JPH09254033A - 電動工具の集塵装置 - Google Patents

電動工具の集塵装置

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JPH09254033A
JPH09254033A JP8064821A JP6482196A JPH09254033A JP H09254033 A JPH09254033 A JP H09254033A JP 8064821 A JP8064821 A JP 8064821A JP 6482196 A JP6482196 A JP 6482196A JP H09254033 A JPH09254033 A JP H09254033A
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JP
Japan
Prior art keywords
dust
nozzle
dust collecting
bag
dust bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP8064821A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuhisa Kaneko
哲久 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】集塵容器に目詰りを起こさせず、集塵性能を低
下させない。 【構成】集塵装置16は、中間ノズル17、ダストバッ
グノズル18、ダストバッグ19から構成される。中間
ノズル17は、工具本体側のダストノズル15に挿入さ
せる筒部20を突設する一方、反対側に、フランジ部2
2,23と、吹出口27とを有する連結体21を連設し
ている。前記吹出口27は、フランジ部23内にあっ
て、筒部20の延長上から徐々に上方へ向かってカーブ
する中筒部28と、その中筒部28の外径よりやや狭い
幅で連設され、斜め上向きの傾斜孔29aを備えた開口
部29とから形成される。よって粉塵は、上向きの吹出
口27により、開口部29の傾斜孔29aから斜め上へ
排出され、ダストバッグ19の上面に当たって下方へ落
ち、ダストバッグ19の下部へ溜まることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトサンダ、オ
ビタルサンダ等の電動工具に取り付けられ、切削や研磨
作業等に伴って生じる粉塵を収集する集塵装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の集塵装置としては、粉塵排出用の
ファスナーが設けられた集塵袋の袋口を連結部としての
取付ノズルに装着し、この取付ノズルを電動工具のハウ
ジングに突設した排出ノズルに連結することで、排出ノ
ズルから排出される粉塵を、取付ノズルを介して集塵袋
内に排出し、貯留させるものが知られている。そして粉
塵が溜ると、集塵袋を取付ノズルごと排出ノズルから外
し、ファスナーを開いてファスナーの開口から粉塵を排
出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記集塵袋によるもの
では、取付ノズルから吹き出される粉塵が集塵袋の内面
にこびりついて目詰りを起こすことが多い。このため集
塵袋の通気性が低下し、延いては集塵性能の低下に繋が
ってしまう。又目詰りした粉塵の除去にも手間が掛かる
ことにもなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、特に集
塵袋を用いた場合に好適で目詰りの虞れはなく、集塵性
能を好適に維持できる電動工具の集塵装置を提供するも
ので、その構成は、前記取付ノズル等の連結部の集塵容
器側に、排出ノズルからの粉塵の排出路と連通する吹出
口を、前記集塵容器における粉塵の貯留部以外の所定の
内壁面へ向けて突設したことを特徴とするものである。
又前記集塵容器を布製の集塵袋とし、前記連結部に、前
記集塵袋内にあって少なくとも前記所定の内壁面を張設
させる枠体を設けるのが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の集塵装置を用いたラ
ンダム・オービットサンダ1の説明図で、左右の半割形
で形成される本体ハウジング2にはモータ3が内蔵さ
れ、そのモータ軸4は、ボールベアリング5に軸支され
て、同じく左右の半割形で本体ハウジング2の下部に組
み付けられるスカート6内に突出し、その先端にはファ
ン7が、ボルト8とワッシャー9により固着されてい
る。又このファン7には、モータ軸4の軸心に偏心させ
て設けたボールベアリング10を介して、ベアリングボ
ックス11を更に偏心させて組み付けており、このベア
リングボックス11に、サンディングペーパー13を下
面に装着可能なパッド12がネジ止めされている。よっ
てモータ3を回転させると、その回転がモータ軸4に偏
心するボールベアリング10を介して更に偏心するベア
リングボックス11へ伝わることで、ベアリングボック
ス11とパッド12とはランダム・オービット運動(オ
ービタル+回転運動)をすることになる。尚14は、パ
ッド12とサンディングペーパー13とを貫通して設け
られる透孔で、研磨作業時に生じる粉塵は、ファン7の
回転により、スカート6下部の開口6aを通ってスカー
ト6内に吸い込まれ、後述する集塵装置16へ排出され
る。
【0006】そしてスカート6には、ダストノズル15
が突設され、そこには、連結部としての中間ノズル17
とダストバッグノズル18、そして布製のダストバッグ
19からなる集塵装置16が装着される。まず中間ノズ
ル17は、ゴム等の弾性材で作られ、スカート6側に、
内面をテーパ形状に形成された筒部20を形成し、これ
をダストノズル15に挿入させて装着可能とする一方、
反対側に、二重のフランジ部22,23と、吹出口27
とを有する大径の連結体21を連設したもので、筒部2
0は連結体21の偏心位置に突設されている。又外側の
フランジ部22には、図2及び3にも示すように、点対
称にダストバッグノズル18の装着部24,24が形成
されている。この装着部24は、夫々軸方向に形成され
た案内溝25と、その案内溝25の終端からフランジ部
22の周方向に沿って連設される係合溝26とを有し、
係合溝26の終端の吹出口27側は、山形26aに形成
されている。又吹出口27は、内側のフランジ部23内
にあって、図1,2の如く前記筒部20の延長上から徐
々に上方へ向かってカーブする中筒部28と、その中筒
部28の外径よりやや狭い幅で連設され、斜め上向きの
傾斜孔29aを備えた開口部29とから形成されてい
る。そしてダストバッグノズル18は、前記中間ノズル
17の二重のフランジ部22,23間に嵌合する連結筒
30と、その連結筒30に連設される角形状のダストバ
ッグ19の被着部31とを備え、前記連結筒30の端部
には、点対称に一対の係合片32,32が突設されてい
る。この係合片32は、夫々周方向の幅を前記中間ノズ
ル17の案内溝25の幅よりやや小さく、軸方向の高さ
を係合溝26の高さよりやや小さくして形成されてお
り、ここにも係合溝26と同様の山形32aが形成され
ている。又被着部31の外周には、ダストバッグ19の
取付溝33が周設されて、そこにゴムバンド35を設け
た袋口19aが装着可能となる一方、被着部31の後端
における上部両側からは、軸方向に沿って一対の枠体3
4,34が延設されている。
【0007】以上の如く構成された集塵装置16におい
ては、ダストバッグ19の袋口19aをダストバッグノ
ズル18の取付溝33に装着し、ダストバッグノズル1
8の連結筒30を、両側の係合片32,32を中間ノズ
ル17の案内溝25,25の位置に一致させてフランジ
部22,23間に差し込み、係合片32,32が案内溝
25の終端に到達するまで押し込む(図3,4の一点鎖
線で示す位置)。そして連結筒30を図3の状態から右
回転させると、係合片32,32が夫々係合溝26,2
6を弾性変形させて進入すると共に、山形32aが係合
溝26の山形26aに係合して抜け止めと回り止めとの
作用を奏し(図3,4の二点鎖線で示す位置)、図1の
ようにダストバッグノズル18の連結筒30は中間ノズ
ル17の二重のフランジ部22,23間にしっかりと支
持され、両ノズルが一体化されることになる。そしてラ
ンダム・オービットサンダ1側のダストノズル15を、
中間ノズル17の筒部20に差し込むと、集塵装置16
の装着は完了する。ここで研磨作業を行うと、スカート
6内へ吸い込まれる粉塵は、ダストノズル15から集塵
装置6内へ排出されるが、中間ノズル17の上向きの吹
出口27により、粉塵は矢印aで示すように、開口部2
9の傾斜孔29aから斜め上へ排出され、ダストバッグ
19の上面に当たって下方へ落ち、ダストバッグ19の
下部へ溜まることになる。よって常にダストバッグの上
面には風や粉塵が当たるため、塵が掻き落とされて、こ
の上面は目詰りすることがなく、集塵量が増えてもダス
トバッグ19内の通気は確保される。更にここでは、枠
体34,34がダストバッグ19内にあって、これを常
に張設させる機能を備えているため、ダストバッグ19
を被着するだけで、粉塵が当たる上側面は常に広がった
状態となる。よって前記目詰り防止効果を好適に補助で
きるのである。
【0008】そしてここから溜まった粉塵を捨てる場
合、集塵装置16をダストノズル15から抜き外し、図
3で説明したのと逆に、ダストバッグノズル18を左回
転させると、ダストバッグノズル18における連結筒3
0の係合片32,32と係合溝26,26との係合が解
かれ、係合片32は夫々案内溝25の終端へ移動する。
そのまま中間ノズル17又はダストバッグノズル18を
相手側から離反する方向へ移動させると、係合片32が
案内溝25を通って装着部24から外れ、中間ノズル1
7を取り外すことができる。よって吹出口27により目
詰りせずに溜まった粉塵は、ダストバッグノズル18の
開口の広い連結筒30から容易に捨てることが可能とな
る。
【0009】尚上記実施の形態では、布製のダストバッ
グの連結部を、ダストバッグノズルと中間ノズルとの2
つのノズルで構成した例で説明した。この場合は特にダ
ストバッグからの粉塵の排出が簡単に行える利点がある
が、どちらか一方を省略して、1つのノズルに上記吹出
口と枠体とを設け、構造の簡略化を図っても差し支えな
い。又実施の形態では布製のダストバッグで説明した
が、これに代えて通気性を有する合成樹脂製の集塵箱を
採用しても同様の効果が得られる。その他吹出口を連結
部へ回動自在に取り付けて粉塵の排出方向を変更可能と
したり、枠体を端部同士で連結して四角枠状に形成する
等の設計変更も可能である。
【0010】
【発明の効果】以上本発明によれば、連結部に吹出口を
突設したことで、目詰りが防止でき、集塵容器の通気を
確保して集塵性能を好適に維持できる。又集塵容器を布
製の集塵袋として、前記連結部に前記枠体を設ければ、
吹出口が向けられる内壁面を張設させ、目詰り防止効果
を好適に補助できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集塵装置を用いたランダム・オービッ
トサンダの説明図である。
【図2】集塵装置の説明図である。
【図3】中間ノズルをダストバッグノズル側から見た説
明図である。
【図4】装着部の説明図である。
【符号の説明】
1・・ランダム・オービットサンダ、2・・本体ハウジ
ング、3・・モータ、6・・スカート、12・・パッ
ド、15・・ダストノズル、16・・集塵装置、17・
・中間ノズル、18・・ダストバッグノズル、19・・
ダストバッグ、24・・装着部、25・・案内溝、26
・・係合溝、27・・吹出口、30・・連結筒、32・
・係合片、34・・枠体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体に突設された粉塵の排出ノズル
    の先端に、連結部を一体又は別体に設け、その連結部に
    集塵容器の集塵口を連結して、前記排出ノズルに前記集
    塵容器を取付可能とした電動工具の集塵装置であって、 前記連結部の前記集塵容器側に、前記排出ノズルからの
    粉塵の排出路と連通する吹出口を、前記集塵容器におけ
    る粉塵の貯留部以外の所定の内壁面へ向けて突設したこ
    とを特徴とする電動工具の集塵装置。
  2. 【請求項2】 前記集塵容器を布製の集塵袋とし、前記
    連結部に、前記集塵袋内にあって少なくとも前記所定の
    内壁面を張設させる枠体を設けた請求項1に記載の電動
    工具の集塵装置。
JP8064821A 1996-03-21 1996-03-21 電動工具の集塵装置 Pending JPH09254033A (ja)

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