JPH09216053A - ガス切断機 - Google Patents
ガス切断機Info
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- JPH09216053A JPH09216053A JP2026696A JP2026696A JPH09216053A JP H09216053 A JPH09216053 A JP H09216053A JP 2026696 A JP2026696 A JP 2026696A JP 2026696 A JP2026696 A JP 2026696A JP H09216053 A JPH09216053 A JP H09216053A
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 abstract 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 abstract 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電容量センサを簡単でコストの掛からない
手段によってシールドすることによって静電容量に基づ
いてワークと切断火口との間隔を検出する場合の誤検出
を抑えるとともに、シールドワイヤの長さに起因する静
電容量センサの検出感度の低下を抑える。 【解決手段】 切断トーチにワークと切断火口との間隔
を静電容量として検出する静電容量センサを対向配置
し、該静電容量センサが出力する検出信号に基づいて前
記間隔を一定に保ちながら表面に沿ってワークを切断す
るガス切断機において、静電容量センサにワークとの対
向面を除いてシールド手段を配置する。
手段によってシールドすることによって静電容量に基づ
いてワークと切断火口との間隔を検出する場合の誤検出
を抑えるとともに、シールドワイヤの長さに起因する静
電容量センサの検出感度の低下を抑える。 【解決手段】 切断トーチにワークと切断火口との間隔
を静電容量として検出する静電容量センサを対向配置
し、該静電容量センサが出力する検出信号に基づいて前
記間隔を一定に保ちながら表面に沿ってワークを切断す
るガス切断機において、静電容量センサにワークとの対
向面を除いてシールド手段を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス切断機に係わ
り、特に自動切断時においてワークと切断トーチ(厳密
には火炎を放射する切断火口)との間隔を一定に保つた
めの技術に関する。
り、特に自動切断時においてワークと切断トーチ(厳密
には火炎を放射する切断火口)との間隔を一定に保つた
めの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス切断しようとするワーク
は、該ワークの形状あるいはワークを固定する定盤等の
状態によって表面が平面状態ではなくうねった状態であ
り部位によって高低差がある。このようなワークに対し
て、近年、ワークと該ワークに対して火炎を放射する切
断火口との間隔を自動検出することによりワークの切断
面を良好な状態にして自動切断を行うガス切断機が実用
化されており、その一種としてワークと切断火口との間
隔に基づく静電容量を検出することによりワークと切断
火口との間隔を検出して自動切断を行うものがある。
は、該ワークの形状あるいはワークを固定する定盤等の
状態によって表面が平面状態ではなくうねった状態であ
り部位によって高低差がある。このようなワークに対し
て、近年、ワークと該ワークに対して火炎を放射する切
断火口との間隔を自動検出することによりワークの切断
面を良好な状態にして自動切断を行うガス切断機が実用
化されており、その一種としてワークと切断火口との間
隔に基づく静電容量を検出することによりワークと切断
火口との間隔を検出して自動切断を行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、静電容量に基
づいてワークと切断火口との間隔を検出する場合、該静
電容量を検出するセンサ(静電容量センサ)に作業者等
の人体や他の導体が近接したときに該間隔を誤検出する
という問題点があった。また、ガス切断時の火炎の有無
によって、あるいは複数の切断トーチを用いる場合に切
断トーチが近接する等によってもこのような誤検出が生
じるという問題があった。さらに、静電容量センサを用
いたガス切断機では、静電容量センサと該静電容量セン
サの検出信号を処理する電気回路とを接続するシールド
ワイヤの長さが長くなると、静電容量センサの検出感度
が低下するという問題点もあった。
づいてワークと切断火口との間隔を検出する場合、該静
電容量を検出するセンサ(静電容量センサ)に作業者等
の人体や他の導体が近接したときに該間隔を誤検出する
という問題点があった。また、ガス切断時の火炎の有無
によって、あるいは複数の切断トーチを用いる場合に切
断トーチが近接する等によってもこのような誤検出が生
じるという問題があった。さらに、静電容量センサを用
いたガス切断機では、静電容量センサと該静電容量セン
サの検出信号を処理する電気回路とを接続するシールド
ワイヤの長さが長くなると、静電容量センサの検出感度
が低下するという問題点もあった。
【0004】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので以下のような点を目的としている。 (1)静電容量に基づいてワークと切断火口との間隔を
検出する場合の誤検出を抑えることが可能なガス切断機
を提供する。 (2)静電容量センサの検出信号と同一信号を用いて静
電容量センサをシールドすることにより、上記間隔の誤
検出を抑えるガス切断機を提供する。 (3)上記シールドワイヤの長さに起因する静電容量セ
ンサの検出感度の低下を抑えることが可能なガス切断機
を提供する。 (4)簡単でコストの掛からない手段によって静電容量
センサをシールドしたガス切断機を提供する。
たもので以下のような点を目的としている。 (1)静電容量に基づいてワークと切断火口との間隔を
検出する場合の誤検出を抑えることが可能なガス切断機
を提供する。 (2)静電容量センサの検出信号と同一信号を用いて静
電容量センサをシールドすることにより、上記間隔の誤
検出を抑えるガス切断機を提供する。 (3)上記シールドワイヤの長さに起因する静電容量セ
ンサの検出感度の低下を抑えることが可能なガス切断機
を提供する。 (4)簡単でコストの掛からない手段によって静電容量
センサをシールドしたガス切断機を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段として、ワークと該ワークに火炎を放射
する切断火口との間隔を静電容量として検出する静電容
量センサを切断トーチに配設し、該静電容量センサが出
力する検出信号に基づいて前記間隔を一定に保ちながら
表面に沿ってワークを切断するガス切断機において、静
電容量センサに、ワークとの対向面を除いてシールド手
段を配置するという手段が採用される。
に、第1の手段として、ワークと該ワークに火炎を放射
する切断火口との間隔を静電容量として検出する静電容
量センサを切断トーチに配設し、該静電容量センサが出
力する検出信号に基づいて前記間隔を一定に保ちながら
表面に沿ってワークを切断するガス切断機において、静
電容量センサに、ワークとの対向面を除いてシールド手
段を配置するという手段が採用される。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段におい
て、静電容量センサに所定周波数の交流信号をバイアス
として印加する交流信号源を具備するとともに、シール
ド手段に検出信号と同一の信号を印加するという手段が
採用される。
て、静電容量センサに所定周波数の交流信号をバイアス
として印加する交流信号源を具備するとともに、シール
ド手段に検出信号と同一の信号を印加するという手段が
採用される。
【0007】第3の手段として、上記第1または第2の
手段において、所定周波数は切断火口の火炎の有無が静
電容量センサの検出に影響を与えない周波数に選定され
るという手段が採用される。
手段において、所定周波数は切断火口の火炎の有無が静
電容量センサの検出に影響を与えない周波数に選定され
るという手段が採用される。
【0008】第4の手段として、上記第1ないし第3い
ずれかの手段において、検出信号が入力されるバッファ
回路の出力信号がシールド手段に印加されるという手段
が採用される。
ずれかの手段において、検出信号が入力されるバッファ
回路の出力信号がシールド手段に印加されるという手段
が採用される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図3を参照し
て、本発明に係わるガス切断機の一実施形態について説
明する。
て、本発明に係わるガス切断機の一実施形態について説
明する。
【0010】図1は、本実施形態の構成を示すブロック
図であり、この図において符号1は切断火口、2は吹
管、3は検出電極、4は電極管、5は絶縁ホルダ、6は
BNCコネクタであり切断トーチを構成している。切断
火口1は、吹管2から供給される切断用ガスを点火する
ことによって、鋼材等のワークAを切断する火炎を発生
させるものである。また、吹管2は、例えば当該ガス切
断機の本体に設けられたガスボンベに蓄えられた切断用
ガスを流量調節バルブ等を介して切断火口1に供給す
る。
図であり、この図において符号1は切断火口、2は吹
管、3は検出電極、4は電極管、5は絶縁ホルダ、6は
BNCコネクタであり切断トーチを構成している。切断
火口1は、吹管2から供給される切断用ガスを点火する
ことによって、鋼材等のワークAを切断する火炎を発生
させるものである。また、吹管2は、例えば当該ガス切
断機の本体に設けられたガスボンベに蓄えられた切断用
ガスを流量調節バルブ等を介して切断火口1に供給す
る。
【0011】符号3はリング状に形成された検出電極で
あり、片面に設けられた電極管4が絶縁ホルダ5を介し
て上記吹管2に固定されることにより切断火口1をリン
グの中心としてワークAに対向するように配置される。
あり、片面に設けられた電極管4が絶縁ホルダ5を介し
て上記吹管2に固定されることにより切断火口1をリン
グの中心としてワークAに対向するように配置される。
【0012】図2は、該検出電極3の詳細構成を示す側
断面図であり、この検出電極3はワークAに対向する中
心電極(静電容量センサ)3aに該中心電極3aをシー
ルドするガード電極(シールド手段)3bが絶縁物3c
を挟んで対向配置された2重構造に形成される。中心電
極3aは導電性の上記電極管4内を絶縁状態で貫通する
ように設けられた中心電極線3a1を介して例えばBN
Cコネクタ6の信号線端子に接続され、一方、ガード電
極3bは上記中心電極線3a1をシールドする電極管4
を介してBNCコネクタ6のシールド線端子に接続され
る。
断面図であり、この検出電極3はワークAに対向する中
心電極(静電容量センサ)3aに該中心電極3aをシー
ルドするガード電極(シールド手段)3bが絶縁物3c
を挟んで対向配置された2重構造に形成される。中心電
極3aは導電性の上記電極管4内を絶縁状態で貫通する
ように設けられた中心電極線3a1を介して例えばBN
Cコネクタ6の信号線端子に接続され、一方、ガード電
極3bは上記中心電極線3a1をシールドする電極管4
を介してBNCコネクタ6のシールド線端子に接続され
る。
【0013】BNCコネクタ6は、例えば同軸ケーブル
8を介して上記当該ガス切断機の本体に設けられたBN
Cコネクタ9に接続される。このBNCコネクタ9の信
号線端子はバッファ回路10の入力に接続され、シール
ド線端子は該バッファ回路10の出力に接続される。こ
のバッファ回路10は、入力信号の信号源インピーダン
スを低インピーダンスにインピーダンス変換して出力す
る回路であり、その入力には抵抗11(抵抗値R1)を
介して一定周波数の交流信号を出力する交流信号源12
(電圧値VB)が接続される。なお、バッファ回路10
の出力は、次段の回路すなわち上記切断火口1をワーク
Aの表面に沿って移動させる制御回路に接続される。
8を介して上記当該ガス切断機の本体に設けられたBN
Cコネクタ9に接続される。このBNCコネクタ9の信
号線端子はバッファ回路10の入力に接続され、シール
ド線端子は該バッファ回路10の出力に接続される。こ
のバッファ回路10は、入力信号の信号源インピーダン
スを低インピーダンスにインピーダンス変換して出力す
る回路であり、その入力には抵抗11(抵抗値R1)を
介して一定周波数の交流信号を出力する交流信号源12
(電圧値VB)が接続される。なお、バッファ回路10
の出力は、次段の回路すなわち上記切断火口1をワーク
Aの表面に沿って移動させる制御回路に接続される。
【0014】次に、このように構成されたガス切断機に
おける切断火口1とワークAとの間隔の検出動作につい
て説明する。
おける切断火口1とワークAとの間隔の検出動作につい
て説明する。
【0015】図3は、上記ガス切断機を等価回路として
示したものである。この回路において、符号20は上記
中心電極3aとワークAの間隔によって容量値C1が定
まるコンデンサ、21は中心電極3aとガード電極3b
によって形成される静電容量と同軸ケーブル8の信号線
とシールド線とによって形成される静電容量とが合成さ
れた容量値C2を有するコンデンサである。
示したものである。この回路において、符号20は上記
中心電極3aとワークAの間隔によって容量値C1が定
まるコンデンサ、21は中心電極3aとガード電極3b
によって形成される静電容量と同軸ケーブル8の信号線
とシールド線とによって形成される静電容量とが合成さ
れた容量値C2を有するコンデンサである。
【0016】バッファ回路10の増幅率をKとすると、
この等価回路からバッファ回路10の出力電圧V0は以
下の式で表される。 V0=K・VB/{1+sR1C1+sR1C2・(1−K)} (1) ただし、sはラプラス演算子である。ここで、バッファ
回路10の増幅率Kは一般的に1に近似できるので、結
果的に出力電圧V0は次式として与えられる。 V0=VB/(1+sR1C1) (2)
この等価回路からバッファ回路10の出力電圧V0は以
下の式で表される。 V0=K・VB/{1+sR1C1+sR1C2・(1−K)} (1) ただし、sはラプラス演算子である。ここで、バッファ
回路10の増幅率Kは一般的に1に近似できるので、結
果的に出力電圧V0は次式として与えられる。 V0=VB/(1+sR1C1) (2)
【0017】すなわち、出力電圧V0は容量値C2に関わ
りなく抵抗値R1と中心電極3aとワークAの間隔に基
づく容量値C1との積によって決定されるので、同軸ケ
ーブル8が長くなり容量値C2が大きな値となっても、
出力電圧V0はその影響を受けることがない。また、ガ
ード電極3bは、出力インピーダンスの低いバッファ回
路10の出力端子に接続されているので中心電極3aを
十分にシールドすることができる。
りなく抵抗値R1と中心電極3aとワークAの間隔に基
づく容量値C1との積によって決定されるので、同軸ケ
ーブル8が長くなり容量値C2が大きな値となっても、
出力電圧V0はその影響を受けることがない。また、ガ
ード電極3bは、出力インピーダンスの低いバッファ回
路10の出力端子に接続されているので中心電極3aを
十分にシールドすることができる。
【0018】上記式(2)は、切断火口1とワークAと
の間隔の変化に基づいて容量値C1が変動した場合に該
容量値C1の変動が出力電圧V0の位相の変化として検出
されることを示している。また、式(2)は高域減衰特
性(低域通過特性)を示しており、容量値C1の変動に
伴って遮断周波数が変化する特性を示している。したが
って、交流信号源12の周波数を減衰域に掛かる周波数
に設定することにより、切断火口1とワークAとの間隔
の変化を出力電圧V0の振幅の変化としても検出するこ
ともできる。
の間隔の変化に基づいて容量値C1が変動した場合に該
容量値C1の変動が出力電圧V0の位相の変化として検出
されることを示している。また、式(2)は高域減衰特
性(低域通過特性)を示しており、容量値C1の変動に
伴って遮断周波数が変化する特性を示している。したが
って、交流信号源12の周波数を減衰域に掛かる周波数
に設定することにより、切断火口1とワークAとの間隔
の変化を出力電圧V0の振幅の変化としても検出するこ
ともできる。
【0019】また、上述した構成のガス切断機におい
て、ガス切断時の火炎の有無によって生じる切断火口1
とワークAとの間隔の検出値の変動について、特定の種
類の同軸ケーブル8を選定することにより以下に示す表
1に示すような計測例が得られた。すなわち、特定の種
類かつ長さのケーブルに対し、交流信号源12の周波数
を適宜に設定することにより火炎の影響をキャンセルす
ることができる。
て、ガス切断時の火炎の有無によって生じる切断火口1
とワークAとの間隔の検出値の変動について、特定の種
類の同軸ケーブル8を選定することにより以下に示す表
1に示すような計測例が得られた。すなわち、特定の種
類かつ長さのケーブルに対し、交流信号源12の周波数
を適宜に設定することにより火炎の影響をキャンセルす
ることができる。
【表1】
【0020】なお、上記実施形態ではリング状に形成さ
れた検出電極を用いた場合について説明したが、本願発
明はこれに限定されるものではない。また、本願発明は
容量値C1によって定まるバッファ回路の出力電圧を静
電容量センサをシールドするために設けられたガード電
極に供給することにより、該静電容量センサをシールド
するとともに同軸ケーブルの容量の影響をキャンセルす
るものであるから、回路構成についても上記実施形態に
限定されるものではない。なお、静電容量センサをシー
ルドするためだけであればガード電極を接地しても良
い。
れた検出電極を用いた場合について説明したが、本願発
明はこれに限定されるものではない。また、本願発明は
容量値C1によって定まるバッファ回路の出力電圧を静
電容量センサをシールドするために設けられたガード電
極に供給することにより、該静電容量センサをシールド
するとともに同軸ケーブルの容量の影響をキャンセルす
るものであるから、回路構成についても上記実施形態に
限定されるものではない。なお、静電容量センサをシー
ルドするためだけであればガード電極を接地しても良
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるガ
ス切断機によれば以下のような効果を奏する。 (1)静電容量センサにワークとの対向面を除いてシー
ルド手段が配置されるので、静電容量センサは人体や他
の導体の近接による誤検出外乱を抑えることができる。 (2)静電容量センサに所定周波数の交流信号をバイア
スとして印加する交流信号源が備えられかつシールド手
段に検出信号と同一の信号を印加するので、静電容量セ
ンサに接続されるシールドワイヤの容量の影響を排除
し、該シールドワイヤの長さに起因する静電容量センサ
の検出感度の低下を抑えることができる。 (3)静電容量センサに印加される交流信号は切断火口
の火炎の有無によって静電容量センサが影響を受けない
周波数に選定されるので、該火炎の有無による静電容量
センサの誤検出が抑えられる。 (4)静電容量センサの検出信号が入力されるバッファ
回路の出力信号がシールド手段に印加されることによっ
て静電容量センサがシールドされるので、簡単な構成で
ありコストが掛からない。
ス切断機によれば以下のような効果を奏する。 (1)静電容量センサにワークとの対向面を除いてシー
ルド手段が配置されるので、静電容量センサは人体や他
の導体の近接による誤検出外乱を抑えることができる。 (2)静電容量センサに所定周波数の交流信号をバイア
スとして印加する交流信号源が備えられかつシールド手
段に検出信号と同一の信号を印加するので、静電容量セ
ンサに接続されるシールドワイヤの容量の影響を排除
し、該シールドワイヤの長さに起因する静電容量センサ
の検出感度の低下を抑えることができる。 (3)静電容量センサに印加される交流信号は切断火口
の火炎の有無によって静電容量センサが影響を受けない
周波数に選定されるので、該火炎の有無による静電容量
センサの誤検出が抑えられる。 (4)静電容量センサの検出信号が入力されるバッファ
回路の出力信号がシールド手段に印加されることによっ
て静電容量センサがシールドされるので、簡単な構成で
ありコストが掛からない。
【図1】本発明に係わるガス切断機の一実施形態を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明に係わるガス切断機において静電容量セ
ンサの一実施形態を示す側断面図である。
ンサの一実施形態を示す側断面図である。
【図3】本発明に係わるガス切断機の一実施形態の等価
回路である。
回路である。
1 切断火口 2 吹管 3 検出電極 3a 中心電極 3a1 中心電極線 3b ガード電極 3c 絶縁物 4 電極管 5 絶縁ホルダ 6,9 BNCコネクタ 8 同軸ケーブル 10 バッファ回路 11 抵抗 12 交流信号源 20,21 コンデンサ A ワーク
Claims (4)
- 【請求項1】 ワークと該ワークに火炎を放射する切断
火口との間隔を静電容量として検出する静電容量センサ
を切断トーチに配設し、該静電容量センサが出力する検
出信号に基づいて前記間隔を一定に保ちながら表面に沿
ってワークを切断するガス切断機において、 前記静電容量センサに、ワークとの対向面を除いてシー
ルド手段を配置することを特徴とするガス切断機。 - 【請求項2】 静電容量センサに所定周波数の交流信号
をバイアスとして印加する交流信号源を具備するととも
に、シールド手段に検出信号と同一の信号を印加するこ
とを特徴とする請求項1記載のガス切断機。 - 【請求項3】 所定周波数は切断火口の火炎の有無が静
電容量センサの検出に影響を与えない周波数に選定され
ることを特徴とする請求項1または2記載のガス切断
機。 - 【請求項4】 検出信号が入力されるバッファ回路の出
力信号がシールド手段に印加されることを特徴とする請
求項1ないし3いずれかの項記載のガス切断機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026696A JPH09216053A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | ガス切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026696A JPH09216053A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | ガス切断機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09216053A true JPH09216053A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12022399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2026696A Pending JPH09216053A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | ガス切断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09216053A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000283702A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Fotonikusu:Kk | 距離センサおよび距離測定装置 |
| JP2000304504A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-11-02 | Fotonikusu:Kk | 厚みセンサおよび厚み測定装置 |
| JP2009270994A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Ihi Corp | 膜厚検出センサの接続構造及び接続方法 |
| JP2011227094A (ja) * | 2011-08-01 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 状態検出装置およびレーザ加工装置 |
| KR102111388B1 (ko) * | 2018-12-20 | 2020-05-15 | 주식회사 에이치케이 | 가스절단장치 |
-
1996
- 1996-02-06 JP JP2026696A patent/JPH09216053A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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