JPH09245674A - 受像管装置 - Google Patents

受像管装置

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JPH09245674A
JPH09245674A JP5513096A JP5513096A JPH09245674A JP H09245674 A JPH09245674 A JP H09245674A JP 5513096 A JP5513096 A JP 5513096A JP 5513096 A JP5513096 A JP 5513096A JP H09245674 A JPH09245674 A JP H09245674A
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JP
Japan
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picture tube
electric field
field mirror
tube device
electron beam
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Application number
JP5513096A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Ueda
康之 上田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全長が短く、偏向感度に優れ、構造が簡単にな
るように構成した受像管装置を提供する。 【解決手段】選択図1のように、電子銃21から出射さ
れた偏向されていない電子ビーム25を反射させてその
軌道を変える目的で電界ミラー30が設けられ、電界ミ
ラー30に入射した後に電子ビーム25を偏向する手段
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光面に垂直な方
向の長さである全長が短くなるように構成した受像管装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在広く用いられている受像管装置で
は、図10に示す側断面図のように管軸上に電子銃11
が設けられ、電子銃11内のカソードから出射された電
子ビーム15を電界レンズで集束しスクリーン蛍光面1
3上に結像させて蛍光体の発光によるビームスポットを
形成する。また電子ビーム15は偏向ヨーク16で発生
する磁界により偏向され、スクリーン全域で画像表示を
行う。ガラスバルブ10の内面には導電膜が塗布され、
この導電膜と電子銃11の最終電極とが接続されてい
る。この導電膜にアノード電圧が供給されている。この
従来の受像管装置では、電子銃11が内蔵されるネック
部9が受像管後方に突出しているために、受像管全体の
奥行が長くなる。さらに、ソケット部や付属の回路基板
がネック部の後方に設けられるため、受像管装置の奥行
は更に長くなる。
【0003】そこで受像管装置の奥行を短縮する目的の
構造のものが特開昭62−69445号公報に開示され
ている。この構造は図11に示すように、電子ビーム4
6を発生させる電子銃45と、電子ビーム46を偏向さ
せる偏向手段47と、偏向された電子ビーム46を陽極
ターゲット42の方向に反射させる平板状の零電位反射
面49を備えたものである。図11にはこの他にガラス
バルブ41、前面ガラス41a、蛍光膜43、アルミニ
ウム膜44、反射電極48、遮蔽板50を備えている。
【0004】
【発明が解決しようという課題】従来の図11に示され
た受像管では、電子ビーム46を零電位反射面49に入
射する前に偏向を行うので、偏向によって零電位反射面
49に入射する電子ビーム46の位置が変わりフォーカ
ス特性が劣化する。この劣化を抑制するために、前記従
来技術では零電位反射面49を一様な平面状に形成する
ようにしているが、このため電極構造や回路が複雑にな
る。また、この構造では陽極電位で偏向するために偏向
の感度も良くない。
【0005】本発明の目的は、奥行が短く、偏向感度に
優れ、構造の簡単な受像管装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の受像管装置は、
電子銃から出射された未偏向の電子ビームを反射させて
その軌道を変える電界ミラーと、電子ビームが電界ミラ
ーに入射した後この電子ビームを偏向する偏向手段と、
を備えたことを特徴としている。前記電界ミラーは、電
子ビームの入射する側の電位を高位とし、電子が進行す
るにしたがって電位が低位になるように構成したもの
で、これにより管軸方向において電子の進行方向と反対
方向に力が働いて電子ビームの進行方向を反転させるも
のである。この発明によれば、奥行が短く、偏向感度に
優れ、構造の簡単な受像管装置を得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明に係る受
像管装置は、電子銃から出射された未偏向の電子ビーム
を反射させてその軌道を変える電界ミラーと、前記電子
ビームが前記電界ミラーに入射した後この電子ビームを
偏向する偏向手段とを備えたものである。これにより電
子銃を従来のガラスバルブのネック部に設置する必要が
なくなるとともに、電界ミラーに入射する電子ビームの
位置が変わることがなくなる。
【0008】請求項2に記載した発明に係る受像管装置
は、請求項1に記載したものにおいて、電子銃が3個の
電子ビーム発生手段を有するものである。これによりカ
ラー受像管を形成することができる。
【0009】請求項3に記載した発明に係る受像管装置
は、請求項1または請求項2に記載したものにおいて、
電界ミラーが2個以上の互いに対向する電極を有し、そ
のうちのスクリーンに近い方の電極には高位の電位が、
スクリーンから離れた方の電極にはそれよりも低位の電
位がそれぞれ与えられるものである。これにより電界ミ
ラーに入射された電子ビームを反射させることができ
る。
【0010】請求項4に記載した発明に係る受像管装置
は、請求項1または請求項2に記載したものにおいて、
電界ミラーが、ガラスバルブの内壁、または前記ガラス
バルブ内に配した絶縁筒体の内壁に形成された高抵抗層
であって、この高抵抗層のスクリーンに近い方の電位が
高く、前記スクリーンから離れる方向に向かうにしたが
って次第に前記高抵抗層の電位が低下するように電位が
与えられるものである。これにより電界ミラーに入射さ
れた電子ビームを反射させることができる。
【0011】請求項5に記載した発明に係る受像管装置
は、請求項3に記載したものにおいて、電界ミラーを構
成する2個以上の電極のうちのスクリーンに近い方の電
極がガラスバルブ内壁上に塗布された導電層と電気的に
接続されているものである。これによりスクリーンに近
い方の電極を高電位にすることができる。
【0012】請求項6に記載した発明に係る受像管装置
は、請求項3または請求項5に記載したものにおいて、
電界ミラーを構成する電極に与えられる最も低い電位
が、電子銃に与えられる最も低い電位以下であるもので
ある。これにより電界ミラーに入射された電子ビームを
完全に反射させることができる。
【0013】請求項7に記載した発明に係る受像管装置
は、請求項1または請求項2に記載したものにおいて、
電界ミラーの内部を通過中の電子ビームを偏向する偏向
手段を前記電界ミラーの近傍に設けたものである。これ
により電界ミラーに入射する電子ビームの位置は一定で
あり、フォーカス特性の劣化を防止することができる。
【0014】請求項8に記載した発明に係る受像管装置
は、請求項1または請求項2に記載したものにおいて、
電界ミラーの内部を通過後の電子ビームを偏向する偏向
手段を前記電界ミラーの近傍に設けたものである。これ
により電界ミラーに入射する電子ビームの位置は一定で
あり、フォーカス特性の劣化を防止することができる。
【0015】請求項9に記載した発明に係る受像管装置
は、請求項7または請求項8に記載したものにおいて、
電子ビームの偏向が、電界ミラーの電位分布の低位側で
行われるものである。これにより偏向感度を向上させる
ことができる。
【0016】請求項10に記載した発明に係る受像管装
置は、請求項1、請求項2または請求項3に記載したも
のにおいて、電界ミラーが2個以上の互いに対向する電
極を有し、前記電極の対向する開口面がスクリーン面に
対してある角度を持つ非平行に配置されているものであ
る。これにより電子ビームの反射する角度を調整でき
る。
【0017】請求項11に記載した発明に係る受像管装
置は、請求項1または請求項2に記載したものにおい
て、電子銃がガラスバルブ4つの側面のうち、前記ガラ
スバルブのスクリーンの長辺を含む2つの側面のいずれ
かの面付近に配置され、電子ビーム出射方向が前記スク
リーンから遠ざかり、かつ電界ミラーに向かう方向であ
るものである。これにより電子銃を従来のようにガラス
バルブのネック部に設置する必要がなくなる。
【0018】本発明の受像管装置の実施例について図1
〜図9を用いて説明する。図1は本発明の受像管装置の
例を示す概略側断面図、図2は本発明の受像管装置に使
用する電子銃の1つの例を示す側断面図である。図1お
よび図2は実施例1ないし実施例3において共通する。
【0019】図1の側断面図に示すように、ガラスバル
ブ22はスクリーン19とこれに続く多角錐状のコーン
部からなる。このガラスバルブ21の多角錐状の面の1
つには、電子銃21が設けられている。電子銃21の接
続端子21’はガラスバルブ22から外部に貫通して設
けられている。図1にはさらに、スクリーン19、スク
リーン蛍光面23、シャドウマス24、電子ビーム25
および電界ミラー30が各々配置されている。図2に、
インライン配列した3個のカソード1a、1b、1cか
ら3本の電子ビームを出射して集束電極4と最終加速電
極5との間で形成される主レンズで集束するインライン
型カラー管用電子銃を示す。この構造はカソード1a、
1b、1cと、カソードから出射された電子ビームを集
束する制御格子電極2、加速電極3、集束電極4および
最終加速電極5とを備えている。Vfocは集束電極4に
印加する集束電圧である。3本の電子ビーム発生手段と
しては、このインライン配列以外にデルタ配列したもの
がある。
【0020】
【実施例】図3および図4に本発明の受像管装置の第1
の実施例に係る電界ミラー30を拡大して示す。図3に
は円形、図4には楕円形の開口を有するそれぞれ2つの
円筒電極を例示する。電界ミラー30aでは、低電位側
電極31と高電位側電極32が対向し、電界ミラー30
bでは、低電位側電極33と高電位電極34とが対向し
て配置されている。スクリーンに近い方の電極、すなわ
ち電界ミラーの高電位側電極32、34には図10に示
した従来の電子銃11と同様にアノード電圧がガラスバ
ルブ22の内面に塗布された導電膜が接続されている。
図3には、高電位電極32に対してスクリーン方向とは
反対側の電極、すなわち電界ミラー30aの低電位側電
極31には、図1の電子銃21から出射される電子ビー
ム25の軌道で最も低い電位と同等以下の電位が与えら
れる。この構成により、図1に示すように、電界ミラー
30に高電位側電極から入射した電子ビーム25はその
軌道を変えられ、再び電界ミラーの高電位側電極からス
クリーン方向に出射する。従って、電子銃21は従来の
ように受像管装置後方に配置する必要がない。本発明の
受像管は、カラー管、モノクローム管にかかわらず適用
可能である。図4に示す実施例では、電極の対向する開
口は、低電位側電極33と高電位側電極34の対向する
ギャップ面をスクリーン面に対して角度θだけ傾かせた
構造のものである。これにより電子ビームの反射する角
度を調整することができ、無偏向のときに電子ビームが
スクリーン面の中央に来るようにすることができる。図
3および図4では高電位側電極32、34の開口が低電
位側電極31、33の開口より大きな図を例示している
が、この条件は必ずしも必要ではなく同径の開口であっ
ても構わない。
【0021】図5および図6に本発明の受像管装置の第
2の実施例に係る電界ミラー30の構造を示す。電界ミ
ラー30cは、図5に示すようにガラスバルブ22の内
壁またはバルブ22内に配した絶縁体の内壁に高抵抗層
36(破線のハッチングを施して示した部分)を設け、
スクリーン側から離れる方向に向けてすなわち図5の左
側方向に向けて電位が低くなるように構成されている。
この図では、螺旋状に高抵抗層36を形成する場合を示
す。図6に示すように電界ミラー30dを形成する部分
のガラスバルブ22の形状が、図1のスクリーン19の
中心を通りこのスクリーンの表面に垂直な線を軸とする
円筒状であっても良い。図5および図6に示す構成にお
いて、高抵抗体層36のスクリーン側の一端にはアノー
ド電圧が、他端にはアノード電圧より低位の電圧が印加
される。
【0022】図7ないし図9に本発明の受像管装置の第
3の実施例に係る偏向装置37を示す。図11に示した
従来の受像管装置では、電子を高電位であるアノード電
圧まで加速してから偏向を行うため偏向感度が悪いとい
う欠点があった。本実施例では、これに対して図7に示
すように、偏向装置37を電子の速度が未だ小さい電界
ミラー30eの低電位部で偏向作用が働く位置に設ける
もので、これにより上記偏向感度を改善することができ
る。電子ビーム25の偏向は電界ミラー30eの内部を
通過中、もしくは通過後、のいずれであってもよい。偏
向装置37は図10に示した従来の受像管装置の偏向ヨ
ーク16のようにガラスバルブ10のネック部9に配置
しなくてもよいため、本発明の受像管装置に係る電子銃
21は図1に示すようにスペースの制約を受けることが
ない。したがって、電子銃21のレンズ口径を大きくし
て解像度の向上が可能になる。スポットのトータルのレ
ンズ球面収差は図1において電界ミラー30と電子銃2
1の中の主レンズとで最適になるように調整する。
【0023】図8および図9に図7に示した偏向装置3
7の具体的な例を示す。図8は、電界ミラー30eの低
電位側電極31の一部をその中心軸の回りの角度に関し
て4分割して構成され、電極板のうち、対向する2枚の
電極板の一方に電圧V0+Vdynおよび他方にV0−Vdyn
を与える電界偏向装置の例を示す。ここでV0は電界ミ
ラーの低電位側電極の電位、Vdynは静電偏向電圧を示
す。図9は2枚の電極板を透過して電磁コイルから2極
磁界S、Nを与える磁界偏向装置の例を示す。従来の偏
向ヨーク技術を含めて、受像管の内部および外部を問わ
ず前記以外の偏向装置を設けることも可能である。図8
および図9に示す中心部の の記号およびその真上の矢
印はそれぞれ負の電荷をもつ電子、およびその電子に働
く力の方向を示す。また、Xはスクリーン19の水平方
向辺に平行な方向、Yはスクリーン19の垂直方向辺に
平行な方向を示す。なお図8および図9では電子に働く
力が垂直方向の場合だけを示してあるが、電子に水平方
向にも力を働かせるためには図8および図9においてX
とYを入れ替えた構成のものを付け加えればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の受像管装置によれば、電子銃か
ら出射され偏向されていない電子ビームを反射させてそ
の軌道を変える電界ミラーと、電子ビームが電界ミラー
に入射した後にこの電子ビームを偏向する偏向手段とを
備えているため、受像管装置の大幅な奥行短縮が可能に
なるとともに、電界ミラーに入射する電子ビームの位置
が変わることがないので、フォーカス特性が劣化しない
という効果が得られる。またこの劣化を抑制するための
複雑な電極構造や回路を必要としないという効果があ
る。
【0025】請求項7ないし9の発明によれば、上記の
効果に加えてさらに、電子ビームが電界ミラーの内部を
通過中もしくは通過後または電界ミラーのうち低電位電
極部で偏向されるので偏向感度がすぐれたものになると
いう効果が得られる。
【0026】請求項10の発明によれば、電界ミラーを
構成する電極の対口する開口面がスクリーン面に対して
ある角度を持っているので電子ビームの反射する角度を
調整することができ、無偏向のときに電子ビームがスク
リーン面の中央にくるようにすることができるという効
果が得られる。
【0027】請求項11の発明によれば、電子銃の配置
に従来の受像管装置のようなガラスバルブのネック部に
設置する制約を受けない。したがって、ガラスバルブの
奥行を短縮することができるとともに、電子銃21のレ
ンズ口径を大きくして解像度を向上させることができる
という効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受像管装置の実施例の概略側断面図。
【図2】本発明の受像管装置の実施例に係る電子銃を示
す側断面図。
【図3】本発明の受像管装置の第1の実施例に係る電界
ミラーの側断面図。
【図4】本発明の受像管装置の第1の実施例に係る他の
電界ミラーの側断面図。
【図5】本発明の受像管装置の第2の実施例に係る電界
ミラーの側断面図。
【図6】本発明の受像管装置の第2の実施例に係る他の
電界ミラーの側断面図。
【図7】本発明の受像管装置の第3の実施例に係る偏向
手段と電界ミラーの側断面図。
【図8】本発明の受像管装置の第3の実施例に係る電界
偏向手段を説明する図。
【図9】本発明の受像管装置の第3の実施例に係る磁界
偏向手段を説明する図。
【図10】従来の受像管装置の側断面図。
【図11】従来の他の受像管装置の側断面図。
【符号の説明】
1a、1b、1c カソード 2 制御格子電極 3 加速電極 4 集束電極 5 最終加速電極 9 ネック部 10、22 ガラスバルブ 11、21 電子銃 12、19 スクリーン 13、23 スクリーン蛍光面 14、24 シャドウマスク 15、25 電子ビーム 16 偏向ヨーク 30、30a、30b、30c、30d 電界ミ
ラー 31、33 電界ミラーの低電位側電極 32、34 電界ミラーの高電位側電極 36 高抵抗層 37 偏向装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子銃から出射された未偏向の電子ビー
    ムを反射させてその軌道を変える電界ミラーと、前記電
    子ビームが前記電界ミラーに入射した後この電子ビーム
    を偏向する偏向手段とを備えたことを特徴とする受像管
    装置。
  2. 【請求項2】 電子銃が3個の電子ビーム発生手段を有
    することを特徴とする請求項1に記載の受像管装置。
  3. 【請求項3】 電界ミラーが2個以上の互いに対向する
    電極を有し、そのうちのスクリーンに近い方の電極には
    高位の電位が、スクリーンから離れた方の電極にはそれ
    よりも低位の電位がそれぞれ与えられることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の受像管装置。
  4. 【請求項4】 電界ミラーが、ガラスバルブの内壁、ま
    たは前記ガラスバルブ内に配した絶縁筒体の内壁に形成
    された高抵抗層であって、この高抵抗層のスクリーンに
    近い方の電位が高く、前記スクリーンから離れる方向に
    向かうにしたがって次第に前記高抵抗層の電位が低下す
    るように電位が与えられたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の受像管装置。
  5. 【請求項5】 電界ミラーを構成する2個以上の電極の
    うちのスクリーンに近い方の電極が、ガラスバルブ内壁
    上に塗布された導電層と電気的に接続されていることを
    特徴とする請求項3に記載の受像管装置。
  6. 【請求項6】 電界ミラーを構成する電極に与えられる
    最も低い電位が、電子銃に与えられる最も低い電位以下
    であることを特徴とする請求項3または請求項5に記載
    の受像管装置。
  7. 【請求項7】 電界ミラーの内部を通過中の電子ビーム
    を偏向する偏向手段を前記電界ミラーの近傍に設けたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受像管
    装置。
  8. 【請求項8】 電界ミラーの内部を通過後の電子ビーム
    を偏向する偏向手段を前記電界ミラーの近傍に設けたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受像管
    装置。
  9. 【請求項9】 電子ビームの偏向が、電界ミラーの電位
    分布の低位側で行われることを特徴とする請求項7また
    は請求項8に記載の受像管装置。
  10. 【請求項10】 電界ミラーが2個以上の互いに対向す
    る電極を有し、前記電極の対向する開口面がスクリーン
    面に対してある角度を持って非平行に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記
    載の受像管装置。
  11. 【請求項11】 電子銃がガラスバルブの4つの側面の
    うち、前記ガラスバルブのスクリーンの長辺を含む2つ
    の側面のいずれかの面付近に配置され、電子ビーム出射
    方向が前記スクリーンから遠ざかりかつ電界ミラーに向
    かう方向であることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の受像管装置。
JP5513096A 1996-03-12 1996-03-12 受像管装置 Pending JPH09245674A (ja)

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