JPH09155103A - 油水分離槽 - Google Patents
油水分離槽Info
- Publication number
- JPH09155103A JPH09155103A JP34490095A JP34490095A JPH09155103A JP H09155103 A JPH09155103 A JP H09155103A JP 34490095 A JP34490095 A JP 34490095A JP 34490095 A JP34490095 A JP 34490095A JP H09155103 A JPH09155103 A JP H09155103A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- wall
- division
- oil
- concrete
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現場での設置工事期間が短く、長期間の使用
に耐え、地震などの振動にも強い油水分離槽を提供す
る。 【解決手段】 上面と底面とを開放した長方形の壁面４
内を壁面５により複数の画室２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、２Ｄに
区画した本体２をコンクリートで形成し、先端の画室２
Ａの上部に流入口１７を形成し、各画室の隣接した壁面
５の上部に逆Ｌ字状の連通管７を取り付け、後端の画室
２Ｄの外側の壁面４に逆Ｌ字状の流出管９を取り付け、
各画室の外側の壁面の下部に開けた孔１０に鉄筋１１を
渡し、鉄筋が隠れるまでコンクリート１６を流して各画
室の底面を形成し、本体の壁面４、５の上端の形状に形
成された枠体２０を本体２上に固定し、枠体の各開口を
蓋２３で閉じる。
に耐え、地震などの振動にも強い油水分離槽を提供す
る。 【解決手段】 上面と底面とを開放した長方形の壁面４
内を壁面５により複数の画室２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、２Ｄに
区画した本体２をコンクリートで形成し、先端の画室２
Ａの上部に流入口１７を形成し、各画室の隣接した壁面
５の上部に逆Ｌ字状の連通管７を取り付け、後端の画室
２Ｄの外側の壁面４に逆Ｌ字状の流出管９を取り付け、
各画室の外側の壁面の下部に開けた孔１０に鉄筋１１を
渡し、鉄筋が隠れるまでコンクリート１６を流して各画
室の底面を形成し、本体の壁面４、５の上端の形状に形
成された枠体２０を本体２上に固定し、枠体の各開口を
蓋２３で閉じる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車へ燃料油を
給油する給油所用に設置される油水分離槽の改良に関す
るものである。
給油する給油所用に設置される油水分離槽の改良に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の油水分離槽は、特開昭６３ー２３
２８０７号に示すように、本体内に、下部に流路を形成
する邪魔板と、上部に流路を形成する邪魔板とを交互に
複数枚設けている。そして、流入口から流入した排水中
の油分は浮上し、下部に流路を形成した邪魔板でせき止
められ、油分を含まない排水が流出口から流出するよう
になっている。この油水分離槽は、鉄板又はＦＲＰなど
で作られ、給油所に運ばれて敷地に埋設され、流入口を
集水溝に接続し、流出口を下水管に接続して使用され
る。このように鉄板で作られているものは、安価ではあ
るが錆が生じて長期間の使用に耐え難く、またＦＲＰ製
のものは製作が難しく高価である。
２８０７号に示すように、本体内に、下部に流路を形成
する邪魔板と、上部に流路を形成する邪魔板とを交互に
複数枚設けている。そして、流入口から流入した排水中
の油分は浮上し、下部に流路を形成した邪魔板でせき止
められ、油分を含まない排水が流出口から流出するよう
になっている。この油水分離槽は、鉄板又はＦＲＰなど
で作られ、給油所に運ばれて敷地に埋設され、流入口を
集水溝に接続し、流出口を下水管に接続して使用され
る。このように鉄板で作られているものは、安価ではあ
るが錆が生じて長期間の使用に耐え難く、またＦＲＰ製
のものは製作が難しく高価である。
【０００３】また油水分離槽を現場で作る方法も採られ
ているが、型枠を組み立てたり、コンクリートの養生期
間などに相当の日数が掛かり、全体として高価となる。
ているが、型枠を組み立てたり、コンクリートの養生期
間などに相当の日数が掛かり、全体として高価となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、現場
での設置工事期間が短く、長期間の使用に耐え、地震な
どの振動にも強い油水分離槽を提供することを目的とす
る。
での設置工事期間が短く、長期間の使用に耐え、地震な
どの振動にも強い油水分離槽を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の油水分離槽は、上面と底面とを開放した長
方形の壁面内を壁面により複数の画室に区画した本体を
コンクリートで形成し、先端の画室の上部に流入口を形
成し、各画室の隣接した壁面の上部に逆Ｌ字状の連通管
を取り付け、後端の画室の外側の壁面に逆Ｌ字状の流出
管を取り付け、各画室の外側の壁面の下部に開けた孔に
鉄筋を渡し、鉄筋が隠れるまでコンクリートを流して各
画室の底面を形成し、本体の壁面の上端の形状に形成さ
れた枠体を本体上に固定し、枠体の各開口を蓋で閉じた
ものである。
に、本発明の油水分離槽は、上面と底面とを開放した長
方形の壁面内を壁面により複数の画室に区画した本体を
コンクリートで形成し、先端の画室の上部に流入口を形
成し、各画室の隣接した壁面の上部に逆Ｌ字状の連通管
を取り付け、後端の画室の外側の壁面に逆Ｌ字状の流出
管を取り付け、各画室の外側の壁面の下部に開けた孔に
鉄筋を渡し、鉄筋が隠れるまでコンクリートを流して各
画室の底面を形成し、本体の壁面の上端の形状に形成さ
れた枠体を本体上に固定し、枠体の各開口を蓋で閉じた
ものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１に示すように、油水分離槽１
の本体２は、上面と底面とが開放され、縁３を厚く補強
した長方形の壁面４内を壁面５で複数の画室２Ａ、２
Ｂ、２Ｃ、２Ｄに区画されている。そして、各画室の隣
接した壁面５の上部に開けた孔６には逆Ｌ字状の連通管
７が取り付けられ、後端の画室２Ｄの外側の壁面４の上
部に開けた孔８には逆Ｌ字状の流出管９が取り付けられ
ている。また、本体２の下部側面の縁３の上方の壁面に
鉄筋通し用の孔１０を複数開け、この孔に鉄筋１１が通
される。
に基づいて説明する。図１に示すように、油水分離槽１
の本体２は、上面と底面とが開放され、縁３を厚く補強
した長方形の壁面４内を壁面５で複数の画室２Ａ、２
Ｂ、２Ｃ、２Ｄに区画されている。そして、各画室の隣
接した壁面５の上部に開けた孔６には逆Ｌ字状の連通管
７が取り付けられ、後端の画室２Ｄの外側の壁面４の上
部に開けた孔８には逆Ｌ字状の流出管９が取り付けられ
ている。また、本体２の下部側面の縁３の上方の壁面に
鉄筋通し用の孔１０を複数開け、この孔に鉄筋１１が通
される。
【０００７】次に図２、図３に示すように、本体２を給
油所に掘られた穴１５に設置し、各画室の上部開口から
鉄筋１１が隠れるまでコンクリート１６を流し込む。そ
して、先端の画室２Ａの壁面の縁を切り欠いて形成した
流入口１７と給油所の集水溝１８とを連結し、後端の画
室２Ｄの流出管９と下水管１９とを連結し、本体２の壁
面４、５の上端の形状に形成された鉄製の枠体２０を本
体上にボルト２１で固定する。
油所に掘られた穴１５に設置し、各画室の上部開口から
鉄筋１１が隠れるまでコンクリート１６を流し込む。そ
して、先端の画室２Ａの壁面の縁を切り欠いて形成した
流入口１７と給油所の集水溝１８とを連結し、後端の画
室２Ｄの流出管９と下水管１９とを連結し、本体２の壁
面４、５の上端の形状に形成された鉄製の枠体２０を本
体上にボルト２１で固定する。
【０００８】そして最後に、本体２周囲の穴１５を埋め
戻し、枠体２０と面一にコンクリート２２で舗装し、枠
体２０の開口に鉄製の蓋２３をして完成する。
戻し、枠体２０と面一にコンクリート２２で舗装し、枠
体２０の開口に鉄製の蓋２３をして完成する。
【０００９】このようにして作られた油水分離槽１にお
いて、給油所の敷地から集水溝１８によって集められた
油水は、流入口１７から画室２Ａ内に流入する。そして
油分は浮上し塵は沈下し、比較的にきれいになった油水
は連通管７から画室２Ｂに流入する。同様にしてさらに
きれいになって画室２Ｃ、２Ｄへと流れ、最後に流出管
９から下水管１９へと流出する。
いて、給油所の敷地から集水溝１８によって集められた
油水は、流入口１７から画室２Ａ内に流入する。そして
油分は浮上し塵は沈下し、比較的にきれいになった油水
は連通管７から画室２Ｂに流入する。同様にしてさらに
きれいになって画室２Ｃ、２Ｄへと流れ、最後に流出管
９から下水管１９へと流出する。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の油水分離槽
は、上面と底面とを開放した長方形の壁面内を壁面によ
り複数の画室に区画した本体をコンクリートで形成し、
先端の画室の上部に流入口を形成し、各画室の隣接した
壁面の上部に逆Ｌ字状の連通管を取り付け、後端の画室
の外側の壁面に逆Ｌ字状の流出管を取り付け、各画室の
外側の壁面の下部に開けた孔に鉄筋を渡し、鉄筋が隠れ
るまでコンクリートを流して各画室の底面を形成し、本
体の壁面の上端の形状に形成された枠体を本体上に固定
し、枠体の各開口を蓋で閉じている。その結果、本体は
工場で作ることができるようになり、現場での製造期間
が短縮し、また画室の底は鉄筋コンクリートで作られて
いるので地震などの振動に強い耐久性の良いものとな
る。
は、上面と底面とを開放した長方形の壁面内を壁面によ
り複数の画室に区画した本体をコンクリートで形成し、
先端の画室の上部に流入口を形成し、各画室の隣接した
壁面の上部に逆Ｌ字状の連通管を取り付け、後端の画室
の外側の壁面に逆Ｌ字状の流出管を取り付け、各画室の
外側の壁面の下部に開けた孔に鉄筋を渡し、鉄筋が隠れ
るまでコンクリートを流して各画室の底面を形成し、本
体の壁面の上端の形状に形成された枠体を本体上に固定
し、枠体の各開口を蓋で閉じている。その結果、本体は
工場で作ることができるようになり、現場での製造期間
が短縮し、また画室の底は鉄筋コンクリートで作られて
いるので地震などの振動に強い耐久性の良いものとな
る。
【図１】本発明の油水分離槽の本体の一部を断面で示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】本発明の油水分離槽の設置状体の一部を断面で
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図３】本発明の油水分離槽の設置状体の断面図であ
る。
る。
１・・・油水分離槽 ２・・・本体 ２Ａ、２Ｂ、２Ｃ、２Ｄ・・・画室 ３・・・縁 ４、５・・・壁面 ７・・・連通管 ９・・・流出管 １０・・・孔 １１・・・鉄筋 １５・・・穴 １６、２２・・・コンクリート １７・・・流入口 １８・・・集水溝 １９・・・下水管 ２０・・・枠体 ２３・・・蓋
Claims (1)
- 【請求項１】 上面と底面とを開放した長方形の壁面内
を壁面により複数の画室に区画した本体をコンクリート
で形成し、先端の画室の上部に流入口を形成し、各画室
の隣接した壁面の上部に逆Ｌ字状の連通管を取り付け、
後端の画室の外側の壁面に逆Ｌ字状の流出管を取り付
け、各画室の外側の壁面の下部に開けた孔に鉄筋を渡
し、鉄筋が隠れるまでコンクリートを流して各画室の底
面を形成し、本体の壁面の上端の形状に形成された枠体
を本体上に固定し、枠体の各開口を蓋で閉じたことを特
徴とする油水分離槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34490095A JPH09155103A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 油水分離槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34490095A JPH09155103A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 油水分離槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155103A true JPH09155103A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18372865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34490095A Pending JPH09155103A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 油水分離槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09155103A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103362341A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-10-23 | 国家电网公司 | 66kV变电站油水分离式变压器事故储油池 |
| WO2018223612A1 (zh) * | 2017-06-07 | 2018-12-13 | 广船国际有限公司 | 一种燃油日用舱的溢流结构 |
| CN109231357A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-01-18 | 深圳春沐源控股有限公司 | 隔油池 |
| CN109621494A (zh) * | 2019-01-05 | 2019-04-16 | 桐乡市龙欣印染有限公司 | 一种静置式油水分离方法 |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP34490095A patent/JPH09155103A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103362341A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-10-23 | 国家电网公司 | 66kV变电站油水分离式变压器事故储油池 |
| WO2018223612A1 (zh) * | 2017-06-07 | 2018-12-13 | 广船国际有限公司 | 一种燃油日用舱的溢流结构 |
| CN109231357A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-01-18 | 深圳春沐源控股有限公司 | 隔油池 |
| CN109621494A (zh) * | 2019-01-05 | 2019-04-16 | 桐乡市龙欣印染有限公司 | 一种静置式油水分离方法 |
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