なくとも一つにおいて、そこ
から空間への熱エネルギーの放射のために熱的に結合さ
れ、温度制御を扶助する。タイルの第一の組の各々のタ
イルは、第一の宇宙機の枠の一つの孔内に装着されると
共に、タイルの第一の組の各々のタイルの少なくとも一
つの縁は、タイルの第一の組の他のタイルに隣接するこ
とにより、能動的な配置を形成し、この配置はタイルの
第一の組のアンテナ配置を含む。第一の宇宙機は、実質
的に平面状の矩形状の第二のタイルの第二の組をも含
む。第二のタイルの各々は、第一と第二の広い辺 (広
辺)および四つの縁を規定し、且つ、一組の宇宙機の任
意の宇宙機の枠の矩形状孔の任意の一つの孔内に適合す
るように寸法付けられている。第二のタイルの各々はア
ンテナ配置を含み、これは、タイルの第一の辺からの第
二の周波数帯域内の電磁輻射に適合されている。第二の
タイルの各々は、第二の周波数帯域内で電磁信号を受信
するための電磁信号入力ポートと、第二の周波数帯域内
で信号を増幅するための増幅器と、接続手段とを含み、
この接続手段は、増幅器および電磁信号入力ポートへ接
続され、増幅器のために入力ポートへ適用された信号を
接続し、増幅器において信号は増幅される。第二のタイ
ルの各々は更に、炉波フィルター配置を含み、これは増
幅器およびアンテナ配置へ接続され、増幅器からの増幅
された信号をアンテナ配置へ接続すると共に、第二の周
波数帯域とは異なる炉波周波数における信号要素を炉波
するためのものである。各々の第二のタイルの増幅器
は、それに関連した第二のタイルの第一と第二の辺の少
なくとも一つにおいて、そこからの熱エネルギーの放射
のために熱的に結合されている。タイルの第二の組の各
々のタイルは、第一の宇宙機の枠の一つの孔内に装着さ
れると共に、タイルの第二の組の各々のタイルの少なく
とも一つの縁は、タイルの第二の組の他のタイルに隣接
することにより、能動的な配置を形成し、この配置はタ
イルの第二の組のアンテナ配置を含む。第一の宇宙機は
更に、第一の周波数帯域内の第一の電磁信号の信号源
と、第二の周波数帯域内の第二の電磁信号の信号源とを
含む。第一の宇宙機は更に、第一の信号の信号源に接続
された入力ポートを有する第一の電力分配器を含む。第
一の電力分配器は複数の出力ポートを含み、その各々は
タイルの第一の組の一つのタイルの電磁信号入力ポート
へ接続されている。第一の宇宙機は、第二の電力分配器
をも含み、これは第二の信号の信号源に接続された入力
ポートと、各々がタイルの第二の組の一つのタイルの電
磁信号入力ポートへ接続された複数の出力ポートとを有
する。第一の宇宙機は更に、電源および各々のタイルへ
接続されて増幅器へ電力を供給するための配電配置を含
む。本発明の好適実施例においては、枠の矩形状孔は正
方形であり、タイルもまた正方形であるので、タイルは
二つの相互に直交する線形偏波のいずれにも装着し得
る。タイルは好ましくは、辺対10の厚さの最小比を有
し、一つの実施例では12インチの辺を有する。本発明
の他の実施例においては、第一の宇宙機の第一のタイル
に関連した輻射は第一の偏波にあり、第二のタイルに関
連した輻射は、第一のタイルに直交する第二の偏波にあ
る。タイルの作動周波数は、以下の帯域内にあるか、或
いは以下の帯域を含み得る。即ち、C帯域、L帯域、X
帯域、またはK帯域の任意の帯域、或いはこれらの組み
合わせである。枠内の相互に隣接するタイルは、同一の
周波数帯域、または異なる周波数帯域で作動し得る。電
力配電配置は、増幅機により要求される電圧を越える分
配電圧にて電力を分配し得るが、この場合に各々のタイ
ルは、電力配電配置および増幅器へ接続された電圧降下
器を含み、この電圧降下器は、分配電圧を増幅器へ印加
するための低電圧へ降下させるためのものである。これ
は、線形方式でなし得るが、スイッチング電圧変換器は
低エネルギーまたは電力損失を持つ傾向にあることが当
業者には公知である。 本発明の他の実施例は、受信専
用タイルを含み、これは送信タイルと同様な全体的寸法
を有するので、枠は受信専用タイルの配列をも支持でき
る。送信タイルとは異なり、受信専用タイルの熱的問題
では、極めて小量の熱が発生し、受信専用タイルの温度
が許容可能な作動範囲内に維持される。というのは、受
信専用タイルの増幅器は高出力よりもむしろ低雑音なた
めである。低雑音増幅器は、高出力増幅器よりも相当な
熱損失を発生または放散させ、且つ受信専用タイルの広
い熱放射辺は空間へ輻射させる傾向にある。本発明の一
つの観点によれば、受信専用タイルは熱被覆に嵌め込ま
れ、反射エネルギーをタイルへ戻すことを扶助する。
【0005】
【実施例】図1において、宇宙機の組10は、個々の宇
宙機12,14及び16を含む。各々の宇宙機12,1
4及び16は、ボディ12b、14b及び16bをそれ
ぞれ含み、且つ実質的に平面状のアンテナタイル支持枠
22,24及び26をそれぞれ含む。図のように、宇宙
機14は、更なるアンテナタイル支持枠24aを含む。
各々のアンテナタイル支持枠は、複数の細長い支持要素
またはビームを含み、これは後に詳述されるように、矩
形または好ましくは正方形の平面状孔を規定し、その幾
つかは参照符号28で示されている。更に、図1には電
磁輻射タイルの第一の組30が示されている。この組3
0は七つのタイル30,30,30,30,3
,30,30を含み、これらは以下に詳述され
るように、特定の第一の周波数範囲内で作動するように
全て最適化されている。輻射タイルの他方の組32は、
四つのタイル34,34,34,34を含み、
これらは、第一の周波数範囲とは異なる第二の周波数範
囲内(または第二の周波数範囲にて)作動するように最
適化されている。異なる作動周波数の例としては、タイ
ルの組30は、約4ギガヘルツ(GHz)の周波数範囲
のC帯域における作動について最適化し得るし、一方、
タイルの組32は、約12GHzの周波数範囲のK
域における作動について最適化し得る。本発明の一つの
観点によれば、タイルの各組30及び32は同一の寸法
を有し、この寸法は、孔28内に嵌め込まれるように選
択されている。
【0006】図2は、図1の宇宙機14の組の一層に詳
細な図である。図2において、宇宙機14は散開アンテ
ナパネル24を示し、このアンテナパネル24は8フィ
ート掛ける10フィート(8×10)配列になるが、ア
ンテナパネル24aは8×8である。更なる散開アンテ
ナパネル配置が参照符号24bで示されている。図2は
太陽パネル40a及び40bをも示し、これは公知の方
式で電気エネルギーを生成し、この電気エネルギーは、
充分なピーク負荷と、太陽パネルが影に入る間隔とのた
めに蓄電器44に蓄えられる。更なるアンテナ配列46
は、宇宙機14のボディ14bの天底に装着されて示さ
れている。本発明に係るパナルアンテナの一つの利点
は、光子を示す矢印42aにより示唆されるように、電
磁エネルギー(これはマイクロ波またはRFと称し得
る)及び熱エネルギーをアンテナパネルの地球対抗側か
ら放射可能であると共に、光子を示す矢印42bにより
示唆されるように、熱エネルギーを反対側から放射可能
なことである。これは、図2に示されるような大きなア
ンテナを打ち上げのような高加速期間中にボディの側面
に積み込み、次いでアンテナを図示の形態、即ち、アン
テナパネルが作動要素を含む際に、アンテナパネルの両
辺から熱を放射可能であり、温度の維持を扶助する形態
へ展開できる点で大きな利点である。
【0007】図3は、図2の8×8アンテナパネル24
aの斜視図もしくは等角図であり、ここでは各輻射タイ
ルをそれらの支持枠から分解し、タイル及びそれに対応
する枠の孔の形状および相対寸法が示されている。図3
において、枠50は複数の細長いビームまたは支持部材
50x、50yを含み、これらは交差して、正方形孔2
8の実質的に平面状の配列を規定する。輻射タイルの8
×8配列はタイル30,30,30,30,及
び30を含む。タイル30,30,30,30
,及び30は正方形であり、枠50の孔28内に嵌
め込まれるように寸法付けられている。タイルは任意の
方式で孔内に保持できるが、好ましくはそれらの縁にて
保持すると、タイル装着配置はRF輻射または熱放射と
干渉しない。特に好都合な装着配置はMurray氏そ
の他による継続中の米国特許出願第08/622,72
5号(出願日1996年3月26日、発明の名称“Modu
lar Supertile Array Antenna")に開示されている。
【0008】図4は、宇宙機に使用するためのK帯域
通信システムの単純化されたブロックダイアグラムを示
す。図4において、垂直偏波受信アンテナ配列434に
装着された第一の天底パネルは、K帯域内の16の異
なる周波数にて16のビームを生成し、水平偏波受信ア
ンテナ配列436は16の異なる周波数にて16本のビ
ームを生成し、この周波数もまたK帯域内にある。後
に詳述するように、本発明のこの特定の実施例において
は、各受信アンテナタイルは、16の別個のビームに亘
る16の信号を受信する能力がある。当業者には明らか
なように、アンテナ配列434により受信された16の
周波数は、アンテナ配列436により受信された16の
周波数とは明瞭に異なり得るか、或いは、アンテナ配列
434により受信された16の周波数の各々の周波数
は、アンテナ配列436により受信された16の周波数
の一つの周波数と重畳し得る。周波数が明らかに異なる
際は、アンテナ配列434は、16のチャンネル、即ち
参照符号401,402,……,415及び416で示
されるチャンネルを生成するか、または搬送すると共
に、アンテナ配列436もまた、16のチャンネル、即
ち参照符号417,418,……,431及び432で
示される16のチャンネルを搬送するので、独立した信
号を通じて合計32チャンネルを搬送できる。搬送周波
数が部分的に重畳したときでさえも、アンテナ配列43
4及び436の垂直および水平偏波の偏波分離は、独立
の信号の搬送を可能とするので、32のチャンネルが依
然として利用可能であることは、当業者には明らかであ
る。図4の受信アンテナ配列434及び436の出力ポ
ートにて生じた32の受信信号の各々は、独立チャンネ
ル401,402,……431及び432を通じて進行
する。各々のチャンネル401,402,……431及
び432は、ダウンコンバータの組または配列438の
一つのダウンコンバータを含み、このダウンコンバータ
は情報信号を中間搬送周波数(IF)へ変換するための
ものであり、更にフィルタの組、または配列440の一
つのフィルタも含み、このフィルタは、隣接するチャン
ネルからの不所望な信号を抑制するためのものであり、
またアップコンバータ442の組の一つのアップコンバ
ータも含み、このアップコンバータは、濾波された信号
を送信周波数に変換するためのものであり、一組444
の利得またはレベル制御器も含み、これは、能動送信ア
ンテナ配列へ適用された信号の振幅を制御し、能動配列
の能動デバイスまたは増幅器が、それらの線形領域内ま
たはその近傍で作動するように維持する。例えば、チャ
ンネル401上の信号は垂直偏波受信アンテナ434を
出て、ダウンコンバータ438へ流れ、ここでIFへ
低周波数変換(down-convert)される。ダウンコンバータ
438からのIF信号はフィルタ配列440のフィル
タ440を通じてアップコンバータ442へ与えら
れる。高周波数変換(up-convert)された信号は、アップ
コンバータ442から、ブロック444として示さ
れる利得またはレベル制御器へ与えられる。利得制御器
444は、このようなレベル制御器の配列444の一
部をなす。利得/レベル制御器444からの処理信号
は、水平偏波K能動送信アンテナ配列446aの二つ
の入力ポートの一方へ流れ、これは散開アンテナパネル
24aに取り付けられている。同様に、チャンネル40
2上の信号は、垂直偏波受信アンテナ434を出て、ダ
ウンコンバータ438へ流れ、ここでIFへ低周波数
変換される。ダウンコンバータ438からのIF信号
はフィルタ440を通じてアップコンバータ442
へ与えられる。高周波数変換された信号は、アップコン
バータ442から、ブロック444として示される
利得またはレベル制御器へ与えられる。利得/レベル制
御器444からの処理信号は、水平偏波K能動送信
アンテナ配列446aの二つの入力ポートのうちの他方
へ流れる。また、チャンネル415及び416上の信号
は、垂直偏波受信アンテナ434を出て、ダウンコンバ
ータ43815及び43816へ流れ、ここでIFへ低
周波数変換される。ダウンコンバータ43815及び4
3816からのIF信号はフィルタ44015及び44
16を通じてアップコンバータ44215及び442
16へ与えられる。高周波数変換された信号は、アップ
コンバータ44215及び44216から、ブロック4
4415及び44416として示される利得またはレベ
ル制御器へ与えられる。利得/レベル制御器44415
及び44416からの処理信号は、それぞれ水平偏波K
能動送信アンテナ配列446hの二つの入力ポートの
一方へ流れる。垂直偏波受信アンテナ配列434により
生じた他のチャンネルは特に図示されておらず、図示さ
れたアンテナ446aと446hとの間に位置する六つ
の水平偏波送信配列アンテナ(446b、446c、4
46d、446e、446f、446g)も図示されて
いない。
【0009】同様に、図4において、チャンネル417
上の信号は、水平偏波送信受信アンテナ436を出て、
ダウンコンバータ43817へ流れ、ここでIFへ低周
波数変換される。ダウンコンバータ43817からのI
F信号はフィルタ44017を通じてアップコンバータ
44217へ与えられる。高周波数変換された信号は、
アップコンバータ44217から、ブロック44417
として示される利得またはレベル制御器へ与えられる。
利得/レベル制御器44417からの処理信号は、水平
偏波K能動送信アンテナ配列450aの二つの入力ポ
ートの一方へ流れ、これは散開アンテナパネル24bに
取り付けられている。同様に、チャンネル418上の信
号は、水平偏波受信アンテナ436を出て、ダウンコン
バータ43818へ流れ、ここでIFへ低周波数変換さ
れる。ダウンコンバータ43818からのIF信号はフ
ィルタ44018を通じてアップコンバータ44218
へ与えられる。高周波数変換された信号は、アップコン
バータ44218から、ブロック44418として示さ
れる利得またはレベル制御器へ与えられる。利得/レベ
ル制御器44418からの処理信号は、垂直偏波K
動送信アンテナ配列450aの二つの入力ポートのうち
の他方へ流れる。また、チャンネル431及び432上
の信号は、水平偏波受信アンテナ436を出て、ダウン
コンバータ43831及び43832へ流れ、ここでI
Fへ低周波数変換される。ダウンコンバータ43831
及び43832からのIF信号はフィルタ44031
び44032を通じてアップコンバータ44231及び
44232へ与えられる。高周波数変換された信号は、
アップコンバータ44231及び44232から、ブロ
ック44431及び44432として示される利得また
はレベル制御器へ与えられる。利得/レベル制御器44
31及び44432からの処理信号は、それぞれ垂直
偏波K能動送信アンテナ配列450hの二つの入力ポ
ートの一方へ流れる。チャンネル418と431との間
に位置するチャンネル上の他方の受信出力信号は同様に
処理され、処理された結果の信号は、配列450aと4
50hとの間の位置する他方の垂直偏波送信アンテナ配
列の入力ポートの対へ与えられる。
【0010】図5は、宇宙機ボディ14bの天底側の図
であり、図4の3×3K帯域垂直及び水平受信アンテ
ナ配列434及び436を如何にして配置し得るかを示
している。上述したように、各受信タイルは、16本の
ビーム上の16の別個のチャンネルを受信する能力があ
る。図5はまた、K送信タイルの四つの8×8配列、
即ち東配列24,24aと西配列24及び524とを示
す。配列24aは、それぞれが16のタイルの四つの垂
直偏波4×4補助配列446a、446b、446c及
び446dへ細分され、配列24は、それぞれが16枚
のタイルの四つの垂直偏波4×4補助配列446e、4
46f、446g及び446hへ細分され、配列24b
は、それぞれが16枚のタイルの四つの水平偏波4×4
補助配列450a、450b、450c及び450dへ
細分され、配列524は、それぞれが16枚のタイルの
四つの水平偏波4×4補助配列450e、450f、4
50g及び450hへ細分されている。図5の配置にお
いては、全体で16の4×4送信タイル補助配列が存在
する。
【0011】図6は、図4の8×8送信アンテナパネル
24aの64枚の輻射タイルへのRF供給接続の単純化
された図である。図6において、各々の個々のタイル
は、その行と列により識別される。例えば、参照符号6
10で示される輻射タイルは1行A列であり、その識別
は1Aとして示し得る。同様に、参照符号612で示さ
れるタイルは1Bとして示し得る。8×8配列446の
下部右隅におけるタイルは、タイル8Hである。輻射タ
イル610の図6に見える広い辺は供給辺であり、四つ
の縁610,610,610及び610が示さ
れている。
【0012】図6において、八つの入力信号経路40
1,402,403,404,405,406,407
及び408は、小径の同軸送信線(coaxial transmissio
n line:coax)の形態である。これらの同軸送信線は、支
持枠50から分解されて図示されているものの、実際に
は支持ビーム50x、50yに沿って引かれており、こ
のことは支持ビームに沿って位置する線610,602
により示唆されている。これらの八本の送信線は、図4
の受信アンテナ配列434から受信信号を受信器または
ダウンコンバータ、フィルタ、アップコンバータ、通信
システムの利得制御器へ搬送し、これらの要素の全て
は、宇宙機ボディ内に包含されている。図6において、
同軸送信線401は、受信信号を1:16電力分配器ま
たはスプリッタ620aへ搬送し、この分配器またはス
プリッタ620aは、受信された信号を16の信号に分
割し、これは線として図示するように同軸ケーブルを通
じて各輻射タイル1E、1F、1G、1H、2E、2
F、2G、2H、3E、3F、3G、3H、4E、4
F、4G及び4Hの一つの入力ポート(小さな円形)へ
接続されるので、受信されたRF信号経路401上の信
号は、図6の8×8パネル24aの1/4区画の計16
枚のタイルへ利用可能となる。同様に、信号経路402
上の受信信号は、他の16対1分配器620bにより分
割され、その結果としての電力分割信号は、各々が各タ
イル1E、1F、1G、1H、2E、2F、2G、2
H、3E、3F、3G、3H、4E、4F、4G及び4
Hの第二の入力ポートへ与えられる。従って、上述した
タイルの各々は、第一および第二チャンネルにて信号を
受信して、それらの信号は一般に、しかし常にではない
が、送信タイルの全ての帯域内の二つの異なる周波数で
あり、これは本実施例において先に説明したK帯域で
ある。同様に、同軸経路403及び404上の受信信号
は、分配器622a及び622bで分割されて、輻射タ
イル1A、1B、1C、1D、2A、2B、2C、2
D、3A、3B、3C、3D、4A、4B、4C及び4
Dの入力ポートへの経路を定められる。同軸信号経路4
05及び406上の受信信号は、信号スプリッタ624
a及び624bで分割されて、輻射タイル5A、5B、
5C、5D、6A、6B、6C、6D、7A、7B、7
C、7D、8A、8B、8C及び8Dの入力ポートへの
経路を定められる。同軸信号経路407及び408上の
受信信号は、信号スプリッタ626a及び626bで分
割されて、輻射タイル5E、5F、5G、5H、6E、
6F、6G、6H、7E、7F、7G、7H、8E、8
F、8G及び8Hの入力ポートへの経路を定められる。
本発明の好適実施例においては、401及び402のよ
うな入力同軸送信線(0.085インチ径)は、スプリ
ッタ620a及び620bから輻射タイルの入力ポート
へ延在する入力同軸送信線(0.047インチ径)より
も大径である。このような同軸送信線の使用に起因する
損失は、各タイルの利得またはレベル制御器444の調
整により容易に補償される。
【0013】図7は、輻射タイル、例えば図6の位置1
Bにおけるタイル612内の信号処理の単純化されたブ
ロックダイアグラムを示す。本発明の一つの目的によ
り、共通の要素の使用を可能とし、各要素は、特定の形
態で使用されているものよりも大きな能力を持ち得る。
例えば、図4に関連して説明した形態では、各タイルの
二つのRF入力ポートを使用するが、タイル自身は多数
の入力ポートを有し得るので、更に複雑な形態を使用し
得る。図7においては、輻射タイルは四つのRF入力ポ
ート710a、710b、710c及び710dを含
む。各RF入力ポートは、RF前置励振器(RF pre-driv
er) 増幅器へ接続されて、ケーブル損失の補償を扶助
し、同様に入力ポート710aはRF増幅器712aへ
接続され、入力ポート710bはRF増幅器712bへ
接続され、入力ポート710cはRF増幅器712cへ
接続され、入力ポート710dはRF増幅器712dへ
接続されている。各前置励振器は、4:1電力分配器へ
接続されている。即ち、前置励振器712aはスプリッ
タ714aへ接続され、前置励振器712bはスプリッ
タ714bへ接続され、前置励振器712cはスプリッ
タ714cへ接続され、前置励振器712dはスプリッ
タ714dへ接続されている。
【0014】図7において、各4:1電力スプリッタ即
ち分配器714は、その出力ポートを有し、各々の出力
ポートは、四つのビーム形成器の異なる一つの入力ポー
トヘ接続されている。即ち、電力分配器714aの第一
の出力ポートは、経路718により第一のビーム形成
器716aの入力ポートヘ接続され、電力分配器714
aの第二の出力ポートは、経路718により第二のビ
ーム形成器716bの入力ポートヘ接続され、電力分配
器714aの第三の出力ポートは、経路718により
第三のビーム形成器716cの入力ポートヘ接続され、
電力分配器714aの第四の出力ポートは、経路718
により第四のビーム形成器716dの入力ポートヘ接
続されている。ビーム形成器は当業者には良く知られて
おり、ビーム形成器の詳細は以下に明らかにされる。図
7の各ビーム形成器716a、716b、716c及び
716dは四つの出力ポートを有し、その各々はアンテ
ナ配列に接続されている。例えば、ビーム形成器716
aの出力ポート1は、励振器増幅器720aを通じて更
なる4:1電力分配器722aへ接続されている。電力
分配器722aの四つの出力ポートは、四つの対応する
電力RF増幅器7241,7242,7243,724
へ与えられる。各々の電力増幅器からの増幅された信
号は、バンドパスフィルタを通じて適用され、このバン
ドパスフィルタは、全ての受信タイルの受信帯域におけ
る帯域外RF電力を遮断するので、通信宇宙機による信
号の送信および受信が同時に可能となる。図示された実
施例においては、バンドパスフィルタは導波管フィルタ
である。従って、RF増幅器724の出力は、導波管
フィルタ726を通じて適用され、次いで、ティー(t
ee) 接続により、輻射タイル612に関連したアンテナ
配列730の四つの個々の輻射要素7301,730
2,7303,730へ与えられる。本発明の特定の
実施例においては、個々の輻射要素は双極子であり、こ
れは、タイル612のRF入力ポートの側に対向するR
F輻射側へ取り付けられている。RF増幅器724
出力は、導波管フィルタ726を通じて適用され、次
いで、ティー接続により、輻射タイル612に関連した
アンテナ配列730の四つの個々の輻射要素730
3,7304,73015及び73016へ与えら
れる。電力分配器722aの他の二つの出力ポートは、
電力増幅器724及び7243,導波管フィルタ72
及び726をそれぞれ通じて、アンテナ配列73
0の付加的な四つの双極子補助配列へ接続される。従っ
て、ビーム形成器716aの単独の出力ポートは、四つ
の重み付け信号(weighted signal) を16の基本的な双
極子アンテナ要素へ接続させる。
【0015】図7のビーム形成器716dの出力ポート
16は、励振器増幅器720pを通じて更なる4:1電
力分配器722pへ接続されている。電力分配器722
pの四つの出力ポートは、四つの対応する電力RF増幅
器7241,7242,7243,72464
与えられる。各電力増幅器からの増幅された信号は、バ
ンドパスフィルタを通じて与えられる。図示された実施
例においては、バンドパスフィルタは導波管フィルタで
ある。従って、RF増幅器72464の出力は、導波管
フィルタ72664を通じて適用され、次いで、ティー
(tee) 接続により、輻射タイル612に関連したアンテ
ナ配列730の四つの個々の輻射要素730253,7
30254,730255,及び730256へ与えら
れる。電力分配器722pの他の二つの出力ポートは、
電力増幅器72462及び7243,導波管フィルタ
72662及び72663をそれぞれ通じて、アンテナ
配列730の付加的な四つの双極子補助配列へ接続され
る。ポート1と16との間に存在する各々のビーム形成
器出力ポートは、同様な方式で接続されている。従っ
て、ビーム形成器716aの16の出力ポートは、四つ
のビームの形成の結果としての位相および減衰重み付け
信号成分を生じる。当業者には公知のように、ビームに
より生じた信号の位相調整は、空間で輻射されたビーム
を移動させて調整できる。図7において、制御器740
は、タイルの外側から信号経路742を通じて指令信号
を受信し、且つ位相調整の制御のためにビーム形成器7
16へ接続されている。電力コンディショナー744に
おける更なる制御器が、外側タイル612からの指令を
受信するように、これもまた経路742により接続され
ると共に、それらの出力電力レベルの制御のためにRF
増幅器724へ接続されている。これは様々な方式によ
り容易に達成でき、その一つは、印加電圧を単純に減少
させることである。
【0016】図8は、図7の例示的なビーム形成器の単
純化されたブロックダイアグラムである。限定のため
に、ビーム形成器716aが図示されている。図8にお
いて、信号経路718,718,718及び71
13上の入力信号は、各々が4:1電力スプリッタへ
与えられる。更に詳しくは、経路718上の信号は、
4:1電力分配器810へ与えられ、この電力分配器
810は、付加的な2:1電力分配器の対に縦続接続
された入力2:1電力分配器を含む。これは、信号経路
812,812,812及び812上の四つの
電力分割信号を生じさせるためである。信号経路812
上の各々の電力分割信号は、減衰器配列814の一つの
減衰器へ与えられる。減衰信号は、各々の個別の減衰器
から位相器配列816の対応する位相器へ与えられる。
減衰且つ位相シフトされた信号は、1:4電力合成器(p
ower combiner)818,818,818及び81
において、それらの四つの信号源信号が寄与する四
つの結果的な出力信号と再合成される。このようなビー
ム形成器は、更なる説明は必要ないと信じられるほどに
良く知られている。図8に示された減衰器および位相器
は全てが輻射タイル配列の単独の個々の輻射タイルに位
置しているので、減衰器および位相器の遠隔制御器を有
することが望ましく、これは制御器820により与えら
れ、これは、そのディジタル指令を図7の制御器740
から受け取る。
【0017】本発明の好適実施例においては、受信およ
び送信タイルは好ましくは共通寸法であるので、支持枠
における様々な場所へ置き換え得る。好適寸法は12イ
ンチ対12インチの正方形であり、辺対厚さの比が1
0:1のために、その厚さは約1.2インチより厚くは
ない。図7及び8の必要な信号処理を利用可能な空間へ
適合させる目的で、集積構造が望ましい。
【0018】図9は、単独の放射タイルの分解図であ
る。図9において、参照符号910は、後述するように
マニホルド組立体であり、これは図9のタイルの放射面
を形成する。マニホルド910は熱も放射し、輻射要素
を駆動する4:1スプリッタのための外側被覆または外
側導体であり、且つバンドパスフィルタの広い壁であ
る。タイルフィルタハウジング912は、タイルのため
の基本的な支持構造である。タイルフィルタハウジング
912は金属から形成されているので熱導体であると共
に、機械加工された要素を含み、この要素は図7のバン
ドパスフィルタ716を規定する。図9には、機械加工
されたフィルタ要素726の一つが、参照符号915と
しての裏側から図示されている。細長い導体916は、
フィルタハウジング912の隙間内に嵌め込まれるよう
に形付けられ、様々な場所への電力のための分配経路を
規定する。複数のHEXFET DCパワースィッチ
は、その一つが参照符号918で示され、その各々は、
図7の四つのパワー増幅器724のグループのスィッチ
オン及びスイッチオフを与える。パワー増幅器724
は、図9において参照符号922で示されたものであ
る。RF信号分配器は、帯状線伝送線パターン920に
より果たされ、これは、タイルの各々の駆動増幅器92
8と四つの対応するパワー増幅器922との間の信号経
路を与える。駆動増幅器928は、図7において参照符
号720で示されたものである。パワー増幅器は、フィ
ルタハウジング912と熱交換するようにフィルタハウ
ジング912へ機械的に装着されている。図9に示され
る他の層は、前置増幅器926及び駆動増幅器928
と、ビーム形成マトリックス930とを含む。前置増幅
器926は、図7において参照符号712で示されたも
のである。この層は、パワー増幅器出力レベルの制御の
ためにパワー調整器933も含む。更なる層は、低レベ
ル信号を搬送するための印刷回路パターン934と、制
御モジュールとを含む。背面カバー938は、RF信号
入来ポート、電圧入力、制御信号入力、及びその他のた
めの典型的な孔940を含む。図9の構造の様々な層の
間の相互接続は、任意の所望の方式で達成し得る。本発
明の好適実施例においては、異なる層のパッドの間に水
平に延在する短い金属リボンが、多くのRF信号接続の
ために使用されている。パッドは、好適実施例において
は、共通平面状の帯状線端末を有する。
【0019】図10(a)は、図9の構造の一部分を三
つのフィルタ要素915の反対側から見て示すと共に、
熱経路1009を示し、この熱経路は、主フィルタハウ
ジング912と、背面カバー938に近接する輻射タイ
ルの部分との間に設けられ、フィルタハウジング912
から背面カバー938への全経路に延在する伝導経路の
一部をなす。図10(b)は、図10(a)とは反対側
のフィルタハウジング912の一部分を示す。図10
(b)において、狭細側壁1012により部分的に規定
された導波管1010は、RFフィルタのキャビティ1
014により遮られている。フィルタの導波管1010
の上部壁は、上述したマニホルドにより後述のように規
定されている。図10(b)において、図9のソリッド
ステートパワー増幅器(solid state power amplifier:
SSPA) 922に関連し、且つこの増幅器からのフィード
スルー即ちプローブは、参照符号1016で示されてい
る。一つのソリッドステートパワー増幅器の機械的取り
付け位置は、参照符号1018で示されている。従っ
て、位置1018においてSSPAにより生じた熱は、
フィルタハウジング912へ直接に伝導し、且つ上述し
た熱経路により背面カーバー938へ伝導する。マニホ
ルドへの更なる熱伝導経路は、後述のように導波管10
10の狭細側壁1012により与えられている。結合プ
ローブ1016により、SSPAから各々の導波管10
10へ結合されたエネルギーは、キャビティを通過して
(仮に適切な周波数において)導波管の対向端へ伝搬
し、例えば位置1022においてプローブまたはカプラ
によりマニホルドへ結合解除される。
【0020】図11は、図9のマニホルド910の一部
分の分解図である。図11においては、マニホルド91
0は、上部マニホルド1010,下部マニホルド111
2,及び各々が参照符号1114で示された複数の多重
双極子輻射要素を組み立てるべき状態で示されている。
上部マニホルド1010は複数の壁を規定し、その一つ
は参照符号1116で示され、四つの貫通溝若しくは孔
1118の各組へ近接している。孔1118は、双極子
アンテナを輻射のためにタイルの外側へ延在させる。複
数の壁、例えば四つの孔1118の各組に関連する壁1
116は、下部マニホルド1112の対応する壁112
0と共同して周囲壁を規定し、この周囲壁は、要素11
14上に規定された導電パターンと順次に共同して、ロ
ープロフィール(low-profile) 、即ち薄型の四路電力ス
プリッタ(四路電力分割器)を形成する。例えば、輻射
要素1114は、異なる伝導層を有する誘電性材料の
複数の柔軟層からなる。構造1114の四つの輻射要
素は、周囲壁1116及び1120に接続する柔軟伝導
体により規定された四路電力分割器の出力から与えられ
ている。柔軟伝導体及び周囲壁により形成された電力分
割器への入力は、各々の輻射要素構造上の点1124に
ある。各点1124から、配線1126のような配線
が、下部マニホルド1112の孔1128を通じて下方
へ延在し、関連したフィルタ導波管へ点1022にて突
出する。即ち、四つの輻射双極子の各組に関連した四路
電力スプリッタは、関連したフィルタ導波管の端部から
プローブ1126により与えられる。双極子要素は、柔
軟誘電性材料上の伝導パターンの形態であり、双極子要
素の絶縁体と共に配置され、ここで溝孔1118を通過
する。熱伝導経路は、フィルタハウジング912から薄
壁1012を通じて下部マニホルド1112へ接触する
と共に、突出周囲壁1120を通じて上部マニホルド1
110の周囲壁1116へ整合する。多数のこのような
経路は比較的に低い熱抵抗を与える。
【0021】図12は本発明の特定の実施例のタイルの
レイアウトを示す。図12において、参照符号434及
び436は、図5に関連して説明したが、互いに直交す
る線形偏波K帯域受信アンテナである。3×3タイル
配列1210,1212,1214,1216,121
8,1220,1222,1224,1226,122
8,1230及び1232は、K送信配列である。こ
れらのうち、六つは垂直偏波であり、他の六つは水平偏
波である。5×5タイル組1234及び1236はC帯
域送信アンテナ配列であり、一方、5×5タイル組12
38及び1240はC帯域受信アンテナ配列である。受
信アンテナ配列は、その構築が非常に容易である。とい
うのは、受信アンテナ配列には、多数の高出力RF増幅
器を保持させず、これら高出力RF増幅器に代えて一つ
のみの低雑音増幅器を含ませたためである。2×3タイ
ル組1242,1244,1246,1248,125
0,1252,1254及び1256は非輻射ダミータ
イル(nonradiating dummytile) であり、タイル支持枠
の支持を扶助するためのものである。
【0022】図13は本発明の他の実施例に係るタイル
のレイアウトを示す。図13において、参照符号131
0は第一の8×8タイルC帯域送信配列であり、参照符
号1312は第二の8×8タイルC帯域送信配列であ
る。5×5タイル組1314及び1316は、C帯域受
信配列を示す。3×3タイル組1318,1320,1
322,1324,1326,及び1328は、K
域送信配列である。3×3タイル組434及び436
は、宇宙機母機(バス)のボディ14bの天底側に搭載
されたK帯域受信配列である。図12の配置の場合に
おけるように、枠内の孔は輻射タイルにより占有されて
おらず、即ち2×3タイル組1330,1332,13
34及び1336が、機械的支持用ダミータイルにより
占有されている。
【0023】図14は、支持枠に搭載された受信専用タ
イルの辺の断面側面図であり、温度維持を扶助する熱反
射絶縁体を共に示す。図14において、受信専用輻射タ
イルは参照符号1410で示され、二つの隣接する枠梁
ウェブ即ち支持部材は1412及び1414で示されて
いる。ウェブ1414は上部フランジ1414u及び下
部フランジ1414bを有し、ウェブ1416はフラン
ジ1416u及び1416bを有する。タイル支持体1
418及び1420は、枠部材により規定された孔内に
タイルを支持する。電磁輻射側は、矢印1422により
示されている。熱専用放射側は、矢印1424により示
されている。タイルの下部広辺からの熱放射は、他方で
は空間へ失われるが、第一の熱遮蔽体またはブランケッ
ト1430により反射して戻り、このブランケットは、
熱反射のための一つの辺上の金属化ポリマーの薄いシー
トのように極めて簡単になし得る。アルミニウム、銀金
属化も使用し得る。電磁輻射側1422において、熱反
射体またはブランケット1432は、RF透過とせねば
ならない。多くのこのようなRF透過熱遮蔽帯が公知で
あり、例えばMunro三世氏他の米国特許5,21
5,824号(1993年6月1日発行)に開示され、
またBogorad氏他の米国特許5,283,592
号(1994年2月1日発行)に開示されている。
【0024】従って、本発明に係る宇宙機の組(10)
の各々の宇宙機(12,14,16)は、ボディ(12
b,14b,16b)と、このボディに搭載された電力
源(40a,40b;44)とを含む。各々の宇宙機の
ボディ(12b,14b,16b)は支持枠(50)を
支持し、これは第一と第二の相互に直交する組の複数の
細長い支持梁(50x,50y)を備え、その第一と第
二の組は互いに接続されて実質的に平面状の格子(5
0)を形成し、この格子(50)は実質的に同一の矩形
状孔 (28)の配列を規定する。矩形状孔(28)の
寸法は、組の一つの宇宙機と他の宇宙機とで同一であ
る。宇宙機の組(10)の第一の宇宙機(14)は、実
質的に平面状の矩形状の第一のタイル(30)の第一
の組(30)を含み、ここで下付き文字xは上述した若
しくは上記に説明した任意のまたは全ての参照符号を示
す。各々の第一のタイルは、第一及び第二の広辺と、四
つの縁(610,610,610及び610
とを規定する。また、タイルの第一の組(30)の各々
のタイルは、次のように寸法付けられている。即ち、宇
宙機の組(10)の任意の宇宙機(12,14,16)
の枠(50)の矩形状孔(28)の任意の一つの孔内に
嵌め込まれるように寸法付けられている。第一のタイル
(図1の30)の各々は、アンテナ配置(図7の73
0)を含み、このアンテナ配列は、第一の周波数帯域内
のタイルの第一の広辺からの電磁輻射に適合されてい
る。第一のタイルの各々は、第一の周波数帯域内の信号
を受信するための電磁信号入力ポート(図7の71
)と、第一の周波数帯域内の信号を増幅するための
増幅器(724)と、接続配置(712,71
,718,716,720,722)とを
含み、その接続配列は増幅器(724)と電磁信号入
力ポート(710)へ接続されており、電磁信号入力
ポート(710)へ与えられた信号を増幅のために増
幅器 (724)へ接続するためのものである。第一
のタイルの各々は更に、除波フィルタ配置(726
を含み、このフィルタ配置は、増幅器(724)とア
ンテナ配置(730)とへ接続されて、増幅器(724
)からの増幅された信号をアンテナ配置(730)へ
結合すると共に、第一の周波数帯域外の除波周波数にお
いて信号成分を除波するためのものである。各々の第一
のタイルの増幅器(724)は、タイルの第一と第二
の広辺の少なくとも一方に熱的に接続されており、これ
ら第一と第二の広辺は、そこから熱エネルギーを空間へ
放射するためのものである。タイルの第一の組(30)
の各タイルは、第一の宇宙機(14)の枠(50)にお
ける孔(28)の一つの孔内に装着されていて、且つタ
イルの第一の組の各タイルの少なくとも一つの縁610
は、タイルの第一の組の他のタイルに接しているの
で、タイルの第一の組のアンテナ配置を含む能動配列を
形成する。第一の宇宙機は、実質的に平面状の矩形状の
第二のタイルの第二の組(32)を含む。第二のタイル
(32)の各々は、第一及び第二の広辺と四つの縁を規
定し、宇宙機の組の任意の宇宙機の枠の矩形状孔の任意
の一つの孔内に嵌め込まれるように寸法付けられてい
る。第二の各々のタイルは、アンテナ配置を含み、これ
は第二の周波数帯域内のタイルの第一の辺からの輻射の
ために適合されている。第二のタイルの各々は、第二の
周波数帯域内の信号を受信するための電磁信号入力ポー
ト(710)と、第二の周波数帯域内の信号を増幅す
るための増幅器(724)と、接続配置(712
714,718,716,720,722
とを含み、その接続配列は増幅器と電磁信号入力ポート
へ接続されており、入力ポートへ与えられた信号を増幅
器へ与えて増幅させるためのものである。第二のタイル
の各々は、除波フィルタ配置(726)を含み、この
フィルタ配置は、増幅器とアンテナ配置とへ接続され
て、増幅器からの増幅された信号をアンテナ配置へ結合
すると共に、第二の周波数帯域外の除波周波数において
信号成分を除波するためのものである。第二のタイルの
各々の増幅器は、それに関連した第二のタイルの第一及
び第二の辺の少なくとも一つに対し、そこからの熱エネ
ルギーの放射のために熱的に接続されている。タイルの
第二の組の各タイルは、第一の宇宙機の枠の孔の一つの
孔内に装着されていて、且つタイルの第二の組の各タイ
ルの少なくとも一つの縁は、タイルの第二の組の他のタ
イルに接しているので、タイルの第二の組のアンテナ配
置を含む能動配列を形成する。第一の宇宙機は更に、第
一の周波数帯域内の第一の電磁信号の信号源と、第二の
周波数帯域内の第二の電磁信号の信号源とを含む。第一
及び第二の信号は送信されるべきものである。第一の宇
宙機は更に、第一の信号の信号源に接続された入力ポー
トを有する第一の電力分割器(622a,622b)を
含む。第一の電力分割器は複数の出力ポートを含み、そ
の各々は、タイルの第一の組の一つのタイルの電磁信号
入力ポートへ接続されている。第一の宇宙機は、第二の
信号の信号源に接続された入力ポートと、複数の出力ポ
ートとを有する第二の電力分割器をも含む。その複数の
出力ポートの各々は、タイルの第二の組の一つのタイル
の電磁信号入力ポートへ接続されている。第一の宇宙機
は電力分配器配置を更に含み、この電力分配器配置は、
電力源と各々のタイルとへ接続されていて、増幅のため
の電力を与えるためのものである。本発明の好適実施例
においては、枠の矩形状孔は正方形であり、且つタイル
もまた正方形であるので、タイルは二つの相互に直交す
る線形偏波のいずれにも装着し得る。タイルは好ましく
は、辺対厚さの最小の比が10であり、一つの実施例に
おいては12インチの辺を有する。本発明の他の実施例
においては、第一の宇宙機の第一のタイルに関連した輻
射は、第一の偏波にあり、且つ第二のタイルに関連した
輻射は、第一の偏波に直交する第二の偏波にある。タイ
ルの作動周波数は、次の範囲内にあるか、または次の範
囲を含む。即ち、C帯域、L帯域、X帯域、または任意
のK帯域、或いはこれらの組み合わせである。枠内で互
いに隣接するタイルは、同一の周波数帯域または異なる
周波数帯域で作動し得る。電力分配機配置は、増幅器に
より要求されたものを越える分配電圧で電力を分配し得
るが、この場合に、各々のタイルは、電力分配器と増幅
器とへ接続された減圧器を含み、この減圧器は分配電圧
を増幅器へ与えるために低電圧へ減圧させる。これは、
等業者には、線形方式でなし得ることが知られている
が、スィッチング電圧変換器は、低エネルギーまたは電
力損失を持つ傾向にある。
【0025】本発明の更に他の実施例は等業者には明ら
かである。例えば、一枚のタイルあたり四つのRFポー
ト入力を有するに代えて、各タイルに関連したビ一ムの
数に依存して、一つ、二つ、三つ、或いは四つ以上のR
F入力ポートが存在してもよい。独立ビームの数は、そ
れが16チャンネルを有する際に16本として説明した
が、幾つかのまたは全てのビームは、部分的にまたは全
体的に重なってもよい。能動デバイス即ち増幅器を通過
する多重信号は、それらの線形領域内に維持させて歪み
の影響、例えば混変調、相互変調などを減少させるのが
望ましいが、線形増幅器は、任意の動作レベルにおい
て、常に若干の除去できない歪みを有する。等業者に
は、仮に能動デバイス即ち増幅器に前置補償または後段
補償デバイスが縦続接続されて、デバイス特性の非線形
部分における操作により生じる歪みの影響を減じている
ならば、能動デバイス即ち増幅器それ自身の操作レベル
は、非線形となり得ることが明らかである。支持枠内の
孔及びタイルは正方形となるように説明したが、他の形
状、即ち矩形状または多角形状も可能であることが等業
者には明らかである。K帯域タイルは、低周波数が使
用される場合には256個の輻射要素を持つものとして
説明したが、様々な部品(例えばフィルタ)の更に大き
な物理的寸法は、各タイル上のラジエータの数を必然的
に削減させる。送信専用または受信専用タイルについて
説明したが、送受信タイルを使用してもよく、この場
合、送信周波数と受信周波数とは同一でも異なっていて
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】各々の宇宙機がボディと、タイル装着枠とを含
む宇宙機の組を模式的に示すと共に、この宇宙機の組の
異なる宇宙機の枠の孔内に装着されるように適合された
輻射タイルの組を併せて示す模式図である。
【図2】図1の宇宙機12の全体図を一層に詳細に示す
図であり、宇宙機の操作用電力を発生するための太陽パ
ネルと、宇宙機が影に入る期間中のためのエネルギーを
蓄えるためのバッテリーの組を示すと共に、アンテナ枠
の広げられたパネルを併せて示す斜視図である。
【図3】図2のアンテナパネル24aの斜視図若しくは
等角図であり、タイルとそれに対応する支持枠内の孔と
の形状および相対的形状を示すために、個々の輻射タイ
ルをその支持枠から分解して示す図である。
【図4】宇宙機に使用するためのK帯域通信システム
の単純化されたブロックダイアグラムである。
【図5】図2の宇宙機の天底側の単純化された上面図で
あり、展開されたアンテナパネルと、図4の配置に使用
し得るアンテナ配列を示す図である。
【図6】図5のアンテナパネル24aの輻射タイルに対
するRF供給接続を示す単純化された平面図である。
【図7】図6の一つの輻射タイル内のRF信号処理の単
純化されたブロックダイアグラムである。
【図8】図6の一つの輻射タイル内のRF信号処理の単
純化されたブロックダイアグラムである。
【図9】図7の配置に使用し得るビーム形成器の単純化
されたブロックダイアグラムである。
【図10】本発明の一つの観点に係る輻射タイルの一部
分の分解図であり、様々な部品を嵌め込む方式を示す。
【図11】分図(a),(b)を含み、(a)は図10
の配置の一部分を一層に詳細に示す拡大図であり、
(b)は(a)の配置を裏側から示す図である。
【図12】マニホルドの一部分の単純化された分解図で
あり、下方に置かれたフィルタハウジングに対する相対
的な位置関係を示すと共に、輻射要素に対するRFパワ
ーの分配方式を併せて示す図である。
【図13】本発明の特定の実施例のタイルの配置を示す
平面図であり、六個の3×3 垂直偏波K帯域送信配
列、六個の3×3 水平偏波K帯域送信配列、二個の
3×3 K帯域受信配列、二個の5×5 C帯域送信
配列、二個の5×5 C帯域受信配列、八個の2×3
ダミー配列を示す。
【図14】本発明の他の実施例のタイルの配置を示す平
面図であり、二個の8×8 C帯域送信配列、二個の5
×5 C帯域受信配列、六個の3×3 K帯域送信配
列、二個の3×3 K帯域受信配列、四個の2×3
ダミー配列を示す。
【図15】受信専用タイルの断面図であり、このタイル
を温暖に保つ熱反射体を併せて示す図である。
【符号の説明】
10 宇宙機の組 12,14,16 個々の宇宙機 12b,14b,16b ボディ 22,24,26,50 支持枠(アンテナタイル支持
枠) 28 孔(矩形状孔) 30 第一タイル組 30 第一タイル 32 第二タイル組 40a,40b,44 電源 610,610,610,610 タイルの縁 622a,622b 710 電磁信号入力ポート 712,714,716,718,720
722 接続配置(接続手段) 724 増幅器(増幅手段) 726 除波フィルタ配置(除波フィルタ手段) 730 アンテナ配置(アンテナ手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の宇宙機から一組の宇宙機を構成する
    宇宙機であって、その各々の宇宙機は、 ボディと、 電源と、 前記ボディにより支持された支持枠であり、この支持枠
    は、第一と第二の相互に直交する組の複数の細長い支持
    ビームを備え、その第一と第二の組は互いに接続されて
    実質的に平面状の格子を形成し、この格子は実質的に同
    一の矩形状孔の配列を規定する支持枠と、 実質的に平面状で矩形状の複数の第一の輻射タイルを含
    む第一のタイル組であり、その第一タイルの各々は第一
    および第二の広い辺と四つの縁とを規定し、第一タイル
    組の各タイルは、前記矩形状孔のうちの任意の一つの孔
    内に嵌め込まれるように寸法付けられており、第一タイ
    ルの各々はアンテナ手段を含み、このアンテナ手段は前
    記タイルの第一辺からの第一の周波数帯域内の輻射のた
    めに適合され、且つ前記タイルの第一辺からの電磁輻射
    のために配置され、第一タイルの各々は、第一周波数帯
    域内の信号を受信するための電磁信号入力ポートと、第
    一周波数帯域内の信号を増幅するための増幅手段と、こ
    の増幅手段および前記電磁信号入力ポートへ接続された
    接続手段であり、前記入力ポートへ与えられた信号を増
    幅のために前記増幅手段へ接続させるための接続手段
    と、前記増幅手段および前記アンテナ手段へ接続された
    除波フィルタ手段であり、前記増幅手段から増幅された
    信号を前記アンテナ手段へ接続させ、且つ第一の周波数
    帯域外の除波周波数における信号成分を除波するための
    除波フィルタ手段とを含み、第一タイルの前記増幅手段
    は、第一と第二の前記辺の少なくとも一方に対し、そこ
    から熱エネルギーを放射するように熱的に接続され、第
    一タイル組のタイルの各々は、前記枠の前記孔の一つの
    孔内に装着され、且つ第一タイル組の各々のタイルの少
    なくとも一つの縁は、第一タイル組の他のタイルに隣接
    することにより、第一タイル組の前記アンテナ手段を含
    む能動配列を形成する第一タイル組と、 実質的に平面状で矩形状の複数の第二の放射タイルを含
    む第二のタイル組であり、その第二タイルの各々は第一
    および第二の広い辺と四つの縁とを規定し、第二タイル
    組の各タイルは、前記矩形状孔のうちの任意の一つの孔
    内に嵌め込まれるように寸法付けられており、第二タイ
    ルの各々はアンテナ手段を含み、このアンテナ手段は前
    記タイルの第一の辺からの第二の周波数帯域内の輻射の
    ために適合され、且つ前記タイルの第一辺からの電磁輻
    射のために配置され、第二タイルの各々は、第二周波数
    帯域内の信号を受信するための電磁信号入力ポートと、
    第二周波数帯域内の信号を増幅するための増幅手段と、
    この増幅手段および前記電磁信号入力ポートへ接続され
    た接続手段であり、前記入力ポートへ与えられた信号を
    増幅のために前記増幅手段へ接続させるための接続手段
    と、前記増幅手段および前記アンテナ手段へ接続された
    除波フィルタ手段であり、前記増幅手段から増幅された
    信号を前記アンテナ手段へ接続させ、且つ第二周波数帯
    域外の除波周波数における信号成分を除波するための除
    波フィルタ手段とを含み、第二タイルの前記増幅手段
    は、第一と第二の辺の少なくとも一方に対し、そこから
    熱エネルギーを放射するように熱的に接続され、第二タ
    イル組のタイルの各々は、前記枠の前記孔の一つの孔内
    に装着され、且つ第二タイル組の各々のタイルの少なく
    とも一つの縁は、第二タイル組の他のタイルに隣接する
    ことにより、第二タイル組の前記アンテナ手段を含む能
    動配列を形成する第二タイル組と、 第一の周波数帯域内の第一の信号の信号源であり、その
    第一の信号は送信されるべき信号である第一信号源と、 第二の周波数帯域内の第二の信号の信号源であり、その
    第二の信号は送信されるべき信号である第二信号源と、 第一の電力分割電磁伝送手段であり、第一信号源に接続
    された入力ポートと、複数の出力ポートとを含み、この
    出力ポートの各々は、第一タイル組の一つのタイルの前
    記電磁信号入力ポートへ接続される第一電力分割電磁伝
    送手段と、 第二の電力分割電磁伝送手段であり、第二信号源に接続
    された入力ポートと、複数の出力ポートとを含み、この
    出力ポートの各々は、第二タイル組の一つのタイルの前
    記電磁信号入力ポートへ接続される第二電力分割電磁伝
    送手段と、 前記電源および各々の前記タイルへ接続され、前記増幅
    手段への印加電圧を与えるための電力分配手段とを備え
    る宇宙機。
  2. 【請求項2】 前記矩形状孔と前記放射タイルとが正方
    形である請求項1記載の宇宙機。
  3. 【請求項3】 前記タイルの各々は、辺対厚さの最小比
    が10である請求項1記載の宇宙機。
  4. 【請求項4】 第一タイルに関連した前記輻射が、第一
    の偏波にあり、且つ第二タイルに関連した前記輻射が、
    第一の偏波に対して直交する第二の偏波にある請求項1
    記載の宇宙機。
  5. 【請求項5】 第一周波数帯域が、C帯域である請求項
    1記載の宇宙機。
  6. 【請求項6】 第二周波数帯域が、K帯域である請求項
    1記載の宇宙機。
  7. 【請求項7】 前記K帯域がK帯域またはK帯域で
    あると共に、前記タイルの各々が約12インチの辺を有
    する正方形である請求項5記載の宇宙機。
  8. 【請求項8】 複数の宇宙機から一組の宇宙機を構成す
    る宇宙機であって、その各々の宇宙機は、 ボディと、 電源と、 前記ボディにより支持された支持枠であり、この支持枠
    は、第一と第二の相互に直交する組の複数の細長い支持
    ビームを備え、その第一と第二の組は互いに接続されて
    実質的に平面状の格子を形成し、この格子は実質的に同
    一の矩形状孔の配列を規定する支持枠と、 実質的に平面状で矩形状の複数の第一の輻射タイルを含
    む第一のタイル組であり、その第一タイルの各々は第一
    および第二の広い辺と四つの縁とを規定し、第一タイル
    組の各タイルは、前記矩形状孔のうちの任意の一つの孔
    内に嵌め込まれるように寸法付けられており、第一タイ
    ルの各々はアンテナ手段を含み、このアンテナ手段は前
    記タイルの第一辺からの第一の周波数帯域内の電磁輻射
    を受信するために適合され、第一タイルの各々は、第一
    周波数帯域内で生成された信号を受信するための電磁信
    号出力ポートと、第一周波数帯域内の信号を増幅するた
    めの低雑音増幅手段と、この増幅手段および前記電磁信
    号出力ポートへ接続された接続手段であり、前記増幅手
    段から増幅された受信信号を電磁信号出力ポートへ接続
    させるための接続手段と、前記増幅手段および前記アン
    テナ手段へ接続された除波フィルタ手段であり、前記ア
    ンテナ手段からの受信信号を前記増幅手段へ接続させ、
    且つ第一の周波数帯域外の除波周波数における信号成分
    を除波するための除波フィルタ手段とを含み、第一タイ
    ルの前記増幅手段は、第一と第二の前記辺の少なくとも
    一方に対し、そこからの熱エネルギーの放射を回避する
    ために熱的に減結合され、第一タイル組のタイルの各々
    は、前記枠の前記孔の一つの孔内に装着され、且つ第一
    タイル組の各々のタイルの少なくとも一つの縁は、第一
    タイル組の他のタイルに隣接することにより、第一タイ
    ル組の前記アンテナ手段を含む能動配列を形成する第一
    タイル組と、 実質的に平面状で矩形状の複数の第二の放射タイルを含
    む第二のタイル組であり、その第二タイルの各々は第一
    および第二の広い辺と四つの縁とを規定し、第二タイル
    組の各タイルは、前記矩形状孔のうちの任意の一つの孔
    内に嵌め込まれるように寸法付けられており、第二タイ
    ルの各々はアンテナ手段を含み、このアンテナ手段は前
    記タイルの第一の辺からの第二の周波数帯域内の輻射を
    受信するために適合され、第二タイルの各々は、受信さ
    れた信号が第二周波数帯域内に現れる電磁信号出力ポー
    トと、第二周波数帯域内の信号を増幅するための低雑音
    増幅手段と、この増幅手段および前記出力ポートへ接続
    された接続手段であり、前記増幅手段からの増幅信号を
    前記出力ポートへ接続させるための接続手段と、前記増
    幅手段および前記アンテナ手段へ接続された除波フィル
    タ手段であり、前記アンテナ手段からの受信信号を前記
    増幅手段へ接続させ、且つ第二周波数帯域外の除波周波
    数における信号成分を除波するための除波フィルタ手段
    とを含み、第二タイルの前記増幅手段は、第一と第二の
    辺の少なくとも一方に対し、そこからの熱エネルギーの
    放射を削減するように熱的に減結合され、第二タイル組
    のタイルの各々は、前記枠の前記孔の一つの孔内に装着
    され、且つ第二タイル組の各々のタイルの少なくとも一
    つの縁は、第二タイル組の他のタイルに隣接することに
    より、第二タイル組の前記アンテナ手段を含む能動配列
    を形成する第二タイル組と、 第一周波数帯域内の第一信号のシンクであり、第一信号
    が受信され、第一信号の前記シンクが第一タイルへ接続
    される第一シンクと、 第一周波数帯域内の第二信号のシンクであり、第二信号
    が受信され、第二信号の前記シンクが第二タイルへ接続
    される第二シンクと、 前記電源および各々の前記タイルへ接続され、前記増幅
    手段への印加電圧を与えるための電力分配手段と、 第一と第二の前記タイルの一方の第一と第二の前記広い
    辺の一方に接続され、前記タイルの前記一方を暖かく維
    持する傾向を与えるための熱遮蔽体とを備える宇宙機。
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