JPH09149874A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

Info

Publication number
JPH09149874A
JPH09149874A JP31291095A JP31291095A JPH09149874A JP H09149874 A JPH09149874 A JP H09149874A JP 31291095 A JP31291095 A JP 31291095A JP 31291095 A JP31291095 A JP 31291095A JP H09149874 A JPH09149874 A JP H09149874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
washing
channel
cleaning
wash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31291095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3242310B2 (ja
Inventor
Takeo Abe
剛夫 阿部
Noritake Sumida
憲武 隅田
Yoko Fukushima
容子 福島
Tetsuo Moriyama
徹夫 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP31291095A priority Critical patent/JP3242310B2/ja
Publication of JPH09149874A publication Critical patent/JPH09149874A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3242310B2 publication Critical patent/JP3242310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄水が汚れと共に食器などの被洗浄物に噴
射され、それによる再汚染のため洗浄率が向上せず、ま
た、一度加熱した洗浄水をすすぎのため数回入れ替えね
ばならず、非常にエネルギーのロスが大きく、多量の水
量、時間を必要とした。 【解決手段】 食器24を収納し洗浄を行う洗浄槽27
と、洗浄槽27内に水を送る給水機構と洗浄槽27内の
水を槽外に排出する排水機構と、洗浄水26を循環させ
る洗浄ポンプ32とを備えた食器洗浄機において、洗浄
水26の循環経路中に交換可能なフィルター型の洗浄水
浄化ユニット31を具備してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として一般家庭で
使用されている食器洗浄機に関するものであり、特に省
エネルギーと、それに伴う洗浄水の循環経路の改良を図
った食器洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の食器洗浄機は図8に示す
ように構成されるものであり、図8において、食器洗浄
機1は、洗浄すべき食器などを出し入れするための開閉
自在の前面ドア2と、洗浄すべき食器3を設置するため
のラック4と、ラック4の下部に洗浄水5を貯溜するた
めの洗浄槽6と、洗浄槽6のほぼ中央に突出して回転自
在の洗浄ノズル7と、洗浄ノズル7上に設けられた複数
の噴射孔8と、洗浄槽6内に設けられた洗浄水を加熱す
るための加熱ヒーター9と、洗浄水5を洗浄ノズル7に
供給するための洗浄ポンプ10と、洗浄ノズル7に洗浄
槽6より洗浄水5を供給する際、残滓を捕集するための
フィルター11と、洗浄水5を排水管12に排出するた
めの排水ポンプ13と、洗浄水5を供給するための給水
管14と、給水管14からの給水を制御するための給水
栓15と、洗浄された食器を乾燥させるための送風を行
うための乾燥用ファン16と、乾燥用ファン16から送
風された風を加熱するための温風用ヒーター17と、供
給された温風を本体から外方へ排出させるとともに、水
蒸気を凝縮して水を洗浄槽6に戻すための熱交換ダクト
18と、食器洗浄機全体を制御するためCPUを中心と
した制御回路19とから構成されている。
【0003】次に、この食器洗浄機1の洗浄動作につい
て説明する。まず、前面ドア2を開けて、洗浄すべき食
器3、調理器具などを、ラック4の所定の場所に収納
し、ラック4を洗浄槽6上に配置した後、専用洗剤を投
入して運転を開始する。そして、給水栓15の“開”の
動作により給水管14通して所定量の洗浄水5を洗浄槽
6に供給する。続いて、洗浄ポンプ10の運転により加
圧された洗浄水5が、洗剤とともに回転洗浄ノズル7の
噴射孔8から食器3に噴射され、洗浄が行われる。以
降、すすぎ工程、乾燥工程が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成して
なる食器洗浄機であれば、洗浄水がフィルタ(残滓捕集
用濾過装置)のみで浄化されており、洗浄水は汚れと共
に食器などの被洗浄物に噴射され、それによる再汚染の
ため洗浄率例えばグラスの洗浄率が向上しなかった。ま
た、一度加熱した洗浄水をすすぎのため数回入れ替えね
ばならず、非常にエネルギーのロスが大きく、多量の水
量、時間を必要とした。
【0005】このような課題を解決する手段として、節
水については特開平5−176875号公報に記載のよ
うに、複数の洗浄ラックに対する洗浄ノズルに対してC
PUを用いてこれを制御することによって節水を図ると
いった提案がなされている。また、特開平5−1154
18号公報に記載のものでは、洗浄時間を、初期水温と
食器容量から最適制御を行い短縮を図る提案がなされて
いる。そして、特開平5−1146392号公報に記載
のものでは、洗浄ポンプの出力をハイパワーとローパワ
ーの切り替えを行うことで、時間短縮と効率の向上が提
案されている。しかしながら、上記提案のような食器洗
浄機では、多少の節電にはつながっても、大幅な改善に
はならないという課題があった。
【0006】本発明は、上記のような課題の大幅な改善
を可能にする食器洗浄機を提供することを目的とすると
ともに、それに伴い発生するユーザーのメンテナンスの
軽減をも目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載の食器洗浄機は、食器を収納し洗
浄を行う洗浄槽と、洗浄槽内に水を送り込む給水機構
と、洗浄槽内の水を機外に排水する排水機構と、洗浄水
を循環させるポンプとを備えた食器洗浄機において、洗
浄水を浄化する着脱自在で交換可能なフィルター型の洗
浄水浄化ユニットを具備してなるものである。
【0008】また、請求項2記載の食器洗浄機は、食器
を収納し洗浄を行う洗浄槽と、洗浄槽内に水を送り込む
給水機構と、洗浄槽内の水を機外に排水する排水機構
と、洗浄水を循環させるポンプとを備えた食器洗浄機に
おいて、洗浄水の循環経路中に固定した通水路固定型の
浄化ユニットを具備してなるものである。
【0009】そして、請求項3記載の食器洗浄機は、洗
浄槽から洗浄ポンプへ洗浄水が送られる通水経路中に、
洗浄水が浄化ユニットを通過する浄化水路と、洗浄水が
浄化ユニットを通過しない非浄化水路とを併せ持ち、洗
浄水の通過水路を制御し得る洗浄水路選択弁と、洗浄水
路選択弁の操作の制御を行う制御機構を具備してなるも
のである。
【0010】そしてまた、請求項4記載の食器洗浄機
は、洗浄水の経路として、洗浄水浄化ユニットを固定し
た浄化用水路と、洗浄槽と洗浄用水路とを接続する流水
路と、洗浄水を機外へ排水するための排水管と、浄化用
水路と流水路と排水管との接続部に設けられた洗浄水の
流れを制御する第1の三方弁と、排水時、浄化ユニット
に排水をユニット再生方向から通水させるためのユニッ
ト再生水路と、ユニット再生水路中に設けられた排水ポ
ンプと、洗浄水を洗浄ポンプへ流入させるための吸水路
と、ユニット再生水路と浄化用水路と吸水路との接続部
に洗浄水の流れを制御するために設けられた第2の三方
弁と、第1の三方弁と第2の三方弁と洗浄ポンプと排水
ポンプの動作の制御を行う制御機構とを具備してなるも
のである。さらに、請求項5記載の食器洗浄機は、洗浄
水の経路として、洗浄水浄化ユニットを固定した浄化用
水路と、洗浄槽と浄化用水路とを接続する流水路と、洗
浄水を機外へ排水するための排水管と、浄化用水路と流
水路と排水管との接続部に設けられた洗浄水の流れを制
御する第1の三方弁と、排水時、浄化ユニットに排水を
ユニット再生方向から通水させるためのユニット再生水
路と、洗浄水を洗浄ポンプへ流入させるための吸水路
と、ユニット再生水路と浄化用水路と吸水路との接続部
に洗浄水の流れを制御するために設けられた第2の三方
弁と、排水管中に設けられた排水ポンプと、第1の三方
弁と第2の三方弁と洗浄ポンプと排水ポンプの動作の制
御を行う制御機構とを具備してなるものである。
【0011】さらにまた、請求項6記載の食器洗浄機
は、水道水を機内に供給するための給水管と、洗浄水浄
化ユニットを固定した浄化用水路と、洗浄槽と浄化用水
路とを接続する流水路と、洗浄水を機外へ排水するため
の排水管と、浄化用水路と流水路と排水管との接続部に
設けられた洗浄水の流れを制御する第1の三方弁と、水
道水を給水管から浄化用水路に導くためのユニット再生
水路と、洗浄水を洗浄ポンプへ流入させるための吸水路
と、ユニット再生水路と浄化用水路と吸水路との接続部
に洗浄水の流れを制御するために設けられた第2の三方
弁と、給水管とユニット再生水路とを接続する第3の三
方弁と、給水と第1の三方弁と第2の三方弁と第3の三
方弁と洗浄ポンプの動作の制御を行う制御機構とを具備
してなるものである。
【0012】また、請求項7記載の食器洗浄機は、洗浄
水浄化ユニットを固定した浄化用水路と、洗浄槽と浄化
用水路とを接続する流水路と、洗浄水を機外へ排水する
ための排水管と、浄化用水路と流水路と排水管との接続
部に設けられた洗浄水の流れを制御する第1の三方弁
と、逆回転可能な洗浄排水両用ポンプと、洗浄排水両用
ポンプから噴射ノズルへの経路である噴射用水路と、排
水時、洗浄槽から噴射用水路に排水を通水させるための
排水送水路と、排水送水路中に設けられた電磁弁と、排
水送水路と噴射用水路とを接続する第4の三方弁と、第
1の三方弁と第4の三方弁と洗浄排水両用ポンプの制御
を行う制御機構とを具備してなるものである。
【0013】本発明の食器洗浄機は上記構成にて、請求
項1記載の発明は、洗浄水を浄化することによって、洗
浄水温度を下げる事なく再利用することが可能である。
それによって節水、節電といった省エネルギー、洗浄時
間短縮、食器への再汚染の低減が可能となる。
【0014】また、請求項2記載の発明は、洗浄水を浄
化することによって洗浄水温度を下げる事なく再利用す
ることが可能である。それによって節水、節電といった
省エネルギー、洗浄時間短縮、食器への再汚染の低減、
節電が可能となる。そして、請求項3記載の発明は、浄
化したい洗浄水の工程を選択することができる。それに
よって、洗浄時は浄化せず、すすぎのときのみ選択し洗
浄水を浄化することが可能になる。
【0015】そしてまた、請求項4記載の発明は、排水
と共に捕集された残滓を機外に排水することができ、浄
化ユニットの交換回数の低減と寿命の延長が可能であ
る。また、ユーザーにおけるメンテナンスの低減が可能
である。さらに、請求項5記載の発明は、排水と共に捕
集された残滓を機外に排出することができ、浄化ユニッ
トの交換回数の低減と寿命の延長が可能である。また、
ユーザーにおけるメンテナンスの低減が可能である。
【0016】さらにまた、請求項6記載の発明は、排水
と共に捕集された残滓を機外に排出することができ、浄
化ユニットの交換回数の低減と寿命の延長、ユーザーに
おけるメンテナンスの低減が可能である。また、水道水
を通水させ残滓の除去を行うため、浄化ユニット内の洗
浄がよりきれいに行うことができる。
【0017】また、請求項7記載の発明は、排水と共に
捕集された残滓を機外に排出することができ、浄化ユニ
ットの交換回数の低減と寿命の延長、ユーザーにおける
メンテナンスの低減が可能である。また、排水ポンプを
必要としないため、コストダウンが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の食器洗浄機の実施の
形態を図面と共に説明する。まず、本発明の食器洗浄機
の第1の実施の形態を図1と共に説明する。本発明の第
1の実施形態の食器洗浄機20は、図1に示すように洗
浄すべき食器を出し入れするための開閉自在の前面ドア
23、洗浄すべき食器24を設置するためのラック25
と、ラック25の下部方向であって洗浄水26を貯溜す
るための洗浄槽27と、洗浄槽27のほぼ中央に突出し
て回転自在の洗浄ノズル28と、洗浄ノズル28の上に
設けられた複数の噴射孔29と、洗浄槽27内に設けら
れた洗浄水を加熱するための加熱ヒーター30と、洗浄
槽27内に設けられ洗浄水加熱するための加熱ヒーター
30と、洗浄水26を洗浄水浄化ユニット31を通して
洗浄ノズル28に供給するための洗浄ポンプ32と、洗
浄水26を洗浄ノズル28に送る際、粗い残滓を捕集す
るための残滓フィルター33と、洗浄槽下部洗浄水26
を排水管34に排出するための排水ポンプ35と、洗浄
水26を供給するための給水管36と、給水管36から
の給水を制御するための給水弁37と、洗浄された食器
を乾燥させるための送風を行うための乾燥用ファン38
と、乾燥用ファン38から送風された風を加熱するため
の温風用ヒーター39と、供給された温風を本体から外
方へ排出させるとともに、水蒸気を凝縮して水を洗浄槽
27に戻すための熱交換機ダクト40と、食器洗浄機全
体を制御するためCPU(マイクロコンピュータ)を中
心とした制御回路41とから構成するものである。
【0019】次に、この食器洗浄機1の洗浄動作につい
て説明する。まず、前面ドア23を開けて、洗浄すべき
食器、調理器具24などを、ラック25の所定の場所に
収納し、ラック25を洗浄槽27上に配置した後、専用
洗剤を投入して運転を開始する。そして、給水弁37の
“開”の動作により、給水管36を通して所定量の洗浄
水26を洗浄槽27に供給する。
【0020】続いて、洗浄ポンプ32の運転により加圧
された洗浄水26が、洗剤とともに回転洗浄ノズル28
の噴射孔29から食器24に噴射され、洗浄が行われ
る。このとき、洗浄水26は、残滓を捕集するフィルタ
ー33で大きな残滓が取り除かれる。その後、洗浄水2
6は洗浄水浄化ユニット31を通過し、残滓捕集フィル
ターで取り除かれ残滓より小さな汚染物が取り除かれ
る。
【0021】浄化された浄化水26は、洗浄ポンプ32
に吸引され、回転洗浄ノズル28の噴射孔29から食器
24に噴射され、一定条件まで運転した後、洗剤による
洗浄工程は終了する。洗浄工程が終了すると、排水ポン
プ35が作動し、洗浄水26は排水管34を通して機外
へ排水される。
【0022】このようにして、前期洗剤による洗浄工程
が終了し、すすぎ工程に移行する。すすぎ洗浄は、前期
洗剤による洗浄工程と同様に、給水弁37の“開”動作
によって給水管36を通して所定量の洗浄水26を洗浄
槽27に供給する。続いて、洗浄ポンプ33の運転によ
り加圧された洗浄水26が、洗浄水回転ノズル28の噴
射孔29から食器24に向かって噴射され、すすぎ洗浄
が行われる。
【0023】すすぎ工程が終了すると、排水ポンプ35
が作動し、排水管34を介して機外へ排水される。すす
ぎ工程終了後、乾燥工程に移行する。乾燥工程は、洗浄
槽27の側壁部に設けた乾燥用ファン38と温風ヒータ
ー39によって、洗浄槽内の空気が循環し、食器24に
温風が供給され乾燥が行われる。
【0024】なお、一連の食器洗浄工程における時間、
水位(水量)などの制御は、各部、各所に配置された各
種センサーからの信号に基づき、制御装置41を通じて
適正に行われる。
【0025】以上のようにして食器24の洗浄が行われ
るわけであるが、本発明によれば、洗浄水26は洗浄水
浄化ユニット31によって汚染物質の低減が行われ、汚
染物質が低減された洗浄水26が、洗浄槽27内で食器
24の洗浄を行うため、食器の再汚染の低減につなが
り、食器の洗浄工程、洗浄時間、すすぎ時間の短縮、そ
れに伴う消費電力、使用水量の低減が可能になる。
【0026】なお、上記のフィルターの材質は、樹脂製
の不織布あるいは金属材料を用いた幅25μm以下のメ
ッシュで構成されるものが有効である。
【0027】次に、本発明の食器洗浄機の第2の実施の
形態を図2と共に説明する。本発明の第2の実施の形態
の食器洗浄機42は、図2に示すように洗浄すべき食器
を出し入れするための開閉自在の前面ドア43、洗浄す
べき食器44を設置するためのラック45と、ラック4
5の下部方向であって洗浄水46を貯溜するための洗浄
槽47と、洗浄槽47のほぼ中央に突出して回転自在の
洗浄ノズル48と、洗浄ノズル48の上に設けられた複
数の噴射孔49と、洗浄槽47内に設けられた洗浄水を
加熱するための加熱ヒーター50と、洗浄槽47から洗
浄ポンプ52までの洗浄水の循環経路62中に固定され
た洗浄水浄化ユニット51と、洗浄水46を洗浄水浄化
ユニット51を通して洗浄ノズル48に供給するための
洗浄ポンプ52と、洗浄水46を洗浄ノズル48に送る
際、粗い残滓を捕集するための残滓フィルター53と、
洗浄槽下部洗浄水46を排水管54に排出するための排
水ポンプ55と、洗浄水56を供給するための給水管5
6と、給水管56からの給水を制御するための給水弁5
7と、洗浄された食器を乾燥させるための送風を行うた
めの乾燥用ファン58と、乾燥用ファン58から送風さ
れた風を加熱するための温風用ヒーター59と、供給さ
れた温風を本体から外方へ排出させるとともに、水蒸気
を凝縮して水を洗浄槽47に戻すための熱交換ダクト6
0と、食器洗浄機全体を制御するためCPU(マイクロ
コンピュータ)を中心とした制御回路61とから構成す
るものである。
【0028】上記の場合、浄化ユニットの浄化機能が限
界に達した場合もしくはそれに類似する場合は、浄化ユ
ニットの交換は可能であるとする。また、この食器洗浄
機の食器洗浄の動作は上記第1の実施の形態の食器洗浄
機の動作と同じであるため説明は省略する。
【0029】上記のようにして、食器の洗浄を行うわけ
であるが、この本発明の食器洗浄機の第2の実施の形態
によれば、洗浄水46は洗浄水浄化ユニット51によっ
て汚染物質の低減が行われる。また、この場合の洗浄水
状化ユニット51の材質は、金属材料からなるメッシュ
幅25μm以下の繊維か、孔径25μm以下の多孔質セ
ラミックなどが挙げられる。
【0030】次に、本発明の食器洗浄機の第3の実施の
形態を図3と共に説明する。本発明の第3の実施の形態
の食器洗浄機は、図3に示すように上記第2の実施の形
態の食器洗浄機において、洗浄槽から洗浄水70が浄化
ユニットへ流入する浄化水流方向71と浄化ユニットを
通過しない非浄化水流方向72の分岐点に洗浄水路選択
弁63と、洗浄浄化ユニット65と、弁63から洗浄水
浄化ユニット65とを接続する通水路64と、洗浄水が
浄化ユニットを通過しないときのバイパス69と、分岐
されていた水路を再び統合するための、洗浄水路統合弁
67と、洗浄水路統合弁67へ浄化ユニット65から洗
浄水を流入させるための経路66と、洗浄水路統合弁6
7から洗浄ポンプへの吸水路68と、洗浄水路選択弁6
3と洗浄水路統合弁67と洗浄ポンプの動作を制御する
制御回路(制御機構)73とを具備してなるものであ
る。
【0031】次にこの食器洗浄機の動作について説明す
る。まず、洗浄水浄化ユニット65を通過させる水路を
選択する場合、洗浄槽から洗浄ポンプによって圧力がか
けられ吸引された洗浄水70は、洗浄水路選択弁63を
制御によって流水経路62から流水経路64へと流入さ
せられる。流水経路64を通過した洗浄水70は、浄化
ユニット65へ送り込まれ、洗浄水70内に含まれる汚
染物が取り除かれる。
【0032】浄化された洗浄水70は、流水経路66を
通り、洗浄水路統合弁67の制御によって吸水路68を
通過し洗浄ポンプへとと送られる。洗浄水浄化ユニット
を通過させない経路を選択した場合と、洗浄水70は三
方弁72の動作によってバイパス69に送られ、バイパ
ス69を通過した洗浄水70は、洗浄水路統合弁67を
通過し吸水路68へと送られ、洗浄ポンプに供給され
る。以上の動作を制御回路73によって制御を行い運転
する。
【0033】上記のようにして、洗浄水70が浄化ユニ
ット65を通過する場合と通過しない場合を選択するこ
とができる。これによって、洗浄工程の洗浄水70を浄
化し、すすぎ工程の洗浄水70のみを浄化することが可
能になる。すすぎ工程のみの洗浄水浄化が可能になるこ
とで、すすぎ水の入れ替え回数の低減と共に、浄化ユニ
ット65の捕集許容量が小さくても必要な効果を発揮す
ることができる。
【0034】次に、本発明の食器洗浄機の第4の実施の
形態を図4と共に説明する。本発明の第4の実施の形態
の食器洗浄機は、図4に示すように上記第2若しくは第
3の実施の形態の食器洗浄機において、洗浄水91を貯
溜するための洗浄槽74と、残滓を捕集するフィルター
75と、洗浄水91を加熱するためのヒーター89と、
洗浄時、洗浄水90が流入する流水路76と、洗浄ポン
プへ流入する経路と、排水管88との分岐点の第1の三
方弁77と、洗浄水浄化ユニット79と、第1の三方弁
77から浄化ユニット79への浄化用水路78と、浄化
ユニット79から洗浄ポンプ83への浄化用水路80
と、洗浄ポンプ83へ洗浄水を供給するための吸水路8
2と、排水時、洗浄槽74から排水ポンプ86へユニッ
ト再生方向へ通水させるためのユニット再生水路85
と、排水ポンプ86と、排水ポンプから浄化ユニットに
向かうユニット再生水路87と、ユニット再生水路87
と洗浄水循環経路とを結ぶ分岐点の第2の三方弁81
と、洗浄ポンプ83から洗浄槽74への洗浄水91の噴
射水路84と、第1の三方弁77と第2の三方弁81と
洗浄ポンプ83と排水ポンプ86とを制御する制御回路
90とを具備してなるものである。
【0035】上記のように構成してなる食器洗浄機は、
洗浄運転時、洗浄ポンプ83の動作によって圧力がかけ
られた洗浄水91が、ヒーター89で加熱された後、残
滓フィルター75を通過し、流水路76に送り込まれ
る。流水路76に送り込まれた洗浄水91は、第1の三
方弁の動作が制御されていることによって、浄化用水路
78に送られる。浄化用水路78は浄化ユニット79に
接続されており、浄化ユニット79によって洗浄水91
中の汚染が除去または低減される。
【0036】浄化ユニットを通過した洗浄水91は、浄
化用水路80を通り、制御された第2の三方弁81の動
作によって、吸水路82に送られ、洗浄ポンプ83を介
して噴射水路84を経て、洗浄槽上方の食器に向かって
噴射孔より噴射される。排水時は排水ポンプ86の動作
によって洗浄水91は圧力を受けユニット再生水路85
を通過し、排水ポンプ86を介してユニット再生水路8
7におくられる。
【0037】ユニット再生水路87から制御された第2
の三方弁81を経て浄化用水路80を浄化方向とは逆向
きのユニット再生方向へ流れ、浄化ユニット79に流入
される。浄化ユニット79にユニット再生方向へ流入さ
せられた排水は浄化ユニット79中に堆積した汚染を排
水に取り込み、浄化用水路78、制御された第1の三方
弁77の動作によって、排水経路88に送られ機外に排
水される。この場合の給水方法は任意であるとする。
【0038】上記のようにして、食器の洗浄が行われる
わけであるが、この本発明の食器洗浄機の第4の実施の
形態によれば、洗浄水排水を利用して洗浄水浄化ユニッ
ト79の浄化、再生が行われる。再生が行われることに
よって浄化ユニット79の交換周期を延長することが可
能になり、ユーザーのメンテナンスの低減が実現でき
る。
【0039】次に、本発明の食器洗浄機の第5の実施の
形態を図5と共に説明する。本発明の第5の実施の形態
の食器洗浄機は、図5に示すように、洗浄水91を貯溜
するための洗浄槽74と、残滓を捕集するフィルター7
5と、洗浄水91を過熱するためのヒーター89と、洗
浄時、洗浄水90が流入する流水路76と、洗浄ポンプ
へ流入する経路と排水管88との分岐点の第1の三方弁
77と、洗浄水浄化ユニット79と、第1の三方経弁7
7から浄化ユニット79への浄化用水路78と、浄化ユ
ニット79から洗浄ポンプ83への浄化用水路80と、
洗浄ポンプ83へ洗浄水を送り込む吸水路82と、第1
の三方弁77から排水経路88との経路中に設けられた
排水ポンプ86、排水時、洗浄槽74から浄化ユニット
79にユニット再生方向へ排水を流入させるためのユニ
ット再生水路85と、ユニット再生水路85と洗浄水循
環経路とを結ぶ分岐点の第2の三方弁81と、洗浄ポン
プ83から洗浄槽74への洗浄水91の噴射水路84
と、第1三方弁77と第2の三方弁81と洗浄ポンプ8
3と排水ポンプ86とを制御する制御回路90とを具備
してなるものである。
【0040】上記のように構成してなる食器洗浄機は、
洗浄運転時、洗浄ポンプ83の動作によって圧力がかけ
られた洗浄水91が、ヒーター89で加熱された後、残
滓フィルター75を通過し、流水路76に送り込まれ
る。流水路76に送り込まれ洗浄水91は、第1の三方
弁77の動作が制御されていることによって、浄化用水
路78に送られる。
【0041】浄化用水路78は浄化ユニット79に接続
されており、浄化ユニット79によって洗浄水91中の
汚染が除去または低減される。浄化ユニットを通過した
洗浄水91は、浄化用水路80を通り、制御された第2
の三方弁81の動作によって、吸水路82に送られ、洗
浄ポンプ83を介して噴射水路84を経て、洗浄槽上方
の食器に向かって噴射孔より噴射される。
【0042】そして、排水時は、排水ポンプ86の動作
によって洗浄水91は圧力を受け、ユニット再生水路8
5を通過し、制御回路によって制御された第2の三方弁
81の動作にて浄化用水路80を浄化方向とは逆向きの
ユニット再生方向に流れ、浄化ユニット79に流入す
る。
【0043】浄化ユニット79にユニット再生方向にか
流入させられた排水は浄化ユニット79中に堆積した汚
染を排水に取り込み、浄化用水路78を経て、制御され
た第1の三方弁77の動作よって、排水ポンプ86に送
られる。排水ポンプ86から排水は排水経路88に送ら
れ機外に排水される。この場合において、給水方法は任
意であるとする。
【0044】上記のようにして、食器の洗浄が行われる
わけであるが、この本発明の食器洗浄機の第5の実施の
形態によれば、洗浄水排水を利用して洗浄水浄化ユニッ
ト79の浄化、再生が行われる。再生が行われることに
よって浄化ユニット79の交換周期を延長することが可
能になり、ユーザーのメンテナンスの低減が実現でき
る。
【0045】次に、本発明の食器洗浄機の第6の実施の
形態を図6と共に説明する。本発明の第6の実施の形態
の食器洗浄機は、図6に示すように上記第2若しくは第
3の実施の形態の食器洗浄機において、洗浄水91を貯
溜するための洗浄槽74と、残滓を捕集するフィルター
75と、洗浄水91を加熱するためのヒーター89と、
洗浄時、洗浄水90が流入する流水路76と、洗浄ポン
プへ流入する経路と排水管88との分岐点の第1の三方
弁77と、洗浄水浄化ユニット79と、第1の三方弁7
7から浄化ユニット79への浄化用水路78と、浄化ユ
ニット79から洗浄ポンプ83へ洗浄水を供給する浄化
用水路80と吸水路82と、水道から水道水を供給する
ための給水管98と、水道水の流入の制御を行う給水栓
93、給水管経路中に設けられた第3の三方弁94と、
第3の三方弁94から洗浄水の浄化水路80とを接続す
るユニット再生水路97と、ユニット再生水路97と浄
化用水路80と吸水路との分岐点に設けられた第2の三
方弁81と、洗浄ポンプ83から洗浄槽74への洗浄水
91の噴射水路84と、洗浄水を機外に排出させるため
の排水ポンプ86と、第1の三方弁77と第2の三方弁
81と第3の三方弁94と洗浄ポンプ83と給水栓93
と排水ポンプ86を制御する制御回路90とを具備して
なるものである。
【0046】上記のように構成してなる食器洗浄機は、
洗浄運転時、洗浄ポンプ83の動作によって圧力がかけ
られた洗浄水91が、ヒーター89で加熱された後、残
滓フィルター75を通過し、流水路76に送り込まれ
る。流水路76に送り込まれた洗浄水91は、三方弁の
動作が制御されていることによって、浄化用水路78に
送られる。浄化用水路78は浄化ユニット79に接続さ
れており、浄化ユニット79によって洗浄水91中の汚
染が除去または低減される。
【0047】浄化ユニット79を通過した洗浄水91
は、浄化用水路80を通り、制御された第2の三方弁8
1の動作によって制御され吸水路82に送られ、洗浄ポ
ンプ83を介して噴射水路84を経て、洗浄槽上方の食
器に向かって噴射孔より噴射される。
【0048】そして、排水時は、洗浄水91が流水路7
6を通過し、第1の三方弁77はそのとき流水路76と
排水管88とを接続するように制御されており、排水は
排水ポンプ86へと送られ、排水管88を通って機外へ
排水される。排水工程終了後、浄化装置洗浄工程に入
る。給水栓93の“開”の動作によって水道水92は、
第3の三方弁94、第2の三方弁81の制御により、流
水経路97を通過し、浄化用水路80へと送られ、浄化
ユニット79にユニット再生方向から流れ込む。
【0049】水道水92は浄化ユニット79に捕集され
ていた汚染物と共に浄化用水路78を経由して、第1の
三方弁77によって流水方向が制御され、排水ポンプ8
6へ送られ、排水管88から機外へ排出される。また、
給水栓93の代わりとして、給水ポンプを用いても同様
の効果が得られる。
【0050】上記のようにして、食器の洗浄が行われる
わけであるが、この本発明の食器洗浄機の第6の実施の
形態によれば、洗浄水91を洗浄水浄化ユニット79に
よって浄化し食器の洗浄に使用する機構を備えているこ
とによって節電、時間短縮を実現するばかりでなく、水
道水で洗浄ユニット79の浄化を行うことで、浄化ユニ
ットに捕集された汚染物の排出をより衛生的に行うこと
が可能である。
【0051】次に、本発明の食器洗浄機の第7の実施の
形態を図7と共に説明する。本発明の第7の実施の形態
の食器洗浄機は、図7に示すように上記第2若しくは第
3の実施の形態の食器洗浄機において、洗浄水91を貯
溜するための洗浄槽74と、残滓を捕集するフィルター
75と、洗浄水91を加熱するためのヒーター89と、
洗浄時、洗浄水90が流入する流水路76と、流水路7
6と浄化ユニットを接続する浄化用水路78と、流水路
76と浄化用水路78と排水管88との分岐点の第1の
三方弁77と、洗浄水浄化ユニット79と、第1の三方
弁77から浄化ユニット79への浄化用水路78と、浄
化ユニット79から逆回転可能な洗浄ポンプ102への
浄化用水路80と、洗浄ポンプ83から洗浄槽74への
洗浄水91の噴射水路84と、噴射水路84中に設けら
れた第4の三方弁100と、洗浄槽74から第4の三方
弁100に排水を供給するユニット再生水路101と、
ユニット再生水路101の経路中に設けられた電磁弁9
9と、第4の三方弁100と第1の三方弁77と洗浄ポ
ンプ102と電磁弁99とを制御する制御回路90とを
具備してなるものである。
【0052】上記のように構成してなる食器洗浄機は、
洗浄運転時、洗浄ポンプ83の動作によって圧力がかけ
られた洗浄水91が、ヒーター89で加熱された後、残
滓フィルター75を通過し、流水路76に送り込まれ
る。流水路76に送り込まれた洗浄水91は、第1の三
方弁の動作が制御によって、浄化用水路78に送られ
る。浄化用水路78は浄化ユニット79に接続されてお
り、浄化ユニット79によって洗浄水91中の汚染が除
去または低減される。
【0053】浄化ユニット79を通過した洗浄水91
は、浄化用水路80を通り、逆回転可能な洗浄ポンプ1
02を介して噴射水路84を経て、洗浄槽上方の食器に
向かって噴射孔より噴射される。排水時は、電磁弁の
“開”の動作と共に、逆回転可能な洗浄ポンプ102が
洗浄時と逆回転で運転し、それによって洗浄水91はユ
ニット再生水路101を通過し、第4の三方弁100に
制御によって、噴射水路84をユニット再生方向に流
れ、浄化用水路80を通り、浄化ユニット79へと送り
込まれる。
【0054】そして、排水は、浄化ユニット79に捕集
された汚染物と共に、浄化用水路78を通り、第1の三
方弁77を経由し排水管88へと送られる。このとき第
1の三方弁77は浄化用水路78と排水管88とを接続
するように制御されている。この場合の給水方法は任意
であるとする。
【0055】上記のようにして、食器の洗浄を行うわけ
であるが、この本発明の食器洗浄機の第7の実施の形態
によれば、洗浄水91を浄化し、節水、時間短縮、節
電、を可能にするばかりでなく、逆回転可能な洗浄ポン
プ102を用いることによって排水ポンプなしで洗浄水
91の排水が可能となり、洗浄槽下部のスペースを小さ
くでき、コストダウンも可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明の食器洗浄機は、上記のような構
成であるから、請求項1記載の発明は、洗浄水が浄化さ
れるため、節水、洗浄時間の短縮、食器への再汚染の低
減、節電が可能となる。また、請求項2記載の発明は、
請求項1記載の発明の効果に加えて、浄化ユニットを循
環経路に固定式としたため、浄化ユニットの交換回数を
低減できる多孔質セラミックの使用が可能である。
【0057】そして、請求項3記載の発明は、請求項2
記載の発明の効果に加えて、洗浄水を浄化する工程を選
択することができるため、すすぎ水のみ浄化することが
可能になる。そしてまた、請求項4記載の発明は、請求
項2若しくは請求項3記載の発明の効果に加えて、浄化
ユニット中に捕集された汚染物を排水と共に除去できる
ため、浄化ユニットの再生が可能となり、浄化機能の低
下の防止、メンテナンスの低減が可能である。さらに、
請求項5記載の発明は、請求項2若しくは請求項3記載
の発明の効果に加えて、浄化ユニット中に捕集された汚
染物を排水と共に除去できるため、浄化ユニットの再生
が可能となり、浄化機能の低下の防止、メンテナンスの
低減が可能である。さらにまた、請求項6記載の発明
は、請求項2若しくは請求項3記載の発明の効果に加え
て、水道水にて浄化ユニットの汚染物の除去を行うこと
ができるため、上記のような効果に加えて、浄化ユニッ
トの低下防止をよりよく実施することができる。
【0058】また、請求項7記載の発明は、請求項2若
しくは請求項3記載の発明の効果に加えて、逆回転可能
な洗浄ポンプの作動によって、浄化ユニットの再生を含
めた排水を排水ポンプ不要で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態を示す
要部断面図である。
【図2】本発明の食器洗浄機の第2の実施の形態を示す
要部断面図である。
【図3】本発明の食器洗浄機の第3の実施の形態を示す
要部断面図である。
【図4】本発明の食器洗浄機の第4の実施の形態を示す
循環経路の要部断面図である。
【図5】本発明の食器洗浄機の第5の実施の形態を示す
循環経路の要部断面図である。
【図6】本発明の食器洗浄機の第6の実施の形態を示す
循環経路の要部断面図である。
【図7】本発明の食器洗浄機の第7の実施の形態を示す
循環経路の要部断面図である。
【図8】従来の食器洗浄機の実施の形態を示す要部断面
図である。
【符号の説明】
20 食器洗浄機 24 食器 26 洗浄水 27 洗浄槽 31 浄化ユニット 32 洗浄ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森山 徹夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を収納し洗浄を行う洗浄槽と、洗浄
    槽内に水を送る給水機構と洗浄槽内の水を槽外に排出す
    る排水機構と、洗浄水を循環させる洗浄ポンプとを備え
    た食器洗浄機において、洗浄水の循環経路中に交換可能
    なフィルター型の洗浄水浄化ユニットを具備してなるこ
    とを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 食器を収納し洗浄を行う洗浄槽と、洗浄
    槽内に水を送る給水機構と洗浄槽内の水を槽外に排出す
    る排水機構と、洗浄水を循環させる洗浄ポンプとを備え
    た食器洗浄機において、洗浄水を浄化ユニットを洗浄水
    の循環経路中に固定した通水路固定型の洗浄水浄化ユニ
    ットを具備してなることを特徴とする食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 上記請求項2記載の食器洗浄機におい
    て、洗浄槽から洗浄ポンプへ洗浄水が送られる通水経路
    中に、洗浄水が浄化ユニットを通過する浄化水路と、洗
    浄水が浄化ユニットを通過しない非浄化水路とを併せ持
    ち、洗浄水の通過水路を制御し得る洗浄水路選択弁と、
    洗浄ポンプへ洗浄水を送るための吸水路と、浄化水水路
    と非浄化水路から流入する洗浄水を吸水路に統合する洗
    浄水路統合弁と、洗浄水路選択弁と洗浄水路統合弁と洗
    浄ポンプの操作の制御を行う制御機構とを具備してなる
    ことを特徴とする食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 上記請求項2若しくは請求項3記載の食
    器洗浄機において、洗浄水の経路として、洗浄水浄化ユ
    ニットを固定した浄化用水路と、洗浄槽と洗浄用水路と
    を接続する流水路と、洗浄水を機外へ排水するための排
    水管と、浄化用水路と流水路と排水管との接続部に設け
    られた洗浄水の流れを制御する第1の三方弁と、排水
    時、浄化ユニットに排水をユニット再生方向から通水さ
    せるためのユニット再生水路と、ユニット再生水路中に
    設けられた排水ポンプと、洗浄水を洗浄ポンプへ流入さ
    せるための吸水路と、ユニット再生水路と浄化用水路と
    吸水路との接続部に洗浄水の流れを制御するために設け
    られた第2の三方弁と、第1の三方弁と第2の三方弁と
    洗浄ポンプと排水ポンプの動作の制御を行う制御機構と
    を具備してなることを特徴とする食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 上記請求項2若しくは請求項3記載の食
    器洗浄機において、洗浄水の経路として、洗浄水浄化ユ
    ニットを固定した浄化用水路と、洗浄槽と浄化用水路と
    を接続する流水路と、洗浄水を機外へ排水するための排
    水管と、浄化用水路と流水路と排水管との接続部に設け
    られた洗浄水の流れを制御する第1の三方弁と、排水
    時、浄化ユニットに排水をユニット再生方向から通水さ
    せるためのユニット再生水路と、洗浄水を洗浄ポンプへ
    流入させるための吸水路と、ユニット再生水路と浄化用
    水路と吸水路との接続部に洗浄水の流れを制御するため
    に設けられた第2の三方弁と、排水管中に設けられた排
    水ポンプと、第1の三方弁と第2の三方弁と洗浄ポンプ
    と排水ポンプの動作の制御を行う制御機構とを具備して
    なることを特徴とする食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 上記請求項2若しくは請求項3記載の食
    器洗浄機において、水道水を機内に供給するための給水
    管と、洗浄水浄化ユニットを固定した浄化用水路と、洗
    浄槽と浄化用水路とを接続する流水路と、洗浄水を機外
    へ排水するための排水管と、浄化用水路と流水路と排水
    管との接続部に設けられた洗浄水の流れを制御する第1
    の三方弁と、水道水を給水管から浄化用水路に導くため
    のユニット再生水路と、洗浄水を洗浄ポンプへ流入させ
    るための吸水路と、ユニット再生水路と浄化水路と吸水
    路との接続部に洗浄水の流れを制御するために設けられ
    た第2の三方弁と、給水管とユニット再生水路とを接続
    する第3の三方弁と、給水と第1の三方弁と第2の三方
    弁と第3の三方弁と洗浄ポンプの動作の制御を行う制御
    機構とを具備してなることを特徴とする食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 上記請求項2若しくは請求項3記載の食
    器洗浄機において、洗浄水浄化ユニットを固定した浄化
    用水路と、洗浄槽と浄化用水路とを接続する流水路と、
    洗浄水を機外へ排水するための排水管と、浄化用水路と
    流水路と排水管との接続部に設けられた洗浄水の流れを
    制御する第1の三方弁と、逆回転可能な洗浄排水両用ポ
    ンプと、洗浄排水両用ポンプから噴射ノズルへの経路で
    ある噴射用水路と、排水時、洗浄槽から噴射用水路に排
    水を通水させるための排水送水路と、排水送水路中に設
    けられた電磁弁と、排水送水路と噴射用水路とを接続す
    る第4の三方弁と、第1の三方弁と第4の三方弁と洗浄
    排水両用ポンプの制御を行う制御機構とを具備してなる
    ことを特徴とする食器洗浄機。
JP31291095A 1995-11-30 1995-11-30 食器洗浄機 Expired - Fee Related JP3242310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31291095A JP3242310B2 (ja) 1995-11-30 1995-11-30 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31291095A JP3242310B2 (ja) 1995-11-30 1995-11-30 食器洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09149874A true JPH09149874A (ja) 1997-06-10
JP3242310B2 JP3242310B2 (ja) 2001-12-25

Family

ID=18034936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31291095A Expired - Fee Related JP3242310B2 (ja) 1995-11-30 1995-11-30 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3242310B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008525072A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 ベーエスハー ボッシュ ウント ジーメンス ハウスゲレーテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 水案内式の家庭用機器および該家庭用機器を運転するための方法
CN103690131A (zh) * 2014-01-15 2014-04-02 顾晓烨 紧凑新型洗碗橱柜
CN106618422A (zh) * 2016-12-02 2017-05-10 宁波方太厨具有限公司 一种湍流清洗的水槽清洗机

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3511025B1 (de) * 2018-01-11 2022-06-22 MELAG Medizintechnik GmbH & Co. KG Reinigungs- und desinfektionsgerät sowie verfahren zum trocknen medizinischer und/oder zahnmedizinischer instrumente

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008525072A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 ベーエスハー ボッシュ ウント ジーメンス ハウスゲレーテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 水案内式の家庭用機器および該家庭用機器を運転するための方法
CN103690131A (zh) * 2014-01-15 2014-04-02 顾晓烨 紧凑新型洗碗橱柜
CN106618422A (zh) * 2016-12-02 2017-05-10 宁波方太厨具有限公司 一种湍流清洗的水槽清洗机
CN106618422B (zh) * 2016-12-02 2023-08-18 宁波方太厨具有限公司 一种湍流清洗的水槽清洗机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3242310B2 (ja) 2001-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100606823B1 (ko) 식기 세척기의 집수장치
US8663393B2 (en) Water-conducting household appliance and method for the operation thereof
CN201039972Y (zh) 一种多功能洗碗机
EP0990413B1 (en) A method of filtering the washing and/or rinsing liquid in a dishwasher and apparatus for implementing the method
KR20030093665A (ko) 식기 세척기 및 그 제어방법
JPH07163781A (ja) ドラム式電気洗濯乾燥機
JPH09149874A (ja) 食器洗浄機
KR102053013B1 (ko) 열풍건조와 3방밸브 조작에 의해 배수 재활용 및 폐열 회수기능이 구비된 식기 헹굼기
CN100562281C (zh) 餐具清洗机
KR100702042B1 (ko) 증기발생장치가 설치된 세탁기
JP2003199697A (ja) 食器洗い機
CN218756579U (zh) 衣物处理设备
KR100941130B1 (ko) 식기 세척기의 스팀 불림 장치
JPH09215653A (ja) 食器洗い機
JP2715231B2 (ja) 食器洗浄器
KR100208876B1 (ko) 식기세척기의 급,배수 일체형 펌프를 이용한 분리세척장치
KR101138877B1 (ko) 식기세척기
KR100214259B1 (ko) 식기세척기의 세척찌꺼기 배출장치
JP4430146B2 (ja) 浴槽洗浄装置の排水構造
JP3407408B2 (ja) 食器洗い乾燥機
JP2000014620A (ja) 食器洗浄機
KR200237847Y1 (ko) 식기세척기 냄새제거장치
KR100635638B1 (ko) 식기 세척기의 상하단 분리세척장치
CN116965750A (zh) 一种带热回收的清洗系统
KR0146299B1 (ko) 식기 세척기

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071019

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees