JPH09239161A - 吊り物調整装置 - Google Patents

吊り物調整装置

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Publication number
JPH09239161A
JPH09239161A JP5275696A JP5275696A JPH09239161A JP H09239161 A JPH09239161 A JP H09239161A JP 5275696 A JP5275696 A JP 5275696A JP 5275696 A JP5275696 A JP 5275696A JP H09239161 A JPH09239161 A JP H09239161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference position
wire rope
suspending structure
hanging
adjusting
Prior art date
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Pending
Application number
JP5275696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuichi Takano
安市 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5275696A priority Critical patent/JPH09239161A/ja
Publication of JPH09239161A publication Critical patent/JPH09239161A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】舞台装置の吊り物を自動的に基準位置に設定で
きる吊り物調整装置を提供すること。 【解決手段】ワイヤロープで吊られる舞台装置の吊り物
を、電動駆動機構により基準位置になるように調整する
吊り物調整装置において、ワイヤロープの伸びを検出す
る検出装置と、検出装置からの出力により吊り物を基準
位置に位置するように電動駆動機構に位置補正指令を出
力する調整ロール機構を備えているので、ワイヤロープ
の伸びに対する吊り物基準位置の確保が容易にでき、ま
た機械リミットの再調整無しで吊り物側の補正のみで基
準位置に合わせることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舞台装置の吊り物
を基準位置に確保するための吊り物調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より舞台の演出効果上、各吊り物の
停止位置が揃うことが重要視されており、そのためにワ
イヤロープの伸び等により各吊り物位置が変化すること
は極力避けるようにしなければならない。各吊り物の停
止位置をワイヤロープで基準位置に吊るために、駆動機
軸にギヤを介しパルスジェネレータ等を取付け、吊り物
の位置表示に用いることが行われている。この場合、機
械的リミットスイッチを上限及び下限位置に設置し、こ
の機械的リミットスイッチの動作により吊り物を基準位
置に停止させていた。
【0003】しかし、ワイヤロープが伸びると機械的リ
ミットスイッチを動作させる為のストライカがそれに比
例して位置ズレを起こす場合があるので、吊り物の停止
位置がズレることになる。吊り物の停止位置がズレた場
合、吊り物の位置を実測してワイヤロープの伸びた長さ
を調整するとかまたは機械的リミットスイッチの取付位
置を再調整して吊り物が基準位置に停止するように設定
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の吊り物調整方法では、吊り物の位置を実測して
ワイヤロープの伸びた長さを調整するとかまたは機械的
リミットスイッチの取付位置を再調整せねばならないの
で、極めて面倒でかつ時間のかかる作業であり、その改
善が望まれていた。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、その目的は舞台装置の吊り物を自動的に基準位
置に設定できる吊り物調整装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1は、ワイヤロープで吊られる舞
台装置の吊り物を、電動駆動機構により基準位置になる
ように調整する吊り物調整装置において、前記ワイヤロ
ープの伸びを検出する検出装置と、前記検出装置からの
出力により前記吊り物を基準位置に位置するように前記
電動駆動機構に位置補正指令を出力する調整ロール機構
を備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、本発明の一実施例を適用し
た吊り物舞台機構の構成図であり、図2は図1のワイヤ
ロープ伸び補正調整装置の機能ブロック図である。
【0007】図1において、舞台装置の天井21からワ
イヤロープ13で吊り下げられる吊り物17は、電動機
12により駆動軸10を介して釣合い重り26に接続さ
れている。この釣合い重り26の側面にはストライカ1
6が取付けられている。吊り物17の上下移動を制限す
るために、吊り物の上下方向に亙って下限リミット14
と上限リミット15が設けられている。また、各吊り物
17はワイヤリール23を介してポテンションメータ1
1と接続されている。25は調整ロール24を有する調
整機構である。なお、19と20はそれぞれ吊り物の上
昇方向と下降方向を示す。
【0008】次に、本実施例の作用について説明する。
舞台の演出効果上、各吊り物17の停止位置が揃うこと
が重要視される。そのために、ワイヤロープ13の伸び
等により各吊り物17位置の変化を招いてはならない。
そこで、吊り物17に位置基準値を設定し伸びに対する
補正が必要となる。
【0009】上限リミット15の停止時ワイヤロープ1
3の伸びがあれば位置ズレ18aが生じ、吊り物17は
A位置となる。このように位置ズレ18aが生じると、
ポテンションメータ11により現在位置表示と基準位置
との間に差が出るようになる。その差がある間、調整機
構25に運転指令を与え、調整ロール24による補正が
吊り物17を基準位置になるまで行われる。したがっ
て、ポテンションメータ11の基準位置許容値まで自動
補正されるので、常にワイヤロープ13の伸びに対する
補正が可能となる。
【0010】下限リミット14の停止時ワイヤロープ1
3の伸びがあれば位置ズレ18bが生じ、吊り物17は
B位置となる。この位置ズレ18bは上記の吊り物上限
位置の場合と同様に自動補正される。
【0011】このような位置調整は、図2に示すよう
に、ワイヤロープの伸びを検出する位置検出器5と、吊
り物の位置を上下させる調整ロール24と、その位置を
変化させる調整機構7とから構成されている。そして、
その作用はワイヤロープ伸び補正指令1によりPCソフ
ト構成8の基準位置データ(REFL)2と現在位置デ
ータ(ACTL)3を比較し、その差4が無くなるまで
調整機構7を駆動し、ポテンションメータ5に与え、位
置表示6を補正してワイヤロープの伸びを補正するもの
である。
【0012】上述したように本実施例によると、基準位
置を機械リミット停止位置に合わせることにより停止位
置において位置表示器が基準値許容以外であれば、伸び
補正指令を与えることにより、基準位置の確保が自動か
つ容易に行える。
【0013】なお、調整機構7は調整ロールを移動させ
るもので、油圧シリンダ、電動シリンダ、ギヤ方式等が
考へられる。位置検出器5はポテンションメータの他に
セルシン、アブソコーダ、エンコーダ等を用いることが
できる。また、吊り物舞台機構は、吊り物と吊り合い重
り(以下カウンターウエイトと称する)の均衡を保つ形
で構成され、電動機の容量の少量化を図るためである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吊り物に取付けられたワイヤロープの伸び検出するポテ
ンションメータを設置し、基準位置と吊り物現在位置と
の比較によりロープの伸びを検出し、その差が無くなる
まで調整機構により自動補正することにより吊り物の基
準位置を確保できる。したがって、ワイヤロープの伸び
に対する吊り物基準位置の確保が容易にでき、また機械
リミットの再調整無しで吊り物側の補正のみで基準位置
に合わせることが可能となる。これによりメンテナンス
の時間が大巾に縮少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される吊り物舞台機構の構成図。
【図2】図1のワイヤロープ伸び補正調整装置の機能ブ
ロック図。
【符号の説明】
1…ワイヤロープ伸び補正指令、2…基準位置データ、
3…現在位置データ、4…比較演算、5,11…位置検
出器、6…位置表示器、7,25…調整機構、8…PC
ソフト構成、、10…駆動軸、12…電動機、13…ワ
イヤロープ、14…下限リミット、15…上限リミッ
ト、16…ストライカ、17…吊り物、18a,18b
…ワイヤロープ伸び時位置ズレ、19…上昇方向、20
…下降方向、21…天井、22…床、23…ワイヤリー
ル、24…調整ロール、26…吊り合い重り。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤロープで吊られる舞台装置の吊り
    物を、電動駆動機構により基準位置になるように調整す
    る吊り物調整装置において、前記ワイヤロープの伸びを
    検出する検出装置と、前記検出装置からの出力により前
    記吊り物を基準位置に位置するように前記電動駆動機構
    に位置補正指令を出力する調整ロール機構を備えたこと
    を特徴とする吊り物調整装置。
JP5275696A 1996-03-11 1996-03-11 吊り物調整装置 Pending JPH09239161A (ja)

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JP5275696A JPH09239161A (ja) 1996-03-11 1996-03-11 吊り物調整装置

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JP5275696A JPH09239161A (ja) 1996-03-11 1996-03-11 吊り物調整装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100761514B1 (ko) * 2006-04-05 2007-10-02 주식회사 한국체인모터 무대승강장치
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CN105268200A (zh) * 2014-07-21 2016-01-27 北京时代秀域文化科技有限公司 通过软索改变物体运行轨迹及姿态的方法
JP2017023517A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 カヤバ システム マシナリー株式会社 走行体の位置決め装置
JP2018143556A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 カヤバ システム マシナリー株式会社 吊物の位置決め装置

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