JPH09210002A - 液圧ユニット及びそれを用いたリフター - Google Patents

液圧ユニット及びそれを用いたリフター

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Publication number
JPH09210002A
JPH09210002A JP1592296A JP1592296A JPH09210002A JP H09210002 A JPH09210002 A JP H09210002A JP 1592296 A JP1592296 A JP 1592296A JP 1592296 A JP1592296 A JP 1592296A JP H09210002 A JPH09210002 A JP H09210002A
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JP
Japan
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motor
load
hydraulic unit
pump
lifter
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Pending
Application number
JP1592296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nishida
宏幸 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP1592296A priority Critical patent/JPH09210002A/ja
Publication of JPH09210002A publication Critical patent/JPH09210002A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B21/00Common features of fluid actuator systems; Fluid-pressure actuator systems or details thereof, not covered by any other group of this subclass
    • F15B21/04Special measures taken in connection with the properties of the fluid
    • F15B21/041Removal or measurement of solid or liquid contamination, e.g. filtering
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B2211/00Circuits for servomotor systems
    • F15B2211/60Circuit components or control therefor
    • F15B2211/615Filtering means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡単な構成でしかも負荷に与える衝撃が
小さい液圧ユニット及びリフターを提供する。 【解決手段】 モータ1の電源がオンされるとポンプ2
は、慣性負荷3aの慣性力により徐々に回転速度を増
し、また、モータ1の電源がオフされるとポンプ2は、
慣性負荷3aの慣性力により徐々にその回転速度を減少
させる。このため、モータ1の電源がオン・オフされて
も吐出口8bに所定の流路回路を介して接続される負荷
への衝撃はほとんどなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧によって駆動
される産業機械等に用いる液圧ユニット、及び液圧ユニ
ットにより駆動されるリフターに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、液圧ユニットを含めた従来の産
業機械の液圧駆動部の概略図を示しており、液圧ユニッ
ト10からシリンダ24に対して作動液を供給すること
によりピストン25を介して負荷が上昇駆動されると共
に、シリンダ24に供給された作動液を液圧ユニット1
0へ戻すことで、負荷が下降するよう構成されている。
液圧ユニット10は、モータ11によりポンプ12を駆
動することで、タンク14からフィルタ18a’、チェ
ック弁17aを介して吐出口18bから作動液を所定圧
力で吐出すると共に、ソレノイドバルブ22を適宜切り
換えることにより、吐出口18b、フィルタ23、ソレ
ノイドバルブ22、及び絞り21を介して作動液がタン
ク14に戻すよう構成されており、また、流路回路が所
定圧力以上となった場合に、リリーフバルブ17が開口
し、リターンパイプ15を介してタンク14に作動液が
戻されることで、流路回路全体の保護が図られている。
【0003】図5は、かかる液圧ユニット10の具体的
構成を示したものであり、モータ11とポンプ12はカ
ップリング13を介して接続されており、ポンプ12に
より吸入口18aから吸い上げられたタンク14内の作
動液は吐出口18bから吐出される。
【0004】また、内蔵されたソレノイドバルブ22を
適宜切り換えることで、吐出口18bからの作動液は内
蔵されたフィルタ23、ソレノイドバルブ22、及び絞
り21(図5では不図示)を介してタンク14に戻され
る。
【0005】吐出口18bの前段には、リリーフバルブ
17及びそれに接続されるリターンパイプ15が配設さ
れていると共に、吸入口18a内には図4におけるフィ
ルタ18a’が、また、リリーフバルブ17と吐出口1
8b間には、チェック弁17aが内蔵されている。そし
て、タンク14内の作動液は注入口16から供給され
る。
【0006】一方、かかる液圧ユニット10は、産業機
械全般の液圧駆動源として使用されているが、なかでも
図6に示されるトラック31等に取り付られている天板
32や、車椅子等を使用する障害者等が段差部の移動が
できるよう、障害者等を載せる天板を上下動させるリフ
ターに広く用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
液圧ユニットでは、モータ11の駆動は、単なる電源の
オン・オフにより行われていたため、図7に示されるよ
うに、負荷を駆動するためにモータ11の電源をオンす
ると、急激にその回転数が最高域まで達する結果、高圧
の作動液が瞬時にシリンダ24に供給されることとな
り、逆に負荷の駆動を停止するためにモータ11の電源
をオフするとその回転数が急激にゼロとなる結果、高圧
の作動液のシリンダ24への供給が瞬時に停止されるこ
ととなる。このため、液圧ユニットを駆動し或いは停止
する際には、負荷及び駆動源における流路回路に対して
多大な衝撃を与えることとなり、液圧ユニットを含めた
産業機械全体の寿命を縮める要因となっていた。
【0008】特に、天板を上下動させるリフターにおい
て、負荷に対する衝撃が大きいと、天板に載せた貨物の
損傷や落下の要因になると共に、天板に載せた人間を上
下動させる場合は、不要な恐怖感を与える要因となり、
また、病人などでは身体に損傷を与える可能性もある。
【0009】一方、モータ11の回転駆動制御を行うこ
とも考えられるが、別途制御装置が必要となり、装置全
体の構成が複雑かつ高価になる。
【0010】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めに創案されたもので、より簡単な構成でしかも負荷に
与える衝撃が小さい液圧ユニット及びリフターを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、モータにより駆動されるポンプにより、
作動液を吐出することで、負荷を液圧駆動する液圧ユニ
ットであって、前記モータとポンプ間で動力を伝達する
駆動軸に慣性負荷を配設したことを特徴とする。 前記
慣性負荷は、前記モータ及びポンプの駆動軸より大径の
円盤により構成される。
【0012】前記慣性負荷は、前記モータ及びポンプの
駆動軸を接続するためのカップリングに配設されている
ことを特徴とする。
【0013】前記慣性負荷は、前記カップリングと鋳造
により一体構成されていることを特徴とする。
【0014】前記慣性負荷は、前記モータの駆動軸また
は前記ポンプの駆動軸に配設されていることを特徴とす
る。
【0015】前記慣性負荷は、前記モータの駆動軸また
は前記ポンプの駆動軸と鋳造により一体構成されている
ことを特徴とする。
【0016】荷物や人間を載せる天板を上下動させるリ
フターであって、この天板の駆動源として、前記液圧ユ
ニットを用いたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。
【0018】図1は、本発明の液圧ユニットの一実施例
を示しており、この液圧ユニットに接続される流路回路
などは、従来例で既に説明した図4の構成と同様であ
る。
【0019】図1において、電源のオン・オフのみによ
って駆動されるモータ1は、モータ駆動軸1a、カップ
リング3、及びポンプ駆動軸2aを介してポンプ2を回
転させる。ポンプ2は、作動液内の粉塵を除去するため
のフィルタが内蔵された吸入口8aを介してタンク4内
の作動液を吸引して加圧し、吐出口8bから加圧した作
動液を吐出する。
【0020】吐出口8bの前段にはリリーフバルブ7が
内蔵されており、作動液が所定圧力以上となった場合、
リターンパイプ5を介してタンク4に作動液が戻され
る。
【0021】モータ駆動軸1aとポンプ駆動軸2aとを
接続するカップリング3には、円盤状の慣性負荷3aが
配設されており、かかる慣性負荷3aは、モータ1を駆
動する電源がオンされ或いはオフされた場合に、その慣
性力によってモータ1の急激な回転及び急激な停止を阻
止する機能を果たす。
【0022】図2aは、図1に示すように、カップリン
グ3に慣性負荷3aを配設することで、慣性負荷3aを
カップリング3で兼用した場合の具体例を示しており、
円盤状の慣性負荷3aは、鋳造などによりカップリング
3と一体構成になるよう形成しても良いし、慣性負荷3
aをドーナツ状に形成して従来のカップリングに嵌合さ
せるように構成しても良い。
【0023】図2bは、カップリング3と一体的に構成
した慣性負荷3aをモータ駆動軸1a及びポンプ駆動軸
2aに接続する場合の具体例を示しており、図2bのA
−A断面を示す図2b’に示されるように、モータ駆動
軸1aに穿設された凹部とカップリング3の凸部の断面
を四角状に形成し、また、カップリング3とポンプ駆動
軸2aとは凸部及び凹部を逆にして、それらを嵌合させ
ることによって動力の伝達を可能としている。なお、図
2b’では、断面形状を四角状としたが、動力を伝達で
きる形状であれば何でも良い。
【0024】また、上記実施例では、カップリングを慣
性負荷で兼用した例を示したが、図2cのように、モー
タ駆動軸1aに慣性負荷1bを配設してもよく、また、
図2dのように、ポンプ駆動軸2aに慣性負荷2bを配
設してもよい。
【0025】以上の構成により、図1において、モータ
1の電源をオンまたはオフしても、液圧ユニットに接続
される負荷速度は、図3に示されるように徐々にその速
度を増し、また、徐々にその速度が減少するため、加速
度が減少する結果、負荷及び液圧ユニットを含めた駆動
回路に与える衝撃は非常に小さいものとなり、液圧ユニ
ットを含めた産業機械全体の耐久性が向上する。
【0026】このため、本発明にかかる液圧ユニットを
駆動源とするリフターでは、天板に対する衝撃が小さい
ため、貨物の損傷や落下の危険性がなくなると共に、天
板に載せた人間を上下動させる場合であっても、恐怖感
を与えることがなく、また、病人などでは身体に損傷を
与えることもなくなる。
【0027】なお、本発明にかかる液圧ユニットを駆動
源とするリフターを構成するためには、従来例で説明し
た図4の構成における負荷をリフターとすればよい。
【0028】さらに、本発明によれば、モータとポンプ
間の動力伝達のための駆動軸に慣性負荷を配設するだけ
でよいため、別途制御装置を設ける場合などに比べて、
装置全体の構成が簡単かつ安価となる。特に、カップリ
ングを慣性負荷で兼用し鋳造などにより一体構成とすれ
ば、従来と同じ工数及び部品点数で本発明にかかる液圧
ユニットが実現できる。
【0029】なお、上述した実施例に用いる慣性負荷の
大きさは、負荷の種類に応じて適宜定めればよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、モータを電源のオン・
オフのみによって駆動する場合であっても、モータが急
激に回転したり、停止したりすることがなくなるため、
負荷及び液圧ユニットを含めた駆動回路に与える衝撃は
非常に小さいものとなり、液圧ユニットを含めた産業機
械全体の耐久性が向上する。
【0031】そして、液圧ユニットを駆動源とするリフ
ターでは、天板に対する衝撃が小さいため、貨物の損傷
や落下の危険性がなくなると共に、天板に載せた人間を
上下動させる場合であっても、恐怖感を与えることがな
く、また、病人などでは身体に損傷を与えることもなく
なる。
【0032】さらに、本発明によれば、モータとポンプ
間の動力伝達のための駆動軸に慣性負荷を配設するだけ
でよいため、装置全体の構成が簡単かつ安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液圧ユニットを示す図
である。
【図2】モータとポンプ間の駆動軸に配設された慣性負
荷を示す図である。
【図3】モータを駆動した場合に負荷速度が時間に応じ
て変化する様子を示す図である。
【図4】従来の産業機械の液圧駆動部の概略図である。
【図5】従来の液圧ユニットを示す図である。
【図6】トラックに配設されたリフターを示す概略図で
ある。
【図7】モータを駆動した場合に負荷速度が時間に応じ
て変化する様子を示す図である。
【符号の説明】
1 モータ 1a モータ駆動軸 2 ポンプ 2a ポンプ駆動軸 3 カップリング 3a 慣性負荷

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータにより駆動されるポンプにより、
    作動液を吐出することで、負荷を液圧駆動する液圧ユニ
    ットにおいて、 前記モータとポンプ間で動力を伝達する駆動軸に慣性負
    荷を配設したことを特徴とする液圧ユニット。
  2. 【請求項2】 荷物や人間を載せる天板を上下動させる
    リフターにおいて、前記天板の駆動源として、請求項1
    に記載された液圧ユニットを用いたことを特徴とするリ
    フター。
JP1592296A 1996-01-31 1996-01-31 液圧ユニット及びそれを用いたリフター Pending JPH09210002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1592296A JPH09210002A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 液圧ユニット及びそれを用いたリフター

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JP1592296A JPH09210002A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 液圧ユニット及びそれを用いたリフター

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Publication Number Publication Date
JPH09210002A true JPH09210002A (ja) 1997-08-12

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ID=11902283

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JP1592296A Pending JPH09210002A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 液圧ユニット及びそれを用いたリフター

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JP (1) JPH09210002A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1628020A3 (de) * 2004-08-17 2008-09-03 Jungheinrich Aktiengesellschaft Fluidschaltung und Flurförderzeug mit Fluidschaltung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1628020A3 (de) * 2004-08-17 2008-09-03 Jungheinrich Aktiengesellschaft Fluidschaltung und Flurförderzeug mit Fluidschaltung

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