JPH09151070A - 乗客コンベアの踏段清掃装置 - Google Patents
乗客コンベアの踏段清掃装置Info
- Publication number
- JPH09151070A JPH09151070A JP31271495A JP31271495A JPH09151070A JP H09151070 A JPH09151070 A JP H09151070A JP 31271495 A JP31271495 A JP 31271495A JP 31271495 A JP31271495 A JP 31271495A JP H09151070 A JPH09151070 A JP H09151070A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- passenger conveyor
- cleaning device
- groove
- body case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗客コンベアの踏段クリート面の溝内部の清
掃を効率よく行なえる乗客コンベアの踏段清掃装置の提
供。 【解決手段】 吸口本体ケース２と、この吸口本体ケー
ス２内に設けた清掃体３と、この清掃体を回転させる回
転手段４、４Ａとを備え、清掃体３に設けられているブ
ラシ３Ａを、吸口本体ケースの下面開口から突出させて
なる乗客コンベアの踏段清掃装置において、吸口本体ケ
ース２を前後に移動させるローラ５に凹凸溝５Ａ、５Ｂ
を設けた構成である。
掃を効率よく行なえる乗客コンベアの踏段清掃装置の提
供。 【解決手段】 吸口本体ケース２と、この吸口本体ケー
ス２内に設けた清掃体３と、この清掃体を回転させる回
転手段４、４Ａとを備え、清掃体３に設けられているブ
ラシ３Ａを、吸口本体ケースの下面開口から突出させて
なる乗客コンベアの踏段清掃装置において、吸口本体ケ
ース２を前後に移動させるローラ５に凹凸溝５Ａ、５Ｂ
を設けた構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は乗客コンベアの踏段
清掃装置に係り、踏段のクリート面の清掃に好適な乗客
コンベアの踏段清掃装置に関する。
清掃装置に係り、踏段のクリート面の清掃に好適な乗客
コンベアの踏段清掃装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、乗客コンベアの踏段の清掃を行な
う清掃装置は、実開昭６３−１７５６７９号公報に記載
のように、先端下部に開口部を、かつ、上部位置に真空
掃除機の吸込口と連結する吸出口を備えた吸口本体に、
モータにより回転駆動し、前記開口部からブラシを突出
させ、踏段を清掃する清掃体が設けられている。踏段を
清掃する場合は、清掃体が回転し、これを覆うカバーが
清掃体に植え込まれているブラシを突出させるように開
き、踏段のクリート面とライザー面を清掃するようにし
たものである。
う清掃装置は、実開昭６３−１７５６７９号公報に記載
のように、先端下部に開口部を、かつ、上部位置に真空
掃除機の吸込口と連結する吸出口を備えた吸口本体に、
モータにより回転駆動し、前記開口部からブラシを突出
させ、踏段を清掃する清掃体が設けられている。踏段を
清掃する場合は、清掃体が回転し、これを覆うカバーが
清掃体に植え込まれているブラシを突出させるように開
き、踏段のクリート面とライザー面を清掃するようにし
たものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般に乗客コンベアの
踏段のクリート面には溝があり、このクリート面の溝内
部の清掃は、高速で回転するブラシを設けた清掃体をク
リート面の溝に添って前後に移動させ、ブラシを溝内部
へ当接させゴミを掻き出し除去する。
踏段のクリート面には溝があり、このクリート面の溝内
部の清掃は、高速で回転するブラシを設けた清掃体をク
リート面の溝に添って前後に移動させ、ブラシを溝内部
へ当接させゴミを掻き出し除去する。
【０００４】しかし、上記従来技術において、吸口本体
をクリート面を前後に移動させるとき、高速回転するブ
ラシの影響で吸口本体が蛇行してしまい、溝内部へブラ
シが均一に当接せず清掃むらが生じる問題があった。
をクリート面を前後に移動させるとき、高速回転するブ
ラシの影響で吸口本体が蛇行してしまい、溝内部へブラ
シが均一に当接せず清掃むらが生じる問題があった。
【０００５】本発明の目的は、踏段クリート面の溝内部
の清掃を効率よく行なえる乗客コンベアの踏段清掃装置
を提供することにある。
の清掃を効率よく行なえる乗客コンベアの踏段清掃装置
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、吸口本体ケースと、この吸口本体ケース内
に設けた清掃体と、この清掃体を回転させる回転手段と
を備え、前記清掃体に設けられているブラシを、前記吸
口本体ケースの下面開口から突出させてなる乗客コンベ
アの踏段清掃装置において、前記吸口本体ケースを前後
に移動させるローラに凹凸溝を設けたものである。
に本発明は、吸口本体ケースと、この吸口本体ケース内
に設けた清掃体と、この清掃体を回転させる回転手段と
を備え、前記清掃体に設けられているブラシを、前記吸
口本体ケースの下面開口から突出させてなる乗客コンベ
アの踏段清掃装置において、前記吸口本体ケースを前後
に移動させるローラに凹凸溝を設けたものである。
【０００７】上記のように構成した本発明によれば、上
記ローラに設けた凹凸溝は、クリート面の溝と係合する
ため、吸口本体を前後に移動させても吸口本体の蛇行が
抑制され、高速回転するブラシがクリート面の溝内部を
均一に当接するようになる。
記ローラに設けた凹凸溝は、クリート面の溝と係合する
ため、吸口本体を前後に移動させても吸口本体の蛇行が
抑制され、高速回転するブラシがクリート面の溝内部を
均一に当接するようになる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１、図２に基づいて説明する。
１、図２に基づいて説明する。
【０００９】図１は本発明の乗客コンベアの踏段清掃装
置の一実施形態を示す要部断面図であり、図２は清掃装
置の吸口本体のローラを示す要部拡大図である。
置の一実施形態を示す要部断面図であり、図２は清掃装
置の吸口本体のローラを示す要部拡大図である。
【００１０】図において、踏段清掃装置の吸口本体１
は、吸口本体ケース２と吸口本体底蓋２Ａの内部に、ブ
ラシ３Ａを植毛した清掃体３と、この清掃体を回転させ
るモータ４及び駆動ベルト４Ａと、吸口本体１の移動を
円滑に行なわせるローラ５とが収納され、図示しない真
空掃除機と吸引口６が設けられている。また、ローラ５
には、踏段７のクリート面の溝部７Ａに係合する凸部５
Ａを２条有している。また、８はコームプレートで、９
はコームプレート８に取付けられる櫛板である。
は、吸口本体ケース２と吸口本体底蓋２Ａの内部に、ブ
ラシ３Ａを植毛した清掃体３と、この清掃体を回転させ
るモータ４及び駆動ベルト４Ａと、吸口本体１の移動を
円滑に行なわせるローラ５とが収納され、図示しない真
空掃除機と吸引口６が設けられている。また、ローラ５
には、踏段７のクリート面の溝部７Ａに係合する凸部５
Ａを２条有している。また、８はコームプレートで、９
はコームプレート８に取付けられる櫛板である。
【００１１】次に、踏段清掃装置を用いた、踏段７の清
掃を説明する。
掃を説明する。
【００１２】まず踏段７を矢印１０のように下降方向に
動かし、踏段清掃装置の吸口本体１を踏段７において清
掃する。踏段７を清掃する清掃体３は、モータ４及び駆
動ベルト４Ａにより踏段７の動く矢印１０の方向と逆方
向の回転になるように駆動させる。また、吸口本体１の
後方底部に設けられたローラ５の凸部５Ａは、クリート
面にある溝部７Ａに合う間隔で２条設けてあり、ローラ
５の凸部５Ａと溝部７Ａとを係合させることで、吸口本
体１を前後に移動させた場合でも蛇行を生じることな
く、清掃体３のブラシ３Ａは所定間隔のクリート面と均
一に当接し、溝部７Ａ内の汚れを掻き出し、この汚れは
図示しない真空掃除機へ吸引口６を介して収納される。
動かし、踏段清掃装置の吸口本体１を踏段７において清
掃する。踏段７を清掃する清掃体３は、モータ４及び駆
動ベルト４Ａにより踏段７の動く矢印１０の方向と逆方
向の回転になるように駆動させる。また、吸口本体１の
後方底部に設けられたローラ５の凸部５Ａは、クリート
面にある溝部７Ａに合う間隔で２条設けてあり、ローラ
５の凸部５Ａと溝部７Ａとを係合させることで、吸口本
体１を前後に移動させた場合でも蛇行を生じることな
く、清掃体３のブラシ３Ａは所定間隔のクリート面と均
一に当接し、溝部７Ａ内の汚れを掻き出し、この汚れは
図示しない真空掃除機へ吸引口６を介して収納される。
【００１３】また、吸口本体１を前後に移動させて、踏
段７のクリート面を清掃しているとき、ローラ５が櫛板
９に乗り上げても櫛板９に当接するのは凸部５Ａであり
クリート面に当接する凹部５Ｂより直径が大きい凸部５
Ａが櫛板９の傾斜を移動するので、比較的少ない力で吸
口本体１を動かすことができ、肉体的疲労も少なくなる
という効果もある。
段７のクリート面を清掃しているとき、ローラ５が櫛板
９に乗り上げても櫛板９に当接するのは凸部５Ａであり
クリート面に当接する凹部５Ｂより直径が大きい凸部５
Ａが櫛板９の傾斜を移動するので、比較的少ない力で吸
口本体１を動かすことができ、肉体的疲労も少なくなる
という効果もある。
【００１４】本実施の形態では、ローラ５に設けた凸部
５Ａを２条としたが、クリート面の溝部７Ａと係合でき
る間隔であれば何条でも良く、ローラ５も複数個設けて
も同様なる効果が得られる。
５Ａを２条としたが、クリート面の溝部７Ａと係合でき
る間隔であれば何条でも良く、ローラ５も複数個設けて
も同様なる効果が得られる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、吸口本体に設けたロー
ラの凹凸溝が、クリート面の溝と係合するため、吸口本
体を前後に移動させても吸口本体の蛇行が抑制され、ク
リート面の溝内部をブラシが均一に当接するので、クリ
ート面の溝に清掃むらが生じることなく清掃時間が短縮
できる。
ラの凹凸溝が、クリート面の溝と係合するため、吸口本
体を前後に移動させても吸口本体の蛇行が抑制され、ク
リート面の溝内部をブラシが均一に当接するので、クリ
ート面の溝に清掃むらが生じることなく清掃時間が短縮
できる。
【図１】本発明の乗客コンベアの踏段清掃装置の一実施
形態を示す要部断面図である。
形態を示す要部断面図である。
【図２】清掃装置の吸口本体のローラを示す要部拡大図
である。
である。
１ 吸口本体 ３ 清掃体 ３Ａ ブラシ ５ ローラ ５Ａ 凸部 ７ 踏段 ７Ａ 溝部
Claims (2)
- 【請求項１】 吸口本体ケースと、この吸口本体ケース
内に設けた清掃体と、この清掃体を回転させる回転手段
とを備え、前記清掃体に設けられているブラシを、前記
吸口本体ケースの下面開口から突出させてなる乗客コン
ベアの踏段清掃装置において、前記吸口本体ケースを前
後に移動させるローラに凹凸溝を設けたことを特徴とす
る乗客コンベアの踏段清掃装置。 - 【請求項２】 前記凹凸溝は、踏段のクリート面の溝に
係合する形状としたことを特徴とする請求項１記載の乗
客コンベアの踏段清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31271495A JPH09151070A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 乗客コンベアの踏段清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31271495A JPH09151070A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 乗客コンベアの踏段清掃装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09151070A true JPH09151070A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18032548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31271495A Pending JPH09151070A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 乗客コンベアの踏段清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09151070A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002076871A1 (en) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Duplex S.R.L. | Equipment for cleaning the grooved steps of escalators and other grooved surfaces |
| JP2011256022A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Saotome:Kk | エスカレータステップ洗浄具 |
| JP2014066080A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Allen:Kk | 道路目地の防草工法、排水溝清掃方法および異物除去装置 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP31271495A patent/JPH09151070A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002076871A1 (en) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Duplex S.R.L. | Equipment for cleaning the grooved steps of escalators and other grooved surfaces |
| JP2011256022A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Saotome:Kk | エスカレータステップ洗浄具 |
| JP2014066080A (ja) * | 2012-09-26 | 2014-04-17 | Allen:Kk | 道路目地の防草工法、排水溝清掃方法および異物除去装置 |
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