JPH09181057A - 半導体ウェハの処理中にクリーニングするためのクリーニング用電極を備えるrfプラズマ反応装置 - Google Patents

半導体ウェハの処理中にクリーニングするためのクリーニング用電極を備えるrfプラズマ反応装置

Info

Publication number
JPH09181057A
JPH09181057A JP8324326A JP32432696A JPH09181057A JP H09181057 A JPH09181057 A JP H09181057A JP 8324326 A JP8324326 A JP 8324326A JP 32432696 A JP32432696 A JP 32432696A JP H09181057 A JPH09181057 A JP H09181057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
power
wafer
chamber
cleaning electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8324326A
Other languages
English (en)
Inventor
Ii Yan
イー ヤン
Hanawa Hiroji
ハナワ ヒロジ
Diana Xiabing Ma
シャオビン マ ダイアナ
Zeyao In Gerald
ゼヤオ イン ジェラルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JPH09181057A publication Critical patent/JPH09181057A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32798Further details of plasma apparatus not provided for in groups H01J37/3244 - H01J37/32788; special provisions for cleaning or maintenance of the apparatus
    • H01J37/32853Hygiene
    • H01J37/32862In situ cleaning of vessels and/or internal parts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S438/00Semiconductor device manufacturing: process
    • Y10S438/905Cleaning of reaction chamber

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェハ処理中にチャンバ内面のクリーニング
を行うための手段を提供すること。 【解決手段】 本発明は、半導体ウェハ処理用のプラズ
マ反応装置で実行される。反応装置は、処理用ガスを内
包するチャンバ10と、このチャンバ内でプラズマを生
成すべくRF電源50に接続された導電体45とを有す
る。チャンバは、プラズマ内の粒子により汚染される面
25を有する。本発明は、付着汚染物を前記面から除去
すべく、ウェハ処理中に、プラズマから前記面上に粒子
を衝撃させることにより実施される。この衝撃の生成
は、RF電源を設け、ウェハの処理中にこの電源から前
記面にRF電力を結合させることにより実行される。前
記結合は、前記面に隣接しRF電源に接続された容量性
クリーニング用電極80により行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハの処
理中にプラズマ反応装置(plasma reactor)をクリーニ
ングするための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】RF(高周波)プラズマ反応装置におい
て実行される半導体ウェハ製造プロセスの多くは、反応
チャンバ壁上に汚染付着物を残す。これは蓄積し、半導
体デバイスの製造に害となる微粒子状物質の源となるも
のである。半導体ウェハ上に形成される超小型電子回路
要素のデバイスサイズの目覚ましい縮小化に伴い、ウェ
ハ上の粒子状汚染付着物によってデバイス故障の率が増
加するようになってきた。
【0003】半導体プロセスチャンバ壁上に蓄積する粒
子状の汚染付着物は、金属エッチングプロセスがチャン
バ内で実行される場合に、特に顕著となり得る。特に、
アルミニウムのパターンエッチングの場合、このような
汚染物は比較的大量に堆積する。アルミニウムの薄膜
は、プラズマ成分としてハロゲンガスやハロカーボンガ
ス等の多数の反応性ガスを用いることにより、エッチン
グされるのが一般的である。より詳細には、用いられる
エッチドガス(etched gas)は、塩素含有ガス、塩素及
び三塩化ホウ素が一般的であり、これらは、エッチング
時に揮発性の塩化アルミニウム成分を形成することがで
き、その揮発成分は、与えられた真空によりエッチング
プロセスチャンバから取り除かれる。しかし、揮発性の
塩化アルミニウム成分の形成と同時に、他の活性的な塩
素含有種及びホウ素含有種が形成され、これらは、エッ
チングプロセスチャンバ内に存在する酸素及び水蒸気と
反応し或はパターン形成用フォトレジストからの有機種
と反応して不揮発性の粒子状化合物を形成するおそれが
ある。そして、かかる粒子状化合物は、最終的には、プ
ロセスチャンバの内壁面上に比較的多量の汚染物を生ず
る。このような不揮発性の粒子状化合物は、最初、エッ
チングチャンバの要素及び内面に対して軽く付着した粒
子の形でエッチングチャンバ内に付着されたままの状態
となる傾向がある。この軽く付着した付着物は、これが
付着した面から容易に剥離ないしは脱落してウェハ表面
上に落下し、これによって汚染され、欠陥のあるウェハ
加工品となるおそれがある。更に、時間が経過するにつ
れて、不揮発性の粒子状付着物は、炭素含有エッチャン
トガス(エッチングプロセスの副生物)やフォトレジス
トから生ずる有機物質と結合し、蓄積してエッチングプ
ロセスチャンバの側壁及び他の内面上に汚染付着物を形
成する。チャンバ壁上へのこのような汚染物の蓄積は、
処理中において半導体加工品を汚染する可能性を増大す
る。かかる状況下で欠陥の可能性のあるウェハの処理を
回避するために、チャンバは定期的に停止され、大掛か
りなクリーニング作業を行わなければならない。
【0004】既知のプラズマチャンバクリーニング方法
としては、プラズマエッチングチャンバを開放し、チャ
ンバの部品を分解し、物理的又は化学的な方法で汚染付
着物を除去するものがある。例えば、様々な汚染物を溶
かすべく、チャンバを塩酸で洗浄し或は溶解液を用いて
手で拭き取るという方法がある。或はまた、エッチング
チャンバを水で洗浄した後、乾燥させてもよい。同様な
クリーニング技術が、真空排気チャネルやポンプシステ
ムに適用されている。これは、蓄積残留物や汚染物によ
り閉塞状態が生じた場合には、真空引きが困難となり、
流通不能状態となるためである。このようなクリーニン
グ方法の全ては、複雑で破壊的であり、時間がかかるも
のである。そして、更なる汚染物の源となり得る。更
に、このような大掛かりなクリーニングプロセスは、大
きなプラズマ反応装置に対しては製造時間を最大24時
間失わせることとなり、従って、過大な損失を呈するこ
ととなる。
【0005】プラズマ式(plasma-enhanced)ドライク
リーニングプロセスにおいては、金属製のエッチング反
応チャンバの内壁面に付着した汚染物は、四塩化炭素及
び酸素を用いてプラズマエッチングすることにより取り
除かれる。しかし、現在知られているプラズマ式ドライ
クリーニングシステムは、メタルエッチングプロセス自
体に費やされる時間の約5%〜10%に等しいドライク
リーニング時間を必要とする。更に、従来のチャンバク
リーニングプロセスはプラズマエッチ・ハロゲン化ガス
を用いるが、更に酸化剤を用いるのが一般的である。こ
のような酸化剤又は酸化された合成物は幾つかの問題点
を有している。例えば、ハロゲン化物及び酸素又は酸素
含有ガスを含むメタルエッチドライクリーニング法は、
汚染物ともなる粉状の酸化ハロゲンアルミニウム化合物
(aluminum oxyhalide)という副生物がチャンバ内に形
成されるため、満足いく方法でないことは分っている。
【0006】本発明は、チャンバをクリーニングするた
めにウェハを処理するのに用いられるのと同じガスを用
いて、ウェハの処理と同時に反応装置をクリーニングす
ることを目的とする。
【0007】
【発明の概要】本発明は、半導体ウェハを処理するため
のプラズマ反応装置において実施されるものであり、プ
ラズマ反応装置は、処理用ガスを内包するチャンバと、
このチャンバ内でプラズマを前記処理用ガスから生成す
べく前記チャンバ内にRF電力を結合させるためにRF
電源に接続された導電体とを有しており、また、チャン
バは、プラズマに対して露出されウェハの処理中に生成
される粒子による汚染を受ける少なくとも一つの面を含
んでいるものである。そして、本発明は、ウェハの処理
中に付着された汚染物を前記一つの面から除去すべく、
前記ウェハの処理中に、前記プラズマから前記一つの面
上への粒子の衝撃を生じさせることにより実施される。
このような衝撃の生成は、RF電源を設け、ウェハの処
理中に、前記電源から前記一つの面にRF電力を結合さ
せることにより実行される。
【0008】前記結合は、前記一つの面に隣接しRF電
源に接続された容量性クリーニング用電極(capacitive
cleaning electrode)により行われる。容量性クリー
ニング用電極は、プラズマに触れるのを防止するようプ
ラズマとは反対となる前記一つの面の側に配置されるの
が好適である。或はまた、前記結合は、RF電源と前記
一つの面との間の直接的な電気接続手段により実行され
てもよい。
【0009】前記一つの面の汚染が粒子付着速度ないし
は粒子付着率(particular deposition rate)で生じる
場合、その粒子付着速度ないしは率を少なくとも相殺す
る前記一つの面での衝撃速度ないしは衝撃率(bombardi
ng rate)に対応するレベルに、容量性クリーニング用
電極に印加されるRF電力を調整することが好ましい。
【0010】一実施態様において、容量性電極に印加さ
れるRF電力は、導電体に接続されたRF電源のものよ
りも低い周波数を有している。
【0011】他の実施態様において、容量性クリーニン
グ用電極に印加されるRF電力は、導電体に印加される
位相とは異なる位相を有しており、それにより、衝撃粒
子がウェハを衝撃するためにプラズマから消費される時
とは異なる時に、衝撃粒子が前記一つの面をクリーニン
グするためにプラズマから消費されるようにされてい
る。
【0012】容量性クリーニング用電極に印加されるR
F電力は、前記一つの面での衝撃速度が前記一つの面上
への粒子の付着速度を相殺するか否かを検出し、前記衝
撃速度が前記付着速度よりも低い場合には容量性クリー
ニング用電極に印加されるRF電力を増加することによ
り調整され得る。更に、容量性クリーニング用電極上の
RF電力は、前記一つの面が消耗されるのを防止するた
めに制限されるとよい。プラズマは、前記一つの面上に
おけるプラズマからの付着粒子の蓄積と共に変化する特
性RFインピーダンス(characteristic RF impedanc
e)を有しており、衝撃速度が付着速度を相当するか否
かを検出することは、前記プラズマのRFインピーダン
スの変動を検出することを備えている。
【0013】容量性クリーニング用電極上のRF電力の
調整は、フィードバック・プロセッサにより自動的に調
整されるとよい。かかるフィードバック・プロセッサ
は、(a)プラズマバイアス電源又はプラズマソース電
源のRFインピーダンス整合回路の可変無効分のリアク
タンスが周期的に検出される入力部と、(b)容量性ク
リーニング用電極を駆動するRF電力発生器の電力レベ
ル制御入力部に接続された出力部とを含んでいる。ま
た、このフィードバック・プロセッサは、RFインピー
ダンス整合回路の可変無効分のリアクタンスの変動に対
応するエラー信号を出力部に発生させる。
【0014】本反応装置はチャンバ内にウェハ支持ペデ
ィスタルを有している。チャンバは、ウェハ支持ペディ
スタルを覆う天井を備え、前記一つの面は天井の内面か
ら成り、前記容量性クリーニング用電極は天井の外面に
隣接する薄い導電層を備えている。導電体は天井の外面
に隣接する誘導性アンテナ(inductive antenna)であ
るのがよく、薄い導電層は、誘導性アンテナよりも天井
の近くに位置している。この場合、薄い導電層は、誘導
性アンテナからのRF電力を当該薄い導電層を通して前
記チャンバ内に誘導結合させるための複数の開口を備え
る。また、薄い導電層は、前記開口により区切られた複
数のアームを備えてもよく、これらのアームは中央の頂
点で結合されて、その頂点から星形のパターンで放射方
向に延びるものとするのがよい。
【0015】或はまた、容量性クリーニング用電極は、
ウェハペディスタル上のウェハを囲むフォーカスリング
の内面に設けられた導電層であってもよい。
【0016】チャンバ側壁をクリーニングするために、
反応装置は、更に、当該側壁から汚染付着物を衝撃除去
するために側壁に接続されたRF電源を備えている。
【0017】天井の近傍に配置された容量性クリーニン
グ用電極に接続されたクリーニング用RF電源は、誘導
性アンテナに接続されたプラズマ用RFソース電源のも
のよりも低いRF周波数を有している。
【0018】また、容量性クリーニング用電極に接続さ
れたRF電源は、誘導性アンテナに接続されたRF電源
のものとは異なる位相を持たせ、これにより、プラズマ
からウェハへの衝撃用粒子の吸引をプラズマから前記一
つの面への衝撃用粒子の吸引とは異なる時期に行うよう
にしてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1を参照して説明する。プラズ
マ反応装置は包囲壁15により画成される真空チャンバ
10を含んでおり、包囲壁15は、円筒形の側壁20と
半球状の天井25とを有している。以下に詳細に説明す
る本発明は、特定の天井の形状に限定されず、図1に示
される半球状天井以外の反応チャンバ天井にも適用可能
であることは、理解すべきである。ウェハペディスタル
30は、処理されるべき半導体ウェハ35を支持する。
ガス入口40がチャンバ10内にプラズマ前駆ガス(pl
asma precursor gas)を供給する。誘導性アンテナ45
が、天井25の上方に配置されている。この特定の場合
において、誘導性アンテナ45は、螺旋状に巻かれたコ
イルであるが、他のタイプの誘導性アンテナが本発明を
実施するのに用いられてもよい。プラズマソースRF電
源ないしはRF電力発生器50が、誘導性アンテナ45
に、従来一般のRFインピーダンス整合回路55を介し
て接続されている。ウェハペディスタル30には、バイ
アスRF電源ないしはRF電力発生器60が、他の一般
的なRFインピーダンス整合回路65を介して接続され
ている。ウェハ35の処理は、ウェハペディスタル30
のコーナに被さり、ウェハ35を囲むプラズマフォーカ
スリング70により、促進される。また、ウェハ35の
処理は、チャンバ10の下部部分からチャンバ10の上
部部分を区切るガス分配リング75により、更に促進さ
れる。本発明は、フォーカスリング70やガス分配リン
グ75の有無に拘らず、実施され得る。また、RFが印
加される誘導性円筒形チャンバライナ76(点線で示
す)76が、側壁20の内面に隣接して(しかし、絶縁
されて)設けられるとよい。チャンバライナ76に印加
されるRF電力は、ソース電量及びバイアス電力とは異
なる周波数とするのがよい。
【0020】前述したように、図1に示されるタイプの
プラズマ反応装置の生産性ないしはスループットは、チ
ャンバの内部をクリーニングするために、且つ、ウェハ
のプラズマ処理中にチャンバの内面に蓄積するプラズマ
処理による二次生成汚染物をそこから除去するために、
ウェハ処理を定期的に中断する必要性によって制限され
る。このような汚染物は、前述したように、ウェハ35
上の物質とプラズマとの間の相互作用により形成され
る。例えば、図1のプラズマ反応装置がウェハから金属
薄膜をエッチングするのに用いられる場合、塩素含有プ
ロセスガスがチャンバのガス入口40から導入される。
一つの例において、プラズマを発生するために、約2.
0MHzで200〜1000Wのオーダーのプラズマソ
ース電力がコイルインダクタに印加され、同時に、ウェ
ハの表面近傍のプラズマイオンのエネルギを制御するた
めに、ソース電力の約半分で13.56MHzのバイア
スRF電力がウェハペディスタルに印加される。その結
果として生じる塩素含有プラズマは、ウェハ上の金属薄
膜上にパターン化されたフォトレジスト層と相互作用
し、炭素含有ポリマチェーンを形成し、これはチャンバ
の内面に重合化し得る。プラズマがフッ素を含んでいる
場合、フッ化アルミニウムの汚染物が生成され、それ
は、チャンバ内面上に蓄積した後は除去が困難であり、
このために、ウェハ処理中にプラズマ内にフッ素を用い
ないことが好ましい。しかしながら、ウェハ処理作業は
チャンバクリーニング中に停止されるならば、クリーニ
ングプロセスを許容可能な割合までスピードアップし、
チャンバ内部のクリーニングに必要とされる時間を最小
にするために、フッ素の化学作用を用いることが好まし
い。しかしながら、クリーニング中のプラズマにおける
フッ素の使用は、クリーニング作業を開始した時にチャ
ンバ内に幾らかのアルミニウムが存在している場合、除
去が困難なフッ化アルミニウムの汚染物を、なお、形成
し得るものである。
【0021】本発明は、ウェハ処理中にチャンバ内面を
クリーニングするためのものであり、それによって、通
常のチャンバクリーニング作業を実行するためにウェハ
処理を定期的に中断する必要性を減じ或は除去するもの
である。本発明の利点の一つは、フッ素の化学作用の使
用がウェハ処理中にチャンバ内面をクリーニングするの
に全く必要とされず、それによって除去が困難なフッ化
アルミニウムの汚染物の形成を回避できる点にある。勿
論、主となる利点は、ウェハ処理を全く、或は少なくと
も従来ほどは、中断する必要がなく、それによって、プ
ラズマ反応装置の生産性及びスループットを大幅に向上
させる点にある。
【0022】本発明は、ウェハ処理中にチャンバ内面上
への汚染物の付着を防止或は低減することにより、ウェ
ハ処理中にチャンバ内面をクリーニングするものであ
る。これは、クリーニングされるべき面の近傍に、次の
ような電界を形成することにより達成される。すなわ
ち、プラズマから重いイオンを引っ張る電界であって、
かかるイオンを前記の面に衝突させ、既に付着した汚染
物を所定の速度ないしは率(クリーニングしなければウ
ェハ処理中に汚染物が付着されていく速度と同等の速
度)で衝撃(bombard)し除去するような電界を形成す
ることで、クリーニングが達成される。その結果とし
て、プラズマ処理による副生物の汚染物が特定の速度で
面に付着するが、それらの汚染物は理想的には同一の速
度、少なくとも同等の速度で面から衝撃により除去さ
れ、面上の汚染物の正味の堆積は殆ど或は全くないよう
になる。この衝撃除去速度ないしは衝撃速度は電界の大
きさにより決定されるので、電界は、理想的には、異物
の付着速度と衝撃速度との間で正確にバランスがとられ
るまで、調整される。
【0023】例えば、ウェハ処理中に天井25をクリー
ニングするために、RF作動容量性クリーニング用電極
(RF-driven capacitive cleaning electrode)80
が、天井25の外面の上に配置されている。容量性クリ
ーニング用電極80に印加されたRFバイアス電圧は、
プラズマ中のイオン又はラジカルを天井25の内面の方
向に引っ張り、それらが天井の内面を衝撃し、そこから
汚染付着物を除去するようにするものである。図1の実
施形態の容量性クリーニング用電極は、従来一般のRF
インピーダンス整合回路90を介して第1のクリーニン
グ用RF電源ないしは電力発生器85に接続された複数
の導電性帯状体80a(平面図である図2に明示されて
いる)から成る。導電性帯状体80aは、一実施例にお
いては、天井25の外面に貼着された薄い粘着性の導電
性帯状体であることが考えられる。隣合う帯状体80a
同士の間の間隔は、誘電性アンテナの磁場がクリーニン
グ用電極内に渦電流を形成するのを防止するために十分
であり、且つ、誘電性アンテナからRF磁場が容量クリ
ーニング電極を通って移動するのに十分である。或はま
た、図8に沿って後述するように、容量性クリーニング
用電極80は、誘電性コイルアンテナ45の選択された
巻数の位置からRF電力を取り、このようにして、容量
性クリーニング用電極80のための別個のRF電源の必
要性を除去してもよい。
【0024】容量性クリーニング用電極80に印加され
るRF電力は、図1の実施形態におけるRF電力発生器
85のRF電力レベルを調節することにより、或はま
た、図8の実施形態におけるコイル電気引出し点の位置
を移動させることにより、汚染物の付着速度と衝撃速度
との間の必須のバランスを得るために、調節されること
が好ましい。付着速度と衝撃速度との間のバランスを得
る方法は、図3を参照することで最もよく理解されるで
あろう。図3は、問題となる面上のバイアス電圧(横
軸)の関数としての付着速度(縦軸)を示している。縦
軸の負の部分は「負」の付着、すなわち除去の領域であ
る。この領域は、可能な限り避けることが好ましい。除
去されるものが、汚染物のみならず、面自体の下層材料
を含む全ての材料であるからである。図3は、まず最
初、面電圧がゼロから上昇されると、付着速度が上昇す
ることを示している。これは、相当に小さな運動エネル
ギが面上の物質と付着粒子との間の強い結合を達成する
ために必要とされ、運動エネルギがバイアス電圧と共に
増加するからである。その後、或るRFバイアス電圧値
を超えると、付着速度がバイアス電圧の増加と共に低下
する。これは、粒子の運動エネルギの対応の増加が最
早、付着プロセスを促進せず、しかも、衝突粒子が前に
付着した粒子を叩き出す衝撃速度を上げるからである。
このように、衝撃除去プロセスにより、付着プロセスが
減じられる。バイアス電圧を更に増加させた場合、全体
的な付着速度は、最終的にゼロ(曲線が横軸と交わると
ころであり、衝撃速度が付着速度と正確に一致する理想
点である)に達するまで減り続ける。これは、この点で
汚染物の蓄積が全くないので、理想的である。バイアス
電圧を更に増加させることにより付着速度は負となる
が、これは、前述したように、衝撃除去プロセスがチャ
ンバ内面の下層材料を削り始めるため、望ましくない。
かかる場合、その下層材料は短時間で消耗されていき、
交換にも費用がかかる。従って、本発明は、(正確に軸
上でないならば)図3の横軸の近傍の領域で且つ少なく
とも僅かに横軸よりも上側の領域で実行されるのが好適
である。理想的な状態(衝撃速度と付着速度とが相殺す
る状態)が得られるまで、試行錯誤法が容量性クリーニ
ング用電極80に印加されるRF電力を調整するのに用
いられる。この理想的な状態を自動的に維持するための
技術については後述する。
【0025】容量性クリーニング用電極80は、誘導性
アンテナに印加されるRFソース電力よりも低いRF周
波数で作動されるとよい。
【0026】他の例として、フォーカスリング70の外
面がウェハ処理中にクリーニングされるべきならば、容
量性クリーニング用電極100がフォーカスリング70
の面70a上に配置されるとよい。面70aはプラズマ
にはさらされない。RF電力が、RFインピーダンス整
合回路110を介してRF電源ないしはRF電力発生器
105により容量性クリーニング用電極100に印加さ
れる。或はまた、図8に沿って後述するように、別個独
立のRF電源105と整合回路110とが不要となるよ
う、容量性クリーニング用電極はバイアス電源60によ
り電力が与えられるようにウェハペディスタル30に直
接接続されてもよい。しかしながら、図3に沿って上述
したように、ウェハ上のバイアス電力レベルを最適なウ
ェハ処理に必要とされるレベルから変化させることな
く、衝撃速度を汚染付着速度と正確に相殺するように調
節するために、別個独立のRF電力発生器105で容量
クリーニング用電極100を独立して作動させることが
好ましい。
【0027】クリーニング用電極100が理想的なウェ
ハ処理状態を妨害するのを防止するために、別個独立の
RF発生器105により容量性クリーニング用電極10
0に印加されるRF電力は、RF発生器60によりウェ
ハペディスタル30に適用されるものとは異なる位相又
は周波数を有している。容量性クリーニング用電極10
0がエッチング反応装置内のウェハ処理を妨げる一態様
は、プラズマイオン及びラジカルをウェハ表面から、保
護されるべき面(例えばフォーカスリング70の外面)
の方向に向けることである。そのようにしないと、この
ようなイオン及びラジカルは、エッチング処理を促進す
るようウェハ表面と相互作用するのに利用される。イオ
ン及びラジカルのこのような配向によるウェハエッチン
グプロセスの影響を減じるために、容量性クリーニング
用電極100に与えられるRF信号の位相は、ウェハペ
ディスタルに与えられるRF信号の位相とは180度ず
らされる。この場合、2つの信号は同じ周波数である。
図4に示すように、ウェハペディスタル30に与えられ
るRF信号(実線の曲線)が正の最大値である場合は、
常に、容量性クリーニング用電極100へのRF信号
(点線の曲線)は負の最大値となり、逆の場合も同様と
なる。その結果は、ウェハペディスタル上のバイアス信
号の半サイクルの間(この間、プラズマイオン及びラジ
カルはウェハ表面の方に引っ張られ、エッチングプロセ
スを促進する)、保護されるべき面(フォーカスリング
70の外面)の方向には容量性クリーニング用電極10
0によって全く偏向されない、というものとなる。容量
性クリーニング用電極100は、ウェハペディスタル上
のバイアス信号の他の半サイクルの間だけ(この間、ウ
ェハ表面の方向にプラズマイオン及びラジカルは引っ張
られない)、ウェハ表面から離れる方向(フォーカスリ
ング70の方向)にプラズマイオン及びラジカルを偏向
させる。従って、容量性クリーニング用電極100によ
るイオン及びラジカルの偏向の、ウェハエッチングプロ
セスへの影響は最小とされ得る。
【0028】上述したように、容量性クリーニング用電
極(80又は100)に印加される最適なRF電力を決
定するためには施行錯誤法が用いられ得る。しかしなが
ら、自動的にそれを行うことが、より効果的であり便利
である。これは、次の事実を利用することで行うことが
できる。すなわち、汚染物付着速度が容量性クリーニン
グ用電極により定められる衝撃速度を越える場合は常
に、チャンバ内面上に汚染物を実際に付着させ、チャン
バ内面上の汚染物の堆積がRFプラズマインピーダンス
を変化させる、という事実を利用するのである。これ
は、勿論、プラズマインピーダンスの変化に追従するた
めに、RFインピーダンス整合回路が自動的にその内部
インピーダンスを変化させることとなる。従って、容量
性クリーニング用電極の動作は、RFインピーダンス整
合回路の変化を検出することで監視できる。この目的の
ために、天井の容量性クリーニング用電極80の場合、
図1に示すように、フィードバック・プロセッサ120
が、RF発生器85により発生されるRF電力のレベル
を、RF発生器85の電力レベル制御入力部85aに接
続されているプロセッサ120の出力部120aにより
制御する。フィードバック・プロセッサ120は、入力
部120aで、RFインピーダンス整合回路55の可変
無効分(variable reactive component)のリアクタン
スを検出する。RFインピーダンス整合回路55がプラ
ズマインピーダンスの変化を検出すると、フィードバッ
ク・プロセッサ120はRF発生器85の出力レベルを
対応させて変化させる。
【0029】同様に、フォーカスリングの容量性クリー
ニング用電極100の場合、図1に示すように、フィー
ドバック・プロセッサ125が、RF発生器105によ
り発生されるRF電力のレベルを、RF発生器105の
電力レベル制御用入力部105aに接続されているプロ
セッサ125の出力部125aにより制御する。フィー
ドバック・プロセッサ125は、入力部125aで、R
Fインピーダンス整合回路65の可変無効分のリアクタ
ンスを検出する。RFインピーダンス整合回路65がプ
ラズマインピーダンスの変化を検出すると、フィードバ
ック・プロセッサ125はRF発生器105の出力レベ
ルを対応させて変化させる。
【0030】好ましくは、図3のグラフの負の領域(そ
こでは、チャンバ構成要素それ自体が、容量性クリーニ
ング用電極により行われる進行中の衝撃除去プロセスに
より削り取られてしまう)におけるプラズマクリーニン
グ用電極(80又は100)の作動を避けるために、フ
ィードバック・プロセッサ(120又は125)の好適
な実施形態は、容量性クリーニング用電極上のRF電力
レベルを元に戻すべく、当該プロセッサがインピーダン
ス整合回路(55又は65)の働きにより繰り返し知ら
されるよう制御するRF発生器(85又は105)のR
F電力レベルを最小にするようにする。これは、最適な
バランスポイントの近傍(衝撃速度が図3のグラフの負
の領域に入り込む危険性なしに汚染物付着速度と少なく
ともほぼ相殺する領域)に衝撃速度を維持するものであ
る。フィードバック・プロセッサ(120又は125)
のこのような好適な実施形態は、従来知られた技術を用
いて当業者により実施され得る。
【0031】図5には、好適な実施形態ではないが、非
常に単純な形態のフィードバック・プロセッサが示され
ている。図5の極めて単純なフィードバック・プロセッ
サにおいては、RFインピーダンス整合回路の可変無効
分(variable reactive element)のリアクタンスがア
ナログ・デジタル変換器130により定期的にサンプリ
ングされる。アナログ・デジタル変換器130の出力
は、アナログ・デジタル変換器130のサンプリング時
間(sampling period)に等しい遅延時間の間、ディレ
イ(遅延器)又はメモリ135に保持される。アナログ
・デジタル変換器130の遅延された出力と遅延されて
いない出力とは減算器140により減算処理される。減
算器140により求められた差はデジタル・アナログ変
換器145により適当にスケーリングされ、その出力は
RF電源の電力レベル制御用入力部に送られる指令とな
る。RFインピーダンス整合回路が、図5のフィードバ
ック・プロセッサにより監視されている可変リアクタン
ス分を変えると(汚染物付着速度と衝撃速度との間のバ
ランスの変化を示すと)、減算器140は比例エラー信
号を発し、この信号は、汚染物付着速度と衝撃速度との
間のバランスの変化を相殺するよう、容量性クリーニン
グ用電極に印加されるRF電力レベルを対応して変化さ
せる。
【0032】更に別の例として、ウェハ処理中に円筒形
のチャンバ側壁20をクリーニングすることも望まし
い。この目的で、チャンバ側壁それ自体が容量性クリー
ニング用電極として機能する。これは、例えばガス分配
リング75とチャンバ側壁20との間にRFバイアス電
圧を印加することにより達成される。この目的で、図1
に示すように、絶縁リング150がガス分配リング75
とチャンバ側壁20との間に配置され、RF電源155
がガス分配リング75とチャンバ側壁20との間にRF
インピーダンス整合回路156を介して接続される。ク
リーニング用電極に与えられるRF信号の周波数又は位
相を選定するための上記方法、及び/又は、RF信号の
大きさを自動的に制御する上記方法は、RF発生器15
5からチャンバ側壁22に与えられるRF信号にも、必
要に応じて、適用され得る。
【0033】図6は本発明の好適な実施形態を示してお
り、この実施形態は、図6の天井の容量性クリーニング
用電極80′が星形状で、平面図である図7に明示され
るようにその星形状の中心が天井の中心と一致している
点を除き、図1に沿って上述したものと同等のプラズマ
反応装置である。図6及び図7に示す実施形態の利点の
一つは、RF電力が星形状の容量性クリーニング用電極
80′により天井の面全体により均等に分布され、従っ
て、図2の実施形態以上に好ましいという点にある。
【0034】図8は、容量性クリーニング用電極80,
100がそれぞれ誘導性アンテナとウェハペディスタル
とにRF電力を共有しているという本発明の他の実施形
態を示している。これは、図1の別個独立のRF電源8
5,105の必要性を除去するものである。その代わり
として、容量性クリーニング用電極80は、誘導性アン
テナの選ばれた巻数の位置の電気採引出し点160から
RF電力を受けるようになっている。同様に、容量性ク
リーニング用電極100は、ウェハペディスタルとの接
続子165を介してRF電力を受ける。図8の実施形態
においては、天井の容量性クリーニング用電極80上の
RF電力は,誘導性アンテナ上の電気引出し点160の
位置を変えることにより調節ないしは選定される。
【0035】図1の実施形態の一実施例においては、天
井は高さ10cm、直径30cmののドームとした。ま
た、円筒形の側壁は直径30cm、高さ10cmとし
た。ウェハペディスタルは、ドーム状天井の頂点の14
cm下方で、10cm径のウェハを保持することとし
た。更に、天井の上の容量性クリーニング用電極の帯状
体80aは、1.5cm幅のオーダの間隔で区切られた
幅10cmのものとした。帯状体それ自体は0.5cm
の厚さであった。誘導性アンテナに印加されたRFソー
ス電力は2.0MHzの周波数で1000Wであり、ク
リーニング用電極80に印加された電力は2.0MHz
の周波数であった。フォーカスリング70上の容量性ク
リーニング用電極100は1.0cm幅の導電性の帯状
体である。この帯状体は0.05cmの厚さであった。
ウェハペディスタルに印加されたRFソース電力は20
0Wで周波数が13.56MHzであり、クリーニング
用電極100に印加された電力は、ウェハペディスタル
に印加されたRF電力に対して0度の位相角度の13.
56MHzの周波数であった。
【0036】以上、本発明を好適な実施形態に沿って詳
細に説明したが、本発明の真の精神や範囲から逸脱する
ことなく上記実施形態の変更や変形がなされ得ることは
理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す側面図である。
【図2】図1の実施形態による反応装置の天井に設けら
れた容量性クリーニング用電極のパターンを示す平面図
である。
【図3】チャンバ内面のバイアス電圧の関数としてチャ
ンバ内面の汚染物付着速度を示すグラフである。
【図4】ウェハペディスタルに印加されるバイアスRF
電圧の時間領域での波形(実線)と、ウェハペディスタ
ルの回りのフォーカスリング上に設けられた容量性クリ
ーニング用電極に印加されるRF電圧の波形を示すグラ
フである。
【図5】本発明の容量性クリーニング用電極に印加され
るRF電力のレベルを自動的に調節するためのプロセッ
サの代表例を示す概略図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す側面図である。
【図7】図6の実施形態による反応装置の天井に設けら
れた容量性クリーニング用電極のパターンを示す平面図
である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す側面図である。
【符号の説明】
10…真空チャンバ、20…側壁、25…天井、30…
ウェハペディスタル、35…半導体ウェハ、45…誘導
性アンテナ、50…RF電源(RF電力発生器)、55
…整合回路、60…バイアスRF電源(バイアスRF電
力発生器)、65…整合回路、70…フォーカスリン
グ、80,100…容量性クリーニング用電極、105
…RF電源(RF電力発生器)、110…整合回路、1
20…フィードバック・プロセッサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒロジ ハナワ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サニーヴェール, スプルース ドライヴ 696 (72)発明者 ダイアナ シャオビン マ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, キルト コート 19600 (72)発明者 ジェラルド ゼヤオ イン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サニーヴェール, モース アヴェニュー 1063, ナンバー17−205

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマ反応装置が、処理用ガスを内包
    するチャンバと、半導体ウェハを処理するためのプラズ
    マを前記処理用ガスから生成すべく前記チャンバ内にR
    F電力を結合させるためにRF電源に接続された導電体
    とを有しており、前記チャンバが、前記プラズマに対し
    て露出され前記ウェハの処理中に生成される粒子による
    汚染を受ける少なくとも一つの面を含んでいるものであ
    る場合における、前記プラズマ反応装置内の半導体ウェ
    ハを処理する方法であって、 前記一つの面の近傍に容量性クリーニング用電極を設け
    ることと、 前記ウェハの処理中に前記容量性クリーニング用電極に
    RF電力を印加することと、を備える方法。
  2. 【請求項2】 前記一つの面の前記汚染が所定の粒子付
    着速度で生じる場合において、前記容量性クリーニング
    用電極に印加される前記RF電力を、前記粒子付着速度
    を少なくともほぼ相殺する前記一つの面での衝撃速度に
    対応するレベルに調整することを備える、請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記容量性クリーニング用電極を設ける
    前記ステップは、前記容量性クリーニング用電極が前記
    プラズマとの接触から保護されるように、前記一つの面
    の、前記プラズマとは反対の側に、導電性の電極を配置
    することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記導電体に接続された前記RF電源
    は、前記RF電力が前記導電体から前記プラズマを通っ
    て前記ウェハに流れることができるほど十分に高い周波
    数を有しており、前記容量性クリーニング用電極にRF
    電力を印加する前記ステップは、前記導電体に接続され
    た前記RF電源の前記周波数よりも低い周波数のRF電
    力を前記容量性クリーニング用電極に印加することを備
    えており、前記低い周波数は、前記容量性クリーニング
    用電極から前記プラズマを貫通してRF電力が流れるの
    を制限するものである、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記導電体が、前記チャンバの、前記ウ
    ェハから離れている側からプラズマソース電力を結合
    し、 前記低い周波数が、RF電力が前記導電体から前記ウェ
    ハに流れるのを防止するほど十分に低いものである、請
    求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記導電体が前記ウェハに結合され、も
    って、前記RF電源が前記ウェハに対する衝撃を制御す
    るバイアス電力を提供するようになっており、 前記容量性クリーニング用電極にRF電力を印加する前
    記ステップは、前記導電体に与えられる位相とは異なる
    位相で前記容量性クリーニング用電極にRF電力を印加
    することを備え、もって衝撃粒子が、前記ウェハを衝撃
    するために前記プラズマから消費される時とは異なる時
    に、前記一つの面をクリーニングするために前記プラズ
    マから消費されるようになっている、請求項1に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記位相は前記導電体に与えられる位相
    とは逆相となっている、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記容量性クリーニング用電極に印加さ
    れた前記RF電力を調整する前記ステップは、 前記一つの面での衝撃速度が前記一つの面上への粒子の
    付着速度を相殺するか否かを検出し、 前記衝撃速度が前記付着速度よりも低い場合には前記容
    量性クリーニング用電極に印加される前記RF電力を増
    加すること、を備える、請求項2に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記一つの面が消耗されるのを防止する
    ために前記RF電力を制限することを更に備える、請求
    項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 制限する前記ステップは、増加する前
    記ステップが実行されていない期間中において前記容量
    性電極に印加される前記RF電力を減ずることを備え
    る、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記プラズマは、前記一つの面上にお
    けるプラズマからの付着粒子の蓄積と共に変化する特性
    RFインピーダンスを有しており、衝撃速度が付着速度
    を相当するか否かを検出する前記ステップは、前記プラ
    ズマのRFインピーダンスの変動を検出することを備え
    る、請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 処理用ガスを内包するチャンバと、半
    導体ウェハを処理するために前記チャンバ内にプラズマ
    を前記処理用ガスから生成すべく前記チャンバ内にRF
    電力を結合させるためにRF電源に接続された導電体と
    を有している、半導体ウェハ処理用のプラズマ反応装置
    であって、前記チャンバが、前記プラズマに対して露出
    され前記ウェハの処理中に生成される粒子による汚染を
    受ける少なくとも一つの面を含んでいる、プラズマ反応
    装置において、 前記一つの面の近傍に設けられた容量性クリーニング用
    電極と、 前記ウェハの処理中に前記容量性クリーニング用電極に
    接続されるRF電源と、を備えるプラズマ反応装置。
  13. 【請求項13】 前記チャンバ内にウェハ支持ペディス
    タルを備えており、前記チャンバが前記ウェハ支持ペデ
    ィスタルを覆う天井を備え、前記一つの面が天井の内面
    から成り、前記容量性クリーニング用電極が前記天井の
    外面に隣接する薄い導電層を備えている、請求項12に
    記載のプラズマ反応装置。
  14. 【請求項14】 前記天井の前記外面に隣接する誘導性
    アンテナを備えており、前記薄い導電層が前記誘導性ア
    ンテナよりも前記天井の近くに位置している、請求項1
    3に記載のプラズマ反応装置。
  15. 【請求項15】 前記薄い導電層は、前記誘導性アンテ
    ナからのRF電力を当該薄い導電層を介して前記チャン
    バ内に誘導結合させるための複数の開口を備えている、
    請求項14に記載のプラズマ反応装置。
  16. 【請求項16】 前記薄い導電層は、前記開口により区
    切られた複数のアームを備えている、請求項15に記載
    のプラズマ反応装置。
  17. 【請求項17】 前記複数のアームは中央の頂点で結合
    されており、前記頂点から前記アームは星形のパターン
    で放射方向に延びている、請求項16に記載のプラズマ
    反応装置。
  18. 【請求項18】 前記チャンバ内に設けられたウェハ支
    持ペディスタルと、前記ウェハ支持ペディスタルを囲む
    フォーカスリングとを更に備えており、前記一つの面が
    前記プラズマに対向する前記フォーカスリングの外面か
    ら成り、前記容量性クリーニング用電極が前記外面とは
    反対の前記フォーカスリングの内面上の導電層を備えて
    いる、請求項12に記載のプラズマ反応装置。
  19. 【請求項19】 前記チャンバは側壁を備えている場合
    において、前記側壁から独立した導電性要素を備えてお
    り、 前記側壁からの汚染付着物の衝撃除去を促進するよう、
    前記ウェハの処理中に前記側壁と前記導電性要素との間
    に接続されるRF電源を備えている、請求項12に記載
    のプラズマ反応装置。
  20. 【請求項20】 前記チャンバは更に天井を備えてお
    り、 前記導電性要素は、前記側壁と前記チャンバの天井との
    間に配置されたガス分配リングを備えている、請求項1
    9に記載のプラズマ反応装置。
  21. 【請求項21】 前記誘導性アンテナに接続されたプラ
    ズマソースRF電源を更に備えている、請求項14に記
    載のプラズマ反応装置。
  22. 【請求項22】 前記容量性クリーニング用電極に接続
    されたクリーニング用RF電源を更に備えている、請求
    項21に記載のプラズマ反応装置。
  23. 【請求項23】 前記容量性クリーニング用電極に接続
    された、前記誘導性アンテナ上の電気引出し点を更に備
    えている、請求項21に記載のプラズマ反応装置。
  24. 【請求項24】 前記ウェハ支持ペディスタルに接続さ
    れたバイアスRF電源を更に備えている、請求項18に
    記載のプラズマ反応装置。
  25. 【請求項25】 前記容量性クリーニング用電極に接続
    されたクリーニング用RF電源を更に備えている、請求
    項24に記載のプラズマ反応装置。
  26. 【請求項26】 前記ウェハ支持ペディスタルと前記容
    量性クリーニング用電極との間の接続手段を更に備えて
    いる、請求項24に記載のプラズマ反応装置。
  27. 【請求項27】 前記容量性クリーニング用電極から前
    記プラズマを貫くRF電力の流れを制限するために、前
    記クリーニング用RF電源が前記プラズマソースRF電
    源よりも低いRF周波数を有している、請求項22に記
    載のプラズマ反応装置。
  28. 【請求項28】 前記クリーニング用RF電源及び前記
    バイアスRF電源がそれぞれ異なる位相のRF信号を形
    成する、請求項25に記載のプラズマ反応装置。
  29. 【請求項29】 前記の異なる位相は互いに逆相となっ
    ている、請求項28に記載のプラズマ反応装置。
  30. 【請求項30】 前記容量性クリーニング用電極に接続
    された前記RF電源が前記導電体に接続されたRF電源
    よりも低い周波数を有し、もって前記容量性クリーニン
    グ用電極から前記プラズマを貫くRF電力の流れを制限
    するようになっている、請求項12に記載のプラズマ反
    応装置。
  31. 【請求項31】 前記容量性クリーニング用電極に接続
    された前記RF電源が前記導電体に接続されたRF電源
    とは異なる位相を有し、もって前記プラズマから前記ウ
    ェハへの衝撃用粒子の吸引を前記プラズマから前記一つ
    の面への衝撃用粒子の吸引とは異なる時期に行うように
    した、請求項12に記載のプラズマ反応装置。
  32. 【請求項32】 前記導電体に接続された前記RF電源
    が、前記プラズマのインピーダンスの変動に追従するよ
    うRFインピーダンス整合回路により調整される可変リ
    アクタンス無効分を有するRFインピーダンス整合回路
    から成り、 前記容量性クリーニング用電極に接続された前記RF電
    源が制御入力部を有するRF電力発生器であり、前記入
    力部により前記RF電力発生器により生成されたRF電
    力の大きさが制御されるようになっており、 (a)前記RFインピーダンス整合回路の前記可変無効
    分のリアクタンスが周期的に検出される入力部と、 (b)前記RF電力発生器の前記制御入力部に接続され
    た出力部と、を備えるフィードバック・プロセッサを具
    備しており、且つ、 前記フィードバッグ・プロセッサが、前記RFインピー
    ダンス整合回路の前記可変無効分のリアクタンスの変動
    に対応する前記出力部にエラー信号を発生させる、請求
    項12に記載のプラズマ反応装置。
  33. 【請求項33】 処理用ガスを内包するチャンバと、半
    導体ウェハを処理するために前記チャンバ内にプラズマ
    を前記処理用ガスから生成すべく前記チャンバ内にRF
    電力を結合させるためにRF電源に接続された導電体と
    を有している、半導体ウェハ処理用のプラズマ反応装置
    であって、前記チャンバが、前記プラズマに対して露出
    され前記ウェハの処理中に生成される粒子による汚染を
    受ける少なくとも一つの面を含んでいる、プラズマ反応
    装置において、 RF電源と、 前記半導体ウェハの処理中に、前記RF電源から前記一
    つの面にRF電力を結合させ、もって前記半導体ウェハ
    の処理中に付着された汚染物を前記一つの面から除去す
    べく前記プラズマから前記一つの面上への粒子の衝撃を
    生じさせる手段と、を備えるプラズマ反応装置。
  34. 【請求項34】 前記結合手段は、前記一つの面に隣接
    し前記RF電源に接続された容量性クリーニング用電極
    を備えている、請求項33に記載のプラズマ反応装置。
  35. 【請求項35】 前記結合手段は、前記RF電源から前
    記一つの面までの直接的な電気接続手段を備えている、
    請求項33に記載のプラズマ反応装置。
  36. 【請求項36】 前記容量性クリーニング用電極が、前
    記プラズマと接するのを防止するように、前記プラズマ
    の反対となる前記一つの面の側に配置されている、請求
    項34に記載のプラズマ反応装置。
  37. 【請求項37】 プラズマ反応装置が、処理用ガスを内
    包するチャンバと、半導体加工品を処理するためのプラ
    ズマを前記チャンバ内で前記処理用ガスから生成すべく
    前記チャンバ内にRF電力を結合させるためにRF電源
    に接続された導電体とを有しており、前記チャンバが、
    前記プラズマに対して露出され前記ウェハの処理中に生
    成される粒子による汚染を受ける少なくとも一つの面を
    含んでいるものである場合における、前記プラズマ反応
    装置内の半導体加工品を処理する方法であって、 前記ウェハの処理中に付着された汚染物を前記一つの面
    から除去すべく、前記ウェハの処理中に、前記プラズマ
    から前記一つの面上への粒子の衝撃を生じさせるステッ
    プを備える方法。
  38. 【請求項38】 前記衝撃を生じさせるステップが、 RF電源を設けることと、 前記ウェハの処理中に、前記電源から前記一つの面にR
    F電力を結合させることと、を備える請求項37に記載
    の方法。
JP8324326A 1995-12-04 1996-12-04 半導体ウェハの処理中にクリーニングするためのクリーニング用電極を備えるrfプラズマ反応装置 Withdrawn JPH09181057A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/567,376 US5817534A (en) 1995-12-04 1995-12-04 RF plasma reactor with cleaning electrode for cleaning during processing of semiconductor wafers
US08/567376 1995-12-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09181057A true JPH09181057A (ja) 1997-07-11

Family

ID=24266907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8324326A Withdrawn JPH09181057A (ja) 1995-12-04 1996-12-04 半導体ウェハの処理中にクリーニングするためのクリーニング用電極を備えるrfプラズマ反応装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5817534A (ja)
EP (1) EP0778607B1 (ja)
JP (1) JPH09181057A (ja)
KR (1) KR100430644B1 (ja)
AT (1) ATE224584T1 (ja)
DE (1) DE69623731T2 (ja)
TW (1) TW301840B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020061814A (ko) * 2001-01-18 2002-07-25 엘지전자주식회사 플라즈마 중합장치 전극구조
KR100542459B1 (ko) * 1999-03-09 2006-01-12 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 플라즈마처리장치 및 플라즈마처리방법
JP2011192649A (ja) * 2011-03-28 2011-09-29 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置の制御方法
JP2011233924A (ja) * 2000-03-31 2011-11-17 Lam Research Corporation 誘導結合型プラズマエッチング装置のrfピークトゥピーク電圧を能動的に制御する装置および方法

Families Citing this family (63)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2737720B2 (ja) * 1995-10-12 1998-04-08 日本電気株式会社 薄膜形成方法及び装置
US6749717B1 (en) 1997-02-04 2004-06-15 Micron Technology, Inc. Device for in-situ cleaning of an inductively-coupled plasma chambers
US5942039A (en) * 1997-05-01 1999-08-24 Applied Materials, Inc. Self-cleaning focus ring
US6177356B1 (en) * 1997-06-05 2001-01-23 Sizary Ltd. Semiconductor cleaning apparatus
US6379575B1 (en) * 1997-10-21 2002-04-30 Applied Materials, Inc. Treatment of etching chambers using activated cleaning gas
US6872322B1 (en) * 1997-11-12 2005-03-29 Applied Materials, Inc. Multiple stage process for cleaning process chambers
US6797188B1 (en) 1997-11-12 2004-09-28 Meihua Shen Self-cleaning process for etching silicon-containing material
US6042654A (en) * 1998-01-13 2000-03-28 Applied Materials, Inc. Method of cleaning CVD cold-wall chamber and exhaust lines
US6067999A (en) * 1998-04-23 2000-05-30 International Business Machines Corporation Method for deposition tool cleaning
US6010967A (en) * 1998-05-22 2000-01-04 Micron Technology, Inc. Plasma etching methods
US6461970B1 (en) 1998-06-10 2002-10-08 Micron Technology, Inc. Method of reducing defects in anti-reflective coatings and semiconductor structures fabricated thereby
US6349670B1 (en) * 1998-11-30 2002-02-26 Alps Electric Co., Ltd. Plasma treatment equipment
US6461444B1 (en) * 1999-08-20 2002-10-08 Kaneka Corporation Method and apparatus for manufacturing semiconductor device
KR100415435B1 (ko) 1999-09-21 2004-01-31 주성엔지니어링(주) 반도체 소자 제조장치
US6291358B1 (en) 1999-10-15 2001-09-18 Micron Technology, Inc. Plasma deposition tool operating method
KR20010056655A (ko) * 1999-12-16 2001-07-04 황 철 주 반도체 소자 제조 장치
US6518190B1 (en) 1999-12-23 2003-02-11 Applied Materials Inc. Plasma reactor with dry clean apparatus and method
TW518686B (en) * 1999-12-29 2003-01-21 Tokyo Electron Ltd System for automatic control of the wall bombardment to control wall deposition
KR100502268B1 (ko) * 2000-03-01 2005-07-22 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 플라즈마처리장치 및 방법
US6564810B1 (en) 2000-03-28 2003-05-20 Asm America Cleaning of semiconductor processing chambers
TW478026B (en) * 2000-08-25 2002-03-01 Hitachi Ltd Apparatus and method for plasma processing high-speed semiconductor circuits with increased yield
TW506234B (en) * 2000-09-18 2002-10-11 Tokyo Electron Ltd Tunable focus ring for plasma processing
JP4109861B2 (ja) * 2000-12-12 2008-07-02 キヤノン株式会社 真空処理方法
KR20030056522A (ko) * 2001-12-28 2003-07-04 동부전자 주식회사 반도체 공정 쳄버의 제어 장치
US6828241B2 (en) * 2002-01-07 2004-12-07 Applied Materials, Inc. Efficient cleaning by secondary in-situ activation of etch precursor from remote plasma source
US20040025791A1 (en) * 2002-08-09 2004-02-12 Applied Materials, Inc. Etch chamber with dual frequency biasing sources and a single frequency plasma generating source
US20040040662A1 (en) * 2002-08-28 2004-03-04 Manabu Edamura Plasma processing method and apparatus for etching nonvolatile material
US6716765B1 (en) * 2002-11-12 2004-04-06 Novellus Systems, Inc. Plasma clean for a semiconductor thin film deposition chamber
US20040200498A1 (en) * 2003-04-08 2004-10-14 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for cleaning a substrate processing chamber
KR20060002807A (ko) * 2003-04-22 2006-01-09 도쿄 엘렉트론 가부시키가이샤 열처리 장치의 클리닝 방법
KR20040107983A (ko) * 2003-06-16 2004-12-23 삼성전자주식회사 반도체 제조 장치
US20050106873A1 (en) * 2003-08-15 2005-05-19 Hoffman Daniel J. Plasma chamber having multiple RF source frequencies
US7510665B2 (en) * 2003-08-15 2009-03-31 Applied Materials, Inc. Plasma generation and control using dual frequency RF signals
US7431857B2 (en) * 2003-08-15 2008-10-07 Applied Materials, Inc. Plasma generation and control using a dual frequency RF source
US7838430B2 (en) * 2003-10-28 2010-11-23 Applied Materials, Inc. Plasma control using dual cathode frequency mixing
DE112005001429T5 (de) * 2004-06-18 2007-04-26 Innovalight, Inc., St. Paul Verfahren und Vorrichtung zum Bilden von Nanopartikeln unter Verwendung von Hochfrequenzplasmen
US20060027329A1 (en) * 2004-08-09 2006-02-09 Sinha Ashok K Multi-frequency plasma enhanced process chamber having a torroidal plasma source
JP4758159B2 (ja) * 2005-07-19 2011-08-24 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマエッチング装置および微粒子除去方法
US7695633B2 (en) * 2005-10-18 2010-04-13 Applied Materials, Inc. Independent control of ion density, ion energy distribution and ion dissociation in a plasma reactor
KR100733080B1 (ko) 2006-01-03 2007-06-29 삼성전자주식회사 식각장치
US8911590B2 (en) * 2006-02-27 2014-12-16 Lam Research Corporation Integrated capacitive and inductive power sources for a plasma etching chamber
US7264688B1 (en) 2006-04-24 2007-09-04 Applied Materials, Inc. Plasma reactor apparatus with independent capacitive and toroidal plasma sources
US7645357B2 (en) * 2006-04-24 2010-01-12 Applied Materials, Inc. Plasma reactor apparatus with a VHF capacitively coupled plasma source of variable frequency
US7780864B2 (en) * 2006-04-24 2010-08-24 Applied Materials, Inc. Process using combined capacitively and inductively coupled plasma sources for controlling plasma ion radial distribution
US20070245961A1 (en) * 2006-04-24 2007-10-25 Applied Materials, Inc. Dual plasma source process using a variable frequency capacitively coupled source for controlling plasma ion dissociation
US20070246162A1 (en) * 2006-04-24 2007-10-25 Applied Materials, Inc. Plasma reactor apparatus with an inductive plasma source and a VHF capacitively coupled plasma source with variable frequency
US20070245960A1 (en) * 2006-04-24 2007-10-25 Applied Materials, Inc. Process using combined capacitively and inductively coupled plasma sources for controlling plasma ion density
US20070245958A1 (en) * 2006-04-24 2007-10-25 Applied Materials, Inc. Dual plasma source process using a variable frequency capacitively coupled source for controlling ion radial distribution
US20070246161A1 (en) * 2006-04-24 2007-10-25 Applied Materials, Inc. Plasma reactor apparatus with a toroidal plasma source and a VHF capacitively coupled plasma source with variable frequency
US20070246443A1 (en) * 2006-04-24 2007-10-25 Applied Materials, Inc. Process using combined capacitively and inductively coupled plasma process for controlling plasma ion dissociation
US7727413B2 (en) * 2006-04-24 2010-06-01 Applied Materials, Inc. Dual plasma source process using a variable frequency capacitively coupled source to control plasma ion density
US20070246163A1 (en) * 2006-04-24 2007-10-25 Applied Materials, Inc. Plasma reactor apparatus with independent capacitive and inductive plasma sources
US7550090B2 (en) * 2007-01-23 2009-06-23 Applied Materials, Inc. Oxygen plasma clean to remove carbon species deposited on a glass dome surface
JP5281766B2 (ja) * 2007-07-31 2013-09-04 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置の製造方法
US7736914B2 (en) * 2007-11-29 2010-06-15 Applied Materials, Inc. Plasma control using dual cathode frequency mixing and controlling the level of polymer formation
US8118946B2 (en) 2007-11-30 2012-02-21 Wesley George Lau Cleaning process residues from substrate processing chamber components
KR100919487B1 (ko) * 2009-01-22 2009-09-28 주식회사 맥시스 플라즈마 처리 장치
JP5451324B2 (ja) * 2009-11-10 2014-03-26 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置
US9209032B2 (en) * 2013-03-15 2015-12-08 Tokyo Electron Limited Electric pressure systems for control of plasma properties and uniformity
JP6539113B2 (ja) * 2015-05-28 2019-07-03 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
CN107154332B (zh) * 2016-03-03 2019-07-19 中微半导体设备(上海)股份有限公司 一种等离子体处理装置及方法
US11835465B2 (en) 2019-02-15 2023-12-05 Hitachi High-Tech Corporation Detecting method and detecting device of gas components and processing apparatus using detecting device of gas components
US20220349050A1 (en) * 2021-04-30 2022-11-03 Applied Materials, Inc. Method and apparatus with high conductance components for chamber cleaning

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07100348B2 (ja) * 1987-07-13 1995-11-01 三菱化学株式会社 フィルムの製造方法
JPH029115A (ja) * 1988-06-28 1990-01-12 Mitsubishi Electric Corp 半導体製造装置
US5057185A (en) * 1990-09-27 1991-10-15 Consortium For Surface Processing, Inc. Triode plasma reactor with phase modulated plasma control
JPH0562936A (ja) * 1991-09-03 1993-03-12 Mitsubishi Electric Corp プラズマ処理装置およびプラズマクリーニング方法
US5425842A (en) * 1992-06-09 1995-06-20 U.S. Philips Corporation Method of manufacturing a semiconductor device using a chemical vapour deposition process with plasma cleaning of the reactor chamber
US5252178A (en) * 1992-06-24 1993-10-12 Texas Instruments Incorporated Multi-zone plasma processing method and apparatus
US5286297A (en) * 1992-06-24 1994-02-15 Texas Instruments Incorporated Multi-electrode plasma processing apparatus
JP2674488B2 (ja) * 1993-12-01 1997-11-12 日本電気株式会社 ドライエッチング室のクリーニング方法
EP0680072B1 (en) * 1994-04-28 2003-10-08 Applied Materials, Inc. A method of operating a high density plasma CVD reactor with combined inductive and capacitive coupling
US5514246A (en) * 1994-06-02 1996-05-07 Micron Technology, Inc. Plasma reactors and method of cleaning a plasma reactor
US5585012A (en) * 1994-12-15 1996-12-17 Applied Materials Inc. Self-cleaning polymer-free top electrode for parallel electrode etch operation
US5523261A (en) * 1995-02-28 1996-06-04 Micron Technology, Inc. Method of cleaning high density inductively coupled plasma chamber using capacitive coupling

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100542459B1 (ko) * 1999-03-09 2006-01-12 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 플라즈마처리장치 및 플라즈마처리방법
JP2011233924A (ja) * 2000-03-31 2011-11-17 Lam Research Corporation 誘導結合型プラズマエッチング装置のrfピークトゥピーク電圧を能動的に制御する装置および方法
KR20020061814A (ko) * 2001-01-18 2002-07-25 엘지전자주식회사 플라즈마 중합장치 전극구조
JP2011192649A (ja) * 2011-03-28 2011-09-29 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69623731T2 (de) 2003-06-05
KR970052753A (ko) 1997-07-29
ATE224584T1 (de) 2002-10-15
EP0778607B1 (en) 2002-09-18
EP0778607A1 (en) 1997-06-11
DE69623731D1 (de) 2002-10-24
TW301840B (en) 1997-04-01
US5817534A (en) 1998-10-06
KR100430644B1 (ko) 2004-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09181057A (ja) 半導体ウェハの処理中にクリーニングするためのクリーニング用電極を備えるrfプラズマ反応装置
EP0628985B1 (en) Control of particle generation within a reaction chamber
US5879575A (en) Self-cleaning plasma processing reactor
US5824607A (en) Plasma confinement for an inductively coupled plasma reactor
JP5129433B2 (ja) プラズマ処理チャンバ
US20150170879A1 (en) Semiconductor system assemblies and methods of operation
US20100163186A1 (en) Plasma Processing Apparatus
JP5554705B2 (ja) 基材処理のための方法および装置
US6518190B1 (en) Plasma reactor with dry clean apparatus and method
US11289312B2 (en) Physical vapor deposition (PVD) chamber with in situ chamber cleaning capability
JP6982560B2 (ja) プラズマフィルタリングのためのシステム及び処理
WO1996009641A1 (en) Apparatus and method for magnetron in-situ cleaning of plasma reaction chamber
JPH08288267A (ja) 平行電極エッチングの操作のための上段電極
US10424487B2 (en) Atomic layer etching processes
US20220399184A1 (en) Plasma uniformity control in pulsed dc plasma chamber
US20220310364A1 (en) Methods and apparatus for processing a substrate
US20040200498A1 (en) Method and apparatus for cleaning a substrate processing chamber
US20190304756A1 (en) Semiconductor chamber coatings and processes
US20080314408A1 (en) Plasma etching apparatus and chamber cleaning method using the same
KR20010052640A (ko) 이온 에너지 감쇄
US11898236B2 (en) Methods and apparatus for processing a substrate
JP7296678B2 (ja) セラミック給気部に無線周波数を接続した洗浄装置
JPH11121437A (ja) 真空処理装置
US20210183620A1 (en) Chamber with inductive power source
JP2002252206A (ja) プラズマ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040302