JPH09162347A - Sip型電子部品及びリードフレームならびにsip型電子部品の表面実装方法 - Google Patents

Sip型電子部品及びリードフレームならびにsip型電子部品の表面実装方法

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JPH09162347A
JPH09162347A JP31831695A JP31831695A JPH09162347A JP H09162347 A JPH09162347 A JP H09162347A JP 31831695 A JP31831695 A JP 31831695A JP 31831695 A JP31831695 A JP 31831695A JP H09162347 A JPH09162347 A JP H09162347A
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lead
substrate
leads
sip
type electronic
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Withdrawn
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JP31831695A
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Koji Matsubara
浩二 松原
Kazuhisa Ishida
和久 石田
Kenichi Eguchi
健一 江口
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3405Edge mounted components, e.g. terminals

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】実装密度を低下させることなく、かつ実装工程
を簡略化しながら、マザーボードにSIP型電子部品を
容易に表面実装することを可能としたリードフレームを
提供する。 【解決手段】SIP型の電子部品を構成する基板14
と、複数本のリードRで前記基板14を挟着可能とし、
前記リードRには前記基板14の端縁を位置決めする位
置決め部Pと、前記基板14の両側に延びて該基板14
をマザーボード上に立てた状態に保持する脚部Fとが設
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、SIP型の電子
部品を形成するためのリードフレーム及びSIP型の電
子部品をマザーボードに表面実装するための実装方法に
関するものである。
【0002】近年、電子機器は高機能化及び小型化が益
々進み、その実装技術においても、実装効率の向上及び
実装工程の簡略化が必要となっている。従って、SIP
型電子部品においても、実装面積の縮小及び実装工程の
効率化を図る必要がある。
【0003】
【従来の技術】挿入実装型であるSIP型のパッケージ
を備えた電子部品をマザーボード上に搭載する場合に
は、図18に示すように、マザーボード1に形成された
スルーホール2に、パッケージ3から一列に複数本突出
されるリード4を挿通し、マザーボード1を挿入したリ
ード4の先端と、マザーボード1の表面に形成された配
線パターン5とがハンダ付けされる。
【0004】マザーボード上に、SIP型の電子部品
と、表面実装型パッケージであるSMD型の電子部品と
を混載する場合には、まずマザーボードの配線パターン
上にSMD型電子部品から突出されるリードを位置させ
た状態で、配線パターンに所定の温度を加えることによ
り、リードを配線パターンにハンダ付けするリフローハ
ンダ付けを行う。
【0005】次いで、SIP型電子部品のリードをスル
ーホールに挿入して、そのリードをマザーボードの配線
パターンにリフローハンダ付けとは別の工程で手作業で
ハンダ付けしている。
【0006】また、SIP型のパッケージ3から突出さ
れるリード4は、リードフレームを切断して形成される
ものである。図19(a),(b)に示すように、リー
ド4の先端には、三叉状の基板受け部6が形成され、そ
の基板受け部6に基板7が嵌挿される。そして、基板7
に設けられたパッド8に、前記基板受け部6が接触し
て、各リード4がパッド8に電気的に接続される。
【0007】基板7の表面と裏面とに形成された配線パ
ターンを電気的に接続する場合には、当該配線パターン
に対応するパッドが、共通のリード4の基板受け部6に
接触するように構成される。従って、リード4が基板7
の表裏の配線パターンを接続するために使用される。
【0008】上記のようにSIP型のパッケージ3を、
マザーボード2のスルーホール2に挿通して実装する
と、マザーボード2の裏面での他の部品の実装の妨げと
なる。また、マザーボード2の裏面や中間層に形成され
る多層の配線パターンのレイアウトに制約が多くなる。
【0009】そこで、このような問題点を解決するため
に、SIP型のパッケージ3を表面実装する実装方法も
提案されている。その実装方法は、例えば図20に示す
ように、リード4の下部を90度直角に折り曲げ、この
状態でパッケージ3をマザーボードの配線パターン上に
載せてリフローハンダ付けを行う。
【0010】また、図21に示すように、リード4の下
部をパッケージ3の側面の延長線上に沿うように折り曲
げ、そのパッケージ3をマザーボード2上に載せるとと
もに、リード4の端部を配線パターン接触させ、この状
態でリフローハンダ付けを行う。
【0011】このような実装方法により、マザーボード
2にスルーホールを形成することなく、SIP型のパッ
ケージ3をマザーボード2に表面実装することが可能と
なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】SIP型のパッケージ
3をマザーボード2に対し挿入実装する場合は、上記の
ように他の部品の実装に対する制約が多くなる。また、
表面実装を行う他の部品と共通の工程で実装することが
できず、製造コストが増大する。
【0013】図20に示すSIP型のパッケージ3の表
面実装方法では、パッケージング後にリード4の折り曲
げ工程が別途必要となるとともに、リフロー工程時にパ
ッケージ3をマザーボード2上で垂立した状態に安定し
て維持するためには、リード4の折り曲げ長さを十分に
確保する必要がある。
【0014】このため、パッケージ3を安定して垂立さ
せるためには、広い実装面積が必要となる。また、パッ
ケージ3を安定して垂立させるために、リード4の折り
曲げ部を接着剤でマザーボード2に仮止めすることも行
われるが、その仮止め工程が別途必要となる。
【0015】また、図21に示すSIP型のパッケージ
3の表面実装方法では、パッケージ3をマザーボード2
上に載せるために広い面積が必要となる。従って、上記
のようなSIP型のパッケージ3の表面実装方法では、
いずれも実装密度が低下するという問題点がある。
【0016】また、SIP型では、基板7に対しリード
4による入出力ピンが一列に取着されるので、基板7に
搭載される回路機能の増大にともなって、入出力ピンの
数を増加させるために、基板7に接続するリード4の数
を増加させようとすると、図22に示すように、基板7
の一辺に多数のパッド8を一列に並べる必要がある。
【0017】すると、基板7が左右方向に長くなって、
その基板7上における無用な部分Pが増大して、半導体
チップ9等の実装密度が低下する。また、基板7を覆う
パッケージも大型化するため、マザーボード上での実装
密度も低下するという問題点がある。
【0018】さらに、上記のように基板7の表裏の配線
パターンを接続するために、リード4を使用すると、必
要なリード4及びパッド8の数がますます増加して、基
板7の実装密度が低下する。
【0019】また、基板7を外装で被覆しないSIP型
電子部品では、マザーボードに対するリフローハンダ付
けを行う際に、基板7に搭載された実装部品が脱落して
しまう。そこで、このような不具合を解消するために
は、シリコン樹脂あるいはフェノール樹脂等で基板7を
被覆した後に、リフローを行っているが、基板7の被覆
工程が別途必要となるという問題点がある。
【0020】この発明の目的は、実装密度を低下させる
ことなく、かつ実装工程を簡略化しながら、マザーボー
ドにSIP型電子部品を容易に表面実装することを可能
としたリードフレーム及び実装方法を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1の原理説
明図である。すなわち、SIP型の電子部品を構成する
基板14と、複数本のリードRで前記基板14を挟着可
能とし、前記リードRには前記基板14の端縁を位置決
めする位置決め部Pと、前記基板14の両側に延びて該
基板14をマザーボード上に立てた状態に保持する脚部
Fとが設けられる。
【0022】(作用)基板14の端縁が位置決め部Pに
当接する位置で同基板14をリードRで挟み、そのリー
ドRと基板14とをハンダ付けし、そのリードRからリ
ードフレームRFを切断すると、マザーボード上に表面
実装できるSIP型電子部品が構成される。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)図2は、この発明を具体化した第
一の実施の形態のリードフレームを示す。リードフレー
ム11は、独立した雄型リードフレーム12aと、雌型
リードフレーム13aとから構成される。
【0024】雄型リードフレーム12aから突出される
多数のリード12bは、そのリードフレーム12aから
斜め上方へ突出され、さらに折り返されて対向する雌型
リードフレーム13a側に向かって突出する折り曲げ部
12cが形成される。そして、各リード12bの先端部
は、上方へ突出される。
【0025】雌型リードフレーム13aから突出される
多数のリード13bは、そのリードフレーム13aから
斜め上方へ突出され、先端部は上方へ突出される。この
ようなリードフレーム12a,13aでSIP型の電子
部品を構成するには、組み立て装置(図示しない)でリ
ードフレーム12a,13aを対向するように保持し、
そのリードフレーム12a,13a間に、例えば図22
に示すようなSIP型の電子部品を構成するための基板
14を挿通して、図3に示すように、その端縁を雄型リ
ードフレーム12aの折り曲げ部12cに当接させ、各
リード12b,13bで基板14を挟着する。このと
き、各リード12b,13bを基板14の両面に形成さ
れたパッドに接触させる。
【0026】次いで、各リード12b,13bを基板1
4のパッドに接触させた状態で、その接触部分をハンダ
ディップ槽に漬けて各リード12b,13bとパッドと
のハンダ付けを行う。
【0027】次いで、リードフレーム12a,13aと
各リード12b,13bとを切断線A1,A2で切断
し、図3に鎖線で示すように、基板14をパッケージ1
5、あるいは他の外装材で覆う。
【0028】すると、基板14に取り付けられた搭載部
品及び各リード12b,13bとパッドとの接合部が固
定され、図3に示すように、パッケージ15からリード
12b,13bがハ字状に脚部として突出する状態とな
る。
【0029】そして、このように構成されたSIP型パ
ッケージ15が、各リード12b,13bでマザーボー
ド上に立てられて、リフローハンダ付けされる。上記の
ようなリードフレームを使用して構成されたSIP型パ
ッケージでは、次のような作用効果を得ることができ
る。 (ア)マザーボードにリードを挿通するためのスルーホ
ールを形成する必要がなく、スルーホールによるマザー
ボードの配線パターンの制約及びマザーボードの裏面で
の部品実装の制約を解消することができるので、部品実
装密度を向上させることができる。また、マザーボード
の面積を縮小することができる。 (イ)スルーホールへのリードの差し込み及びリードと
マザーボード上の配線パターンとの手作業等によるハン
ダ付けの必要がなく、他の表面実装型電子部品と同時に
リフローハンダ付けを行うことができるので、製造工程
を簡略化することができる。 (ウ)リードの折り曲げ工程は、リードの基板へのハン
ダ付けに先立ってリードフレームの製造工程で行われ、
リードを基板にハンダ付けした後、あるいはパッケージ
ング後は、リードの折り曲げ工程は不要であるので、製
造工程を簡略化することができる。 (エ)基板をリードで挟着した状態で、リードが基板上
のパッドにハンダ付けされるので、基板の表裏のパッド
が同一のリードに接続されることはない。従って、表裏
のパッドにそれぞれ独立したリードを接続することがで
きるので、基板のサイズを大きくすることなく、入出力
ピンの数を増大させることができる。 (オ)リードに設けられた折り曲げ部を位置決めとして
作用させることがてきるので、基板とリードとの位置決
めが容易となる。 (カ)マザーボードとの取付けは、リフローハンダ付け
により他の表面実装型電子部品と同一工程で表面実装す
ることができる。 (キ)リードの先端がパッケージの両側へ、マザーボー
ドに沿って突出されるので、短いリードでマザーボード
上に安定して垂立させることができる。従って、マザー
ボード上での実装面積を縮小することができるととも
に、リフローハンダ付けに先立って、パッケージの仮止
め等の工程を省略することができる。 (第二の実施の形態)図4は、第二の実施の形態を示
す。この実施の形態は、前記実施の形態と同様な形状の
雄型リード21と雌型リード22とが同一のリードフレ
ーム23で形成されたものである。
【0030】リードフレーム23は、図5に示すよう
に、一対のフレーム23a,23bからリード片21
a,21bが互い違いに突出され、そのリード片21
a,21bを折り曲げ加工して、前記雄型リード21及
び雌型リード22が形成される。
【0031】また、一対のフレーム23a,23b間に
は、両フレーム23a,23bを連結する固定フレーム
23cが一定間隔毎に設けられる。前記雄型リード21
と雌型リード22とは、基板14を弾性的に挟着し得る
間隔で形成される。
【0032】このようなリードフレーム23でSIP型
の電子部品を構成するには、組み立て装置(図示しな
い)でリードフレーム23の雄型リード21及び雌型リ
ード22との間に、基板14を挿通して、各リード2
1,22で基板14を挟着する。このとき、リード2
1,22で基板14を挟着可能であるので、組み立て装
置で基板14を挟着する必要はない。
【0033】次いで、各リード21,22を基板14の
パッドに接触させた状態で、その接触部分をハンダディ
ップ槽に漬けて各リード21,22とパッドとのハンダ
付けを行う。
【0034】次いで、リードフレーム23と各リード2
1,22とを切断線A3,A4で切断し、前記第一の実
施の形態と同様な工程でマザーボードに表面実装する。
また、このようなリード21,22は、リードフレーム
23上で互い違いに位置することから、基板14の表裏
において、そのピッチ方向にずれて位置する。従って、
図6(a)(b)に示すように、各リード21,22に
対応する位置で基板14上にパッド24が形成される
と、基板14の表裏に位置するパッド24がリード2
1,22で接続されることはない。
【0035】しかし、図7に示すように、基板14の雌
型リード22が当接する面において、雄型リード21の
折り曲げ部25が当接する端縁まで配線パターン26を
形成すれば、リード21,22とパッド24とのハンダ
付け工程で、折り曲げ部25と配線パターン26とがハ
ンダ付けされる。従って、雄型リード21により基板1
4の表裏両面の配線パターンが接続される。
【0036】上記のようなリードフレーム23を使用し
て構成されたSIP型電子部品では、前記第一の実施の
形態の作用効果に加えて、次のような作用効果を得るこ
とができる。 (ク)雄型リード及び雌型リードが同一のリードフレー
ムで形成されて、基板を挟着可能であるので、組み立て
装置から各リードに基板を挟着する挟着力を付与する必
要がない。 (ケ)雌型リードが接する側の基板面に、雄型リードの
折り曲げ部に接する配線パターンを設けることにより、
基板表裏の配線パターンを接続することができる。 (第三の実施の形態)図8に示す第三の実施の形態は、
独立したリードフレーム31,32でそれぞれ折り曲げ
部35を備えた雄型リード33,34を形成したもので
ある。
【0037】上記のようなリードフレーム31,32を
使用して構成されたSIP型電子部品では、前記第一の
実施の形態の作用効果に加えて、次のような作用効果を
得ることができる。 (コ)基板の両側に当接するリードにそれぞれ折り曲げ
部が形成されるので、その折り曲げ部で基板の端縁を安
定して支持することができる。 (サ)基板の両側に当接するリードにそれぞれ折り曲げ
部が形成されるので、各折り曲げ部に接する配線パター
ンを形成することにより、基板表裏の多数の配線パター
ンを接続することができる。 (第四の実施の形態)図9に示す第四の実施の形態は、
前記第二の実施の形態の雌型リードを雄型リードに置き
換えることにより、それぞれ折り曲げ部38を備えた雄
型リード37を、同一のリードフレーム36で形成した
ものである。
【0038】上記のようなリードフレーム35を使用し
て構成されたSIP型パッケージでは、前記第二の実施
の形態の作用効果に加えて、次のような作用効果を得る
ことができる。 (コ)基板の両側に当接するリードにそれぞれ折り曲げ
部が形成されるので、その折り曲げ部で基板の端縁を安
定して支持することができる。 (サ)基板の両側に当接するリードにそれぞれ折り曲げ
部が形成されるので、各折り曲げ部に接する配線パター
ンを形成することにより、基板表裏の多数の配線パター
ンを接続することができる。 (第五の実施の形態)この実施の形態は、雄型リードの
折り曲げ部が当接する基板の端縁に、その折り曲げ部が
係合する凹部を形成したものである。
【0039】図10は、基板14の雌型リードが当接す
る側の面を示し、雌型リードが接続される配線パターン
41と、裏面の配線パターンと接続するための配線パタ
ーン42とが形成される。
【0040】雄型リードの折り曲げ部が当接する位置の
基板14端縁には、凹部43が形成されて、前記折り曲
げ部が係合される。前記配線パターン42は、前記凹部
43の周囲までレイアウトされる。
【0041】図11は、雌型リードと雄型リードのピッ
チが狭いリードフレームに対応する配線パターンを示
す。図11(a)は、雌型リード側の基板面を示し、配
線パターン41,42が形成されるとともに、配線パタ
ーン42は凹部43の周囲までレイアウトされる。
【0042】図11(b)は、雄型リード側の基板面を
示し、雄型リードに接続される配線パターン43が形成
される。図12(a)(b)は、第三及び第四の実施の
形態に示すように、基板の両側に雄型リードを接続する
場合の配線パターンを示す。基板14の両面には、雄型
リードが接続される配線パターン44と、裏面の配線パ
ターンと接続するための配線パターン42とが形成され
る。
【0043】雄型リードの折り曲げ部が当接する位置の
基板14端縁には、凹部43が形成されて、前記折り曲
げ部が係合される。前記配線パターン42は、前記凹部
43の周囲までレイアウトされる。
【0044】上記のような基板14を使用して構成され
たSIP型電子部品では、次のような作用効果を得るこ
とができる。 (シ)雄型リードの折り曲げ部が当接する基板の端縁に
凹部を設け、その凹部の周囲まで折り曲げ部と接続する
配線パターンを設けることにより、その配線パターンと
折り曲げ部とが確実にハンダ付けされて、表裏の配線パ
ターンが確実に接続される。 (第六の実施の形態)図13は、第六の実施の形態を示
す。この実施の形態は、多数本の雌型リード45を対向
させた状態で、その下部を合成樹脂等のスペーサ46に
埋め込んだ状態で成形したものである。スペーサ46に
は各リード間にそれぞれ切り込み47が形成され、各切
り込みでスペーサ46を折り取ることにより、リード4
5の本数を任意に調節可能である。
【0045】また、リード45間に基板14を差し込む
とき、スペーサ46に当接するまで基板14を差し込む
と、各リード45に基板14上のパッドが当接するよう
にすれば、スペーサ46で基板14の位置決めが可能と
なる。
【0046】また、基板14にパッケージング等の外装
が施されない場合には、図14に示すように、スペーサ
46に着脱可能としたカバー47で基板14を覆えば、
マザーボードに対しリフローハンダ付けを行う際に、基
板14に搭載された部品の脱落を防止することができ
る。この方法は、特に赤外線でリフローを行うときに効
果がある。 (第七の実施の形態)図15は、第七の実施の形態を示
す。この実施の形態は、リードフレーム51から突出さ
れるリード52に切り込みを入れて、その一部を折り曲
げて基板を挟着可能としたリード52を形成したもので
ある。
【0047】すなわち、図16に示すようにリード52
の先端部及び基端部にそのリード52の幅を2分する切
り込み53を形成し、その切り込みに沿って幅方向の同
方向の半分B1,B2を上方へ折り曲げる。
【0048】すると、図15に示すように、基板を挟着
する挟着部54と、その両側でマザーボード上に当接す
る脚部55とからなるリード52が形成される。このよ
うなリード52に基板を差し込んだ後の工程は、前記実
施の形態と同様である。
【0049】このような構成により、リードフレーム5
1からリード52を容易に形成することができる。ま
た、図16では各リード52で切り込み53に対し同一
側の半分B1,B2を上方へ折り曲げたが、図17に示
すように切り込み53に対し異なる側の半分B1,B3
を上方へ折り曲げてもよい。
【0050】前記実施の形態から把握できる請求項以外
の技術思想をその効果とともに述べる。
【0051】(1)請求項1において、SIP型の電子
部品を構成する基板を、それぞれ先端部で挟む複数本の
リードに、前記基板の端縁を位置決めする位置決め部
と、前記基板の両側に延びて該基板をマザーボード上に
立てた状態に保持する脚部とを設け、前記リードが接続
される基板面の裏面には、前記位置決め部が当接する基
板の端縁まで配線パターンを形成して、前記リードと前
記配線パターンとをハンダ付け可能とした。基板の表裏
両面の配線パターンをリードで容易に接続することがで
きる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、実装
密度を低下させることなく、かつ実装工程を簡略化しな
がら、マザーボードにSIP型電子部品を容易に表面実
装することを可能としたリードフレーム及び実装方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図である。
【図2】 第一の実施の形態のリードフレームを示す斜
視図である。
【図3】 第一の実施の形態のリードフレームと基板の
断面図である。
【図4】 第二の実施の形態を示す斜視図である。
【図5】 第二の実施の形態のリードフレームの展開図
である。
【図6】 第二の実施の形態のリードフレームと基板の
組立図である。
【図7】 第二の実施の形態のリードフレームと基板の
組立図である。
【図8】 第三の実施の形態のリードフレームを示す斜
視図である。
【図9】 第四の実施の形態のリードフレームを示す斜
視図である。
【図10】第五の実施の形態の基板を示す正面図であ
る。
【図11】第五の実施の形態の基板を示す正面図であ
る。
【図12】第五の実施の形態の基板を示す正面図であ
る。
【図13】第六の実施の形態を示す斜視図である。
【図14】第六の実施の形態を示す斜視図である。
【図15】第七の実施の形態を示す斜視図である。
【図16】第七の実施の形態のリードフレームを示す展
開図である。
【図17】第七の実施の形態のリードフレームを示す展
開図である。
【図18】従来例のSIP型電子部品の取付けを示す斜
視図である。
【図19】従来例のSIP型電子部品の組立図である。
【図20】従来例のSIP型電子部品の斜視図である。
【図21】従来例のSIP型電子部品の取付けを示す側
面図である。
【図22】従来例のSIP型電子部品の基板を示す正面
図である。
【符号の説明】
R リード P 位置決め部 F 脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 和久 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 江口 健一 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SIP型の電子部品を構成する基板と、 複数本のリードで前記基板を挟着可能とし、前記リード
    には前記基板の端縁を位置決めする位置決め部と、前記
    基板の両側に延びて該基板をマザーボード上に立てた状
    態に保持する脚部とを設けたリードフレームとから構成
    したことを特徴とするSIP型電子部品。
  2. 【請求項2】 前記リードは、その中間部を折り曲げて
    構成した前記位置決め部を備えた雄型リードと、前記雄
    型リードとで基板を挟む雌型リードとから構成し、前記
    雄型リードと雌型リードとを独立したリードフレームで
    形成したことを特徴とする請求項1記載のSIP型電子
    部品。
  3. 【請求項3】 前記リードは、その中間部を折り曲げて
    構成した前記位置決め部を備えた雄型リードと、前記雄
    型リードとで基板を挟む雌型リードとから構成し、前記
    雄型リードと雌型リードとを同一のリードフレームで形
    成したことを特徴とする請求項1記載のSIP型電子部
    品。
  4. 【請求項4】 前記リードは、その中間部を折り曲げて
    構成した前記位置決め部を備えた雄型リードで構成し、
    前記基板の一方の面に当接する雄型リードと他方の面に
    当接する雄型リードとを独立したリードフレームで形成
    したことを特徴とする請求項1記載のSIP型電子部
    品。
  5. 【請求項5】 前記リードは、その中間部を折り曲げて
    構成した前記位置決め部を備えた雄型リードで構成し、
    前記基板の一方の面に当接する雄型リードと他方の面に
    当接する雄型リードとを同一のリードフレームで形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のSIP型電子部品。
  6. 【請求項6】 SIP型の電子部品を構成する基板をそ
    れぞれ先端部で挟む複数本のリードに、前記基板の端縁
    を位置決めする位置決め部と、前記基板の両側に延びて
    該基板をマザーボード上に立てた状態に保持する脚部と
    を設けたことを特徴とするリードフレーム。
  7. 【請求項7】 SIP型の電子部品を構成するリードフ
    レームには、SIP型の電子部品を構成する基板を挟む
    複数本のリードに、前記基板の端縁を位置決めする位置
    決め部と、前記基板の両側に延びて該基板をマザーボー
    ド上に立てた状態に保持する脚部とを設け、前記基板の
    両面に前記リードをハンダ付けして前記リードフレーム
    を切断し、前記基板を前記リードの脚部でマザーボード
    上に立ててリフローハンダ付けを行うことを特徴とする
    SIP型電子部品の表面実装方法。
JP31831695A 1995-12-06 1995-12-06 Sip型電子部品及びリードフレームならびにsip型電子部品の表面実装方法 Withdrawn JPH09162347A (ja)

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