JPH09143121A - シュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物及びその製法 - Google Patents

シュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物及びその製法

Info

Publication number
JPH09143121A
JPH09143121A JP30910095A JP30910095A JPH09143121A JP H09143121 A JPH09143121 A JP H09143121A JP 30910095 A JP30910095 A JP 30910095A JP 30910095 A JP30910095 A JP 30910095A JP H09143121 A JPH09143121 A JP H09143121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenol
diphenyl oxalate
oxalate
diphenyl
adduct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30910095A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Nishihira
圭吾 西平
Hideji Tanaka
秀二 田中
Yuki Nishida
祐樹 西田
Hirofumi Ii
宏文 井伊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP30910095A priority Critical patent/JPH09143121A/ja
Priority to US08/757,070 priority patent/US5705677A/en
Priority to EP96118870A priority patent/EP0776882A1/en
Publication of JPH09143121A publication Critical patent/JPH09143121A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、シュウ酸ジフェニルの製造法とし
て有用な新規な結晶性付加物及びその製法に係わる。 【解決手段】 本発明の課題は、シュウ酸ジフェニルと
フェノールのモル比(シュウ酸ジフェニル:フェノー
ル)が1:2であるシュウ酸ジフェニルとフェノールの
結晶性付加物及びその製法によって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の第1の発明は、新規な
シュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物(シュ
ウ酸ジフェニルとフェノールのモル比(シュウ酸ジフェ
ニル:フェノール)が1:2である結晶性付加物)を提
供するものであり、本願の第2の発明は、シュウ酸ジフ
ェニルとフェノールの溶融混合物を用いて晶析法によっ
て該付加物を製造する方法に関する。
【0002】前記のシュウ酸ジフェニルとフェノールの
結晶性付加物は、加熱及び蒸留によって容易にシュウ酸
ジフェニルとフェノールに分離されるため、高純度のシ
ュウ酸ジフェニルを得ることが非常に容易になる。シュ
ウ酸ジフェニルは、種々の医薬品や農薬などの中間体の
製造原料、更にはポリマーの製造原料や添加剤などとし
て有用な化合物である。
【0003】
【従来の技術】炭酸ジフェニルとフェノールの結晶性付
加物が特開平6−172770号公報において開示され
ているが、本発明に係わるような、シュウ酸ジフェニル
がフェノールと結晶性付加物を形成しうること、及びシ
ュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物が存在す
ることについては従来全く知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、シュウ
酸ジフェニルの製造法について鋭意研究中であったが、
その過程においてシュウ酸ジフェニルとフェノールを含
有する結晶性付加物を初めて見出し、その結果、シュウ
酸ジフェニルの製造法として有用な新規な結晶性付加物
及びその製法に係わる本発明を完成したのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の第1の発明
は、シュウ酸ジフェニルとフェノールのモル比(シュウ
酸ジフェニル:フェノール)が1:2であるシュウ酸ジ
フェニルとフェノールの付加物に関する。
【0006】また、本願の第2の発明は、シュウ酸ジフ
ェニルとフェノールが均一に融解している溶融混合物
(好ましくはシュウ酸ジフェニルとフェノールの合計量
に対するシュウ酸ジフェニルの割合が1〜50重量%で
ある溶融混合物)を100℃より低い温度(約10〜9
5℃、好ましくは40〜95℃、更に好ましくは40〜
95℃)に維持して、該溶融混合物からシュウ酸ジフェ
ニルとフェノールのモル比(シュウ酸ジフェニル:フェ
ノール)が1:2である結晶性付加物を析出させ、これ
を分離・回収することを特徴とする前記結晶性付加物の
製法に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】前記の第1の発明におけるシュウ
酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物は、ガスクロ
マトグラフィー分析などによってシュウ酸ジフェニルと
フェノールのモル比(シュウ酸ジフェニル:フェノー
ル)が1:2であることを確認することができる新規な
物質であり、更に式量:430.64、融点:101〜
103℃の物性を有している物質である。
【0008】そして、本発明のシュウ酸ジフェニルとフ
ェノールの結晶性付加物は、例えば図1に示されるよう
なFT−IRスペクトルを有すると共に、核磁気共鳴ス
ペクトル(H1 −NMR)分析により表1に示されるピ
ークを有する物質である。
【0009】
【表1】
【0010】本発明のシュウ酸ジフェニルとフェノール
の結晶性付加物は前記の第2の発明によって工業的に製
造することができる。本発明の製法の詳細な説明及び具
体的な実施例を以下に述べる。
【0011】前記の第2の発明のシュウ酸ジフェニルと
フェノールの結晶性付加物の製法において用いられる
「シュウ酸ジフェニルとフェノールが融解している溶融
混合物」は、シュウ酸ジフェニルとフェノールの合計量
に対するシュウ酸ジフェニルの割合が1〜50重量%、
特には2〜45重量%であるように、シュウ酸ジフェニ
ルとフェノールが均一に融解している液相状態の溶融混
合物であることが好ましい。本発明の製法においては、
シュウ酸ジフェニルとフェノールが均一に融解している
溶融混合物中のシュウ酸ジフェニルの濃度が余りに高く
なると、前記付加物を析出させる晶析操作が困難になる
ために好ましくない。
【0012】また、前記の溶融混合物は、シュウ酸ジフ
ェニルとフェノールを、溶融混合物に対してシュウ酸ジ
フェニルとフェノールの合計濃度で50重量%以上、特
に60〜100重量%、更には65〜95重量%含有し
ていることが好ましい。
【0013】更に、前記の溶融混合物には、シュウ酸ジ
フェニル及びフェノール以外に次のような性質を有する
物質が含有されていてもよい。即ち、本発明の製法にお
ける晶析の際に前記溶融混合物から実質的に析出せず、
そしてシュウ酸ジフェニル及びフェノールと充分な相溶
性を有していて、150℃、好ましくは100℃より低
い融点を有する物質(例えば、シュウ酸ジメチル、シュ
ウ酸メチルフェニル等のシュウ酸ジフェニル以外のシュ
ウ酸誘導体や、カルボン酸フェニルエステル、炭酸ジフ
ェニル等のフェノール誘導体)であれば、それらの合計
で約50重量%より少ない割合、好ましくは0〜40重
量%、更に好ましくは0〜30重量%程度の割合で含有
されていてもよい。
【0014】なお、前記の溶融混合物は、100℃以上
の温度、特に120〜300℃、更には140〜250
℃の温度範囲に加熱して得られる液相状態の溶融混合物
として使用されることが好ましい。
【0015】前記の溶融混合物としては、種々のシュウ
酸ジフェニルの製造法で得られる、シュウ酸ジフェニル
及びフェノールが溶解している反応液をそのまま使用す
ることができる。更に、この反応液にフェノール等を加
えて前記のように組成を調整したものや、80〜100
重量%のシュウ酸ジフェニルと80〜100重量%のフ
ェノールとを適当な割合で混合し、この混合物を加熱・
融解させたものも使用することができる。
【0016】前記の溶融混合物を得る方法としては、シ
ュウ酸ジアルキルと、フェノール又はカルボン酸フェニ
ルエステル、炭酸ジフェニル等のフェノール誘導体とを
適当な触媒の存在下でエステル交換反応させて、生成す
る前記温度範囲の液相状態の反応液を前記溶融混合物と
して得る(そして、必要に応じてフェノール等を添加し
て組成の調整を行う)方法などが工業的に好ましい。本
発明の結晶性付加物を工業的に製造するには、特にシュ
ウ酸ジアルキルとフェノールとをエステル交換反応させ
て得られる100℃以上の液相状態の反応液をそのまま
溶融混合物として用いることが好適である。
【0017】なお、本発明の結晶性付加物の製造では、
溶融混合物として前記のような種々のシュウ酸ジフェニ
ルの製造法で得られる反応液を用いても、その晶析操作
において析出する目的の結晶性付加物にシュウ酸ジフェ
ニルの製造に使用された触媒等が混入することは殆ど起
こらない。このため、本発明の方法は、高純度のシュウ
酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物を得ることが
できるという精製面の効果も期待でき、この点において
も優れているものである。
【0018】本発明の製法の実施態様としては、例え
ば、シュウ酸ジフェニルとフェノールとが均一に融解し
ている溶融混合物を100℃以上の温度に加熱し、次い
でその加熱された均一の液相状態の溶融混合物を約10
〜95℃の範囲内の晶析温度に冷却して、シュウ酸ジフ
ェニルとフェノールのモル比(シュウ酸ジフェニル:フ
ェノール)が1:2であるシュウ酸ジフェニルとフェノ
ールの結晶性付加物を該溶融混合物から析出させ、更に
析出した該結晶性付加物を濾過や遠心分離等の通常の結
晶分離手段によって液相状態の溶融混合物から分離して
回収する方法を好適に挙げることができる。
【0019】前記の晶析操作は晶析温度を徐々に連続的
に低下させながら行うことができるが、必要であれば晶
析操作と分離操作を数回、特に2〜3回繰り返す(即
ち、異なる晶析温度で晶析し、次いで分離操作を行う)
ことにより、目的の結晶性付加物の回収率を更に上げる
ことができる。なお、本発明の製法において、結晶性付
加物を析出させるための装置は特殊なものである必要は
なく、例えば一般的な攪拌手段を備えた攪拌槽形式の装
置であればよい。
【0020】前記の結晶性付加物の分離・回収操作は溶
融混合物が液相状態を維持できる温度範囲で行うことが
好ましく、例えばフェノールを50重量%以上含有する
溶融混合物中に結晶性付加物が析出している場合には、
40℃以上、特に45〜90℃、更には50〜80℃の
温度範囲で分離・回収操作を行うことが好ましい。
【0021】なお、本発明の製法において、エステル交
換法によるシュウ酸ジフェニルの製造によって得られる
反応液を前記の溶融混合物として用いた場合には、晶析
操作によって溶融混合物中に析出する目的の結晶性付加
物を濾過又は遠心分離により分離・回収した後に得られ
る母液は、シュウ酸ジアルキル、シュウ酸アルキルフェ
ニル、シュウ酸ジフェニルやフェノールを含有している
ので、上記のシュウ酸ジフェニルの製造に循環・再使用
することができる。
【0022】本発明のシュウ酸ジフェニルとフェノール
の結晶性付加物は、例えば融点以上の温度に加熱して融
解すればシュウ酸ジフェニルとフェノールに解離するた
め、その融解液から蒸留によりフェノールを除去するこ
とによってシュウ酸ジフェニルを容易に単離することが
できる。特に、本発明の製法におけるような晶析法によ
って得られた結晶性付加物であれば、加熱・融解及び蒸
留法によって高純度のシュウ酸ジフェニルを容易に得る
ことができる。
【0023】
【実施例】次に、溶融混合物の調製に関する参考例及び
実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。 実施例1 温度計及び攪拌装置を備えた500ml容ガラス製丸底
フラスコにシュウ酸ジフェニル(和光純薬製)100.
26g(0.413mol)とフェノール(和光純薬
製)450.0g(4.80mol)を仕込んで、攪拌
しながら、外部に備えたオイルバスで加熱を始めた。1
50℃で30分間加熱してシュウ酸ジフェニルとフェノ
ールが均一に融解している溶融混合物を得た後、加熱を
中止して徐冷した。液温が81℃になったときに結晶が
析出し始めたので、この温度で30分間攪拌を続け、析
出した結晶をこの温度で濾過した。そして、得られた結
晶を真空下、60℃で5時間乾燥した後、以下の分析を
行った。
【0024】〔融点測定〕前記結晶の融点を測定したと
ころ、101〜103℃であった。これはシュウ酸ジフ
ェニル及びフェノールのいずれとも異なっていた。
【0025】〔ガスクロマトグラフィー分析〕前記結晶
をアセトニトリルに溶解してガスクロマトグラフィーで
分析したところ、アセトニトリル以外にシュウ酸ジフェ
ニルとフェノールが検出され、その重量比はシュウ酸ジ
フェニル1に対してフェノールが0.78であった。こ
の割合をモル比で表すと、シュウ酸ジフェニル:フェノ
ール(モル比)=1:2に相当していた。
【0026】〔GC−MS分析〕前記結晶についてGC
−MS分析を行ったところ、分子量242を有するシュ
ウ酸ジフェニルと分子量94を有するフェノールが確認
された。
【0027】〔元素分析〕前記結晶について元素分析を
行ったところ、次のようにシュウ酸ジフェニル:フェノ
ール(モル比)=1:2に相当する分析値が得られた。
【0028】
【表2】
【0029】〔FT−IR〕前記結晶のFT−IRスペ
クトルを図1に示す。
【0030】〔H1 −NMR〕前記結晶のH1 −NMR
分析の結果を次に示す。 δ(CDCl3 )ppm 4.85(2H,s) 6.82(4H,d) 6.92(2H,t) 7.23(8H,m) 7.32(2H,t) 7.46(4H,t)
【0031】以上の結果より、前記結晶は、シュウ酸ジ
フェニルとフェノールのモル比(シュウ酸ジフェニル:
フェノール)が1:2であるシュウ酸ジフェニルとフェ
ノールの付加物であることが確認された。
【0032】参考例1 温度計、攪拌装置及びヴィグリュー型分留器を備えた1
000ml容ガラス製丸底フラスコに、シュウ酸ジメチ
ル(和光純薬製)118.0g(1.00mol)、フ
ェノール(和光純薬製)470.2g(5.00mo
l)及びテトラフェノキシチタン1.01g(0.00
24mol)を仕込んで、外部に備えたオイルバスで加
熱を始めた。そして、攪拌下、反応により生成するメタ
ノールを留去しながら、180〜200℃に昇温してエ
ステル交換反応を8時間行った。反応終了後、反応液を
ガスクロマトグラフェーにより分析したところ、シュウ
酸ジフェニルが21.38重量%、シュウ酸メチルフェ
ニルが12.47重量%、シュウ酸ジメチルが3.86
重量%、フェノールが62.05重量%含まれていた。
【0033】実施例2 参考例1で得られた反応液(シュウ酸ジフェニルとフェ
ノールが均一に融解している溶融混合物)の加熱を止
め、攪拌を続けながら、180〜200℃から徐々に温
度を下げていった。約85℃から結晶が析出し始めた
が、60℃まで温度を下げて晶析を行った。析出した結
晶を60℃で濾過して集め、フェノール約50mlで洗
浄した。なお、濾液には、シュウ酸ジフェニルが3.0
5重量%、シュウ酸メチルフェニルが18.42重量
%、シュウ酸ジメチルが5.72重量%、フェノールが
72.80重量%含まれていた。得られた結晶は、実施
例1と同様にして、シュウ酸ジフェニルとフェノールの
モル比(シュウ酸ジフェニル:フェノール)が1:2で
あるシュウ酸ジフェニルとフェノールの付加物であるこ
とが確認された。
【0034】参考例2 実施例2で得られた湿潤状態の結晶150gを単蒸留の
装置に仕込んで20mmHgの減圧下で110〜120
℃に加熱し、フェノールを蒸留により除去したところ、
シュウ酸ジフェニル74.3gが得られた。ガスクロマ
トグラフィー分析の結果、得られたシュウ酸ジフェニル
は99%以上の純度を有していた。
【0035】
【発明の効果】本発明のシュウ酸ジフェニルとフェノー
ルの結晶性付加物は、加熱・融解及び蒸留法によって容
易にフェノールを除去することができるため、高純度の
シュウ酸ジフェニルの製造において非常に有用である。
このため、本発明により、シュウ酸ジフェニルの製造、
特にエステル交換法によるシュウ酸ジフェニルの製造に
おいて、蒸留によるシュウ酸ジフェニルの精製を行うこ
となく、高純度のシュウ酸ジフェニルを容易に得ること
ができる。また、装置面及びエネルギー面から工業的に
充分満足できるシュウ酸ジフェニルの製造プロセスを構
築することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた結晶のFT−IRスペクト
ルを示す。
フロントページの続き (72)発明者 井伊 宏文 山口県宇部市大字小串1978番地の10 宇部 興産株式会社宇部統合事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シュウ酸ジフェニルとフェノールのモル
    比(シュウ酸ジフェニル:フェノール)が1:2である
    シュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物。
  2. 【請求項2】 シュウ酸ジフェニルとフェノールが融解
    している溶融混合物を100℃より低い温度に維持し
    て、該溶融混合物からシュウ酸ジフェニルとフェノール
    のモル比(シュウ酸ジフェニル:フェノール)が1:2
    である結晶性付加物を析出させ、これを分離・回収する
    ことを特徴とする請求項1記載の結晶性付加物の製法。
  3. 【請求項3】 シュウ酸ジフェニルとフェノールの合計
    量に対するシュウ酸ジフェニルの割合が1〜50重量%
    である溶融混合物を用いることを特徴とする請求項2記
    載の結晶性付加物の製法。
JP30910095A 1995-11-28 1995-11-28 シュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物及びその製法 Pending JPH09143121A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30910095A JPH09143121A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 シュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物及びその製法
US08/757,070 US5705677A (en) 1995-11-28 1996-11-26 Diphenyl oxalate-phenol adduct, process for producing the adduct and method of producing diphenyl oxalate from the adduct
EP96118870A EP0776882A1 (en) 1995-11-28 1996-11-26 Diphenyl oxalate-phenol adduct, process for producing the adduct and method of producing diphenyl oxalate from the adduct

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30910095A JPH09143121A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 シュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物及びその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09143121A true JPH09143121A (ja) 1997-06-03

Family

ID=17988893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30910095A Pending JPH09143121A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 シュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物及びその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09143121A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2003024906A1 (ja) 2,2,2−トリフルオロエタノールの製造方法
EP0182279B1 (en) Process for the optical resolution of racemic mixtures of alpha-naphtyl-propionic acids
EP3967677A1 (en) Method for producing binaphthyl carboxylic acid
EP0996611A1 (en) Process for the production of methyl methacrylate
JP4216563B2 (ja) フルオレニリデンジアリルフェノールの精製方法
JPH09143121A (ja) シュウ酸ジフェニルとフェノールの結晶性付加物及びその製法
JP3777408B2 (ja) カルボン酸誘導体の製造法
JP3674010B2 (ja) パラフェニレンジイソシアナートの製造方法
EP0854135B1 (en) Process for preparing 2-cyanobiphenyl compound
JPH09143122A (ja) シュウ酸ジフェニルの製造法
JP2890846B2 (ja) ビス(3,5−ジブロモ−4−ジブロモプロポキシフェニル)プロパンの分離回収方法
US5705677A (en) Diphenyl oxalate-phenol adduct, process for producing the adduct and method of producing diphenyl oxalate from the adduct
JP3640319B2 (ja) ベンズアミド誘導体の製造方法
JP3220508B2 (ja) 2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸の製造方法
EP3178815B1 (en) Method for producing optically active 2-methylpiperazine
JP4873207B2 (ja) 光学活性カルボン酸クロリドの精製方法
JP2708552B2 (ja) 脂肪族トリアミン化合物の精製方法
JPH08217713A (ja) ビスフェノール類の製造方法
JP5230226B2 (ja) 炭酸エステルの精製方法および製造方法
JPH03118365A (ja) タール塩基油からのキノフタロン化合物の製造法
US6034278A (en) Method for producing optically active 1-phenylethylamines
US7041853B2 (en) Process for producing 4-bromothioanisole
JPH10109991A (ja) ジメチルアミン−ボランの製造方法
JPH1059904A (ja) ジアリールカーボネート−含有反応混合物からのメルト結晶化法による触媒系の回収
JPH0827060A (ja) 高純度オルソホルミル安息香酸の製造方法