JPH09138944A - 非磁性基板、磁気記録媒体、磁気記録装置及び層表面の粗面化方法 - Google Patents

非磁性基板、磁気記録媒体、磁気記録装置及び層表面の粗面化方法

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JPH09138944A
JPH09138944A JP7292359A JP29235995A JPH09138944A JP H09138944 A JPH09138944 A JP H09138944A JP 7292359 A JP7292359 A JP 7292359A JP 29235995 A JP29235995 A JP 29235995A JP H09138944 A JPH09138944 A JP H09138944A
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film
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JP7292359A
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Kenji Sato
賢治 佐藤
Tomoaki Okuyama
智明 奥山
Iwao Okamoto
巌 岡本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気記録媒体等の表面を適当な粗さに加工する
層表面の粗面化方法に関し、容易な製造方法で、層表面
を適当な表面粗さにすることが可能なテクスチャー処理
方法を提供する。 【解決手段】非反応性材料3の全体の表面領域内に反応
性材料2の部分領域が所定の密度で分布している層の表
面を反応ガスに曝して反応ガスと反応性材料2とを反応
させ、層の表面を部分的に盛り上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非磁性基板、磁気
記録媒体、磁気記録装置及び層表面の粗面化方法に関
し、より詳しくは、磁気記録媒体等の表面を適当な粗さ
に加工する層表面の粗面化方法及びテクスチャ処理が施
された非磁性基板、磁気記録媒体及び磁気記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの外部記憶装置とし
て用いられる磁気ディスク装置では、高密度記録を実現
するために記録媒体表面を平坦化する必要がある。しか
しながら、コンタクトスタートストップ(CSS)方式
を採用した磁気ディスク装置では、動作開始時及び動作
停止時に磁気ヘッド浮上面と磁気記録媒体表面との間に
吸着が生じて、磁気ヘッドの走行に支障をきたす場合が
ある。このため、磁気記録媒体表面を吸着が生じない程
度の粗さに粗面化する処理、即ちテクスチャー処理を行
って磁気ヘッドと磁気記録媒体間の摩擦を下げる努力が
なされている。この場合でも、突起の高さをあまり高く
するとスペーシングロスが増加するので、テクスチャ処
理において突起高さを調整することは非常に重要であ
る。
【0003】例えば、図8に示すように、アルミニウム
基板101にNiP膜102をコーティングし、その上
に記録膜104を形成した磁気ディスクでは、NiP膜
102の表面に機械的に筋目を入れて磁気ディスク表面
に凹凸を形成している。なお、図8において、103は
下地膜、105は保護膜である。また、機械的に筋目を
入れることが困難なガラスなどの基板を用いる場合に関
しては、例えば特開平4−255908号公報に示す技
術がある。この技術は、図9に示すように、ディスク基
板111上に低表面エネルギ金属、例えばTiの皮膜1
12を形成し、その上に低融点金属膜113、例えばA
l膜を形成する。さらに低融点金属膜113に対して熱
処理を行うことによって、Al粒子を凝集させて、皮膜
112の表面に均一に分布する突起を形成し、粗面化を
行っている。なお、114は下地層、115は記録層、
116は保護層である。また、Crの酸化物の微粒子を
基板(磁気テープ)面に分布させてその上に形成する記
録層表面に突起を生じさせる技術が特開昭60−261
017号公報に記載されている。
【0004】或いはまた、特開平5−282666号公
報に示すように、記録層表面上の保護層に微粒子を混入
して、記録層表面を平滑に保ちながら記録媒体表面の粗
面化を図る技術も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す機械的テクスチャ処理法を用いた従来の磁気ディス
クの製造方法では、磁気ディスクの表面形状のコントロ
ールが困難で、往々にして鋭い突起が存在する。このよ
うな突起は、磁気ヘッドとの接触等で折れて塵芥にな
り、ヘッドクラッシュの原因となる場合がある。また、
特開平4−255908号公報或いは特開昭60−26
1017号公報に示されている方法では、その製造プロ
セスにおいて工程数が増加し、その分製造工程が煩雑化
する。
【0006】さらに前記三つの技術は、記録層の下地層
を粗面化しており、その結果記録層表面自体も粗面化さ
れる。このような記録層表面の荒れは、一般に、媒体ノ
イズの原因となる。これに対して上記特開平5−282
666号公報に記載の従来例の方法では、記録層表面上
の保護層に微粒子を混入するなどの方法で、記録層表面
を平滑に保ちながら記録媒体表面の粗面化を図ってい
る。そのため、記録層表面の粗面化は避けられるが、S
iO2 等の微粒子を保護層に混入させる過程で装置が汚
染される欠点がある。即ち、保護層をスパッタするとき
の成膜雰囲気中にSiO2 等の微粒子を噴霧して、これ
らの微粒子を保護層中に混入させているが、その結果ス
パッタ装置がSiO2 等の微粒子に汚染され、装置メン
テナンスが困難となる。
【0007】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて
創作されたものであり、容易な製造方法で、層表面を適
当な表面粗さにすることが可能なテクスチャー処理方法
及びテクスチャー処理が施された非磁性基板、磁気記録
媒体及び磁気記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、非
反応性材料の全体の表面領域内に反応性材料の部分領域
が所定の密度で分布している層の表面を反応ガスに曝し
て反応ガスと反応性材料とを反応させ、層の表面を部分
的に盛り上げることを特徴とする層表面の粗面化方法に
よって達成され、第2に、基体上に反応性材料からなる
第1の膜を形成する工程と、前記第1の膜の上に平面方
向に連続した膜を形成しない膜厚の非反応性材料からな
る第2の膜を形成する工程と、反応ガスに曝して前記反
応ガスと前記反応性材料とを反応させ、第1及び第2の
膜からなる多層膜の表面を部分的に盛り上げることを特
徴とする層表面の粗面化方法によって達成され、第3
に、前記反応性材料はクロムであることを特徴とする第
1又は第2の発明に記載の層表面の粗面化方法によって
達成され、第4に、前記非反応性材料はシリコン酸化膜
であることを特徴とする第1乃至第3の発明のいずれか
に記載の層表面の粗面化方法によって達成され、第5
に、前記反応ガスと前記反応性材料とを反応させる工程
は、プラズマ化された酸素又は窒素含有ガスに曝して前
記反応性材料を酸化又は窒化するものであることを特徴
とする第1乃至第4の発明のいずれかに記載の層表面の
粗面化方法によって達成され、第6に、前記反応ガスと
前記反応性材料とを反応させる工程は、酸素又は窒素含
有ガス中での加熱により前記反応性材料を酸化又は窒化
するものであることを特徴とする第1乃至第4の発明の
いずれかに記載の層表面の粗面化方法によって達成さ
れ、第7に、基体上に第1の反応性材料からなる第1の
膜を形成する工程と、前記第1の膜の上に第2の反応性
材料を添加した非反応性材料からなる第2の膜を形成す
る工程と、反応ガスに曝して前記反応ガスと前記第2の
反応性材料とを反応させ、前記第2の膜から前記第2の
反応性材料を部分的に除去して該除去跡に前記第1の膜
を露出する工程と、反応ガスに曝して前記反応ガスと前
記第1の反応性材料とを反応させ、第1及び第2の膜か
らなる多層膜の表面を部分的に盛り上げることを特徴と
する層表面の粗面化方法によって達成され、第8に、前
記第1の反応性材料はクロムであることを特徴とする第
1又は第8の発明に記載の層表面の粗面化方法によって
達成され、第9に、前記第2の反応性材料は炭素であ
り、前記非反応性材料はシリコン酸化膜であることを特
徴とする第1,第7又は第8の発明に記載の層表面の粗
面化方法によって達成され、第10に、前記反応ガスと
前記第2の反応性材料とを反応させる工程は、プラズマ
化された酸素又は窒素含有ガスにより前記第2の反応性
材料を気化させるものであることを特徴とする第1,第
7乃至第9の発明のいずれかに記載の層表面の粗面化方
法によって達成され、第11に、前記反応ガスと前記第
1の反応性材料とを反応させる工程は、プラズマ化され
た酸素又は窒素含有ガスにより前記第1の反応性材料を
酸化又は窒化するものであることを特徴とする第1,第
7乃至第10の発明のいずれかに記載の層表面の粗面化
方法によって達成され、第12に、前記反応ガスと前記
第2の反応性材料とを反応させる工程は、酸素又は窒素
含有ガス雰囲気中での加熱により前記第2の反応性材料
を気化させるものであることを特徴とする第1,第7乃
至第9の発明のいずれかに記載の層表面の粗面化方法に
よって達成され、第13に、前記反応ガスと前記第1の
反応性材料とを反応させる工程は、酸素又は窒素含有ガ
ス雰囲気中での加熱により前記第1の反応性材料を酸化
又は窒化するものであることを特徴とする第1,第7乃
至第10の発明のいずれかに記載の層表面の粗面化方法
によって達成され、第14に、前記加熱はレーザ照射に
よりなされるものであることを特徴とする第5,第6,
第10,第11,第12又は第13の発明に記載の層表
面の粗面化方法によって達成され、第15に、第1乃至
第14の発明のいずれかに記載の層表面の粗面化方法に
より作成された非磁性基板によって達成され、第16
に、第15の発明に記載の非磁性基板上に下地層と記録
層と保護層とが順に積層されてなることを特徴とする磁
気記録媒体によって達成され、第17に、第1乃至第1
4の発明のいずれかに記載の第1の膜は非磁性基板に形
成された下地層の上の記録層上に形成され、第1乃至第
14の発明のいずれかに記載の層表面の粗面化方法によ
り作成されてなることを特徴とする磁気記録媒体によっ
て達成され、第18に、前記磁気記録媒体は円板状の磁
気ディスクであり、第14の発明に記載の層表面の粗面
化方法が前記磁気ディスクの内周部及び外周部に施され
ていることを特徴とする磁気記録媒体によって達成さ
れ、第19に、第16乃至第18の発明のいずれかに記
載の磁気記録媒体を備えてなることを特徴とする磁気記
録装置によって達成される。
【0009】本発明においては、非反応性材料の全体表
面領域内に反応性材料の部分領域が所定の密度で分布し
ている層の表面を反応ガスに曝して反応ガスと反応性材
料とを反応させ、層の表面を部分的に盛り上げている。
例えば、上記のような層表面を形成するには、反応性材
料からなる第1の膜を形成し、更に、第1の膜の上に平
面方向に連続した膜を形成しない膜厚の非反応性材料か
らなる第2の膜を形成する。また、第1の反応性材料か
らなる第1の膜の上に第2の反応性材料を添加した非反
応性材料からなる第2の膜を形成した後、反応ガスに曝
して反応ガスと第2の反応性材料とを反応させ、第2の
膜から第2の反応性材料を部分的に除去して該除去跡に
第1の膜を露出する。
【0010】このようにして作成された層の表面を反応
ガスに曝して反応ガスと下地の反応性材料とを反応させ
る。例えば、反応性材料がクロムの場合、酸化或いは窒
化すると酸化クロム或いは窒化クロムが形成され、その
部分の体積が増えて盛り上り、突起が形成される。この
とき、平面方向に連続した膜が形成されないような膜厚
の第2の膜を形成した場合、その膜厚を調整すること
で、突起の密度や直径及び高さを適当に調整することが
できる。また、炭素を添加したシリコン酸化膜を形成し
た場合には、炭素含有量を調整することにより炭素集積
部分の密度や大きさを調整することができるため、突起
の密度や直径及び高さを適当に調整することができる。
【0011】このように、本発明の粗面化方法を用いる
ことにより、適当な表面粗さになるように基板表面を容
易に粗面化することができる。そして、この粗面化方法
によりテクスチャ処理が施された磁気記録媒体を作成す
ることが可能である。また、本発明の他の磁気記録媒体
によれば、記録層上の保護層に対して前記粗面化方法を
適用しているので、記録層表面の粗面化は避けられ、従
って、記録層表面の荒れを防止し、媒体ノイズを抑制す
ることができる。
【0012】更に、前記粗面化方法が磁気ディスクの内
周部及び外周部に適用されているので、CSS方式の磁
気記録装置に磁気ディスクが使用された場合、特に吸着
が問題となる動作開始時及び動作停止時にのみ有効に作
用する。これにより、必要な部分のみにテクスチャ処理
を施すことができるので、記録層の粗面化に起因する媒
体ノイズの低減を図ることが可能となる。
【0013】このような部分的なテクスチャ処理を行う
場合、加熱手段としてレーザ光を用いることが有効であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1〜第4の実
施の形態について図面を参照しながら説明する。 (1)本発明の第1の実施の形態 図1(a)〜(d)は、第1の形態に係る非磁性基板及
び磁気記録媒体の作成方法について示す断面図である。
【0015】まず、図1(a)に示す、よく洗浄された
十分に平滑な表面を有するシリコン基板1上に、図1
(b)に示すように、DCマグネトロンスパッタ法によ
り、Arガス圧5mTorr,電力0.5kWの条件
で、膜厚約20nmのクロム(Cr)膜(反応性材料か
らなる第1の膜)2を形成する。続いて、図1(b)に
示すように、RFマグネトロンスパッタ法により、Ar
ガス圧10mTorr,電力0.2kWの条件で、シリ
コン基板1上にシリコン酸化膜(非反応性材料からなる
第2の膜)3を形成する。このとき、シリコン酸化膜3
の膜厚をそれが平面方向に連続した膜を形成しないよう
な膜厚、例えば約3nmとする。
【0016】次に、平行平板型プラズマ処理装置の対向
電極の一方の上にシリコン基板1を置いて、酸素ガスを
導入し、ガス圧10mTorrとする。続いて、対向電
極間に電力600Wを印加して酸素ガスをプラズマ化
し、10分間のプラズマ処理を行う。図1(c)に示す
ように、基板の表面でシリコン酸化膜3が不連続な部分
に部分的に露出したCr膜2は、プラズマ化された酸素
(反応ガス)により酸化されて酸化クロムが形成され
る。その部分は体積が増えて盛り上がり、突起2aとな
る。第1の形態の場合、図5に示すように、直径10n
m、高さ5nmの突起2aが形成された。
【0017】上記のようにしてテクスチャ処理が施され
た非磁性基板が作成される。この後、スパッタ法等によ
り上記非磁性基板上に膜厚約40nmのCr膜からなる
下地層4と、膜厚約20nmのCoCrPt膜からなる
記録層5と、膜厚約10nmのC膜からなる保護層6と
を順に堆積すると、磁気記録媒体が作成される。
【0018】以上のように、本発明の第1の形態によれ
ば、Cr膜2の上に平面方向に連続した膜を形成しない
膜厚のシリコン酸化膜3を形成した後、その多層膜の表
面を酸素プラズマに曝して酸素とCr膜2と反応させ、
反応した部分のみを部分的に盛り上げて基板表面に突起
2aを形成している。このとき、シリコン酸化膜3の膜
厚やプラズマ照射条件を調整することで、突起2aの密
度や直径及び高さを適当に調整することができるため、
適当な表面粗さになるように基板表面を容易に粗面化す
ることができる。
【0019】シリコン酸化膜3の膜厚により突起の密度
や直径及び高さを調整できる実験例を図5に示す。図5
の横軸は線型目盛りで表したシリコン酸化膜の膜厚(n
m)を示し、左の縦軸は線型目盛りで表した突起密度
(個/μm2 )を示し、右の縦軸は突起径(nm)及び
突起高さ(nm)を示す。このデータは、Cr膜の膜厚
が10nmの条件で取得された。他の条件は上記の条件
と同じである。
【0020】図5に示すように、突起密度,突起径及び
突起高さともシリコン酸化膜の膜厚に対して山のような
形の変化を示す。シリコン酸化膜の膜厚が1nmのと
き、突起密度,突起高さ及び突起径とも最大となり、そ
れぞれ10個/μm2 ,8nm及び15nmが得られ
た。また、シリコン酸化膜の膜厚が3nm以上では、突
起高さ及び突起径はほぼ一定で変化しないが、突起密度
は膜厚が厚くなるにつれて小さくなる。
【0021】なお、処理時間及び印加電力によっても突
起2aの高さを調整することが可能であり、処理時間が
短くなるほど、或いは印加電力が小さくなるほど突起2
aの高さは低くなる。また、上記第1の実施の形態で
は、突起2aを形成するためにプラズマ化された酸素に
多層膜を曝しているが、酸素ガス中で加熱処理を行って
もよい。例えば加熱温度400℃,30分間の条件で上
記と同じ程度の突起密度,突起径及び突起高さが得られ
た。この場合、処理時間及び加熱温度によっても突起の
高さを調整することができ、処理時間が短くなるほど、
或いは加熱温度が低くなるほど突起の高さは低くなる。
例えば10分の場合で約2nmであった。
【0022】更に、プラズマ処理及び加熱処理の場合と
もに、処理雰囲気として酸素の代わりに窒素を用いても
同様な効果が得られる。また、反応性材料からなる第1
の膜としてCr膜を用いているが、これに限られるもの
ではなく、他の材料を用いてもよい。更に、非反応性材
料からなる第2の膜としてシリコン酸化膜を用いている
が、これに限られるものではなく、他の材料、例えばシ
リコン窒化膜,アルミニウム酸化膜又はアルミニウム窒
化膜等を用いてもよい。
【0023】(2)本発明の第2の実施の形態 第2の形態に係る非磁性基板及び磁気記録媒体の作成方
法について図2(a)〜(c)を参照しながら説明す
る。図2(a)〜(c)は、非磁性基板及び磁気記録媒
体の製造方法について示す断面図である。右の図は突起
形成部分を拡大した断面図である。なお、図中、図1
(a)〜(d)と同じ符号で示すものは図1(a)〜
(d)と同じものを示す。
【0024】まず、図2(a)に示す、よく洗浄された
十分に平滑な表面を有するシリコン基板1上に、DCマ
グネトロンスパッタ法により、Arガス圧5mTor
r,電力0.5kWの条件で、膜厚約20nmのクロム
(Cr)膜(第1の反応性材料からなる第1の膜)12
を形成する。続いて、RFマグネトロンスパッタ法によ
り、Arガス圧10mTorr,電力0.2kWの条件
で、炭素(C:第2の反応性材料)を含有した膜厚約5
nmのシリコン酸化膜(非反応性材料からなる第2の
膜)13を形成する。このとき、スパッタのためのター
ゲット21として、図3に示すように、円板状のSiO
2 板22の表面に炭素板23を部分的に張りつけたもの
を用いる。シリコン酸化膜13中の炭素含有量を調整す
るため、SiO2 22の露出面積と炭素23の露出面積
とを調整する。ほぼその面積比(炭素の露出面積/Si
2 の露出面積)に比例して炭素含有量が決まる。この
ようなターゲット21のスパッタにより形成されたシリ
コン酸化膜13には、全体領域のシリコン酸化膜13aに
対して炭素集積部分13bが所定の密度で点在する。
【0025】次に、酸素ガス圧10mTorrの下でプ
ラズマ生成電力600Wを印加し、10分間のプラズマ
処理を行う。その結果、図2(b)に示すように、プラ
ズマ酸素と炭素集積部分13bのCとが反応し、Cが気化
して除去される。除去跡13cには下地のCr膜12が露
出する。引き続き、プラズマ処理を続けることにより、
図2(c)に示すように、酸素と下地のCrとが反応し
て酸化クロムが形成され、その部分の体積が増えて盛り
上り、突起12aが形成される。第2の実施の形態の場
合、直径100nm、高さ50nmの突起12aが形成さ
れた。
【0026】このようにして非磁性基板が作成される。
その後、図1(d)に示す工程と同様な工程を経て、下
地層,記録層及び保護層を形成して磁気記録媒体が作成
される。以上のように、第2の形態においては、Cr膜
12の上にCを添加したシリコン酸化膜13を形成した
後、プラズマ酸素に曝して酸素とCとを反応させ、シリ
コン酸化膜13からCを部分的に除去して該除去跡13c
に下地のCr膜12を露出している。更に、層の表面を
プラズマ酸素に曝して酸素と下地のCrとを反応させる
ことにより、酸化クロムを形成し、突起12aを形成して
いる。
【0027】この場合、C含有量を調整することにより
炭素集積部分13bの大きさや分布密度を調整することが
できるため、突起12aの密度や直径及び高さを適当に調
整することができる。図6は、炭素組成比に対する突起
の密度や直径及び高さの依存性を示す特性図である。図
6の横軸は線型目盛りが表した炭素組成比(vol%)
を示し、縦軸は線型目盛りで表した突起密度(個/μm
2 ),突起高さ(nm)及び突起径(nm)を示す。こ
のデータは、膜厚10nmのクロム(Cr)膜について
取得された。他の条件は上記の条件と同じである。
【0028】図6に示すように、炭素組成比の増加にと
もなって、突起高さ及び突起径とも増大する。炭素組成
比がほぼ50vol%で突起径は100nmとなり、こ
れより炭素組成比が増えても殆ど変化せず、ほぼ一定の
ままである。また、突起高さは炭素組成比が増大すると
ともに高くなり、ほぼ80vol%で60nmとなる。
しかし、炭素組成比に対する突起密度の依存性は小さ
く、あまり変化しない。1〜2個/μm2 程度である。
【0029】なお、処理時間及び印加電力によっても突
起12aの高さを調整することが可能であり、処理時間が
短くなるほど、或いは印加電力が小さくなるほど突起12
aは低くなる。例えば処理時間10分で60〜70nm
程度であったが、9分では30nm程度に急激に低くな
った。このように、本発明の粗面化方法を用いることに
より、適当な表面粗さになるように基板表面を容易に粗
面化することができる。そして、この粗面化方法により
テクスチャ処理が施された磁気記録媒体を作成すること
が可能である。
【0030】なお、プラズマ化された酸素を用いる代わ
りに、酸素ガス中で例えば400℃,30分間の加熱処
理を行うと、上記と同程度の突起密度,突起径及び突起
高さが得られる。また、上記突起を形成するためのプラ
ズマ処理及び加熱処理において酸素の代わりに窒素を用
いても同様な効果が得られる。
【0031】更に、第1の反応性材料からなる第1の膜
としてCr膜を用いているが、これに限られるものでは
なく、他の材料を用いてもよい。また、非反応性材料か
らなる第2の膜としてシリコン酸化膜を用いているが、
これに限られるものではなく、他の材料、例えばシリコ
ン窒化膜,アルミニウム酸化膜又はアルミニウム窒化膜
等を用いてもよい。
【0032】更に、第2の反応性材料として炭素を用い
ているが、これに限られるものではなく、他の材料を用
いてもよい。 (3)本発明の第3の実施の形態 図4(a)〜(c)は、第3の形態に係る磁気記録媒体
の作成方法について示す断面図である。図2の粗面化方
法を記録層5上の保護層に適用した例である。なお、図
中、図1と同じ符号で示すものは図1と同じものを示
す。
【0033】まず、図4(a)に示すように、よく洗浄
された十分に平滑な表面を有するシリコン基板1上に膜
厚約40nmのCr膜からなる下地層4と膜厚約20n
mのCoCrPt膜からなる記録層5とを順に形成す
る。続いて、第2の実施の形態と同様な方法及び条件
で、膜厚約20nmのクロム(Cr)膜12と炭素を含
有した膜厚約5nmのシリコン酸化膜13とを順に堆積
する。
【0034】次に、酸素ガス圧10mTorrの下でプ
ラズマ生成電力600Wの印加して、10分間のプラズ
マ処理を行う。これにより、直径100nm、高さ50
nmの突起12aが形成される。以上により、磁気記録媒
体が作成される。以上のように、第3の実施の形態によ
れば、記録層5上の保護層を粗面化しているので、記録
層5表面の粗面化は避けられ、従って、記録層5表面の
荒れを防止して媒体ノイズを抑制することができる。
【0035】(4)本発明の第4の実施の形態 図7は、第4の形態に係る磁気ディスク(磁気記録媒
体)及び磁気記録装置について示す斜視図である。通
常、上記のテクスチャ処理は磁気ディスクの全面に施さ
れるが、第4の形態に係る磁気ディスクの特徴は、図7
に示すように、円板状の磁気ディスク31の内周部32
及び外周部33にテクスチャ処理が施されていることで
ある。なお、この図はCSS方式の磁気記録装置を示
し、停止時には磁気ディスク31表面に磁気ヘッド34
が接触し、動作時には磁気ディスク31上に磁気ヘッド
34が僅かの隙間を保持して浮上する。
【0036】CSS方式の磁気記録装置に上記の磁気デ
ィスク31が使用された場合、特に磁気ヘッド34の吸
着が問題となる動作開始時及び動作停止時にのみ有効に
作用する。これにより、必要な部分のみにテクスチャ処
理を施すことができるので、更なるヘッド浮上量の低減
を図ることが可能となる。このような部分的なテクスチ
ャ処理を行う場合、加熱手段としてレーザ光を用いるこ
とが有効である。酸素ガス中でのレーザ照射による内周
部及び外周部への部分加熱により内周部及び外周部に部
分的に突起を発生させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、非反
応性材料の全体表面領域内に反応性材料の部分領域が所
定の密度で分布している層の表面を反応ガスに曝して反
応ガスと反応性材料とを反応させ、層の表面を部分的に
盛り上げている。上記の層表面として反応性材料からな
る第1の膜上に平面方向に連続した膜が形成されないよ
うな膜厚の非反応性材料からなる第2の膜を形成した場
合、その膜厚を調整することで、不連続部分に形成され
る突起の密度や直径及び高さを適当に調整することがで
きる。また、第1の反応性材料からなる第1の膜上に第
2の反応性材料を添加した非反応性材料からなる第2の
膜を形成した場合には、第2の反応性材料の含有量を調
整することにより第2の反応性材料の集積部分の密度や
大きさを調整することができるため、第2の反応性材料
の除去跡に形成される突起の密度や直径及び高さを適当
に調整することができる。
【0038】このように、本発明の粗面化方法によれ
ば、適当な表面粗さになるように基板表面を容易に粗面
化することができる。そして、この粗面化方法によりテ
クスチャ処理が施された非磁性基板や磁気記録媒体を作
成することが可能である。また、本発明の他の磁気記録
媒体によれば、記録層上の保護層に対して前記粗面化方
法を適用しているので、記録層表面の荒れを防止し、媒
体ノイズを抑制することができる。
【0039】更に、前記粗面化方法が磁気ディスクの内
周部及び外周部に適用されているので、その磁気ディス
クをCSS方式の磁気記録装置に使用する場合、必要な
部分のみにテクスチャ処理を施すことができるので、更
なるヘッド浮上量の低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(d)は、本発明の第1の実施の
形態に係る非磁性基板の粗面化方法及び磁気記録媒体の
作成方法について示す断面図である。
【図2】図2(a)〜(c)は、本発明の第2の実施の
形態に係る非磁性基板の粗面化方法について示す断面図
である。
【図3】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る磁気
記録媒体の作成方法に用いられるスパッタのターゲット
の構成について示す平面図である。
【図4】図4(a)〜(c)は、本発明の第3の実施の
形態に係る磁気記録媒体の作成方法について示す断面図
である。
【図5】図5は、本発明の第1の実施の形態に係る非磁
性基板の粗面化方法における、シリコン酸化膜の膜厚に
対する突起密度,突起径及び突起高さの依存性を示す特
性図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施の形態に係る非磁
性基板の粗面化方法における、炭素組成比に対する突起
密度,突起径及び突起高さの依存性を示す特性図であ
る。
【図7】図7は、本発明の第4の実施の形態に係る磁気
ディスク及び磁気記録装置の構成について示す斜視図で
ある。
【図8】図8は、従来例に係るテクスチャ処理が施され
た磁気記録媒体の構成について示す断面図である。
【図9】図9は、他の従来例に係るテクスチャ処理が施
された磁気記録媒体の構成について示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、 2 Cr膜(反応性材料からなる第1の膜)、 2a,12a 突起、 3 シリコン酸化膜(非反応性材料からなる第2の
膜)、 4 下地層、 5 記録層、 6 保護層、 12 Cr膜(第1の反応性材料からなる第1の膜)、 13 炭素を含有したシリコン酸化膜(第2の反応性材
料を含有する非反応性材料からなる第2の膜)、 13a シリコン酸化膜、 13b 炭素集積部分(第2の反応性材料の集積部
分)、 13c 除去跡。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非反応性材料の全体の表面領域内に反応
    性材料の部分領域が所定の密度で分布している層の表面
    を反応ガスに曝して該反応ガスと前記反応性材料とを反
    応させ、前記層の表面を部分的に盛り上げることを特徴
    とする層表面の粗面化方法。
  2. 【請求項2】 基体上に反応性材料からなる第1の膜を
    形成する工程と、 前記第1の膜の上に平面方向に連続した膜を形成しない
    膜厚の非反応性材料からなる第2の膜を形成する工程
    と、 反応ガスに曝して前記反応ガスと前記反応性材料とを反
    応させ、第1及び第2の膜からなる多層膜の表面を部分
    的に盛り上げることを特徴とする層表面の粗面化方法。
  3. 【請求項3】 前記反応性材料はクロムであることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の層表面の粗面化
    方法。
  4. 【請求項4】 前記非反応性材料はシリコン酸化膜であ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の層表面の粗面化方法。
  5. 【請求項5】 前記反応ガスと前記反応性材料とを反応
    させる工程は、プラズマ化された酸素又は窒素含有ガス
    に曝して前記反応性材料を酸化又は窒化するものである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の層表面の粗面化方法。
  6. 【請求項6】 前記反応ガスと前記反応性材料とを反応
    させる工程は、酸素又は窒素含有ガス中での加熱により
    前記反応性材料を酸化又は窒化するものであることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の層表
    面の粗面化方法。
  7. 【請求項7】 基体上に第1の反応性材料からなる第1
    の膜を形成する工程と、 前記第1の膜の上に第2の反応性材料を添加した非反応
    性材料からなる第2の膜を形成する工程と、 反応ガスに曝して前記反応ガスと前記第2の反応性材料
    とを反応させ、前記第2の膜から前記第2の反応性材料
    を部分的に除去して該除去跡に前記第1の膜を露出する
    工程と、 反応ガスに曝して前記反応ガスと前記第1の反応性材料
    とを反応させ、第1及び第2の膜からなる多層膜の表面
    を部分的に盛り上げることを特徴とする層表面の粗面化
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の反応性材料はクロムであるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項7に記載の層表面の
    粗面化方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の反応性材料は炭素であり、前
    記非反応性材料はシリコン酸化膜であることを特徴とす
    る請求項1,請求項7又は請求項8に記載の層表面の粗
    面化方法。
  10. 【請求項10】 前記反応ガスと前記第2の反応性材料
    とを反応させる工程は、プラズマ化された酸素又は窒素
    含有ガスにより前記第2の反応性材料を気化させるもの
    であることを特徴とする請求項1,請求項7乃至請求項
    9のいずれかに記載の層表面の粗面化方法。
  11. 【請求項11】 前記反応ガスと前記第1の反応性材料
    とを反応させる工程は、プラズマ化された酸素又は窒素
    含有ガスにより前記第1の反応性材料を酸化又は窒化す
    るものであることを特徴とする請求項1,請求項7乃至
    請求項10のいずれかに記載の層表面の粗面化方法。
  12. 【請求項12】 前記反応ガスと前記第2の反応性材料
    とを反応させる工程は、酸素又は窒素含有ガス雰囲気中
    での加熱により前記第2の反応性材料を気化させるもの
    であることを特徴とする請求項1,請求項7乃至請求項
    9のいずれかに記載の層表面の粗面化方法。
  13. 【請求項13】 前記反応ガスと前記第1の反応性材料
    とを反応させる工程は、酸素又は窒素含有ガス雰囲気中
    での加熱により前記第1の反応性材料を酸化又は窒化す
    るものであることを特徴とする請求項1,請求項7乃至
    請求項10のいずれかに記載の層表面の粗面化方法。
  14. 【請求項14】 前記加熱はレーザ照射によりなされる
    ものであることを特徴とする請求項5,請求項6,請求
    項10,請求項11,請求項12又は請求項13に記載
    の層表面の粗面化方法。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14のいずれかに
    記載の層表面の粗面化方法により作成された非磁性基
    板。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の非磁性基板上に下
    地層と記録層と保護層とが順に積層されてなることを特
    徴とする磁気記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至請求項14のいずれかに
    記載の第1の膜は非磁性基板に形成された下地層の上の
    記録層上に形成され、請求項1乃至請求項14のいずれ
    かに記載の層表面の粗面化方法により作成されてなるこ
    とを特徴とする磁気記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記磁気記録媒体は円板状の磁気ディ
    スクであり、請求項14に記載の層表面の粗面化方法が
    前記磁気ディスクの内周部及び外周部に施されているこ
    とを特徴とする磁気記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項16乃至請求項18のいずれか
    に記載の磁気記録媒体を備えてなることを特徴とする磁
    気記録装置。
JP7292359A 1995-01-23 1995-11-10 非磁性基板、磁気記録媒体、磁気記録装置及び層表面の粗面化方法 Withdrawn JPH09138944A (ja)

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DE19601730A DE19601730A1 (de) 1995-01-23 1996-01-19 Nichtmagnetisches Substrat, magnetisches Aufzeichnungsmedium, magnetisches Aufzeichnungslaufwerk, Verfahren zum Herstellen derselben und Verfahren zum Umwandeln einer Oberfläche einer Schicht in eine rauhe Oberfläche
US08/589,217 US5645898A (en) 1995-01-23 1996-01-22 Method for manufacturing a magnetic recording member
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999045536A1 (fr) * 1998-03-04 1999-09-10 Hitachi, Ltd. Support d'enregistrement magnetique, procede de production de celui-ci et memoire magnetique

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