JPH09215534A - 台所用キャビネット装置 - Google Patents
台所用キャビネット装置Info
- Publication number
- JPH09215534A JPH09215534A JP8028299A JP2829996A JPH09215534A JP H09215534 A JPH09215534 A JP H09215534A JP 8028299 A JP8028299 A JP 8028299A JP 2829996 A JP2829996 A JP 2829996A JP H09215534 A JPH09215534 A JP H09215534A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- kitchen
- kitchen work
- cabinet
- base
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 椅子に座った状態でも移動できるようにして
使い勝手よくする。楽な姿勢で台所作業ができるように
する。また椅子に乗った状態でも立つことができるよう
にする。 【解決手段】 上面にシンクやカウンター等が設けられ
て上面で台所作業を行うキャビネット１に手前側の前面
を開口せるオープンスペースを設け、このオープンスペ
ースに台所作業用椅子２を出し入れ自在に設けた台所用
キャビネット装置である。これおいて、台所作業用椅子
２を、下面にキャスター３を設けたベースフレーム４と
ベースフレーム４に立設したベース支柱とベース支柱の
上端に設けた座部６とベースフレーム４に設けた足乗せ
部７とで形成する。台所作業用椅子２の座部６より椅子
の前側に突出するように足乗せ部７を位置させる。
使い勝手よくする。楽な姿勢で台所作業ができるように
する。また椅子に乗った状態でも立つことができるよう
にする。 【解決手段】 上面にシンクやカウンター等が設けられ
て上面で台所作業を行うキャビネット１に手前側の前面
を開口せるオープンスペースを設け、このオープンスペ
ースに台所作業用椅子２を出し入れ自在に設けた台所用
キャビネット装置である。これおいて、台所作業用椅子
２を、下面にキャスター３を設けたベースフレーム４と
ベースフレーム４に立設したベース支柱とベース支柱の
上端に設けた座部６とベースフレーム４に設けた足乗せ
部７とで形成する。台所作業用椅子２の座部６より椅子
の前側に突出するように足乗せ部７を位置させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面にシンクやカ
ウンター等が設けられて上面で台所作業を行うキャビネ
ットに手前側の前面を開口せるオープンスペースを設
け、このオープスペースに対して台所作業用椅子を出し
入れ自在にした台所用キャビネット装置に関するもので
ある。
ウンター等が設けられて上面で台所作業を行うキャビネ
ットに手前側の前面を開口せるオープンスペースを設
け、このオープスペースに対して台所作業用椅子を出し
入れ自在にした台所用キャビネット装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年、上面にシンクやカウンター等が設
けられて上面で台所作業を行う台所用キャビネットで、
椅子に座って楽に作業したいという要望がある。そこで
キャビネットに椅子や足を入れることができる前面を開
口せるオープンスペースを設け、ここに椅子を置いて椅
子に座って台所作業をすることも行われている。
けられて上面で台所作業を行う台所用キャビネットで、
椅子に座って楽に作業したいという要望がある。そこで
キャビネットに椅子や足を入れることができる前面を開
口せるオープンスペースを設け、ここに椅子を置いて椅
子に座って台所作業をすることも行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来にあっ
ては、椅子として単に座る機能しかない普通の椅子を用
いているだけのため、椅子に座った状態で移動したりす
ることができなくて使い勝手も悪いものであった。本発
明は上記の点に鑑みてなされたものであって、椅子に座
った状態でも移動できて使い勝手よくし、また楽な姿勢
で台所作業ができるようにし、また椅子に乗った状態で
も立つことができるようにすることを課題とする。
ては、椅子として単に座る機能しかない普通の椅子を用
いているだけのため、椅子に座った状態で移動したりす
ることができなくて使い勝手も悪いものであった。本発
明は上記の点に鑑みてなされたものであって、椅子に座
った状態でも移動できて使い勝手よくし、また楽な姿勢
で台所作業ができるようにし、また椅子に乗った状態で
も立つことができるようにすることを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明台所用キャビネット装置は、上面にシンクやカウ
ンター等が設けられて上面で台所作業を行うキャビネッ
ト１に手前側の前面を開口せるオープンスペースＳを設
け、このオープンスペースＳに台所作業用椅子２を出し
入れ自在に設けたものにおいて、台所作業用椅子２を、
下面にキャスター３を設けたベースフレーム４とベース
フレーム４に立設したベース支柱５とベース支柱５の上
端に設けた座部６とベースフレーム４に設けた足乗せ部
７とで形成し、台所作業用椅子２の座部６より椅子の前
側に突出するように足乗せ部７を位置させて成ることを
特徴とする。台所作業用椅子２にキャスター３を設けた
ことにより、台所作業用椅子２の座部６に座った状態で
キャスター３を転動させて移動できて椅子に座った状態
でも移動できるようにして使い勝手よくできる。また台
所作業用椅子２に足乗せ部７を有することで足乗せ部７
に足を乗せた楽な姿勢で台所作業できると共に作業者の
体全体が台所作業用椅子２に乗った状態で移動できて移
動が一層楽になるものであり、さらに台所作業用椅子２
の座部６より椅子の前側に突出するように足乗せ部７を
位置させたことで、台所作業用椅子２に乗った状態で作
業者立つことができて立ち上がっての作業も楽にでき
る。
本発明台所用キャビネット装置は、上面にシンクやカウ
ンター等が設けられて上面で台所作業を行うキャビネッ
ト１に手前側の前面を開口せるオープンスペースＳを設
け、このオープンスペースＳに台所作業用椅子２を出し
入れ自在に設けたものにおいて、台所作業用椅子２を、
下面にキャスター３を設けたベースフレーム４とベース
フレーム４に立設したベース支柱５とベース支柱５の上
端に設けた座部６とベースフレーム４に設けた足乗せ部
７とで形成し、台所作業用椅子２の座部６より椅子の前
側に突出するように足乗せ部７を位置させて成ることを
特徴とする。台所作業用椅子２にキャスター３を設けた
ことにより、台所作業用椅子２の座部６に座った状態で
キャスター３を転動させて移動できて椅子に座った状態
でも移動できるようにして使い勝手よくできる。また台
所作業用椅子２に足乗せ部７を有することで足乗せ部７
に足を乗せた楽な姿勢で台所作業できると共に作業者の
体全体が台所作業用椅子２に乗った状態で移動できて移
動が一層楽になるものであり、さらに台所作業用椅子２
の座部６より椅子の前側に突出するように足乗せ部７を
位置させたことで、台所作業用椅子２に乗った状態で作
業者立つことができて立ち上がっての作業も楽にでき
る。
【０００５】またベースフレーム４の下面にベースフレ
ーム４の前側と後側に夫々位置するようにキャスター３
を設け、ベース支柱５から後側のキャスター３までの前
後方向の距離よりベース支柱５から前側のキャスター３
までの前後方向の距離を長くして成ることを特徴とする
ことも好ましい。この場合、足乗せ部７が前方に位置し
ていてもキャスター３で安定よく支持できて足乗せ部７
に足を乗せた状態で立っても安定よく立つことができ
る。
ーム４の前側と後側に夫々位置するようにキャスター３
を設け、ベース支柱５から後側のキャスター３までの前
後方向の距離よりベース支柱５から前側のキャスター３
までの前後方向の距離を長くして成ることを特徴とする
ことも好ましい。この場合、足乗せ部７が前方に位置し
ていてもキャスター３で安定よく支持できて足乗せ部７
に足を乗せた状態で立っても安定よく立つことができ
る。
【０００６】またキャビネット１のオープンスペースＳ
の下部にさらに奥の深い凹部８を設け、台所作業用椅子
２をオープンスペースＳに収納した状態で足乗せ部７が
上記凹部８に収納されて台所作業用椅子２がキャビネッ
ト１の手前側の前面より突出しないように台所作業用椅
子２がキャビネット１のオープンスペースＳに収納され
るようにして成ることを特徴とすることも好ましい。台
所作業用椅子２に足乗せ部７があっても、台所作業用椅
子５をオープンスペースＳに収納したとき台所作業用椅
子５がキャビネット１の手前側の前面から突出しないよ
うに収納でき、椅子を使用しない立った状態で台所作業
するときの作業性がよいものである。
の下部にさらに奥の深い凹部８を設け、台所作業用椅子
２をオープンスペースＳに収納した状態で足乗せ部７が
上記凹部８に収納されて台所作業用椅子２がキャビネッ
ト１の手前側の前面より突出しないように台所作業用椅
子２がキャビネット１のオープンスペースＳに収納され
るようにして成ることを特徴とすることも好ましい。台
所作業用椅子２に足乗せ部７があっても、台所作業用椅
子５をオープンスペースＳに収納したとき台所作業用椅
子５がキャビネット１の手前側の前面から突出しないよ
うに収納でき、椅子を使用しない立った状態で台所作業
するときの作業性がよいものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１乃至図５は台所用キャビネッ
ト装置の全体を示すものであり、キャビネット１と台所
作業用椅子２と構成されている。キャビネット１はキャ
ビネット本体１ａとキャビネット本体１ａを載設する下
部の台輪１ｂとで構成されている。台輪１ｂは図５に示
すように両側の側板部１０と後側の背板部１１とで平面
から見て略コ字状になるように形成されており、台輪１
ｂの背板部１１の長手方向の中央の前側にはコ字状に枠
組みされた中央支持枠１２を一体に設けてある。キャビ
ネット本体１ａは、両側の側板１３、後上桟１４、背板
１５、地板１６、中下桟１７、中上桟１８、前板１９、
前幕板２０等で形成されている。両側の側板１３の手前
側と反対の後部の上端間には後上桟１４を架設してあ
り、後上桟１４の両端を側板１３に接合してある。両側
の側板１３間の後部の下部間には地板１６を架設してあ
り、地板１６の両端を側板１３に接合してある。この地
板１６の長手方向の中央は中央支持枠１２の上方に位置
している。後上桟１４、地板１６、両側の側板１３で囲
まれる後部開口には背板１５をはめ込むことで取り付け
てある。地板１６の前側の縁部に沿って両側の側板１３
間に亙るように中下桟１７を架設してあり、中下桟１７
を側板１３や地板１６に結合してある。中下桟１７の上
方に所定の間隔を隔てた位置には両側の側板１３間に亙
るように中上桟１８を架設してあり、中上桟１８の両端
を側板１３に結合してある。両側の側板１３の手前側で
ある前部の上部間には前板１９を架設してあり、前板１
９の両端を側板１３に結合してある。前板１９の前面側
には前幕板２０を装着してある。
ト装置の全体を示すものであり、キャビネット１と台所
作業用椅子２と構成されている。キャビネット１はキャ
ビネット本体１ａとキャビネット本体１ａを載設する下
部の台輪１ｂとで構成されている。台輪１ｂは図５に示
すように両側の側板部１０と後側の背板部１１とで平面
から見て略コ字状になるように形成されており、台輪１
ｂの背板部１１の長手方向の中央の前側にはコ字状に枠
組みされた中央支持枠１２を一体に設けてある。キャビ
ネット本体１ａは、両側の側板１３、後上桟１４、背板
１５、地板１６、中下桟１７、中上桟１８、前板１９、
前幕板２０等で形成されている。両側の側板１３の手前
側と反対の後部の上端間には後上桟１４を架設してあ
り、後上桟１４の両端を側板１３に接合してある。両側
の側板１３間の後部の下部間には地板１６を架設してあ
り、地板１６の両端を側板１３に接合してある。この地
板１６の長手方向の中央は中央支持枠１２の上方に位置
している。後上桟１４、地板１６、両側の側板１３で囲
まれる後部開口には背板１５をはめ込むことで取り付け
てある。地板１６の前側の縁部に沿って両側の側板１３
間に亙るように中下桟１７を架設してあり、中下桟１７
を側板１３や地板１６に結合してある。中下桟１７の上
方に所定の間隔を隔てた位置には両側の側板１３間に亙
るように中上桟１８を架設してあり、中上桟１８の両端
を側板１３に結合してある。両側の側板１３の手前側で
ある前部の上部間には前板１９を架設してあり、前板１
９の両端を側板１３に結合してある。前板１９の前面側
には前幕板２０を装着してある。
【０００８】キャビネット本体１ａの前板１９と後上桟
１４との間の空間はシンクを収納する空間となってお
り、シンクを収納して装着される。シンクは全体がシン
ク部となっているものでも、シンク部とカウンター部と
を一体に設けたものでよい。シンクの下方を覆うシンク
下化粧板２１は前板１９の下端と中上桟１８との間に亙
るように装着してある。キャビネット本体１ａの背板１
５と中上桟１８や中下桟１７と地板１６との間の空間は
配管収納空間Ａとなっており、配管収納空間Ａ内に給水
や給湯等の配管を通し、カラン等に給水や給湯できるよ
うになっている。また配管収納空間Ａの前面側の開口に
は前面板２２を着脱自在に装着してある。配管収納空間
Ａの前面側にはキャビネット１の幅方向の中央でシンク
下化粧板２１から台輪１ｂの下端まで至る排水管収納空
間Ｂを設けてある。この排水管収納空間Ｂは中央支持枠
１２と略同幅で背面を開口せる角筒状の化粧カバー材２
３を装着することで化粧カバー材２３の内部の空間に形
成されている。この排水管収納空間Ｂにはシンクの排水
管が挿通され、化粧カバー材２３にて排水管が外観上見
えないように覆われる。排水管収納空間Ｂの上端はシン
ク下化粧板２１の切り欠き２４に連通してある。このよ
うにしてキャビネット１には両側の側板１３、配管収納
空間Ａの前面板３、排水管収納空間Ｂの化粧カバー材２
３及びシンク下化粧板２１で囲まれて前方を開口せるオ
ープンスペースＳを設けてあり、オープンスペースＳに
後述する台所作業用椅子２を収納したり、台所作業用椅
子２に座った状態で足を入れて台所作業ができるように
なっている。また本例の場合、中央に化粧カバー材２３
があり、両側の側板１３と中央の化粧カバー材２３との
間の左右に奥深い２つの椅子収納スペースＳ1 ，Ｓ2 を
設けてあり、この椅子収納スペースＳ1 ，Ｓ2 に台所作
業用椅子２を収納することで台所作業用椅子２全体が収
納されて台所作業用椅子２がキャビネット１の手前であ
る前面側に突出しないように収納できるようになってい
る。また配線収納スペースＡの地板１６の下方は空所に
なっており。椅子収納スペースＳ1 ，Ｓ2 の下部の奥部
にさらに深い凹部８が形成されている。
１４との間の空間はシンクを収納する空間となってお
り、シンクを収納して装着される。シンクは全体がシン
ク部となっているものでも、シンク部とカウンター部と
を一体に設けたものでよい。シンクの下方を覆うシンク
下化粧板２１は前板１９の下端と中上桟１８との間に亙
るように装着してある。キャビネット本体１ａの背板１
５と中上桟１８や中下桟１７と地板１６との間の空間は
配管収納空間Ａとなっており、配管収納空間Ａ内に給水
や給湯等の配管を通し、カラン等に給水や給湯できるよ
うになっている。また配管収納空間Ａの前面側の開口に
は前面板２２を着脱自在に装着してある。配管収納空間
Ａの前面側にはキャビネット１の幅方向の中央でシンク
下化粧板２１から台輪１ｂの下端まで至る排水管収納空
間Ｂを設けてある。この排水管収納空間Ｂは中央支持枠
１２と略同幅で背面を開口せる角筒状の化粧カバー材２
３を装着することで化粧カバー材２３の内部の空間に形
成されている。この排水管収納空間Ｂにはシンクの排水
管が挿通され、化粧カバー材２３にて排水管が外観上見
えないように覆われる。排水管収納空間Ｂの上端はシン
ク下化粧板２１の切り欠き２４に連通してある。このよ
うにしてキャビネット１には両側の側板１３、配管収納
空間Ａの前面板３、排水管収納空間Ｂの化粧カバー材２
３及びシンク下化粧板２１で囲まれて前方を開口せるオ
ープンスペースＳを設けてあり、オープンスペースＳに
後述する台所作業用椅子２を収納したり、台所作業用椅
子２に座った状態で足を入れて台所作業ができるように
なっている。また本例の場合、中央に化粧カバー材２３
があり、両側の側板１３と中央の化粧カバー材２３との
間の左右に奥深い２つの椅子収納スペースＳ1 ，Ｓ2 を
設けてあり、この椅子収納スペースＳ1 ，Ｓ2 に台所作
業用椅子２を収納することで台所作業用椅子２全体が収
納されて台所作業用椅子２がキャビネット１の手前であ
る前面側に突出しないように収納できるようになってい
る。また配線収納スペースＡの地板１６の下方は空所に
なっており。椅子収納スペースＳ1 ，Ｓ2 の下部の奥部
にさらに深い凹部８が形成されている。
【０００９】また台所作業用椅子２は図６乃至図９に示
すように下面にキャスター３を設けたベースフレーム４
とベースフレーム４に立設したベース支柱５とベース支
柱５の上端に設けた座部６とベースフレーム４に設けた
足乗せ部７とで主体が構成されている。ベースフレーム
４はパイプを馬蹄形に曲成した外周フレーム２５と外周
フレーム２５の両側間に架設した補強材２６とで構成さ
れており、ベースフレーム４の前部側（椅子の前側）に
は板材を貼って足乗せ部７を形成してある。ベースフレ
ーム４の下面側には複数個のキャスター３を装着してあ
る。このキャスター３はセーフティストッパーを有する
ものが好ましい。本例の場合、キャスター３をは合計５
個設けてあり、ベースフレーム４の前端の中央のキャス
ター３ａと、ベースフレーム４の前部の両側のキャスタ
ー３ｂと、ベースフレーム４の後側の両側のキャスター
３ｃで構成されている。ベースフレーム４の補強材２６
の中央から上方に向けて垂直にベース支柱５を一体に立
設してあり、ベース支柱５の上端には座部受け２７を支
柱回りに回転自在に装着してある。ベース支柱５からキ
ャスター３ａまでの前後方向の距離をＬ1 、ベース支柱
５からキャスター３ｂまでの前後方向の距離をＬ2 、ベ
ース支柱５からキャスター３ｃまでの前後方向の距離を
Ｌ3 としたとき、Ｌ1 ＞Ｌ2 ＞Ｌ3 となっている。ベー
ス支柱５の上端の座部受け２７には座部６を装着してあ
り、座部６の後部には腰受け部２８を突設してある。こ
のように座部６を設けた状態で座部６より前方の位置の
下方に上記足乗せ部７が位置するようにしてある。
すように下面にキャスター３を設けたベースフレーム４
とベースフレーム４に立設したベース支柱５とベース支
柱５の上端に設けた座部６とベースフレーム４に設けた
足乗せ部７とで主体が構成されている。ベースフレーム
４はパイプを馬蹄形に曲成した外周フレーム２５と外周
フレーム２５の両側間に架設した補強材２６とで構成さ
れており、ベースフレーム４の前部側（椅子の前側）に
は板材を貼って足乗せ部７を形成してある。ベースフレ
ーム４の下面側には複数個のキャスター３を装着してあ
る。このキャスター３はセーフティストッパーを有する
ものが好ましい。本例の場合、キャスター３をは合計５
個設けてあり、ベースフレーム４の前端の中央のキャス
ター３ａと、ベースフレーム４の前部の両側のキャスタ
ー３ｂと、ベースフレーム４の後側の両側のキャスター
３ｃで構成されている。ベースフレーム４の補強材２６
の中央から上方に向けて垂直にベース支柱５を一体に立
設してあり、ベース支柱５の上端には座部受け２７を支
柱回りに回転自在に装着してある。ベース支柱５からキ
ャスター３ａまでの前後方向の距離をＬ1 、ベース支柱
５からキャスター３ｂまでの前後方向の距離をＬ2 、ベ
ース支柱５からキャスター３ｃまでの前後方向の距離を
Ｌ3 としたとき、Ｌ1 ＞Ｌ2 ＞Ｌ3 となっている。ベー
ス支柱５の上端の座部受け２７には座部６を装着してあ
り、座部６の後部には腰受け部２８を突設してある。こ
のように座部６を設けた状態で座部６より前方の位置の
下方に上記足乗せ部７が位置するようにしてある。
【００１０】上記台所作業用椅子２に座った状態で台所
作業を行う場合、座部６に作業者の尻を乗せると共に足
乗せ部７に足を乗せるように座り、この状態でキャビネ
ット１のオープンスペースＳに台所作業用椅子２の前部
や作業者の足を入れた状態で台所作業をすることができ
る。このとき足乗せ部７に足を乗せて作業できるために
楽な姿勢で台所作業を行うことができる。また台所作業
用椅子２に座った状態でキャスター３を転動させて台所
作業用椅子２と一緒に作業者が移動できて簡単に移動が
できて使い勝手がよくなる。このとき足乗せ部７に足を
乗せているために作業者が台所作業用椅子２に乗った状
態で移動できて移動が一層しやすくなる。台所作業用椅
子２に座って台所作業をしている途中に、立ち上がって
作業する場合、足乗せ部７に作業者の足を乗せた状態で
そのまま立ち上がる。このとき、ベース支柱５からキャ
スター３ｃまでの距離Ｌ3 よりベース支柱５からキャス
ター３ａ，３ｂまでの距離Ｌ1 ，Ｌ2 が長くなっている
ため足乗せ部７に足を乗せた状態で立ち上がっても足元
が安定して安定よく立ち上がることができる。台所作業
用椅子２を使用しないときは、図１乃至図３に示すよう
にオープンスペースＳの椅子収納スペースＳ1 ，Ｓ2 に
台所作業用椅子２を収納する。このとき台所作業用椅子
２の足乗せ部７が前方に突出していても、地板１６の下
の凹部８に足乗せ部７が収納され、台所作業用椅子２が
キャビネット１の手前側の前面から突出しないように収
納され、キャビネット１の前に立って台所作業をすると
きに台所作業用椅子２が邪魔にならないものである。
作業を行う場合、座部６に作業者の尻を乗せると共に足
乗せ部７に足を乗せるように座り、この状態でキャビネ
ット１のオープンスペースＳに台所作業用椅子２の前部
や作業者の足を入れた状態で台所作業をすることができ
る。このとき足乗せ部７に足を乗せて作業できるために
楽な姿勢で台所作業を行うことができる。また台所作業
用椅子２に座った状態でキャスター３を転動させて台所
作業用椅子２と一緒に作業者が移動できて簡単に移動が
できて使い勝手がよくなる。このとき足乗せ部７に足を
乗せているために作業者が台所作業用椅子２に乗った状
態で移動できて移動が一層しやすくなる。台所作業用椅
子２に座って台所作業をしている途中に、立ち上がって
作業する場合、足乗せ部７に作業者の足を乗せた状態で
そのまま立ち上がる。このとき、ベース支柱５からキャ
スター３ｃまでの距離Ｌ3 よりベース支柱５からキャス
ター３ａ，３ｂまでの距離Ｌ1 ，Ｌ2 が長くなっている
ため足乗せ部７に足を乗せた状態で立ち上がっても足元
が安定して安定よく立ち上がることができる。台所作業
用椅子２を使用しないときは、図１乃至図３に示すよう
にオープンスペースＳの椅子収納スペースＳ1 ，Ｓ2 に
台所作業用椅子２を収納する。このとき台所作業用椅子
２の足乗せ部７が前方に突出していても、地板１６の下
の凹部８に足乗せ部７が収納され、台所作業用椅子２が
キャビネット１の手前側の前面から突出しないように収
納され、キャビネット１の前に立って台所作業をすると
きに台所作業用椅子２が邪魔にならないものである。
【００１１】
【発明の効果】本発明は叙述のように台所作業用椅子
を、下面にキャスターを設けたベースフレームとベース
フレームに立設したベース支柱とベース支柱の上端に設
けた座部とベースフレームに設けた足乗せ部とで形成し
ているので、台所作業用椅子の座部に座った状態でキャ
スターを転動させて移動できて椅子に座った状態でも移
動できるようにして使い勝手よくできるものであり、ま
た台所作業用椅子に足乗せ部を有することで足乗せ部に
足を乗せた楽な姿勢で台所作業できると共に作業者の体
全体が台所作業用椅子に乗った状態で移動できて移動が
一層楽になるものであり、さらに台所作業用椅子の座部
より椅子の前側に突出するように足乗せ部を位置させて
いるので、台所作業椅子に乗った状態で作業者が立つこ
とができて立ち上がっての作業も楽にできるものであ
る。
を、下面にキャスターを設けたベースフレームとベース
フレームに立設したベース支柱とベース支柱の上端に設
けた座部とベースフレームに設けた足乗せ部とで形成し
ているので、台所作業用椅子の座部に座った状態でキャ
スターを転動させて移動できて椅子に座った状態でも移
動できるようにして使い勝手よくできるものであり、ま
た台所作業用椅子に足乗せ部を有することで足乗せ部に
足を乗せた楽な姿勢で台所作業できると共に作業者の体
全体が台所作業用椅子に乗った状態で移動できて移動が
一層楽になるものであり、さらに台所作業用椅子の座部
より椅子の前側に突出するように足乗せ部を位置させて
いるので、台所作業椅子に乗った状態で作業者が立つこ
とができて立ち上がっての作業も楽にできるものであ
る。
【００１２】また本発明の請求項２記載の発明にあって
は、ベースフレームの下面にベースフレームの前側と後
側に夫々位置するようにキャスターを設け、ベース支柱
から後側のキャスターまでの前後方向の距離よりベース
支柱から前側のキャスターまでの前後方向の距離を長く
しているので、足乗せ部が前方に位置していてもキャス
ターで安定よく支持できて足乗せ部に足を乗せた状態で
立っても安定よく立つことができるものである。
は、ベースフレームの下面にベースフレームの前側と後
側に夫々位置するようにキャスターを設け、ベース支柱
から後側のキャスターまでの前後方向の距離よりベース
支柱から前側のキャスターまでの前後方向の距離を長く
しているので、足乗せ部が前方に位置していてもキャス
ターで安定よく支持できて足乗せ部に足を乗せた状態で
立っても安定よく立つことができるものである。
【００１３】また本発明の請求項３記載の発明にあって
は、キャビネットのオープンスペースの下部にさらに奥
の深い凹部を設け、台所作業用椅子をオープンスペース
に収納した状態で足乗せ部が上記凹部に収納されて台所
作業用椅子がキャビネットの手前側の前面より突出しな
いように台所作業用椅子がキャビネットのオープンスペ
ースに収納されるようにしているので、台所作業用椅子
に足乗せ部があっても、台所作業用椅子をオープンスペ
ースに収納したとき台所作業用椅子がキャビネットの手
前側の前面から突出しないように収納でき、椅子を使用
しない立った状態で台所作業するときの作業性がよいも
のである。
は、キャビネットのオープンスペースの下部にさらに奥
の深い凹部を設け、台所作業用椅子をオープンスペース
に収納した状態で足乗せ部が上記凹部に収納されて台所
作業用椅子がキャビネットの手前側の前面より突出しな
いように台所作業用椅子がキャビネットのオープンスペ
ースに収納されるようにしているので、台所作業用椅子
に足乗せ部があっても、台所作業用椅子をオープンスペ
ースに収納したとき台所作業用椅子がキャビネットの手
前側の前面から突出しないように収納でき、椅子を使用
しない立った状態で台所作業するときの作業性がよいも
のである。
【図１】本発明の一例の全体を示し、台所作業用椅子を
透視した状態の平面図である。
透視した状態の平面図である。
【図２】図１の正面図である。
【図３】図２のＸ−Ｘ線断面図である。
【図４】図２のＹ−Ｙ線断面図である。
【図５】図２のＺ−Ｚ線断面図である。
【図６】同上の台所作業用椅子を示す平面図である。
【図７】図６の正面図である。
【図８】図６の側面図である。
【図９】図６の一部を透視した斜視図である。
Ｓ オープンスペース １ キャビネット ２ 台所作業用椅子 ３ キャスター ４ ベースフレーム ５ ベース支柱 ６ 座部 ７ 足乗せ部 ８ 凹部
Claims (3)
- 【請求項１】 上面にシンクやカウンター等が設けられ
て上面で台所作業を行うキャビネットに手前側の前面を
開口せるオープンスペースを設け、このオープンスペー
スに台所作業用椅子を出し入れ自在に設けた台所キャビ
ネット装置において、台所作業用椅子を、下面にキャス
ターを設けたベースフレームとベースフレームに立設し
たベース支柱とベース支柱の上端に設けた座部とベース
フレームに設けた足乗せ部とで形成し、台所作業用椅子
の座部より椅子の前側に突出するように足乗せ部を位置
させて成ることを特徴とする台所用キャビネット装置。 - 【請求項２】 ベースフレームの下面にベースフレーム
の前側と後側に夫々位置するようにキャスターを設け、
ベース支柱から後側のキャスターまでの前後方向の距離
よりベース支柱から前側のキャスターまでの前後方向の
距離を長くして成ることを特徴とする請求項１記載の台
所用キャビネット装置。 - 【請求項３】 キャビネットのオープンスペースの下部
にさらに奥の深い凹部を設け、台所作業用椅子をオープ
ンスペースに収納した状態で足乗せ部が上記凹部に収納
されて台所作業用椅子がキャビネットの手前側の前面よ
り突出しないように台所作業用椅子がキャビネットのオ
ープンスペースに収納されるようにして成ることを特徴
とする請求項１または請求項２記載の台所用キャビネッ
ト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02829996A JP3176032B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 台所用キャビネット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02829996A JP3176032B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 台所用キャビネット装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215534A true JPH09215534A (ja) | 1997-08-19 |
| JP3176032B2 JP3176032B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=12244745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02829996A Expired - Fee Related JP3176032B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 台所用キャビネット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3176032B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020078442A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | タカラベルモント株式会社 | 施術者用椅子 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6031849U (ja) * | 1983-08-11 | 1985-03-04 | 山本 勢津子 | 椅子に座って使用出来る台所用流し台 |
| JPS63153005A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-25 | サンウエーブ工業株式会社 | 昇降装置を備えた厨房用家具 |
| JPH04501969A (ja) * | 1988-12-13 | 1992-04-09 | オプスビク，ピーター | 椅子例えば複合椅子における配置 |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP02829996A patent/JP3176032B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6031849U (ja) * | 1983-08-11 | 1985-03-04 | 山本 勢津子 | 椅子に座って使用出来る台所用流し台 |
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| JPH04501969A (ja) * | 1988-12-13 | 1992-04-09 | オプスビク，ピーター | 椅子例えば複合椅子における配置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020078442A (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-28 | タカラベルモント株式会社 | 施術者用椅子 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3176032B2 (ja) | 2001-06-11 |
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