JPH09174242A - 遠隔プラズマ切断装置 - Google Patents

遠隔プラズマ切断装置

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JPH09174242A
JPH09174242A JP35205795A JP35205795A JPH09174242A JP H09174242 A JPH09174242 A JP H09174242A JP 35205795 A JP35205795 A JP 35205795A JP 35205795 A JP35205795 A JP 35205795A JP H09174242 A JPH09174242 A JP H09174242A
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plasma torch
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plasma
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Yasuta Fukui
康太 福井
Tokujiro Kosaka
徳二郎 匂坂
Shuichi Omori
秀一 大森
Hiroji Kishigami
博治 岸上
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Kimura Chemical Plants Co Ltd
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Kimura Chemical Plants Co Ltd
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者がパイプに近付くことなく、遠隔操作
によりパイプを切断することが可能なプラズマ切断装置
を提供する。 【解決手段】 本体フレーム1に、パイプ2を把持する
ためのパイプ把持手段3、プラズマトーチ4、及びプラ
ズマトーチ4をパイプ2の周方向に回転させるための回
転駆動手段5を配設し、パイプ把持手段3によりパイプ
2を把持させて、回転駆動手段5によってプラズマトー
チ4をパイプ2の周方向に回転させることにより、遠隔
操作にてパイプ2を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遠隔プラズマ切
断装置に関し、詳しくは、放射性物質により汚染された
パイプなどのように、作業者が接近して手作業などの方
法により切断することが困難なパイプを、遠隔操作によ
り切断することが可能な遠隔プラズマ切断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、原子炉内などにおいて使
用された、高レベルの放射性物質が付着した廃棄物(使
用済みのパイプなど)の切断、解体は、通常、フロッグ
マン作業により、バンドソーなどの一般切断工具を用い
て行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、放射線雰囲気
下での切断、解体作業においては、放射線防護具を装備
していても、放射線被曝を完全に回避することは困難で
あり、また、作業中に放射線防護具が損傷した場合に
は、多量の放射線被曝を受けることになるため、作業者
に過大な負担を強いることになる。
【0004】この発明は、上記問題点を解決するもので
あり、作業者がパイプに近付くことなく、遠隔操作によ
り、容易かつ確実にパイプを切断することが可能なプラ
ズマ切断装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の遠隔プラズマ切断装置は、本体フレーム
と、前記本体フレームに取り付けられた、切断対象であ
るパイプを把持するパイプ把持手段と、前記本体フレー
ムに保持された、パイプ切断用のプラズマトーチと、前
記プラズマトーチをパイプの周方向に回転させる回転駆
動手段とを具備することを特徴とする。
【0006】また、前記パイプ把持手段が、複数のロー
ラと、該ローラをパイプの外周面に押圧する押圧機構と
を備えて構成されていることを特徴としている。
【0007】さらに、前記回転駆動手段が、前記パイプ
把持手段を構成するローラの少なくとも1つを回転させ
ることにより、前記プラズマトーチを本体フレームとと
もにパイプの周方向に回転させるようにしたものである
ことを特徴としている。
【0008】また、前記パイプ把持手段を構成する複数
のローラのうち所定のローラの位置を可変として、直径
の異なるパイプを把持できるようにしたことを特徴とし
ている。
【0009】さらに、前記プラズマトーチのパイプに対
する角度及びプラズマトーチからパイプまでの距離を調
整するためのプラズマトーチ制御手段を具備することを
特徴としている。
【0010】
【作用】この発明の遠隔プラズマ切断装置においては、
パイプ把持手段がパイプを把持することにより、プラズ
マトーチを保持する本体フレームがパイプに係合される
とともに、回転駆動手段によってパイプの周方向に回転
するプラズマトーチからのプラズマアークによってパイ
プが周方向に切断(溶断)される。
【0011】したがって、ロボットアームなどの遠隔操
作手段により、本体フレームを移動させてパイプの所定
の位置に係合させ(すなわち、パイプ把持手段によりパ
イプを把持させ)、遠隔操作にて回転駆動手段を作動さ
せ、プラズマトーチを回転させることにより、例えば、
原子炉内などにおいて使用され、放射性物質により汚染
されたパイプを、作業者がパイプに近付くことなく、容
易かつ確実に切断することができるようになる。
【0012】また、複数のローラと、該複数のローラを
パイプの外周面に押圧する押圧機構とを組み合わせてパ
イプ把持手段(クランプ手段)を構成することにより、
比較的簡単な構成で、確実にパイプを把持(クランプ)
して、本体フレームを周方向に回転可能にパイプに係合
させることが可能になる。
【0013】さらに、パイプ把持手段を構成するローラ
の少なくとも1つを回転させる(すなわち、ローラの少
なくとも1つを駆動ローラとする)ことにより、本体フ
レーム及び本体フレームに保持されたプラズマトーチを
パイプの周方向に容易かつ確実に回転させることができ
るようになる。
【0014】また、前記パイプ把持手段を構成する複数
のローラの位置を可変とすることにより、直径の異なる
パイプを把持することが可能になり、一つの遠隔プラズ
マ切断装置により種々の直径のパイプを切断することが
可能になる。
【0015】さらに、プラズマトーチ制御手段を設け
て、プラズマトーチのパイプに対する角度及びプラズマ
トーチからパイプまでの距離を調整可能とすることによ
り、直径の異なる種々のパイプへの適応性が向上し、こ
の発明をより実効あらしめることができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の一実施例にかかる遠隔プラズマ
切断装置を示す平面図、図2は図1のII−II線断面図、
図3はこの発明の一実施例にかかる遠隔プラズマ切断装
置の要部を示す底面図である。
【0017】この実施例の遠隔プラズマ切断装置は、放
射性物質により汚染されたパイプを遠隔操作により切断
するための遠隔プラズマ切断装置であり、図1〜図3に
示すように、本体フレーム1と、本体フレーム1に取り
付けられた、切断対象であるパイプ2を把持するパイプ
把持手段(クランプ手段)3と、本体フレーム1に保持
された、パイプ2を切断するためのプラズマトーチ4
と、プラズマトーチ4をパイプ2の周方向に回転させる
(この実施例では、本体フレーム1を回転させることに
より、本体フレーム1に保持されたプラズマトーチ4を
回転させる)回転駆動手段5と、プラズマトーチ4の角
度及び位置を制御するためのプラズマトーチ制御手段1
0とを備えて構成されている。
【0018】この実施例において、パイプ把持手段3
は、図1,図2に示すように、各シャフト23a,23
b,23c,23dにそれぞれ2つずつ取り付けられた
ローラ6a,6b,6c,6dと、ローラ6a,6b,
6c,6dをパイプ2の外周面に押圧するための押圧機
構21とを備えて構成されている。なお、押圧機構21
は、ローラ6a,6bを保持するシフトフレーム7と、
シフトフレーム7を移動させるためのエアシリンダー8
から構成されている。
【0019】この把持手段3においては、シフトフレー
ム7が移動することにより、ローラ6a,6bがパイプ
2に押圧され、各ローラ6a,6b,6c,6d間にパ
イプ2が把持されるとともに、シフトフレーム7を移動
させることにより、ローラ6a,6bと6c,6dの間
の間隔を変化させて、直径の異なるパイプ2を把持する
ことができる。
【0020】但し、この発明の遠隔プラズマ切断装置に
おいて、パイプ把持手段3の構成は上記実施例の構成に
限られるものではなく、パイプ2を把持することが可能
な種々の構成とすることが可能である。
【0021】また、プラズマトーチ4は、トーチクラン
プ9により保持されている。そして、トーチクランプ9
を介してプラズマトーチ4を制御するプラズマトーチ制
御手段10は、スイングウォームギア11、スイングウ
ォームホイル12、スイング用ノブ13及びシフト用ノ
ブ14などを備えて構成されており、トーチクランプ9
及びトーチクランプ9に保持されたプラズマトーチ4の
角度及びプラズマトーチ4からパイプ2までの距離を調
整することができるように構成されている。なお、プラ
ズマトーチ制御手段10の構成はこれに限られるもので
はなく、プラズマトーチ4の角度及びプラズマトーチ4
からパイプ2までの距離を調整することが可能な限りに
おいて種々の構成とすることができる。
【0022】さらに、回転駆動手段5は、モータ15及
び、モータ15のシャフト16に取り付けられたギア1
7、及びローラ6dと一体に回転するギア19と係合し
てローラ6dを回転させるギア18とを備えて構成され
ている。
【0023】すなわち、この回転駆動手段5によれば、
モータ15を回転させることにより、ギア17が回転
し、その回転がギア18を介してローラ6dに伝えられ
る。そして、ローラ6dが回転することにより、パイプ
2に係合した本体フレーム1がパイプ2の周方向に回転
するとともに、本体フレーム1に保持されたプラズマト
ーチ4がパイプ2の周方向に回転する。
【0024】但し、回転駆動手段5の構成は、上記実施
例の構成に限られるものではなく、プラズマトーチ4
を、パイプ2の周方向に回転させることが可能な種々の
構成とすることが可能であり、例えば、回転用のレール
を用いることも可能である。また、この実施例では、本
体フレーム1を回転させることにより、本体フレーム1
に保持されたプラズマトーチ4を回転させるようにして
いるが、本体フレーム1を回転させずに、プラズマトー
チ4のみを回転させるように構成することも可能であ
る。
【0025】さらに、この実施例の遠隔プラズマ切断装
置は、いわゆるロボットアームなどの遠隔操作手段22
と着脱可能に係合させることができるように、取付用フ
ランジ20を備えている。
【0026】上述のように構成された遠隔プラズマ切断
装置を用いてパイプを切断する場合、まず、必要に応じ
て、プラズマトーチ制御手段10により、プラズマトー
チ4の角度及び位置を調整した後、エアシリンダー8に
より、ローラ6a,6bを保持するシフトフレーム7を
移動させ、ローラ6a,6b,6c,6dをパイプ2に
押圧することによりパイプ2を把持させることにより、
プラズマトーチ4が保持された本体フレーム1をパイプ
2に係合させる。
【0027】それから、回転駆動手段5を構成するモー
タ15を作動させて、ギア17,18,19を回転させ
ることにより、ローラ6dを回転駆動させる。これによ
り、パイプ2に係合した本体フレーム1及び本体フレー
ム1に保持されたプラズマトーチ4がパイプの周囲を回
転する。そして、周方向を回転するプラズマトーチ4か
らのプラズマアークによってパイプ2が周方向に切断
(溶断)される。
【0028】上述のように、この実施例の遠隔プラズマ
切断装置を用いることにより、作業者がパイプに近付い
て切断作業を行うことなく、遠隔操作にてパイプを容易
かつ確実に切断することが可能になる。
【0029】また、上記実施例では、複数のローラ6
a,6b,6c,6dと、該複数のローラ6a,6b,
6c,6dをパイプ2の外周面に押圧する押圧機構21
とを組み合わせてパイプ把持手段3を構成しているた
め、比較的簡単な構成で、確実にパイプ2をローラ6
a,6b,6c,6d間に把持(クランプ)して、本体
フレーム1を周方向に回転可能にパイプ2に係合させる
ことができる。
【0030】さらに、上記実施例では、パイプ把持手段
3を構成するローラ6dを回転させる(すなわち、ロー
ラ6dを駆動ローラとする)ようにしているため、本体
フレーム1及び本体フレーム1に保持されたプラズマト
ーチ4をパイプ2の周方向に容易かつ確実に回転させる
ことができる。
【0031】また、上記実施例では、シフトフレーム7
を移動させることにより、シフトフレーム7に保持され
たローラ6a,6bの位置を変えることができるように
構成されているため、直径の異なるパイプ2を確実に把
持することが可能になり、一つの遠隔プラズマ切断装置
により種々の直径を有するパイプ2を切断することが可
能になる。
【0032】また、上記実施例では、プラズマトーチ4
のパイプ2に対する角度及びプラズマトーチ4からパイ
プ2までの距離を調整するためのプラズマトーチ制御手
段10を設けているので、パイプ2の直径などに対応し
てプラズマトーチ4の角度及び位置を調整することが可
能になり、種々の直径を有するパイプへの適応性を向上
させることができる。
【0033】なお、この発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、本体フレームの構造や形状、パイプ把
持手段や回転駆動手段などの構成、プラズマトーチの角
度及び位置を制御するプラズマトーチ制御手段の具体的
な構成などに関し、発明の要旨の範囲内において、種々
の応用、変形を加えることができる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、この発明の遠隔プラズマ
切断装置は、本体フレーム、本体フレームに取り付けら
れたパイプ把持手段、プラズマトーチ、及びプラズマト
ーチをパイプの周方向に回転させる回転駆動手段を備え
て構成されており、パイプ把持手段によりパイプを把持
させ、回転駆動手段によってプラズマトーチをパイプの
周方向に回転させることにより、遠隔操作にてパイプを
容易かつ確実に切断することが可能になる。
【0035】したがって、この発明の遠隔プラズマ切断
装置は、例えば、原子炉内などにおいて使用された、高
レベルの放射性物質が付着したパイプの切断に適用した
場合に特に有意義である。
【0036】また、複数のローラと、該複数のローラを
パイプの外周面に押圧する押圧機構とを組み合わせてパ
イプ把持手段を構成することにより、比較的簡単な構成
で、確実にパイプを把持することが可能になるととも
に、本体フレームを周方向に回転可能にパイプに係合さ
せることが可能になる。
【0037】さらに、パイプ把持手段を構成するローラ
の少なくとも1つを駆動ローラとすることにより、本体
フレームをパイプの周方向に容易かつ確実に回転させる
ことができるようになる。
【0038】また、パイプ把持手段を構成する複数のロ
ーラの位置を可変とすることにより、直径の異なるパイ
プを把持することができるようになり、一つの遠隔プラ
ズマ切断装置により種々の直径を有するパイプを切断す
ることが可能になる。
【0039】さらに、プラズマトーチ制御手段を設け
て、プラズマトーチのパイプに対する角度及びプラズマ
トーチからパイプまでの距離を調整可能とすることによ
り、直径の異なる種々のパイプへの適応性が向上し、こ
の発明をより実効あらしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる遠隔プラズマ切断
装置を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】この発明の一実施例にかかる遠隔プラズマ切断
装置の要部を示す底面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 パイプ 3 パイプ把持手段 4 プラズマトーチ 5 回転駆動手段 6a,6b,6c,6d ローラ 7 シフトフレーム 8 エアシリンダー 9 トーチクランプ 10 プラズマトーチ制御
手段 11 スイングウォームギ
ア 12 スイングウォームホ
イル 13 スイング用ノブ 14 シフト用ノブ 15 モータ 16 シャフト 17,18,19 ギア 20 取付用フランジ 21 押圧機構 22 遠隔操作手段 23a,23b,23c,23d シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 匂坂 徳二郎 茨城県東茨城郡大洗町成田町4002 動力 炉・核燃料開発事業団大洗工学センター 原子力技術株式会社内 (72)発明者 大森 秀一 茨城県東茨城郡大洗町成田町4002 動力 炉・核燃料開発事業団大洗工学センター 原子力技術株式会社内 (72)発明者 岸上 博治 兵庫県尼崎市杭瀬寺島2丁目1番2号 木 村化工機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔操作によりパイプを切断するための
    遠隔プラズマ切断装置において、 本体フレームと、 前記本体フレームに取り付けられた、切断対象であるパ
    イプを把持するパイプ把持手段と、 前記本体フレームに保持された、パイプ切断用のプラズ
    マトーチと、 前記プラズマトーチをパイプの周方向に回転させる回転
    駆動手段とを具備することを特徴とする遠隔プラズマ切
    断装置。
  2. 【請求項2】 前記パイプ把持手段が、複数のローラ
    と、該ローラをパイプの外周面に押圧する押圧機構とを
    備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    遠隔プラズマ切断装置。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動手段が、前記パイプ把持手
    段を構成するローラの少なくとも1つを回転させること
    により、前記プラズマトーチを本体フレームとともにパ
    イプの周方向に回転させるようにしたものであることを
    特徴とする請求項2記載の遠隔プラズマ切断装置。
  4. 【請求項4】 前記パイプ把持手段を構成する複数のロ
    ーラのうち所定のローラの位置を可変として、直径の異
    なるパイプを把持できるようにしたことを特徴とする請
    求項2または3記載の遠隔プラズマ切断装置。
  5. 【請求項5】 前記プラズマトーチのパイプに対する角
    度及びプラズマトーチからパイプまでの距離を調整する
    ためのプラズマトーチ制御手段を具備することを特徴と
    する請求項1,2,3または4記載の遠隔プラズマ切断
    装置。
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