JPH09159115A - ガスバーナ - Google Patents
ガスバーナInfo
- Publication number
- JPH09159115A JPH09159115A JP34995395A JP34995395A JPH09159115A JP H09159115 A JPH09159115 A JP H09159115A JP 34995395 A JP34995395 A JP 34995395A JP 34995395 A JP34995395 A JP 34995395A JP H09159115 A JPH09159115 A JP H09159115A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- flame
- gas
- gas burner
- inlet opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強制燃焼式のガスバーナにおいて、ファンで
送風された二次空気がガスバーナの側面に沿って上昇す
るため、隣接するガスバーナへの火移りが妨げられ、着
火性が好ましくなかった。 【解決手段】 膨出加工した鋼板を折曲げ、側端下方に
入口開口１１、入口開口１１に連通して上方へ屈曲した
混合管１２、混合管１２に連通して分配室１３、分配室
１３の上端に炎孔１４を列設した燃焼面を形成してバー
ナ本体１０を形成し、外方向へ膨出した保炎板２０をバ
ーナ本体１０の両側壁上端部に接合し、分配室１３の側
壁と側方間隔２１を設けて燃焼面の両袖に溝状開口２２
を形成し、分配室１３の側壁に側方間隔２１に開通した
微孔１３ａを並べ、保炎板２０に、外方向へ突出した円
錐状の突起２４を上端に近接した位置に形成する。
送風された二次空気がガスバーナの側面に沿って上昇す
るため、隣接するガスバーナへの火移りが妨げられ、着
火性が好ましくなかった。 【解決手段】 膨出加工した鋼板を折曲げ、側端下方に
入口開口１１、入口開口１１に連通して上方へ屈曲した
混合管１２、混合管１２に連通して分配室１３、分配室
１３の上端に炎孔１４を列設した燃焼面を形成してバー
ナ本体１０を形成し、外方向へ膨出した保炎板２０をバ
ーナ本体１０の両側壁上端部に接合し、分配室１３の側
壁と側方間隔２１を設けて燃焼面の両袖に溝状開口２２
を形成し、分配室１３の側壁に側方間隔２１に開通した
微孔１３ａを並べ、保炎板２０に、外方向へ突出した円
錐状の突起２４を上端に近接した位置に形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、給湯器や風呂釜
等のガス器具に組込むガスバーナに関するものである。
等のガス器具に組込むガスバーナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、給湯機や風呂釜等のガス器具に
は、鋼板製のガスバーナが所定の間隔で並べて組込まれ
ている。そして、各ガスバーナの混合管内に燃焼ガスと
一次空気とを吸引するとともに、器具の小型化と高能力
化を図るため、二次空気をファンで送風する強制燃焼式
のガスバーナが広く用いられている。
は、鋼板製のガスバーナが所定の間隔で並べて組込まれ
ている。そして、各ガスバーナの混合管内に燃焼ガスと
一次空気とを吸引するとともに、器具の小型化と高能力
化を図るため、二次空気をファンで送風する強制燃焼式
のガスバーナが広く用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかる強制燃焼式のガ
スバーナにおいて、ファンで送風された二次空気がガス
バーナの側面に沿って上昇するため、隣接するガスバー
ナへの火移りが妨げられ、着火性が好ましくない。ま
た、火移りを確実とするため、ガスバーナの燃焼面に火
移り用板を側方へ延設すると、かかる箇所で二次空気の
流れが乱され、火炎が乱れて燃焼性が低下する課題があ
った。
スバーナにおいて、ファンで送風された二次空気がガス
バーナの側面に沿って上昇するため、隣接するガスバー
ナへの火移りが妨げられ、着火性が好ましくない。ま
た、火移りを確実とするため、ガスバーナの燃焼面に火
移り用板を側方へ延設すると、かかる箇所で二次空気の
流れが乱され、火炎が乱れて燃焼性が低下する課題があ
った。
【０００４】この発明は、こうした課題を解決すること
を目的とするもので、隣接するガスバーナへの火移りを
確実として着火性を改善するとともに、二次空気の流れ
を乱すことなく、燃焼の安定を図ったガスバーナを提供
するものである。
を目的とするもので、隣接するガスバーナへの火移りを
確実として着火性を改善するとともに、二次空気の流れ
を乱すことなく、燃焼の安定を図ったガスバーナを提供
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のガスバーナは
上記の目的を達成するため、膨出加工した鋼板を折曲
げ、側端下方に入口開口、入口開口に連通して上方へ屈
曲した混合管、混合管に連通して分配室、分配室の上端
に炎孔を列設した燃焼面を形成してバーナ本体を形成す
る。そして、外方向へ膨出した保炎板をバーナ本体の両
側壁上端部に接合し、分配室の側壁と側方間隔を設けて
燃焼面の両袖に溝状開口を形成し、分配室の側壁に間隔
に開通した微孔を並べ、保炎板に、外方向へ突出した円
錐状の突起を上端に近接した位置に形成して構成するも
のである。以下に、この発明の構成を、図面の実施例を
用いて具体的に説明する。
上記の目的を達成するため、膨出加工した鋼板を折曲
げ、側端下方に入口開口、入口開口に連通して上方へ屈
曲した混合管、混合管に連通して分配室、分配室の上端
に炎孔を列設した燃焼面を形成してバーナ本体を形成す
る。そして、外方向へ膨出した保炎板をバーナ本体の両
側壁上端部に接合し、分配室の側壁と側方間隔を設けて
燃焼面の両袖に溝状開口を形成し、分配室の側壁に間隔
に開通した微孔を並べ、保炎板に、外方向へ突出した円
錐状の突起を上端に近接した位置に形成して構成するも
のである。以下に、この発明の構成を、図面の実施例を
用いて具体的に説明する。
【０００６】
【発明の実施の形態】図面はこの発明の実施例で、バー
ナケース内に所定の間隔で並べて強制燃焼式のガス器具
に組込まれるものである。図面において、一枚の鋼板を
左右対称に膨出加工して折曲げ、縁部を接合してバーナ
本体（１０）が形成され、バーナ本体（１０）は、側端
下方の位置にガスと一次空気を吸引する入口開口（１
１）、入口開口（１１）に連通してガスと一次空気を混
合する上方へ屈曲した混合管（１２）、混合管（１２）
に連通して混気ガスを炎孔（１４）へ分配する分配室
（１３）、分配室（１３）の上端にスリット状の炎孔
（１４）を列設した燃焼面（１５）を形成している。
ナケース内に所定の間隔で並べて強制燃焼式のガス器具
に組込まれるものである。図面において、一枚の鋼板を
左右対称に膨出加工して折曲げ、縁部を接合してバーナ
本体（１０）が形成され、バーナ本体（１０）は、側端
下方の位置にガスと一次空気を吸引する入口開口（１
１）、入口開口（１１）に連通してガスと一次空気を混
合する上方へ屈曲した混合管（１２）、混合管（１２）
に連通して混気ガスを炎孔（１４）へ分配する分配室
（１３）、分配室（１３）の上端にスリット状の炎孔
（１４）を列設した燃焼面（１５）を形成している。
【０００７】バーナ本体（１０）の両側壁上端部に、外
方向へ膨出した保炎板（２０）が接合され、分配室（１
３）の側壁と側方間隔（２１）を形成し、この側方間隔
（２１）が上端で開口して燃焼面（１５）の両袖に溝状
開口（２２）を形成している。分配室（１３）の側壁に
は、側方間隔（２１）に開通した微孔（１３ａ）が所定
のピッチで横一列に並べられている。そして、保炎板
（２０）には、外方向へ突出した円錐状の突起（２４）
が保炎板（２０）の略中央で上端に近接した位置に形成
されている。このガスバーナは、それぞれ隣接するガス
バーナの突起（２４）と小隙を持って器具の能力に応じ
た本数並べ（図３参照）、ガス器具に組込まれる。
方向へ膨出した保炎板（２０）が接合され、分配室（１
３）の側壁と側方間隔（２１）を形成し、この側方間隔
（２１）が上端で開口して燃焼面（１５）の両袖に溝状
開口（２２）を形成している。分配室（１３）の側壁に
は、側方間隔（２１）に開通した微孔（１３ａ）が所定
のピッチで横一列に並べられている。そして、保炎板
（２０）には、外方向へ突出した円錐状の突起（２４）
が保炎板（２０）の略中央で上端に近接した位置に形成
されている。このガスバーナは、それぞれ隣接するガス
バーナの突起（２４）と小隙を持って器具の能力に応じ
た本数並べ（図３参照）、ガス器具に組込まれる。
【０００８】次に、かかる構成のガスバーナの燃焼につ
いて説明する。運転スイッチの投入でガス供給路中のバ
ルブが開成し、入口開口（１１）に対向したガスノズル
から混合管（１２）内にガスが噴出されるとともに、一
次空気が吸引される。混合管（１２）内で混合されて分
配室（１３）へ流入した混気ガスは、炎孔（１４）から
吐出するとともに、微孔（１３ａ）から側方間隔（２
１）内に流入し、溝状開口（２２）から穏やかに吐出す
る。そして、所定の点火手段で点火され、燃焼面（１
５）に長炎の主炎を形成するとともに、溝状開口（２
２）にて短炎の保炎を形成し、主炎がその両袖に形成し
た保炎で基部を補強されて燃焼する。さらに、保炎が突
起（２４）を介して隣接するガスバーナに渡り、これを
着火し、順次隣接するガスバーナを着火して燃焼する。
ここで、突起（２４）が円錐状であるため、ガスバーナ
の側面に沿って上昇する二次空気の流れが乱されず、安
定して着火、燃焼する。
いて説明する。運転スイッチの投入でガス供給路中のバ
ルブが開成し、入口開口（１１）に対向したガスノズル
から混合管（１２）内にガスが噴出されるとともに、一
次空気が吸引される。混合管（１２）内で混合されて分
配室（１３）へ流入した混気ガスは、炎孔（１４）から
吐出するとともに、微孔（１３ａ）から側方間隔（２
１）内に流入し、溝状開口（２２）から穏やかに吐出す
る。そして、所定の点火手段で点火され、燃焼面（１
５）に長炎の主炎を形成するとともに、溝状開口（２
２）にて短炎の保炎を形成し、主炎がその両袖に形成し
た保炎で基部を補強されて燃焼する。さらに、保炎が突
起（２４）を介して隣接するガスバーナに渡り、これを
着火し、順次隣接するガスバーナを着火して燃焼する。
ここで、突起（２４）が円錐状であるため、ガスバーナ
の側面に沿って上昇する二次空気の流れが乱されず、安
定して着火、燃焼する。
【０００９】
【発明の効果】この発明のガスバーナは以上のように構
成し、外方向へ膨出した保炎板（２０）をバーナ本体
（１０）の両側壁上端部に接合し、分配室（１３）の側
壁と側方間隔（２１）を設けて燃焼面（１５）の両袖に
溝状開口（２２）を形成し、燃焼面（１５）の両袖に主
炎を挟んで保炎を形成して燃焼の安定を図るとともに、
保炎板（２０）に、外方向へ突出した円錐状の突起（２
４）を上端に近接した位置に形成し、保炎が突起（２
４）を介して隣接するガスバーナを確実かつ安定して着
火し、着火性の改善を図ることができるものである。
成し、外方向へ膨出した保炎板（２０）をバーナ本体
（１０）の両側壁上端部に接合し、分配室（１３）の側
壁と側方間隔（２１）を設けて燃焼面（１５）の両袖に
溝状開口（２２）を形成し、燃焼面（１５）の両袖に主
炎を挟んで保炎を形成して燃焼の安定を図るとともに、
保炎板（２０）に、外方向へ突出した円錐状の突起（２
４）を上端に近接した位置に形成し、保炎が突起（２
４）を介して隣接するガスバーナを確実かつ安定して着
火し、着火性の改善を図ることができるものである。
【００１０】また、突起（２４）が円錐状であるため、
ガスバーナの側面に沿って上昇する二次空気の流れが乱
されず、火炎は安定し、火炎の乱れ、これに伴う着火不
良を防ぎ、燃焼中の立ち消えの危険もなく安全に使用す
ることができるものである。
ガスバーナの側面に沿って上昇する二次空気の流れが乱
されず、火炎は安定し、火炎の乱れ、これに伴う着火不
良を防ぎ、燃焼中の立ち消えの危険もなく安全に使用す
ることができるものである。
【図１】この発明の実施例のガスバーナの一部を切り欠
いた正面図。
いた正面図。
【図２】同じく平面図。
【図３】ガスバーナを並べた状態の一部を断面とした拡
大側面図。
大側面図。
１０ ガスバーナ本体 １１ 入口開口 １２ 混合管 １３ 分配室 １３ａ 微孔 １４ 炎孔 １５ 燃焼面 ２０ 保炎板 ２１ 側方間隔 ２２ 溝状開口 ２４ 突起
Claims (1)
- 【請求項１】 膨出加工した鋼板を折曲げ、側端下方に
入口開口（１１）、入口開口（１１）に連通して上方へ
屈曲した混合管（１２）、混合管（１２）に連通して分
配室（１３）、分配室（１３）の上端に炎孔（１４）を
列設した燃焼面（１５）を形成してバーナ本体（１０）
を形成し、 外方向へ膨出した保炎板（２０）をバーナ本体（１０）
の両側壁上端部に接合し、分配室（１３）の側壁と側方
間隔（２１）を設けて燃焼面（１５）の両袖に溝状開口
（２２）を形成し、分配室（１３）の側壁に側方間隔
（２１）に開通した微孔（１３ａ）を並べ、保炎板（２
０）に、外方向へ突出した円錐状の突起（２４）を上端
に近接した位置に形成したガスバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34995395A JPH09159115A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | ガスバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34995395A JPH09159115A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | ガスバーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09159115A true JPH09159115A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18407225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34995395A Pending JPH09159115A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | ガスバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09159115A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120225393A1 (en) * | 2009-07-22 | 2012-09-06 | Kyungdong Navien Co., Ltd. | Gas burner |
| CN110388644A (zh) * | 2018-04-17 | 2019-10-29 | 林内株式会社 | 燃烧装置 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP34995395A patent/JPH09159115A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120225393A1 (en) * | 2009-07-22 | 2012-09-06 | Kyungdong Navien Co., Ltd. | Gas burner |
| US9033702B2 (en) * | 2009-07-22 | 2015-05-19 | Kyungdong Navien Co., Ltd. | Gas burner |
| CN110388644A (zh) * | 2018-04-17 | 2019-10-29 | 林内株式会社 | 燃烧装置 |
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