JPH09198820A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JPH09198820A
JPH09198820A JP757096A JP757096A JPH09198820A JP H09198820 A JPH09198820 A JP H09198820A JP 757096 A JP757096 A JP 757096A JP 757096 A JP757096 A JP 757096A JP H09198820 A JPH09198820 A JP H09198820A
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JP
Japan
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motor
disc
servo circuit
servo
access operation
Prior art date
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JP757096A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kaneko
金子  豊
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピンドルモータ及びモータサーボ回路の過
熱を防止する為にはモータサーボ系の温度がある程度上
昇したときにモータサーボ系のサーボゲインを低下させ
れば良いが、モータサーボ系の温度を検出するのに温度
検出素子を使用すると、コスト的に不利であるので、温
度検出素子を使用しないようにするとモータサーボ系の
サーボゲインを復帰させるタイミングが問題であった。 【解決手段】 スピンドルモータ2を含めたモータサー
ボ系を適切に放熱するのに必要な時間があらかじめ設定
されたタイマー手段21の計時が完了した時点にモータ
サーボ回路3のサーボゲインを高レベルに復帰させる条
件とし、アクセス動作の頻度がモータサーボ回路3のサ
ーボゲインを低レベルに切り換える際の設定条件より頻
繁でない場合であってもモータサーボ回路3のサーボゲ
インが低レベルに設定される状態を一定期間確保して温
度検出素子を使用せずにスピンドルモータ2及びモータ
サーボ回路3を放熱する期間を確実に確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ用デ
ータが線速度一定で記録されたディスクを再生し、ホス
トコンピュータからの要求に応じてディスクから再生さ
れた所望の再生データを該ホストコンピュータに供給す
るディスクプレーヤに関し、特に、アクセス動作により
スピンドルモータの加減速が頻繁に行われた際に該スピ
ンドルモータが過熱するのを対策したディスクプレーヤ
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクにコンピュータ用データを記録
し、そのディスクをホストコンピュータのROMとして
活用すべく再生するディスクプレーヤとしては、代表的
なものとしてCD−ROMのディスクプレーヤが知られ
ている。
【0003】このディスクプレーヤにおいては、ホスト
コンピュータからの要求に応じてディスクの再生データ
を該ホストコンピュータに供給する必要がある関係から
ディスクを順次読み出すだけでなくディスクの読み取り
位置をトラックジャンプさせるアクセス動作により頻繁
にディスクの飛び越し再生が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CD−RO
Mディスクの如く、線速度一定方式のディスクにおいて
ディスクの飛び越し再生を行うべくアクセス動作が行わ
れた場合、ピックアップによるディスク読み取り位置の
径方向の変位に伴ってディスクの適切な回転速度が異な
るので、アクセス動作が行われると、それに伴ってディ
スクを回転させるスピンドルモータの加減速が行われ
る。その為、ホストコンピュータのROMとして活用さ
れるディスクを再生するディスクプレーヤにおいては、
スピンドルモータの加減速が頻繁に行われることにより
該スピンドルモータの発熱が著しく、その熱によりディ
スクを撓めたり、プレーヤ内部の各半導体素子の温度上
昇を招いたりしてディスクの読み取りに悪影響を及ぼ
し、最悪の場合、ディスクの読み取りが不可能になった
り、電子回路の暴走を招いたりしてしまうという問題が
あった。
【0005】これらの問題点を解決するには、スピンド
ルモータを含めてモータサーボ系の温度を検出し、その
温度がある程度上昇したときにモータサーボ系にサーボ
ゲインを低下させることにより該モータサーボ系の発熱
を抑制する方法が考えられるが、この方法においてはモ
ータサーボ系の温度検出素子を必要とし得策でない。
【0006】本発明は、部品点数の増加を抑えた上で前
述の問題点を解決すべくスピンドルモータを含めてモー
タサーボ系の過熱を防止せんとすることを目的とし、特
に、モータサーボ系のサーボゲインを元に復帰させるタ
イミングを工夫している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、スピンドルモ
ータを制御するモータサーボ系のサーボゲインを切り換
え可能とし、該サーボゲインを低レベルに切り換えるこ
とによりスピンドルモータ及びモータサーボ系の発熱を
抑制するようにしている。そして、モータサーボ系のサ
ーボゲインが低レベルに切り換えられた時点からスピン
ドルモータを冷ますのに適切な所定時間の計測が完了さ
れると、前記モータサーボ系のサーボゲインが高レベル
に復帰されるようにし、前記モータサーボ系のサーボゲ
インの切り換えを判断するマイコンの負担を軽減した上
で確実にスピンドルモータ及びモータサーボ系の放熱を
行う。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すCD−ROM
ディスク対応のディスクプレーヤの回路ブロック図であ
る。
【0009】図1において、1はCD−ROMディス
ク、2はディスク1を回転駆動するスピンドルモータ、
3は該スピンドルモータ2の駆動制御を行うモータサー
ボ回路である。
【0010】該モータサーボ回路3は高低2種類のレベ
ルのサーボゲインの設定が可能であり、選択的にサーボ
ゲインのレベル切り換えが行われるように成されてい
る。4はディスク1をトレースするレーザー光の読み取
りビームを出射し、ディスク1のデジタル記録信号を読
み出す光ピックアップ、5は該光ピックアップ4から読
み出されるデジタル記録信号のRF信号(高周波信号)
を増幅し、波形整形するRFアンプ、6は該RFアンプ
5を介して光ピックアップ4の出力をフィードバック
し、読み取りビームをディスク1の信号面に合焦させる
フォーカシング制御及び読み取りビームをディスク1の
信号トラックに追従させるトラッキング制御を行うと共
に、光ピックアップ4自体をディスク1の径方向に送る
スレッド送り制御を行うピックアップサーボ回路であ
る。
【0011】7はRFアンプ5を介して得られたデジタ
ル記録信号をオーディオ専用のCD−DAディスクの信
号フォーマットと共通な範囲までデジタル信号処理して
復調するデジタル信号処理回路、8は該デジタル信号処
理回路7によるデジタル信号処理に用いられる第1RA
M、9はモータサーボ回路3及びピックアップサーボ回
路6を制御するサーボ制御マイコンである。
【0012】10はデジタル信号処理回路7による復調
により得られたCD−ROMデータを更にCD−ROM
データに対応したデジタル信号処理を行うことにより同
期検出を行うと共に、CD−ROMデータ独自の誤り検
出及び誤り訂正を行うCD−ROM信号処理回路、11
は外部に接続されるホストコンピュータ12との整合を
行うインターフェース、13は前記CD−ROM信号処
理回路10によるデジタル信号処理に用いられると共
に、ホストコンピュータ12に送出するCD−ROMデ
ータを備蓄するのに用いられる第2RAM、14は前記
CD−ROM信号処理回路10、インターフェース11
及び第2RAM13の制御を行うCD−ROM制御マイ
コンである。
【0013】前記CD−ROM制御マイコン14は、ホ
ストコンピュータ12からの要求命令(コマンド)を解
釈するコマンド解釈手段15と、第2RAM13に対す
るデータの書き込み及び読み出しを管理するRAM管理
手段16と、ホストコンピュータ12からのコマンドが
第2RAM13内に記憶されたデータか否かを判別する
判別手段17と、あらかじめ設定された所定時間t1を
計測する第1タイマー手段18と、該第1タイマー手段
18による計測時間内に前記判別手段17により第2R
AM13内に記憶されていないデータであると判別され
た回数を計測するカウンタ手段19と、該カウンタ手段
19により計測されたカウント値があらかじめ設定され
た設定値を超えたことを検出する検出手段20と、スピ
ンドルモータ2を適切に放熱するのに必要な所定時間t
2を計測をする第2タイマー手段21と、前記検出手段
からの検出出力によりモータサーボ回路3のサーボゲイ
ンを低レベルに切り換えると共に、前記第2タイマー手
段21による計時が完了した時にモータサーボ回路3の
サーボゲインを高レベルに切り換える切り換え手段22
と、光ピックアップ4によるディスクの読み取り位置を
トラックジャンプさせてアクセス動作を制御するアクセ
ス制御手段23とを備えている。
【0014】次に図1の動作に付いて説明する。モータ
サーボ回路3は、ディスク1のデジタル記録信号中の最
短パルス幅(3T)未満のパルス幅を無くし、その最短
パルス幅が所定の期間になるようにディスクモータ2を
速度制御し、その上で再生クロックと基準クロックとを
各々分周して位相比較し、スピンドルモータ2に位相サ
ーボをかけてディスク1を所定の線速度一定で駆動す
る。
【0015】光ピックアップ4は、ディスク1に記録さ
れたデジタル記録信号の読み取りを行い、そのデジタル
記録信号はRFアンプ5により増幅され、波形整形され
る。前記RFアンプ5で波形整形されたデジタル記録信
号は、デジタル信号処理回路7によりCD−DAディス
クの信号フォーマットと共通な範囲までデジタル信号処
理されて復調される。
【0016】前記デジタル信号処理回路7による復調に
より得られたCD−ROMデータは、CD−ROM信号
処理回路10により更にCD−ROMデータに対応した
デジタル信号処理が施され、同期検出が行われると共
に、CD−ROMデータ独自の誤り検出及び誤り訂正が
行われる。
【0017】前記CD−ROM信号処理回路10により
デジタル信号処理が施されたCD−ROMデータは、ホ
ストコンピュータ12からのコマンドに応じてインタフ
ェース11を介して該ホストコンピュータ12に送出さ
れる。
【0018】この場合、ホストコンピュータ12からの
コマンドがコマンド解釈手段15により直前に要求され
たCD−ROMデータに連続する順番通りのCD−RO
Mデータを必要とするシーケンシャルリードか、直前に
要求されたCD−ROMデータと離れたディスク位置の
CD−ROMデータを必要とするランダムアクセスリー
ドかが解釈される。そして、必要に応じてアクセス動作
が行われ、第2RAM13に記憶されたCD−ROMデ
ータ、あるいはディスク1の新たな読み出しにより得ら
れるCD−ROMデータがコマンドに応じてホストコン
ピュータ12に送出される。
【0019】次に、CD−ROMデータをホストコンピ
ュータ12に送出する際のCD−ROM制御マイコン1
4の動作に付いてモータサーボ回路3のサーボゲインの
レベル切り換えの制御に関する説明を中心に図2及び図
3のフローチャートを用いて説明する。
【0020】電源投入直後の初期状態において、モータ
サーボ回路3のサーボゲインは高レベルに設定される
(ステップa)。同時にカウンタ手段19のカウント値
Cの初期設定が行われる(ステップb)。
【0021】ホストコンピュータ12からCD−ROM
データが必要である旨のコマンドがインタフェース11
を介してCD−ROM制御マイコン14に伝達される
と、そのコマンドがコマンド解釈手段15により解釈さ
れ、実行される。
【0022】そのコマンドの実行の際、判別手段17に
より第2RAM13内に記憶された以外のデータを必要
するか否か、すなわちアクセス動作を必要とするか否か
が判断される(ステップc)。
【0023】アクセス動作が必要であると判断される
と、アクセス制御手段23による制御に応じてアクセス
動作が実行され、それと共に第1タイマー手段18によ
る計時時間T1のリセットが行われた後に計時が開始さ
れる(ステップd)。
【0024】その後、カウンタ手段19のカウント値C
が1カウントアップされ(ステップe)、次に第1タイ
マー手段18によりあらかじめ設定された所定時間t1
の計時が完了されたか否かが検出手段20により検出さ
れる(ステップf)。
【0025】前記第1タイマー手段18による計時が完
了されていなければ、アクセス動作を必要とするか否か
が判断される状態(ステップg)になり、アクセス動作
が必要でない場合はカウンタ手段19のカウント値Cが
1カウントアップされずに再び第1タイマー手段18に
よる計時が完了されているか否かの検出が行われ、一
方、アクセス動作が必要な場合はカウンタ手段19のカ
ウント値Cが1カウントアップされて再び第1タイマー
手段18による計時が完了されているか否かの検出が行
われる。
【0026】第1タイマー手段18による計時が完了さ
れると、カウンタ手段19のカウント値Cがあらかじめ
設定された所定値nに達したか否かが検出手段20によ
り検出され(ステップh)、カウント値Cがあらかじめ
設定された所定値nに達していなかったら、モータサー
ボ回路3のサーボゲインを高レベルに設定したままにす
ると共に、カウンタ手段19のカウント値Cがリセット
される。
【0027】カウンタ手段19のカウント値Cがあらか
じめ設定された所定値nに達していれば、切り換え手段
22からの切り換え信号によりモータサーボ回路3のサ
ーボゲインが低レベルに切り換えられる(ステップ
i)。
【0028】この場合、第1タイマー手段18による計
時時間T1及びカウンタ手段19のカウント値Cにより
アクセス動作の頻度を判断出来るので、第1タイマー手
段18により計時される所定時間t1内にカウンタ手段
19にカウント値Cが所定値nに達することを検出すれ
ば、スピンドルモータ2を含めてモータサーボ系の発熱
が問題となる可能性が生じる頻度でアクセス動作が行わ
れた、と判断することが出来る。
【0029】モータサーボ回路3のサーボゲインが低レ
ベルに切り換えられると、第2タイマー手段21による
計時時間T2のリセットが行われ、計時が開始される
(ステップj)。そして、次にアクセス動作を必要とす
るか否かが判断される状態(ステップk)になり、アク
セス動作が必要であると判断されると、アクセス動作の
実行が行われると共に、第2タイマー手段21による計
時が中断される(ステップl)。
【0030】その後、アクセス動作が完了したか否かが
監視され(ステップm)、アクセス動作の完了が検出さ
れると、第2タイマー手段21による計時が再開され
(ステップn)、再びアクセス動作を必要とするか否か
が判断される状態(ステップk)になる。
【0031】一方、アクセス動作が必要とならない場合
は第2タイマー手段21によりあらかじめ設定された所
定時間t2の計時が完了されたか否かの検出が行われる
(ステップo)。
【0032】第2タイマー手段21による計時が完了さ
れていなければ、再びアクセス動作を必要とするか否か
が判断される状態(ステップk)になり、一方、第2タ
イマー手段21による計時が完了されれば、切り換え手
段22からの切り換え信号によりモータサーボ回路3の
サーボゲインが高レベルに切り換えられる(ステップ
p)。
【0033】すなわち、モータサーボ回路3のサーボゲ
インが低レベルに切り換えられた後は、アクセス動作が
実行されなければ、第2タイマー手段21による計時が
中断されることなくスピンドルモータ2及びモータサー
ボ回路3を適切に放熱するのに必要な所定時間t2の計
時が完了された時点でモータサーボ回路3のサーボゲイ
ンが高レベルに復帰されることになり、一方、アクセス
動作が実行されれば、その都度、第2タイマー手段21
による計時がアクセスの実行期間中断されて所定時間t
2の計時が行われ、その中断の分、第2タイマー手段2
1による計時完了が延長され、この延長によってアクセ
ス動作の実行に伴う発熱分の放熱時間が確保されてモー
タサーボ回路3のサーボゲインが高レベルに復帰される
ことになる。
【0034】以上説明したようにモータサーボ回路3の
サーボゲインを初期状態において高レベルに設定し、そ
のサーボゲインを低レベルに切り換える条件としては、
アクセス制御手段23によるアクセス動作の頻度がある
かじめ設定された頻度を超えることを採用している。
【0035】その為、アクセス動作が設定条件より頻繁
に行われることでスピンドルモータ2を含めてモータサ
ーボ系の発熱が問題となる可能性が生じる場合は、モー
タサーボ回路3のサーボゲインを低レベルに設定してス
ピンドルモータ2の加減速を低速にし、アクセス動作時
間を犠牲にしてもスピンドルモータ2を含めたモータサ
ーボ系の発熱を抑制し、該モータサーボ系の過熱による
悪影響を防止している。
【0036】一方、モータサーボ回路3のサーボゲイン
が低レベルに切り換えられた後のそのサーボゲインを高
レベルに復帰させる条件としては、スピンドルモータ2
及びモータサーボ回路3を適切に放熱するのに必要な時
間があらかじめ設定された第2タイマー手段21の計時
が完了した時点としており、アクセス動作の頻度がモー
タサーボ回路3のサーボゲインを低レベルに切り換える
際の設定条件より頻繁でない場合であってもモータサー
ボ回路3のサーボゲインが低レベルに設定される状態を
ある一定期間以上継続させ、アクセス動作の頻度が設定
条件より頻繁でなくなってもスピンドルモータ2及びモ
ータサーボ回路3が十分に放熱されないうちに即座にモ
ータサーボ回路3のサーボゲインが高レベルに復帰され
るのを防止している。
【0037】また、第2タイマー手段21により計時が
完了される以前にアクセス動作が行われる状況であると
きには該第2タイマー手段21による計時を中断するこ
とにより該第2タイマー手段21による計時の完了を延
長し、アクセス動作の実行に伴う発熱分の放熱時間を確
保してモータサーボ回路3のサーボゲインが高レベルに
復帰されるようにしている。
【0038】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば、スピ
ンドルモータを含めたモータサーボ系を適切に放熱する
のに必要な時間があらかじめ設定されたタイマー手段の
計時が完了した時点にモータサーボ回路のサーボゲイン
を高レベルに復帰させる条件としているので、アクセス
動作の頻度がモータサーボ回路のサーボゲインを低レベ
ルに切り換える際の設定条件より頻繁でない場合であっ
てもモータサーボ回路のサーボゲインが低レベルに設定
される状態を一定期間確保することが出来、スピンドル
モータ及びモータサーボ回路を放熱する期間を確実に確
保することが出来る。特に、タイマー手段により計時が
完了される以前にアクセス動作が行われる状況であると
きには該タイマー手段による計時を中断することにより
該タイマー手段による計時の完了を延長するようにして
いるので、モータサーボ回路のサーボゲインの低レベル
設定期間中に行われるアクセス動作の実行に伴う発熱分
の放熱時間も確保され、スピンドルモータ及びモータサ
ーボ回路の放熱が不十分のうちにモータサーボ回路のサ
ーボゲインが高レベルに復帰されるのを防止している。
【0039】また、モータサーボ回路のサーボゲインを
低レベルに切り換える条件をアクセス動作の頻度とし、
モータサーボ回路のサーボゲインを高レベルに復帰させ
る条件をサーボゲインが低レベルに切り換えられた時点
からの所定期間としているので、マイコンにより実現出
来ると共に、簡潔なプログラムにより達成され、マイコ
ンの負担が軽減出来、簡単な構成によりモータサーボ回
路のサーボゲインの高低のレベル切り換えが達成出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すCD−ROMプレーヤ
の回路ブロック図である。
【図2】本発明の主要回路の動作処理工程を示すフロー
チャートである。
【図3】図2の続きを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 スピンドルモータ 3 モータサーボ回路 4 光ピックアップ 7 デジタル信号処理回路 10 CD−ROM信号処理回路 12 ホストコンピュータ 13 第2RAM 15 コマンド解釈手段 17 判別手段 18 第1タイマー手段 19 カウンタ手段 20 検出手段 21 第2タイマー手段 22 切り換え手段 23 アクセス制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ用データが線速度一定で記
    録されたディスクを再生するディスクプレーヤであっ
    て、ディスクの読み取り位置をトラックジャンプさせて
    アクセス動作を制御するアクセス制御手段と、ディスク
    を回転させるスピンドルモータを制御すると共に、サー
    ボゲインが高低のレベルに切り換え可能なモータサーボ
    回路と、該モータサーボ回路のサーボゲインを切り換え
    る制御を行う切り換え手段と、あらかじめ設定された所
    定時間を計測するタイマー手段とを備え、前記モータサ
    ーボ回路のサーボゲインが低レベルに切り換えられた時
    点で前記タイマー手段による計時を開始し、該タイマー
    手段により所定時間の計測が完了された時点で前記切り
    換え手段により前記モータサーボ回路のサーボゲインを
    高レベルに切り換えるように成したディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 前記アクセス制御手段によりアクセス動
    作が行われる状況であることを検知するアクセス検知手
    段を備え、該アクセス検知手段による検知状況を確認
    し、アクセス動作が行われる状況であるときに前記タイ
    マー手段による計時を中断し、前記タイマー手段による
    計時の完了を延長し、前記切り換え手段により前記モー
    タサーボ回路のサーボゲインを高レベルに切り換えるタ
    イミングを遅らせたことを特徴とする請求項1記載のデ
    ィスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】 コンピュータ用データが線速度一定で記
    録されたディスクを再生するディスクプレーヤであっ
    て、ディスクの読み取り位置をトラックジャンプさせて
    アクセス動作を制御するアクセス制御手段と、該アクセ
    ス制御手段によるアクセス動作の頻度が単位時間当りに
    あらかじめ設定された所定回数を超えたことを判断する
    判断手段と、ディスクを回転させるスピンドルモータを
    制御すると共に、サーボゲインが高低のレベルに切り換
    え可能なモータサーボ回路と、前記判断手段によりアク
    セス制御手段によるアクセス動作の頻度が単位時間当り
    にあらかじめ設定された所定回数を超えたと判断された
    ときに前記モータサーボ回路のサーボゲインを低レベル
    に切り換える制御を行う切り換え手段と、あらかじめ設
    定された所定時間を計測するタイマー手段とを備え、前
    記モータサーボ回路のサーボゲインが低レベルに切り換
    えられた時点で前記タイマー手段による計時を開始し、
    該タイマー手段により所定時間の計測が完了された時点
    で前記切り換え手段により前記モータサーボ回路のサー
    ボゲインを高レベルに切り換えるように成したディスク
    プレーヤ。
JP757096A 1996-01-19 1996-01-19 ディスクプレーヤ Pending JPH09198820A (ja)

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JP (1) JPH09198820A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003085665A1 (fr) * 2002-04-10 2003-10-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lecteur de disque
US7443628B2 (en) 2006-02-03 2008-10-28 Fujitsu Limited Storage apparatus, spindle motor control method, and program

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