JPH09209498A - 構造材及びその接合方法 - Google Patents
構造材及びその接合方法Info
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- JPH09209498A JPH09209498A JP29517196A JP29517196A JPH09209498A JP H09209498 A JPH09209498 A JP H09209498A JP 29517196 A JP29517196 A JP 29517196A JP 29517196 A JP29517196 A JP 29517196A JP H09209498 A JPH09209498 A JP H09209498A
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 技能労働者でなくてもコンクリート製品等の
梁と梁、梁と柱などの接合が簡単にでき、さらには拡張
の高い建造物も可能とした構造材を提供し、併せてその
接合方法も提供する。 【解決手段】 コンクリート又はこれに類する素材で作
製された中空管からなり、その内面に凹凸を有する2本
以上の構造材101,102,111,112,122
を向かい合わせた後、その構造材の中空部に充填材を注
入して固化させることで構造材の接合を行う。構造材の
中空部には必要に応じて鉄筋103,113,123等
を入れたり、鉄骨及び袋体106,115等を仕口枠1
00で固着してその中に充填材を入れる。また、仕口材
を介して2本以上の構造材を接合することも可能であ
る。
梁と梁、梁と柱などの接合が簡単にでき、さらには拡張
の高い建造物も可能とした構造材を提供し、併せてその
接合方法も提供する。 【解決手段】 コンクリート又はこれに類する素材で作
製された中空管からなり、その内面に凹凸を有する2本
以上の構造材101,102,111,112,122
を向かい合わせた後、その構造材の中空部に充填材を注
入して固化させることで構造材の接合を行う。構造材の
中空部には必要に応じて鉄筋103,113,123等
を入れたり、鉄骨及び袋体106,115等を仕口枠1
00で固着してその中に充填材を入れる。また、仕口材
を介して2本以上の構造材を接合することも可能であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の柱や梁を
構成する構造材に係り、詳しくはコンクリートやこれに
類する素材からなる構造材を接合する技術分野に関する
ものである。この構造材の用途としては、一般の建築物
を始めとして、橋梁、土留構造物、杭、電柱等の構造材
が挙げられる。
構成する構造材に係り、詳しくはコンクリートやこれに
類する素材からなる構造材を接合する技術分野に関する
ものである。この構造材の用途としては、一般の建築物
を始めとして、橋梁、土留構造物、杭、電柱等の構造材
が挙げられる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に土木、建築の分
野における建造物は、主に木材、鉄筋コンクリート、鉄
骨等の材料で作られているが、築造に際しては現場での
手作業によるところが少なくない。特に、梁と梁、梁と
柱のような接合箇所は構造が複雑であり、また最も応力
が作用することから、充分な品質で仕上げようとすると
どうしても手作業が多くなる。中でも現場打ちコンクリ
ートの場合、この接合箇所の施工に際しては人手と技能
労働者を必要とする。しかしながら、最近では人手不足
と技能労働者の高齢化、さらには安価に仕上げるコスト
意識が原因して、粗雑に施工された建造物が多く見られ
る。一方、昨年1月の阪神大震災で報じられているよう
に、一昔前に作られた建物は当時は充分な技能労働者が
いたにもかかわらず、例えば神戸市では3〜4割の建造
物が施工ミスが一因で崩壊している。しかして、現在作
られている建造物は、その当時のレベル以下の技能労働
者によって作られているので質の低下は明らかである。
野における建造物は、主に木材、鉄筋コンクリート、鉄
骨等の材料で作られているが、築造に際しては現場での
手作業によるところが少なくない。特に、梁と梁、梁と
柱のような接合箇所は構造が複雑であり、また最も応力
が作用することから、充分な品質で仕上げようとすると
どうしても手作業が多くなる。中でも現場打ちコンクリ
ートの場合、この接合箇所の施工に際しては人手と技能
労働者を必要とする。しかしながら、最近では人手不足
と技能労働者の高齢化、さらには安価に仕上げるコスト
意識が原因して、粗雑に施工された建造物が多く見られ
る。一方、昨年1月の阪神大震災で報じられているよう
に、一昔前に作られた建物は当時は充分な技能労働者が
いたにもかかわらず、例えば神戸市では3〜4割の建造
物が施工ミスが一因で崩壊している。しかして、現在作
られている建造物は、その当時のレベル以下の技能労働
者によって作られているので質の低下は明らかである。
【0003】また、上記のような質の低下に加え、最近
では建造物自体のデザインが簡素化されている。このた
め、中世のヨーロッパ建築に見られるような格調の高い
建造物が見られず、都市空間が殺風景になってきてい
る。このように建造物のデザインがよくないと、人々の
心に潤いと安らぎがなくなり、文化レベルが低下し、都
市の荒廃化が進むことは否めない。
では建造物自体のデザインが簡素化されている。このた
め、中世のヨーロッパ建築に見られるような格調の高い
建造物が見られず、都市空間が殺風景になってきてい
る。このように建造物のデザインがよくないと、人々の
心に潤いと安らぎがなくなり、文化レベルが低下し、都
市の荒廃化が進むことは否めない。
【0004】本発明の目的とするところは、技能労働者
でなくてもコンクリート製等の梁と梁、梁と柱などの接
合が簡単にでき、さらには格調の高い建造物も可能とし
た構造材を提供し、併せてその接合方法をも提供するこ
とにある。
でなくてもコンクリート製等の梁と梁、梁と柱などの接
合が簡単にでき、さらには格調の高い建造物も可能とし
た構造材を提供し、併せてその接合方法をも提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る構造材は、柱又は梁に使用する構造材
であって、コンクリート又はこれに類する素材で作製さ
れた中空管からなり、その内面に凹凸を有することを特
徴としている。そして、内面の凹凸がらせん状に形成さ
れていてもよく、さらには内面に中型枠が埋殺されてな
る形態であってもよい。また、外面に付帯物を取り付け
るための取付け部分が設けられたりデザイン上の凹凸が
設けられていてもよい。さらには、複数の中空管が束ね
た状態に一体化されているものや中空管の一部又は全部
が切り欠かれた形態の構造材を使用してもよい。また、
内面に補強板が付設されていてもよい。さらに、構造材
の表面に化粧材又は構造用補強材を一部分又は全面に使
用することもある。
め、本発明に係る構造材は、柱又は梁に使用する構造材
であって、コンクリート又はこれに類する素材で作製さ
れた中空管からなり、その内面に凹凸を有することを特
徴としている。そして、内面の凹凸がらせん状に形成さ
れていてもよく、さらには内面に中型枠が埋殺されてな
る形態であってもよい。また、外面に付帯物を取り付け
るための取付け部分が設けられたりデザイン上の凹凸が
設けられていてもよい。さらには、複数の中空管が束ね
た状態に一体化されているものや中空管の一部又は全部
が切り欠かれた形態の構造材を使用してもよい。また、
内面に補強板が付設されていてもよい。さらに、構造材
の表面に化粧材又は構造用補強材を一部分又は全面に使
用することもある。
【0006】そして、本発明に係る接合方法は、前記の
如き構成の構造材を接合する方法であって、2本以上の
前記構造材の端部を向かい合わせた後、構造材の接合す
べき中空部に充填材を注入して固化させることを特徴と
する。または、端部付近に蓋部材を固定状態で取り付
け、この蓋部材を取り付けた少なくとも2本以上の前記
構造材の端部を向かい合わせた後、蓋部材で区画される
空間内に充填材を注入して固化させることで前記構造材
同士の接合を行うことを特徴とする。後者の接合方法で
は、周囲に弾性体を取り付けた構成の蓋材を使用すると
よい。
如き構成の構造材を接合する方法であって、2本以上の
前記構造材の端部を向かい合わせた後、構造材の接合す
べき中空部に充填材を注入して固化させることを特徴と
する。または、端部付近に蓋部材を固定状態で取り付
け、この蓋部材を取り付けた少なくとも2本以上の前記
構造材の端部を向かい合わせた後、蓋部材で区画される
空間内に充填材を注入して固化させることで前記構造材
同士の接合を行うことを特徴とする。後者の接合方法で
は、周囲に弾性体を取り付けた構成の蓋材を使用すると
よい。
【0007】また、本発明に係る別の接合方法は、前記
の如き構成の構造材を接合する方法であって、一方の構
造材の接合すべき端部付近に袋体を取り付けておき、こ
の構造材と他方の構造材の端部を向かい合わせた後、袋
体に充填材を注入して膨張させることにより前記構造材
同士の接合を行うことを特徴とする。また、この袋体の
設置の仕方として補強材の他方端又は蓋部材に袋体を固
着したり、膨張する袋体の先端を所定の位置で止めるた
めに蓋部材、補強材又は拘束材を介して袋体の延びを拘
束するのが好ましい。また、袋体の他方端に仕口枠を設
けるようにしてもよい。また、仕口材と接合すべき構造
材を接合する場合、この構造材と仕口材を突き合わせた
後、前記の接合方法のいずれかを利用して、充填材を充
填して接合するようにすればよい。
の如き構成の構造材を接合する方法であって、一方の構
造材の接合すべき端部付近に袋体を取り付けておき、こ
の構造材と他方の構造材の端部を向かい合わせた後、袋
体に充填材を注入して膨張させることにより前記構造材
同士の接合を行うことを特徴とする。また、この袋体の
設置の仕方として補強材の他方端又は蓋部材に袋体を固
着したり、膨張する袋体の先端を所定の位置で止めるた
めに蓋部材、補強材又は拘束材を介して袋体の延びを拘
束するのが好ましい。また、袋体の他方端に仕口枠を設
けるようにしてもよい。また、仕口材と接合すべき構造
材を接合する場合、この構造材と仕口材を突き合わせた
後、前記の接合方法のいずれかを利用して、充填材を充
填して接合するようにすればよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る構造材の一例
を示す斜視図である。この構造材1は、コンクリート又
はこれに類する材料(セラミックス等)で作製された中
空管からなり、図示の如くその内面に凹凸2が設けられ
ている。この構造材1は工場にて次のようして製造す
る。すなわち、図2に示すような伸び縮みするゴム製の
中型枠3を型枠の中に設置し、空気孔3aから空気を入
れて膨張させた状態とし、構造材1の表面形状に対応す
る外型枠を中型枠3の外側に間隔を置いて設置した後、
両型枠の間にコンクリートを流し込み、そのコンクリー
トが硬化した後で、空気を抜いて中型枠3を抜き取ると
ともに外型枠を脱型する。これにより、中型枠3のひだ
3bに対応した形状の凹凸2を内面に有する構造材1が
作製される。なお、コンクリートを流し込む際に、鉄
筋、非鉄金属、有機質又は無機質の繊維(例えば、ナイ
ロン、アラミド、ガラス、炭素等の繊維)を入れて構造
材1を補強するのが好ましい。また、構造材1の外側面
には使用目的に応じてデザイン上の凹凸を施すようにし
てもよい。
を示す斜視図である。この構造材1は、コンクリート又
はこれに類する材料(セラミックス等)で作製された中
空管からなり、図示の如くその内面に凹凸2が設けられ
ている。この構造材1は工場にて次のようして製造す
る。すなわち、図2に示すような伸び縮みするゴム製の
中型枠3を型枠の中に設置し、空気孔3aから空気を入
れて膨張させた状態とし、構造材1の表面形状に対応す
る外型枠を中型枠3の外側に間隔を置いて設置した後、
両型枠の間にコンクリートを流し込み、そのコンクリー
トが硬化した後で、空気を抜いて中型枠3を抜き取ると
ともに外型枠を脱型する。これにより、中型枠3のひだ
3bに対応した形状の凹凸2を内面に有する構造材1が
作製される。なお、コンクリートを流し込む際に、鉄
筋、非鉄金属、有機質又は無機質の繊維(例えば、ナイ
ロン、アラミド、ガラス、炭素等の繊維)を入れて構造
材1を補強するのが好ましい。また、構造材1の外側面
には使用目的に応じてデザイン上の凹凸を施すようにし
てもよい。
【0009】図3に示すような伸び縮みするゴム製の中
型枠4を使用した場合は、中型枠4の凹凸4bに対応し
た不連続な凹凸を内面に有する構造材が作製される。な
お、図中4aは前記と同様な空気孔である。
型枠4を使用した場合は、中型枠4の凹凸4bに対応し
た不連続な凹凸を内面に有する構造材が作製される。な
お、図中4aは前記と同様な空気孔である。
【0010】図4に示される構造材5は、中空管の内面
に設ける凹凸6がらせん状になったものである。この構
造材5は工場にて次のようにして製造する。すなわち、
構造材5の表面形状に対応する外型枠を設置し、その外
型枠の中に所定の間隔を置いてらせん状のパイプを入
れ、両型枠の間にコンクリートを流し込んだ後、そのコ
ンクリートが硬化する前の適当な時期にパイプを回して
抜き取ることで作製される。
に設ける凹凸6がらせん状になったものである。この構
造材5は工場にて次のようにして製造する。すなわち、
構造材5の表面形状に対応する外型枠を設置し、その外
型枠の中に所定の間隔を置いてらせん状のパイプを入
れ、両型枠の間にコンクリートを流し込んだ後、そのコ
ンクリートが硬化する前の適当な時期にパイプを回して
抜き取ることで作製される。
【0011】構造材の内面に設けられる凹凸は、適宜形
状の中型枠を使用して任意形状に形成することができ
る。図5〜図7にその例を示す。図5に示される構造材
51では凹凸61が連続する台形のらせんねじ溝になっ
ており、図6に示される構造材52の凹凸62は不連続
の台形の溝になっている。図7に示される構造材53の
凹凸63はベローの外形に相当するような断面が半円形
の溝と突条を組み合わせた形状になっている。
状の中型枠を使用して任意形状に形成することができ
る。図5〜図7にその例を示す。図5に示される構造材
51では凹凸61が連続する台形のらせんねじ溝になっ
ており、図6に示される構造材52の凹凸62は不連続
の台形の溝になっている。図7に示される構造材53の
凹凸63はベローの外形に相当するような断面が半円形
の溝と突条を組み合わせた形状になっている。
【0012】なお、本発明の構造材は、上記のようなゴ
ム製の中型枠を使用する他に、機械的な方法で伸び縮み
する凸部を外側に備えた中型枠を使用しても製造が可能
である。或いは、焼却や腐蝕が可能な材料で形成した中
型枠を使用し、コンクリートが硬化した後で取り除くこ
とで作製することも可能であるし、場合によっては中型
枠を埋め殺して、その内面を凹凸として利用することも
できる。
ム製の中型枠を使用する他に、機械的な方法で伸び縮み
する凸部を外側に備えた中型枠を使用しても製造が可能
である。或いは、焼却や腐蝕が可能な材料で形成した中
型枠を使用し、コンクリートが硬化した後で取り除くこ
とで作製することも可能であるし、場合によっては中型
枠を埋め殺して、その内面を凹凸として利用することも
できる。
【0013】中型枠を埋め殺した構造材の一例を図8に
示す。この構造材531は台形状の凹凸を持った中型枠
631を中空管の内面に埋殺している。中型枠の形状は
図示のものに限らず、図4〜7に示す凹凸の如き波形の
形状でもよい。さらに、構造材の使用目的によっては中
型枠に図3のような凹凸4bを設けてもよい。この場
合、中型枠の外側に凹凸部材を設けて波形形状にして凹
凸を設ける方法と、中空枠をプレスすることで波形形状
にて凹凸を設ける方法とがある。中型枠及び凹凸部材と
しては、鉄、非鉄金属、樹脂、セメント、木質材、セラ
ミックス等の材質のものが使用でき、或いは炭素、ガラ
ス、ナイロン等の無機質又は有機質の繊維を板状にした
りセメント等に混入したものを利用してもよい。そし
て、中型枠に鉄等の強度のある材料を用いれば構造材の
強度が向上する。
示す。この構造材531は台形状の凹凸を持った中型枠
631を中空管の内面に埋殺している。中型枠の形状は
図示のものに限らず、図4〜7に示す凹凸の如き波形の
形状でもよい。さらに、構造材の使用目的によっては中
型枠に図3のような凹凸4bを設けてもよい。この場
合、中型枠の外側に凹凸部材を設けて波形形状にして凹
凸を設ける方法と、中空枠をプレスすることで波形形状
にて凹凸を設ける方法とがある。中型枠及び凹凸部材と
しては、鉄、非鉄金属、樹脂、セメント、木質材、セラ
ミックス等の材質のものが使用でき、或いは炭素、ガラ
ス、ナイロン等の無機質又は有機質の繊維を板状にした
りセメント等に混入したものを利用してもよい。そし
て、中型枠に鉄等の強度のある材料を用いれば構造材の
強度が向上する。
【0014】中型枠を埋め殺した構造材の別の例を図9
に示す。この図は構造材を切断状態で示した斜視図であ
り、埋殺した中型枠の形状が理解できるようにしたもの
である。この構造材532は複数の突起材632aを内
側に固着した中型枠632を中空管の内面に埋殺してい
る。突起材632aとしては棒状のものでもよいし、棒
状の先端を適宜形状にしてもよい。突起材632aの材
質は中型枠632と同じでも異なっていてもよい。な
お、構造材の使用目的によっては中型枠を使用せずに、
突起材を直接中空管の内面に固着してもよい。
に示す。この図は構造材を切断状態で示した斜視図であ
り、埋殺した中型枠の形状が理解できるようにしたもの
である。この構造材532は複数の突起材632aを内
側に固着した中型枠632を中空管の内面に埋殺してい
る。突起材632aとしては棒状のものでもよいし、棒
状の先端を適宜形状にしてもよい。突起材632aの材
質は中型枠632と同じでも異なっていてもよい。な
お、構造材の使用目的によっては中型枠を使用せずに、
突起材を直接中空管の内面に固着してもよい。
【0015】中型枠を埋め殺した構造材のさらに別の例
を図10に示す。この構造材533に埋め殺してある中
型枠633は縦棒と横棒を角筒状に編んだもので、適宜
の位置に中空管との付着を良くするためのアンカー63
3aを設けてある。縦棒と横棒の形状は任意で、材質は
前述した中型枠と同じである。また、構造材533の表
側にタイル等の化粧材或いは構造用の補強材として表面
材633bを付設してもよい。この表面材633bは中
型枠633と同じ材質の材料で、部分的又は全面に張っ
たり、外型枠として利用して埋殺したりしてもよい。こ
のような表面材は図1〜図19に示す構造材に利用でき
る。なお、図9、図10に示した中型枠をさらに波形状
やらせん状にしてもよい。
を図10に示す。この構造材533に埋め殺してある中
型枠633は縦棒と横棒を角筒状に編んだもので、適宜
の位置に中空管との付着を良くするためのアンカー63
3aを設けてある。縦棒と横棒の形状は任意で、材質は
前述した中型枠と同じである。また、構造材533の表
側にタイル等の化粧材或いは構造用の補強材として表面
材633bを付設してもよい。この表面材633bは中
型枠633と同じ材質の材料で、部分的又は全面に張っ
たり、外型枠として利用して埋殺したりしてもよい。こ
のような表面材は図1〜図19に示す構造材に利用でき
る。なお、図9、図10に示した中型枠をさらに波形状
やらせん状にしてもよい。
【0016】また、構造材の凹凸は中空管の全体に設け
てもよいし、図11に示す構造材54のように、接合部
位となる端部付近にのみ凹凸64を設けてもよい。全体
に凹凸を設けた構造材は、適宜の長さに切断して使用す
ることができる。
てもよいし、図11に示す構造材54のように、接合部
位となる端部付近にのみ凹凸64を設けてもよい。全体
に凹凸を設けた構造材は、適宜の長さに切断して使用す
ることができる。
【0017】また、本発明の構造材は、工場で製造する
際に、その外側に壁材、ドア、サッシ等の付帯物を取り
付けるための溝などの取り付け部分を形成した形態にす
ることができる。例えば、図12に示される構造材55
では、その外面に取り付け部分としてのあり溝65が1
つ又は2つ以上設けられていて、パネル66などを嵌入
できるようになっている。また、反対側には突起65a
が設けられている。このように縦方向又は横方向(図示
せず)に必要に応じて、適宜の凹凸を構造材の表面に設
けることができる。さらに、構造材の外面に彫刻や模様
などの格調の高い形状を始めとして、種々の外観形状を
備えたものにすることができる。
際に、その外側に壁材、ドア、サッシ等の付帯物を取り
付けるための溝などの取り付け部分を形成した形態にす
ることができる。例えば、図12に示される構造材55
では、その外面に取り付け部分としてのあり溝65が1
つ又は2つ以上設けられていて、パネル66などを嵌入
できるようになっている。また、反対側には突起65a
が設けられている。このように縦方向又は横方向(図示
せず)に必要に応じて、適宜の凹凸を構造材の表面に設
けることができる。さらに、構造材の外面に彫刻や模様
などの格調の高い形状を始めとして、種々の外観形状を
備えたものにすることができる。
【0018】また、図13及び図14に示される構造材
56,57のように、中空管を複数束ねた状態に一体化
したものも利用することができる。さらに、図15や図
16に示されるような断面形状としてもよい。図15に
示される構造材571は図14の構造材57において中
壁2aを取り除いた形状である。図16に示される構造
材572は図15の構造材571において中壁2bを取
り除いた形状である。図13〜16に示すタイプの構造
材では、全ての内面に凹凸2を設ける必要はなく、使用
目的に応じて凹凸のない中空部があってもよい。さら
に、一部の中空部が中空ではなく、工場にてコンクリー
トを打設した中実構造であってもよい。
56,57のように、中空管を複数束ねた状態に一体化
したものも利用することができる。さらに、図15や図
16に示されるような断面形状としてもよい。図15に
示される構造材571は図14の構造材57において中
壁2aを取り除いた形状である。図16に示される構造
材572は図15の構造材571において中壁2bを取
り除いた形状である。図13〜16に示すタイプの構造
材では、全ての内面に凹凸2を設ける必要はなく、使用
目的に応じて凹凸のない中空部があってもよい。さら
に、一部の中空部が中空ではなく、工場にてコンクリー
トを打設した中実構造であってもよい。
【0019】本発明の中空管からなる構造材は、両端以
外で完全に閉鎖された中空形状にのみ限定されるもので
はない。図17(a)〜(c)に例示されるように、建
造材の一部又は全長に渡って1ヶ所又は2ヶ所以上に形
成された切除部581を有する構造材58a,58b,
58cも含まれるものである。中空部には適宜の凹凸2
が設けられている。なお、切除部581の巾と内空巾5
82のサイズは構造材の使用目的と凹凸2の形状によっ
て左右されるが、好ましくは内空巾582より切除部5
81の巾の小さい方が隣接する構造材との接合状態が確
実になる。
外で完全に閉鎖された中空形状にのみ限定されるもので
はない。図17(a)〜(c)に例示されるように、建
造材の一部又は全長に渡って1ヶ所又は2ヶ所以上に形
成された切除部581を有する構造材58a,58b,
58cも含まれるものである。中空部には適宜の凹凸2
が設けられている。なお、切除部581の巾と内空巾5
82のサイズは構造材の使用目的と凹凸2の形状によっ
て左右されるが、好ましくは内空巾582より切除部5
81の巾の小さい方が隣接する構造材との接合状態が確
実になる。
【0020】図18に構造材の別の例を示す。この構造
材59はU字型であり、その内面には対応する中型枠6
9が固着されている。この中型枠69はコンクリート打
設時に埋殺されたものである。中型枠69には打抜きに
より突起部分69aが形成されている。打抜き後の孔6
9bはサイズによってはコンクリートが流出するので、
必要に応じて適宜の手段で塞いでおくようにする。この
打抜きにより突起部分を形成する中型枠は図8〜10の
タイプの構造材にも使用できる。また、図8,9,10
に示すタイプの中型枠631,632,633、図18
に示すタイプの中型枠69はそれぞれ図17(a)〜
(c)のタイプの構造材に利用できることは言うまでも
ない。
材59はU字型であり、その内面には対応する中型枠6
9が固着されている。この中型枠69はコンクリート打
設時に埋殺されたものである。中型枠69には打抜きに
より突起部分69aが形成されている。打抜き後の孔6
9bはサイズによってはコンクリートが流出するので、
必要に応じて適宜の手段で塞いでおくようにする。この
打抜きにより突起部分を形成する中型枠は図8〜10の
タイプの構造材にも使用できる。また、図8,9,10
に示すタイプの中型枠631,632,633、図18
に示すタイプの中型枠69はそれぞれ図17(a)〜
(c)のタイプの構造材に利用できることは言うまでも
ない。
【0021】以上に種々のタイプの構造材を例に挙げた
が、これら構造材はその形状や使用目的によっては補強
する必要がある。図19にこのような補強を施した構造
材の一例を示す。この構造材591では中空管の内部の
適宜の位置に補強部591aを設けてある。そして、補
強部591aはその腹部に1つ又は複数の開口591b
を有していてもよい。この補強部591aは中空管と一
体でもよいし、同質又は別材質のものを嵌め込んで形成
してもよい。2つの補強部591aの間の空間には型枠
691を埋殺してもよい。或いは、焼却や腐蝕が可能な
材料で形成した中型枠を使用し、コンクリートが硬化し
た後で取り除くようにしてもよい。或いは、前述した如
き空気で膨らましたゴム製の中型枠を使用し、コンクリ
ートが硬化した後で開口591bから取り出すようにし
てもよい。なお、このような補強部は前記した何れのタ
イプの構造材でも設けることができる。
が、これら構造材はその形状や使用目的によっては補強
する必要がある。図19にこのような補強を施した構造
材の一例を示す。この構造材591では中空管の内部の
適宜の位置に補強部591aを設けてある。そして、補
強部591aはその腹部に1つ又は複数の開口591b
を有していてもよい。この補強部591aは中空管と一
体でもよいし、同質又は別材質のものを嵌め込んで形成
してもよい。2つの補強部591aの間の空間には型枠
691を埋殺してもよい。或いは、焼却や腐蝕が可能な
材料で形成した中型枠を使用し、コンクリートが硬化し
た後で取り除くようにしてもよい。或いは、前述した如
き空気で膨らましたゴム製の中型枠を使用し、コンクリ
ートが硬化した後で開口591bから取り出すようにし
てもよい。なお、このような補強部は前記した何れのタ
イプの構造材でも設けることができる。
【0022】以下、上記の如き構造材の接合方法につい
て説明する。
て説明する。
【0023】図20に示される実施例では、2つの構造
材11,12の接合すべき端面同士を合わせた後、充填
口12aから充填材Aを注入する。この場合、充填材A
は各構造材11,12の中空部全体に充填する。また、
必要により仮止め部材13を用いて仮止めする。図21
に示される実施例では、各構造材11,12の接合すべ
き端部付近に蓋部材14をその周囲の弾性部材14aを
介してそれぞれ取り付け、さらに一方の構造材12にフ
ープ筋を有する補強材15を挿入してスペーサー16等
により固定しておき、端面同士を合わせてから、蓋部材
14で区画される空間内に充填口12aから充填材Aを
注入する。構造材の中空部が小さいか、蓋部材14を奥
深く設置する場合には、図22に示されるように、補助
棒17を利用する。この補助棒17は一方の蓋部材14
に固定する。
材11,12の接合すべき端面同士を合わせた後、充填
口12aから充填材Aを注入する。この場合、充填材A
は各構造材11,12の中空部全体に充填する。また、
必要により仮止め部材13を用いて仮止めする。図21
に示される実施例では、各構造材11,12の接合すべ
き端部付近に蓋部材14をその周囲の弾性部材14aを
介してそれぞれ取り付け、さらに一方の構造材12にフ
ープ筋を有する補強材15を挿入してスペーサー16等
により固定しておき、端面同士を合わせてから、蓋部材
14で区画される空間内に充填口12aから充填材Aを
注入する。構造材の中空部が小さいか、蓋部材14を奥
深く設置する場合には、図22に示されるように、補助
棒17を利用する。この補助棒17は一方の蓋部材14
に固定する。
【0024】図23に示される実施例は、凹凸6がらせ
ん溝で形成された2つの構造材11,12を接合する場
合である。この例での蓋部材18の中央部は、接合され
る各構造材11,12の端部側に膨らんだ球面となって
おり、弾性部材18aの外周に未硬化時に潤滑性を有す
る接着剤を塗布した後、凹凸6に沿わせて所定位置まで
ねじ込む。接着剤の硬化後、構造材11,12の端面同
士を合わせてから、充填材Aを注入すると、その時の圧
力により蓋部材18の中央部はその円周が拡げられて、
弾性部材18aは凹凸6に密着する。したがって、充填
材Aが弾性部材18aと凹凸6との隙間から漏れること
がない。
ん溝で形成された2つの構造材11,12を接合する場
合である。この例での蓋部材18の中央部は、接合され
る各構造材11,12の端部側に膨らんだ球面となって
おり、弾性部材18aの外周に未硬化時に潤滑性を有す
る接着剤を塗布した後、凹凸6に沿わせて所定位置まで
ねじ込む。接着剤の硬化後、構造材11,12の端面同
士を合わせてから、充填材Aを注入すると、その時の圧
力により蓋部材18の中央部はその円周が拡げられて、
弾性部材18aは凹凸6に密着する。したがって、充填
材Aが弾性部材18aと凹凸6との隙間から漏れること
がない。
【0025】図21〜23において充填材Aを注入する
空間の空気が接合の隙間から逃げない場合は、蓋部材1
8又は構造材11,12に適宜の大きさの排気孔を設け
るようにし、さらにその排気孔には充填材Aが漏れない
ように逆止弁を設けるか後述のフィルター85を設ける
ようにするとよい。
空間の空気が接合の隙間から逃げない場合は、蓋部材1
8又は構造材11,12に適宜の大きさの排気孔を設け
るようにし、さらにその排気孔には充填材Aが漏れない
ように逆止弁を設けるか後述のフィルター85を設ける
ようにするとよい。
【0026】上記した接合方法を用いて、この発明の構
造材で仕口を構築する例を、図24に基づいて順を追っ
て説明する。
造材で仕口を構築する例を、図24に基づいて順を追っ
て説明する。
【0027】まず、ベースプレート21を基礎コンクリ
ート中に埋設されたアンカー22に固定する。必要に応
じて補強材15をベースプレート21に溶接したのち、
構造材からなる下柱23を所定の位置に建て込み仮止め
する。その後、下柱23に充填口24が設けられている
時はその孔から、充填口が設けられていない場合は下柱
23の上部開口部から、所定量の充填材Aを注入して下
柱23をベースプレート21に固定する。また別の方法
として、ベースプレート21及びアンカー22を設けな
いで、補強材15を直接基礎コンクリートに埋設しても
よい。次いで、下柱23の上部開口部から、補助棒25
の一端に取り付けられた蓋部材26を内部に嵌入する。
この例では、蓋部材26の周囲にばね27等が付設され
ていて凹凸6との隙間が狭くなっており、その弾性で蓋
部材26を支えるようになっているが、充填材Aの重み
により蓋部材26が下降する恐れのある時は、補助棒2
5の上端を適宜の方法で保持すればよい。
ート中に埋設されたアンカー22に固定する。必要に応
じて補強材15をベースプレート21に溶接したのち、
構造材からなる下柱23を所定の位置に建て込み仮止め
する。その後、下柱23に充填口24が設けられている
時はその孔から、充填口が設けられていない場合は下柱
23の上部開口部から、所定量の充填材Aを注入して下
柱23をベースプレート21に固定する。また別の方法
として、ベースプレート21及びアンカー22を設けな
いで、補強材15を直接基礎コンクリートに埋設しても
よい。次いで、下柱23の上部開口部から、補助棒25
の一端に取り付けられた蓋部材26を内部に嵌入する。
この例では、蓋部材26の周囲にばね27等が付設され
ていて凹凸6との隙間が狭くなっており、その弾性で蓋
部材26を支えるようになっているが、充填材Aの重み
により蓋部材26が下降する恐れのある時は、補助棒2
5の上端を適宜の方法で保持すればよい。
【0028】次に、構造材からなる梁30を、必要に応
じて仮止め材31などを用いて、下柱23上の両側に設
置する。この時、連結棒32の両端にそれぞれ配置され
た蓋部材33を両側の梁30,30の内部に挿入する必
要があるが、反対側の梁30の設置の際に邪魔にならな
いように、一方の側の梁30の内部に奥深く挿入した
後、反対側の梁30を設置し、蓋部材33をそれぞれ所
定の位置に戻すようにするとよい。また、蓋部材33を
工場又は現場にて設置し、必要に応じ図21で説明した
ように補強材15を取り付けてもよい。最後に、上柱3
5を設置した後、蓋部材26,33,33で区画された
空間内に、充填口36から充填材Aを注入して固化さ
せ、構造材からなる各柱23,35及び各梁30,30
を接合する。なお、梁30は必要に応じて三方若しくは
四方以上に設置してもよいし、斜め方向に設置してもよ
い。
じて仮止め材31などを用いて、下柱23上の両側に設
置する。この時、連結棒32の両端にそれぞれ配置され
た蓋部材33を両側の梁30,30の内部に挿入する必
要があるが、反対側の梁30の設置の際に邪魔にならな
いように、一方の側の梁30の内部に奥深く挿入した
後、反対側の梁30を設置し、蓋部材33をそれぞれ所
定の位置に戻すようにするとよい。また、蓋部材33を
工場又は現場にて設置し、必要に応じ図21で説明した
ように補強材15を取り付けてもよい。最後に、上柱3
5を設置した後、蓋部材26,33,33で区画された
空間内に、充填口36から充填材Aを注入して固化さ
せ、構造材からなる各柱23,35及び各梁30,30
を接合する。なお、梁30は必要に応じて三方若しくは
四方以上に設置してもよいし、斜め方向に設置してもよ
い。
【0029】上記の例では上柱35に蓋部材を使用して
いない。これは、充填口36が所定の充填範囲の上部に
設けられているので、重力により充填材Aが充満される
ためである。しかし、充填口36の上方に蓋部材を固定
状態で取り付け、所定の圧力で充填材Aを注入すると、
固化後の充填材Aの強度を高めることができるので好ま
しい方法である。また、梁30を設置する前に下柱23
の上部空間に充填材Aを充填しておいてもよい。
いない。これは、充填口36が所定の充填範囲の上部に
設けられているので、重力により充填材Aが充満される
ためである。しかし、充填口36の上方に蓋部材を固定
状態で取り付け、所定の圧力で充填材Aを注入すると、
固化後の充填材Aの強度を高めることができるので好ま
しい方法である。また、梁30を設置する前に下柱23
の上部空間に充填材Aを充填しておいてもよい。
【0030】以上に説明した実施例において、蓋部材を
構造材に固定状態で取り付ける方法として、蓋部材の周
囲に取り付けられる弾性部材を、内部を中空とした車両
のタイヤ状とし、蓋部材を所定の位置に設置した後、タ
イヤ内部に圧縮空気を送って膨張させ、弾性部材を構造
材の凹凸に密着させてもよい。
構造材に固定状態で取り付ける方法として、蓋部材の周
囲に取り付けられる弾性部材を、内部を中空とした車両
のタイヤ状とし、蓋部材を所定の位置に設置した後、タ
イヤ内部に圧縮空気を送って膨張させ、弾性部材を構造
材の凹凸に密着させてもよい。
【0031】図25は、蓋部材を構造材内部に固定状態
で取り付ける別の方法を説明する断面図である。この例
では蓋部材40は板材41の周囲に設けられたリム枠4
2にリング状の袋体43が取り付けられていて、そのリ
ム枠42には注入パイプ44が繋がっている。補助棒1
7を使って構造材1内の所定位置にまで蓋部材40を挿
入したのち、注入パイプ44から袋体43内に充填材B
を注入すると、袋体43が膨張して構造材1の凹凸6と
係合する。そして充填材Bが固化すると蓋部材40は固
定状態となる。この方法は凹凸6が複雑な形状であって
も、蓋部材40を構造材1内部に密着させ固定すること
ができる。このとき充填材Bを、補助棒17及び板材4
1の内部を通って、リム枠42から袋体43に注入する
方法も採用可能である。
で取り付ける別の方法を説明する断面図である。この例
では蓋部材40は板材41の周囲に設けられたリム枠4
2にリング状の袋体43が取り付けられていて、そのリ
ム枠42には注入パイプ44が繋がっている。補助棒1
7を使って構造材1内の所定位置にまで蓋部材40を挿
入したのち、注入パイプ44から袋体43内に充填材B
を注入すると、袋体43が膨張して構造材1の凹凸6と
係合する。そして充填材Bが固化すると蓋部材40は固
定状態となる。この方法は凹凸6が複雑な形状であって
も、蓋部材40を構造材1内部に密着させ固定すること
ができる。このとき充填材Bを、補助棒17及び板材4
1の内部を通って、リム枠42から袋体43に注入する
方法も採用可能である。
【0032】このようにして、蓋部材40を構造材1内
に固定状態で取り付け、前記の方法で2本以上の構造材
の端部同士を突き合わせたのち、蓋部材40で区画され
た空間に充填材Aを注入固化させることで構造材同士を
接合する。
に固定状態で取り付け、前記の方法で2本以上の構造材
の端部同士を突き合わせたのち、蓋部材40で区画され
た空間に充填材Aを注入固化させることで構造材同士を
接合する。
【0033】袋体43はゴム、セラミックス、ナイロ
ン、アラミド、炭素、ガラス繊維等の有機質又は無機質
の材料から形成された織布又は不織布であり、有機高分
子材料でコーティングされている場合もある。この袋体
43は例えば図26,図27に示されるようにしてリム
枠42に取り付けられる。リム枠42の先端は、図26
に示したように二つに開くことができ、さらに中空にな
っており、図27に示す如く袋体43の端部で芯材46
を包むように合わせて、リム枠42の中空部45の中に
挿入し、ビス47で両者を固着させる。芯材46を中空
部45に挿入するとき、リム枠42の材質によって中空
部45の弾性的な開きが悪い場合はリム枠を42aの点
線のように細くすればよい。このようなリム枠42を隣
接して設ける場合は、図28に示したようにリム枠48
にあり溝、ありほぞを備えた角材部分を付加すればよ
く、さらに必要に応じて角材部分のみを複数個組み合わ
せて、枠間隔の調節のために利用することができる。リ
ム枠42の材質は鉄、非鉄金属、樹脂、セラミックス等
の材料、炭素繊維、アラミド繊維等の無機質及び有機質
繊維を固めて作ったもの等が利用される。
ン、アラミド、炭素、ガラス繊維等の有機質又は無機質
の材料から形成された織布又は不織布であり、有機高分
子材料でコーティングされている場合もある。この袋体
43は例えば図26,図27に示されるようにしてリム
枠42に取り付けられる。リム枠42の先端は、図26
に示したように二つに開くことができ、さらに中空にな
っており、図27に示す如く袋体43の端部で芯材46
を包むように合わせて、リム枠42の中空部45の中に
挿入し、ビス47で両者を固着させる。芯材46を中空
部45に挿入するとき、リム枠42の材質によって中空
部45の弾性的な開きが悪い場合はリム枠を42aの点
線のように細くすればよい。このようなリム枠42を隣
接して設ける場合は、図28に示したようにリム枠48
にあり溝、ありほぞを備えた角材部分を付加すればよ
く、さらに必要に応じて角材部分のみを複数個組み合わ
せて、枠間隔の調節のために利用することができる。リ
ム枠42の材質は鉄、非鉄金属、樹脂、セラミックス等
の材料、炭素繊維、アラミド繊維等の無機質及び有機質
繊維を固めて作ったもの等が利用される。
【0034】以上説明した実施例の蓋部材を使用する構
造材同士の接合方法では、蓋部材をそれぞれの構造材内
部に固定状態で取り付ける必要があったが、次に片側に
のみ蓋部材を取り付ける実施例について述べる。
造材同士の接合方法では、蓋部材をそれぞれの構造材内
部に固定状態で取り付ける必要があったが、次に片側に
のみ蓋部材を取り付ける実施例について述べる。
【0035】図29は、接合すべき端部付近に袋体73
を収縮状態で取り付けた構造材71を示す断面図であ
る。袋体73は前後から板材74,75で挟まれて係止
部材83,84又は接着テープ83aにより収縮状態が
保たれており、この袋体73の中には板材74,75に
取り付けられた、チェーン、ワイヤ、ロープ等の屈曲可
能な紐材等の拘束材77が縮んだ状態で収納されてい
る。袋体73の中部は後側の板材75に固定された注入
パイプ78に繋がっている。注入パイプ78にはもう一
本の注入パイプ79が並設されており、この注入パイプ
79は板材75の周囲に設けられたリング状の袋体80
に繋がっている。そして、前側の板材74及び後側の板
材75の数カ所に設けられたスペーサー81,82によ
り袋体73が中空部の中央に保持されている。
を収縮状態で取り付けた構造材71を示す断面図であ
る。袋体73は前後から板材74,75で挟まれて係止
部材83,84又は接着テープ83aにより収縮状態が
保たれており、この袋体73の中には板材74,75に
取り付けられた、チェーン、ワイヤ、ロープ等の屈曲可
能な紐材等の拘束材77が縮んだ状態で収納されてい
る。袋体73の中部は後側の板材75に固定された注入
パイプ78に繋がっている。注入パイプ78にはもう一
本の注入パイプ79が並設されており、この注入パイプ
79は板材75の周囲に設けられたリング状の袋体80
に繋がっている。そして、前側の板材74及び後側の板
材75の数カ所に設けられたスペーサー81,82によ
り袋体73が中空部の中央に保持されている。
【0036】図30は、この構造材71ともう一方の構
造材72の接合状態を示す断面図である。接合するに
は、両方の構造材71,72の端部同士を突き合わせた
後、注入パイプ79からリング状の袋体80に充填材B
を注入して膨張させ、後側の板材75を固定状態とし、
次いで注入パイプ78から袋体73に充填材Aを注入し
て膨張させる。これにより、袋体73は向かい合う構造
材72の中に延びていくのと同時に中空部内面の凹凸に
係合し、袋体73内に充填された充填材Aが固化して図
示の如く接合状態となる。そして、前側の板材74に
は、空気は通過するが充填材Aは通さないフィルター8
5が設けられており、袋体73内に充填材Aを圧入する
とき、袋体73中に残存する空気を放出させ、空洞が生
じるのを防いでいる。また、充填材Aの注入時に充填圧
によって係止部材83,84又は接着テープ83aは外
れる。なお、構造材71の内面の凹凸の形状は任意であ
る。したがって、凹凸の形状によっては、板材74部分
を厚めにしてあれば、板材74及び拘束材77は必要な
い場合もある。板材74を厚めにしなくても前記の図2
1〜図23の蓋部材14等を併せて使用すると構造材の
延長方向に袋体が延びるのを拘束できる。
造材72の接合状態を示す断面図である。接合するに
は、両方の構造材71,72の端部同士を突き合わせた
後、注入パイプ79からリング状の袋体80に充填材B
を注入して膨張させ、後側の板材75を固定状態とし、
次いで注入パイプ78から袋体73に充填材Aを注入し
て膨張させる。これにより、袋体73は向かい合う構造
材72の中に延びていくのと同時に中空部内面の凹凸に
係合し、袋体73内に充填された充填材Aが固化して図
示の如く接合状態となる。そして、前側の板材74に
は、空気は通過するが充填材Aは通さないフィルター8
5が設けられており、袋体73内に充填材Aを圧入する
とき、袋体73中に残存する空気を放出させ、空洞が生
じるのを防いでいる。また、充填材Aの注入時に充填圧
によって係止部材83,84又は接着テープ83aは外
れる。なお、構造材71の内面の凹凸の形状は任意であ
る。したがって、凹凸の形状によっては、板材74部分
を厚めにしてあれば、板材74及び拘束材77は必要な
い場合もある。板材74を厚めにしなくても前記の図2
1〜図23の蓋部材14等を併せて使用すると構造材の
延長方向に袋体が延びるのを拘束できる。
【0037】前記のように一つの袋体を用い、その中に
充填材を注入固化させて構造材を接合する方法は、例え
ば下柱と上柱との接合点に梁を設ける場合など、仕口が
複雑になると、袋体の接合、袋体の保持などの点におい
て厄介な作業となる。そのような場合は、図31に示す
ような仕口枠90を用いて袋体を接合するとよい。仕口
枠90は1個又は2個以上の枠体91からなり、その取
付角度は任意であり、構造材の接合点の数と角度により
適宜の形状を採る各枠体91に図26及び図27に示し
たような方法で袋体を取り付けるものである。枠体91
を用いる代わりに、図28に示した角材付きリム枠48
を、図32に示したように、そのあり溝、ありほぞを利
用して連結し、組み立てて仕口枠90としてもよい。
充填材を注入固化させて構造材を接合する方法は、例え
ば下柱と上柱との接合点に梁を設ける場合など、仕口が
複雑になると、袋体の接合、袋体の保持などの点におい
て厄介な作業となる。そのような場合は、図31に示す
ような仕口枠90を用いて袋体を接合するとよい。仕口
枠90は1個又は2個以上の枠体91からなり、その取
付角度は任意であり、構造材の接合点の数と角度により
適宜の形状を採る各枠体91に図26及び図27に示し
たような方法で袋体を取り付けるものである。枠体91
を用いる代わりに、図28に示した角材付きリム枠48
を、図32に示したように、そのあり溝、ありほぞを利
用して連結し、組み立てて仕口枠90としてもよい。
【0038】そのような仕口枠を利用して3本以上の構
造材を接合する方法を次に説明する。図33に示される
仕口は、下柱と上柱との間に4方向の梁が接合される場
合であり、図33のA−A断面の要部を図34に、図3
4に充填材を充填した場合を図35に下半分を示した。
下柱の構造材101の上端に仕口枠100を設置し、そ
の仕口枠100内におさまるように柱主筋103、梁主
筋113,123を配設する。仕口枠100は梁主筋等
がある場合は主筋に、ない場合は構造材にスペーサー1
6等によって保持する。このときそれらの主筋は、スタ
ーラップ筋104,114,124で補強されている。
次に、仕口枠100のそれぞれの開口面に袋体105,
106,115,116,125の一端を取り付ける。
そしてそれら袋体を収縮した状態で主筋に沿わせ、その
他端を主筋の末端に取り付けられたナット106aによ
って袋体を挟持すると、袋体が構造材の延長方向に移動
するのを阻止できる。このようにすると袋体が蓋部材1
35の役割をなす。ナット106aは梁主筋123に固
着された固着板106bに螺合する。そののち梁の構造
材111,112,121,122を下柱の構造材10
1上に仮止め部材131を用いて仮止めしたのち、さら
にそれらの梁の構造材111,112,121,122
上に構造材102を設置し、仮止め材131を用いて上
柱の構造材102を仮止めする。
造材を接合する方法を次に説明する。図33に示される
仕口は、下柱と上柱との間に4方向の梁が接合される場
合であり、図33のA−A断面の要部を図34に、図3
4に充填材を充填した場合を図35に下半分を示した。
下柱の構造材101の上端に仕口枠100を設置し、そ
の仕口枠100内におさまるように柱主筋103、梁主
筋113,123を配設する。仕口枠100は梁主筋等
がある場合は主筋に、ない場合は構造材にスペーサー1
6等によって保持する。このときそれらの主筋は、スタ
ーラップ筋104,114,124で補強されている。
次に、仕口枠100のそれぞれの開口面に袋体105,
106,115,116,125の一端を取り付ける。
そしてそれら袋体を収縮した状態で主筋に沿わせ、その
他端を主筋の末端に取り付けられたナット106aによ
って袋体を挟持すると、袋体が構造材の延長方向に移動
するのを阻止できる。このようにすると袋体が蓋部材1
35の役割をなす。ナット106aは梁主筋123に固
着された固着板106bに螺合する。そののち梁の構造
材111,112,121,122を下柱の構造材10
1上に仮止め部材131を用いて仮止めしたのち、さら
にそれらの梁の構造材111,112,121,122
上に構造材102を設置し、仮止め材131を用いて上
柱の構造材102を仮止めする。
【0039】そこで充填パイプが袋体及び枠体を貫いて
充填口130に設置してありその充填口130から充填
材Aを注入すると、各袋体105,106,115,1
16,125が膨張して各構造材の凹凸に密着する。充
填材Aが固化すると各構造材は一体に接合される。な
お、充填材Aに膨張性の材料を追加しておくと袋体内部
の圧力が高まるので、構造材の凹凸に対する圧着力が増
す。図33〜図35においては下柱101には袋体は利
用していなくて上柱102に袋体を利用している。前述
したように、柱と梁の接合は構造材の中に補強材及び袋
体を必要により入れたり入れなかったり、またそのいず
れかを組み合わせたり、その構造材の目的によって適宜
の方法を選択できる。なお、図35において仕口枠10
0aは、図32のように角材付きリム枠48を2個重ね
合わせて使用した例を示している。さらに仕口枠100
aのあり溝と突起に、必要に応じて適宜の大きさの孔を
設けた仕切板16aの端縁が四辺に沿って嵌着してい
る。これは仕口枠100aの強度を高め、各梁ごとに充
填材を充填できる。
充填口130に設置してありその充填口130から充填
材Aを注入すると、各袋体105,106,115,1
16,125が膨張して各構造材の凹凸に密着する。充
填材Aが固化すると各構造材は一体に接合される。な
お、充填材Aに膨張性の材料を追加しておくと袋体内部
の圧力が高まるので、構造材の凹凸に対する圧着力が増
す。図33〜図35においては下柱101には袋体は利
用していなくて上柱102に袋体を利用している。前述
したように、柱と梁の接合は構造材の中に補強材及び袋
体を必要により入れたり入れなかったり、またそのいず
れかを組み合わせたり、その構造材の目的によって適宜
の方法を選択できる。なお、図35において仕口枠10
0aは、図32のように角材付きリム枠48を2個重ね
合わせて使用した例を示している。さらに仕口枠100
aのあり溝と突起に、必要に応じて適宜の大きさの孔を
設けた仕切板16aの端縁が四辺に沿って嵌着してい
る。これは仕口枠100aの強度を高め、各梁ごとに充
填材を充填できる。
【0040】図36は梁と柱の接合部分、即ち仕口部分
に使用する補強材の斜視図である。図33〜図35にお
いては補強材は柱主筋103と梁主筋113,123、
これに取り付けられるスターラップ筋104等であっ
た。構造材の断面積が大きくなったり、構造材の仕口の
強度を増すために鉄骨39aを使用する場合もある。図
36は補強材に鉄骨を使用した場合である。鉄骨の補強
材39に仕口枠100を必要により取り付ける場合は点
線のように設置すればよく、また直接に袋体の他端部を
鉄骨又は鉄筋に取り付けてもよい。補強材39に前述の
図33の柱主筋103と梁主筋113等を併せて使用す
ることも可能である。さらに補強材の形状は矩形、円形
及びL字形を使用したり、さらにその材料に凹凸が必要
により設けられていてもよい。材質は鉄に限らず、非鉄
金属、コンクリート、セラミックス及び炭素、ナイロン
等の無機質、有機質の繊維を束ねた形状にしてもよい。
に使用する補強材の斜視図である。図33〜図35にお
いては補強材は柱主筋103と梁主筋113,123、
これに取り付けられるスターラップ筋104等であっ
た。構造材の断面積が大きくなったり、構造材の仕口の
強度を増すために鉄骨39aを使用する場合もある。図
36は補強材に鉄骨を使用した場合である。鉄骨の補強
材39に仕口枠100を必要により取り付ける場合は点
線のように設置すればよく、また直接に袋体の他端部を
鉄骨又は鉄筋に取り付けてもよい。補強材39に前述の
図33の柱主筋103と梁主筋113等を併せて使用す
ることも可能である。さらに補強材の形状は矩形、円形
及びL字形を使用したり、さらにその材料に凹凸が必要
により設けられていてもよい。材質は鉄に限らず、非鉄
金属、コンクリート、セラミックス及び炭素、ナイロン
等の無機質、有機質の繊維を束ねた形状にしてもよい。
【0041】複数の柱の構造材を建て込んで、図33の
仕口の補強材を設置した後、梁の構造材を設置する際、
適宜梁主筋113等を移動させながら梁の構造材111
等を設置できない場合や、図36の鉄骨の補強材39を
使用する場合は図37に示される構造材を使用すればよ
い。
仕口の補強材を設置した後、梁の構造材を設置する際、
適宜梁主筋113等を移動させながら梁の構造材111
等を設置できない場合や、図36の鉄骨の補強材39を
使用する場合は図37に示される構造材を使用すればよ
い。
【0042】図37(a)は中空管の一部が切り欠かれ
た構造材150の斜視図、図37(b)は2重の中空管
が2ヶ所切り欠かれた構造材152の斜視図である。各
構造材の切欠151,153の長さの範囲は、上記の補
強材の一部のみでもよく、また目的に応じて全長に渡っ
ていてもよい。仕口に充填材を注入した時に充填材が流
出する場合は必要なところだけ型枠151aを当てると
よい。袋体を使用する場合は目的及び構造材の形状に応
じて型枠151aを使用してもよく、使用しなくてもよ
い。補強材に取り付ける場合、構造材の切欠151,1
53の位置は上下、左右のいずれにあってもよく、これ
は構造材の使用目的によって決定するとよい。このよう
な構造材150,152を使用すると梁の建込が容易で
ある。
た構造材150の斜視図、図37(b)は2重の中空管
が2ヶ所切り欠かれた構造材152の斜視図である。各
構造材の切欠151,153の長さの範囲は、上記の補
強材の一部のみでもよく、また目的に応じて全長に渡っ
ていてもよい。仕口に充填材を注入した時に充填材が流
出する場合は必要なところだけ型枠151aを当てると
よい。袋体を使用する場合は目的及び構造材の形状に応
じて型枠151aを使用してもよく、使用しなくてもよ
い。補強材に取り付ける場合、構造材の切欠151,1
53の位置は上下、左右のいずれにあってもよく、これ
は構造材の使用目的によって決定するとよい。このよう
な構造材150,152を使用すると梁の建込が容易で
ある。
【0043】構造材を使用する場所が構造的に応力の作
用する場所である場合や、或いは切欠151,153を
設けた構造材を使用したくない場合は図38に示す構造
を採用するとよい。図38は仕口部分の仕口枠が柱と梁
の交点位置にある場合の斜視図を示す。図38において
は、図31の仕口枠90に袋体が取り付けられた仕口枠
100を鉄骨99の仕口の位置に適宜の方法で固着し設
置している。
用する場所である場合や、或いは切欠151,153を
設けた構造材を使用したくない場合は図38に示す構造
を採用するとよい。図38は仕口部分の仕口枠が柱と梁
の交点位置にある場合の斜視図を示す。図38において
は、図31の仕口枠90に袋体が取り付けられた仕口枠
100を鉄骨99の仕口の位置に適宜の方法で固着し設
置している。
【0044】袋体115、125は折り畳んで仕口枠1
00に収納され接着テープ83aにて仮止めされてい
る。蓋部材135には図29で説明したように拘束材7
7がボルト106aで固定されている。反対側は仕口枠
100に取り付けられられた板材75にボルト106a
等で固着されているか、直接仕口枠100に取り付けら
れたり、又は直接鉄骨99にボルト106a等で固着さ
れたりしている。
00に収納され接着テープ83aにて仮止めされてい
る。蓋部材135には図29で説明したように拘束材7
7がボルト106aで固定されている。反対側は仕口枠
100に取り付けられられた板材75にボルト106a
等で固着されているか、直接仕口枠100に取り付けら
れたり、又は直接鉄骨99にボルト106a等で固着さ
れたりしている。
【0045】図33に示した仕口の場合にも図38の接
合方法を利用することができる。下柱101の適宜の位
置に蓋部材135等を設置した後、鉄骨99を下柱10
1の中空部に建て込み、必要に応じて充填材を充填す
る。次いで、仕口枠100の位置に梁111等を設置し
た後、上柱102を設置する。充填孔130より充填パ
イプが袋体及び枠体を貫いて配設されており、ここから
充填材Aを注入する。上柱102には必要に応じて蓋部
材が設けてあり、充填圧によって接着テープ83aが剥
がれ袋体が開いて充填される。梁に蓋部材が設けてある
ときは、袋体の蓋部材135と拘束材77は不要とな
る。この結合方法を利用すると切欠151等は不要とな
る。
合方法を利用することができる。下柱101の適宜の位
置に蓋部材135等を設置した後、鉄骨99を下柱10
1の中空部に建て込み、必要に応じて充填材を充填す
る。次いで、仕口枠100の位置に梁111等を設置し
た後、上柱102を設置する。充填孔130より充填パ
イプが袋体及び枠体を貫いて配設されており、ここから
充填材Aを注入する。上柱102には必要に応じて蓋部
材が設けてあり、充填圧によって接着テープ83aが剥
がれ袋体が開いて充填される。梁に蓋部材が設けてある
ときは、袋体の蓋部材135と拘束材77は不要とな
る。この結合方法を利用すると切欠151等は不要とな
る。
【0046】図39は別の仕口部分の取付け斜視図を示
す。同図では下柱101aの梁接合位置に梁と対応する
形状の切欠15bが付いており、その下端に張出板15
aが必要に応じて設けてある。この張出板15aは梁に
作用する荷重を支えるとともに、切欠156等を設けて
ある場合はその型枠代わりとなる。図39では鉄筋によ
る補強材15が設けてある。即ち、鉄骨のウェブ面に鉄
筋が貫通できる径の孔を適宜の間隔で所定数だけ開けて
あり、鉄骨を建て込んだ後、その孔に鉄筋を挿入するも
のである。鉄骨のフランジ面には図38の仕口枠100
が適宜の方法で取り付けられている。したがって、梁の
仕口においても鉄筋と袋体を併せて使用することができ
る。梁150と梁150aを各々設置して仮止めした
後、下柱101aに上柱の構造材を載せて仮止めし、充
填材を充填孔より注入する。この接合方法では柱の切欠
15bに梁150等を嵌入させることで強固な仕口が形
成できる。
す。同図では下柱101aの梁接合位置に梁と対応する
形状の切欠15bが付いており、その下端に張出板15
aが必要に応じて設けてある。この張出板15aは梁に
作用する荷重を支えるとともに、切欠156等を設けて
ある場合はその型枠代わりとなる。図39では鉄筋によ
る補強材15が設けてある。即ち、鉄骨のウェブ面に鉄
筋が貫通できる径の孔を適宜の間隔で所定数だけ開けて
あり、鉄骨を建て込んだ後、その孔に鉄筋を挿入するも
のである。鉄骨のフランジ面には図38の仕口枠100
が適宜の方法で取り付けられている。したがって、梁の
仕口においても鉄筋と袋体を併せて使用することができ
る。梁150と梁150aを各々設置して仮止めした
後、下柱101aに上柱の構造材を載せて仮止めし、充
填材を充填孔より注入する。この接合方法では柱の切欠
15bに梁150等を嵌入させることで強固な仕口が形
成できる。
【0047】図40と図41に示される仕口は、中世ヨ
ーロッパ風の格調の高い建造物を構築するために用いら
れるものである。図40(a)は仕口外観の斜視図であ
り、図40(b)は上柱162と3本の梁163を取り
除いた状態で示す仕口の斜視図、図41は図40(b)
の垂直断面図である。
ーロッパ風の格調の高い建造物を構築するために用いら
れるものである。図40(a)は仕口外観の斜視図であ
り、図40(b)は上柱162と3本の梁163を取り
除いた状態で示す仕口の斜視図、図41は図40(b)
の垂直断面図である。
【0048】仕口材160は、コンクリート、陶器、セ
ラミック、鉄、非鉄金属及び炭素又はアラミド等の無機
質や有機質の繊維を固めたものから作られたり、或いは
自然石を加工して作られる。仕口材160には、その上
下面に下柱の構造材161及び上柱の構造材162の縁
端を受け入れる溝168が、側面に梁の構造材163を
受け入れる溝165が梁の数に応じて所定位置に設けら
れている。また仕口材160の上下方向には柱主筋16
6が突出した状態で埋設されており、左右方向に埋設さ
れた梁主筋169の縁端面には枠体167が適宜の方法
で埋め込まれている。
ラミック、鉄、非鉄金属及び炭素又はアラミド等の無機
質や有機質の繊維を固めたものから作られたり、或いは
自然石を加工して作られる。仕口材160には、その上
下面に下柱の構造材161及び上柱の構造材162の縁
端を受け入れる溝168が、側面に梁の構造材163を
受け入れる溝165が梁の数に応じて所定位置に設けら
れている。また仕口材160の上下方向には柱主筋16
6が突出した状態で埋設されており、左右方向に埋設さ
れた梁主筋169の縁端面には枠体167が適宜の方法
で埋め込まれている。
【0049】この仕口を形成するに際しては、まず仕口
材160の溝168部分を下柱の構造材161の上端に
嵌入設置し、この構造材161の中空部に充填口161
aより充填材を圧入して両者を連結する。次に梁の構造
材163をそれぞれの溝165に挿入し、袋体171内
部に注入口163aより充填材Aを圧入して固化させ
る。最後に仕口材160の上部の溝168に上柱の構造
材162を嵌入し、構造材162の中空部の下部に充填
材Aを注入し、固化させると仕口が完成する。
材160の溝168部分を下柱の構造材161の上端に
嵌入設置し、この構造材161の中空部に充填口161
aより充填材を圧入して両者を連結する。次に梁の構造
材163をそれぞれの溝165に挿入し、袋体171内
部に注入口163aより充填材Aを圧入して固化させ
る。最後に仕口材160の上部の溝168に上柱の構造
材162を嵌入し、構造材162の中空部の下部に充填
材Aを注入し、固化させると仕口が完成する。
【0050】図42は別の仕口ブロックによる構造材の
接合を示すもので、(a)は仕口材付近の斜視図、
(b)は(a)の垂直断面図である。
接合を示すもので、(a)は仕口材付近の斜視図、
(b)は(a)の垂直断面図である。
【0051】前述した図40の仕口材が中実であるのに
対し、図42の仕口材200は中空であり、その接合方
法は前述の図39と類似している。仕口材200には上
下方向に貫通する縦貫通孔206が設けられ、その内面
には必要に応じて凹凸が設けられている。また、横方向
に梁の数だけ横孔205が設けられ、横孔205の内面
には必要に応じて凹凸が設けられ、この横孔205は縦
貫通孔206と連通している。
対し、図42の仕口材200は中空であり、その接合方
法は前述の図39と類似している。仕口材200には上
下方向に貫通する縦貫通孔206が設けられ、その内面
には必要に応じて凹凸が設けられている。また、横方向
に梁の数だけ横孔205が設けられ、横孔205の内面
には必要に応じて凹凸が設けられ、この横孔205は縦
貫通孔206と連通している。
【0052】施工方法としては、前述と同様に建て込ま
れた下柱201に仕口材200が載置される。図では仕
口材200の下面と下柱201の上端面が接している
が、上柱202のように受入れ溝204を設けることも
可能である。次に梁203を横孔205に嵌入する。そ
の後、上柱202を受入れ溝204に建て込み設置後、
充填孔209より充填材を注入する。前述のように、補
強材166等を入れるか、仕口枠100等を設けるか、
又は蓋部材14等を設けるかは構造材の使用目的に応じ
て適宜選択すればよい。なお、梁を仕口に建て込むとき
の処理の仕方は図33、図39の接合方法を利用した
り、図40の溝165を横方向にしたりして利用するこ
ともできる。
れた下柱201に仕口材200が載置される。図では仕
口材200の下面と下柱201の上端面が接している
が、上柱202のように受入れ溝204を設けることも
可能である。次に梁203を横孔205に嵌入する。そ
の後、上柱202を受入れ溝204に建て込み設置後、
充填孔209より充填材を注入する。前述のように、補
強材166等を入れるか、仕口枠100等を設けるか、
又は蓋部材14等を設けるかは構造材の使用目的に応じ
て適宜選択すればよい。なお、梁を仕口に建て込むとき
の処理の仕方は図33、図39の接合方法を利用した
り、図40の溝165を横方向にしたりして利用するこ
ともできる。
【0053】本発明で使用される仕口材は図40と図4
2を折衷した形態の仕口材をも含まれるものである。図
43(a)はそのような仕口材の垂直断面図、(b)は
別の仕口材の垂直断面図である。
2を折衷した形態の仕口材をも含まれるものである。図
43(a)はそのような仕口材の垂直断面図、(b)は
別の仕口材の垂直断面図である。
【0054】図43(a)に示される仕口材210は、
その中央に必要に応じて凹凸を有する上下方向に貫通し
た縦貫通孔218が設けられている。仕口材210の下
方向の設置孔215を下柱211の柱頭に建て込み、必
要に応じて仮止めする。仕口材210には梁の仕口枠2
16が各々に埋め込まれ、前記図40と同様に受入れ溝
217が各々設けられており、この仕口材210に梁2
13を必要な数だけ設置した後、縦貫通孔218に設け
られた充填孔218aより各々充填材を注入する。その
後、柱の設置孔214に上柱212を建て込み、上柱の
充填孔より充填材を注入する。
その中央に必要に応じて凹凸を有する上下方向に貫通し
た縦貫通孔218が設けられている。仕口材210の下
方向の設置孔215を下柱211の柱頭に建て込み、必
要に応じて仮止めする。仕口材210には梁の仕口枠2
16が各々に埋め込まれ、前記図40と同様に受入れ溝
217が各々設けられており、この仕口材210に梁2
13を必要な数だけ設置した後、縦貫通孔218に設け
られた充填孔218aより各々充填材を注入する。その
後、柱の設置孔214に上柱212を建て込み、上柱の
充填孔より充填材を注入する。
【0055】図43(b)に示される仕口材220は図
43(a)のものと異なり、横方向に貫通孔228が設
けられている。また、上下に各々鉄筋227が埋め込ま
れている。まず下柱221の柱頭に仕口材220の設置
孔225を載置し、充填孔225aより充填材を注入す
る。次に仕口材220の梁設置台226に梁223を各
々設置し、上柱222の設置孔224に設けられた充填
孔226aより充填材Aを注入する。最後に上柱222
の設置孔224に上柱222を設置し充填材Aを注入す
る。
43(a)のものと異なり、横方向に貫通孔228が設
けられている。また、上下に各々鉄筋227が埋め込ま
れている。まず下柱221の柱頭に仕口材220の設置
孔225を載置し、充填孔225aより充填材を注入す
る。次に仕口材220の梁設置台226に梁223を各
々設置し、上柱222の設置孔224に設けられた充填
孔226aより充填材Aを注入する。最後に上柱222
の設置孔224に上柱222を設置し充填材Aを注入す
る。
【0056】以上、図1〜図43により構造材の種類と
その接合方法について実施例を詳述したが、本発明は上
述の実施例のみに限定されるものではなく、説明した具
体的構成を適宜組み合わせたり、特許請求の範囲に記載
の事項の範囲内で種々のその細部の具体的構成を変更し
たりして実施可能であることは言うまでもない。
その接合方法について実施例を詳述したが、本発明は上
述の実施例のみに限定されるものではなく、説明した具
体的構成を適宜組み合わせたり、特許請求の範囲に記載
の事項の範囲内で種々のその細部の具体的構成を変更し
たりして実施可能であることは言うまでもない。
【0057】例えば、図39の張出板15a、補強材1
5、仕口枠100、柱の切欠15bや図40の梁の溝1
65、柱の溝168を斜めにすると傾斜のある梁及び柱
の建造物を作ることができる。
5、仕口枠100、柱の切欠15bや図40の梁の溝1
65、柱の溝168を斜めにすると傾斜のある梁及び柱
の建造物を作ることができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の構造材は、コンクリート又はこ
れに類する素材で作製された中空管からなり、その内面
に凹凸を有しているので、構造材の端部同士を突き合わ
せた状態で固化性の充填材を充填することにより、この
構造材の凹凸を利用して接合することができる。また、
膨張性の充填材を適宜その目的に応じて採用することに
より、確実に構造材を接合することができる。しかし
て、現場での作業が簡単で単純なため、技能を有しない
労働者でも容易に作業することができる。また、任意形
状の構造材を使用できるので築造物の経済性とデザイン
の多様化を図ることができる。
れに類する素材で作製された中空管からなり、その内面
に凹凸を有しているので、構造材の端部同士を突き合わ
せた状態で固化性の充填材を充填することにより、この
構造材の凹凸を利用して接合することができる。また、
膨張性の充填材を適宜その目的に応じて採用することに
より、確実に構造材を接合することができる。しかし
て、現場での作業が簡単で単純なため、技能を有しない
労働者でも容易に作業することができる。また、任意形
状の構造材を使用できるので築造物の経済性とデザイン
の多様化を図ることができる。
【0059】構造材が築造された場合、その接合部分に
応力が作用する。この時、構造材の凹凸部と充填材の凹
凸部に縁端応力が発生するが、その縁端応力の程度に応
じて、構造材の内面に凹凸を有する中型枠を埋め込んだ
り、構造材の接合部分に補強材を入れたり、袋体を入れ
たり、また充填材にガラス、炭素、アラミド等の繊維を
入れたりすることで対処できるので、目的に応じて、構
造材の表面に表面材を張ったり又補強処理を行うことが
できる。従って、複雑な仕口の構造にも対応できる。さ
らに、構造物の目的に応じて普通の仕口材を使ったり、
格調高い仕口材を使用したりできるので、施工が簡単で
豊富なデザインが可能となる。
応力が作用する。この時、構造材の凹凸部と充填材の凹
凸部に縁端応力が発生するが、その縁端応力の程度に応
じて、構造材の内面に凹凸を有する中型枠を埋め込んだ
り、構造材の接合部分に補強材を入れたり、袋体を入れ
たり、また充填材にガラス、炭素、アラミド等の繊維を
入れたりすることで対処できるので、目的に応じて、構
造材の表面に表面材を張ったり又補強処理を行うことが
できる。従って、複雑な仕口の構造にも対応できる。さ
らに、構造物の目的に応じて普通の仕口材を使ったり、
格調高い仕口材を使用したりできるので、施工が簡単で
豊富なデザインが可能となる。
【図1】本発明に係る構造材の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の構造材を製造する際に使用される中型枠
の例を示す斜視図である。
の例を示す斜視図である。
【図3】中型枠の別の例を示す斜視図である。
【図4】構造材の別の例を示す断面図である。
【図5】構造材の別の例を示す断面図である。
【図6】構造材の別の例を示す断面図である。
【図7】構造材の別の例を示す断面図である。
【図8】中型枠を埋め殺した構造材の一例を示す断面図
である。
である。
【図9】中型枠を埋め殺した構造材の別の例を示す破断
斜視図である。
斜視図である。
【図10】中型枠と表面材を埋め殺した構造材の別の例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図11】構造材の別の例を示す断面図である。
【図12】構造材の外側に付帯物を取り付けるための取
付け部材が設けられている一例を示す斜視図である。
付け部材が設けられている一例を示す斜視図である。
【図13】中空管を複数束ねた構造材の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図14】中空管を複数束ねた構造材の他の例を示す断
面図である。
面図である。
【図15】図14に示す構造材の変形例を示す断面図で
ある。
ある。
【図16】図15に示す構造材の変形例を示す断面図で
ある。
ある。
【図17】構造材の別の例を示す断面図である。
【図18】構造材の別の例を示す断面図である。
【図19】補強を施した構造材の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図20】構造材の接合方法の一例を説明するための断
面図である。
面図である。
【図21】構造材の接合方法の他の例を説明するための
断面図である。
断面図である。
【図22】構造材の接合方法の他の例を説明するための
断面図である。
断面図である。
【図23】構造材の接合方法の他の例を説明するための
断面図である。
断面図である。
【図24】仕口における構造材の接合方法を説明するた
めの断面図である。
めの断面図である。
【図25】蓋部材の一例を示す断面図である。
【図26】袋体を取り付けるリム枠の一例を示す断面図
である。
である。
【図27】リム枠に取り付ける袋体と芯棒を示す斜視図
である。
である。
【図28】袋体を取り付けるリム枠の別の例を示す断面
図である。
図である。
【図29】袋体を取り付けた構造材を示す断面図であ
る。
る。
【図30】図29の構造材を使用した接合状態を示す断
面図である。
面図である。
【図31】仕口枠の一例を示す斜視図である。
【図32】仕口枠の袋体を取り付ける部分の一例を示す
断面図である。
断面図である。
【図33】仕口における構造材の接合方法を説明するた
めの一部破断斜視図である。
めの一部破断斜視図である。
【図34】図33のA−A断面図である。
【図35】図33に充填材を充填した場合を示す断面図
である。
である。
【図36】仕口に使用する補強材の斜視図である。
【図37】中空管の一部を切り欠いた構造材の例をそれ
ぞれ示す斜視図である。
ぞれ示す斜視図である。
【図38】仕口部分における補強材を示す斜視図であ
る。
る。
【図39】別の仕口部分を説明するための組立斜視図で
ある。
ある。
【図40】仕口材の例をそれぞれ示す斜視図である。
【図41】図40(b)の垂直断面図である。
【図42】仕口材の別の例を示す斜視図及び垂直断面図
である。
である。
【図43】仕口材の別の例をそれぞれ示す垂直断面図で
ある。
ある。
1 構造材11,12 構造材 14 蓋部材 14a 弾性部材 15 補強材 17 補助棒 18 蓋部材 18a 弾性部材 2 凹凸 23 構造材 26 蓋部材 30,35 構造材 33 蓋部材 40 蓋部材 43 袋体 5,51〜53,531〜533,54〜57,57
1,572,58a〜58c,59,591 構造材 6,61〜64 凹凸 631〜633,69,691 中型枠 633b 表面材 71,72 構造材 73 袋体 80 袋体 101,101a,102 構造材 105,106 袋体 111,112 構造材 115,116 袋体 121,122 構造材 125 袋体 135 蓋部材 150,150a 構造材 152 構造材 160 仕口材 161,162,163 構造材 200 仕口材 201,202,203 構造材 210 仕口材 211,212,213 構造材 220 仕口材 221,222,223 構造材 A 充填材 B 充填材
1,572,58a〜58c,59,591 構造材 6,61〜64 凹凸 631〜633,69,691 中型枠 633b 表面材 71,72 構造材 73 袋体 80 袋体 101,101a,102 構造材 105,106 袋体 111,112 構造材 115,116 袋体 121,122 構造材 125 袋体 135 蓋部材 150,150a 構造材 152 構造材 160 仕口材 161,162,163 構造材 200 仕口材 201,202,203 構造材 210 仕口材 211,212,213 構造材 220 仕口材 221,222,223 構造材 A 充填材 B 充填材
Claims (16)
- 【請求項1】 柱又は梁に使用する構造材であって、コ
ンクリート又はこれに類する素材で作製された中空管か
らなり、その内面に凹凸を有することを特徴とする構造
材。 - 【請求項2】 内面の凹凸がらせん状である請求項1に
記載の構造材。 - 【請求項3】 内面に中型枠が埋殺されてなる請求項1
又は2に記載の構造材。 - 【請求項4】 外側に付帯物を取り付けるための取付け
部分又はデザイン上の凹凸が設けられている請求項1〜
3のいずれかに記載の構造材。 - 【請求項5】 複数の中空管が束ねた状態に一体化され
ている請求項1〜4のいずれかに記載の構造材。 - 【請求項6】 中空管の一部又は全部が切り欠かれてい
る請求項1〜5のいずれかに記載の構造材。 - 【請求項7】 内面に補強板が付設されている請求項1
〜6のいずれかに記載の構造材。 - 【請求項8】 中空管の表面の一部又は全部に表面材が
付設されている請求項1〜7のいずれかに記載の構造
材。 - 【請求項9】 コンクリート又はこれに類する素材で作
製された中空管からなり、その内面に凹凸を有してなる
構造材を接合する方法であって、2本以上の前記構造材
の端部を向かい合わせた後、構造材の中に充填材を注入
して固化させることで前記構造材同士の接合を行うこと
を特徴とする構造材の接合方法。 - 【請求項10】 コンクリート又はこれに類する素材で
作製された中空管からなり、その内面に凹凸を有してな
る構造材を接合する方法であって、構造材の接合すべき
端部付近に蓋部材を固定状態で取り付け、この蓋部材を
取り付けた少なくとも2本以上の前記構造材の端部を向
かい合わせた後、蓋部材で区画される空間内に充填材を
注入して固化させることで前記構造材同士の接合を行う
ことを特徴とする構造材の接合方法。 - 【請求項11】 コンクリート又はこれに類する素材で
作製された中空管からなり、その内面に凹凸を有してな
る構造材を接合する方法であって、一方の構造材の接合
すべき端部付近に袋体を取り付けておき、この構造材と
他方の構造材の端部を向かい合わせた後、袋体に充填材
を注入して膨張させることにより前記構造材同士の接合
を行うことを特徴とする構造材の接合方法。 - 【請求項12】 構造材の接合部分の中に補強材を入れ
たことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の
構造材の接合方法。 - 【請求項13】 袋体の他方端を補強材又は蓋部材に固
着させたことを特徴とする請求項10〜12のいずれか
に記載の構造材の接合方法。 - 【請求項14】 一方の構造材の接合すべき端部付近に
袋体を取り付けておき、この構造材と他方の構造材を端
部で突き合わせた後、袋体に充填材を注入して膨張させ
る際、袋体の先端が一定以上構造材の延長方向に延びな
いように、蓋部材、補強材又は拘束材を介して、袋体の
延びを拘束したことを特徴とする請求項10〜13のい
ずれかに記載の構造材の接合方法。 - 【請求項15】 一方の構造材の接合すべき端部付近に
袋体を取り付ける際、袋体の一方の端部が仕口枠に固着
されていることを特徴とする請求項10〜14のいずれ
かに記載の構造材の接合方法。 - 【請求項16】 仕口材と接合すべき構造材を接合する
に際して、請求項9〜15のいずれかの方法により形成
される接合部分を介して接合することを特徴とする構造
材の接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29517196A JPH09209498A (ja) | 1995-12-01 | 1996-11-07 | 構造材及びその接合方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-314393 | 1995-12-01 | ||
| JP31439395 | 1995-12-01 | ||
| JP29517196A JPH09209498A (ja) | 1995-12-01 | 1996-11-07 | 構造材及びその接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09209498A true JPH09209498A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=26560154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29517196A Pending JPH09209498A (ja) | 1995-12-01 | 1996-11-07 | 構造材及びその接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09209498A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107938857A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-04-20 | 上海建工五建集团有限公司 | 混凝土结构与型钢的连接节点 |
| CN111502000A (zh) * | 2020-05-17 | 2020-08-07 | 耿振威 | 一种用于装配式建筑的钢结构梁柱连接部 |
-
1996
- 1996-11-07 JP JP29517196A patent/JPH09209498A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107938857A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-04-20 | 上海建工五建集团有限公司 | 混凝土结构与型钢的连接节点 |
| CN111502000A (zh) * | 2020-05-17 | 2020-08-07 | 耿振威 | 一种用于装配式建筑的钢结构梁柱连接部 |
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