JPH09181384A - レーザ光出力装置 - Google Patents

レーザ光出力装置

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JPH09181384A
JPH09181384A JP7336709A JP33670995A JPH09181384A JP H09181384 A JPH09181384 A JP H09181384A JP 7336709 A JP7336709 A JP 7336709A JP 33670995 A JP33670995 A JP 33670995A JP H09181384 A JPH09181384 A JP H09181384A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別の光学系を使用することなく、光ファイ
バのコネクタを取り外したり光ファイバが切断されたと
きにレーザ光の出力を停止させる。 【解決手段】 レーザダイオード31から出力されるレ
ーザ光36は光コネクタ43を接続した光ファイバ42
に入射する他、フォトダイオード32に入射し、パワー
モニタ回路37と電流駆動回路33によってレーザ光3
6の出力が一定に制御される。光ファイバ42の切断ま
たは光コネクタ43の外れが生じると、戻り光がフォト
ダイオード32で検出され、パワーモニタ回路37の検
出出力39によって接続断判定回路41がこれらの障害
を検出する。この検出信号45によって電流駆動回路3
3がレーザ光36の出力を停止させ、LEDの発光レベ
ルにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光伝送装置に使用さ
れるレーザ光出力装置に係わり、詳細には光ファイバの
取付状態に応じてレーザ光の出力を遮断するようにした
レーザ光出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信技術の発展と共に、レーザダイオ
ードから出力されるレーザ光を変調して光ファイバを介
して所望の宛先に送信する光伝送装置が広く使用される
ようになっている。
【0003】図3は、従来のこのような光伝送装置に使
用されるレーザ光出力装置の要部を表わしたものであ
る。レーザダイオード11は、これを電流駆動するため
の電流駆動回路12に接続されている。この電流駆動回
路12には図示しない回路部分から、送信すべきデータ
信号13が入力されるようになっている。電流駆動回路
12は、このデータ信号13に応じて変調電流を変化さ
せ、レーザダイオード11から出力されるレーザ光16
のレベルを変化させる。レーザダイオード11から出力
されるレーザ光15は、光ファイバ17の一端に入射
し、光コネクタ18内に送り込まれるようになってい
る。そして、ここから図示しない光ファイバを経て所望
の宛先に送出されることになる。
【0004】このようなレーザ光出力装置では、レーザ
光16の出力レベルを一定に保つためにレーザダイオー
ド11の近傍にモニタ用のフォトダイオード19を配置
していることが多い。パワーモニタ回路21は、このフ
ォトダイオード19の検出出力を入力して、これを基に
して駆動電流制御信号22を電流駆動回路12に送り、
レーザ光15が所定の信号レベルとなるような制御を行
っている。
【0005】ところで光ファイバ通信では通常赤外レー
ザ光を用いている。また、光ファイバはコネクタ部で容
易に取り外すことができるようになっている。このた
め、従来のレーザ光出力装置では、通信装置が作動して
いる状態で何らかの理由によって光コネクタ18を取り
外して光源側を覗き込んだりすると、不可視状態のレー
ザ光が人間の目に直接入射し、眼球に損傷を与える危険
がある。また、たとえ光コネクタ18が接続されている
ような場合であっても、光ファイバ17が何らかの原因
で切断されると、切断面からレーザ光が出力するという
危険がある。そこで、従来からこのような危険を回避す
る対策が各種考案されている。
【0006】例えば特開平3−276781号公報で
は、レーザダイオードとレーザ光出力端との間に配置さ
れた無偏光型の光アイソレータと、この無偏光型の光ア
イソレータからの光出力がレーザ光出力端で反射して再
び無偏光型の光アイソレータに入ってきたときに無偏光
型の光アイソレータの反対側から得られるP波およびS
波の反射光を合成するカプラと、このカプラの合成出力
を検出する検出器とを備えている。そして、この検出器
の出力によってレーザダイオードからの光出力を遮断す
るようにしている。すなわち、この提案では光コネクタ
の未接続点あるいは光ファイバの切断点における光信号
の反射現象を利用し、光信号の出力を自動的に遮断する
ようにしている。
【0007】また、特開昭63−115429号公報で
は、光コネクタのプラグおよびレセプタクルにそれぞれ
導体を設けており、これらの導体がレーザダイオードへ
の電流の供給路の一部をなすようにしている。この代わ
りに光ファイバに一体化された導体が並設されレーザダ
イオードへ接続する電流路をなしているものであっても
よい。すなわちこの提案では、コネクタを外したり、光
ファイバが切断されると電流路が切断されてしまうこと
になり、レーザダイオードの出射光がその時点で遮断さ
れることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの提案のうちの
特開平3−276781号公報に示された提案では、無
偏光型の光アイソレータと、この光アイソレータの反対
側から得られるP波およびS波の反射光を合成するカプ
ラと、このカプラの合成出力を検出する検出器が必要と
なり、従来と光学系の構成が相違することになるので、
レーザ光出力装置のコストアップを招くばかりでなく、
装置が大型化するという問題がある。
【0009】また、特開昭63−115429号公報に
開示された装置では、光コネクタのプラグ、レセプタク
ルあるいは光ファイバ自体に導体を配置する必要があ
り、特殊な部品を用意する必要があるので、同様に装置
のコストアップと大型化を招くという問題があった。実
開平5−8506号公報には光コネクタにループ線を配
置して、コネクタを外したときにループ線の接続を絶つ
ようにした技術が開示されているが、これについても同
様の問題があった。
【0010】そこで本発明の目的は、特別の光学系を使
用することなく、光ファイバのコネクタを取り外したり
光ファイバが切断されたときにレーザ光の出力を停止さ
せることのできるレーザ光出力装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)光信号を出力するレーザダイオードと、
(ロ)このレーザダイオードの近傍に一端を配置し受光
した光信号を伝搬させる光ファイバと、(ハ)この光フ
ァイバの前記した一端近傍に配置されレーザダイオード
の出力する光送信出力の一部を受光する光センサと、
(ニ)この光センサの検出出力の変化から光ファイバの
切断による戻り光を検出する戻り光検出手段と、(ホ)
戻り光検出手段によって戻り光が検出されたとき前記レ
ーザダイオードの駆動電流をレーザ光発光以下の値に変
更するレーザダイオード駆動制御手段とをレーザ光出力
装置に具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、光信号
を出力するレーザダイオードの近傍に光ファイバと光セ
ンサを配置し、光ファイバが切断したときにこの切断箇
所から反射して戻る戻り光を光センサで検出する。そし
て、この検出出力を用いてレーザダイオードからレーザ
光が出力されるのを停止させることにしている。これに
より、特別の光学系を使用することなく光ファイバの切
断時に目等の人体に有害なレーザ光の出力を停止させる
ことができる。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)光信号を
出力するレーザダイオードと、(ロ)このレーザダイオ
ードの近傍に一端を配置し受光した光信号を伝搬させる
光ファイバと、(ハ)この光ファイバの他端に接続され
た光コネクタと、(ニ)光ファイバの前記した一端近傍
に配置されレーザダイオードの出力する光送信出力の一
部を受光する光センサと、(ホ)この光センサの検出出
力の変化から光ファイバの切断あるいは光コネクタの外
れによる戻り光を検出する戻り光検出手段と、(ヘ)戻
り光検出手段によって戻り光が検出されたとき前記レー
ザダイオードの駆動電流をレーザ光発光以下の値に変更
するレーザダイオード駆動制御手段とをレーザ光出力装
置に具備させる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、光信号
を出力するレーザダイオードの近傍に光ファイバと光セ
ンサを配置し、光ファイバが切断したとき、あるいは光
ファイバに接続された光コネクタが外れたとき、これら
の箇所から反射して戻る戻り光を光センサで検出する。
そして、この検出出力を用いてレーザダイオードの駆動
電流を減少させ、少なくともレーザ光が出力されないよ
うにしている。これにより、特別の光学系を使用するこ
となく光ファイバの切断時に目等の人体に有害なレーザ
光の出力を停止させることができる。
【0015】請求項3記載の発明では、(イ)光信号を
出力するレーザダイオードと、(ロ)このレーザダイオ
ードの近傍に一端を配置し受光した光信号を伝搬させる
光ファイバと、(ハ)この光ファイバの他端に接続され
た光コネクタと、(ニ)光ファイバの前記した一端近傍
に配置されレーザダイオードの出力する光送信出力の一
部を受光する光センサと、(ホ)この光センサの検出出
力に応じてレーザダイオードの駆動制御を行うレーザダ
イオード駆動制御手段と、(ヘ)光センサの検出出力の
変化から光ファイバの切断あるいは光コネクタの外れに
よる戻り光を検出する戻り光検出手段と、(ト)戻り光
検出手段によって戻り光が検出されたとき前記レーザダ
イオードの駆動電流をレーザ光発光以下の値に変更する
レーザダイオード駆動制御手段とをレーザ光出力装置に
具備させる。
【0016】すなわち請求項3記載の発明では、光信号
を出力するレーザダイオードの近傍に光ファイバと光セ
ンサを配置し、光ファイバが切断したとき、あるいは光
ファイバに接続された光コネクタが外れたとき、これら
の箇所から反射して戻る戻り光を光センサで検出する。
そして、この検出出力を用いてレーザダイオードから少
なくともレーザ光が出力されないようにしている。光セ
ンサはレーザダイオードの出力を一定に制御するために
用いるセンサを兼用している。これにより、特別の光学
系を使用することなく光ファイバの切断時に目等の人体
に有害なレーザ光の出力を停止させることができる。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載の発明における光センサをフォトダイオードで
構成したことを特徴としている。フォトトランジスタ等
の他の光センサであってもよいことはもちろんである。
【0018】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載の発明でレーザダイオードの駆動電流をレーザ
光の発光以下の値に変更した状態で戻り光検出手段が戻
り光を検出しなくなったとき、レーザダイオードの駆動
電流をレーザ光発光レベルに戻すレーザ光出力復旧手段
を具備することを特徴としている。すなわち、光コネク
タを再び接続した場合のように安全な状況になったら、
レーザ光を再スタートさせることにしている。
【0019】
【発明の実施の形態】
【0020】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例におけるレーザ
光出力装置の構成の概要を表わしたものである。本実施
例の装置で、レーザダイオード31のアノード側は、モ
ニタ用のフォトダイオード32のカソード側と共に図示
しない電源の+側に接続されている。レーザダイオード
31のカソード側には、電流駆動回路33が接続されて
いる。電流駆動回路33は、データ信号34に応じて変
調電流を変化させ、レーザダイオード31から出力され
るレーザ光36のレベルを変化させるようになってい
る。このレーザ光36の一部はフォトダイオード32に
入力され、そのアノード側に接続されたパワーモニタ回
路37がレーザ光36のレベルを検出するようになって
いる。パワーモニタ回路37の検出出力は駆動電流制御
信号38として電流駆動回路33にフィードバックさ
れ、レーザ光36の出力レベルが一定になるように駆動
電流の制御が行われる。
【0022】パワーモニタ回路37の検出出力39は接
続断判定回路41に入力される。接続断判定回路41
は、レーザ光36を受光する光ファイバ42に接続され
た光コネクタ43の接続断や光ファイバ42の切断を検
出するようになっている。接続断の検出信号45は電流
駆動回路33に入力され、レーザ光36の出力が断とな
るような制御が行われる。
【0023】図2は、レーザダイオードの駆動電流とレ
ーザパワーの関係を示したものである。レーザダイオー
ド31はその駆動電流Iが図でI2 以上になるとレーザ
光36を発するが、これ以下の駆動電流ではLEDとし
ての発光を行う。したがって、駆動電流I2 よりも所定
値だけ低い駆動電流I1 に設定することで、レーザ光3
6の出力は遮断され、代ってLEDとしての発光が行わ
れて、人間に無害な発光となる。
【0024】このようなレーザ光出力装置の異常検出時
の動作を説明する。光ファイバ42のコネクタ43の接
続が外れたり、光ファイバ42が切断すると、コネクタ
43の端面あるいは光ファイバ42の切断面でレーザ光
が一部反射して戻り光となる。この戻り光は光ファイバ
42をレーザ光36の送られる方向と逆の方向に同じ経
路を通って進行する。この結果、この戻り光はレーザダ
イオード31を照射すると共に、フォトダイオード32
によって検知される。
【0025】フォトダイオード32は、パワーモニタ回
路37と電流駆動回路33を通るフィードバックループ
によって、レーザダイオード31の出力を常に一定に制
御している。この制御は、レーザ光出力装置の起動後わ
ずかの時間の経過によってほぼ安定した状態に移行す
る。したがって、これ以後にコネクタ43の接続が外れ
る等の事態が発生し戻り光によってフォトダイオード3
2の受光レベルが一時的に増加すると、パワーモニタ回
路37はこの特徴的な変動を接続断判定回路41に検出
出力39として伝達する。接続断判定回路41はこれに
より光コネクタ43の接続断や光ファイバ42の切断を
検出する。
【0026】このような検出動作を行う接続断判定回路
41は各種回路で構成することができるが、例えばパタ
ーンマッチングの手法によって検出する回路で構成する
ことが可能である。この回路では、予めコネクタ43が
外れたときと光ファイバ42の切断するときに検出出力
39がどのような信号変化となるかを実験的に求めてお
く。そして、このような信号変化を近似させる電圧変化
あるいは電流変化の波形を抵抗やコンデンサ等の回路素
子の組み合わせによって、あるいはROM(リード・オ
ンリ・メモリ)に書き込んだディジタルデータとして用
意しておく。そして、これら1または複数のパターン
を、パワーモニタ回路37の検出出力39が急激に変化
したときをトリガとして発生させる。そして、これら疑
似的に発生した1または複数の波形とパワーモニタ回路
37の現実の検出出力39との差分を時間的な変化で観
察し、前記した1または複数の波形のいずれかに対して
その差分出力がほぼ零になれば、コネクタ43が外れた
り光ファイバ42が切断したものと判別することができ
る。
【0027】コネクタ43が外れたり光ファイバ42が
切断したことを接続断判定回路41が検出したら、接続
断の検出信号45が電流駆動回路33に入力され、レー
ザダイオード31の駆動電流が図2に示した電流I1
設定される。これにより、レーザ光36の出力が断とな
る。すなわち、これ以後にこのレーザ光出力装置の操作
者が誤って光ファイバ42を覗き込むようなことをして
も、LED発光となっているので、人間の目が損傷を受
けることがない。レーザ光36の出力が急減に変動した
原因が判ったら、操作者はその原因を取り除いた後、例
えば電流駆動回路33に用意されたリセットスイッチを
押して、レーザ光出力装置の出力を再開するようにすれ
ばよい。
【0028】なお、実施例では光ファイバ42からの戻
り光をフォトダイオード32で検出したが、これ以外の
光センサ、例えばフォトトランジスタによってこれを検
出するようにしてもよい。また、実施例ではフォトダイ
オード32がレーザダイオードの電流駆動の制御を兼用
したが、専用のフォトダイオードあるいは光センサが使
用されてもよいことは当然である。
【0029】また、実施例ではレーザ光の復旧にリセッ
トスイッチを押すことにしたが、LED発光の状態で例
えば光コネクタ43が再接続されて、パワーモニタ回路
37の検出出力39が基に戻ったら、この時点で駆動電
流を図1の電流I2 以上に設定して、レーザ光36の出
力を再開するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、光信号を出力するレーザダイオードの近傍に
光ファイバと光センサを配置し、光ファイバが切断した
ときにこの切断箇所から反射して戻る戻り光を光センサ
で検出し、これによってレーザダイオードの駆動電流を
レーザ光の出力される以下のものにした。このため、特
別の光学系を使用することなく光ファイバの切断時にレ
ーザダイオードから出力される光を無害なものとするこ
とができ、装置のコストダウンと小型化を図ることがで
きる。
【0031】また、請求項2記載の発明によれば、光信
号を出力するレーザダイオードの近傍に光ファイバと光
センサを配置し、光ファイバが切断したとき、あるいは
光ファイバに接続された光コネクタが外れたとき、これ
らの箇所から反射して戻る戻り光を光センサで検出し、
これによってレーザダイオードの駆動電流をレーザ光の
出力される以下のものにした。このため、光ファイバの
切断だけでなく、光コネクタの外れをも検出することが
できる。しかも、これに伴って特別の光学系を使用する
必要がなく、例えば従来の電子回路に一部の変更を行う
といった作業のみで安全性を高めることが可能になる。
【0032】更に請求項3記載の発明によれば、光信号
を出力するレーザダイオードの近傍に光ファイバと光セ
ンサを配置し、光ファイバが切断したとき、あるいは光
ファイバに接続された光コネクタが外れたとき、これら
の箇所から反射して戻る戻り光を光センサで検出するこ
とにし、これによりレーザダイオードの駆動電流をレー
ザ光の出力される以下のものにした。しかも光センサは
レーザダイオードの出力を一定に制御するために用いる
センサを兼用しているので、既存の光学系および光学部
品を使用して、光ファイバの切断時にレーザダイオード
の出力を無害なものとすることができ、装置のコスト削
減と小型化に大いに貢献することができる。
【0033】また、請求項5記載の発明によれば、LE
D発光を用いて障害の復旧を検出することにしたので、
コネクタの再接続のように復旧時に自動的にレーザ光の
出力を再開させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるレーザ光出力装置の
要部を示す回路図である。
【図2】レーザダイオードの駆動電流とレーザパワーの
関係を示す特性図である。
【図3】従来提案されたレーザ光出力装置の要部を示す
回路図である。
【符号の説明】
31 レーザダイオード 32 フォトダイオード(光センサ) 33 電流駆動回路 37 パワーモニタ回路 39 検出出力 41 接続断判定回路 42 光ファイバ 43 光コネクタ 45 接続断の検出信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を出力するレーザダイオードと、 このレーザダイオードの近傍に一端を配置し受光した光
    信号を伝搬させる光ファイバと、 この光ファイバの前記一端近傍に配置され前記レーザダ
    イオードの出力する光送信出力の一部を受光する光セン
    サと、 この光センサの検出出力の変化から前記光ファイバの切
    断による戻り光を検出する戻り光検出手段と、 戻り光検出手段によって戻り光が検出されたとき前記レ
    ーザダイオードの駆動電流をレーザ光発光以下の値に変
    更するレーザダイオード駆動制御手段とを具備すること
    を特徴とするレーザ光出力装置。
  2. 【請求項2】 光信号を出力するレーザダイオードと、 このレーザダイオードの近傍に一端を配置し受光した光
    信号を伝搬させる光ファイバと、 この光ファイバの他端に接続された光コネクタと、 前記光ファイバの前記一端近傍に配置され前記レーザダ
    イオードの出力する光送信出力の一部を受光する光セン
    サと、 この光センサの検出出力の変化から前記光ファイバの切
    断あるいは光コネクタの外れによる戻り光を検出する戻
    り光検出手段と、 戻り光検出手段によって戻り光が検出されたとき前記レ
    ーザダイオードの駆動電流をレーザ光発光以下の値に変
    更するレーザダイオード駆動制御手段とを具備すること
    を特徴とするレーザ光出力装置。
  3. 【請求項3】 光信号を出力するレーザダイオードと、 このレーザダイオードの近傍に一端を配置し受光した光
    信号を伝搬させる光ファイバと、 この光ファイバの他端に接続された光コネクタと、 前記光ファイバの前記一端近傍に配置され前記レーザダ
    イオードの出力する光送信出力の一部を受光する光セン
    サと、 この光センサの検出出力に応じて前記レーザダイオード
    の駆動制御を行うレーザダイオード駆動制御手段と、 前記光センサの検出出力の変化から前記光ファイバの切
    断あるいは光コネクタの外れによる戻り光を検出する戻
    り光検出手段と、 戻り光検出手段によって戻り光が検出されたとき前記レ
    ーザダイオードの駆動電流をレーザ光発光以下の値に変
    更するレーザダイオード駆動制御手段とを具備すること
    を特徴とするレーザ光出力装置。
  4. 【請求項4】 前記光センサはフォトダイオードである
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3記載のレーザ光出
    力装置。
  5. 【請求項5】 レーザダイオードの駆動電流をレーザ光
    の発光以下の値に変更した状態で前記戻り光検出手段が
    戻り光を検出しなくなったとき、前記レーザダイオード
    の駆動電流をレーザ光発光レベルに戻すレーザ光出力復
    旧手段を具備することを特徴とする請求項1〜請求項3
    記載のレーザ光出力装置。
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