JPH09134458A - 自動改札機及びそれと接続された駐車装置 - Google Patents

自動改札機及びそれと接続された駐車装置

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JPH09134458A
JPH09134458A JP31758495A JP31758495A JPH09134458A JP H09134458 A JPH09134458 A JP H09134458A JP 31758495 A JP31758495 A JP 31758495A JP 31758495 A JP31758495 A JP 31758495A JP H09134458 A JPH09134458 A JP H09134458A
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parking device
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Kanji Kimura
寛治 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動式の駐車装置と出場用自動改札機とを接続
して、駐車装置における出庫の待ち時間を短縮する。 【解決手段】自動改札機には、乗車券に記録されている
データ中から駐車装置利用データを抽出する抽出手段を
設けるとともに、その抽出された駐車装置利用データを
駐車装置側に送出する送出手段を設ける。また、駐車装
置には、自動改札機側と通信する通信手段を設けるとと
もに、その通信手段を介してその自動改札機側から車室
を特定するデータが入力されたときに、その入力された
車室の車両を出庫位置に移動させる移動制御手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駅に設置されてい
る自動改札機とその駅の近くに設置されている移動式の
駐車装置とを接続して、その自動改札機を利用するとと
もに、その駐車装置を利用する利用者の利便を向上させ
ることのできる自動改札機及び駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅が郊外に延びることにより、
自宅から駅までは自動車通勤を行い、その駅の近くの駐
車場に駐車し、駅から会社までは列車(電車)通勤を行
うことが多くなってきている。しかも、駅の近くに設置
される駐車場は、敷地面積が小さくとも多くの車両(自
動車)を駐車できる、立駐型移動式の駐車装置が設けら
れる場合が多い。
【0003】この移動式の駐車装置は、タワー内の上下
方向に所定の間隔を保って複数の車室を設けるととも
に、その車室自体をチェーンコンベヤ機構により循環移
動できるように設けたり、または、車室の床面に当るパ
レットをリフト機構により移動自在に設けるなどして、
任意の特定の車室の車両を出庫位置、すなわち、タワー
の最下部の出入口側に移動することができるように構成
されている。したがって、出庫位置に位置した車室に車
両を入庫でき、また、その車室から出庫することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の移動式の駐車装置において出庫する際、車室の現在
位置によっては、車室番号を入力してからその車室が出
庫位置まで移動するのに長時間要することがある。ま
た、駅に列車が到着してからしばらくたつと、出庫しよ
うとする利用者で混雑する欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、利用者が駅の
自動改札機から出場したときに、その利用者に係る車両
の車室が出庫位置となるようにして、つまり、出庫予約
できるようにして、利用者の利便を向上させることので
きる自動改札機及び駐車装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動改札機
は、上記目的を達成するために、自動改札機本体の挿入
口に挿入された乗車券に記録されているデータに基づい
て出場処理する自動改札機において、前記挿入口に挿入
された乗車券に記録されているデータ中から駐車装置利
用データを抽出する抽出手段を設けるとともに、その抽
出された駐車装置利用データを駐車装置側に送出する送
出手段を設けたことを特徴としている。また、本発明に
係る駐車装置は、上記目的を達成するために、入力され
た車室の車両を特定するデータに基づいてその特定され
た車室を出庫位置に移動させる移動式の駐車装置におい
て、自動改札機側と通信する通信手段を設けるととも
に、その通信手段を介してその自動改札機側から車室を
特定するデータが入力されたときに、その入力された車
室の車両を出庫位置に移動させる移動制御手段を設けた
ことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る自動
改札機及び駐車装置の概略構成図である。
【0008】駐車装置1は、周知の移動式の駐車装置と
同じように、タワー2内の上下方向に所定の間隔を保っ
て複数の車室3a,3a…を有し、これら車室3a,3
a…の床面に当るパレットは、リフト機構によりタワー
2の出入口である出庫位置4に移動できるように構成さ
れている。
【0009】操作盤6は、駐車装置1全体を統括的に制
御する制御器C1 を有し、また、操作盤6の接客面にテ
ンキーからなる入力部7を有している。そして、この入
力部7から車室3aを特定するデータ、すなわち、車室
番号を入力すると、その入力された車室番号に対応する
車室3aが出庫位置4に移動することができるように構
成されている。
【0010】自動改札機10の一端側(図示の例では右
側)の上部には、乗車券イの挿入口11が設けられてい
るとともに、他端側の上部で、少し中央よりには乗車券
を排出する排出口12が設けられている。
【0011】挿入口11と排出口12との間には、挿入
口11から挿入された乗車券イを所定方向へ位置決め整
列させる整列搬送路13と、読取ヘッドH1 、書込ヘッ
ドH2 及びベリファイ用ヘッドH3 を有する主搬送路1
4と、取込んだ乗車券イを排出口12へ排出するための
排出搬送路15とからなる搬送路16が設けられてい
て、これら搬送路16はモータMによって回転駆動され
るように構成されている。
【0012】主搬送路14と排出搬送路15との間に
は、図示しないソレノイドで駆動されるウイングWが設
けられていて、このウイングWがアップしたときに、回
収するための乗車券イを回収搬送路14′を介して回収
箱Bに回収できるように構成されている。
【0013】図1中、Dは改札通路を開閉するためのド
アであり、また、C2 は自動改札機10を統括的に制御
するマイクロコンピュータからなる制御器である。した
がって、この制御器C2 は、読取ヘッドH1 で読取られ
た乗車券イのデータを基にした演算処理の結果、出場を
許可できる場合はドアDを開き(自動改札機10がノー
マルオープン型のときはそのまま)、出場を許可できな
いときはドアDを閉じて乗車券イを返却するように制御
する。また、出場を許可できる場合であって、乗車券イ
を回収することができるときは、ウイングWを駆動させ
て回収箱Bに回収するように制御する。
【0014】図2は、駐車装置1の制御器C1 と自動改
札機10の制御器C2 との関係を示すブロック図であ
る。このうち制御器C1 は、入力部7からの車室3aを
特定するデータに基づいて演算処理するCPU20と、
その演算結果に基づいて車室3aを移動させるチェーン
コンベヤを駆動するための車室駆動ユニット21と、自
動改札機10側と通信するための通信制御部22とを有
している。
【0015】制御器C2 は、挿入口11から挿入された
乗車券イを取込み、その取込んだ乗車券イを排出口1
2、又は回収箱Bまで搬送させるとともに、その搬送の
途中において、データ読取等を行う乗車券処理ユニット
23と、乗車券イに記録されているデータを基に演算処
理するCPU24と、演算結果に基づいてドアDを開閉
駆動するドア駆動ユニット25と、駐車装置1側と通信
する通信制御部26とを有している。
【0016】次に、図3のフローチャートに基づいて制
御動作について説明する。図3(a)は、自動改札機1
0側の制御動作を示していて、今、挿入口11に、乗車
券としてのデータの他に、駐車装置1の利用者である旨
のデータの書込まれている乗車券(定期券)イが挿入さ
れたとする(ステップ100肯定。以下、ステップをS
とする。)。
【0017】読取ヘッドH1 により乗車券イに記録され
ているデータが読取られ、その読取られたデータを基に
CPU24によって演算処理が行われる(S102)。
その演算結果が出場を許可できるときは、ドアDが開か
れて利用者の出場が許可されるとともに、読取られたデ
ータ中から駐車装置1の利用者である旨のデータが抽出
される。そして、その抽出されたデータは、通信制御部
26を介して駐車装置1側に送出される(S104肯
定、S106肯定、S110、S108)。もちろん、
CPU24による演算結果が出場を許可できないときは
(S104否定)、ドアDは閉じられ(S105)、こ
の場合は、精算処理等の処理が行われる。
【0018】次に、図3(b)の駐車装置1側の制御動
作について説明する。駐車装置1は、従来の駐車装置と
同様に、操作盤6の入力部7から車室番号が入力される
と、その入力された車室番号の車室3aが出庫位置4に
移動される以外に(S200肯定、S204)、自動改
札機10側から送信されてきた車室番号のデータに基づ
いても特定の車室3aが出庫位置4に移動される(S2
00否定、S202肯定、S204)。
【0019】このため、駐車装置1の利用者が駅から駐
車装置1に到着する頃には、利用者の車両が出庫位置4
に位置しているので、待ち時間なしに出庫することがで
きる。さらに、自動改札機10から出場した順番に従っ
て、出庫できるようにすることができるので、駐車装置
1側における混雑を緩和することができる。
【0020】上述したように、乗車券イには、乗車券の
データ以外に駐車装置1の利用者である旨及びどの車室
3aに駐車したかを示すデータが記録されている。
【0021】駐車装置1に係るデータの書込みは、駐車
装置1の経営する会社と利用者との間で、車室3aを特
定して契約するときは、その車室3aの番号を予め定期
券等の乗車券イに書込むことにより行われる。
【0022】また、特定の車室3aを特定しないで契約
するときは、操作盤6にカードリーダライタを設置して
おき、そのカードリーダライタにより駐車した車室3a
のデータが乗車券(定期券)イに書込まれる。
【0023】なお、上述の例では、乗車券イは、磁気デ
ータの書込まれた磁気券としたが、乗車券イを無線通信
機能を備えたICカード式の非接触式カードとすること
ができる。この場合、自動改札機は、非接触式カードと
非接触でデータ授受を行えるトランスミッタを備えた非
接触型自動改札機となる。このような非接触式カードの
ときは、記憶容量が大きいので、容易に駐車装置1に係
るデータを書込むことができるので便利である。
【0024】したがって、本発明で「自動改札機本体の
挿入口に挿入された乗車券に記録されているデータに基
づいて出場処理する自動改札機」というときは、上述の
非接触型自動改札機も含まれている。また、「挿入口に
挿入された乗車券」というときは、上述の非接触式カー
ドも含まれている。
【0025】また、上述の例では、乗車券イに駐車装置
利用データが予め書込まれているようにしたが、乗車券
イに駐車装置利用データを書込まないで、自動改札機1
0の制御器C2 に対応テーブルを用意しておくようにし
てもよい。すなわち、この対応テーブルには、乗車券イ
の発行No.等の識別データと、その識別データに対応
した駐車装置利用データとが記憶されている。したがっ
て、自動改札機10に挿入された乗車券イから読取られ
たデータ中に対応テーブルに記憶された識別データが存
在するときは、自動改札機側から駐車装置側に出庫のた
めの通信が行われる。
【0026】このように、本発明は、乗車券イから直接
に、または、上述のように、対応テーブルを介して間接
的に駐車装置用データを抽出することをも含んでいる。
なお、上述の対応テーブルに駐車装置利用データを記憶
する手段として、対応テーブルに乗車券イの識別データ
と車室データとを対応させておくこともできるが、駐車
装置1に駐車する際、駐車装置1側に設けられたカード
リーダライタに挿入された乗車券イから読取られた乗車
券イの識別データと車両の駐車した車室データとを自動
改札機10側に送信するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る自動改札機は、挿入口に挿
入された乗車券に記録されているデータ中から駐車装置
利用データを抽出する抽出手段を設けるとともに、その
抽出された駐車装置利用データを駐車装置側に送出する
送出手段を設けたので、出場の際に、駐車装置側にデー
タを送出することができ、駐車装置における待ち時間を
短縮することができる。本発明に係る駐車装置は、自動
改札機側と通信する通信手段を設けるとともに、その通
信手段を介してその自動改札機側から車室を特定するデ
ータが入力されたときに、その入力された車室の車両を
出庫位置に移動させる移動制御手段を設けたので、自動
改札機を利用した利用者の出庫を効果的に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自動改札機及び駐
車装置の概略構成図である。
【図2】制御器のブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 駐車装置 2 タワー 3a 車室 4 出庫位置 6 操作盤 7 入力部 C1 制御器 10 自動改札機 11 挿入口 12 排出口 C2 制御器 イ 乗車券

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動改札機本体の挿入口に挿入された乗
    車券に記録されているデータに基づいて出場処理する自
    動改札機において、 前記挿入口に挿入された乗車券に記録されているデータ
    中から駐車装置利用データを抽出する抽出手段を設ける
    とともに、その抽出された駐車装置利用データを駐車装
    置側に送出する送出手段を設けたことを特徴とする自動
    改札機。
  2. 【請求項2】 入力された車室を特定するデータに基づ
    いてその特定された車室の車両を出庫位置に移動させる
    移動式の駐車装置において、 自動改札機側と通信する通信手段を設けるとともに、そ
    の通信手段を介してその自動改札機側から車室を特定す
    るデータが入力されたときに、その入力された車室の車
    両を出庫位置に移動させる移動制御手段を設けたことを
    特徴とする駐車装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012082592A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Tokyo Kiyuukou Dentetsu Kk 駐輪場及び駐輪場システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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