JPH09262027A - 植物の自動診断システム - Google Patents

植物の自動診断システム

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JPH09262027A
JPH09262027A JP7440096A JP7440096A JPH09262027A JP H09262027 A JPH09262027 A JP H09262027A JP 7440096 A JP7440096 A JP 7440096A JP 7440096 A JP7440096 A JP 7440096A JP H09262027 A JPH09262027 A JP H09262027A
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JP
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plant
image
plant image
diagnosis
analysis
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JP7440096A
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Keiko Kobayashi
圭子 小林
Shinji Fujioka
信治 藤岡
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自宅又は自植物工場等において、植物の障害
を診断するときに、解析部を設けなくとも正確な診断結
果を誰でもが直ぐに得ることができる植物の自動診断シ
ステムを得る。 【解決手段】 ユーザ側の植物画像読取装置1は、植物
画像をセンタの植物画像解析装置2に送り、センタの植
物画像解析装置2から送られてきた植物画像の診断結果
を表示し、センタ側の植物画像解析装置2は植物画像を
受信し、植物画像の色情報を解析し、この解析結果に基
づいてどのような障害かを判定し、この判定した障害名
を診断結果としてユーザ側の植物画像読取装置に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物の自動診断シ
ステムに関し、特に色の推移をセンター側から知らせる
植物の自動診断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に植物の障害は、栽培培地の肥料要
素(例えば、マンガン、カルシウム、マグネシウム等)
の欠乏又は過剰によることが多い。
【0003】また、植物の欠乏又は過剰障害は、肥料要
素(以下単に要素という)の種類によって、植物の変化
色、植物全体に対する発生部位、葉面に対する発生部位
等の障害特徴が異なることが知られている。
【0004】例えば、トマトの鉄欠乏症は、上葉の葉脈
の緑色を残し、葉脈間が淡緑化し初め、やがて葉全体が
淡黄緑化する。
【0005】また、トマトのマグネシウム欠乏症は、葉
は全体が淡緑化を示し、下葉の葉脈間には白色のネクロ
シスを生じる。また、実がついている付近の葉の葉脈間
が黄色化し、暗褐色の斑紋が形成されて、やがてはかれ
る。
【0006】また、トマトのマンガン過剰症は、下葉の
葉脈がチョコレート色に変色し、葉脈間に同色の小斑点
が生じる。
【0007】このような、症状を早期に得るためには、
植物を観察し続け、どのような要素障害が発生している
かを判断していた。
【0008】この要素障害の判断を行うためには、各植
物毎の病状に対する豊富な知識と長年の経験を必要とす
る。
【0009】また、人間の目による診断のため、明らか
に変色を確認できた時点では、すでに障害が進行してお
り、早期発見、早期対策を図ることは実質的に困難であ
る。
【0010】このようなことから近年は、自宅又は植物
工場にて、カラーカメラ等によって撮像されたカラー画
像を読み込んで、植物がどのような要素障害又は病害虫
等(以下総称して単に障害という)にかかっているかを
自動的に解析して知らせる植物診断装置が開発されてい
る。
【0011】この植物診断装置というのは、植物のカラ
ー画像を読み込んで、葉面画像を抽出する。そして、こ
の抽出された葉面画像より、順次各画素の色の数を求め
て蓄積し、蓄積した色の数を抽出された葉面全体の画素
数に基づいて、その色合いを求め、過去の葉の色合いと
今回記の葉の色合いとを3原色のグラフで表示等をさせ
る解析部を備えていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
植物診断装置は、自宅又は植物工場で障害を診断するも
のであるため、装置には解析部を設けなければ成らない
ので、装置が高価になるという問題点があった。
【0013】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、自宅又は植物工場等において、植物の障
害を診断するときに、解析部を設けなくとも正確な診断
結果を誰でもが直ぐに得ることができる植物の自動診断
システムを得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1は、中央局と複
数の端末とを公衆回線で結んだ植物の自動診断システム
であって、端末は、撮像された植物画像をデジタル変換
してこの画像を、中央局と回線を結んで送信し、中央局
からの植物画像の診断結果を表示する植物画像読取装置
を有し、中央局は、端末の植物画像読取装置からの植物
画像を受信し、植物画像の色情報を解析し、解析結果に
基づいてどのような障害かを判定し、この障害名を診断
結果として植物画像を送信した端末の植物画像読取装置
に送信する植物画像解析装置を備えたことを要旨とす
る。
【0015】請求項1においては、端末である植物画像
読取装置が撮像した植物画像を公衆回線を介して中央局
の植物画像解析装置に送信すると、中央局の植物画像解
析装置によって、植物画像の色情報が解析される。そし
て、解析結果に基づいてどのような障害かが判定され、
この判定された障害名が診断結果として植物画像を送信
した端末の植物画像読取装置に送信される。
【0016】請求項2は、中央局の植物画像解析装置
は、障害の判定の他に、この障害に対する対処方を解析
し、この対処方を判定した障害名と共に診断結果として
端末の植物画像読取装置に送信することを要旨とする。
【0017】請求項2においては、中央局の植物画像解
析装置により、障害に対する対処方が解析され、この対
処方と障害名とが診断結果として端末の植物画像読取装
置に送信される。
【0018】請求項3は、中央局の植物画像解析装置
は、端末の植物画像読取装置からの植物画像から所望箇
所の画像を抽出し、所望箇所の3原色及び明度の度合い
を解析する植物画像解析手段と、端末からのユーザコー
ドと年月日に対応させて、所望箇所の画像と解析結果を
登録する登録制御手段と、所望箇所の3原色及び明度の
度合いが解析される毎に、その解析結果と、対応するユ
ーザコードの過去の解析結果の推移及び所望箇所の画像
の推移とに基づいて、どのような障害かどうかを判定す
る診断手段とを備えたことを要旨とする。
【0019】請求項3においては、中央局の植物画像解
析装置は、端末側から送られてきた植物画像から所望箇
所の画像を植物画像解析手段が抽出し、その画像の3原
色と明度の度合いを解析する。登録制御手段はユーザコ
ードと年月日に対応させて、所望箇所の画像と解析結果
とを登録する。
【0020】そして、診断手段がそのユーザコードの過
去の解析結果と過去の所望箇所の画像との推移から病害
を判定し、これらの判定結果を診断結果としてユーザコ
ードに対応する端末の植物読取装置に送信する。
【0021】請求項4は、診断手段は、障害を判定する
毎に、この障害名に対応する対処方法を判定し、障害名
と共に対処方を端末の植物画像読取装置に送出すること
を要旨とする。
【0022】請求項4においては、診断手段が端末から
送られてきた植物画像の障害名とその障害に対する対処
方を検索して、ユーザコードに対応する端末の植物画像
読取装置に送信する。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は植物の自動診断システムの
概略構成図である。図1の植物の自動診断システムは、
農家又は植物工場等のユーザ側に設けられた植物画像読
取装置1と、センタ側に設けられた植物画像解析装置2
とを電子ネットワークで接続している。そして、ユーザ
側の植物画像読取装置1が植物の撮像データをセンタ側
に送り、センタ側の植物画像読取装置2が送られた植物
の撮像データを解析し、この解析結果をユーザ側の植物
画像読取装置1に送って解析結果を知らせる。
【0024】植物画像読取装置1は、図1に示すよう
に、カラービデオカメラ3又はカラー写真4若しくはデ
ジタルカメラ5の植物の撮像データをコンピュータが読
み込める画像データに変換する読取部9と、読取部9か
らの画像データを蓄積し、一画面の画像データをCRT
等の表示部11に表示し、かつキーボード12の操作に
伴う編集をした後に、編集された植物画像の静止画像を
植物の撮像データ(単に植物画像ともいう)として通信
制御部13に出力してセンタ側に送る制御部15とを備
えている。この表示部11、制御部15、キーボード1
2を総称してパソコンという。この植物画像というの
は、葉、茎、花、実、植物全体等を総称している。
【0025】また、植物の撮像データを送信する際は、
ユーザはパスワード、IDコード等からなるユーザコー
ドを送出させて回線を結ばせる。また、植物画像を送る
ときは、ユーザは培地のpH情報、天気、気温、地温
(液温)等をキーボード12を操作して入力し、センタ
側に送出させる。
【0026】読取手段9は、カラービデオカメラ3で植
物を撮影した場合は、ビデオカメラ3からの映像信号を
コンピュータのグラフィックスデータとして取り込むビ
デオキャプチャーが用いられる。
【0027】また、カラー写真4の場合は、カラー写真
4を光学的に読み込んでデジタル信号に変換するカラー
イメージスキャナーが用いられる。さらに、デジタルカ
メラ5の場合は、カードリーダを用いて植物を撮像した
映像が記憶されたメモリカードから画像データを読む。
または、パソコンとデジタルカメラを接続し、パソコン
に画像データを取り込む。
【0028】通信制御部13は、制御部15から送出さ
れた植物の撮像データを所定の通信規定に基づいた形式
(パケット形式)にして電子ネットワークを介してセン
タ側の植物画像解析装置2に送信する。また、センタ側
の植物画像解析装置2からの植物診断データを受信し、
その植物診断データを制御部15に送出する。
【0029】制御部15は、植物の撮像データを記憶す
る画像メモリ20と、画像メモリ20の植物の撮像デー
タを取出して表示部11に表示させたり、後述する編集
手段の指示に基づいた画像を表示部11に表示させる表
示制御部21と、表示部11の画像をキーボード12か
らの指示に基づいて編集し、転送指示があったとき、現
在の画面上の植物画像を転送手段25に渡す編集手段2
2とを備えている。この編集というのは、画像の一部拡
大又は縮小等である。
【0030】また、キーボード12からの指示又は編集
手段22の指示に基づいて表示部11の植物画像をメモ
リ24に登録したり、メモリ24の登録データを表示部
11に表示させる登録制御手段23とを備えている。
【0031】センタ側の植物画像解析装置2は、後述す
る制御部17から送出された植物診断データを所定の通
信規定に基づいた形式(パケット形式)にして電子ネッ
トワークを介してユーザ側の植物画像読取装置2に送信
する。また、ユーザ側の植物画像読取装置1からの植物
の撮像データを受信し、その植物の撮像データを制御部
17に送出する通信制御部16と、通信制御部19から
の送信データを植物の撮像データとユーザコードに分別
し、このユーザコードが記憶されているときは、送信デ
ータを受け付け、データベース19に登録している過去
の植物の撮像データに基づいて解析した植物診断データ
をユーザ側に送信させる制御部17とを備えている。
【0032】また、制御部17には、キーボード18と
表示部20と(総称してパソコンという)が接続され、
センタ側のオペレータ又は研究者等がデータベース19
の画像データを表示部20に表示できるようにされてい
る。
【0033】また、制御部17は、通信制御部16から
の受信データをユーザコードと植物の撮像データに分別
する分別手段30と、分別手段30からの植物の撮像デ
ータを記憶する画像メモリ31と、分別手段30からの
ユーザコードがデータベース19に登録されている場合
に、その登録されているユーザコードに画像メモリ31
の植物の撮像データを対応させて年月日タイマ33の年
月日と共に登録する登録制御手段32とを備えている。
【0034】また、画像メモリ31に記憶された植物の
撮像データから所定の葉面画像を抽出して解析し、その
葉面画像に解析結果を対応させてデータベース19に記
憶する植物画像解析手段34と、植物画像解析手段34
の解析結果を読み、この解析結果からどのような障害に
なっているかどうかを判定し、その判定結果からどんな
対処を施す必要があるかを診断する診断手段35と、診
断手段35が判定した診断結果及び障害対処方を通信制
御部16に渡して、ユーザ側に転送させる診断結果転送
手段37とを備えている。
【0035】上記のように構成された植物診断システム
の動作を以下に説明する。図2は植物診断システムの概
略動作を説明するフローチャートである。本実施の形態
ではカラービデオカメラ3を用いて植物の画像を撮影し
た場合について説明する。
【0036】図2に示すように、ユーザ側の植物画像読
取装置1(以下ユーザ側の装置1という)のビデオキャ
プチャーである読取部9は、カラービデオカメラ3によ
って撮像した植物の映像信号を読み込む(S201)。
そして、コンピュータが解読可能な画像データに変換し
て制御部15に送出する(S203)。
【0037】制御部15は、この植物の撮像データを画
像メモリ20に記憶し、表示制御手段21により表示部
21に表示させる。そして、キーボード12からの指示
が送信指示の場合は、転送手段25が表示部21の植物
の撮像データを通信制御部13に渡してセンタ側の植物
画像解析装置2(以下センタ側の装置2という)に公衆
回線を介して送信させる(S205)。このとき、転送
手段25はパスワード、ID等からなるユーザコードを
入力させた後に、植物の撮像データを通信制御13に出
力する。
【0038】また、キーボード12からの指示が編集指
示の場合は、編集手段22がキーボード12からの指示
に基づく植物画像のカ所(以下所望箇所という)のみを
抽出した画像を表示する。例えば、葉に障害傾向が著し
く出ているときは、その葉面画像を所望箇所の画像とし
て表示させる。
【0039】一方、センタ側の装置2は、通信制御部1
6により、ユーザ側の装置1からの植物の撮像データを
受信する。そして制御部17は、この撮像データから最
も障害が発生している葉面画像を抽出する。この葉面画
像の抽出は、ユーザ側の装置1で葉面画像が自動的に抽
出されるている場合は抽出を行わないで、送られてきた
植物画像を葉面画像とする。
【0040】次に、この葉面画像の3原色の度合及び明
度を求める色画像処理を行い(S207)、病害虫、要
素障害等の診断、対処方法(総称して診断結果という)
を判定する(S209)。上述の受信、色画像処理及び
診断結果については図3のフローチャートに従って後述
する。
【0041】次に、センタ側の装置2の診断結果転送手
段37は、病害虫、要素障害等の診断、対処方法を通信
制御手段16に渡して公衆回線を介してユーザ側の装置
1に送信(以下診断データという)させる(S21
1)。この通信制御手段16はモデムが用いられる。
【0042】そして、ユーザ側の装置1は通信制御部1
3により、診断データを受信し表示制御手段21を介し
て表示部11に表示させる(S213)。
【0043】従って、ユーザ側はカラービデオカメラ3
で撮影した植物画像を装置1によりセンタ側に送信する
だけで、センタ側から診断結果が表示部11に表示され
る。このため、ユーザ側には解析及び診断の処理を設け
なくともよい。
【0044】次に、センター側の装置2の処理について
詳細に説明する。センタ側の装置2は、ユーザ側の装置
1からの送信データを通信制御部16が受信すると、分
別手段30がユーザコードと植物の撮像データに分別
し、植物の撮像データを画像メモリ31に記憶させると
共に、ユーザコードを登録制御手段32に出力する。
【0045】登録制御手段32は、ユーザコードがデー
タベース19に登録されているユーザコードに一致する
かどうかを判断し、一致したときは、送信データを受付
ける。この受付け後に、画像メモリ31の植物の撮像デ
ータをユーザコードに対応させてデータベース19に記
憶する。このとき、年月日タイマ33の年月日も対応さ
せて記憶する。
【0046】次に、登録制御手段32により、送信デー
タが受け付けされると、植物画像解析手段34及び診断
手段35は以下に説明する処理を行う。
【0047】図3は植物画像解析手段と診断手段を説明
するフローチャートである。植物画像解析手段34は、
画像メモリ31に記憶された植物の撮像データを取り込
む(S301)。このとき、植物画像の分光度を計測す
る(ST303a)。
【0048】そして、取り込んだ植物の撮像画像の色画
像について解析処理を行う(S303)。このステップ
S303の解析処理は、ステップS301で取り込んだ
植物画像の明度Vを任意の値に補正した後に、最も障害
が発生している葉面画像(以下対象葉面画像という)を
抽出する(ST303b)。
【0049】そして、対象葉面画像の背景色を削除する
(S303b)。この背景色の削除は、一般に、R
(赤)、G(緑)、B(青)等の色情報は256階調表
現されている。そこで、対象葉面画像内のR,G,B値
以上の値を背景色の色情報として削除する。
【0050】次に、背景色を削除した対象葉面画像全体
のR(赤)、G(緑)、B(青)、V(明度)の分布を
測定し(ST303c)、測定した対象葉面画像全体の
R(赤)、G(緑)、B(青)、V(明度)の平均値を
求める(ST303d)。
【0051】すなわち、ステップS303の色画像処理
は、ユーザーが送出した植物画像内の対象葉面全体の
R、G、B、V(総称して葉面色情報という)の度合い
求めている。このような葉面色情報の解析を行うことに
よって以下に示すことが分かる。
【0052】例えば、トマトのマンガン欠乏症は、中上
葉の間葉脈の緑色を残し、葉脈間が淡緑化する。
【0053】また、トマトの鉄欠乏症は、上葉の葉脈の
緑色を残し、葉脈間が淡緑化し初め、やがて葉全体が淡
黄緑化する。
【0054】また、マグネシウム欠乏症は、葉は全体が
淡緑化を示し、下葉の葉脈間には白色のネクロシスを生
じる。また、果実がついている付近の葉の葉脈間が黄色
化し、暗褐色の斑紋が形成され、やがてかれる。
【0055】また、マンガン過剰症は、下葉の葉脈がチ
ョコレート色に変色し、葉脈間に同色の小斑点が生じ
る。
【0056】等が知られている。つまり、葉色に応じて
植物の病状を知ることができるものある。そこで、上記
の植物画像解析処理によって、葉のカラー画像から画素
の色を構成するRGBをカウントし、その葉全体の画素
数より、平均値を求めると葉の色合いがわかる。
【0057】従って、RGBVの上昇又は下降傾向が一
目で分かれば上記の障害を把握することができる。
【0058】一般には、葉色が淡緑化して黄色くなるに
従ってR値が増加し、また白くなるに従って、R値とB
値が増加する。また、葉色が赤くなるに従ってR値が増
加して、G値、B値が減少する。即ち、葉色の変化は、
R値の増減に依存している。
【0059】そこで、診断手段35は、ステップS30
3の色画像処理で植物画像解析手段34が対象葉面全体
の葉面色情報の色の度合いを求めると、その葉面色情報
を取り込む(S305)。そして、取り込んだ葉面色情
報と過去の葉面色情報とからら後述する葉色推移を把握
し(S307)、この把握した葉色推移に基づいて病害
虫、栄養障害等の診断を行う(S309)。次に、診断
手段35について詳細に説明する。図4は診断手段35
を説明する概略構成図である。診断手段35は、図4に
示すように植物診断手段40と障害対処方判定手段41
とを備えている。植物診断手段40は、植物画像解析手
段34で解析したユーザーの植物画像の今回の葉面色情
報(R、G、B、V)がデータベース19の今回の解析
結果用メモリ42に記憶されると、ユーザーコードに対
応する過去の解析結果用メモリ43の葉面色情報の推移
と比較して診断を行う。即ち、図3のステップS307
に示すように、取り込んだ葉面色情報から葉色推移を把
握する。
【0060】この葉色推移の把握について以下に説明す
る。例えば、ユーザーから送られてきた今回の植物の撮
像データがトマトで、そのトマトの葉面色情報がデータ
ベース19の過去の解析結果用メモリ43に記憶されて
おり、例えば図5に示す推移を示しているとする。
【0061】図5のRGBと明度Vとからなる葉面色情
報の推移は、二十日目頃からR値が上昇し始めている。
また、ユーザコードに対応する二十日目頃からの過去の
解析結果用メモリ43のトマトの植物画像データは、網
目模様が葉面にはっきり現れているとする。
【0062】そして、34日目の今回の画像のRGBV
と過去の葉面色情報とを合成して、図5に示すグラフを
得たとすると、さらにR値が上昇している。
【0063】また、ユーザコードに対応する34日目頃
からの過去の解析結果用メモリ43のトマトの植物画像
データは、トマトの葉脈間がさらに淡緑化しているとす
る。
【0064】即ち、植物診断手段40は、R値が上昇し
てきて、かつ淡緑化してきているので、マンガンが欠乏
している可能性が高いと診断する。
【0065】また、今回のV値と過去のV値の推移から
日照の度合いがよいかどうかも診断する。
【0066】そして、このときの葉面色情報であるR、
G、B、V値と診断結果を診断データとして、ユーザコ
ードに対応して設けたデータベース19の診断レジスタ
44に記憶すると共に、障害対処方判定手段41にどの
ユーザコードの植物撮像データの診断が終わったかを知
らせる。
【0067】また、植物の障害というのは、培地のpH
による影響もある。そこで、過去の解析結果用メモリ4
3に記憶しているpH情報と過去のR、G、B、V値の
推移及び今回の解析結果用メモリ42に記憶している今
回の葉面色情報(R、G、B、V)とを考慮した診断結
果を診断データとして診断レジスタ44に記憶する。
【0068】さらに、障害対処方判定手段41は植物診
断手段40の診断結果を診断レジスタ44から読み、診
断結果に対応する対処データをユーザコードに対応させ
て設けた対処レジスタ47に記憶する。
【0069】次に、診断結果転送手段37は、データベ
ース19の診断レジスタ44及び対処レジスタ47を読
み、これらのデータを診断データとして通信制御部16
に送出してユーザの表示部11に表示させる。
【0070】従って、ユーザ側では高価な植物画像解析
手段と診断手段とを備えなくとも、単に撮像した植物の
撮像データを送るだけで、診断結果とその対処方が分か
る。
【0071】次に、別のユーザーからのトマトの植物画
像が送信されてきた場合について説明する。
【0072】そして、そのユーザコードに対応する色グ
ラフの推移をデータベース19から読み込んで、今回の
葉面色情報と合わせて、例えば図6のに示す推移を示し
たグラフを得たとする。
【0073】図6は、約30日目頃からR値が上昇し始
めている。また、過去の解析結果用メモリ43に記憶し
ている別のユーザの30日頃目のトマトの葉面画像は、
本葉付け根から先端に向かって黄色を帯びているとす
る。
【0074】そして、43日目頃の今回の画像のRGB
Vを過去の葉面色情報のグラフ上に描画すると、図6に
示すように、R値がしだいに上昇しているとする。
【0075】即ち、植物診断手段40は、本葉付け根か
ら先端に向かって黄色を帯びてきて、R値がしだいに上
昇してきているので、鉄欠乏している可能性が高いと診
断する。
【0076】また、他のユーザのトマトの植物画像が送
信され、そのユーザコードに対応する葉面色情報の推移
をデータベース19の過去の解析結果用メモリ43から
読み込んで、今回の解析結果用メモリ42の葉面色情報
と合成して、例えば図7の推移グラフを得たとする。
【0077】図7は、約25日目頃からR値が上昇し始
め、B値が下降し始めている。また、この葉面色情報に
対応する過去の葉面画像の推移を見ると、下葉の葉脈が
チョコレート色に変色し、葉脈間に同色の小紋を生じて
いるとする。
【0078】そして、30日目頃の今回の画像のRGB
Vを過去の葉面色情報のグラフ上に描画すると、図7に
示すように、R値が上昇してB値が下降して、両方の差
が大きくなる傾向にある。即ち、植物診断手段40は、
マンガン過剰の可能性が高いと診断する。
【0079】そして、上記説明と同様にこの診断結果と
対象方法をデータベース19に記憶してユーザに送出さ
せる。
【0080】従って、ユーザ側から送られてきた植物の
撮像データを、センタ側が受信し、この撮像データに基
づいて葉全体の3原色と明度の平均値を葉全体の色具合
の数値として求めて診断し、診断結果と対象方を知らせ
るので、ユーザ側は植物がどんな病気にかかっているの
か、どのような肥料が不足しているのか、または過剰か
もしくは気象条件はよいか、あるいはどのように対処す
ればよいかが早期に分かる。
【0081】上記実施の形態では単に電子ネットワーク
にユーザ側の植物画像読取装置1と、センタ側の植物画
像解析装置2とを接続した植物画像診断システムとして
説明したが、電子ネットワークは図8に示すようにIS
DN(総合デジタル通信網)を用いている。
【0082】このようなISDNを用いてお互いが通信
を行う場合は、ユーザ側及びセンタ側のパソコンに接続
される通信制御部はターミナルアダプタ(TA)とデー
タサービスユニット(DSU)とで構築する。
【0083】従って、ユーザ側又はセンタ側は、電話や
ファクシミリ装置を接続して、植物画像の通信のやりと
りができ、かつ電話をかけたり、ファクスを送受信でき
る。
【0084】なお、上記実施の形態の説明では、R、
G、B、Vの推移と植物の葉面画像の推移から障害等を
診断して、かつ対処方を知らせたが、植物に障害が発生
すると、上述の説明のように病気による障害は葉面(茎
でもよい)に表れ、その発生部位が病気の進行に応じて
大きくなる。
【0085】このため、センタ側の植物解析手段34
は、発生部位の面積を求め、この面積をデータベース1
9の解析結果用メモリに記憶し、また診断手段35が
R、G、B、Vの推移と植物の葉面画像の推移と面積の
推移から障害を判定してもよい。
【0086】また、上記実施の形態では、所望箇所の画
像を葉面としたが果実、茎又は花等を所望箇所の画像と
してもよい。
【0087】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、端末で
ある植物画像読取装置が撮像した植物画像を公衆回線を
介して中央局の植物画像解析装置に送信すると、中央局
の植物画像解析装置が植物葉面画像の色情報を解析し、
この解析結果に基づいて判定した障害名を、植物画像を
送信した端末の植物画像読取装置に送信する。
【0088】従って、自宅又は植物工場等において、植
物の障害等を診断する際に、自パソコンに、解析部を設
けなくとも正確な診断結果を誰でもが直ぐに得ることが
できるという効果が得られている。
【0089】また、解析部を自パソコンに設けなくとも
植物の障害等が分かるので、自パソコンの設備投資が抑
えられている。
【0090】請求項2によれば、中央局の植物画像解析
装置により、障害に対する対処方を解析して、障害名と
共に送信するようにしたので、植物画像読取装置を有す
る端末のユーザは、豊富な経験が無くとも容易にどのよ
うな対処をすればよいかを知ることができるという効果
が得られている。
【0091】請求項3によれば、中央局の植物画像解析
装置は、端末側から送られてきた植物画像から所望箇所
の画像を植物画像解析手段が抽出し、その画像の3原色
と明度の度合いを解析し、登録制御手段がユーザコード
と年月日に対応させて、所望箇所の画像と解析結果とを
登録する。そして、診断手段がそのユーザコードの過去
の解析結果と過去の所望箇所の画像との推移から障害を
判定し、これらの判定結果を診断結果としてユーザコー
ドに対応する端末の植物読取装置に送信する。
【0092】このため、植物画像読取装置に解析部を設
けさせなくとも、正確な診断結果をユーザ側に提供でき
るという効果が得られている。
【0093】請求項4によれば、中央局の植物画像診断
装置の診断手段は、障害を判定する毎に、この障害名に
対応する対処方法を判定し、障害名と共に対処方を端末
の植物画像読取装置に送出する。
【0094】従って、ユーザ側に、どのような対処をす
ればよいかを知らせることができるという効果が得られ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】植物画像診断システムの概略構成図である。
【図2】植物診断システムの概略動作を説明するフロー
チャートである。
【図3】植物画像解析手段と診断手段を説明するフロー
チャートである。
【図4】診断手段35を説明する概略構成図である。
【図5】マンガン欠乏のRGBVの推移を説明する説明
図である。
【図6】鉄分欠乏のRGBVの推移を説明する説明図で
ある。
【図7】マンガン過剰のRGBVの推移を説明する説明
図である。
【図8】ISDNと接続するときの概略構成図である。
【符号の説明】
1 植物画像読取装置 2 植物画像解析装置 9 読取部 11 表示部 15 制御部 20 画像メモリ 21 表示制御手段 25 転送手段 31 画像メモリ 19 データベース 34 植物画像解析手段 35 診断手段 37 診断結果転送手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央局と複数の端末とを公衆回線で結ん
    だ植物の自動診断システムであって、 前記端末は、撮像された植物画像をデジタル変換してこ
    の画像を、前記中央局と回線を結んで送信し、前記中央
    局からの前記植物画像の診断結果を表示する植物画像読
    取装置を有し前記中央局は、前記端末の植物画像読取装
    置からの植物画像を受信し、該植物画像の色情報を解析
    し、該解析結果に基づいてどのような障害かを判定し、
    この障害名を前記診断結果として前記植物画像を送信し
    た端末の植物画像読取装置に送信する植物画像解析装置
    を有することを特徴とする植物の自動診断システム。
  2. 【請求項2】 前記中央局の植物画像解析装置は、前記
    障害の判定の他に、この障害に対する対処方を解析し、
    この対処方を前記判定した障害名と共に前記診断結果と
    して前記端末の植物画像読取装置に送信することを特徴
    とする請求項1記載の植物の自動診断システム。
  3. 【請求項3】 前記中央局の植物画像解析装置は、 前記端末の植物画像読取装置からの植物画像から所望箇
    所の画像を抽出し、該所望箇所の3原色及び明度の度合
    いを解析する植物画像解析手段と、 前記端末からのユーザコードと年月日に対応させて、前
    記所望箇所の画像と前記解析結果を登録する登録制御手
    段と、 前記所望箇所の3原色及び明度の度合いが解析される毎
    に、その解析結果と、対応するユーザコードの過去の解
    析結果の推移及び所望箇所の画像の推移とに基づいて、
    どのような障害かどうかを判定する診断手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の植物の自動診断
    システム。
  4. 【請求項4】 前記診断手段は、 障害を判定する毎に、この障害名に対応する対処方法を
    判定し、前記障害名と共に対処方を前記端末の植物画像
    読取装置に送出することを特徴とする請求項3記載の植
    物の自動診断システム。
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