JPH09160441A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09160441A
JPH09160441A JP7337936A JP33793695A JPH09160441A JP H09160441 A JPH09160441 A JP H09160441A JP 7337936 A JP7337936 A JP 7337936A JP 33793695 A JP33793695 A JP 33793695A JP H09160441 A JPH09160441 A JP H09160441A
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JP
Japan
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image
image forming
image output
operation direction
unit
Prior art date
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Application number
JP7337936A
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English (en)
Inventor
Michio Doke
教夫 道家
Hiroshi Takahashi
浩 高橋
Tomoshi Harada
知史 原田
Takeshi Endo
剛 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 少なくとも対向する2方向から操作可能な画
像形成装置において、各操作方向での装置利用状況(画
像出力回数、利用率等)を装置管理者、利用者に負担さ
せることなく把握できる手段を提供する。 【解決手段】 各操作方向ST1における画像出力回数
をカウントST6,ST7する機能を設け、そこで得ら
れたデ−タを用いた利用率の計算手段や、装置利用の制
限を設定・制御する手段により構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、特に複
数の操作方向から操作可能な画像形成装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスにおいては、事務処理の
効率化などの目的から、各種のOA機器が積極的に導入
され、オフィス内の各場所に設置されている。これら各
OA機器は、ラップトップ型パソコンなどのように小型
化されているものもあるが、デスクトップ型パソコンや
複写機などのように多くのものは、その設置面積や、嵩
がかなり大きい。このため、オフィス内にこれらOA機
器を設置すると、各OA機器によって広い空間が占有さ
れてしまい、面積が広いオフィスでも、実際に使用する
ことができるスペースが狭くなる。複写機などの画像形
成装置も、例にもれずスペースを有効活用する目的か
ら、壁際に設置されている場合がほとんどである。しか
しながら、オフィス内の什器類のレイアウトを勘案した
場合、OA機器も2方向以上からの利用が可能となる
と、設置の自由度も増え、省スペース化を図ることがで
きるともに、操作性を改善することができる。このよう
な画像形成装置として、以下に示す技術が開示されてい
る。
【0003】<装置の両側に操作部を備える複写機>実
開平1−169244号公報に開示されている複写機
は、原稿載置部を介して対向した位置に複数の操作部を
独立して配置するとともに、前記原稿載置部の端部で、
圧板を支持し、横方向に開閉する。 <回転する複写機>実開昭63−21946号公報に開
示されている複写機は、複写機本体の底部に回転機構を
設け、この回転機構により、装置全体を回動自在にし
て、複数の方向からの操作を可能にする。 <各部をユニット化し、双方向からのアクセス可能な複
写機>実開昭64−32548号公報に開示されている
複写機は、装置内のユニットを独立させ、装置の前後双
方向からのアクセスを可能にし、さらに操作部も前面後
面、いずれにも取付け可能にする。 <4方向から操作可能な複写機>特開平5−20405
7号、特開平5−207209号、特開平5−2072
10号、特開平5−216314号、特開平5−219
308号、特開平5−227372号の各公報に開示さ
れている複写機は4方向からの開閉操作を可能にした原
稿圧板と、開閉方向を検知する手段とを備え、この手段
の検知結果に応じて原稿スケールに設けられた点灯手段
を点灯させる。また、隣接する2辺間で移動可能な操作
パネルを備え、さらに操作パネルの位置を検出する手段
を備えている。また、スキャナ部と作像エンジン部との
間に空間を設けて、この空間に作像した用紙を排紙する
ように構成し、さらにスキャナ部が作像エンジン部に対
して4方向に移動して、排紙した用紙を取出し易くす
る。また、各操作パネルから画像形成の指示があったと
き、この指示を順次記憶して作像を行ない、また作像指
示を行なった操作パネルからのみ中断指示の受け付けを
可能し、さらに中断指示を優先的に行なえる操作パネル
を設ける。また、操作方向の検出結果により、原稿読取
範囲または排紙トレイの上下移動を決定する。また、作
像エンジン部に対してスキャナを移動自在にし、移動方
向の検出結果により原稿読取範囲、有効な操作パネルま
たは排紙トレイの上下移動を制御する。また、圧板の開
閉方向の検知結果により、原稿読取範囲、有効な操作パ
ネルまたは排紙トレイの上下を決定する。
【0004】<プリントキーを2つ持つ操作部を備えた
複写機>実開昭62−76343号公報に開示されてい
る複写機は、操作板の左右位置にそれぞれプリントキー
を設けた構成を備えている。 <操作方向に対して起立する操作部を備えた装置>実開
昭62−76343号公報に開示されている装置は、操
作パネルを起立可能にして操作パネルの表示面を見易く
することを主旨とする。 <回動する操作部を備えた装置>実開昭63−6685
0号、実開昭63−66851号公報に開示されている
装置は、装置本体に対して回転自在に液晶表示部を設
け、視線に対しての角度を変化させ得るようにする。 <回転自在な操作部を備えた装置>特開昭62−153
963号、特開昭62−153966号公報に開示され
ている装置は、液晶パネルが設けられた表示部を、操作
パネルに対して回転自在に設け、表示を見易くする。ま
た、モータで駆動し、所要の角度に設定可能にする。 <操作部の配置位置が可変な装置>特開昭60−209
745号、特開昭61−43308号公報に開示されて
いる装置は、操作ユニットを着脱自在にし、さらにユニ
ット受け部を複数設け、操作装置の配置位置を変更可能
にするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】双方向からの操作が可
能な画像形成装置は、操作方向(操作位置)を2つ持
ち、操作可能な方向を切り換えて使用することが可能で
あるか、もしくはいずれの位置からでもスタ−トキ−の
押下が可能であるので、コピ−機本体を壁際ではなく、
オフィスのパ−テ−ションとして部署間に設置すること
ができる。また必要な時に操作方向を切り換えることが
できるので、それぞれの部署から同一の画像形成装置を
利用することができる。ところで、上記従来の各画像形
成装置では、複数の方向からの操作を可能とした結果と
して、次のごとき不具合が発生する。即ち、像担持体上
に顕像化した画像を転写紙上に画像形成した上で出力す
る1つの画像形成部を共有し、少なくとも対向する2方
向から操作可能な画像形成装置において、各操作方向の
利用者に対して個別に課金、利用制限等の管理を行う場
合に、装置全体の利用状況(例えば画像出力回数)を判
別するだけでは十分な管理が不可能であり、この点の改
善が必要である。本発明は上記に鑑みてなされたもので
あり、各操作方向からの画像形成装置の利用状況の判
別、把握、管理を画像形成装置自体で行うことを可能と
したものであり、さらには判別結果をもとに管理者およ
び利用者に負担をかけることなく装置の利用制限等の動
作を自動的に行うことができる画像形成装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】具体的には、請求項1の発明は、各操作方
向の画像出力回数を計数することにより、各操作方向で
の利用状況を判別するデ−タを提供することを目的とす
る。請求項2、3、4の各発明は、各操作方向の画像出
力回数を計数し、各操作方向での利用状況を判別するデ
−タを提供すると共に、デ−タを元にして自動的に利用
制限を行えるようにすることを目的としている。請求項
5の発明は、各操作方向の画像出力回数を計数し、これ
を元に装置全体の利用状況に対する各操作方向での利用
比率を画像形成装置で算出し、そのデ−タを提供するこ
とを目的としている。請求項6の発明は、各操作方向の
画像出力回数に加え、利用時の画像出力条件を元に装置
全体の利用状況に対する各操作方向での利用比率を画像
形成装置で算出し、デ−タを提供することを目的として
いる。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、操作方向毎の画像出
力回数が分かるため、操作方向毎の装置利用状況の管理
(課金等)が可能になる。請求項2の発明によれば、操
作方向毎の画像出力制限回数を設定する手段を設けるこ
とにより、装置利用の制限が可能となり、管理効率の高
い装置の提供ができる。請求項3の発明によれば、請求
項2の効果に加え、利用制限を越えてしまった場合に装
置自体の使用を禁止するので、装置管理者の手を煩わす
ことなく、ランニングコストの低減等の装置の利用管理
が可能となる。請求項4の発明によれば、請求項2の効
果に加え、利用制限を越えてしまった場合にその旨を通
知する手段を設けることで、装置利用者への通達等の必
要がなくなり、装置管理者の負担を軽減できる。請求項
5の発明によれば、操作方向毎の利用状況を瞬時に認識
できるため、操作方向毎の装置利用状況の管理が容易に
なる。例えば課金管理を行う場合でも装置によって計算
された結果を用いて装置全体でかかった費用を分配すれ
ば良く、管理者が再計算する必要もなくなり、負担が軽
減する。請求項6の発明によれば、例えば出力画像サイ
ズ、記録媒体(記録紙(サイズ、フィルム)等の画像出
力条件の差により利用率に重みをかけ、操作方向毎の画
像出力回数を元に利用率を算出するようにすれば、装置
以外の消耗品の費用も含めた課金管理が自動的に行え
る。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決する為、請
求項1の発明は、画像形成部を備えると共に、少なくと
も対向する2方向に操作位置を有し、各操作位置からの
操作が可能な画像形成装置において、少なくとも対向す
る2つの操作位置から操作可能な1つの操作表示手段
と、対象操作位置を設定もしくは検出する手段と、画像
出力回数を計数、記憶する手段と、対象操作位置からの
操作により行われた画像形成動作による画像出力回数を
計数、記憶する手段とを有することを特徴とする。請求
項2の発明は、画像形成部を備えると共に、少なくとも
対向する2方向に操作位置を有し、各操作位置からの操
作が可能な画像形成装置において、少なくとも対向する
2つの操作位置から操作可能な1つの操作表示手段と、
対象操作位置を設定もしくは検出する手段と、画像出力
回数を計数、記憶する手段と、対象操作位置からの操作
により行われた画像形成動作による画像出力回数を計
数、記憶する手段と、操作方向毎に画像出力制限回数を
設定、記憶する手段と、操作方向毎の画像出力回数と画
像出力制限回数との比較を行う手段とを有することを特
徴とする。請求項3の発明は、請求項2記載の画像形成
装置において、ある操作方向からの複写操作により行わ
れた画像形成動作による画像出力回数が、該操作方向に
対して設定された画像出力制限回数に対してある条件を
満足した場合に、該操作方向での画像出力を禁止する手
段を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項2記載の画像形
成装置において、ある操作方向からの複写操作により行
われた画像形成動作による画像出力回数が、該操作方向
に対して設定された画像出力制限回数に対してある条件
を満足した場合に、上記条件を満足したことを報知する
手段を設けたことを特徴とする。請求項5の発明は、画
像形成部を備えると共に、少なくとも対向する2方向に
操作位置を有し、各操作位置からの操作が可能な画像形
成装置において、少なくとも対向する2つの操作位置か
ら操作可能な1つの操作表示手段と、対象操作位置を設
定もしくは検出する手段と、画像出力回数を計数、記憶
する手段と、対象操作位置からの操作により行われた画
像形成動作による画像出力回数を計数、記憶する手段
と、全画像出力回数に対する操作方向毎の画像出力回数
の比率を計算する手段とを有することを特徴とする。請
求項6の発明は、画像形成部を備えると共に、少なくと
も対向する2方向に操作位置を有し、各操作位置からの
操作が可能な画像形成装置において、少なくとも対向す
る2つの操作位置から操作可能な1つの操作表示手段
と、対象操作位置を設定もしくは検出する手段と、画像
出力回数を計数、記憶する手段と、対象操作位置からの
操作により行われた画像形成動作による画像出力回数を
計数、記憶する手段と、操作方向毎に独立に画像出力条
件を設定/解除する手段と、設定された画像出力条件に
基づいて操作方向毎の装置利用率を計算する手段とを有
することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による画像
形成装置の一形態例を前面側から見たときの斜視図、図
2は上記画像形成装置を後面側から見たときの斜視図で
ある。これらの図に示す画像形成装置1は、縦長の矩形
状に形成される装置匡体2と、この装置匡体2の上側に
設けられる画像読取装置3と、装置匡体2の下側に設け
られる画像作成装置(画像形成部)4と、装置匡体2の
右側板中央(図1において、右側の板)に設けられるメ
イン電源スイッチ5と、装置匡体2の上面の一側部に設
けられる操作装置6と、装置匡体2の前側面(操作方向
A側)上部および後側面(操作方向B側)上部に夫々設
けられる人体検知センサ7、8と、装置匡体2の左側板
上部に設けられる操作方向A側(手前側)の電源スイッ
チ9と、装置匡体2の右側板上部に設けられる操作方向
B側(奥側)の電源スイッチ10と、装置匡体2の上部
手前側に設けられる操作方向A側のスタートキー11
と、装置匡体2の上部後側に設けられる操作方向B側の
スタートキー12とを備えている。つまり、この画像形
成装置は、手前側面と奥側面に夫々操作位置を有してお
り、操作者は、いずれか一方の操作位置に立って操作を
行うことができる。メイン電源スイッチ5がオン状態に
された状態で、各電源スイッチ9、10の操作内容、各
人体検知センサ7、8の検知内容などに基づき、操作装
置6を構成するLCDパネル26上に操作方向A用の操
作画面、または操作方向B用の操作画面などを表示し
て、操作方向A、Bいずれかの方向の操作を有効にし、
この方向で操作が行われたとき画像読取装置3を動作さ
せて、原稿の画像を読み取り、画像作成装置4によって
指定されたサイズの転写紙上に上記画像読取装置3で得
られた画像データに対応するトナー画像を形成して機外
に排紙する。
【0011】以下、上記画像形成装置1を構成する画像
読取装置3、操作装置6、画像作成装置4について詳細
に説明する。まず、画像読取装置3は、図3に示す如
く、装置匡体2の上部に形成された開口部に填込まれる
コンタクトガラス15と、装置匡体2の上部に上記コン
タクトガラス15に隣接して配置される原稿スケール1
6と、装置匡体2の上部に前後方向、どちらの方向から
でも開閉自在に構成される圧板17と、装置匡体2内に
配置されたガイドレール(図示は省略する)により、副
走査方向に対し、移動自在に構成され、変倍率に応じた
第1速度で走行駆動される第1キャリッジ18と、この
第1キャリッジ18上に配置され、上記コンタクトガラ
ス15上に載置されている原稿を照明する光源19と、
上記第1キャリッジ18上に配置され、上記原稿から光
(光学画像)を反射する第1ミラー20とを備えてい
る。さらに、上記画像読取装置3は、装置匡体2内に配
置されたガイドレール(図示は省略する)により副走査
方向に対し移動自在に構成され、第1キャリッジ18が
移動しても、原稿を読み取る際の光路長が一定となるよ
うに第1速度の半分の速度(第2速度)で走行駆動され
る第2キャリッジ21と、この第2キャリッジ21上に
配置され、第1ミラー20から反射された光学像を反射
する第2、第3ミラー22、23と、装置匡体2内に移
動自在に配置され、ピント、倍率などに応じた位置に位
置調整されて、第3ミラー23から出射された光学像を
集光するレンズ24と、装置匡体2内に移動自在に配置
され、ピント、倍率などに応じた位置に位置調整され
て、上記レンズ24で集光された光学像を受光して電気
信号(画像信号)に変換するCCDイメージセンサ25
とを備えている。
【0012】画像作成装置4側から画像読取指令が出力
されたとき、読取倍率、読取範囲などに応じて、レンズ
24と、CCDイメージセンサ25の位置を左右方向に
移動させて、その位置を調整した後、第1キャリッジ1
8の光源19を点灯させた状態で、第1キャリッジ18
と、第2キャリッジ21とを各々、第1、第2速度で副
走査方向に走行させながらコンタクトガラス15上に載
置された原稿の画像を読み取り、レンズ24によってC
CDイメージセンサ25上に集光して、画像信号を生成
し、これを上記画像作成装置4に供給する。操作装置6
は、装置匡体2の上部側方位置に、前後方向(図1にお
いて、手前側から奥側の方向)に長くなるように配置さ
れるLCDディスプレイ(液晶ディスプレイ)26と、
このLCDディスプレイ26の上部側に配置され、オペ
レータによってLCDディスプレイ26がタッチされた
とき、これを検出してタッチ位置情報を生成するタッチ
パネル27と、マイクロプロセッサを持ち装置匡体2内
の上部側に配置され、図4に示す如くI/Oポートを介
して画像作成装置4側のメインコントローラ52と通信
を行ないながら、メインコントローラ52から出力され
る表示指示指令、状態情報などを取り込んで、これを操
作装置6を構成するLCDディスプレイ26に表示させ
る処理、操作装置6を構成するタッチパネル27のタッ
チ位置情報を処理して操作されたキーを検知する処理、
これをメインコントローラ52に送信する処理などを行
なう操作部28とを備えている。
【0013】メインコントローラ52から分割表示画面
指示が出力されたとき、操作部28によってこれを取り
込んで、LCDディスプレイ26上に、図5に示すごと
く画面の各半面(前後半面づつ)が各々、各操作方向の
操作のために使用される分割表示画面を表示する。ま
た、メインコントローラ52から全表示画面指示が出力
されたとき、操作部28によってこれを取り込んで、L
CDディスプレイ26上に、図6に示す如く画面の全面
を1つの操作方向の操作のために使用させる全表示画面
を表示する。この状態でオペレータによりLCDディス
プレイ26の表示面がタッチされれば、タッチパネル2
7によってこれを検知してタッチ位置情報を生成すると
ともに、操作部28によって、これを処理してタッチ位
置に対応するキー信号(操作情報)を生成し、これをメ
インコントローラ52に供給する。
【0014】また、画像作成装置4は、図3に示す如く
画像読取装置3から出力される画像信号に基づき、光画
像の書込みを行なう書込み光学ユニット45と、この書
込み光学ユニット45で生成された光画像をトナー画像
として顕像化させる顕像化ユニット46と、転写紙を供
給する給紙ユニット47と、この給紙ユニット47によ
り取り出された転写紙に対し、上記顕像化ユニット46
で顕像化されたトナー画像を転写させる紙転写ユニット
48と、この紙転写ユニット48で画像が転写された転
写紙上のトナーを溶融定着させる定着ユニット49と、
この定着ユニット49でトナー画像が定着された転写紙
を装置匡体2の左側板に取り付けられた排紙トレイ50
上に排紙させる排紙ユニット51と、この画像形成装置
1全体の動作を制御するメインコントローラ52と、こ
のメインコントローラ52からの指示に基づき、画像読
取装置3から出力される画像信号を処理する画像信号処
理部(IPU)53とを備えており、画像読取装置3か
ら出力される画像信号で示される画像をトナー画像とし
て顕像化して、指定されたサイズの転写紙上に、上記ト
ナー画像を転写させた後、上記トナー画像を定着させ、
機外の排紙トレイ50上に排紙する。
【0015】この場合、書込み光学ユニット45は、画
像信号処理部53から出力される画像データに基づき、
レーザー光を発生するレーザーダイオード、このレーザ
ーダイオードから出射されるレーザー光をスキャンさせ
るポリゴンミラー、このポリゴンミラーを回転させる駆
動モータなどによって構成されるレーザー出力ユニット
60と、このレーザー出力ユニット60から出力される
レーザー光をfθ変換するf−θレンズなどのレンズ群
61と、このレンズ群61からのレーザー光を反射して
顕像化ユニット46に供給するミラー62とを備えてお
り、画像信号処理部53から出力される画像データを光
信号に変換して、顕像化ユニット46を構成する感光体
63上に画像データに対応した光画像を書込んで、静電
潜像を形成する。顕像化ユニット46は、メインモータ
85(図4参照)によって回転駆動されながら、書込み
光学ユニット45から出射されるレーザー光により潜像
が形成される感光体63と、この感光体63の一端近傍
に配置され、書込み光学ユニット45から出射されるレ
ーザー光を検出したとき、主走査同期信号(LSYN
C)を生成してメインコントローラ52に供給するビー
ムセンサ64と、上記感光体63の周りに配置されて上
記感光体63をクリーニングする感光体クリーニングユ
ニット65と、感光体63の周りに配置されて感光体6
3を均一に帯電させる帯電ユニット66と、感光体63
の周りに配置されて感光体63上に形成されている静電
潜像を現像する現像ユニット67とを備えている。
【0016】プリント動作を行なうとき、メインモータ
85の駆動力によって感光体63を回転駆動しながら、
クリーニングユニット65によってクリーニングした
後、帯電ユニット66によって均一に帯電し、さらに書
込み光学ユニット45から出射されるレーザー光によっ
て感光体63上に画像データに対応する光画像が書込ま
れたとき、感光体63上に静電潜像を形成する。この
後、現像ユニット67によって感光体63上に形成され
ている静電潜像を現像してトナー画像を形成する。ま
た、給紙ユニット47は、装置匡体2内に出没自在に収
納され、各々、指定されたサイズの転写紙が収納される
第1〜第3給紙トレイ70〜72と、これら第1〜第3
給紙トレイ70〜72に収納されている各転写紙を取り
出す第1〜第3給紙ユニット73〜75と、これら第1
〜第3給紙ユニット73〜75によって取り出された転
写紙を上方に搬送する縦搬送ユニット76と、この縦搬
送ユニット76によって搬送された転写紙を取込み、タ
イミングをとって上記紙転写ユニット48に供給するレ
ジストローラ77とを備えており、プリント動作を行な
うとき第1〜第3給紙トレイ70〜72に格納されてい
る各サイズの転写紙のうち指定されたサイズの転写紙を
取り出し、これを上方に搬送するとともに感光体63上
に形成されているトナー画像の先端部が紙転写位置に到
達するタイミングに合わせて、転写紙を紙転写ユニット
48に供給する。
【0017】紙転写ユニット48は、感光体63と対向
するように配置され、感光体63上に形成されたトナー
画像をレジストローラ77から供給された転写紙に転写
させるとき、バイアス電圧が印加される紙転写バイアス
ローラ78と、メインモータ85によって回転駆動され
る駆動ローラ79と、これら駆動ローラ79、紙転写バ
イアスローラ78に張設され、紙転写バイアスローラ7
8によって感光体63上のトナー画像が転写された転写
紙を搬送する搬送ベルト80とを備えており、プリント
動作を行なうとき、レジストローラ77から供給された
転写紙を介在させた状態で搬送ベルト80を感光体63
に押圧しながら、紙転写バイアスローラ78に所定のバ
イアス電圧を印加して、感光体63上に形成されている
トナー画像を転写紙に転写させた後、これを定着ユニッ
ト49に搬送する。 定着ユニット49は、所定温度と
なるようにコントロールされた定着ローラ81と、上記
紙転写ユニット48によって搬送されてきた転写紙を定
着ローラ81に押し付ける加圧ローラ82とを備えてお
り、上記紙転写ユニット48から搬送されてきた転写紙
を加圧しながら加熱して、この転写紙上に形成されてい
るトナー画像を溶融定着させ、排紙ユニット51に搬出
する。排紙ユニット51は、転写紙を搬送する複数の搬
送ローラ対69を備えており、上記定着ユニット49か
ら搬送されてきた上記転写紙を取り込むとともに、各搬
送ローラ対69によってこれを搬送して、機外の排紙ト
レイ50上に排紙する。
【0018】また、メインコントローラ52は、図4に
示す如くマイクロプロセッサを有し、I/Oポートを介
して、操作装置6や画像信号処理部53と通信を行ない
ながら、この画像形成装置1全体の動作を制御する処
理、各センサ83から出力される信号を受ける処理、ソ
レノイド84を制御する処理、メインモータ85を駆動
する処理、中間クラッチ86、第1〜第3給紙クラッチ
87〜89を制御する処理などを行なう回路であり、予
め設定されているプログラムの内容、操作装置6から送
信される操作情報などに基づき、各センサ85から出力
される信号を処理して、ソレノイド84、メインモータ
85、中間クラッチ86、第1〜第3給紙クラッチ87
〜89などを制御する処理、画像読取指令を生成して、
これを画像読取装置3に送信する処理、表示指示指令、
状態情報、表示情報などを生成して、操作装置6に送信
する処理、画像処理指令を生成して、これを画像信号処
理部53に送信する処理などを行なう。
【0019】次に、図7、図8に示す模式図、図9〜図
13に示す各フローチャートを参照しながら、この形態
例の操作方向の指定動作について説明する。まず、図
1、図2に示す画像形成装置1が、図7に示す如くオフ
ィスのパーティション部分、例えば2つの壁110、1
11で囲まれた営業1課のスペース112と、営業2課
のスペース113とを分けるパーティション114、棚
115などの間にある設置場所116に設置され、図8
に示す如く営業1課側のオペレータ117が操作方向A
で使用し、営業2課のオペレータ118が操作方向Bで
使用するものと仮定する。 <請求項1に対応する形態例>この形態例は、画像形成
部4を備えると共に、少なくとも対向する2方向に操作
位置A、Bを有し、各操作位置からの操作が可能な画像
形成装置1において、画像形成装置の両側に位置する部
署等の装置利用者に対して、操作位置毎に複写枚数等に
応じた課金等の装置管理を行う場合等に、画像形成装置
自体が操作位置毎に複写枚数等を計数して、課金等の装
置の管理を行うことができるようにしている。即ち、こ
の形態例の画像形成装置は、少なくとも対向する2方向
から操作可能な少なくとも1つの操作表示手段(操作装
置)6と、操作方向を設定する手段(タッチパネル27
等に設けた設定手段120)と、又は操作方向を検出す
る手段(人体検知センサ7、8)と、画像出力回数を計
数する手段と、画像出力回数を対象操作方向について計
数、記憶する手段と、を備え、操作方向を設定、もしく
は検出する手段により決定された操作方向毎の画像出力
回数を計数、記憶する手段とを有する点が特徴的であ
る。なお、画像出力回数を計数、記憶する手段と、操作
方向を設定、もしくは検出する手段により決定された操
作方向(対象操作方向)毎の画像出力回数を計数、記憶
する手段としては、格別な手段を設けてもよいが、この
形態例では一応これらの機能はメインコントローラ52
(CPUおよび周辺回路=制御部)を用いて実行するも
のと想定する。この形態例によれば、操作方向毎の画像
出力回数が分かるため、操作方向毎の装置利用状況の管
理(課金等)が可能になる。課金においては、任意の時
点で操作位置別の利用状況を把握できるので、使用料の
徴収等に際しての計算が不要となる。
【0020】図9はこの形態例の動作を示すフローチャ
ートである。本発明では特に明記しない限り動作の制御
はメインコントローラ52(CPUおよび周辺回路=制
御部)を用いて行うことを想定している。また、本発明
の動作を開始する前に画像出力に必要な操作は終了して
いるものとする。図中〔〕内に示す変数の意味は、以下
の通りである。 dir:操作方向を示す変数、Counter:装置全
体の画像出力回数 Counter(n):各操作方向での画像出力回数 図中破線で囲まれた各領域にSTEP番号が付けられて
いるが、これは後述する請求項2〜6の各動作を説明す
るフロ−チャ−トに共通の動作に相当するステップであ
り、理解し易いように便宜的に付記しているものであ
る。また、各フローチャートにおける各ステップには、
頭部に「ST」を付してそのステップ番号を表示してあ
る。
【0021】いずれかの操作位置にあるスタートキー1
1、12を押下げすることにより画像出力開始要求が発
行されると、まず画像形成装置1がどの操作方向から利
用されているかを確定して、対象となる操作方向の画像
出力回数を計数するために確定した操作方向を記憶す
る。方向のデ−タはCPUに接続されたメモリ(RA
M)に記憶される〔■STEP01〕。操作方向は、装
置利用者が操作表示装置6を用いて明示的に設定(例え
ば、操作表示装置の表示部に選択キ−を設けて選択キ−
を押下して設定するか、任意のキ−を押下すると選択さ
れるなどの設定方法)するか、もしくは画像形成装置の
各操作方向の前面に赤外線を照射し、その反射光を受光
する機構を有するセンサにより、利用者のいる操作方向
を自動的に検知する人体検知機能を設けることで設定
(あるいは検知)が可能であり、利用者のいる操作方向
を自動的に検知する機能を設けることで有効な操作方向
の設定(あるいは検知)が可能である。操作方向の確定
が完了した場合には、画像出力開始要求(スタートボタ
ン押下げ)に基づき画像出力を開始する〔■STEP0
2〕。
【0022】画像出力中は動作が正常に行われているか
を監視し、正常に終了した場合には次の動作に移行する
(ST3、4)。画像出力の途中で異常が発生した場合
には(ST4、NO)、異常時の処置を施し、画像出力
回数の計数(カウント)を行わずに終了する(ST
8)。これは画像出力回数の計数(カウント)を誤るこ
とを防止する為である。ただし、ST3の動作の監視お
よびST8の異常処理は、いずれも本形態例の動作中に
於て格別に行う必要はなく、例えば記録媒体(記録紙)
の搬送過程でジャム等の異常についての監視をしている
場合にはこの結果を流用しても良い。画像形成部4にお
ける画像形成を受けた転写紙の排紙トレイ50上への排
出、即ち画像出力が正常に終了すると、装置全体の画像
出力回数カウンタ値と対象操作方向(操作装置6による
設定或は人体検知センサ7、8からの検知により決定さ
れた操作方向)の画像出力回数カウンタに1を加えて終
了する(ST5、6、7)。各カウンタ値は、メインコ
ントローラ52或はその周辺回路に設けた不揮発性のメ
モリ、もしくは機械式カウンタに設定され記憶される
〔■STEP03〕。カウンタ値を参照する場合は、必
要に応じてメモリより読み出して操作表示手段6のディ
スプレイ26等に表示するか、装置本体の適所に設けた
図示しない機械式カウンタの値を読むこととなる。
【0023】<請求項2に対応する形態例>この形態例
は、画像形成部4を備えると共に、少なくとも対向する
2方向に操作位置A、Bを有し、各操作位置からの操作
が可能な画像形成装置1において、画像形成装置の両側
に位置する部署等の装置利用者に対して、操作位置毎に
複写回数に制限を設けて、装置利用の制限を可能とし、
管理効率の高い装置を提供しようとするものである。即
ち、この形態例の画像形成装置は、少なくとも対向する
2方向から操作可能な1つの操作表示手段(操作装置)
6と、操作方向を設定する手段6(タッチパネル27等
に設けた設定手段120)と、又は操作方向を検出する
手段(人体検知センサ7、8)と、画像出力回数を計数
する手段と、画像出力回数を対象操作方向について計
数、記憶する手段と、操作方向毎に画像出力制限回数を
設定、記憶する手段121と、操作方向毎の画像出力回
数と画像出力制限回数との比較を行う手段と、を備えた
点が特徴的である。なお、画像出力回数を計数する手段
と、画像出力回数を対象操作方向について計数、記憶す
る手段と、操作方向毎の画像出力回数と画像出力制限回
数との比較を行う手段としては、格別な手段を設けても
よいが、この形態例でもこれらの機能はメインコントロ
ーラ52(CPUおよび周辺回路=制御部)を用いて実
行するものと想定する。この形態例によれば、操作方向
毎の画像出力制限回数を設定する手段を設けることによ
り、装置利用の制限が可能となり、管理効率の高い装置
の提供ができる。
【0024】図10、図11はこの形態例の動作を示す
フローチャートであり、図10は操作方向毎に画像出力
制限回数を設定、記憶する動作を示すフロ−チャ−ト、
図11は設定された制限回数デ−タと画像出力回数を比
較する動作を含むフロ−チャ−トである。本発明は図1
1におけるSTEP04に関するものであり、STEP
04より終了までのフロ−は後述する請求項3、4の動
作を示しているが、ここではこれらを含めて画像出力終
了までの一連の動作として説明する。なお、図中〔〕内
に示す変数の意味は以下のとおりである。 dir:操作方向を示す変数 Limit(dir):操作方向dirにおける画像出
力制限回数 まず、図10を用いて操作方向毎に画像出力制限回数を
設定、記憶する動作(手順)を説明する。この動作は画
像形成装置1の管理形態を決定する際に特に画像出力操
作とは関係なく行われる。各種モード(画像出力制限回
数、複写枚数、倍率、濃淡、用紙サイズ等々)設定は操
作表示手段6のタッチパネル等を用いて行う。
【0025】キー操作等により、画像出力制限回数設定
要求が発行されると、操作表示装置6からのメッセージ
等により操作者に対して操作方向の指定入力を要求す
る。操作者は操作表示手段より設定したい操作方向を入
力する(ST10)。操作方向の入力が完了すると、入
力された操作方向(対象操作方向)についてのデ−タを
メインコントローラ52或は周辺回路等に設けたメモリ
(RAM)に格納し、対象操作方向の画像出力制限回数
の設定(入力)をメッセージ等により要求し、これを受
けた操作者は操作表示手段6より設定したい制限回数を
入力する。制限回数の入力が完了すると、先に設定され
た操作方向についてのデ−タをメモリから読み出し、対
象操作方向の制限回数デ−タとしてこのデ−タを不揮発
性のメモリに格納し保存する。同時に制限回数が設定さ
れているか否かを判定可能なデ−タも設定し、保存して
おく(ST11、12)。設定を続行したい場合には、
上述の手順で設定を繰り返し、終了する(ST13)。
【0026】次に図11を用いて設定された画像出力制
限回数と画像出力回数との比較動作、および画像終了ま
でのフロ−を説明する。画像出力開始要求が発行される
と、まず装置1がどの方向から利用されているかを確定
して、対象となる操作方向の画像出力回数を計数するた
めに確定した操作方向についてのデ−タをCPUに接続
されたメモリ(RAM)に記憶する〔■STEP0
1〕。操作方向は、装置利用者が操作表示装置6を用い
て明示的に設定(例えば操作表示装置6の表示部に選択
キ−120を設け選択キ−を押下して設定するか、任意
のキ−を押下すると選択されるなど)するか、もしくは
画像形成装置の各操作方向の前面に赤外線を照射し、そ
の反射光を受光する機構を有する人体検知センサ7、8
により、利用者がいる操作方向を自動的に検知する機能
を設けることで設定(あるいは検知)が可能である。操
作方向の確定が完了したら、対象操作方向に対して画像
出力制限回数が設定されているかを判定する(ST2
1)。判定に必要な(設定時に保存されている)デ−タ
を読み出し、該デ−タが設定されている場合には比較動
作に移行し(ST23)、該データが設定されていない
場合には画像出力を開始(STEP02に移行)する。
画像出力回数制限を行うように設定されている場合に
は、対象操作方向の画像出力制限回数デ−タ(Limi
t(n))と、対象操作方向における現在の画像出力回
数カウンタの値(Counter(n))とを読み出し
て比較を行う〔■STEP04〕。比較の結果、画像出
力回数カウンタの値が画像出力制限回数デ−タを上回る
場合、すなわち、 Counter(n)>Limit(n) となった場合には、制限条件に合致したとみなし、必要
に応じて制限時の処理(請求項3、4)を行った後に動
作を終了する(ST24、27)。比較結果が制限条件
と合致しなければ、画像出力開始要求に基づき画像出力
を開始する(ST24、25)〔■STEP02〕。画
像出力が開始した場合には、それ以降は図9で説明した
カウンタの操作〔■STEP03〕と同様の手順で画像
出力回数の計数を行って動作を終了する。
【0027】<請求項3に対応する形態例>この形態例
は、請求項2に対応する形態例を前提としており、請求
項2に対応する形態例に利用禁止機能を付加したもので
ある。即ち、この形態例は、画像形成部4を備えると共
に、少なくとも対向する2方向に操作位置A、Bを有
し、各操作位置からの操作が可能な画像形成装置1にお
いて、操作方向毎の画像出力回数が、該操作方向に対し
て設定された画像出力制限回数に対してある条件を満足
した場合に、該操作方向での画像出力を禁止するように
構成している。即ち、この形態例の画像形成装置は、少
なくとも対向する2方向から操作可能な1つの操作表示
手段(操作装置)6と、操作方向を設定する手段6(タ
ッチパネル27等に設けた設定手段120)と、又は操
作方向を検出する手段(人体検知センサ7、8)と、画
像出力回数を計数する手段と、画像出力回数を対象操作
方向について計数、記憶する手段と、操作方向毎に画像
出力制限回数を設定、記憶する手段121と、操作方向
毎の画像出力回数と画像出力制限回数との比較を行う手
段と、を備え、操作方向毎の画像出力回数が、該操作方
向に対して設定された画像出力制限回数に対してある条
件を満足した場合に、該操作方向での画像出力を禁止す
るようにした点が特徴的である。なお、画像出力回数を
計数する手段と、画像出力回数を対象操作方向について
計数、記憶する手段と、操作方向毎の画像出力回数と画
像出力制限回数との比較を行う手段、ある条件を満足し
た場合にある操作方向での画像出力を禁止する手段とし
ては、格別な手段を設けてもよいが、この形態例でもこ
れらの機能はメインコントローラ52(CPUおよび周
辺回路=制御部)を用いて実行するものと想定する。
【0028】この形態例によれば、例えば、ある操作方
向側が利用制限を越えた複写回数を実施してしまった場
合に装置自体の使用を禁止することにより、装置管理者
の手を煩わすことなく、ランニングコストの低減等の装
置の利用管理が可能となる。この形態例は、図11にお
けるSTEP05(ST27)の処理に関するものであ
り、画像出力開始から終了までの動作は請求項2の動作
(ST25、26)と同様である。本形態例では、対象
操作方向の画像出力制限回数デ−タ(制限条件)と、対
象操作方向における現在の画像出力回数カウンタの値と
の比較の結果、現在のカウンタ値が制限条件と合致した
場合に、その時点以降の当該対象操作方向からの装置1
の利用を禁止して処理を終了する。これにより、一定期
間内(例えば月単位)での消耗品を含む装置の使用量を
制限することが可能となる。また、装置の管理者は一定
期間ごとに保守(画像出力回数カウンタを0にクリアし
て装置利用を許可する等)を行えば良く、管理効率が向
上する。
【0029】<請求項4に対応する形態例>この形態例
は、請求項2に対応する形態例を前提としており、請求
項2に対応する形態例に、制限回数超過を報知する機能
を付加したものである。即ち、この形態例は、画像形成
部4を備えると共に、少なくとも対向する2方向に操作
位置A、Bを有し、各操作位置からの操作が可能な画像
形成装置1において、操作方向毎の画像出力回数が、該
操作方向に対して設定された画像出力制限回数に対して
ある条件を満足した場合に、制限回数を超過した旨を報
知するように構成している。即ち、この形態例の画像形
成装置は、少なくとも対向する2方向から操作可能な1
つの操作表示手段(操作装置)6と、操作方向を設定す
る手段6(タッチパネル27等に設けた設定手段12
0)と、又は操作方向を検出する手段(人体検知センサ
7、8)と、画像出力回数を計数する手段と、画像出力
回数を対象操作方向について計数、記憶する手段と、操
作方向毎に画像出力制限回数を設定、記憶する手段12
1と、操作方向毎の画像出力回数と画像出力制限回数と
の比較を行う手段と、を備え、操作方向毎の画像出力回
数が、該操作方向に対して設定された画像出力制限回数
に対してある条件を満足した場合に、該操作方向での利
用制限回数を超過した旨を報知するようにした点が特徴
的である。なお、画像出力回数を計数する手段と、画像
出力回数を対象操作方向について計数、記憶する手段
と、操作方向毎の画像出力回数と画像出力制限回数との
比較を行う手段、ある条件を満足した場合にある操作方
向にその旨を報知する制御を行う手段としては、格別な
手段を設けてもよいが、この形態例でもこれらの機能は
メインコントローラ52(CPUおよび周辺回路=制御
部)を用いて実行するものと想定する。この形態例によ
れば、例えば、ある操作方向側が利用制限を越えた複写
回数を実施してしまった場合に装置自体の使用を禁止す
ることなく、利用制限を越えた旨をメッセージとして報
知することにより、装置管理者の手を煩わすことなく、
ランニングコストの低減等の装置の利用管理が可能とな
る。
【0030】請求項4に対応する形態例は、図11にお
けるSTEP05の処理に関するものであり、画像出力
開始から終了までの動作は請求項2の動作(ST25、
26)と同様である。本形態例では、対象操作方向の画
像出力制限回数デ−タ(制限条件)と、対象操作方向に
おける現在の画像出力回数カウンタの値との比較の結
果、該カウンタ値が制限条件と合致した場合に、制限回
数を越えている旨のメッセ−ジを対象操作方向の操作表
示部6に表示(視覚表示、音声表示等)した上で、画像
出力を開始させる。例えば請求項3の形態例のように画
像形成装置の利用自体を禁止してしまうと業務の遂行上
支障をきたすが、利用者に警告を発して装置の使用量の
低減を促す場合に有用である。さらに、装置が制限条件
に応じて自動的に警告を行うので、装置管理者の負担が
軽くなる。
【0031】<請求項5の実施例>この形態例は、画像
形成部4を備えると共に、少なくとも対向する2方向に
操作位置A、Bを有し、各操作位置からの操作が可能な
画像形成装置1において、画像形成装置の両側に位置す
る部署等の装置利用者に対して、操作位置毎に複写枚数
等に応じた課金等の装置管理を行う場合等に、画像形成
装置自体が操作位置毎に複写枚数等を計数して、課金等
の装置の管理を行うことができるようにすると同時に、
操作者が、操作方向毎の利用状況を瞬時に認識できるよ
うにして、操作方向毎の装置利用状況の管理を容易化す
るものである。例えば、課金管理を行う場合でも画像形
成装置1によって計算された結果を用いて、装置全体で
かかった費用を分配すれば良く、管理者が再計算する必
要もなくなり、負担が軽減する。即ち、この形態例の画
像形成装置は、少なくとも対向する2方向から操作可能
な1つの操作表示手段(操作装置)6と、操作方向を設
定する手段(タッチパネル27等に設けた設定手段12
0)と、又は操作方向を検出する手段(人体検知センサ
7、8)と、画像出力回数を計数する手段と、画像出力
回数を対象操作方向について計数、記憶する手段と、を
備え、操作方向を設定、もしくは検出する手段により決
定された操作方向毎の画像出力回数を計数、記憶する手
段と、全画像出力回数に対する操作方向毎の画像出力回
数の比率を計算する手段とを有するを有する点が特徴的
である。なお、画像出力回数を計数、記憶する手段と、
操作方向を設定、もしくは検出する手段により決定され
た操作方向(対象操作方向)毎の画像出力回数を計数、
記憶する手段と、全画像出力回数に対する操作方向毎の
画像出力回数の比率を計算する手段としては、格別な手
段を設けてもよいが、この形態例ではこれらの機能はメ
インコントローラ52(CPUおよび周辺回路=制御
部)を用いて実行するものと想定する。
【0032】図12は本形態例の動作を示すフローチャ
ートであり、本形態例の動作を開始する前に画像出力に
必要な操作は終了しているものとする。図12中のST
EP03(ST32)の動作は、図9の破線で囲まれた
STEP03で示された動作(ST3〜8)を示してお
り、ここでは説明を省略する。STEP03において、
画像出力回数の計数が終了した場合には、対象操作方向
と装置1全体の画像出力回数との比率の計算を行う。ま
ず、STEP03において保存した対象操作方向につい
ての画像出力回数のデ−タと、装置全体の画像出力回数
のデ−タを夫々メモリより読み出す。読み出したデ−タ
を元に、装置全体の画像出力回数に対する対象操作方向
の画像出力回数の比率、すなわち、 rate(dir)=Counter(dir)÷Co
unter {dir:操作方向を示す変数、Counter:装置
全体の画像出力回数、Counter(n):各操作方
向での画像出力回数、rate(n):各操作方向での
画像出力回数の比率} を計算し、計算結果を不揮発性のメモリに保存する。保
存が終了したら動作終了となる(STEP06、ST3
3)。比率デ−タを参照する場合は、必要に応じてメモ
リより読み出して操作表示手段6に表示する。そのため
の操作手段は操作表示手段6に設ける。なお、画像形成
装置1が、画像出力回数に対応して操作方向毎に課金を
設定する手段を有するか、もしくは課金を制御する装置
を接続する手段を有する場合には、比率デ−タと課金制
御デ−タを元に各操作方向ごとの利用金額という形態
で、金額を明示した状態で出力することも可能になる。
【0033】<請求項6に対応する形態例>この形態例
は、画像形成部4を備えると共に、少なくとも対向する
2方向に操作位置A、Bを有し、各操作位置からの操作
が可能な画像形成装置1において、画像形成装置の両側
に位置する部署等の装置利用者に対して、操作位置毎に
複写枚数等に応じた課金等の装置管理を行う場合等に、
画像形成装置自体が操作位置毎に複写枚数等を計数し
て、課金等の装置の管理を行うことができるようにする
と同時に、出力画像サイズ(変倍率)、記録紙等の記録
媒体のサイズ、材質(フィルム)、コピーモード(ソー
タ等の後処理装置の使用の有無)等の画像出力条件の差
により利用率に重みをかけつつ、操作方向毎の画像出力
回数を元に利用率を算出することにより、装置以外の消
耗品(トナー等)、消費電力等の費用も含めた課金管理
が自動的に行えることとなる。即ち、この形態例の画像
形成装置は、少なくとも対向する2方向から操作可能な
1つの操作表示手段(操作装置)6と、操作方向を設定
する手段(タッチパネル27等に設けた設定手段12
0)と、又は操作方向を検出する手段(人体検知センサ
7、8)と、画像出力回数を計数する手段と、画像出力
回数を対象操作方向について計数、記憶する手段と、操
作方向毎に独立に画像出力条件を設定/解除する手段
(操作表示装置6)と、設定された画像出力条件を元に
操作方向毎の装置利用率を計算する手段とを有する点が
特徴的である。なお、画像出力回数を計数、記憶する手
段と、操作方向を設定、もしくは検出する手段により決
定された操作方向(対象操作方向)毎の画像出力回数を
計数、記憶する手段と、設定された画像出力条件を元に
操作方向毎の装置利用率を計算する手段としては、格別
な手段を設けてもよいが、この形態例ではこれらの機能
はメインコントローラ52(CPUおよび周辺回路=制
御部)を用いて実行するものと想定する。
【0034】図13はこの形態例の動作を示すフローチ
ャートであり、本形態例の動作を開始する前に画像出力
に必要な操作は終了しているものとする。図中[]内に
示す変数の意味は以下の通りである。 dir:操作方向を示す変数 a:画像出力条件を元に決定される画像出力1回当たり
の重み係数 図13の図中のSTEP01、02の動作は、図9の破
線で囲まれたSTEP01、STEP02で示された動
作を示している。また、図13のフロ−では示していな
いが、本形態例では処理開始前に画像出力条件が設定さ
れ、画像出力開始要求と共に条件設定デ−タが発行され
ているものとする。画像出力開始要求が発行されると、
まず操作入力の有無、人体検知の有無等の結果から装置
がどの操作方向から利用されているかを確定して、対象
となる操作方向の画像出力回数を計数するために確定し
た方向を記憶する。方向のデ−タはCPUに接続された
メモリ(RAM)に記憶される[■STEP01]。操
作方向は、装置利用者が操作表示装置を用いて明示的に
設定(例えば操作表示装置の表示部に選択キ−を設け選
択キ−を押下して設定するか、任意のキ−を押下すると
選択されるなど)するか、もしくは画像形成装置の各操
作方向の前面に赤外線を照射し、その反射光を受光する
機構を有するセンサにより、利用者のいる操作方向を自
動的に検知する機能を設けることで設定(あるいは検
知)が可能である。
【0035】操作方向の確定作業が完了した後は、設定
された画像出力条件の中から装置利用率の計算に必要な
項目(条件)を抽出し、条件デ−タをメモリ(RAM)
に格納する[■STEP06]。なお、装置利用率の計
算に必要な項目(条件)とは、例えばトナー等の消耗品
の使用量(もしくはコスト)、画像形成装置に付加機能
を追加するために接続可能な装置を利用する条件等であ
り、具体的には記録紙のサイズ、種類(紙、フィル
ム)、丁合機能(付加装置が必要な場合)選択等が考え
られる。各条件に対してはあらかじめ所要の重み係数を
設定しておく。この設定操作は、装置の管理形態を決定
する際に特に画像出力操作とは関係なく行われる。設定
は例えば操作表示手段6を用いて行う。また、各画像出
力条件に対する重み係数は装置全体の構成に係わるもの
であるため、操作方向に関係なく装置に対して一義的に
設定される。装置利用率の計算に必要な項目(条件)の
抽出が完了した場合には、画像出力開始要求に基づき画
像出力を開始する[■STEP02]。
【0036】画像出力中は動作が正常に行われているか
を監視し、正常に終了したら次の動作に移行する(ST
43、44)。画像出力の途中でジャム等の異常が発生
した場合には、異常時の処置を施し、装置利用率の計算
を行わずに終了する(ST48)。このような構成によ
り、装置利用率の計算を誤って行うことを防止できる。
ただし、動作の監視および異常処理は、本発明の動作内
で特別に行う必要はなく(誤動作を防止するための特別
な監視条件はない)、例えば記録媒体(記録紙)の搬送
で監視をしている場合における監視結果を流用するよう
にしても良い。画像出力が正常に終了すると、抽出した
画像出力条件を元に重み係数aの計算を行う(ST4
5、46)。以下にその詳細を説明すると、まず、抽出
した各画像出力条件に対する重み係数を設定デ−タ中か
ら読み出し、抽出した各画像出力条件に対する重み係数
をa(1)〜a(k)(kは抽出した条件数)とする
と、装置利用の重み係数aは下式で算出される。 a=a(1)×a(2)×・・・×a(k) 上式は、複数の条件を設定した場合の重み係数は個々の
条件に対して設定された重み係数を乗ずることによって
求められることを示している。重み係数の計算が完了し
た後で、対象操作方向の装置利用率の計算に移行する
(ST47)。ここではまず重み係数を積算することに
より装置全体、および対象操作方向の装置利用係数とし
て不揮発性のメモリに保存する。保存方法については図
13には特に明記していないが、図9のSTEP03に
おける画像出力カウンタの操作と類似した操作を行えば
十分である。装置全体の装置利用係数(積算値)をd、
対象操作方向における装置利用係数(積算値)をd(d
ir)とすれば画像出力が正常に終了した後に d=d+a d(dir)=d(dir)+a の計算を行い計算結果(dおよびd(dir))を不揮
発性のメモリに保存して動作を完了する。対象操作方向
の装置利用率rate2(dir)は、装置利用係数を
用いて rate2(dir)=d(dir)÷d で計算される。計算された利用率デ−タを不揮発性メモ
リに保存して画像出力動作を終了する。操作者が装置利
用率を参照する場合は、必要に応じてメモリより読み出
して操作表示手段6に表示する。以上のような構成、動
作により、一定期間内(例えば月単位)での消耗品を含
む装置の使用率をより正確に管理することが可能とな
る。また、装置の管理者は各画像出力条件に対する重み
係数を一旦設定してしまえば、一定期間ごとに保守(装
置利用係数をクリアして再度積算を開始する等)を行え
ば良く、管理効率が向上する。なお、本形態例では、上
記の構成に加え、時刻・日付けを認識する手段を設ける
ことにより、保守時期の到来を管理者に報知することが
できるので、時期の到来を知った管理者が装置利用係数
をクリアするようにすれば、一定期間ごとの保守の作業
が確実化する。或は電話回線を介して中央管理室に設け
た管理装置と接続することにより、管理装置との間のデ
ータの授受によって保守を自動的に行うことも可能とな
る。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明では、複数の操作位置を
有する画像形成装置に於て、操作方向毎の画像出力回数
が分かるため、操作方向毎の装置利用状況の管理(課金
等)が可能になる。請求項2の発明では、操作方向毎の
画像出力制限回数を設定する手段を設けることにより、
装置利用の制限が可能となり、管理効率の高い画像形成
装置を提供できる。請求項3の発明では、請求項2の発
明の効果に加えて、画像出力回数等の利用制限を越えて
しまった場合に装置自体の使用を禁止することにより、
装置管理者の手を煩わすことなく、ランニングコストの
低減等の装置の利用管理が可能となる。請求項4の発明
では、請求項2の効果に加え、利用制限を越えてしまっ
た場合にその旨を報知する手段を設けることで、装置利
用者への通達等の必要がなくなり、装置管理者の負担を
軽減できる。請求項5の発明では、操作方向毎の利用状
況を瞬時に認識できるため、操作方向毎の装置利用状況
の管理が容易になる。例えば課金管理を行う場合でも装
置によって計算された結果を用いて装置全体でかかった
費用を分配すれば良く、管理者が再計算する必要もなく
なり、管理者の負担が軽減する。請求項6の発明では、
例えば出力画像サイズ、記録媒体のサイズ、材質等の画
像出力条件の差により利用率に重みをかけ、操作方向毎
の画像出力回数を元に利用率を算出するようにしたの
で、装置以外の消耗品の費用も含めた正確な課金管理を
自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の一形態例を前面側
から見たときの斜視図。
【図2】図1に示す画像形成装置を後面側から見たとき
の斜視図。
【図3】図1に示す画像形成装置の詳細な構成例を示す
概略構成図。
【図4】図3に示す操作装置、メインコントローラ、画
像信号処理部の詳細な構成例を示すブロック図。
【図5】図3に示すLCDディスプレイ上に表示される
分割表示画面の一例を示す模式図。
【図6】図3に示すLCDディスプレイ上に表示される
全表示画面の一例を示す模式図。
【図7】図1に示す画像形成装置の配置例を示す平面
図。
【図8】図1に示す画像形成装置の使用例を示す模式
図。
【図9】本発明の第1の形態例の動作を示すフローチャ
ート。
【図10】本発明の第2の形態例の動作を示すフローチ
ャート。
【図11】本発明の第2、第3、第4の形態例の動作を
示すフローチャート。
【図12】本発明の第5の形態例の動作を示すフローチ
ャート。
【図13】本発明の第6の形態例の動作を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1 画像形成装置、2 装置匡体、3 画像読取装置、
4 画像作成装置、5メイン電源スイッチ、6 操作装
置、7 操作方向A側の人体検知センサ、8操作方向B
側の人体検知センサ、9 操作方向A側の電源スイッ
チ、10 操作方向B側の電源スイッチ、11 操作方
向A側のスタートキー、12 操作方向B側のスタート
キー、15 コンタクトガラス、16 原稿スケール、
17 圧板、18 第1キャリッジ、19 光源、20
第1ミラー、21 第2キャリッジ、22 第2ミラ
ー、23 第3ミラー、24 レンズ、25 CCDイ
メージセンサ、26 LCDディスプレイ、27 タッ
チパネル、28 操作部、29 分割表示画面、30
全表示画面、35 CPU回路、36 ROM回路、3
7 RAM回路、38 UART回路、39 VRAM
回路、40 キャラクタジェネレータ、41 LCDコ
ントローラ、42 タッチパネルコントローラ、45
書込み光学ユニット、46 顕像化ユニット、47 給
紙ユニット、48 紙転写ユニット、49 定着ユニッ
ト、50 排紙トレイ、51 排紙ユニット、52 メ
インコントローラ、53 画像信号処理部、60 レー
ザー出力ユニット、61 レンズ群、62 ミラー、6
3 感光体、64 ビームセンサ、65 感光体クリー
ニングユニット、66 帯電ユニット、67 現像ユニ
ット、69 搬送ローラ対、70〜72 第1〜第3給
紙トレイ、73〜75第1〜第3給紙ユニット、76
縦搬送ユニット、77 レジストローラ、78紙転写バ
イアスローラ、79 駆動ローラ、80 搬送ベルト、
81 定着ローラ、82 加圧ローラ、83 センサ、
84 ソレノイド、85 メインモータ、86 中間ク
ラッチ、87〜89 第1〜第3給紙クラッチ、11
0、111 壁、112、113 スペース、120
操作方向設定手段、121 画像出力制限回数設定手
段。
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 剛 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部を備えると共に、少なくとも
    対向する2方向に操作位置を有し、各操作位置からの操
    作が可能な画像形成装置において、 少なくとも対向する2つの操作位置から操作可能な少な
    くとも1つの操作表示手段と、 対象操作位置を設定もしくは検出する手段と、 画像出力回数を計数、記憶する手段と、 対象操作位置からの操作により行われた画像形成動作に
    よる画像出力回数を計数、記憶する手段とを有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成部を備えると共に、少なくとも
    対向する2方向に操作位置を有し、各操作位置からの操
    作が可能な画像形成装置において、 少なくとも対向する2つの操作位置から操作可能な1つ
    の操作表示手段と、 対象操作位置を設定もしくは検出する手段と、 画像出力回数を計数、記憶する手段と、 対象操作位置からの操作により行われた画像形成動作に
    よる画像出力回数を計数、記憶する手段と、 操作方向毎に画像出力制限回数を設定、記憶する手段
    と、 操作方向毎の画像出力回数と画像出力制限回数との比較
    を行う手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、 ある操作方向からの複写操作により行われた画像形成動
    作による画像出力回数が、該操作方向に対して設定され
    た画像出力制限回数に対してある条件を満足した場合
    に、該操作方向での画像出力を禁止する手段を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の画像形成装置において、 ある操作方向からの複写操作により行われた画像形成動
    作による画像出力回数が、該操作方向に対して設定され
    た画像出力制限回数に対してある条件を満足した場合
    に、上記条件を満足したことを報知する手段を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成部を備えると共に、少なくとも
    対向する2方向に操作位置を有し、各操作位置からの操
    作が可能な画像形成装置において、 少なくとも対向する2つの操作位置から操作可能な1つ
    の操作表示手段と、 対象操作位置を設定もしくは検出する手段と、 画像出力回数を計数、記憶する手段と、 対象操作位置からの操作により行われた画像形成動作に
    よる画像出力回数を計数、記憶する手段と、 全画像出力回数に対する操作方向毎の画像出力回数の比
    率を計算する手段とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 画像形成部を備えると共に、少なくとも
    対向する2方向に操作位置を有し、各操作位置からの操
    作が可能な画像形成装置において、 少なくとも対向する2つの操作位置から操作可能な1つ
    の操作表示手段と、 対象操作位置を設定もしくは検出する手段と、 画像出力回数を計数、記憶する手段と、 対象操作位置からの操作により行われた画像形成動作に
    よる画像出力回数を計数、記憶する手段と、 操作方向毎に独立に画像出力条件を設定/解除する手段
    と、 設定された画像出力条件に基づいて操作方向毎の装置利
    用率を計算する手段とを有することを特徴とする画像形
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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