JPH09172595A - 音声・映像データ記録・再生装置およびそのシステム - Google Patents

音声・映像データ記録・再生装置およびそのシステム

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JPH09172595A
JPH09172595A JP7332296A JP33229695A JPH09172595A JP H09172595 A JPH09172595 A JP H09172595A JP 7332296 A JP7332296 A JP 7332296A JP 33229695 A JP33229695 A JP 33229695A JP H09172595 A JPH09172595 A JP H09172595A
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雄一 小島
Tokuichi Ito
徳一 伊藤
Hiroyuki Fujita
裕之 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送システムの規模および機能を容易に変更可
能にする。 【解決手段】AVデータ入出力制御回路10i ,50
は、データバス22を介して同期・非同期変換回路24
と、制御バス20を介して記録・再生制御回路34およ
び記憶装置26と接続される。AVデータ入出力制御回
路10i は、通常のデータレートの音声・映像データを
入出力し、AVデータ入出力制御回路50は、データレ
ートが通常より高い音声・映像データを入出力する。デ
ータ記録・再生装置3においては、非同期に、または、
基準同期信号S28等に同期して音声・映像データがデ
ータバス22を介して転送され、外部から入力された音
声・映像データが記憶装置26に記録され、また、記憶
装置26に記録された音声・映像データが再生されて外
部に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル形式の音
声・映像データを記録し、記録した音声・映像データを
再生する音声・映像データ記録・再生装置および音声・
映像データ記録・再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】例え
ば、テレビジョン放送局において、ニュース番組等にお
いて放映される映像の制作制作は通常、まず、ビデオテ
ープレコーダ(VTR装置)を内蔵したテレビカメラ等
で放映される映像の元となる映像(素材映像)および音
声をビデオテープに収録して個別に管理し、さらに、編
集者が必要に応じて編集室のVTR装置を用いてビデオ
テープに収録された1つまたは複数の音声・映像データ
(AVデータ)を再生し、再生した素材映像を組み合わ
せて実際に放送する映像を他のテープ上に記録すること
により行われる。
【0003】しかしながら、素材映像の管理を、ビデオ
テープに記録されている状態で行うと、多数の素材映像
の中から必要なものを選択するための作業効率が悪くな
り、また、素材映像が収録されているテープの保管場所
から編集室への運搬の必要もある。さらに、複数の編集
者が素材映像を共用しずらい。このような問題は、特
に、1つのニュース映像の制作に多数の素材映像を使用
するような場合に顕著である。
【0004】また、テープ上に制作されたニュース映像
は、一般に、番組送出用のVTR装置、あるいは、番組
送出用のVTR装置を内蔵するカートマシンに人手によ
り運搬され装填される。しかしながら、番組を送出する
段階におけるニュース映像の管理あるいは送出順序の入
替え等の操作も人手により行う必要があり、効率が悪
く、人的ミスによる誤りも発生しうるため信頼性に欠け
る。
【0005】このような問題を解決するために、素材映
像あるいは放送用映像の一元的な管理と運用、および、
素材映像の共用を可能にするコンピューティングシステ
ムで用いられる、いわゆるサーバシステムが用いられ
る。図12は、従来の音声・映像データ用のサーバシス
テム8の構成例を示す図である。図12に示すように、
サーバシステム8は、コンピュータの基本構成要素であ
るCPU401、ROM402、RAM403、高速バ
ス404、デバイスインタフェース405m を介して接
続されるデータ記録・再生装置406m 、入出力インタ
フェース407n を介して接続される音声・映像データ
圧縮手段408n、および、音声・映像データ圧縮手段
408n に対応する音声・映像データ伸長手段409n
から基本的に構成される。さらに、サーバシステム8
が、上位の応用システムと別個のコンピュータ上に実現
されている場合は、LAN410とサーバシステム8と
を接続するLAN用インタフェース411が設けられ
る。
【0006】サーバシステム8が音声・映像データを記
録する際には、音声・映像データ圧縮手段408n は、
入力された音声・映像データS40n を圧縮し、圧縮音
声・映像データS41n を生成し、入出力インタフェー
ス407n を介して高速バス404に転送する。高速バ
ス404に転送された圧縮音声・映像データは通常、デ
ータ流量制御等のためにRAM403へ一時的に蓄積
(バッファリング)された後、再びバス404に転送さ
れ、デバイスインタフェース405m を介してデータ記
録・再生装置406m に適宜、記録される。
【0007】また、サーバシステム8が音声・映像デー
タを再生する際には、データ記録・再生装置406n
記録された圧縮音声・映像データは、再生された後、デ
バイスインタフェース405m を介して高速バス404
に転送される。高速バス404に転送された圧縮音声・
映像データは、記録の際と同様に、データ流量制御等の
ためにRAM403にバッファリングされ、再び、高速
バス404に転送され、入出力インタフェース407n
を経由して音声・映像データ伸長手段409n への入力
データS42n となる。
【0008】音声・映像データ伸長手段409n は、入
力データS42n から映像信号S43n を復号してシス
テムから出力する。サーバシステム8が音声・映像デー
タを記録および再生する際には、入出力インタフェース
407n 、高速バス404およびデバイスインタフェー
ス405mの動作は、いずれも応用システムからLAN
410、LAN用インタフェース411、高速バス40
4およびRAM403を介して伝達されてきた命令に基
づいたCPU401により制御される。
【0009】なお、動作命令が応用システムではなく、
映像信号の入出力側から供給される場合は、入出力イン
タフェース407n に、図4に破線で示すように接続さ
れる制御線S44n が必要となる。この場合、制御線S
44n より供給される命令は、入出力インタフェース4
07n 、高速バス404およびRAM403を介してC
PU401に伝達され、CPU401は、入出力インタ
フェース407n 、高速バス404およびデバイスイン
タフェース405m の動作を制御線S44n から供給さ
れた命令に基づいて制御する。
【0010】しかしながら、図12に示したサーバシス
テム8は、テレビジョン放送局において、高品質な音声
・映像データを記録・再生するために必ずしも適してい
ない。この理由を以下に説明する。第1に、テレビジョ
ン放送局で使用される水準の高品質な音声・映像データ
をサーバシステム8が取り扱う場合、バスのデータ転送
能力が不足してシステム規模あるいはシステムの拡張性
が制約される。
【0011】つまり、現行のディジタル形式のテレビジ
ョンの音声・映像データのデータレートは100Mbp
s以上であり、この音声・映像データを高能率符号化し
た符号化音声・映像データも、編集加工による劣化を考
慮して、例えばCCIR勧告723に記載されているよ
うに、約30Mbps(4Mバイト/s)のデータレー
トとなる。
【0012】例えば、サーバシステム8において、8人
の編集者が同時に2つの30Mbps(4MBps)の
素材映像を用いて編集作業(いわゆるABロール編集)
を行うことを実現しようとすると、上述のように音声・
映像データをバッファリングする必要があることを考慮
すると、高速バス404上には最大48本〔=3(同時
に2つの素材映像を再生し、1つの編集後の映像を記録
する必要から)×2(バッファリングのための往復)×
8(編集者数)〕の符号化音声・映像データが同時に転
送されることになる。従って、高速バス404には、符
号化音声・映像データ転送のためだけに、最低192M
Bpsの実効データ転送レートが求められる。
【0013】さらに、入出力インタフェース407n
音声・映像データを転送する際に、瞬断があってはなら
ないとしうテレビジョン放送局におけるサーバシステム
8固有の制約があるので、高速バス404およびRAM
403を制御するCPU401の処理能力も問題とな
る。加えて、高性能コンピュータにおけるバスの物理的
転送速度は通常、100MBps程度であり、図12に
示したサーバシステム8の構成によると、高々8人程度
の編集者が素材映像を共有する編集作業の実現は技術的
に必ずしも容易ではない。
【0014】また、テレビジョン放送局において使用可
能なサーバシステムを実現する場合、外部から供給され
る同期信号あるいはタイムスタンプにサーバシステムを
従属同期させなければならない。通常、テレビジョン放
送局の内の放送用器材の間では、音声・映像データ用の
基準同期信号あるいはタイムコードに厳密に同期して音
声・映像データの伝送および送出が行われる。
【0015】従って、既存の放送用機器とサーバシステ
ムとを接続するためには、サーバーシステムの音声・映
像データの入力および出力(入出力)を基準同期信号等
に同期して行うことが必要である。しかし、基本的に非
同期で動作するコンピュータを用いて音声・映像データ
の転送を行うサーバシステム8において、基準同期信号
あるいはタイムコードに同期した音声・映像データの入
出力を行うことは必ずしも容易ではない。
【0016】つまり、図12に示した構成のサーバシス
テム8においては、音声・映像データの転送と交換(ル
ーティング)を非同期の高速バス404およびRAM4
03を用いて行うと、本来、基準同期信号等に同期して
伝送される音声・映像データをサーバシステム8内部の
非同期転送系を通過させた後に、再び外部の基準同期信
号に同期させる同期/非同期変換処理が必要となるた
め、装置規模が大きくなり、製造コストも上昇する。
【0017】また、テレビジョン放送局で使用されるサ
ーバシステム8においては、音声・映像データの転送お
よび交換を、非同期の高速バス404およびRAM40
3を用いて行うことに起因するシステム遅延が発生し、
この障害がテレビジョン放送局システムの運用に障害を
与える。サーバシステム8のシステム遅延については、
システム遅延時間の絶対量が問題となる他、他の放送機
器との同期をとる上で、システム遅延時間が一定の値で
あるか否かが問題になる。
【0018】サーバシステム8のシステム遅延時間の絶
対量は、例えば音声・映像データを再生する際に、デバ
イスインタフェース405m 、RAM403、入出力イ
ンタフェース407n の3ケ所でデータ流量制御等のた
めのバッファリングが必要となり、編集作業で求められ
る応答性能を満たすことは基本的に困難である。またシ
ステム遅延時間が一定であるか否かの問題は、サーバシ
ステム8のCPUおよびRAM等、システムの根幹とな
る構成部分が本質的に非同期で動作するので、経時的に
システム遅延時間が変化する可能性が高く、一定の値を
保証することは容易ではない。
【0019】また例えば、テレビジョン放送局におい
て、サーバシステム8への音声・映像データの記録と再
生がサーバシステム8外部の制御装置により制御される
場合に、制御処理に要する時間のために、外部の基準同
期信号等と音声・映像データとの同期がとれなくなった
り、システム遅延が生じたりする。サーバシステム8を
外部の制御装置から制御するためには、例えば図12に
破線で示すように、専用の制御線を入出力インタフェー
ス407n に接続する必要がある。
【0020】しかしながら、図7に示したように専用の
制御線を入出力インターフェース407n に接続した場
合、制御命令は高速バス404を介してCPU401に
伝達され、再び、高速バス404を介してデバイスイン
タフェース405m と入出力インタフェース407n
に伝達されるため、制御のための命令の伝達自体に遅延
時間が生じる。また仮に、制御に係る遅延時間が問題に
ならないほど短くても、上述したサーバシステム8のシ
ステム遅延の問題が残ってしまう。
【0021】また、テレビジョン放送局で用いられるサ
ーバシステム8においては、音声・映像データの転送お
よび交換が高速バス404およびRAM403を使用し
て行われるため、圧縮率を高め、高速バス404の転送
能力等に適合させた符号化音声・映像データを転送する
必要がある。従って、サーバシステム8においては、劣
化がないベースバンドデジタル音声・映像データの転送
や交換が困難であり、サーバシステム8に接続される全
ての放送機器に対して高能率符号化した音声・映像デー
タを供給せざるを得ない。
【0022】高能率符号化した音声・映像データを供給
することは、ハードウエア資源の有効利用のためには優
れた技術ある。しかし、高能率符号化した音声・映像デ
ータを伸長復号した後の音声・映像データの品質は必ず
劣化する。このため、稀に、伸長復号後の音声・映像デ
ータの品質が、テレビジョン放送に用いることができな
いほどに劣化してしまう可能性がある。上述したよう
に、図12に示したサーバシステム8にはいくつかの問
題点があり、これらの問題の解決策を求めることが必要
である。
【0023】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、テレビジョン放送局の放送シス
テムにおいて、テレビジョン放送局それぞれの業務規
模、あるいは、同一のテレビジョン放送局における放送
システムを適用する業務の種類に対応して、音声・映像
データ用サーバーシステムの規模および機能を変更する
ことができ、機能および構成の変更が容易で拡張性が高
く、低コストな音声・映像データ記録・再生装置および
音声・映像データ記録・再生システムを提供することを
目的とする。
【0024】また、本発明は、通常、テレビジョン放送
局内の放送システムにおいて、音声・映像データが基準
同期信号あるいはタイムコードに厳密に同期して伝送お
よび送出されること、および、既存の放送機器との接続
の容易性を考慮し、外部から入力される基準同期信号等
に従属同期して音声・映像データを取り扱うことができ
る音声・映像データ記録・再生装置および音声・映像デ
ータ記録・再生システムを提供することを目的とする。
【0025】また、本発明は、取り扱う音声・映像デー
タにシステム遅延時間を生じる部分を極力、削減してシ
ステム遅延時間を減らし、また、外部の制御装置に制御
されて動作する場合に、外部の制御装置からの制御命令
が処理実行部分に直接的に供給されるようにして、外部
の制御装置からの制御に対して素早く対応できる音声・
映像データ記録・再生装置および音声・映像データ記録
・再生システムを提供することを目的とする。
【0026】また、本発明は、放送システムにおいて、
なるべく基準同期信号に同期して音声・映像データを転
送および交換し、同期/非同期変換処理を要する部分を
少なくすることができる音声・映像データ記録・再生装
置および音声・映像データ記録・再生システムを提供す
ることを目的とする。また、本発明は、ベースバンドデ
ィジタル音声・映像データの転送および交換を可能とす
る音声・映像データ記録・再生装置および音声・映像デ
ータ記録・再生装置システムを提供することを目的とす
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る音声・映像データ記録・再生装置は、音
声・映像データを記録・再生する記録・再生手段と、外
部から制御入力信号を受け入れ、受け入れた前記制御入
力信号に応じて前記記録・再生手段との間で第1のデー
タレートの前記音声・映像データを入出力する第1の入
出力制御手段と、制御入力信号を受け入れ、受け入れた
前記制御入力信号に応じて前記記録・再生手段との間で
第1のデータレートよりも高い第2のデータレートの前
記音声・映像データを入出力する第2の入出力制御手段
と、少なくとも前記第1の入出力制御手段および前記第
2の入出力制御手段と所定の制御信号を送受信し、前記
第1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御手段
を制御する記録・再生制御手段とを有する。
【0028】好適には、前記記録・再生制御手段は、外
部から入力される入力音声・映像データの前記記録・再
生手段への記録を要求する記録要求信号の通知を前記第
1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御手段か
ら受けて、前記入力音声・映像データが記録される前記
記録・再生手段の記録領域を割り当てる記録領域割当手
段と、前記入力音声・映像データに割り当てた前記記録
・再生手段の記録領域を示す記録領域通知信号を前記第
1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御手段に
通知する記録領域通知手段とを有し、前記第1の入出力
制御手段および前記第2の入出力制御手段はそれぞれ、
外部からの前記記録要求信号を前記記録・再生制御手段
に通知する記録要求通知手段と、前記記録領域通知信号
を受けて前記記録・再生手段を制御し、受けた前記記録
領域通知信号が示す前記記録・再生手段の記録領域に前
記入力音声・映像データを記録させる記録制御手段とを
有する。
【0029】好適には、前記記録・再生制御手段は、前
記記録・再生手段に記録された前記音声・映像データを
再生し、外部へ出力することを要求する再生要求信号の
通知を前記第1の入出力制御手段から受けて、再生が要
求された前記音声・映像データが記録されている前記記
録・再生手段の再生領域を検索する記録領域検索手段
と、検索の結果、見つかった前記記録・再生手段の再生
領域を示す再生領域通知信号を前記第1の入出力制御手
段に通知する再生領域通知手段とを有し、前記第1の入
出力制御手段および前記第2の入出力制御手段はそれぞ
れ、外部から前記再生要求信号を受け入れて前記記録・
再生制御手段に通知する記録再生通知手段と、前記再生
領域通知信号を前記記録・再生制御手段の前記再生領域
通知手段から受けて前記記録・再生手段を制御し、受け
た前記再生領域通知信号が示す前記記録・再生手段の再
生領域から前記入力音声・映像データを再生させ、外部
に出力する再生制御手段と、再生が要求された前記音声
・映像データの終了を示す音声・映像データ終了信号を
前記記録・再生手段から受け入れて外部に対して通知す
る終了通知手段とを有し、前記記録・再生手段は、再生
させられた前記音声・映像データが終了した場合に、前
記音声・映像データの終了を示す前記音声・映像データ
終了信号を前記第1の入出力制御手段に通知する音声・
映像データ終了通知手段を有する。
【0030】好適には、前記第1の入出力制御手段およ
び前記第2の入出力制御手段と前記記録・再生手段と
は、同一のデータバスを介して接続され、前記第1の入
出力制御手段および前記第2の入出力制御手段と前記記
録・再生手段とは、同一の前記制御バスを介して接続さ
れる。好適には、前記記録・再生手段は、第1のデータ
レートのベースバンドの音声・映像データを記録・再生
可能な記録媒体に対して音声・映像データを記録・再生
する。
【0031】本発明に係る音声・映像データ記録・再生
装置において、記録・再生手段は、音声・映像データ
を、ハードディスク、光磁気ディスク、半導体メモリあ
るいはVTRテープ等の所定の記録媒体に記録する。第
1の入出力制御手段は、例えばVTR装置によりVTR
テープを通常の速度(1倍速)で再生して得られる通常
のデータレートの(第1のデータレート;実時間的な)
音声・映像データの入出力に用いられる。第1の入出力
手段には、例えば編集装置等の本発明に係る音声・映像
データ記録・再生装置を制御する制御装置が接続されて
おり、入出力制御装置それぞれは制御入力信号を受け入
れる。
【0032】受け入れた制御入力信号が、例えば、記録
・再生手段に音声・映像データを記録させることを要求
する旨の記録要求信号である場合、この信号を受け入れ
た入出力制御手段は、記録要求信号を制御用のバスを介
して記録・再生制御手段に通知する。記録要求信号の通
知を受けた記録・再生制御手段は、記録のために入力さ
れる入力音声・映像データに対して、記録・再生手段の
記録領域を割り当て、割り当てた記憶領域を示す記録領
域通知信号を入出力制御手段に返す。入出力制御手段
は、記録・再生手段を制御し、データバスを介して入力
音声・映像データを転送し、通知された記録領域に記録
させる。
【0033】受け入れた制御入力信号が、例えば、記録
・再生手段に記録されている音声・映像データを再生
し、外部に出力させることを要求する旨の再生要求信号
である場合、この信号を受け入れた入出力制御手段は、
再生要求信号を記録・再生制御手段に制御用バスを介し
て通知する。再生要求信号の通知を受けた記録・再生制
御手段は、再生が要求された音声・映像データが記録さ
れている記録・再生手段の記録領域を検索し、探し出し
た記録領域を示す再生領域通知信号を制御用バスを介し
て入出力制御手段に返す。
【0034】第2の入出力制御手段は、例えば、VTR
装置によりVTRテープを、再生時間を1/2あるいは
1/3に短縮して再生して得られる高速データレートの
(第2のデータレートの;非実時間的な)音声・映像デ
ータの入出力に用いられ、例えば高速伝送装置等が接続
され、第1の入出力手段と同様の処理を行う。入出力制
御手段は、制御用バスを介して記録・再生手段を制御
し、再生領域通知信号が示す記録領域から再生を要求さ
れた音声・映像データを再生させる。記録・再生手段
が、再生が要求された音声・映像データの再生を終了す
ると、制御用バスを介して再生処理の完了(再生が要求
された音声・映像データの終了)を示す音声・映像デー
タ終了通知信号を入出力制御手段に返し、入出力制御手
段は、さらに、その旨を外部に接続された制御装置に通
知する。
【0035】また、本発明に係る音声・映像データ記録
・再生システムは、複数の音声・映像データ記録・再生
装置を有し、前記音声・映像データ記録・再生装置は、
音声・映像データを記録・再生する記録・再生手段と、
外部から制御入力信号を受け入れ、受け入れた前記制御
入力信号に応じて前記記録・再生手段との間で第1のデ
ータレートの前記音声・映像データを入出力する第1の
入出力制御手段と、制御入力信号を受け入れ、受け入れ
た前記制御入力信号に応じて前記記録・再生手段との間
で第1のデータレートよりも高い第2のデータレートの
前記音声・映像データを入出力する第2の入出力制御手
段と、少なくとも前記第1の入出力制御手段および前記
第2の入出力制御手段と所定の制御信号を送受信し、前
記第1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御手
段を制御する記録・再生制御手段とを有し、前記記録・
再生制御手段は、外部から入力される入力音声・映像デ
ータの前記記録・再生手段への記録を要求する記録要求
信号の通知を前記第1の入出力制御手段および前記第2
の入出力制御手段から受けて、前記入力音声・映像デー
タが記録される前記記録・再生手段の記録領域を割り当
てる記録領域割当手段と、前記入力音声・映像データに
割り当てた前記記録・再生手段の記録領域を示す記録領
域通知信号を前記第1の入出力制御手段および前記第2
の入出力制御手段に通知する記録領域通知手段とを有
し、前記第1の入出力制御手段および前記第2の入出力
制御手段はそれぞれ、外部からの前記記録要求信号を前
記記録・再生制御手段に通知する記録要求通知手段と、
前記記録領域通知信号を受けて前記記録・再生手段を制
御し、受けた前記記録領域通知信号が示す前記記録・再
生手段の記録領域に前記入力音声・映像データを記録さ
せる記録制御手段とを有し、前記複数の音声・映像デー
タ記録・再生装置の第2の入出力制御手段の間を接続
し、これらの音声・映像データ記録・再生装置の間で第
2のデータレートの音声・映像データを送受信する。
【0036】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、
第1の実施形態における本発明に係るデータ記録・再生
装置1の構成を示す図である。
【0037】図1に示すように、データ記録・再生装置
1は、n個の音声・映像データ入出力制御回路(AVデ
ータ入出力制御回路)101 〜10n 、記録・再生制御
回路34、同期・非同期変換回路24、記憶装置26、
同期信号インターフェース回路(同期信号IF回路)2
8、タイムコードインターフェース回路(TCIF回
路)30および多重化制御インターフェース回路(多重
化IF回路)32から構成される。
【0038】データ記録・再生装置1において、AVデ
ータ入出力制御回路101 〜10nおよび同期・非同期
変換回路24はデータバス22を介して相互に接続さ
れ、記録・再生制御回路34、AVデータ入出力制御回
路101 〜10n および記憶装置26は、制御バス20
を介して相互に接続されている。
【0039】また、AVデータ入出力制御回路10i
は外部、例えば編集装置等の外部機器2(上位システ
ム)から必要に応じて、同期信号IF回路28を介して
基準同期信号S28が入力され、TCIF回路30を介
して音声・映像データの時刻を示し、同期確立のために
用いられるタイムコードS30が入力され、多重化IF
回路32を介してAVデータ入出力制御回路101 〜1
n の動作を一括して制御する一括制御信号S32が入
力される。
【0040】また、データ記録・再生装置1において
は、外部から入力される基準同期信号およびタイムコー
ド等に同期したデータバス22上の音声・映像データの
転送が可能であり、また、AVデータ入出力制御回路1
1 〜10n を介して編集装置等の上位応用システムを
接続して、複数の音声・映像データに対する一括した入
出力制御が可能になっている。
【0041】これらの構成部分によりデータ記録・再生
装置1は、例えば、VTR装置から1倍速(通常の速
度)で音声・映像データを再生して得られる実時間的な
音声・映像データに係る入出力制御と記録再生制御の負
荷を分散し、多チャンネルの音声・映像データを同時に
入出力し、記録・再生する。
【0042】図2は、第1のAVデータ入出力回路10
i (iは整数;1≦i≦n、以下同じ)の構成を示す図
である。外部機器2および記憶装置26との間で非圧縮
音声・映像データを入出力する場合には、図2に示すよ
うに、マイクロプロセッサ(CPU)102、メモリ回
路(MEM)112およびデータバスインターフェース
回路(データバスIF)114から構成される第1のA
Vデータ入出力制御回路10i が用いられる。
【0043】AVデータ入出力制御回路10i におい
て、マイクロプロセッサ102は、例えばプログラムを
記憶したROMを内蔵したワンチップマイクロプロセッ
サ等から構成される。また、マイクロプロセッサ102
は、外部機器2との間で制御信号S10aiを送受信
し、記録・再生制御回路34との間で制御バス20を介
して制御信号を送受信する。
【0044】また、マイクロプロセッサ102は、記録
・再生制御回路34から入力される制御信号と、外部機
器2から入力される制御信号S10ai と、必要に応じ
て基準同期信号S28、TCIF回路30および多重化
IF回路32それぞれを介して入力される基準同期信号
S28、タイムコードS30および一括制御信号S32
とに基づいて、メモリ回路112およびデータバスIF
114の動作を制御し、外部機器2および記憶装置26
の間の音声・映像データの入出力を制御する。
【0045】データバスIF114は、マイクロプロセ
ッサ102の制御に従って、記憶装置26との間でデー
タバス22を介して音声・映像データを入出力する。つ
まり、メモリ回路112にバッファリングされている音
声・映像データを記憶装置26(同期・非同期変換回路
24)に対して出力し、記憶装置26から入力された音
声・映像データをメモリ回路112に対して出力する。
【0046】メモリ回路112は、マイクロプロセッサ
102の制御に従って、外部機器2から入力される音声
・映像データS10bi をバッファリングし、データバ
スIF114を介して記憶装置26(同期・非同期変換
回路24)に対して出力する。また、メモリ回路112
は、データバスIF114を介して記憶装置26から入
力される音声・映像データをバッファリングし、音声・
映像データS10ciとして外部機器2に対して出力す
る。
【0047】再び図1を参照して、AVデータ入出力制
御回路10i 以外のデータ記録・再生装置1の各構成部
分を説明する。記録・再生制御回路34は、制御バス2
0を介してAVデータ入出力制御回路10i 、同期・非
同期変換回路24および記憶装置26との間で制御信号
を送受信し、これらの構成部分の動作を制御する。
【0048】また、記録・再生制御回路34は、記憶装
置26の記録領域を管理し、AVデータ入出力制御回路
10i から記憶装置26に対する音声・映像データの記
録要求信号を受けた場合に、音声・映像データを記録す
る記憶装置26の記録領域を定め、AVデータ入出力制
御回路10i に通知し、また、AVデータ入出力制御回
路10i から記憶装置26に記録されている音声・映像
データの再生が供給された場合には、再生する音声・映
像データが記録されている記憶装置26の記録領域を検
索し、見つけ出した記録領域をAVデータ入出力制御回
路10i に通知する。
【0049】同期信号IF回路28は、外部機器2が取
り扱う音声・映像データ10bi ,10ci に同期し、
テレビジョン放送局において各放送機器の同期をとるた
めに用いられるハウスクロック等の基準同期信号を受け
入れ、基準同期信号S28としてAVデータ入出力制御
回路10i および同期・非同期変換回路24に供給す
る。
【0050】TCIF回路30は、外部機器2等の外部
から入力され、音声・映像データの経過時間あるいは表
示時間等を示し、外部機器2において音声と映像との同
期をとるため等に用いられるタイムコードを受け入れ、
タイムコードS30としてAVデータ入出力制御回路1
i および同期・非同期変換回路24に供給する。
【0051】多重化IF回路32は、外部機器2等の外
部から入力され、AVデータ入出力制御回路101 〜1
n 全てに対する同一の処理内容を示し、これらを一括
して制御する一括制御信号を受け入れ、一括制御信号S
32としてAVデータ入出力制御回路101 〜10n
供給する。
【0052】同期・非同期変換回路24は、データバス
22上で基準同期信号S28あるいはタイムコードS3
0に同期したデータ転送を行う場合に用いられ、データ
バス22を介してAVデータ入出力制御回路10i
ら、これらの信号に同期して入力された音声・映像デー
タを非同期に記憶装置26に記録させ、記憶装置26が
非同期に再生した音声・映像データを、これらの信号に
同期してデータバス22を介してAVデータ入出力制御
回路10i に対して出力する。
【0053】記憶装置26は、制御バス20を介した記
録・再生制御回路34の制御に従って、例えばハードデ
ィスクあるいは半導体メモリといった、実時間的なベー
スバンドの音声・映像データのデータレートでデータを
記録・再生可能な記録媒体に、データバス22および同
期・非同期変換回路24を介してAVデータ入出力制御
回路10i から入力される圧縮符号化(時間圧縮)され
た音声・映像データを記録し、また、記録した音声・映
像データを再生し、同期・非同期変換回路24およびデ
ータバス22を介してAVデータ入出力制御回路10i
に対して出力する。なお、記憶装置26は、複数の音声
・映像データを独立かつ同時に記録・再生することが可
能であり、複数のAVデータ入出力制御回路10i は、
あたかも、それぞれ1台ずつVTR装置を有しているか
のように、記憶装置26に音声・映像データを記録・再
生することができる。このような記憶装置26を有する
ことにより、同一の素材データの任意の部分を、任意の
タイミングで再生することが可能となる。
【0054】以下、データ記録・再生装置1の動作を説
明する。図3は、記憶装置26に音声・映像データを記
録する場合のデータ記録・再生装置1の各構成部分間の
信号シーケンスを示す図である。なお、図3には、説明
の簡略化のために、記憶装置26に空き記録領域がない
場合等の例外処理を省略して示してある。図3に示すよ
うに、外部機器2からAVデータ入出力制御回路10i
に対して、記録要求信号が制御信号S10ai として出
力される。
【0055】記録要求信号を受けたAVデータ入出力制
御回路10i は、制御バス20を介して記録・再生制御
回路34に記録要求信号を出力する。記録要求信号を受
けた記録・再生制御回路34は、記憶装置26の空き記
録領域を検索し、記録が要求された音声・映像データに
割り当てた記録領域を示す領域割当信号を、AVデータ
入出力制御回路10i および記憶装置26に出力する。
【0056】領域割当信号を受けたAVデータ入出力制
御回路10i は、外部機器2に対して記録許可信号を制
御信号S10ai として出力する。記録許可信号を受け
た外部機器2は、AVデータ入出力制御回路10i に対
して記録命令信号を出力し、AVデータ入出力制御回路
10i は、制御バス20を介して受けた記録命令信号を
記憶装置26に対して出力する。
【0057】さらに、外部機器2は、記憶装置26に記
録を要求する実時間的な音声・映像データS10b
i (図3において図示せず)をAVデータ入出力制御回
路10iに対して出力する。外部機器2が出力する音声
・映像データS10bi は、AVデータ入出力制御回路
10i およびデータバス22を介して記憶装置26に記
録される。
【0058】記録・再生制御回路34が割り当てた記録
領域全てに音声・映像データが記録されると、記憶装置
26は制御バス20を介してAVデータ入出力制御回路
10 i に記録完了通知信号を出力する。記録完了通知信
号を受けたAVデータ入出力制御回路10i は、外部機
器2に記録完了通知信号を出力する。
【0059】図4は、記憶装置26に記録された音声・
映像データを再生する場合のデータ記録・再生装置1の
各構成部分間の信号シーケンスを示す図である。なお、
図4には、説明の簡略化のために、記憶装置26に再生
が要求された音声・映像データが記録されていない場合
等の例外処理を省略して示してある。図4に示すよう
に、外部機器2は、記憶装置26に記録されている音声
・映像データを再生することを要求する再生要求信号を
制御信号S10ai としてAVデータ入出力制御回路1
i に対して出力する。
【0060】再生要求信号を受けたAVデータ入出力制
御回路10i は、記録・再生制御回路34に制御バス2
0を介して再生要求信号を出力する。再生要求信号を受
けた記録・再生制御回路34は、再生が要求された音声
・映像データが記録されている記憶装置26の領域を検
索し、見つけ出した記録領域を示す領域通知信号を制御
バス20を介してAVデータ入出力制御回路10i およ
び記憶装置26に出力する。
【0061】領域通知信号を受けたAVデータ入出力制
御回路10i は、再生許可信号を制御信号10ai とし
て外部機器2に出力する。再生許可信号を受けた外部機
器2は、再生命令信号を制御信号S10ai としでAV
データ入出力制御回路10i に出力し、再生命令信号を
受けたAVデータ入出力制御回路10i は、再生命令信
号を制御バス20を介して記憶装置26に出力する。
【0062】再生命令信号を受けた記憶装置26は、記
録・再生制御回路34から受けた領域通知信号が示す記
録領域から再生が要求された音声・映像データを再生し
てデータバス22を介してAVデータ入出力制御回路1
i に出力する。AVデータ入出力制御回路10i は、
記憶装置26から受けた音声・映像データを、実時間的
な音声・映像データS10ci として外部機器2に出力
する(図3において図示せず)。
【0063】記憶装置26は、記録・再生制御回路34
から受けた領域通知信号が示す記録領域から音声・映像
データの全てを再生し終えると、再生完了通知信号を制
御バス20を介してAVデータ入出力制御回路10i
出力する。再生完了通知信号を受けたAVデータ入出力
制御回路10i は、再生完了通知を制御バス20を介し
て記録・再生制御回路34に出力する。
【0064】再生完了通知信号を受けた記録・再生制御
回路34は、制御バス20を介してAVデータ入出力制
御回路10i に再生完了認識通知信号を出力する。再生
完了認識通知を受けたAVデータ入出力制御回路10i
は、外部機器2に再生処理完了通知信号を制御信号S1
0ai として出力する。
【0065】なお、外部機器2等の外部から多重化IF
回路32を介してAVデータ入出力制御回路101 〜1
n 全てに同一の制御信号(一括制御信号S32)が入
力される場合には、AVデータ入出力制御回路101
10n 全てが同じ記録または再生動作を行う。
【0066】また、同期信号IF回路28またはTCI
F回路30から、基準同期信号S28またはタイムコー
ドS30が入力され、記録・再生制御回路34が基準同
期信号S28またはタイムコードS30に同期したデー
タ転送を行なうようにAVデータ入出力制御回路101
〜10n および同期・非同期変換回路24を制御した場
合、データバス22上の音声・映像データの転送は、こ
れらの信号に同期して行われる。
【0067】第2実施形態 以下、本発明の第2の実施形態を説明する。図5は、第
2の実施形態における本発明に係るAVデータ入出力制
御回路40 i の構成を示す図である。図5に示すよう
に、AVデータ入出力制御回路40i は、図2に示した
AVデータ入出力制御回路10i のメモリ回路112と
外部機器2との間に、圧縮符号化回路120および伸長
復号回路122を付加した構成になっている。
【0068】AVデータ入出力制御回路40i は、図1
に示したデータ記録・再生装置1において、ベースバン
ドの非圧縮音声・映像データ10bi ,10ci を外部
機器2との間で入出力し、記憶装置26に圧縮符号化し
た音声・映像データを記録・再生する場合に、AVデー
タ入出力制御回路10i の代わりに用いられる。
【0069】圧縮符号化回路120は、外部機器2から
入力された非圧縮の実時間的な音声・映像データS10
i を、MPEG等の圧縮符号化方式で圧縮符号化し、
メモリ回路112に対して出力する。伸長復号回路12
2は、データバスIF114から入力された圧縮符号化
された圧縮音声・映像データを伸長復号し、実時間的な
ベースバンドの非圧縮音声・映像データS10ci とし
て外部機器2に対して出力する。
【0070】以下、AVデータ入出力制御回路40i
AVデータ入出力制御回路10i の代わりに用いたデー
タ記録・再生装置1の動作を簡単に説明する。図3に示
した信号シーケンスにより、外部機器2から圧縮符号化
回路120に入力された実時間的な非圧縮音声・映像デ
ータは、圧縮符号化回路120により圧縮符号化され、
メモリ回路112およびデータバスIF114を介して
記憶装置26に対して出力され、記憶装置26により所
定の記録媒体に記録される。
【0071】また、図4に示した信号シーケンスによ
り、記憶装置26から再生された圧縮音声・映像データ
は、データバスIF114およびメモリ回路112を介
して伸長復号回路122に入力され、伸長復号され、実
時間的な音声・映像データとして外部機器2に出力され
る。
【0072】圧縮符号化回路120および伸長復号回路
122をAVデータ入出力制御回路40i に設けること
により、ベースバンドの音声・映像データとして入力さ
れる音声・映像データS10bi を圧縮符号化して記憶
装置26に記録することができ、また、記憶装置26が
再生した圧縮音声・映像データをベースバンドの音声・
映像データS10ci として外部機器2に出力すること
ができる。
【0073】なお、圧縮符号化回路120および伸長復
号回路122を、音声データまたは映像データのいずれ
かを取り扱うように構成してもよい。また、制御バス2
0における同期データ転送が不要な場合は、同期・非同
期変換回路24を削除し、あるいは、同期・非同期変換
回路24の動作を止めてもよい。
【0074】第3実施形態 以下、本発明の第3の実施の形態を説明する。第1の実
施形態に示したデータ記録・再生装置1のAVデータ入
出力制御回路10i は、実時間的な音声・映像データを
入出力することを目的としている。しかしながら、デー
タ記録・再生装置1においては、実時間的な音声・映像
データの入出力のみが可能であるため、データ記録・再
生装置1と外部機器2との間の高速な音声・映像デー
タ、例えば倍速再生下音声・映像データの転送ができ
ず、音声・映像データの転送に時間がかかり、外部機器
2における編集作業の効率が低下してしまう。また、第
2の実施形態に示したAVデータ入出力制御回路40i
を用いた場合、圧縮・伸長処理により音声・映像データ
の劣化が生じてしまう。
【0075】第3の実施形態に示すデータ記録・再生装
置3は、かかる問題点を解決するためになされたもので
あり、データ記録・再生装置1に、非実時間的な音声・
映像データを入出力するAVデータ入出力制御回路50
を付加した構成をとる。図6は、第3の実施形態におけ
る本発明に係るデータ記録・再生装置3の構成を示す図
である。なお、図6に示したデータ記録・再生装置3の
構成部分の内、図1に示したデータ記録・再生装置1と
同一の構成部分には、同一符号を付してある。
【0076】図6に示すように、データ記録・再生装置
3は、第1の実施形態および第2の実施形態に示したデ
ータ記録・再生装置1と同じ構成部分として、n個の実
時間的な音声・映像データ用のAVデータ入出力制御回
路101 〜10n 、記録・再生制御回路34、同期・非
同期変換回路24、記憶装置26、同期信号IF回路2
8、TCIF回路30および多重化IF回路32する。
さらに、データ記録・再生装置3は、第1の実施形態お
よび第2の実施形態に示したデータ記録・再生装置1と
異なる構成部分として、AVデータ入出力制御回路50
を有する。
【0077】データ記録・再生装置3において、AVデ
ータ入出力制御回路50は、例えば、VTR装置から2
倍速、3倍速再生等の倍速再生をして得られる通常の実
時間的な音声・映像データと異なるデータレートの音声
・映像データ(非実時間的な音声・映像データ)を外部
機器2との間で入出力するために用いられる。なお、A
Vデータ入出力制御回路50は、AVデータ入出力制御
回路101 〜10n と同様に、同期・非同期変換回路2
4とデータバス22を介して相互に接続される。また、
AVデータ入出力制御回路50は、記録・再生制御回路
34および記憶装置26と、制御バス20を介して相互
に接続される。
【0078】また、AVデータ入出力制御回路50に
は、AVデータ入出力制御回路101〜10n と同様
に、外部機器2から必要に応じて、同期信号IF回路2
8を介して基準同期信号S28が入力される。また、A
Vデータ入出力制御回路50には、TCIF回路30を
介して音声・映像データの時刻を示し、同期確立のため
に用いられるタイムコードS30が入力される。また、
AVデータ入出力制御回路50には、多重化IF回路3
2を介して、AVデータ入出力制御回路101 〜10n
およびAVデータ入出力制御回路50の動作を一括して
制御するために用いられる一括制御信号S32が入力さ
れる。
【0079】このように、データ記録・再生装置3にお
いては、外部から入力される基準同期信号およびタイム
コード等に同期したデータバス22上の音声・映像デー
タの転送が可能である。また、データ記録・再生装置3
は、AVデータ入出力制御回路101 〜10nを介した
実時間的な音声・映像データの入出力を外部機器2との
間で行うことができる他、AVデータ入出力制御回路5
0を介した非実時間的な音声・映像データの入出力を外
部機器2との間で行うことができる。
【0080】図7は、第3の実施形態に示す非実時間的
なベースバンドの非圧縮音声・映像データ用のAVデー
タ入出力制御回路50の構成を示す図である。なお、図
7に示すAVデータ入出力制御回路50の構成部分の
内、図2に示したAVデータ入出力制御回路101 〜1
n と同じ構成部分には同一の符号を付してある。図7
に示すように、外部機器2および記憶装置26との間で
非圧縮音声・映像データを入出力するデータ記録・再生
装置50は、マイクロプロセッサ102、メモリ回路5
00およびデータバスIF114から構成される。
【0081】メモリ回路500は、データ記録・再生装
置112(図2)と同様に、マイクロプロセッサ102
の制御に従って、外部機器2から入力される音声・映像
データS50bをバッファリングし、データバスIF1
14を介して記憶装置26(同期・非同期変換回路2
4)に対して出力する。また、メモリ回路500は、デ
ータバスIF114を介して記憶装置26から入力され
る音声・映像データをバッファリングし、音声・映像デ
ータS50cとして外部機器2に対して出力する。
【0082】ただし、AVデータ入出力制御回路500
は、AVデータ入出力制御回路10 1 が入出力する実時
間的な音声・映像データよりもデータレートが高い非実
時間的な音声・映像データを入出力するため、メモリ回
路500は、図2に示したAVデータ入出力制御回路1
1 〜10n のメモリ回路112に比べて記憶容量が大
きい。
【0083】以下、データ記録・再生装置3の動作を説
明する。図8は、図6に示した記憶装置26に非実時間
的なベースバンドの音声・映像データを記録する場合の
データ記録・再生装置3の各構成部分間の信号シーケン
スを示す図である。なお、図8には、説明の簡略化のた
めに、記憶装置26に空き記録領域がない場合等の例外
処理を省略して示してある。図8に示すように、外部機
器2からAVデータ入出力制御回路50に対して、記録
速度要求信号が制御信号S50aとして出力される。外
部機器2は、この記録速度要求信号により、データ記録
・再生装置3に記録させようとする非実時間的な音声・
映像データのデータレートを通知する。
【0084】AVデータ入出力制御回路50は、外部機
器2に対して、通知を受けたデータレートで記録が可能
である旨を通知する記録速度承認信号を制御信号S50
aとして出力する。記録速度承認信号を受信した外部機
器2は、AVデータ入出力制御回路50に対して、記録
要求信号を出力する。記録要求信号を受けたAVデータ
入出力制御回路50は、制御バス20を介して記録・再
生制御回路34に記録要求信号を出力する。記録要求信
号を受けた記録・再生制御回路34は、記憶装置26の
空き記録領域を検索し、記録が要求された音声・映像デ
ータに割り当てた記録領域を示す領域割当信号を、AV
データ入出力制御回路50および記憶装置26に出力す
る。
【0085】領域割当信号を受けたAVデータ入出力制
御回路50は、外部機器2に対して記録許可信号を出力
する。記録許可信号を受けた外部機器2は、AVデータ
入出力制御回路50に対して記録命令信号を出力し、A
Vデータ入出力制御回路50は、制御バス20を介して
受けた記録命令信号を記憶装置26に対して出力する。
【0086】さらに、外部機器2は、記憶装置26に記
録を要求する非実時間的なベースバンドの音声・映像デ
ータS50b(図8において図示せず)をAVデータ入
出力制御回路50に対して出力する。外部機器2が出力
する音声・映像データS50bは、AVデータ入出力制
御回路50およびデータバス22を介して記憶装置26
に記録される。
【0087】記録・再生制御回路34が割り当てた記録
領域全てに音声・映像データが記録されると、記憶装置
26は制御バス20を介してAVデータ入出力制御回路
50に記録完了通知信号を出力する。記録完了通知信号
を受けたAVデータ入出力制御回路50は、外部機器2
に記録完了通知信号を出力する。以上説明したように、
データ記録・再生装置3においても、データ記録・再生
装置1の記録時の信号シーケンス(図3)に記録速度要
求信号および記録速度承認信号を前置するだけで、非実
時間的な音声・映像データを記憶装置26に記録するこ
とができる。
【0088】図9は、図6に示した記憶装置26に記録
された非実時間的なベースバンドの音声・映像データを
再生する場合のデータ記録・再生装置3の各構成部分間
の信号シーケンスを示す図である。なお、図9には、説
明の簡略化のために、記憶装置26に再生が要求された
音声・映像データが記録されていない場合等の例外処理
を省略して示してある。図9に示すように、外部機器2
は、再生させようとする音声・映像データのデータレー
トをデータ記録・再生装置3に通知する再生速度要求信
号をAVデータ入出力制御回路50に対して出力する。
AVデータ入出力制御回路50は、通知を受けたデータ
レートで再生が可能である旨を通知する再生速度承認信
号を制御信号S50aとして出力する。この再生速度承
認信号を受けた外部機器2は、AVデータ入出力制御回
路50に対して再生要求信号を出力する。
【0089】再生要求信号を受けたAVデータ入出力制
御回路50は、記録・再生制御回路34に制御バス20
を介して再生要求信号を出力する。再生要求信号を受け
た記録・再生制御回路34は、再生が要求された音声・
映像データが記録されている記憶装置26の領域を検索
し、見つけ出した記録領域を示す領域通知信号を制御バ
ス20を介してAVデータ入出力制御回路50および記
憶装置26に出力する。
【0090】領域通知信号を受けたAVデータ入出力制
御回路50は、再生許可信号を制御信号S50aとして
外部機器2に出力する。再生許可信号を受けた外部機器
2は、再生命令信号を制御信号S50aとしてAVデー
タ入出力制御回路50に出力し、再生命令信号を受けた
AVデータ入出力制御回路50は、再生命令信号を制御
バス20を介して記憶装置26に出力する。
【0091】再生命令信号を受けた記憶装置26は、記
録・再生制御回路34から受けた領域通知信号が示す記
録領域から再生が要求された音声・映像データを再生し
てデータバス22を介してAVデータ入出力制御回路5
0に出力する。AVデータ入出力制御回路50は、記憶
装置26から受けた音声・映像データを、非実時間的な
音声・映像データS50cとして外部機器2に出力する
(図8において図示せず)。
【0092】記憶装置26は、記録・再生制御回路34
から受けた領域通知信号が示す記録領域から音声・映像
データの全てを再生し終えると、再生完了通知信号を制
御バス20を介してAVデータ入出力制御回路50に出
力する。再生完了通知信号を受けたAVデータ入出力制
御回路50は、再生完了通知を制御バス20を介して記
録・再生制御回路34に出力する。
【0093】再生完了通知信号を受けた記録・再生制御
回路34は、制御バス20を介してAVデータ入出力制
御回路50に再生完了認識通知信号を出力する。再生完
了認識通知を受けたAVデータ入出力制御回路50は、
外部機器2に再生処理完了通知信号を制御信号S50a
として出力する。以上説明したように、データ記録・再
生装置3においても、データ記録・再生装置1の再生時
の信号シーケンス(図4)に再生速度要求信号および再
生速度承認信号を前置するだけで、非実時間的な音声・
映像データを記憶装置26から再生することができる。
【0094】なお、外部機器2等の外部から多重化IF
回路32を介してAVデータ入出力制御回路101 〜1
n およびAVデータ入出力制御回路50の全てに同一
の制御信号(一括制御信号S32)が入力される場合に
は、AVデータ入出力制御回路101 〜10n およびA
Vデータ入出力制御回路50は、同じ記録または再生動
作を行う。
【0095】また、同期信号IF回路28またはTCI
F回路30から、基準同期信号S28またはタイムコー
ドS30が入力され、記録・再生制御回路34が基準同
期信号S28またはタイムコードS30に同期したデー
タ転送を行なうようにAVデータ入出力制御回路101
〜10n 、AVデータ入出力制御回路50および同期・
非同期変換回路24を制御した場合、データバス22上
の音声・映像データの転送は、これらの信号に同期して
行われる。また、データ記録・再生装置3においても、
AVデータ入出力制御回路10iは、AVデータ入出力
制御回路50の記録・再生動作と平行して音声・映像デ
ータの記録・再生を行うことが可能であることはいうま
でもない。
【0096】以上説明したように、第3の実施形態に示
したデータ記録・再生装置3によれば、実時間的な音声
・映像データよりもデータレートが高い非実時間的な音
声・映像データの入出力が可能となり、外部機器2との
音声・映像データの転送に要する時間が短縮され、外部
機器2における編集作業の効率が向上する。また、AV
データ入出力制御回路50を用いた場合、非圧縮音声・
映像データを高速転送可能であるため、第2の実施形態
に示したAVデータ入出力制御回路40i を用いる場合
と異なり、音声・映像データの劣化が生じない。
【0097】なお、AVデータ入出力制御回路50に、
高速化した圧縮符号化回路120および伸長復号回路1
22をさらに加えることにより、AVデータ入出力制御
回路50を、圧縮符号化した音声・映像データを入出力
可能なように変形することができる。また、データ記録
・再生装置3が複数のAVデータ入出力制御回路50を
有するように構成してもよい。また、第3の実施形態に
示したデータ記録・再生装置3に対しても、第1の実施
形態および第2の実施形態に示したものと同様の変形が
可能である。
【0098】第4実施形態 以下、本発明に係るデータ記録・再生装置3の第1の用
途として、本発明の第4の実施形態を説明する。図10
は、第4の実施形態におけるデータ記録・再生システム
4の構成を示す図である。図10に示すように、データ
記録・再生システム4は、データ記録・再生装置3と外
部機器21 ,22 から構成される。データ記録・再生シ
ステム4において、データ記録・再生装置3は、例え
ば、6個のAVデータ入出力制御回路101 〜10
n (n=6)と1個のAVデータ入出力制御回路50と
を有し、AVデータ入出力制御回路101 〜103 は外
部機器21 に接続され、AVデータ入出力制御回路10
4 〜106 は外部機器22接続される。また、データ記
録・再生装置3のAVデータ入出力制御回路50は、例
えば実時間的なデータレートよりも高い非実時間的なデ
ータレートで音声・映像データを伝送する高速伝送装置
(図示せず)に接続され、高速伝送装置との間で制御信
号S50aおよび音声・映像データS50b,S50c
を送受信する。
【0099】外部機器21 ,22 は、例えば、音声・映
像データを編集処理する編集装置であって、外部機器2
1 は、データ記録・再生装置3のAVデータ入出力制御
回路101 〜103 との間で、3本の制御信号S10a
1 〜10a3 、2本の入力(外部機器21 側から見て)
音声・映像データS10c1 ,S10c2 および1本の
出力音声・映像データS10b3 を送受信する。外部機
器22 は、外部機器21 と同様に、例えば、データ記録
・再生装置3のAVデータ入出力制御回路104 〜10
6 との間で、3本の制御信号S10a4〜10a6 、2
本の入力音声・映像データS10c4 ,S10c5 およ
び1本の出力音声・映像データS10b6 を送受信す
る。
【0100】以上述べたように構成したデータ記録・再
生システム4においては、外部機器21 ,22 は、それ
ぞれ編集の対象となる音声・映像データ(素材データ)
の供給をデータ記録・再生装置3から受けることがで
き、また、編集処理の結果として得られた音声・映像デ
ータをデータ記録・再生装置3に記録させることができ
る。
【0101】データ記録・再生システム4に示した構成
を採ることにより、データ記録・再生装置3は、2台の
外部機器21 ,22 の要求に応じて音声・映像データを
記録・再生することができる。また、データ記録・再生
システム4は、高速伝送装置から受信した音声・映像デ
ータを記録し、記録した音声・映像データを再生してデ
ータ記録・再生システム4に対して供給することが可能
である。
【0102】また、AVデータ入出力制御回路101
106 を介して外部機器21 ,22から入力された音声
・映像データをデータバス22を介してデータ記録・再
生システム4から高速伝送装置に対して供給し、あるい
は、高速伝送装置から供給された音声・映像データを外
部機器21 ,22 に対して出力することが可能である。
【0103】従って、第4の実施形態に示したデータ記
録・再生システム4によれば、複数の外部機器2による
音声・映像データの記録・再生要求に応えることがで
き、しかも、非実時間的な音声・映像データ入力S50
bを高速伝送装置の要求に応じて送受信することが可能
になる。
【0104】また、第4の実施形態に示したデータ記録
・再生システム4によれば、外部機器21 ,22 が使用
する素材データを、予め高速伝送装置から受信してデー
タ記録・再生装置3に用意することができ、編集作業の
能率が向上する。なお、第4の実施形態に示したデータ
記録・再生システム4の各構成部分に対しては、第1の
実施形態〜第3の実施形態に示した変形が可能である。
【0105】第5実施形態 以下、本発明に係るデータ記録・再生装置3の第2の用
途として、本発明の第5の実施形態を説明する。複数の
外部機器2をそれぞれ、第1の実施形態および第2の実
施形態に示した複数のデータ記録・再生装置1に接続
し、複数の外部機器2が複数のデータ記録・再生装置1
に対して音声・映像データを記録したいという要求があ
る。このような要求を満たすために、複数の外部機器2
それぞれを複数のデータ記録・再生装置1に接続する
と、複数の外部機器2それぞれが、複数のデータ記録・
再生装置1それぞれのAVデータ入出力制御回路10i
を占有することになる。
【0106】従って、例えば、それぞれn個のAVデー
タ入出力制御回路101 〜10n を有する2台のデータ
記録・再生装置11 ,12 に複数の外部機器2を単純に
接続すると、2台のデータ記録・再生装置11 ,12
接続可能な外部機器2の数はn台以下になる。第5の実
施形態に示すデータ記録・再生システム5は、かかる問
題点を解決するためになされたものである。つまり、デ
ータ記録・再生システム5は、データ記録・再生装置1
(図1)の代わりにデータ記録・再生装置3(図6)を
使用し、外部機器2による複数のデータ記録・再生装置
に対する音声・映像データを記録・再生可能とし、しか
も、できる限り多数の外部機器2を複数のデータ記録・
再生装置に接続することを目的とする。
【0107】図11は、第5の実施形態におけるデータ
記録・再生システム6の構成を示す図である。図11に
示すように、データ記録・再生システム5は、2台のデ
ータ記録・再生装置31 ,32 および4台の外部機器2
1 〜24 により構成される。データ記録・再生システム
5において、データ記録・再生装置31 ,32 は、例え
ば、6個のAVデータ入出力制御回路101 〜10
n (n=6)と1個のAVデータ入出力制御回路50と
を有する。
【0108】データ記録・再生装置31 のAVデータ入
出力制御回路50(図6,図7)は、高速伝送装置から
の非実時間的な音声・映像データS50b1 を受け、音
声・映像データS50c1 をデータ記録・再生装置32
のAVデータ入出力制御回路50に対して出力する。
【0109】また、データ記録・再生装置31 のAVデ
ータ入出力制御回路101 〜106は、外部との間で制
御信号S10a1 を送受信し、から実時間的な音声・映
像データS10b1 を受け入れる。また、データ記録・
再生装置31 のAVデータ入出力制御回路101 〜10
6は、それぞれ外部機器21 ,22 との間で制御信号S
10a2 〜S10a6 を送受信し、外部機器21 ,22
から音声・映像データS10b3 ,S10b6 を受け入
れ、外部機器21 ,22 に対して音声・映像データS1
0c2 ,S10c3,S10c4 ,S10c5 を出力す
る。
【0110】データ記録・再生装置32 のAVデータ入
出力制御回路50は、高速伝送装置からの非実時間的な
音声・映像データS50b2 を受け、データ記録・再生
装置31 のAVデータ入出力制御回路50から音声・映
像データS50c1 を受ける。また、データ記録・再生
装置32 のAVデータ入出力制御回路101 〜10
6は、それぞれ外部機器23 ,24 との間で制御信号S
10a1 〜S10a6 を送受信し、外部機器23 ,24
から音声・映像データS10b3 ,S10b6 を受け入
れ、外部機器23 ,24 に対して音声・映像データS1
0c1 ,S10c2,S10c4 ,S10c5 を出力す
る。また、データ記録・再生装置31 ,32 のAVデー
タ入出力制御回路50は、それぞれ、第4の実施形態に
おいて示した高速伝送装置からの音声・映像データS5
0b1 ,50b2 を受信する。外部機器21 〜24 は、
例えば、音声・映像データを編集処理する編集装置であ
る。
【0111】データ記録・再生システム5において、デ
ータ記録・再生装置32 は、データ記録・再生装置31
に記録されている音声・映像データを音声・映像データ
S50c1 として受けることができる。従って、外部機
器21 〜24 の内、データ記録・再生装置32 に接続さ
れた外部機器23 ,24 は、データ記録・再生装置
1 ,32 のいずれに記録された音声・映像データも編
集処理の対象とすることができ、編集の結果として得ら
れた音声・映像データをデータ記録・再生装置32に記
録することができる。また、外部機器21 以外の外部機
器22 〜24 はそれぞれ、データ記録・再生装置31
2 から2つの素材データを受け、編集作業をすること
ができる。
【0112】第5の実施形態において示したデータ記録
・再生システム5の構成とすれば、データ記録・再生装
置31 は、4台の外部機器21 〜24 の要求に応えなが
ら、実時間的な音声・映像データS10b1 を、外部機
器21 〜24 以外からの制御信号S10a1 に従って受
け、さらに、制御信号S10a1 に従ってデータ記録・
再生装置31 ,32 の間で受けた音声・映像データの複
写を行うことができる。従って、データ記録・再生装置
1 ,32 は、全体として外部機器21 〜24以外から
の制御信号10a1 に従って、外部機器21 〜24 それ
ぞれに対して音声・映像データS10b1 を供給するこ
とができる。
【0113】なお、例えば、音声・映像データを時分割
多重化した音声・映像データS50b1 ,S50b2
データ記録・再生装置31 ,32 にそれぞれ入力し、デ
ータ記録・再生装置31 ,32 を、あたかも時分割交換
機であるかのように利用し、外部機器21 〜24 に対す
る音声・映像データの供給の柔軟性を増すことが可能で
ある。第5の実施形態に示したデータ記録・再生システ
ム5の各構成部分に対しては、例えば、第1の実施形態
〜第3の実施形態に示した変形が可能である。
【0114】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る音声・
映像データ記録・再生装置および音声・映像データ記録
・再生システムによれば、テレビジョン放送局の放送シ
ステムにおいて、テレビジョン放送局それぞれの業務規
模、あるいは、同一のテレビジョン放送局における放送
システムを適用する業務の種類に対応して、音声・映像
データ用サーバーシステムの規模および機能を変更する
ことができる。従って、本発明に係る音声・映像データ
記録・再生装置および音声・映像データ記録・再生シス
テムは、機能および構成の変更が容易で拡張性が高く、
低コストである。
【0115】また、本発明に係る音声・映像データ記録
・再生装置および音声・映像データ記録・再生システム
によれば、通常、テレビジョン放送局内の放送システム
において、音声・映像データが基準同期信号あるいはタ
イムコードに厳密に同期して伝送および送出されるこ
と、および、既存の放送機器との接続の容易性を考慮
し、外部から入力される基準同期信号等に従属同期して
音声・映像データを取り扱うことができる。
【0116】また、本発明に係る音声・映像データ記録
・再生装置および音声・映像データ記録・再生システム
によれば、取り扱う音声・映像データにシステム遅延時
間を生じる部分を極力、削減してシステム遅延時間を減
らし、また、外部の制御装置に制御されて動作する場合
に、外部の制御装置からの制御命令が処理実行部分に直
接的に供給されるようにして、外部の制御装置からの制
御に対して素早く対応できる。
【0117】また、本発明に係る音声・映像データ記録
・再生装置および音声・映像データ記録・再生システム
によれば、放送システム全体で用いられる基準同期信号
に同期して音声・映像データを伝送することができ、同
期/非同期変換処理を要する構成部分を少なくすること
ができる。また、本発明に係る音声・映像データ記録・
再生装置および音声・映像データ記録・再生システムに
よれば、ベースバンドディジタル音声・映像データの転
送および交換が可能である。
【0118】また、本発明に係る音声・映像データ記録
・再生装置および音声・映像データ記録・再生システム
は、従来の実時間的な映像音声データの記録・再生に加
え、非実時間的な音声・映像データを記録・再生するこ
とが可能であり、音声・映像データの伝送時間を短縮す
ることができ、例えば、編集作業時間に制限があるニュ
ース映像の編集に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における本発明に係るデータ記
録・再生装置の構成を示す図である。
【図2】第1のAVデータ入出力回路の構成を示す図で
ある。
【図3】図1に示した記憶装置に、音声・映像データを
記録する場合のデータ記録・再生装置の各構成部分間の
信号シーケンスを示す図である。
【図4】記憶装置に記録された音声・映像データを再生
する場合のデータ記録・再生装置の各構成部分間の信号
シーケンスを示す図である。
【図5】第2の実施形態における本発明に係るAVデー
タ入出力制御回路の構成を示す図である。
【図6】第3の実施形態における本発明に係るデータ記
録・再生装置の構成を示す図である。
【図7】第3の実施形態に示す非実時間的なベースバン
ドの非圧縮音声・映像データ用のAVデータ入出力制御
回路の構成を示す図である。
【図8】図6に示した記憶装置に非実時間的なベースバ
ンドの音声・映像データを記録する場合のデータ記録・
再生装置の各構成部分間の信号シーケンスを示す図であ
る。
【図9】図6に示した記憶装置に記録された非実時間的
なベースバンドの音声・映像データを再生する場合のデ
ータ記録・再生装置の各構成部分間の信号シーケンスを
示す図である。
【図10】第4の実施形態におけるデータ記録・再生シ
ステムの構成を示す図である。
【図11】第5の実施形態におけるデータ記録・再生シ
ステムの構成を示す図である。
【図12】従来の音声・映像データ用のサーバシステム
の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1,3,31 ,32 …データ記録・再生装置、2,21
〜24 …外部機器、4,5…データ記録・再生システ
ム、101 〜10n ,10i ,50…AVデータ入出力
制御回路、102…マイクロプロセッサ、112,50
0…メモリ回路、114…データバスIF、120…圧
縮符号化回路、122…伸長復号回路、24…同期・非
同期変換回路、26…記憶装置、28…同期信号IF回
路、30…TCIF回路、32…多重化IF回路、34
…記録・再生制御回路、2…外部機器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声・映像データを記録・再生する記録・
    再生手段と、 外部から制御入力信号を受け入れ、受け入れた前記制御
    入力信号に応じて前記記録・再生手段との間で第1のデ
    ータレートの前記音声・映像データを入出力する第1の
    入出力制御手段と、 制御入力信号を受け入れ、受け入れた前記制御入力信号
    に応じて前記記録・再生手段との間で第1のデータレー
    トより高い第2のデータレートの前記音声・映像データ
    を入出力する第2の入出力制御手段と、 少なくとも前記第1の入出力制御手段および前記第2の
    入出力制御手段と所定の制御信号を送受信し、前記第1
    の入出力制御手段および前記第2の入出力制御手段を制
    御する記録・再生制御手段とを有する音声・映像データ
    記録・再生装置。
  2. 【請求項2】前記記録・再生制御手段は、 外部から入力される入力音声・映像データの前記記録・
    再生手段への記録を要求する記録要求信号の通知を前記
    第1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御手段
    から受けて、前記入力音声・映像データが記録される前
    記記録・再生手段の記録領域を割り当てる記録領域割当
    手段と、 前記入力音声・映像データに割り当てた前記記録・再生
    手段の記録領域を示す記録領域通知信号を前記第1の入
    出力制御手段および前記第2の入出力制御手段に通知す
    る記録領域通知手段とを有し、 前記第1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御
    手段はそれぞれ、 外部からの前記記録要求信号を前記記録・再生制御手段
    に通知する記録要求通知手段と、 前記記録領域通知信号を受けて前記記録・再生手段を制
    御し、受けた前記記録領域通知信号が示す前記記録・再
    生手段の記録領域に前記入力音声・映像データを記録さ
    せる記録制御手段とを有する請求項1に記載の音声・映
    像データ記録・再生装置。
  3. 【請求項3】前記記録・再生制御手段は、 前記記録・再生手段に記録された前記音声・映像データ
    を再生し、外部へ出力することを要求する再生要求信号
    の通知を前記第1の入出力制御手段から受けて、再生が
    要求された前記音声・映像データが記録されている前記
    記録・再生手段の再生領域を検索する記録領域検索手段
    と、 検索の結果、見つかった前記記録・再生手段の再生領域
    を示す再生領域通知信号を前記第1の入出力制御手段に
    通知する再生領域通知手段とを有し、 前記第1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御
    手段はそれぞれ、 外部から前記再生要求信号を受け入れて前記記録・再生
    制御手段に通知する記録再生通知手段と、 前記再生領域通知信号を前記記録・再生制御手段の前記
    再生領域通知手段から受けて前記記録・再生手段を制御
    し、受けた前記再生領域通知信号が示す前記記録・再生
    手段の再生領域から前記入力音声・映像データを再生さ
    せ、外部に出力する再生制御手段と、 再生が要求された前記音声・映像データの終了を示す音
    声・映像データ終了信号を前記記録・再生手段から受け
    入れて外部に対して通知する終了通知手段とを有し、 前記記録・再生手段は、 再生させられた前記音声・映像データが終了した場合
    に、前記音声・映像データの終了を示す前記音声・映像
    データ終了信号を前記第1の入出力制御手段に通知する
    音声・映像データ終了通知手段を有する請求項2に記載
    の音声・映像データ記録・再生装置。
  4. 【請求項4】前記第1の入出力制御手段および前記第2
    の入出力制御手段と前記記録・再生手段とは、同一のデ
    ータバスを介して接続され、 前記第1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御
    手段と前記記録・再生手段とは、同一の前記制御バスを
    介して接続される請求項2に記載の音声・映像データ記
    録・再生装置。
  5. 【請求項5】前記記録・再生手段は、 第1のデータレートのベースバンドの音声・映像データ
    を記録・再生可能な記録媒体に対して音声・映像データ
    を記録・再生する請求項2に記載の音声・映像データ記
    録・再生装置。
  6. 【請求項6】複数の音声・映像データ記録・再生装置を
    有し、 前記音声・映像データ記録・再生装置は、 音声・映像データを記録・再生する記録・再生手段と、 外部から制御入力信号を受け入れ、受け入れた前記制御
    入力信号に応じて前記記録・再生手段との間で第1のデ
    ータレートの前記音声・映像データを入出力する第1の
    入出力制御手段と、 制御入力信号を受け入れ、受け入れた前記制御入力信号
    に応じて前記記録・再生手段との間で第1のデータレー
    トよりも高い第2のデータレートの前記音声・映像デー
    タを入出力する第2の入出力制御手段と、 少なくとも前記第1の入出力制御手段および前記第2の
    入出力制御手段と所定の制御信号を送受信し、前記第1
    の入出力制御手段および前記第2の入出力制御手段を制
    御する記録・再生制御手段とを有し、 前記記録・再生制御手段は、 外部から入力される入力音声・映像データの前記記録・
    再生手段への記録を要求する記録要求信号の通知を前記
    第1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御手段
    から受けて、前記入力音声・映像データが記録される前
    記記録・再生手段の記録領域を割り当てる記録領域割当
    手段と、 前記入力音声・映像データに割り当てた前記記録・再生
    手段の記録領域を示す記録領域通知信号を前記第1の入
    出力制御手段および前記第2の入出力制御手段に通知す
    る記録領域通知手段とを有し、 前記第1の入出力制御手段および前記第2の入出力制御
    手段はそれぞれ、 外部からの前記記録要求信号を前記記録・再生制御手段
    に通知する記録要求通知手段と、 前記記録領域通知信号を受けて前記記録・再生手段を制
    御し、受けた前記記録領域通知信号が示す前記記録・再
    生手段の記録領域に前記入力音声・映像データを記録さ
    せる記録制御手段とを有し、 前記複数の音声・映像データ記録・再生装置の第2の入
    出力制御手段の間を接続し、これらの音声・映像データ
    記録・再生装置の間で第2のデータレートの音声・映像
    データを送受信する音声・映像データ記録・再生システ
    ム。
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