JPH09217566A - ヘッドボックス昇降型ブラインド - Google Patents

ヘッドボックス昇降型ブラインド

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JPH09217566A
JPH09217566A JP2522896A JP2522896A JPH09217566A JP H09217566 A JPH09217566 A JP H09217566A JP 2522896 A JP2522896 A JP 2522896A JP 2522896 A JP2522896 A JP 2522896A JP H09217566 A JPH09217566 A JP H09217566A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スラットの角度を変更することなくヘッドボ
ックスの高さ位置のみ変更することができるようにす
る。 【解決手段】 ヘッドボックス10の上方に配置される
上枠24内に第1モータ26と第1モータ26によって
回転駆動され、ヘッドボックス10の昇降を行う巻取ド
ラム28を設け、ヘッドボックス10内に第2モータ1
8と第2モータ18によって回転駆動され、スラット1
2の角度を調節する回転ドラム16を設け、上枠24内
に第1モータ26及び第2モータ18に電力及び制御信
号を供給する制御装置33を設け、制御装置33と第2
モータ18との接続は、制御装置33から上枠24の側
端部を通ってヘッドボックス10の側方に折曲自在なコ
ード状部材34の一端を垂下させ、前記一端がヘッドボ
ックス10の昇降可能範囲全体にわたってヘッドボック
ス10と一体に昇降するように、前記一端を動滑車36
を介してヘッドボックス10に挿入して第2モータに接
線する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドボックス昇
降型ブラインドに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来のヘッドボックス昇降型ブラインドと
しては、実公平6−16107号公報に示されるものが
あり、これに示されるものは、ヘッドボックスの側部に
ブラインドの上下方向にわたって設けられた枠体内に上
下一対のプーリを回転可能に支持し、これらのプーリ間
に無端状のベルトを掛装し、このベルトにヘッドボック
スの一端を支持させて、枠体内に配置した駆動装置によ
ってプーリを回転駆動させることにより、ベルトと一体
にヘッドボックスを昇降させる。また、ベルトと平行に
配置された枠体に回転可能に支持されたチルトシャフト
と、ヘッドボックス内に配置されたスラット角度調節軸
とを、ヘッドボックスと一体に移動するギア機構によっ
て連結し、駆動装置によってチルトシャフトを回転させ
ることにより、ギア機構を介してスラット角度調節軸を
回転駆動させ、スラットの角度調節を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のヘッドボックス昇降型ブラインドでは、ヘ
ッドボックスの昇降とスラットの回転を共通の駆動装置
によって行うため、ヘッドボックスを昇降させる際に、
スラット角度調節軸が回転してスラットが必ず全閉状態
になる。このため、スラットの角度を変更せずにヘッド
ボックスの高さ位置のみ変更したい場合でも、ヘッドボ
ックスを昇降させた後、あらためてスラットの角度調節
を行わなければならないという課題がある。本発明はこ
のような課題を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、ヘッド
ボックス(10)の上方に配置される上枠(24)に第
1モータ(26)を設け、該第1モータ(26)によっ
て発生される回転運動を前記ヘッドボックス(10)の
上下運動に変換する運動伝達手段を前記上枠(24)と
前記ヘッドボックス(10)との間に設け、該ヘッドボ
ックス(10)内に第2モータ(18)と該第2モータ
(18)によって回転駆動される回転ドラム(16)を
設け、該回転ドラム(16)に一端が連結され前記ヘッ
ドボックス(10)から導出されたラダーテープ(1
4)によって複数のスラット(12)を上下に間隔を隔
てて支持し、前記第2モータ(18)に電力及び/又は
制御信号を供給する供給手段(34、54、56)を前
記ヘッドボックス(10)の側方側に設けたことを特徴
としたものである。
【0005】このように、第2モータに電力及び/又は
制御信号を供給する供給手段をヘッドボックスの昇降の
妨げになりづらいヘッドボックスの側方に設けたことに
より、第1モータとは別に第2モータを単独で駆動させ
ることができるようになり、ヘッドボックスの昇降は第
1モータによって、また、スラットの角度調節は第2モ
ータによってそれぞれ行わせることができる。したがっ
て、ヘッドボックスを昇降させる際に第1モータが駆動
しても第2モータは駆動せず、スラットの角度が変わる
ことがないので、スラットを所望の角度にしたままでヘ
ッドボックスの昇降を行うことができる。
【0006】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、前記供給手段は折曲自在なコード状部材(34)で
あって、該コード状部材(34)は、一端が動滑車(3
6)を介して前記ヘッドボックス(10)に連結される
とともに、該コード状部材(34)の一端が該ヘッドボ
ックス(10)の昇降可能範囲全体にわたって該ヘッド
ボックス(10)と一体に昇降するように設けられるこ
とを特徴としたものである。
【0007】このように、第2モータに電力及び/又は
制御信号を供給する供給手段は折曲自在なコード状部材
であるが、コード状部材の一端は動滑車を介してヘッド
ボックスに一体に昇降するように設けられているため、
コード状部材の折曲部には常に動滑車が配置されること
になり、動滑車が錘となってコード状部材の折曲部以外
の部分は常時垂直方向に垂下されることになる。したが
って、ヘッドボックスの昇降時にコード状部材が煽られ
てスラット等に引っ掛かり昇降の妨げになるようにこと
が防止される。
【0008】また、本発明のうちで請求項3記載の発明
は、前記供給手段は折曲自在なコード状部材(34)で
あって、該コード状部材(34)は、該コード状部材
(34)の折曲する部分を含む一部分あるいは全部が一
方向にのみ折曲可能なチェーン(40)内に挿通されて
一端が前記ヘッドボックス(10)に連結されるととも
に、該コード状部材(34)の一端が該ヘッドボックス
(10)の昇降可能範囲全体にわたって該ヘッドボック
ス(10)と一体に昇降するように設けられることを特
徴としたものである。
【0009】このように、第2モータに電力及び/又は
制御信号を供給する供給手段は折曲自在なコード状部材
であるが、コード状部材の折曲部を含む一部分あるいは
全部が一方向にのみ折曲可能なチェーン内に挿通される
ため、コード状部材は直線状に垂下した部分と一方向に
折曲した部分のみにより構成されることになり、ヘッド
ボックスの昇降時にコード状部材が煽られてスラット等
に引っ掛かり昇降の妨げになるようなことが防止され
る。
【0010】また、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、前記供給手段は、電力を供給する電力電線(50)
及び/又は制御信号を伝送する信号電線(52)を有す
る給電レール(54)と、電力電線(50)及び/又は
信号電線(52)と接触し、給電レール(54)に案内
されて移動する集電子(56)と、により構成されてお
り、前記給電レール(54)は前記ヘッドボックス(1
0)の側方に配置される側枠(32)に前記ヘッドボッ
クス(10)の昇降可能範囲全体にわたって配設されて
おり、前記集電子(56)は、前記第2モータ(18)
に接線されるとともに、前記ヘッドボックス(10)と
一体に昇降するように固定されていることを特徴とした
ものである。
【0011】このように、電力電線及び/又は信号電線
を有する給電レールを側枠に配設し、電力電線及び/又
は信号電線と接触し、給電レールに案内されて移動する
集電子をヘッドボックスと一体に昇降するように固定さ
せることにより、ヘッドボックスが昇降する際に集電子
の電力電線及び/又は信号電線に接触しながら昇降する
ため、ヘッドボックスの昇降の妨げになることなく第2
モータに電力及び/又は制御信号を供給することができ
る。なお、上記かっこ内の符号は後述する実施の形態の
対応する部材を示す。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1の実施の形態
の正面図を、図2に側面図を示す。ヘッドボックス10
の上方の窓枠22の上縁部22bには上枠24が固定さ
れており、上枠24内には第1モータ26と、回転軸2
3を介して第1モータ26により回転駆動される一対の
巻取ドラム28と、が配置されている。それぞれの巻取
ドラム28には、昇降コード30の一端が巻取り及び巻
解きされるように連結されており、昇降コード30の他
端はヘッドボックス10の上部に連結されている。な
お、巻取ドラム28と昇降コード30により運動伝達手
段が構成される。ヘッドボックス10側方の窓枠22の
両側縁部22cには、ヘッドボックス10の両側端部を
覆う側枠32が両側縁部22cの上下方向全長にわたっ
て設けられており、昇降コード30は側枠32内に配置
されている。
【0013】ヘッドボックス10内には、第2モータ1
8と、回転軸17を介して第2モータ18によって回転
駆動される回転ドラム16と、が設けられており、回転
ドラム16にはラダーテープ14の一端が巻取り及び巻
解きされるように連結されている。ラダーテープ14の
他端はヘッドボックス10から導出されて複数のスラッ
ト12を上下に間隔を隔てて支持し、スラット12列の
下方に配置されるボトムレール20に連結される。
【0014】上枠24内には、制御装置33が配置され
ており、制御装置33は、上枠24外に設けられる電源
35及びコントローラ37とそれぞれ接続され、電力及
び制御信号がそれぞれ供給されている。制御装置33
は、第1モータ26及び第2モータ18に電力及び制御
信号を供給する。また、図示しないが、巻取ドラム28
及び回転ドラム16には、それぞれ公知の回転検出手段
が取り付けられており(例えば、特開平3ー22169
1号公報に示されたホトインタラプタとを使用すること
ができる)、巻取ドラム28及び回転ドラム16の回転
量を検出して制御装置33へ供給する。制御装置33
は、これら回転量及び制御信号に基づき第1モータ26
及び及び第2モータ18の回転駆動を制御する。制御装
置33と第1モータ26及び巻取ドラム28との接続は
図示のとおり上枠24内で配線されることにより行われ
るが、制御装置33と第2モータ18及び回転ドラム1
6との接続は、電力を供給する電力電線及び制御信号を
伝送する信号電線を内蔵した折曲自在なコード状部材3
4の一端を上枠24の側端部から側枠32内に導出し、
動滑車36を介してヘッドボックス10に一体に昇降す
るように連結して、ヘッドボックス10の端部に接線す
ることにより行われる。コード状部材34の長さは、コ
ード状部材34の一端がヘッドボックス10の昇降可能
範囲全体にわたって移動できるように設定されている。
【0015】両側枠32内にはガイドワイヤ38がそれ
ぞれ配設されており、それぞれのガイドワイヤ38は、
一端が上枠24に連結されているとともに他端がヘッド
ボックス10、スラット12列及びボトムレール20の
側端部をそれぞれ挿通して窓枠22の下端縁22aにそ
れぞれ緊張状態で連結されている。
【0016】次に、第1の実施の形態の作用について説
明する。図1に示されるように、ヘッドボックス10が
側枠34の上下方向途中位置に位置している状態から下
降させる場合、コントローラ37を操作し、第1モータ
26を駆動させて巻取ドラム28を昇降コード30巻解
き方向に回転させ昇降コード30を巻解いていく。これ
により、ヘッドボックス10及びスラット12がガイド
ワイヤ38に案内されて自重により下降していき、この
ときコード状部材34の一端がヘッドボックス10とと
もに下降するので動滑車36もコード状部材34の折曲
部に常に位置するように下降して、コード状部材34の
ヘッドボックス10から動滑車36までの長さが短くな
るとともに上枠24から動滑車36までの長さが長くな
り、図3及び図4に示される状態になる。
【0017】次に図3及び図4に示される状態からヘッ
ドボックス10を上昇させる場合、コントローラ37を
操作し、第1モータ26を駆動させて巻取ドラム28を
昇降コード30巻取り方向に回転させて昇降コード30
を巻き取っていく。これによりヘッドボックス10及び
スラット12がガイドワイヤ38に案内されて上昇して
いき、このときヘッドボックス10とともにコード状部
材34の一端が上昇するので動滑車36もコード状部材
34の折曲部に常に位置するように上昇して、図1及び
図2に示されるように、コード状部材34のヘッドボッ
クス10から動滑車36までの長さが長くなるとともに
上枠24から動滑車36までの長さが短くなる。
【0018】このように、動滑車36は、ヘッドボック
ス10の昇降に応じてコード状部材34の折曲部に常に
位置するように昇降して、コード状部材34の折曲部位
外の部分を常時垂直方向に垂下させるため、ヘッドボッ
クス10の昇降時にコード状部材34が煽られてスラッ
ト12等に引っ掛かるのを防止することができる。
【0019】次に、スラット12の角度を調節する場合
について説明する。スラット12の角度を調節する際に
は、コントローラ37を操作し、第2モータ18のみを
駆動させて、回転軸17を介して回転ドラム16をそれ
ぞれ回転させて、スラット12の傾斜角度の調節を行
う。したがって、ヘッドボックス10の昇降の際に第1
モータ26の回転駆動させただけでは回転ドラム16は
回転しないため、スラット12の角度を変えることなく
ヘッドボックス10を昇降させることができる。
【0020】図5に第2の実施の形態を示す。これに示
されるものは、第1の実施の形態の動滑車36の代わり
に、コード状部材34をほぼ全長にわたってチェーン4
0内に挿通させたこと以外は第1の実施の形態と同様の
構造を有している。チェーン40は、複数のチェーン素
子40aを連結したものであり、各チェーン素子40a
は隣り合うチェーン素子40aと一直線上になった状態
から一方向にのみ折曲可能に連結したものである。
【0021】これにより、コード状部材34の一端がヘ
ッドボックス10とともに昇降するためコード状部材3
4の折曲がる部位が変位していくが、コード状部材34
はチェーン40により一方向にのみ折曲するとともにコ
ード状部材34の折曲しない部分は、チェーン40によ
り直線状に垂下するように保持されるため、ヘッドボッ
クス10の昇降時にコード状部材34が煽られてスラッ
ト12等に引っ掛かることを防止することができる。
【0022】図6及び図7に第3の実施の形態を示す。
これに示されるものは、第1の実施の形態のコード状部
材34の代わりに電力を供給する電力電線50及び制御
信号を伝送する信号電線52を有する給電レール54
と、電力電線50及び信号電線52に先端部56aが接
触しつつ給電レール54に案内されて移動する集電子5
6と、を使用したものである。電力電線50は側枠32
の側面に上下方向全長にわたって配設され、集電子56
はこれの先端部56aがヘッドボックス10の上側端部
から導出されてヘッドボックス10と一体に昇降するよ
うに固定されている。集電子56の後端部は第2モータ
18及び回転ドラム16に接線されている。これら以外
の構成は第1の実施の形態のものと同様である。
【0023】これにより、ヘッドボックス10が昇降す
る際には、ヘッドボックス10と一体の集電子56もこ
れの先端部56aが電力電線50及び信号電線52に接
触した状態のままで昇降する。したがって、ヘッドボッ
クス10の昇降時にスラット12等に引っ掛かるものが
ないので、ヘッドボックス10の昇降を円滑に行うこと
ができる。
【0024】図8に第4の実施の形態を示す。これに示
されるものは、第1の実施の形態の昇降コード30の代
わりに、側枠32内に上下方向全長に渡って垂直方向に
スクリュ軸60を配置し、ヘッドボックス10の側端部
に形成したねじ穴10aにスクリュ軸60をかみ合わ
せ、スクリュ軸60の上端部と回転軸23の端部とをか
さ歯車62によって噛み合わせたものであり、これ以外
の構成は第1の実施の形態のものと同様の構造を有す
る。なお、スクリュ軸60、かさ歯車62、ヘッドボッ
クス10のねじ穴10aにより運動伝達手段が構成され
る。
【0025】これにより、回転軸23が回転した際に
は、かさ歯車62によって回転軸23の回転がスクリュ
軸60に伝達され、スクリュ軸60が回転する。スクリ
ュ軸60の回転方向に応じてこれに噛み合わされている
ヘッドボックス10が昇降する。
【0026】なお、上記第2の実施の形態において、チ
ェーン40をコード状部材34のほぼ全長にわたって設
けたが、これに限るものではなく、チェーン40はコー
ド状部材34の折曲する部位を含む一部分に設けるよう
にしてもよい。また、第4の実施の形態において、スク
リュ軸60はヘッドボックス10の一側端部に設けても
よいし、両側端部に設けてもよい。また、上記第1〜第
4の実施の形態においては、第1モータ26及び第2モ
ータ18には電力電線により電力を供給し、信号電線に
より制御信号を供給して回転駆動を制御していたが、電
力電線だけでもよく、この場合、第1モータ26及び第
2モータ18のON/OFFのみでこれらの回転量を制
御してヘッドボックス10の昇降量やスラット12の回
転量などを調節することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、第2モータに電力及び/又は制御信
号を供給する供給手段をヘッドボックスの昇降の妨げに
なりづらいヘッドボックスの側方に設けたことにより、
第1モータとは別に第2モータを単独で駆動させること
ができるようになり、ヘッドボックスの昇降は第1モー
タによって、また、スラットの角度調節は第2モータに
よってそれぞれ行わせることができる。したがって、ヘ
ッドボックスを昇降させる際に第1モータが駆動しても
第2モータは駆動せず、スラットの角度が変わることが
ないので、スラットを所望の角度にしたままでヘッドボ
ックスの昇降を行うことができる。
【0028】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、第2モータに電力及
び/又は制御信号を供給する供給手段は折曲自在なコー
ド状部材であるが、コード状部材の一端は動滑車を介し
てヘッドボックスに一体に昇降するように設けられてい
るため、コード状部材の折曲部には常に動滑車が配置さ
れることになり、動滑車が錘となってコード状部材の折
曲部以外の部分は常時垂直方向に垂下されることにな
る。したがって、ヘッドボックスの昇降時にコード状部
材が煽られてスラット等に引っ掛かり昇降の妨げになる
ようにことが防止される。
【0029】さらには、本発明のうち請求項3記載の発
明は、請求項1記載の発明において第2モータに電力及
び/又は制御信号を供給する供給手段は折曲自在なコー
ド状部材であるが、コード状部材の折曲部を含む一部分
あるいは全部が一方向にのみ折曲可能なチェーン内に挿
通されるため、コード状部材は直線状に垂下した部分と
一方向に折曲した部分のみにより構成されることにな
り、ヘッドボックスの昇降時にコード状部材が煽られて
スラット等に引っ掛かり昇降の妨げになるようなことが
防止される。
【0030】また、本発明のうち請求項4記載の発明
は、請求項1記載の発明において、電力電線及び/又は
信号電線を有する給電レールを側枠に配設し、電力電線
及び/又は信号電線と接触し、給電レールに案内されて
移動する集電子をヘッドボックスと一体に昇降するよう
に固定させることにより、ヘッドボックスが昇降する際
に集電子が電力電線及び/又は信号電線に接触しながら
昇降するため、ヘッドボックスの昇降の妨げになること
なく第2モータに電力及び/又は制御信号を供給するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】第1の実施の形態においてヘッドボックスを最
下降位置まで下降させた状態を示す図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】第2の実施の形態を示す側面図である。
【図6】第3の実施の形態を示す部分正面図である。
【図7】図6の7−7断面図である。
【図8】第4の実施の形態を示す部分正面図である。
【符号の説明】
10 ヘッドボックス 12 スラット 14 ラダーコード 16 回転ドラム 18 第2モータ 26 第1モータ 28 巻取ドラム 30 昇降コード 32 側枠 34 コード状部材 36 動滑車 40 チェーン 50 電力電線 52 信号電線 54 給電レール 56 集電子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックス(10)の上方に配置さ
    れる上枠(24)に第1モータ(26)を設け、該第1
    モータ(26)によって発生される回転運動を前記ヘッ
    ドボックス(10)の上下運動に変換する運動伝達手段
    を前記上枠(24)と前記ヘッドボックス(10)との
    間に設け、該ヘッドボックス(10)内に第2モータ
    (18)と該第2モータ(18)によって回転駆動され
    る回転ドラム(16)を設け、該回転ドラム(16)に
    一端が連結され前記ヘッドボックス(10)から導出さ
    れたラダーテープ(14)によって複数のスラット(1
    2)を上下に間隔を隔てて支持し、前記第2モータ(1
    8)に電力及び/又は制御信号を供給する供給手段(3
    4、54、56)を前記ヘッドボックス(10)の側方
    側に設けたヘッドボックス昇降型ブラインド。
  2. 【請求項2】 前記供給手段は折曲自在なコード状部材
    (34)であって、 該コード状部材(34)は、一端が動滑車(36)を介
    して前記ヘッドボックス(10)に連結されるととも
    に、該コード状部材(34)の一端が該ヘッドボックス
    (10)の昇降可能範囲全体にわたって該ヘッドボック
    ス(10)と一体に昇降するように設けられる請求項1
    記載のヘッドボックス昇降型ブラインド。
  3. 【請求項3】 前記供給手段は折曲自在なコード状部材
    (34)であって、 該コード状部材(34)は、該コード状部材(34)の
    折曲する部分を含む一部分あるいは全部が一方向にのみ
    折曲可能なチェーン(40)内に挿通されて一端が前記
    ヘッドボックス(10)に連結されるとともに、該コー
    ド状部材(34)の一端が該ヘッドボックス(10)の
    昇降可能範囲全体にわたって該ヘッドボックス(10)
    と一体に昇降するように設けられる請求項1記載のヘッ
    ドボックス昇降型ブラインド。
  4. 【請求項4】 前記供給手段は、電力を供給する電力電
    線(50)及び/又は制御信号を伝送する信号電線(5
    2)を有する給電レール(54)と、電力電線(50)
    及び/又は信号電線(52)と接触し、給電レール(5
    4)に案内されて移動する集電子(56)と、により構
    成されており、 前記給電レール(54)は前記ヘッドボックス(10)
    の側方に配置される側枠(32)に前記ヘッドボックス
    (10)の昇降可能範囲全体にわたって配設されてお
    り、 前記集電子(56)は、前記第2モータ(18)に接続
    されるとともに、前記ヘッドボックス(10)に一体に
    昇降するように固定されている請求項1記載のヘッドボ
    ックス昇降型ブラインド。
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