JPH09261122A - Cdma送信装置 - Google Patents

Cdma送信装置

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JPH09261122A
JPH09261122A JP8069900A JP6990096A JPH09261122A JP H09261122 A JPH09261122 A JP H09261122A JP 8069900 A JP8069900 A JP 8069900A JP 6990096 A JP6990096 A JP 6990096A JP H09261122 A JPH09261122 A JP H09261122A
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JP
Japan
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transmission
signal
amplifier
gain
power
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JP8069900A
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English (en)
Inventor
Kahou Ou
禾豊 王
Tsutomu Katsuyama
力 勝山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/04Circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • H03G3/3042Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大送信電力時と、それより所定量だけ小さ
な送信電力時のスプリアス放射レベルの要求を共に満足
でき、しかも、RF段での部品選定の自由度や容易性を
高める。 【解決手段】 本発明のCDMA装置は、最大送信電力
時と、それより所定量だけ小さな送信電力時のスプリア
ス放射レベルの要求を共に満足させるように、送信電力
に応じて、利得を切り替える利得可変手段を、送信ミキ
サと送信アンテナとの間に介挿したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDMA送信装置に
関し、例えば、北米におけるTIA/EIA/IS−9
5規格に準拠したCDMA(Code-Division Multiple Ac
css:符号分割多重アクセス) 送信装置に適用し得るもの
である。
【0002】
【従来の技術】米国におけるセルラ電話システムの累積
加入者数は、1995年末までで3400万台に達し、
なお2桁の成長を維持すると予想されている。アナログ
方式では、この需要を賄いきれないとの予測に立ち、周
波数利用効率のより優れたデジタルセルラ電話方式の研
究、実用化が検討されている。米国Qualcomm社
がCDMA方式を発表して以来、CDMA方式は大容量
化が可能な方式として注目を集めている(文献1)。C
DMA方式では、スペクトル拡散技術を使って、信号の
周波数帯域幅を1.25MHzまで拡散し、きめ細かな
送信電力制御を行ない、多種のダイバーシティ効果やソ
フトバンドオフなどにより、大容量のシステムが実現で
きると期待されている。
【0003】文献1『M.Leonar、「米国のディジタル・
セルラ電話,CDMAとTDMAの2方式が競う」、日
経エレクトロニクスno.571、日経BP社、199
3年1月発行』 携帯電話メーカは、デジタルセルラの需要に備えて、C
DMAセルラ方式の携帯電話機の開発を進められてい
る。現在開発が進められている携帯電話は、既存のアナ
ログセルラシステム(AMPS)とCDMAセルラ携帯
電話システムとがしばらくは共存することを考慮し、北
米基準のTIA/EIA/IS−95規格(文献2)に
準処するCDMA/AMPS方式のデュアルモードのセ
ルラ携帯電話である。
【0004】文献2『TIA/EIA/INTERIM
STANDARD:Mobile station-base station co
mpartibility standard for dual-mode wideband sprea
dspectrum cellular syatem,TIA/EIA/IS−
95,1993年7月』 このような従来考えられるデュアルモードセルラ携帯電
話(CDMA送信装置)におけるCDMAセルラモード
での送信構成(図示は省略している)及び動作は、以下
のようなものであった。
【0005】デジタル変調器として直交変調器が用いら
れており、このデジタル変調器に、データ処理回路か
ら、送信データ信号としてスペクトラム拡散処理が既に
なされているI相データ信号及びQ相データ信号が与え
られる。デジタル変調器において、中間周波数発振器か
らの中間周波数の局部発振信号が、上述の直交データ信
号に応じてデジタル変調される。デジタル変調信号(Q
PSK信号)は、中間周波増幅器において固定利得で増
幅された後、バンドパスフィルタを介して不要成分が除
去されて、送信系のAGC用のパワーコントロール増幅
器に与えられる。パワーコントロール増幅器において、
データ処理回路からの利得調整信号で定まる利得で入力
されたデジタル変調信号が増幅された後、送信ミキサに
よって、伝送路周波数発振器からの伝送路周波数の局部
発振信号とミキシングされて伝送路周波数帯にアップコ
ンバートされ、その後、バンドパスフィルタによって不
要成分が除去される。伝送路周波数帯にアップコンバー
トされたデジタル変調信号(送信信号)は、ドライバ増
幅器及び電力増幅器を順次介して電力増幅された後、送
受信系を分波しているデュプレクサを介して送受共用ア
ンテナから空間に放射される。
【0006】北米基準のTIA/EIA/IS−95規
格は、このようにして放射された送信信号(電波信号)
が他の無線装置にできるだけ影響を与えないように、ス
プリアス放射についての規定を設けている。このような
スプリアス放射の規定は、最大送信電力(Maximum RF Ou
tput Power)の項目と、伝導スプリアス放射(Conducted
Spurious Emissions)の項目との2項目でなされてい
る。
【0007】図2及び図3は最大送信電力項目での規定
の説明図であり、図2は、最大送信電力の取り得る範囲
を示しており、図3は、最大送信電力時における許容し
得るスプリアスレベルを示している。
【0008】最大送信電力は、図2に示すように、移動
局の最大送信電力に基いた3つのクラス毎に規定されて
おり、送信電力が各クラスで規定された上限値及び下限
値間にあれば良い。また、最大送信電力での送信信号の
スペクトラムが、図3に示すように、送信キャリア周波
数fc から±900KHz以上ずれた周波数でのスプリ
アスレベルが−42dBc/30KHz以下であり、送
信キャリア周波数fcから±1.98MHz以上ずれた
周波数でのスプリアスレベルが−54dBc/30KH
z以下であるように規定されている。この規定は、図4
におけるキャリア周波数fc を中心とした左右に対称な
階段状のリミットラインLで表すことができる。図4
は、上述した送信動作を行なう2種類の送信系を構成
し、各送信系での送信信号のスペクトラムSPP、SP
Fを示したものである。これらスペクトラムにおける
1.23MHzの拡散信号帯域幅(周波数fc を中心と
した1.23MHz)以外のスペクトラムの盛り上がり
は、送信系の各素子の非線形性のために生じたに依存す
る。送信系の部品選定によって送信系での歪みが大きく
なると、スペクトラムSPFにように、規定を満足しな
いものを生じる。
【0009】図5は、伝導スプリアス放射項目で規定さ
れているスプリアス放射の内容を示したものである。
【0010】図5に示すように、伝導スプリアス放射項
目では、最大送信電力ではなく送信電力が−13dBm
のときの伝導スプリアス放射が規定されている。従っ
て、送信系を伝導スプリアス放射面から評価しようとす
ると、受信信号強度の変化に応じた、又は、装置の自律
的な調整制御(開及び閉ループ制御の機能)によって、
AGC用のパワーコントロール増幅器の利得を変化さ
せ、アンテナ端子で送信電力が−13dBmになるよう
に調整し、その放射送信信号のスペクトラムを分析する
ことを要する。
【0011】伝導スプリアス放射項目については、図5
に示すように、緩い規定(a)と、厳しい規定(b)及
び(c)の2種類の規定があるが、厳しい規定(b)及
び(c)を満足すれば当然に緩い規定(a)も満足する
ので好ましく、以下では、厳しい規定(b)及び(c)
を満足することを意図している。
【0012】図6は、30KHzバンドでとらえた場合
のスプリアスレベルの規定リミットライン(−60dB
m/30KHz)を示している。この図6は、送信ミキ
サからのローカルキャリアリーク等の線スペクトラムの
スプリアスレベルを規定している。図7は、1MHzバ
ンドでとらえた場合のスプリアスレベルの規定リミット
ライン(−55dBm/1MHz)を示している。図7
は、送信バンド雑音レベルN等の広帯域信号スペクトラ
ムのスプリアスレベルを規定している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】スプリアス放射につい
てのTIA/EIA/IS−95規格を満たす、従来考
えられているCDMA送信装置は、装置の構成要素であ
る電子部品の選定、開発に大きな難問を与えるものであ
った。なお、一般に、電子部品の性能は、主に雑音指数
NF、利得G及び非線形歪み率kという3つの指標で評
価することができる。
【0014】(1) CDMA送信装置の場合、送信信号
(RF信号)におけるキャリア周波数(例えば800M
Hz)が高いうえ、スペクトラム拡散機能により必要な
帯域幅は広い(1.23MHz)。このような高周波で
広帯域なRF信号を処理する処理系、すなわち送信ミキ
サからアンテナ端子までの利得は一定にされる。
【0015】このような一定利得を小さな値にして、上
述した最大送信電力の規定を満足させようとした場合、
送信ミキサへの入力信号レベルを大きくしなければなら
ない。しかし、このことは、送信ミキサ以降の各部品の
入力信号レベルも大きくすることを意味する。
【0016】各部品は、上述したように非線形歪み率k
という評価指標がある。すなわち、入力レベルが一定の
値を越えたとき、非線形増幅領域に入って非線形歪み率
kが悪化し、出力信号に歪みが発生する。
【0017】従って、最大送信電力の規定(図2)を達
成したが、送信スペクトラムのスプリアスは図3の規格
を満足できない可能性がある。
【0018】(2) 一方、最大送信電力の規定を満たす
ために、送信ミキサ以降の処理系への入力信号レベルを
アップするのではなく、送信ミキサからアンテナ端まで
の一定利得を大きくすると共に、非線形歪み率kの低い
部品を使用することも考えられる。
【0019】このように一定利得を大きくした場合、送
信ミキサから発生するローカルキャリアリーク等の線ス
ペクトラムは、大きな利得で増幅され、アンテナ端のレ
ベルが、伝導スプリアス放射規格(図5及び図6)を満
足できない可能性があり、さらに、この線スペクトラム
はアンテナ端の送信雑音レベルにも影響を与える。
【0020】アンテナ端の送信雑音レベルは、線スペク
トラムよりは、主に送信ミキサや、電力増幅器をドライ
バするドライバアンプの雑音指数NFと利得に比例して
いる。一定利得の増大により、アンテナ端の送信雑音レ
ベルは伝導スプリアス放射規格(図5及び図6)を満た
さない可能性が生じる。
【0021】(3) 上記(1) 及び(2) に記載したことを
考慮すると、送信ミキサの部品選定が非常に困難であ
る。
【0022】ローカルキャリアリーク(線スペクトラ
ム)及び送信雑音レベルが伝達スプリアス放射規格(図
5〜図7)を満足するためには、雑音指数NFが小さ
い、送信中間周波数リーク及びローカルキャリアリーク
が少ない部品を選ばなければならない。また、送信ミキ
サ以降の部品選定を考慮すると、送信ミキサの変換利得
Gが大きく、非線形歪み率kが小さいことも要求されて
いる。
【0023】送信ミキサの変換利得Gが大きい場合、上
記(2) に記載したと同様な理由により、伝導スプリアス
放射規格を満足しない可能性がある。そこで、その規格
を満たすために、送信ミキサ以降での利得を下げる必要
があるが、この場合には、最大送信電力規格を満足しな
い可能性が出てくる。
【0024】これに対して、送信ミキサの変換利得Gが
小さい場合には、伝導スプリアス放射規格を満足でき
る。しかし、この場合には、送信ミキサ以降での利得を
上げる必要があり、各部品の非線形歪み率kにより最大
送信電力のときのスプリアス規格(図3)を満足しない
可能性が出てくる。また、送信ミキサの出力信号レベル
は、送信ミキサの非線形歪み特性に依存しており、送信
ミキサの非線形歪み率kが大きい場合には小さいレベル
しか出力できず(送信ミキサの変換利得Gが小さい)、
送信ミキサ以降の利得を上げる必要がある。この場合に
は、上述したように、各部品の非線形歪み率kにより最
大送信電力時のスプリアス規格(図3)を満足しない可
能性が出てくる。
【0025】以上のように、従来のCDMA送信装置に
おいては、規定した規格を満足するために、送信ミキサ
等の部品に対して、低い雑音指数NF、高い利得G及び
低い非線形歪み率kというかなり厳しい条件が要求され
ている。このことは、部品の選定、開発に大きな難問を
与えており、また、コスト、消費電流等の装置特性に大
きな影響を与えている。
【0026】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明のCDMA送信装置においては、最大送信電
力時と、それより所定量だけ小さな送信電力時で要求さ
れているスプリアス放射レベルの許容値が異なり、後者
の条件が厳しいCDMA送信装置において、最大送信電
力時と、それより所定量だけ小さな送信電力時のスプリ
アス放射レベルの要求を共に満足させるように、送信電
力に応じて、利得を切り替える利得可変手段を、送信ミ
キサと送信アンテナとの間に介挿したことを特徴とす
る。
【0027】送信電力に応じて利得を切り替える利得可
変手段を、送信ミキサと送信アンテナとに設けたことに
より、最大送信電力時と、それより所定量だけ小さな送
信電力時のスプリアス放射レベルの要求を共に満足させ
ることができ、また、RF段での部品選定の自由度や容
易性を高めることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明のCDMA送信装置
を、デュアルモードセルラ携帯電話のCDMAモードで
の送信構成に適用した一実施形態を図面を参照しながら
詳述する。ここで、図1がこの実施形態に係る送受信構
成を示すブロック図である。
【0029】まず、送信系について説明する。図1にお
いて、データ処理回路10から、直交変調器構成のデジ
タル変調器11には、送信データ信号としてスペクトラ
ム拡散処理が施されているI相データ信号TX I DATA 及
びQ相データ信号TX Q DATAが与えられ、デジタル変調
器11は、中間周波数発振器12からの中間周波数の局
部発振信号を、これら直交データ信号TX I DATA 及びTX
Q DATA に応じてデジタル変調する。デジタル変調信号
(QPSK信号)は、中間周波増幅器(IFAMP)1
3において固定利得で増幅された後、バンドパスフィル
タ(BPF)14を介して不要成分が除去されて、パワ
ーコントロール増幅器(PC AMP)19に与えられ
る。
【0030】このパワーコントロール増幅器15には、
後述する図8に示す構成部分から利得調整信号TX AGC A
DJが与えられており、パワーコントロール増幅器15
は、利得調整信号TX AGC ADJで定まる利得で入力された
デジタル変調信号を増幅し、送信ミキサ16に与える。
【0031】なお、上述した中間周波信号(IF信号)
の処理系の構成は、従来の装置と同様である。
【0032】送信ミキサ16には、伝送路周波数発振器
17からの伝送路周波数の局部発振信号が与えられてお
り、送信ミキサ16は、中間周波数帯のデジタル変調信
号を伝送路周波数帯にアップコンバートする。伝送路周
波数帯にアップコンバートされたデジタル変調信号(送
信信号;RF信号)は、バンドパスフィルタ(BPF)
18を介して不要成分が除去された後、パワーコントロ
ール増幅器19に与えられる。
【0033】このパワーコントロール増幅器19には、
データ処理回路10から出力された利得調整信号TX AGC
ADJがオペアンプ構成の信号変換回路20を介して与え
られ、パワーコントロール増幅器19は、信号変換回路
20から出力された利得調整信号で定まる利得で入力さ
れたRF信号を増幅し、電力増幅器(PA)22をドラ
イブするドライバ増幅器21に与える。ドライバ増幅器
21及び電力増幅器22を順次介して電力増幅されたR
F信号は、デュプレクサ23を介して送受共用アンテナ
24に与えられて空間に放射される。
【0034】ここで、上述した送信周波数を有する送信
信号(RF信号)の処理系の構成において、パワーコン
トロール増幅器19及び信号変換回路20が設けられて
いる点が従来と異なっている。このような新たな構成要
素19及び20が、北米基準のTIA/EIA/IS−
95の最大送信電力項目及び伝導スプリアス放射項目に
おけるスプリアス放射の規定内容を満足させるように機
能している理由は後述する。
【0035】因に、RF段のキャリア周波数は800M
Hz程度と高いため、周波数の低いIF段での方が送信
AGCを実行し安いので、従来においては、RF段にパ
ワーコントロール増幅器を備えたCDMA送信装置は提
案されていない。
【0036】次に、受信系について説明する。送受共用
アンテナ24が捕捉した電波は、デュプレクサ23との
協働によって電気信号(受信信号)に変換された後、L
NA(Low Noise Amplifier )25に与えられる。LN
A25は固定利得で受信信号を増幅し、この増幅された
受信信号がバンドパスフィルタ(BPF)26を介して
不要成分が除去された後、受信ミキサ27において、伝
送路周波数発振器17からの伝送路周波数の局部発振信
号とミキシングされて中間周波数帯のデジタル変調信号
(IF信号)にダウンコンバートされる。この信号は、
中間周波増幅器(IF AMP)28で増幅された後、
バンドパスフィルタ(BPF)29で帯域制限されて自
動利得制御増幅器(AGC AMP)30に与えられ
る。
【0037】この自動利得制御増幅器30には、データ
処理回路10から利得調整信号RX AGC ADJが与えられて
おり、この利得調整信号RX AGC ADJが指示する利得で中
間周波数帯に変換された受信信号(QPSK信号)が増
幅されてデジタル復調器31に与えられる。デジタル復
調器31は、中間周波数発振器12からの中間周波数の
局部発振信号を用いて、入力されたデジタル変調信号に
対する直交検波を行ない、ベースバンド信号としてI相
データ信号RX I DATA 及びQ相データ信号RX QDATA を
得てデータ処理回路10に与える。データ処理回路にお
いては、スペクトル逆拡散処理を実行した後、送信符号
列を確定する。
【0038】次に、パワーコントロール増幅器15及び
信号変換回路20に与える利得調整信号TX AGC ADJを形
成するデータ処理回路10の内部構成を、図8を参照し
ながら簡単に説明する図8において、I相データ信号RX
I DATA 及びQ相データ信号RX Q DATA は、総和回路4
1に与えられる。総和回路41には、電力基準信号(受
信AGCループでの目標信号)POWER REF も与えられて
おり、総和回路41からは、I相データ信号RX I DATA
及びQ相データ信号RX Q DATA の合成値と電力基準信号
POWERREF との差分信号が出力され、この差分信号がA
GCループフィルタに相当する積分回路42で積分さ
れ、この積分信号に対して、乗算回路43において、A
GCループ利得に相当する利得信号GAIN CONSTANT が乗
算されて、希望信号についてのアンテナ24の端子の受
信平均電界強度に比例した受信電界強度信号RSSI IN が
形成され、図示しない利得調整信号RX AGC ADJ1の形成
部に与えられると共に、D/Aコンバータ44に与えら
れる。D/Aコンバータ44がこの受信電界強度信号RS
SI IN をD/A変換することにより、送信系のAGC用
の利得調整信号TX AGC ADJが形成される。
【0039】次に、上述したパワーコントロール増幅器
19及び信号変換回路20が、北米基準のTIA/EI
A/IS−95の最大送信電力項目及び伝導スプリアス
放射項目におけるスプリアス放射の規定内容を満足させ
るように機能している理由を説明する。
【0040】本願発明者は、北米基準のTIA/EIA
/IS−95において、最大送信電力項目に規定された
スペクトラムスプリアス放射レベルと、伝導スプリアス
放射項目に規定されたスペクトラムスプリアス放射レベ
ル(図5(b)及び(c))が異なっていることに着目
して、この実施形態の構成に至った。
【0041】伝導スプリアス放射項目に規定されたスペ
クトラムスプリアス放射レベル(図5(b)及び
(c))は、最大送信電力項目に規定されたスペクトラ
ムスプリアス放射レベルより厳しい条件となっている。
しかし、伝導スプリアス放射項目に規定されたスペクト
ラムスプリアス放射レベルは、アンテナ端の出力電力が
−13dBmのときのスペクトラムスプリアス放射レベ
ルである。従って、上述のように、RF段のパワーコン
トロール増幅器19を新たに設け、このRF段のパワー
コントロール増幅器19を最大利得にして最大送信電力
規格(図2及び図3)を満足させると共に、そのRF段
のパワーコントロール増幅器19の利得を最大利得より
小さくさせたときに、伝導スプリアス放射規格(図5)
を満足させるようにすれば良い。
【0042】最大送信電力で送信した場合に対する設計
思想としては、各部品の非線形歪み率kと利得を重点的
な選定指標として、図2及び図3に示した最大送信電力
項目の規定を満足させるようにすれば良い。また、最大
送信電力で送信した場合について、アンテナ24端にお
ける送信ミキサ16の雑音指数NFによる発生した雑音
レベルとローカルキャリアリークとについては、特別な
規定はないが、図3に示すようなスペクトラムスプリア
スレベル以下であれば良い。従って、適当な雑音指数N
F及びローカルキャリアリークを有する送信ミキサ16
があれば、最大送信電力項目の規定に対応できる。その
結果、非線形歪み率kと利得を重点的な選定指標にする
ことができる。
【0043】また、RF段のパワーコントロール増幅器
19の追加によって、従来方式より送信ミキサ16の出
力レベルは、このRF段のパワーコントロール増幅器1
9の最大利得分だけ減らすことができる。これは、飽和
領域への切替え点の指標である1dBコンプレションポ
イントが従来より低い送信ミキサ16を適用できること
を意味している。換言すれば、従来より非線形歪み率k
の大きい送信ミキサ16を使うことができる。
【0044】このようにした場合、最大送信電力項目の
規定を満たすことができるが、伝導スプリアス放射項目
の規定を満足させることが困難と想定できる。しかしな
がら、伝導スプリアス放射項目の規定は、出力電力が−
13dBmの場合のものであるため、RF段のパワーコ
ントロール増幅器19の利得を最大利得から適当量だけ
減衰させることによって、出力電力が−13dBmを満
足しながら、送信ミキサ16の雑音指数NFによる発生
した雑音レベルとローカルキャリアリークレベルも減衰
させることができる。
【0045】以上では、主に、送信ミキサ16として従
来より諸特性が低い部品を適用して規格を満足すること
ができることを述べたが、RF段の他の構成部分21、
22についても、同様に、従来より諸特性が低い部品を
適用して規格を満足することができる。
【0046】オペアンプ構成の信号変換回路20は、R
F段のパワーコントロール増幅器19の利得制御特性に
応じて、利得調整信号(直流信号)TX AGC ADJの増幅、
減衰、シフト又は反転を行ない、パワーコントロール増
幅器19の利得制御端子に印加させる。このオペアンプ
構成の信号変換回路20は、送信ミキサ16の前側のI
F段のパワーコントロール増幅器15と、RF段のパワ
ーコントロール増幅器19との利得制御量の配分を調整
して、最大送信電力項目におけるスプリアス放射の規定
内容と、伝導スプリアス放射項目におけるスプリアス放
射の規定内容とを共に満足させると共に、開ループ電力
制御特性(AGC特性)も規格の規定を満足させる機能
を担っている。ここで、信号変換回路20を使用せず、
パワーコントロール増幅器15及び19の制御信号を、
別々のデータ処理回路(10)の構成によって形成する
ことも考えられる。
【0047】なお、IF段のパワーコントロール増幅器
15は、主として、従来と同様に、送信系のAGC機能
を担っている。
【0048】上記実施形態のCDMA送信装置(デュア
ルモードセルラ携帯電話のCDMAモードでの送信構
成)によれば、以下の効果を得ることができる。
【0049】(1) パワーコントロール増幅器19以外
のRF段の構成部品として、雑音指数NF、利得G及び
非線形歪み率k等の諸特性が従来と同じ部品を使ったと
しても、放射スプリアスレベルを最大送信電力時及びそ
れより小さい送信電力時の双方で従来より改善すること
ができる。すなわち、従来構成では、北米標準となって
いるTIA/EIA/IS−95規格の最大送信電力項
目及び伝導スプリアス放射項目の規定内容を満足できな
い場合でも、同じ部品を用いた実施形態の構成で、上記
規格の規定内容を満足させることが可能になる。
【0050】(2) 従来方式より、送信ミキサ16等の
部品の仕様を緩くすることができる。その結果、部品の
開発期間の短縮や、低コストを達成することができ、C
DMA送信装置全体の開発期間の短縮や、低コストを達
成することができる。
【0051】(3) ところで、北米標準となっているT
IA/EIA/IS−95規格では、送信装置の開ルー
プ電力制御として80dB以上のダイナミックレンジが
必要であることを規定している。従来方式では、IF段
の1個のパワーコントロール増幅器15によって送信電
力を制御しており、このIF段のパワーコントロール増
幅器15は80dB以上のダイナミックレンジを有して
いなければならない。一方、上記実施形態では、IF段
及びRF段の2個のパワーコントロール増幅器15及び
19によって送信電力を制御しているため、各増幅器1
5、19のダイナミックレンジは80dB以下で済む。
すなわち、IF段のパワーコントロール増幅器15の仕
様を従来より緩めることができる。
【0052】本発明によるCDMA送信装置は、上記実
施形態のものに限定されず、以下のような他の実施形態
を挙げることができる。
【0053】(1) 最大送信電力時と、それより小さな
送信電力時での要求されているスプリアス放射レベルの
許容値が異なり、後者の条件が厳しい規格(自主規格を
含む)に対応したCDMA送信装置であれば、本発明を
適用することができる。すなわち、北米標準規格に対応
したCDMA送信装置に限定されるものではない。
【0054】(2) スプリアス規定を満足させるために
設けられたRF段のパワーコントロール増幅器19の介
挿位置も上記実施形態のものに限定されず、RF段の中
であれば任意の位置に設けても良い。例えば、ドライバ
増幅器21の出力段側に設けても良い。
【0055】(3) 上記実施形態においては、RF段に
おける利得可変をパワーコントロール増幅器19を設け
て行なうものを示したが、ドライバ増幅器21又は及び
電力増幅器22として利得可変増幅器を適用して、スプ
リアス規定を満足させるための利得制御を実行するよう
にしても良い。
【0056】(4) 上記実施形態においては、RF段及
びIF段の双方にパワーコントロール増幅器15及び1
9を設けたものを示したが、IF段のパワーコントロー
ル増幅器15を省略し、RF段のパワーコントロール増
幅器19がAGC機能での電力制御と、スプリアス放射
規定を満足させるための電力制御との双方の機能を担う
ようにさせても良い。
【0057】(5) 各パワーコントロール増幅器15、
19に対する制御構成も、上記実施形態のものに限定さ
れるものではない。例えば、IF段のパワーコントロー
ル増幅器15に対しても、オペアンプ構成の信号変換回
路を介して、2個の増幅器15及び19での利得配分に
応じた利得調整信号を与えるようにしても良い。また、
データ処理回路10の内部のデジタル処理によって、R
F段のパワーコントロール増幅器19に与える利得調整
信号と、IF段のパワーコントロール増幅器15に与え
る利得調整信号とを別個に形成するようにしても良い。
この場合には、信号変換回路20が不要となる。
【0058】(6) 上記実施形態では、RF段の利得可
変手段がパワーコントロール増幅器であるものを示した
が、可変アッテネータであっても良く、また、可変アッ
テネータと可変増幅器との組み合わせであっても良い。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明のCDMA送信装
置によれば、最大送信電力時と、それより所定量だけ小
さな送信電力時のスプリアス放射レベルの要求を共に満
足させるように、送信電力に応じて、利得を切り替える
利得可変手段を、送信ミキサと送信アンテナとの間に介
挿したので、最大送信電力時と、それより所定量だけ小
さな送信電力時のスプリアス放射レベルの要求を共に満
足させることができ、しかも、RF段での部品選定の自
由度や容易性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のCDMA送信装置を含む送受信装置
を示すブロック図である。
【図2】実施形態に係る最大送信電力の規格内容の説明
図表である。
【図3】実施形態の最大送信電力時のスプリアス放射の
規格内容の説明図表である。
【図4】実施形態の最大送信電力時のスプリアス放射の
規格内容の説明図である。
【図5】実施形態の伝導送信電力時のスプリアス放射の
規格内容の説明図表である。
【図6】実施形態の伝導送信電力時のスプリアス放射の
規格内容の説明用スペクトラム(1)である。
【図7】実施形態の伝導送信電力時のスプリアス放射の
規格内容の説明用スペクトラム(2)である。
【図8】実施形態のパワーコントロール増幅器15及び
信号変換回路20に与える利得調整信号の形成構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10…データ処理回路、16…送信ミキサ、17…伝送
路周波数発振器、19…RF段のパワーコントロール増
幅器、20…信号変換回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大送信電力時と、それより所定量だけ
    小さな送信電力時で要求されているスプリアス放射レベ
    ルの許容値が異なり、後者の条件が厳しいCDMA送信
    装置において、 最大送信電力時と、それより所定量だけ小さな送信電力
    時のスプリアス放射レベルの要求を共に満足させるよう
    に、送信電力に応じて、利得を切り替える利得可変手段
    を、送信ミキサと送信アンテナとの間に介挿したことを
    特徴とするCDMA送信装置。
  2. 【請求項2】 上記利得可変手段が、利得可変増幅器、
    利得可変減衰器、又は、利得可変増幅器及び利得可変減
    衰器の組合わせであることを特徴とする請求項1に記載
    のCDMA送信装置。
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