JPH09155915A - インサート成形品の成形方法及び成形装置 - Google Patents

インサート成形品の成形方法及び成形装置

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JPH09155915A
JPH09155915A JP31392195A JP31392195A JPH09155915A JP H09155915 A JPH09155915 A JP H09155915A JP 31392195 A JP31392195 A JP 31392195A JP 31392195 A JP31392195 A JP 31392195A JP H09155915 A JPH09155915 A JP H09155915A
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resin
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mold
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    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • B29C45/14073Positioning or centering articles in the mould using means being retractable during injection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂W3内にインサート材W1を埋め込んで
なるインサート成形品Wを上下型5,1の成形面6,2
で成形する場合、樹脂W3内にインサート材W1を破壊
せずに埋め込んで、インサート材W1の安定した被覆状
態が低いコストで得られるようにする。 【解決手段】 上下型5,1にそれぞれ成形面6,2か
ら出没するリフタ17,12を設け、このリフタ17,
12の突出状態で上型5を下降移動させ、成形面6,2
同士の嵌合前に、インサート材W1をその貫通孔W2が
下型1の溶融樹脂供給用ゲート9に対応するようにリフ
タ17,12で挟持し、その状態でゲート9から溶融樹
脂W3を供給してその一半部をインサート材W1の貫通
孔W2を経てその上側に、また残り半部をインサート材
W1の下側にそれぞれ流動させて、インサート材W1の
両側に略同量の樹脂W3を供給し、両型5,1の成形面
6,2間に供給される溶融樹脂W3の流速を遅くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂の内部にイン
サート材を埋め込んだ状態のインサート成形品を成形す
る成形方法及び成形装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ある部材に対して耐水性、耐
薬品性、耐酸性、耐アルカリ性等を付与しようとする場
合、その部材の表面をポリエチレン(PE)やポリプロ
ピレン(PP)等の樹脂で被覆すればよいことは知られ
ている。
【0003】このように部材表面を樹脂で被覆するとき
の一般的な方法として、従来、射出成形方法がある。こ
の方法では、例えば図6に示すように、上面に成形面a
1を有する下型aと、この下型aの上方に昇降移動可能
に配設され、下面に上記下型成形面a1と嵌合可能な成
形面b1を有する上型bとを用い、下型aの成形面a1
上に目的の被覆対象部材であるインサート材cを配置
し、上型bを下降移動させて下型aと型締めした後、両
型b,aの成形面b1,a1間に形成される密閉状のキ
ャビティd内に溶融樹脂をインジェクションすることに
より、樹脂内にインサート材cを埋め込むようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、上下型b,aの型締め状態で樹脂のインジェクショ
ンを行うので、型b,a内の狭いキャビティd中に樹脂
が供給されて、そのキャビティd内を流れる樹脂の流動
速度が極めて速くなり、この樹脂の流れと樹脂熱との相
乗作用によりインサート材cが破壊されてしまう虞れが
ある。また、上下型b,aの型締め圧力を大きくする必
要があるので、そのための設備費が高くなるという問題
もある。
【0005】そこで、例えば図7に示すように、被覆対
象部材cをその表裏面側から覆うような1対の樹脂カバ
ーe,eを別途に成形し、この両樹脂カバーe,eで被
覆対象部材cを覆った後、その樹脂カバーe,eの周縁
部e1,e1同士を溶着により気密状に溶着させる方法
が考えられる。
【0006】ところが、この方法では、樹脂カバーe,
eの周縁部e1,e1同士を確実にかつ安定して溶着す
るのが困難であり、その溶着強度にばらつきが生じ、被
覆対象物cを安定して被覆することが難しい。そればか
りでなく、樹脂カバーeを別途に成形する工程が必要で
工程数が増加し、コストアップするのは避けられない。
【0007】また、他の方法として、図8に示す如く、
上記と同様の樹脂カバーe,eの一方を下型aの成形面
a1にセットして、その上に被覆対象部材であるインサ
ート材cを載せることにより、キャビティd内にインサ
ート材cを樹脂カバーeを介して固定支持しておき、そ
の後、上記従来の方法(図6参照)と同様にキャビティ
d内に樹脂をインジェクションして、それを他方の樹脂
カバーeとする方法も考えられる。
【0008】しかし、この方法では、上記の如きインサ
ート材cの破壊等は回避できるものの、キャビティd内
で予め硬化している一方の樹脂カバーeとインジェクシ
ョンされた溶融樹脂からなる他方の樹脂カバーeとの熱
収縮の差が生じ、このことが原因となって、両樹脂カバ
ーe,e間で変形を招く虞れがある。しかも、上記と同
様に、両樹脂カバーe,eの周縁部e1,e1同士を確
実にかつ安定して溶着するのが難しく、安定した被覆状
態は得られない。
【0009】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上記のように成形型
を利用して、樹脂中にインサート材を埋め込んでなるイ
ンサート成形品を成形するときに、成形型の構造等を改
良することにより、樹脂の内部に成形と同時にインサー
ト材をその破壊を招くことなく埋め込み得るようにし、
インサート材の安定した被覆状態が低コストで得られる
ようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明では、インサート材に貫通孔を形成し、成
形型の型締めの前に成形面間にインサート材を、成形面
から出没するリフタによりインサート材の貫通孔が成形
面間への溶融樹脂供給口に対応するように支持し、この
供給口から成形面間に供給される溶融樹脂の一半部をイ
ンサート材の貫通孔を経てその一側に、また残り半部を
インサート材の他側にそれぞれ流動させて、インサート
材両側で略同量の樹脂を供給するようにした。
【0011】具体的には、請求項1〜5の発明は成形方
法の発明であり、請求項1の発明では、表裏の両側面を
貫通する貫通孔を有するインサート材を樹脂内部に埋め
込んでなるインサート成形品を成形する成形方法とし
て、まず、固定型成形面を有する固定型と、該固定型に
対して接離可能に設けられ、固定型への接近時に固定型
成形面と嵌合してキャビティを形成する可動型成形面を
有する可動型と、上記固定型又は可動型の成形面に開口
された溶融樹脂供給用のゲートと、上記固定型及び可動
型に各々の成形面から出没可能に設けられた固定型及び
可動型リフタとを備えた成形装置を用意する。
【0012】そして、上記可動型を固定型に接近させて
成形を行う際、両型の成形面同士が嵌合する前に、上記
固定型及び可動型リフタをそれぞれ成形面から突出させ
て、該両リフタの先端部間にインサート材をその貫通孔
が上記ゲートに対応するように挟持させる。
【0013】次いで、このリフタによるインサート材の
挟持状態で、上記ゲートから溶融樹脂を、その一半部が
インサート材の貫通孔を介してインサート材の一側面側
に流れかつ他半部がインサート材の他側面側に流れてイ
ンサート材の表裏両側面側の樹脂供給量が互いに略同量
となるように供給して、可動型及び固定型の型締めを行
う。
【0014】上記の構成により、可動型が固定型から離
れているとき、各々のリフタは成形面から突出してお
り、固定型のリフタに対してインサート材がその貫通孔
をゲートに合致させた状態に位置決めしてセットされ
る。その後、可動型が移動して固定型に接近すると、両
型の成形面同士が嵌合する前に、可動型のリフタが固定
型リフタ上のインサート材に当接して、両型のリフタの
先端部間にインサート材が挟持される。この時点で、ゲ
ートから溶融樹脂が供給されるが、このゲートにインサ
ート材の貫通孔が合致しているので、供給された溶融樹
脂の一半部がインサート材の貫通孔を介してその一側面
側に流れる。一方、残りの他半部の溶融樹脂は貫通孔を
通らずにインサート材の他側面側に流れ、これらインサ
ート材の表裏両面側の樹脂供給量が互いに略同量となる
ように溶融樹脂が供給される。しかる後、可動型及び固
定型の型締めが行われ、両型の成形面同士が嵌合して、
両成形面同士により形成されるキャビティ内で溶融樹脂
がインサート材を埋め込んだ状態で成形される。
【0015】したがって、こうして型締めする前に両リ
フタでインサート材を支持した状態で溶融樹脂を供給す
るので、供給樹脂の流れは緩やかになり、インサート材
が樹脂の流速によって破壊されることはない。
【0016】また、溶融樹脂の供給後に固定型及び可動
型の型締めを行うので、型締め圧力は小さくて済み、成
形装置の設備費を低減することができる。
【0017】さらに、両型の成形面間にインサート材を
配置した状態で樹脂を供給して成形し、その成形時に樹
脂内部にインサート材を埋め込むので、インサート材の
回りを樹脂によって確実に被覆することができ、インサ
ート成形品におけるインサート材に対する安定した被覆
状態が得られる。
【0018】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
のインサート成形品の成形方法において、予め、インサ
ート材の表裏両側面を、インサート材の貫通孔に対応す
る孔部を有する被覆シートによりその孔部周縁がインサ
ート材の貫通孔の周縁部に接着された状態で被覆してお
くことを特徴とする。
【0019】こうすれば、ゲートから供給された溶融樹
脂がインサート材の表裏両側面に沿って流れて、インサ
ート材の周縁部で樹脂同士が融着するとき、ゲートから
の高温の溶融樹脂がインサート材の貫通孔を通る際やイ
ンサート材の両側面に沿って広がる際に、その樹脂がイ
ンサート材の両側面に直接に接触することを被覆シート
によって防ぐことができ、インサート材の樹脂熱による
破壊防止に有利となる。
【0020】さらに、請求項3の発明では、請求項2の
発明のインサート成形品の成形方法において、上記被覆
シートは、上記樹脂よりも高い融点の樹脂シートで構成
し、その孔部周縁をインサート材の貫通孔の周縁部に溶
着により接着する。また、請求項5の発明では、被覆シ
ートは紙で構成する。こうすることで、被覆シートを具
体化することができる。
【0021】また、請求項4の発明では、請求項3の発
明のインサート成形品の成形方法において、上記樹脂は
ポリエチレン又はポリプロピレンとし、樹脂シートはポ
リエステル樹脂からなるものとする。従って、樹脂及び
それよりも高融点の樹脂シートを具体的に得ることがで
きる。
【0022】請求項6の発明は、表裏の両側面を貫通す
る貫通孔を有するインサート材を樹脂の内部に埋め込ん
でなるインサート成形品を成形するようにした成形装置
の発明である。
【0023】そして、この成形装置は、固定型成形面を
有する固定型と、この固定型に対して接離可能に設けら
れ、固定型への接近時に固定型成形面と嵌合してキャビ
ティを形成する可動型成形面を有する可動型と、上記固
定型又は可動型の成形面に開口された溶融樹脂供給用の
ゲートと、上記固定型及び可動型に各々の成形面から出
没可能に設けられ、可動型が固定型へ接近して各々の成
形面同士が嵌合する前に、突出状態で先端部間にインサ
ート材をその貫通孔が上記ゲートに対応するように挟持
する固定型及び可動型リフタとを備えており、上記両リ
フタがインサート材を挟持した挟持状態で上記ゲートか
ら溶融樹脂を供給したときに、その溶融樹脂の一半部が
インサート材の貫通孔を介してインサート材の一側面側
に流れる一方、他半部がインサート材の他側面側に流れ
て、インサート材の表裏両側面側の樹脂供給量が互いに
略同量となるように構成されている。この発明による
と、上記請求項1の発明と同様の作用効果が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施形態に係るイ
ンサート成形品の成形装置Aの全体構成を示し、この成
形装置Aは、図4に示すように、インサート材W1の表
裏面をポリエチレン又はポリプロピレンからなる樹脂W
3により被覆してなる成形品、換言すれば樹脂W3の内
部にインサート材W1を埋め込んでなるインサート成形
品Wを成形するものである。
【0025】上記インサート材W1は、例えば図3に示
すように矩形板状のもので、その中央部にはインサート
材W1の表裏面を貫通する所定内径D1の貫通孔W2が
形成されている。
【0026】図2において、1は固定型としての下型
で、その上面には下型成形面2が、また下部には凹陥部
3がそれぞれ形成されている。5は、上記下型1の上方
に図外の昇降シリンダにより昇降可能につまり下型1に
対して接離可能に配設された上型で、その上部には凹陥
部7が形成されている。また、上型5の下面には上記下
型成形面2と嵌合可能な上型成形面6が形成されてお
り、上型5が下降移動により下型1へ接近して下型成形
面2と上型成形面6とが嵌合したときに、両成形面2,
6間に密閉空間からなる成形用キャビティ(図示せず)
が形成されるようになっている。
【0027】上記下型1上面の成形面2には溶融樹脂供
給用の所定内径D2(図1参照)を有するゲート9が開
口されている。このゲート9は樹脂供給通路10の下流
端に設けられ、樹脂供給通路10は下型1を上下方向に
貫通してその下部の凹陥部3内に延びた後、その凹陥部
3から下型1外の押出しシリンダ(図示せず)に接続さ
れており、押出しシリンダからの溶融樹脂W3(ポリエ
チレン又はポリプロピレン)を樹脂供給通路10を経て
ゲート9に圧送して、そのゲート9から吐出させるよう
にしている。
【0028】そして、上記下型1には下型リフタ12が
下型成形面2から出没可能に設けられている。この下型
リフタ12は、下型1を上下方向に昇降可能に貫通する
複数のロッド材13,13,…からなり、その各ロッド
材13の下端は連結板14に一体に取り付けられてい
る。この連結板14には上下方向のシリンダ軸心を有す
る下型リフタシリンダ15のピストンロッド15aの先
端部(上端部)が連結されており、この下型リフタシリ
ンダ15の伸縮動作により下型リフタ12を昇降移動さ
せてその先端を下型成形面2から出没させ、下型リフタ
シリンダ15を伸長動作させたときには、下型リフタ1
2を上昇移動させてその先端を下型成形面2から所定寸
法Ld(図1参照)だけ突出させる一方、下型リフタシ
リンダ15の収縮動作時には、下型リフタ12を下降移
動させてその先端を下型成形面2と面一の状態で下型1
内に没入させるようになっている。
【0029】一方、上型5には上記下型リフタ12と同
様の構造の上型リフタ17が上型成形面6から出没可能
に設けられている。すなわち、この上型リフタ17は、
上型5を上下方向に昇降可能に貫通する複数のロッド材
18,18,…からなり、各ロッド材18の上端は連結
板19により一体化されている。連結板19には上下方
向のシリンダ軸心を有する上型リフタシリンダ20のピ
ストンロッド20aの先端部(下端部)が取り付けられ
ており、この上型リフタシリンダ20の伸縮動作により
上型リフタ17を昇降移動させてその先端を上型成形面
6から出没させ、上型リフタシリンダ20を伸長動作さ
せたときには、上型リフタ17を下降移動させてその先
端を上型成形面6から所定寸法Lu(図1参照)だけ突
出させる一方、上型リフタシリンダ20の収縮動作時に
は、上型リフタ17を上昇移動させてその先端を上型成
形面6と面一の状態で上型5内に没入させる。
【0030】そして、上記下型リフタ12及び上型リフ
タ17の突出状態で上型5を下降移動させて下型1に接
近させたとき、その両型5,1の成形面6,2同士が嵌
合しないで両成形面6,2間にキャビティが形成されて
いない状態で、両リフタ17,12の先端部間にインサ
ート材W1をその貫通孔W2が上記下型成形面2のゲー
ト9に上下に対応するように位置決めして挟持するとと
もに、この両リフタ17,12のインサート材W1の挟
持状態で上記ゲート9から溶融樹脂W3を供給し、その
溶融樹脂W3の一半部がインサート材W1の貫通孔W2
を介してインサート材W1の上面側(表面側)に流れる
一方、他半部がインサート材W1の下面側(裏面側)に
流れて、インサート材W1の表裏面側に互いに略同量の
樹脂W3が供給されるようになっている。
【0031】次に、上記構成の成形装置Aを用いてイン
サート成形品Wを成形する方法について説明する。ま
ず、上型5を上昇させて下型1から離しておき、各型
5,1のリフタシリンダ20,15を伸長動作させてリ
フタ17,12をそれぞれ成形面6,2から突出させ
る。
【0032】次いで、下型1のリフタ12上にインサー
ト材W1をその貫通孔W2が下型成形面2のゲート9に
上下に対応するように位置決めして載置した後、上型5
を下降移動させる。この上型5の下降移動に伴い、その
成形面6が下型成形面2に嵌合する前に、上型成形面6
から突出している上型リフタ17の先端部(下端部)が
上記下型リフタ12上のインサート材W1の上面に当接
する。すると、その後は上型5の下降移動に応じて各リ
フタシリンダ20,15が収縮動作して各リフタ17,
12が没入方向に移動し、このことでインサート材W1
が上下型5,1のリフタ17,12の先端部間に挟持さ
れた状態となる。このインサート材W1の挟持状態で、
押出しシリンダが作動してゲート9から所定量の溶融樹
脂W3が供給開始される。
【0033】このとき、上記ゲート9の真上位置にイン
サート材W1の貫通孔W2が位置付けられているので、
ゲート9から吐出した溶融樹脂W3は、まず、図1に仮
想線にて示すように、インサート材W1の貫通孔W2を
通ってその上側の空間、つまりインサート材W1の上面
(表面)と上型成形面6との間の空間に流れる。そし
て、このことに伴い、インサート材W1の貫通孔W2が
溶融樹脂W3により塞がれた状態となるので、その後、
図1に実線にて示す如く、一部の樹脂W3がインサート
材W1の下側の空間、つまりインサート材W1の下面
(裏面)と下型成形面2との間の空間を広がるように流
れる。すなわち、これら流れの組合わせにより、ゲート
9からの溶融樹脂W3は、その一半部がインサート材W
1の貫通孔W2を介して上面側(表面側)に流れ、かつ
他半部が貫通孔W2を通らずにインサート材W1の下面
側(裏面側)に流れる。このことで、溶融樹脂W3をイ
ンサート材W1の表裏面側に各々の樹脂供給量が互いに
略同量となるように供給する。
【0034】具体的には、本発明者の実験によれば、一
辺が180mm角の方形状のインサート材W1の表裏面
を樹脂W3で被覆する場合、インサート材W1の貫通孔
W2の内径D1をD1=30〜35mm、ゲート9の内
径D2をD2=6〜7mm、下型リフタ12の突出寸法
LdをLd=5mm、上型リフタ17の突出寸法Luを
Lu=25mmとすれば、インサート材W1の表裏面に
同じ量の溶融樹脂W3を供給して、その表面を同じ厚さ
2mmの樹脂W3で被覆することができる。
【0035】このように溶融樹脂W3が供給される間、
それと並行して上型5がさらに下降移動する。そして、
上記所定量の溶融樹脂W3の供給が終了した時点で上型
成形面6が下型成形面2に嵌合して密閉状のキャビティ
が形成され、このキャビティ内に溶融樹脂W3及びイン
サート材W1が配置される。最後に、上型5が下降端位
置に達して上型5及び下型1の型締めを行い、キャビテ
ィ内の溶融樹脂W3をその内部にインサート材W1が埋
め込まれた状態で加圧成形し、このことで図4に示す如
きインサート成形品Wが成形される。尚、この型締め時
には、各リフタ17,12はそれぞれ先端部を成形面
6,2と面一にした状態で各型5,1内に没入する。
【0036】最後に、上下型5,1でインサート成形品
Wを冷却した後、上型5を上昇させるとともに、各型
5,1のリフタシリンダ20,15を伸長動作させて各
リフタ17,12をそれぞれ成形面6,2から再び突出
させ、上記成形されたインサート成形品Wの取出しを行
う。
【0037】したがって、この実施形態の場合、上型5
の成形面6を下型1の成形面2に嵌合する前に、各型
5,1のリフタ17,12間にインサート材W1を支持
して、その状態で成形面6,2間に溶融樹脂W3を供給
するので、供給された樹脂W3の流速を低くすることが
でき、インサート材W1が樹脂W3の流速によって破壊
されるのを効果的に防止することができる。
【0038】また、この溶融樹脂W3の供給後に成形面
6,2を嵌合させてキャビティを形成し、下型1及び上
型5の型締めを行うので、型締め圧力は小さくて済み、
その分、成形装置Aの設備費を低減することができる。
【0039】さらに、このように上型5及び下型1の成
形面6,2間にインサート材W1を配置した状態で樹脂
W3を供給して成形品Wを成形し、その成形により樹脂
W3内にインサート材W1を埋め込むので、インサート
材W1の回りを樹脂W3により確実に被覆して、インサ
ート材W1に対する安定した被覆状態が得られる。
【0040】尚、上記インサート材W1を溶融樹脂W3
により直接被覆できない場合、そのインサート材W1が
溶融樹脂W3と直接に接触するのを避けるために、図5
に示す如く、予め、ポリエチレン又はポリプロピレンで
ある樹脂W3(融点:170〜220℃)よりも高い融
点(融点:260℃)のポリエステル樹脂からなる被覆
シートとしての2枚の樹脂シートW4,W4を用意し、
その各々にインサート材W1の貫通孔W2に対応する孔
部W5を形成して、インサート材W1の表裏面をそれぞ
れ樹脂シートW4,W4により各々の孔部W5周縁がイ
ンサート材W1の貫通孔W2の周縁部に溶着された状態
で被覆し、この樹脂シートW4,W4による被覆状態で
インサート材W1を樹脂W3中に埋め込んで成形すれば
よい。
【0041】その場合、インサート材W1が両型5,1
の成形面6,2間に挟持された状態でゲート9から溶融
樹脂W3を供給すると、その供給された溶融樹脂W3は
インサート材W1の表裏面に沿って樹脂シートW4表面
上を流れ、インサート材W1の周縁部で樹脂W3,W3
同士が融着して、インサート材W1が樹脂シートW4,
W4と共に樹脂W3中に埋め込まれる。
【0042】そして、インサート材W1の表裏面にはそ
れぞれ溶融樹脂W3よりも高融点の樹脂シートW4,W
4が配置されているので、上記ゲート9からの高温の溶
融樹脂W3がインサート材W1の貫通孔W2を通る際や
インサート材W1の表裏面に沿って広がる際に、その樹
脂W3がインサート材W1の表裏面に直接に接触するの
を樹脂シートW4によって阻止することができる。その
結果、インサート材W1が溶融樹脂W3と直接接触して
その樹脂熱により破壊されるのを防止できる。
【0043】上記インサート材Wを被覆する被覆シート
としては、樹脂シートW4に代えて紙を使用することも
できる。その場合にも、上記と同様にして、被覆シート
としての紙にインサート材W1の貫通孔W2に対応する
ように孔部を形成し、この孔部周縁をインサート材W1
の貫通孔W2の周縁部にホットメルトや両面接着テープ
等により接着すればよい。このインサート材W1を被覆
する紙の厚さは、インサート材W1の大きさやそれを被
覆する樹脂W3の厚さ等に応じて選定する。
【0044】本発明者による具体的な実験では、厚さ
0.05〜0.5mmの紙を両面接着テープでインサー
ト材W1の両面に貼り付けて上記樹脂W3の被覆処理を
行ったところ、紙及びインサート材W1の両方とも破壊
されることなく、インサート材W1の表面を樹脂で適正
に被覆することができ、上記紙の使用及びその厚さの設
定により、良好な効果が得られることが裏付けられた。
【0045】尚、上記実施形態では、上型5を下降移動
させる途中にそれを移動させたままで溶融樹脂W3を供
給するようにしているが、上型5が下降移動して両型
5,1のリフタ17,12間でインサート材W1が挟持
された時点で、上型5の下降移動を一旦停止させて樹脂
W3の供給を行い、その所定量の樹脂W3の供給の終了
後に再度上型5の下降移動を開始させるようにしてもよ
く、上記実施形態と同様の作用効果を果たすことができ
る。また、ゲート9は、下型成形面2に代えて上型成形
面6に開口させてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は6の
発明によると、固定型及び可動型の成形面同士を嵌合さ
せる前に、両成形面間にインサート材をその貫通孔が溶
融樹脂供給のためのゲートに対応した状態で、成形面か
ら出没するリフタによって挟持し、その挟持状態でゲー
トからの溶融樹脂の供給によりその一半部をインサート
材の貫通孔を経てその一側に、また残り半部をインサー
ト材の他側にそれぞれ流動させ、インサート材の両側に
略同量の樹脂を供給して成形し、このことでインサート
材を樹脂内に埋め込んだ状態で被覆するようにしたこと
により、両型の成形面間に供給される溶融樹脂の流速を
遅くして、インサート材の樹脂流速による破壊の防止を
図ることができるとともに、型締め圧力を小さくして成
形装置の設備費を低減することができ、さらには、イン
サート材を樹脂によって確実に被覆して、インサート成
形品におけるインサート材の被覆状態の安定化を図るこ
とができる。
【0047】請求項2の発明によると、予め、インサー
ト材の表裏の両側面を、被覆シートによりその孔部周縁
がインサート材の貫通孔の周縁部に接着した状態で被覆
しておくことにより、ゲートから供給された高温の溶融
樹脂がインサート材の表裏両側面に直接に接触するのを
被覆シートで防ぐことができ、インサート材の樹脂熱に
よる破壊防止を図ることができる。
【0048】請求項3の発明では、上記被覆シートは、
樹脂よりも高い融点の樹脂シートとし、その孔部周縁を
インサート材の貫通孔の周縁部に溶着により接着する。
また、請求項5の発明では、被覆シートは紙で構成し
た。これら発明によると、被覆シートを具体化すること
ができる。
【0049】請求項4の発明によると、上記溶融樹脂は
ポリエチレン又はポリプロピレンとし、樹脂シートはポ
リエステル樹脂で構成したことにより、溶融樹脂及びそ
れよりも高融点の樹脂シートを具体的に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るインサート成形品の成
形装置における樹脂供給状態を拡大して示す断面図であ
る。
【図2】成形装置の正面図である。
【図3】インサート材の斜視図である。
【図4】インサート成形品の断面図である。
【図5】インサート材を樹脂シートで被覆する他の実施
形態を示す断面図である。
【図6】第1の従来の成形方法を示す説明図である。
【図7】第2の従来の成形方法を示す説明図である。
【図8】第3の従来の成形方法を示す説明図である。
【符号の説明】 A インサート成形品成形装置 1 下型(固定型) 2 下型成形面(固定型成形面) 5 上型(可動型) 6 上型成形面(可動型成形面) 9 ゲート 12 下型リフタ 17 上型リフタ W インサート成形品 W1 インサート材 W2 貫通孔 W3 樹脂 W4 樹脂シート W5 孔部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏の両側面を貫通する貫通孔を有する
    インサート材を樹脂の内部に埋め込んでなるインサート
    成形品の成形方法であって、 固定型成形面を有する固定型と、該固定型に対して接離
    可能に設けられ、固定型への接近時に固定型成形面と嵌
    合してキャビティを形成する可動型成形面を有する可動
    型と、上記固定型又は可動型の成形面に開口された溶融
    樹脂供給用のゲートと、上記固定型及び可動型に各々の
    成形面から出没可能に設けられた固定型及び可動型リフ
    タとを備えた成形装置を用意し、 上記可動型を固定型に接近させて成形を行う際、両型の
    成形面同士が嵌合する前に、上記固定型及び可動型リフ
    タをそれぞれ成形面から突出させて、該両リフタの先端
    部間にインサート材をその貫通孔が上記ゲートに対応す
    るように挟持させ、 次いで、このリフタによるインサート材の挟持状態で、
    上記ゲートから溶融樹脂を、その一半部がインサート材
    の貫通孔を介してインサート材の一側面側に流れかつ他
    半部がインサート材の他側面側に流れてインサート材の
    表裏両側面側の樹脂供給量が互いに略同量となるように
    供給して、可動型及び固定型の型締めを行うことを特徴
    とするインサート成形品の成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインサート成形品の成形
    方法において、 予め、インサート材の表裏両側面を、インサート材の貫
    通孔に対応する孔部を有する被覆シートにより孔部周縁
    がインサート材の貫通孔の周縁部に接着された状態で被
    覆しておくことを特徴とするインサート成形品の成形方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のインサート成形品の成形
    方法において、 被覆シートは、樹脂よりも高い融点の樹脂シートであ
    り、その孔部周縁をインサート材の貫通孔の周縁部に溶
    着により接着することを特徴とするインサート成形品の
    成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のインサート成形品の成形
    方法において、 樹脂はポリエチレン又はポリプロピレンであり、 樹脂シートはポリエステル樹脂からなることを特徴とす
    るインサート成形品の成形方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のインサート成形品の成形
    方法において、 被覆シートは、紙であることを特徴とするインサート成
    形品の成形方法。
  6. 【請求項6】 表裏の両側面を貫通する貫通孔を有する
    インサート材を樹脂の内部に埋め込んでなるインサート
    成形品の成形装置であって、 固定型成形面を有する固定型と、 上記固定型に対して接離可能に設けられ、固定型への接
    近時に固定型成形面と嵌合してキャビティを形成する可
    動型成形面を有する可動型と、 固定型又は可動型の成形面に開口された溶融樹脂供給用
    のゲートと、 上記固定型及び可動型に各々の成形面から出没可能に設
    けられ、可動型が固定型へ接近して各々の成形面同士が
    嵌合する前に、突出状態で先端部間にインサート材をそ
    の貫通孔が上記ゲートに対応するように挟持する固定型
    及び可動型リフタとを備えてなり、 上記両リフタがインサート材を挟持した挟持状態で上記
    ゲートから溶融樹脂を供給したときに、その溶融樹脂の
    一半部がインサート材の貫通孔を介してインサート材の
    一側面側に流れる一方、他半部がインサート材の他側面
    側に流れて、インサート材の表裏両側面側の樹脂供給量
    が互いに略同量となるように構成されていることを特徴
    とするインサート成形品の成形装置。
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