JPH09234730A - コンクリートドリルの塵埃捕捉具およびコンクリート柱の穿孔方法 - Google Patents

コンクリートドリルの塵埃捕捉具およびコンクリート柱の穿孔方法

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JPH09234730A
JPH09234730A JP6708396A JP6708396A JPH09234730A JP H09234730 A JPH09234730 A JP H09234730A JP 6708396 A JP6708396 A JP 6708396A JP 6708396 A JP6708396 A JP 6708396A JP H09234730 A JPH09234730 A JP H09234730A
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concrete
drill
dust
steel plate
coil spring
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Yasunori Eguchi
保典 江口
Masuo Ishihara
益夫 石原
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Japan Drive It Co Ltd
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Sho Bond Corp
Japan Drive It Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート壁面やコンクリート柱の外周を
コンクリートドリルで穿孔するとき、その穿孔開始の際
にコンクリート屑が飛散するのを防止する塵埃捕捉具の
提供及びその捕捉具によってコンクリート柱等を穿孔す
る方法の提供。 【解決手段】 先端部に塵埃吸引用の集塵孔1が開口し
たコンクリートドリル2の外周に夫々被嵌される塵埃捕
捉筒体3とコイルバネ4とを有し、塵埃捕捉筒体3はコ
ンクリートドリル2の突出刃5に整合する複数のスリッ
ト6が一端開口から軸線方向に形成されている。そし
て、コイルバネ4の先端が塵埃捕捉筒体3に連結され
て、その塵埃捕捉筒体3がコンクリートドリル2の先端
側に付勢される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート柱や
コンクリート壁面の外周をコンクリートドリルで穿孔す
るとき、その穿孔開始の際にコンクリート屑が飛散する
ことを防止する塵埃捕捉具及び同捕捉具を用いてコンク
リート柱等に穿孔を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート建造物の耐震性を向上させ
るため、コンクリート柱の外周に沿って厚肉の鋼板を筒
状に被着し、それをコンクリートにボルトにより固定す
ると共に、筒状の鋼板の内面とコンクリート柱の外面と
の間に接着剤を充填する工法が行われている。図8はそ
の状態を示したものであり、次のようにしてその作業が
行われる。コンクリート柱10の表面に比較的厚肉の複数
の鋼板11を小隙を介して被着し、それらの継目を溶接し
て筒状に形成する。そしてその鋼板11に予め穿設された
鋼板止着用ボルト孔12内に同図では図示しないコンクリ
ートドリルを挿通し、コンクリート柱10の表面から孔を
穿設する。このときそのコンクリートドリルは、その刃
先先端部にコンクリート粉塵吸引用の集塵孔が開口した
ものを用いることがあった。この場合には、集塵装置を
設けて穿孔機により穿孔中に発生するコンクリート粉塵
を鋼板11の外部に導きつつ穿孔作業が行われていた。こ
のようにしてアンカーナット挿通孔13を形成し、そこに
アンカーナット本体17及びアンカー筒体18を装着する。
そしてアンカーナット本体17に鋼板止着ボルト16を螺着
し、鋼板11をコンクリート柱10に固定する。そして鋼板
11とコンクリート柱10との間に接着剤26を充填して、両
者間を一体的に接合するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の例においてコン
クリート柱10に穿設を行う際、コンクリートドリルの刃
先先端部に集塵孔を設けたものを用いても、所定深さ以
上の孔が形成される以前に、コンクリート柱10の表面か
ら流出するコンクリート粉塵がコンクリート柱10の外面
に沿って落下し、それがコンクリート柱10と鋼板11との
間に保持されてしまう。すると、後工程でそれらの間に
充填される接着剤26の接合不良を起こす虞があった。ま
た、コンクリートドリルによって形成されるアンカーナ
ット挿通孔13は、その軸線Lと鋼板11の鋼板止着用ボル
ト孔12の軸線とが半径方向にΔずれることがしばしば起
こる。この場合、アンカーナットの打ち込みが不可能に
なったり、そのアンカーナットが打ち込まれたとして
も、そこに螺着される鋼板止着ボルト16の頭部と鋼板止
着用ボルト孔12とが整合せず、鋼板止着ボルト16が鋼板
11の表面から不整合に突出し隙間ができる虞がある。そ
して、その隙間から接着剤26が漏れだして鋼板11の表面
を汚損したり、その表面が不体裁になったりしていた。
そこで本発明は、これらの課題を解決するために次の構
成をとる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリートド
リルの塵埃捕捉具は、先端部に塵埃吸引用の集塵孔1が
開口したコンクリートドリル2の外周に夫々被嵌される
塵埃捕捉筒体3とコイルバネ4とを有し、前記筒体3
は、前記ドリル2の先端外周の突出刃5に整合する複数
のスリット6が一端開口から軸線方向に形成され、前記
コイルバネ4はその先端が前記筒体3に連結されて、そ
の筒体3が前記ドリル2の先端側に付勢されることを特
徴とするものである。次に第2の本発明は上記第1の発
明の構成に加えて、前記コイルバネ4と前記筒体3との
間にその筒体3に対して相対回転可能な滑りリング7が
介装され、前記コンクリートドリル2の後端部外周に着
脱自在に止着される固定リング8が前記コイルバネ4の
後端に連結されたものである。
【0005】さらに第3の本発明は上記第2の発明にお
いて、前記コイルバネ4と前記固定リング8との間にそ
の固定リング8に対して相対回転可能な他の滑りリング
9が介装されたものである。次に本発明のコンクリート
柱の穿孔方法は、コンクリート柱10の外周に小隙を有し
て鋼板11が被着され、その鋼板11に穿設された鋼板止着
用ボルト孔12に前記コンクリートドリル2を挿通して前
記コンクリート柱10の外周にアンカーナット挿入孔13を
穿孔するものにおいて、請求項1記載のコンクリートド
リルの塵埃捕捉具を用意し、前記塵埃捕捉筒体3の外直
径が前記鋼板止着用ボルト孔12の内周より僅かに小なる
ものを用い、その筒体3を前記鋼板止着用ボルト孔12に
貫通保持した状態で穿孔作業を行うようにしたことを特
徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態につき説明する。図1は本発明の塵埃捕捉具が
外周に被着されたコンクリートドリル2の斜視図であ
り、図2は同コンクリートドリル2により穿孔がAのラ
インまで進んだ状態を示す斜視図、図3はコンクリート
柱10の表面にコンクリートドリル2の刃先5aがわずか
に食い込んだ状態を示す縦断面図、図4は同コンクリー
トドリル2により穿孔が進行した状態を示す縦断面図、
図5は同穿孔状態の全体的説明図、図6はコンクリート
柱10にアンカーナット挿通孔13を形成したのちにアンカ
ーナットを装着する説明図、図7は同アンカーナットの
装着後にそのアンカーナットに鋼板止着ボルト16を螺着
して鋼板11をコンクリート柱10に被着した状態を示す説
明図である。本発明の塵埃捕捉具は、コンクリートドリ
ル2の根元部から先端部まで夫々順番に固定リング8と
滑りリング9と滑りリング7及び塵埃捕捉筒体3とが被
嵌される。固定リング8は、コンクリートドリル2の根
元部に止めビス14を介して被着されるものであり、その
肉厚が他の部品よりも厚い。固定リング8の外周にはロ
ーレット加工が形成されると共に、少なくとも1ヶ所に
ネジ孔が半径方向に貫通し、そこに止めビス14が出入自
在に螺着され、その頭部がコンクリートドリル2の根元
部外周に係止されるものである。
【0007】次に、固定リング8に隣接しそれとは別体
の後端側の滑りリング9が配置される。この滑りリング
9は、固定リング8に対して相対回転自在に接触する。
そして滑りリング9の先端には、コイルバネ4の後端が
接触する。このコイルバネ4は伸張方向に付勢され、そ
の先端には先端側の滑りリング7の後端が接触する。さ
らに、この滑りリング7の先端には塵埃捕捉筒体3の後
端面が接触し、両者が軸線周りに相対回転自在に形成さ
れている。塵埃捕捉筒体3は、互いに180°離れた位
置に一対のスリット6が一端開口から軸線方向に形成さ
れている。このスリット6の幅は、コンクリートドリル
2の先端外周の突出刃5の幅よりも僅かに大きく形成さ
れている。また塵埃捕捉筒体3の厚みは、軸部から半径
方向に突出する突出刃5の寸法にほぼ等しい。さらにス
リット6の長さは、刃先5aの突端から突出刃5の軸方
向後端までの長さよりも長くなっている。
【0008】次に、本発明の塵埃捕捉具が被嵌されるコ
ンクリートドリル2は、図2においてその紙面の表面側
と図示しない裏面側とに夫々集塵孔1が開口する。そし
て、両集塵孔1は内部でY字状に合流し、コンクリート
ドリル2の軸線上に形成された中心孔に連結されてい
る。その中心孔は、コンクリートドリル2の後端まで貫
通する。コンクリートドリル2の後端部外周は、それが
着脱される集塵装置付き穿孔機のチャックに適合するよ
うに形成されている。図5は穿孔機19および集塵用のフ
ィルタ21,空気吸引機22の一例を示すものであり、コン
クリートドリル2の後端部が中間チャック19aを介して
穿孔機19のドリルチャック19bに着脱自在に接続されて
いる。この中間チャック19aにはL字孔25が貫通し、そ
の中間チャック19aの中間部外周に塵埃誘導金具23が被
嵌されている。塵埃誘導金具23の内周にはシール用のO
リング溝および塵埃用の環状溝24が形成され、その環状
溝24に中間チャック19aのL字孔25の後端が開口する。
塵埃誘導金具23にはパイプ部20が突設されそれが環状溝
24に連通する。パイプ部20には図示しないエアーホース
を介してフィルタ21が接続され、それに空気吸引機22が
接続されている。そして、コンクリートドリル2の集塵
孔1から吸引したコンクリート屑はパイプ部20を介し図
示しないフィルタ21に捕捉される。
【0009】
【使用方法】まず、コンクリートドリル2を穿孔機19及
び中間チャック19aから取り外した状態で、その後端よ
り塵埃捕捉筒体3,先端側の滑りリング7,コイルバネ
4,後端側の滑りリング9,固定リング8を順番に挿入
する。そして、固定リング8をコンクリートドリル2の
後端部に位置させた状態で、その止めビス14を締結し、
固定リング8をコンクリートドリル2に止着する。する
とコイルバネ4の後端部は後端側の滑りリング9に接触
し、その滑りリング9は固定リング8に接触する。ま
た、コイルバネ4の先端は先端側の滑りリング7に接触
し、その滑りリング7は塵埃捕捉筒体3に接触する。こ
のときコイルバネ4の軸方向長さはその自由長さよりも
縮小し、塵埃捕捉筒体3をコンクリートドリル2の刃先
5a側に弾発している。そこで塵埃捕捉筒体3の一対の
スリット6を刃先5aの側部に嵌着させる。次に、コン
クリートドリル2の後端部を図5のごとく中間チャック
19aを介して穿孔機19のドリルチャック19bに装着し、
塵埃誘導金具23のパイプ部20にフィルター21,空気吸引
機22が接続される。次いで、コンクリート柱10に小隙を
有して配設された鋼板11の鋼板止着用ボルト孔12に塵埃
捕捉筒体3を嵌入する。この例で鋼板止着用ボルト孔12
の孔縁部はテーパーにえぐられた皿状に形成され、その
最小内直径が塵埃捕捉筒体3の外直径よりもわずかに大
に形成されているため、その鋼板止着用ボルト孔12に塵
埃捕捉筒体3を挿入することができる。
【0010】そして、塵埃捕捉筒体3の先端をコンクリ
ート柱10に突き当てた状態で、コンクリートドリル2を
回転させる。すると、コンクリートドリル2の突出刃5
に塵埃捕捉筒体3のスリット6が係止されているため、
コンクリートドリル2の回転と共に塵埃捕捉筒体3が回
転する。そして、コンクリート柱10の表面を刃先5aが
切削し始める。このとき発生するコンクリート屑は、塵
埃捕捉筒体3の先端部内に捕捉される。そして、集塵孔
1を介し集塵装置付き穿孔機のフィルタにそれが導かれ
る。続いて、コンクリート柱10の穿孔が進行すると、塵
埃捕捉筒体3のスリット6はコンクリートドリル2の突
出刃5から離れ、塵埃捕捉筒体3の先端はコンクリート
柱10の穿設孔の孔縁部に当接する。このとき、コイルバ
ネ4の先端及び後端は先端側の滑りリング7,後端側の
滑りリング9に接触されているので、図3において固定
リング8がコンクリートドリル2と共に回転しても、コ
イルバネ4は回転しないことが殆どである。仮に、コイ
ルバネ4および両滑りリング7,9が固定リング8と一
体的に回転したとしても、滑りリング7と塵埃捕捉筒体
3とは別部材であるので、塵埃捕捉筒体3は回転しな
い。このとき、コンクリートドリル2によって切削され
たコンクリート屑は塵埃捕捉筒体3内に保持され、それ
がコンクリートドリル2の貫通孔を介してフィルタ21に
捕捉される。
【0011】なお、穿孔作業において塵埃捕捉筒体3の
外周がコンクリートドリル2の内径にほぼ整合するた
め、アンカーナット挿通孔13の軸線と鋼板止着用ボルト
孔12の軸線とが一致する。このようにして、所定長さの
アンカーナット挿通孔13が図6のごとく形成されると、
アンカーナット本体17の先端側にアンカー筒体18が被嵌
された状態で両者がそのアンカーナット挿通孔13内に挿
入される。この例のアンカーナットは、アンカーナット
本体17の先端部がテーパー状に膨大すると共に、軸線上
にネジ孔が形成されている。そしてその外周にアンカー
筒体18が被嵌され、そのアンカー筒体18の先端部には4
つのスリ割部18aが夫々軸線方向の形成されている。そ
こで、アンカー打込棒15を挿入し、そのアンカー打込棒
15の周縁側端面にアンカー筒体18の後端を当接し、その
アンカー打込棒15の後端をハンマー等でたたき込む。そ
して、アンカー筒体18を先端側に移動し、そのスリ割部
18aを拡開してアンカーナット挿通孔13内にそれを咬着
させる。次いで、図7の如く鋼板11の鋼板止着用ボルト
孔12に鋼板止着ボルト16を挿入し、その先端をアンカー
ナット本体17のネジ孔に螺着する。そして、コンクリー
ト柱10と鋼板11との間に接着材26を充填し、両者間を一
体的に接合してコンクリート柱10の補強工事を完了す
る。
【0012】
【発明の作用・効果】本発明のコンクリートドリルの塵
埃捕捉具は、塵埃捕捉筒体3にスリット6が設けられ、
それがコンクリートドリル2の突出刃5に整合され且
つ、コイルバネ4により塵埃捕捉筒体3がドリルの先端
側に弾発されるように構成したから、コンクリート壁面
や柱外周を穿孔する際、穿孔開始時に生じるコンクリー
ト屑が確実に塵埃捕捉筒体3内に捕捉され、捕捉された
コンクリート屑はコンクリートドリル2の集塵孔1から
吸い込まれて集塵される。逆にいえば、本捕捉具を有し
ないコンクリートドリルで穿孔した場合、コンクリート
ドリル2の先端に集塵孔1が設けられていても穿孔開始
時には、コンクリート屑の一部が壁面等に沿って落下し
てしまう。それを本捕捉具によれば確実に捕捉し、コン
クリートドリル2の集塵孔1に導くことができる。
【0013】次に、コイルバネ4と塵埃捕捉筒体3との
間に滑りリング7を介装した発明においては、壁面等の
穿孔が進行したのちにおいて、塵埃捕捉筒体3の先端は
コンクリート穿孔の孔縁部に保持されて回転が停止す
る。このときコンクリートドリル2と共に仮にコイルバ
ネ4が回転しても、滑りリング7の存在により塵埃捕捉
筒体3は停止状態を保持できる。さらには、固定リング
8とコイルバネ4との間に滑りリング9を設けたものに
おいては、コイルバネ4自体がコンクリートドリル2と
共に回転することを確実防止し、安全な塵埃捕捉具とな
り得る。また、本発明のコンクリート柱の穿孔方法は、
塵埃捕捉筒体3の外直径が鋼板止着用ボルト孔12の内周
よりわずかに小なるものを用い、その塵埃捕捉筒体3を
鋼板止着用ボルト孔12に貫通保持した状態で穿孔作業を
行うようにしたから、鋼板止着用ボルト孔12及び塵埃捕
捉筒体3を介してコンクリートドリル2の軸線と鋼板止
着用ボルト孔12の軸線とを整合させることができる。そ
れにより、鋼板止着用ボルト孔12の軸線上に正確にアン
カーナット挿通孔13を穿設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塵埃捕捉具が外周に被着されたコンク
リートドリル2の斜視図。
【図2】同コンクリートドリル2により穿孔がAのライ
ンまで進んだ状態を示す斜視図。
【図3】コンクリート柱10の表面にコンクリートドリル
2の刃先5aがわずかに食い込んだ状態を示す縦断面
図。
【図4】同コンクリートドリル2により穿孔が進行した
状態を示す縦断面図。
【図5】同穿孔状態の全体的説明図。
【図6】コンクリート柱10にアンカーナット挿通孔13を
形成したのちにアンカーナットを装着する説明図。
【図7】同アンカーナットの装着後に、そのアンカーナ
ットに鋼板止着ボルト16を螺着して鋼板11をコンクリー
ト柱10に被着した状態を示す説明図。
【図8】従来の穿孔方法により、鋼板11をコンクリート
柱10に被着した状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 集塵孔 1a 溝 2 コンクリートドリル 3 塵埃捕捉筒体 4 コイルバネ 5 突出刃 5a 刃先 6 スリット 7 滑りリング 8 固定リング 9 滑りリング 10 コンクリート柱 11 鋼板 12 鋼板止着用ボルト孔 13 アンカーナット挿通孔 14 止めビス 15 アンカー打込棒 16 鋼板止着ボルト 17 アンカーナット本体 18 アンカー筒体 18a スリ割部 19 穿孔機 19a 中間チャック 19b ドリルチャック 20 パイプ部 21 フィルタ 22 空気吸引機 23 塵埃誘導金具 24 環状溝 25 L字孔 26 接着材 27 シール用Oリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に塵埃吸引用の集塵孔1が開口し
    たコンクリートドリル2の外周に夫々被嵌される塵埃捕
    捉筒体3とコイルバネ4とを有し、 前記筒体3は、前記ドリル2の先端外周の突出刃5に整
    合する複数のスリット6が一端開口から軸線方向に形成
    され、 前記コイルバネ4はその先端が前記筒体3に連結され
    て、その筒体3が前記ドリル2の先端側に付勢されるこ
    とを特徴とするコンクリートドリルの塵埃捕捉具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記コイルバネ4と
    前記筒体3との間にその筒体3に対して相対回転可能な
    滑りリング7が介装され、前記コンクリートドリル2の
    後端部外周に着脱自在に止着される固定リング8が前記
    コイルバネ4の後端に連結されたコンクリートドリルの
    塵埃捕捉具。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記コイルバネ4と
    前記固定リング8との間にその固定リング8に対して相
    対回転可能な他の滑りリング9が介装されたコンクリー
    トドリルの塵埃捕捉具。
  4. 【請求項4】 コンクリート柱10の外周に小隙を有して
    鋼板11が被着され、その鋼板11に穿設された鋼板止着用
    ボルト孔12にコンクリートドリル2を挿通して前記コン
    クリート柱10の外周にアンカーナット挿入孔13を穿孔す
    るコンクリート柱の穿孔方法において、請求項1記載の
    コンクリートドリルの塵埃捕捉具を用意し、前記塵埃捕
    捉筒体3の外直径が前記鋼板止着用ボルト孔12の内周よ
    り僅かに小なるものを用い、その筒体3を前記鋼板止着
    用ボルト孔12に貫通保持した状態で穿孔作業を行うよう
    にしたことを特徴とするコンクリート柱の穿孔方法。
JP6708396A 1996-02-27 1996-02-27 コンクリートドリルの塵埃捕捉具およびコンクリート柱の穿孔方法 Pending JPH09234730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001232578A (ja) * 2000-01-03 2001-08-28 Hilti Ag ドリル・チゼル工具
CN108650939A (zh) * 2018-06-28 2018-10-16 云南省烟草公司楚雄州公司 手持式破吸膜培土器

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