JPH09173916A - ウォータージェットガンのノズルヘッド - Google Patents

ウォータージェットガンのノズルヘッド

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JPH09173916A
JPH09173916A JP33294295A JP33294295A JPH09173916A JP H09173916 A JPH09173916 A JP H09173916A JP 33294295 A JP33294295 A JP 33294295A JP 33294295 A JP33294295 A JP 33294295A JP H09173916 A JPH09173916 A JP H09173916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle head
nozzle
water jet
jet gun
high pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP33294295A
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English (en)
Inventor
Masao Nakatani
正雄 中谷
Sumio Tateno
澄雄 館野
Akira Yamazaki
明 山嵜
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Sugino Machine Ltd
Original Assignee
Sugino Machine Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09173916A publication Critical patent/JPH09173916A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】噴射の威力を弱めることなしに噴きつけ面積を
大きくし、かつ、噴射される超高圧水の各部位間で均等
に研磨材が混合されるようにして、作業効率がよく地肌
荒らし効果にすぐれたウォータージェットガンのノズル
ヘッドを提供する。 【解決手段】複数の噴射口32と、各ノズル27内で急
加速された超高圧水に研磨材を混合する混合手段34、
36とを備え、混合手段36の設定により超高圧水に混
合する研磨材の量を設定できるようにして各ノズル33
間で均等あるいはほぼ均等に研磨材を超高圧水に混合で
きるようにするとともに、ウォータージェットガン41
本体に備えられた回転手段により、ノズルヘッド1自体
は回転することなく円軌道を周期運動させることにより
解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超高圧水に研磨材
を混合して噴きつけて鋼材やコンクリート表面の剥離な
どの地肌荒らし作業に使用されるウォータージェットガ
ンのノズルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わる従来技術を図5に示し説
明する。ノズルヘッド51は、ウォータージェットガン
52本体から送られてくる超高圧水をノズル56内で急
加速し、混合室53において研磨材供給ホース54から
の研磨材を混合し、噴射口55から噴射させるものであ
る。しかし、ノズルヘッド51は、単ノズルであるがた
めに超高圧水の噴きつけ面積が小さく作業効率が悪かっ
た。また、ノズル56のオリフィスの形状を大きくして
噴きつけ面積を拡大するだけでは、超高圧水の威力が弱
くなってしまい、良好な地肌荒らし効果が得られなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、噴射の威力を弱めることなしに噴きつけ面
積を大きくし、かつ、噴射される超高圧水の各部位間で
均等に研磨材が混合されるようにして、作業効率がよく
地肌荒らし効果にすぐれたウォータージェットガンのノ
ズルヘッドを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明請求項1に記載のウォータージェットガンのノ
ズルヘッドは、複数のノズルと、ノズル内で加速された
超高圧水に研磨材を混合する混合手段とを備えることを
特徴とする。本発明請求項2に記載のウォータージェッ
トガンのノズルヘッドは、前記請求項1に記載のウォー
タージェットガンのノズルヘッドにおいて、前記ノズル
ヘッドが、ウォータージェットガン本体に備えられた回
転手段により、ノズルヘッド自体は回転することなく円
軌道を周期運動することを特徴とする。本発明請求項3
に記載のウォータージェットガンのノズルヘッドは、前
記請求項1または記請求項2に記載のウォータージェッ
トガンのノズルヘッドにおいて、 前記混合手段が、研
磨材を各ノズルに導く連結孔であり、孔径の設定により
超高圧水に混合する研磨材の量を設定できるとともに各
ノズル間で均等あるいはほぼ均等に研磨材を超高圧水に
混合できることを特徴とする。本発明請求項4に記載の
ウォータージェットガンのノズルヘッドは、前記請求項
1ないし請求項3のいずれか一に記載のウォータージェ
ットガンのノズルヘッドにおいて、前記研磨材が砂であ
ることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によるウォータージェット
ガンのノズルヘッドの一実施の形態について説明する。
図1は、本発明によるノズルヘッドの断面図である。図
2は、本発明によるノズルヘッドの正面図(一部断面
図)である。図3は、本発明によるノズルヘッドを備え
たウォータージェットガンの側面図である。図4は、本
発明によるノズルヘッドを備えたウォータージェットガ
ンのノズルヘッド取付部の動作の説明図である。
【0006】図1に示されるノズルヘッド1は、ウォー
タージェットガン41に取り付けられ、ウォータージェ
ットガン41からの超高圧水を分岐して加速し、加速さ
れた超高圧水に研磨材として砂を混合して噴射する装置
である。ノズルヘッド1は、本体11と本体21と本体
31とからなり、軽量で高強度なアルミニウム合金で製
作している。チタン合金、ステンレス鋼などで製作して
もよい。本体11と本体21とは図2に示される六角孔
付ボルト3を介して接合され、本体31は本体21に六
角孔付ボルト4を介して接合される。本体11には、超
高圧水の通路13、14およびその入口15が形成して
ある。円形断面の入口15の内面12には雌ネジが加工
してあり、ウォータージェットガン41の取付部44に
取り付けることができる。入口15は通路13につなが
り、その先で3つの通路14に分岐する。通路13は、
ノズルヘッド1の噴射口32の数を設定により複数の通
路14に分岐させることが可能であるが、この場合は一
例として噴射口32の数を3に設定し、3つの通路14
に分岐させている。本体21には3つのノズル通路26
が形成してあり、ノズル通路26の本体11の通路14
との連結側にはノズル形成部材25が設けられ、本体3
1のノズル形成部材35との連結側には嵌合孔23を形
成してある。ノズル形成部材25は、オリフィスである
入口28をダイヤモンドあるいはサファイアで製作し、
他の部分をステンレス鋼で製作している。円形断面のノ
ズル通路27の入口28の断面積は、連結される通路1
4の断面積に比べてはるかに小さくしてあり、その後断
面が徐々に大きくしてあるので、超高圧水がここを通過
するとき、流量一定の法則から超高圧水は急激に加速さ
れ噴射される。また、ノズル形成部材25の通路14側
には、連結を確実にするためにOリング22を設けて、
本体11と本体21とを接合する。本体31には、砂の
貯留室34が形成してあり、本体21のノズル通路26
と連結する3つのノズル形成部材35が設けてある。ノ
ズル形成部材35は、ノズル通路33を形成する円形断
面の筒状の部材であり、セラミックスあるいは超硬セラ
ミックスで製作している。ノズル形成部材35の先端は
本体31から突出して設けられ噴射口32を形成し、反
対側の先端も本体31から突出して設けられ本体21の
嵌合孔23に嵌合する。また、ノズル形成部材35の中
間部上面には、貯留室34からの砂をノズル通路33内
に取り入れる孔36が設けられている。ノズル通路27
内で急激に加速された超高圧水は、ノズル通路26を経
て、ノズル通路33内で孔36からの砂を混合され噴射
口32から噴射される。図2に示される貯留室34は円
形断面で、その入口38内面には雌ネジが加工してあ
り、図1に示される研磨材供給ホース2が接続される。
また、貯留室34の底面でノズル形成部材35の孔36
と連結させている。研磨材供給ホース2からの砂は、孔
36の直径の大きさによりその混合量が設定できる。ま
た、図2に示される両側の孔36は中央の孔36に対し
て角度37の傾きをもって配置されているが、それぞれ
の孔36の直径の大きさは、どの孔36からも砂が均等
に超高圧水に混合するように調整している。
【0007】上記のノズルヘッド1を図3に示されるウ
ォータージェットガン41に取り付けて使用した場合に
ついて説明する。図3に示される超高圧水供給ホース4
2からの超高圧水はウォータージェットガン41を通過
し、図1に示される入口15から取り入れられ通路13
を通過しその先で3つの通路14に分岐して流れ、ノズ
ル通路27内で急加速され、ノズル通路26を経て、ノ
ズル通路33内で研磨材供給ホース2からの砂を孔36
から混合され、噴射口32から噴射される。したがっ
て、3つの噴射口32から噴射される超高圧水は、それ
ぞれのノズル内で急加速された後に砂を均等に混合され
るので、単ノズルのヘッドに比べて超高圧水の噴きつけ
面積は拡大し、噴射される超高圧水の各部位間で均等に
研磨材が混合されていて、しかも噴射の威力は弱められ
ていない。さらに、図3に示されるウォータージェット
ガン41のノズルヘッド1の取付部44は、エアー供給
ホース46からの圧縮空気による回転手段(図示せず)
により、図4に示される円軌道45を取付部44自体は
回転することなく周期運動する。したがって、噴射の威
力を弱めることなく噴射口32を3つに増やして噴きつ
け面積が拡大されたことに加えて、この円軌道の周期運
動により噴きつけ面に揺動しながら万遍なく超高圧水を
噴きつけることができるとともにさらに噴きつけ面積を
拡大できる。
【0008】なお本発明によるウォータージェットガン
のノズルヘッドは、回転手段を備えるウォータージェッ
トガンのみに限らず、各種ウォータージェットガンに使
用できることはもちろんであり、また各部材の形状・構
造・材質に関しても図示のものに限定されるものではな
い。
【0009】
【発明の効果】本発明によると次のような優れた効果が
ある。 (イ)複数のノズルを設け、各ノズル内で超高圧水を急
加速した後に研磨材を均等に混合するので、噴射される
超高圧水の各部位間で均等に研磨材が混合されていて、
しかも噴射の威力を弱めることなく噴きつけ面積を拡大
できる。 (ロ)ウォータージェットガン本体に備えられた回転手
段によりノズルヘッド自体は回転することなく円軌道を
周期運動させることによって、噴きつけ面に揺動しなが
ら万遍なく超高圧水を噴きつけることができるとともに
さらに噴きつけ面積を拡大できる。 (ハ)以上のことにより、地肌荒らし作業の作業効率が
上昇するとともに、むらのない良好な地肌荒らし面が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるノズルヘッドの断面図
【図2】 本発明によるノズルヘッドの正面図(一部断
面図)
【図3】 本発明によるノズルヘッドを備えたウォータ
ージェットガンの側面図
【図4】 本発明によるノズルヘッドを備えたウォータ
ージェットガンのノズルヘッド取付部の動作の説明図
【図5】 従来技術の説明図
【符号の説明】
1 ノズルヘッド 2 研磨材供給ホース 3、4 六角孔付きボルト 11、21、31 本体 12 内面 13、14 通路 15、28、38 入口 22 Oリング 23 嵌合孔 25、35 ノズル形成部材 26、27、33 ノズル通路 32 噴射口 34 貯留室 36 孔 37 角度 41 ウォータージェットガン 42 超高圧水供給ホース 44 取付部 45 軌道 46 エアー供給ホース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノズルと、ノズル内で加速された超
    高圧水に研磨材を混合する混合手段とを備えることを特
    徴とするウォータージェットガンのノズルヘッド。
  2. 【請求項2】前記ノズルヘッドが、ウォータージェット
    ガン本体に備えられた回転手段により、ノズルヘッド自
    体は回転することなく円軌道を周期運動することを特徴
    とする前記請求項1に記載のウォータージェットガンの
    ノズルヘッド。
  3. 【請求項3】前記混合手段が、研磨材を各ノズルに導く
    連結孔であり、孔径の設定により超高圧水に混合する研
    磨材の量を設定できるとともに各ノズル間で均等あるい
    はほぼ均等に研磨材を超高圧水に混合できることを特徴
    とする前記請求項1または請求項2に記載のウォーター
    ジェットガンのノズルヘッド。
  4. 【請求項4】前記研磨材が砂であることを特徴とする前
    記請求項1ないし請求項3のいずれか一に記載のウォー
    タージェットガンのノズルヘッド。
JP33294295A 1995-12-21 1995-12-21 ウォータージェットガンのノズルヘッド Pending JPH09173916A (ja)

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JPH09173916A true JPH09173916A (ja) 1997-07-08

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JP33294295A Pending JPH09173916A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 ウォータージェットガンのノズルヘッド

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JP (1) JPH09173916A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000075095A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Toshiba Corp 放射能汚染物の除染装置および研摩材の回収方法
JP2004207578A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Hitachi Metals Ltd 成形体の加工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000075095A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Toshiba Corp 放射能汚染物の除染装置および研摩材の回収方法
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