JPH09129090A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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Publication number
JPH09129090A
JPH09129090A JP7287401A JP28740195A JPH09129090A JP H09129090 A JPH09129090 A JP H09129090A JP 7287401 A JP7287401 A JP 7287401A JP 28740195 A JP28740195 A JP 28740195A JP H09129090 A JPH09129090 A JP H09129090A
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JP
Japan
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movable contact
case
operating body
fixed
switch device
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Application number
JP7287401A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ushimaru
寛 牛丸
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H15/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for actuation in opposite directions, e.g. slide switch
    • H01H15/02Details
    • H01H15/06Movable parts; Contacts mounted thereon
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/07Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2400/00Electronic control; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
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    • E05Y2400/85User input means
    • E05Y2400/852Sensors
    • E05Y2400/854Switches
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2400/00Electronic control; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
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    • E05Y2400/852Sensors
    • E05Y2400/856Actuation thereof
    • E05Y2400/858Actuation thereof by body parts
    • E05Y2400/86Actuation thereof by body parts by hand
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2223/00Casings
    • H01H2223/002Casings sealed
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2237/00Mechanism between key and laykey
    • H01H2237/006Guided plunger or ball
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2300/00Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
    • H01H2300/012Application rear view mirror
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点部における摺動を極力少なくし、長期間
の使用にも摩耗することのない接点部を有するスイッチ
装置を提供する。 【解決手段】 底面が開放され、内部にホルダ64を有
するケース61と、ホルダ64に固着され、可動自在な
可動接点片92を有する第1の可動接点体92と、ケー
ス61の底面開放部を塞ぐ底板66と、切換えを行う操
作つまみ62と、ケース61に形成された長孔73を介
して操作つまみ62に固持されて往復動し、この往復動
により可動接点片92を揺動させる肉厚部76bを備え
たスライダ76と、ケース61内に挿入され、可動接点
片92の揺動により接触すると導通する第1の固定接点
104が設けられたプリント基板65とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケースの上部に移
動可能に係止された操作体を操作することにより、ケー
ス内部に設けられた複数のスイッチ素子を選択的に動作
させるスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】操作体の操作で複数のスイッチ素子を選
択的に動作させる形式のスイッチ装置としては、例えば
自動車のボディに備えられる左右のミラーおよびそれら
ミラーの角度等をモータの駆動力で運転席から遠隔操作
するために用いられるミラースイッチがある。
【0003】このような従来のミラースイッチの一例を
図4ないし図6により説明する。図4はその縦断面図、
図5はその分解斜視図、そして図6はそのケースを示す
底面図である。
【0004】これら図において、20は下端が開放した
ケースで、このケース20内には仕切壁21が設けら
れ、仕切壁21の上方には平面形状が略四角形で比較的
奥行き寸法が大きい段落ち部22と、平面形状が略長方
形で僅かに窪んだ凹部23とが並設されている。段落ち
部22の四隅には円筒状の環状壁24が立設されてお
り、これら環状壁24は仕切壁21の下方にも突出し、
上下に貫通する透孔25がそれぞれ穿設されている。段
落ち部22の略中央部には、平面十字形状の貫通孔26
を有する突壁27が立設され、この突壁27の上端は環
状壁24のそれより若干上方に位置している。ケース2
0の一側面には排水孔28が穿設されており、段落ち部
22はこの排水孔28を介してケース20の下面開放部
と通じるようになっている。凹部23内には、長孔29
が穿設されており、凹部23の裏面には長孔29を介し
て一対のガイド板30が平行に垂設されている。段落ち
部22内には、平面形状が略四角形の操作体31が揺動
自在に係止されている。すなわち、操作体31の下面中
央4箇所に垂設された係止爪32を段落ち部22内の貫
通孔26の周縁に掛止することによって係止される。な
お、操作体31は各環状壁24にそれぞれクリックゴム
33を介設した状態で段落ち部22内に挿入される。
【0005】34はケース20の下部開放端を閉塞する
カバーで、ケース20とカバー34とはスナップ結合さ
れてスイッチ装置の外殻を形成している。カバー34内
にはガイド壁35が立設されており、このガイド壁35
によって平面形状が長方形の3個の第1の収納部36
と、同じく平面形状が長方形の1個の第2の収納部37
とが画成されている。カバー34の周縁部には上下に貫
通する排水孔38が形成されており、この排水孔38は
カバー34がケース20に組み込まれた時、排水孔28
と連通するようになっている。更に、カバー34には多
数の小孔39が穿設されている。各第1の収納部36内
には第1のスライダ40が、そして第2の収納部37に
は第2のスライダ41がそれぞれ往復動可能に配置され
ている。各第1のスライダ40の一端にはテーパ面40
aが、他端にはばね受部40bが形成され、ばね受部4
0bとガイド壁35間にはスプリング42が介設されて
いる。また、各第1のスライダ40の上部には上面を開
放する凹部40cが形成され、ここに可動接点となる第
1の摺動子43が挿入保持されている。一方、第2のス
ライダ41の上面には駆動突起41aが設けられ、この
駆動突起41aを挟んで一対の凹部44bが形成され、
これら凹部44b内には可動接点となる第2の摺動子4
4がそれぞれ挿入保持されている。
【0006】45はプリント基板で、ケース20とカバ
ー34とで挟持固定され、第1および第2のスライダ4
0,41はこのプリント基板45によって第1および第
2の収納部36,37からの脱落が防止される。プリン
ト基板45には、一対の切欠き45aと円形の孔45b
および長方形の孔45cがそれぞれ形成されており、各
第1のスライダ40のテーパ面40aは両切欠き45a
と孔45b内にそれぞれ臨出しており、第2のスライダ
41の駆動突起41aは孔45cを挿通してプリント基
板45の上方に突出している。プリント基板45の上面
には、コネクタ46が半田付けされるとともに、照光用
のランプ47が取り付けられており、プリント基板45
の下面には各摺動子43,44に対応して複数組の固定
接点(図示しない)がパターン形成されている。これら
ランプ47や固定接点の引き廻しパターンはコネクタ4
6に接続され、コネクタ46に付設されたコネクタピン
46aは小孔39を挿通してカバー34の外部に達して
いる。
【0007】48は駆動棒をそれぞれ示し、これら駆動
棒48は上方の小径部48aと下方の大径部48bとを
備え、小径部48aと大径部48bの端面は球面加工さ
れている。これら駆動棒48の小径部48aは各透孔2
5のうちの3個に上下動自在に嵌合されており、小径部
48aの上端は操作体27の下面に当接し、大径部48
bの下端はプリント基板45の切欠き45aや孔45b
を挿通して第1のスライダ40のテーパ面40aに当接
している。
【0008】ガイド板30間には駆動体49が配置され
ている。この駆動体49の上面中央には連結部49aが
突設されており、この連結部49aはケース20の凹部
23上に配置された操作つまみ50と長孔29内でスナ
ップ結合されている。これにより、ケース20の上方か
ら操作つまみ50を長孔29に沿って往復動させると、
駆動体49がガイド板30に沿って同方向に往復動す
る。また、駆動体49の両端には肉厚部49bが形成さ
れており、これら肉厚部49bには側方から第1および
第2の盲孔51,52がそれぞれ設けられており、これ
ら第1および第2の盲孔51,52のいずれか一方には
スプリング57を介してボール58が収納されている。
駆動体49の下面中央には一対の係合壁49cが垂設さ
れており、第2のスライダ41の駆動突起41aはこれ
ら係合壁49c間に位置している。ガイド板30の内側
面4箇所には、図6に示すように、互いにカム形状の異
なる4つのカム部53,54,55,56が形成されて
おり、駆動体49がクリック感触をもって操作できるよ
うに、ボール58はこれらカム部53,54,55,5
6のいずれか一つと係脱できるようになっている。これ
は、スプリング57とボール58の収納部位を第1およ
び第2の盲孔51,52のいずれか一方を選択すること
と、駆動体49のガイド板30に対する挿入方向を18
0度対象な正逆いずれかの方向を選択することにより、
共通の部品を用いて4通りのクリック感触を生起させる
ことができるようにしているためである。ケース20と
カバー34とはプリント基板45とともに止めねじ59
により確実に固定されている。
【0009】次に、このように構成されたスイッチ装置
の作動を説明すると、ケース20の上部に突出する操作
つまみ50が中立位置にある場合は、ミラー駆動用の操
作体31の押圧に拘らず、モータが駆動されることはな
い。この中立位置から操作つまみ50を長孔29に沿っ
て移動し、駆動体49を両ガイド板30間を往復動させ
ると、駆動体49の係合壁49cによって第2のスライ
ダ41は第2の収納部37内を往復動する。このように
して第2のスライダ41が第2の収納部37内を往復動
すると、第2のスライダ41に保持された第2の摺動子
44がプリント基板45の下面のパターン形成された固
定接点(図示しない)上を摺動して両者が相対位置する
ため、選択回路の接点が切換えられ、操作つまみ50の
移動方向に応じて左右のミラーのいずれか一方が駆動待
機状態となる。この場合、駆動体49のいずれか一方の
盲孔51または52に収納されたボール58は、スプリ
ング57の弾発力を受けながらガイド板30に形成され
た第1ないし第4のカム部53〜56のいずれか一つと
係脱を繰り返すため、操作者は中立ならびに左右の切換
え状態を所定のクリック感触を伴って認識することがで
きる。
【0010】一方、操作体31の任意位置を押圧する
と、押圧された部位の下方に位置する駆動棒48が透孔
25に沿って下降し、駆動棒48の移動がそれと対応す
る第1のスライダ40のテーパ面40aで水平方向に変
換され、第1のスライダ40がスプリング42に抗して
第1の収納部36内を移動する。この第1のスライダ4
0が移動すると、第1のスライダ40に保持された第1
の摺動子43がプリント基板45の下面のパターン形成
された固定接点(図示しない)上を摺動し、3個のスラ
イドスイッチのなかから操作体31の押圧部位に対応し
たスイッチが選択的にオン状態となり、そのオン信号に
基づいてモータ(図示しない)が正逆いずれかの方向に
回転し、その駆動力が図示しない動力伝達系を介して先
に選択された側のミラーに伝達され、そのミラーが駆動
される。この場合も、操作体31を押圧すると、押圧さ
れた部位の下方のクリックゴム33が変形するため、操
作者は所定のクリック感触を伴ってオン動作を認識する
ことができる。また、操作体31に対する押圧力を除去
すると、操作体31はクリックゴム33の復元力によ
り、そして第1のスライダ40およびこれと当接する駆
動棒48はスプリング42の復元力によりそれぞれ図4
の状態に戻り、スイッチはオンからオフ状態へと切換え
られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に構成されたスイッチ装置にあっては、ミラー駆動用の
スイッチ部が操作体31の摺動に伴い第2のスライダ4
1に保持された第2の摺動子44がプリント基板45の
下面を摺動するようになっているため、長期間の使用に
より接点部が摩耗し、接触不良から切換え操作ができな
くなるおそれがある。また、第1の摺動子43は第1の
スライダ40の凹部40c内に、そして第2の摺動子4
4は第2のスライダ41の凹部44b内に装着するとい
うように、接点部の構造が複雑で、組立に熟練と時間を
要する欠点がある。
【0012】本発明の第1の目的は、接点部における摺
動を極力少なくし、長期間の使用にも摩耗することのな
い接点部を有するスイッチ装置を提供することである。
【0013】本発明の第2の目的は、部品点数を削減
し、組立性を向上させたスイッチ装置を提供することで
ある。
【0014】本発明の第3の目的は、接点部分の部品点
数を削減するとともに、押圧によって加えられた操作力
をそのまま利用して接点接続を行うようにしたスイッチ
装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、底面
が開放されたケースと、可動自在な可動接点片を有する
可動接点体と、切換えを行う操作つまみと、前記ケース
に形成された長孔を介して前記操作つまみに固持されて
水平方向に往復動し、この往復動により前記可動接点片
を下方に押圧する係止部を備えた駆動体と、前記ケース
内に挿入され、前記可動接点片の揺動により接触すると
導通する固定接点が設けられたプリント基板とを有する
第1の手段により達成される。
【0016】上記第2の目的は、底面が開放されたケー
スと、該ケースに揺動自在に係止された操作体とを備
え、この操作体の任意の位置を押圧することにより複数
の接点を選択的に切換えるスイッチ装置であって、前記
ケースの底面に複数の固定接点を備えたプリント基板を
載置し、このプリント基板上に前記固定接点に対応した
複数の金属薄板製可動接点片を一体に備えた絶縁樹脂製
の可動接点体を固着してなる第2の手段によって達成さ
れる。
【0017】上記第3の目的は、底面が開放されたケー
スと、該ケースに揺動自在に係止された操作体と、前記
操作体の下方に配された複数の突部を一体的に有する弾
性部材と、該弾性部材の前記複数の突部の下方に位置さ
せた複数の可動接点と、該複数の可動接点片の下方に位
置させた複数の固定接点とを備え、前記操作体の任意の
位置を押圧することにより前記突部が前記弾性部材と対
向する面に配された前記複数の可動接点を選択的に押圧
する第3の手段によって達成される。
【0018】上記第3の目的は、上記第3の手段におい
て、前記弾性部材が複数の突部を一体的に有するゴムシ
ート部材であり、前記ケースの内部に仕切壁部材を設
け、該仕切壁部材の上方に前記操作体を揺動自在に係止
させると共に前記ゴムシート部材を前記仕切壁部材と前
記操作体間に位置させ、複数の突部を一体的に有するゴ
ムシート部材とを備え、前記操作体の任意の位置を押圧
することにより前記突部が前記仕切壁部材に形成された
孔部を貫通して前記複数の可動接点を選択的に押圧する
第4の手段によって達成される。
【0019】上記第1の目的は、上記第1の手段におい
て、前記ケースに揺動自在に係止され、任意の位置を押
圧することにより複数の接点を選択的に切換えるための
操作体を更に備え、前記プリント基板上には前記操作体
のための別の固定接点を備え、この別の固定接点に対応
した複数の金属薄板製可動接点片を一体に備えた別の絶
縁樹脂製可動接点体を固着してなる第5の手段によって
達成される。
【0020】上記第1の目的は、上記第1の手段におい
て、前記ケースに揺動自在に係止された操作体と、前記
操作体の下方に位置し、複数の突部を一体的に有する弾
性部材と、前記プリント基板上に設けられた前記操作体
のための別の固定接点と、この別の固定接点に対応した
複数の金属薄板製可動接点片を一体に備えた別の絶縁樹
脂製可動接点体とを更に有し、前記操作体の任意の位置
を押圧することにより前記突部が前記別の可動接点体の
前記可動接点片を前記プリント基板上の前記別の固定接
点と選択的に接続される第6の手段によって達成され
る。
【0021】上記第1,2の目的は、上記第2、5およ
び6の手段において、前記別の可動接点体は略H形状を
し、その前記別の可動接点体に設けられる前記可動接点
片を一方向に配列した第7の手段によって達成される。
【0022】上記第2の目的は、上記第3の手段におい
て、前記弾性部材を前記操作体に当接する当接面部と、
この当接面部と対向する位置に一体的に形成された突起
部と、弾性力を有するスカート部とを設けた第8の手段
によって達成される。
【0023】上記第1の手段にあっては、切換えを行う
操作つまみを操作して駆動体を水平方向に往復動させる
と、駆動体の係止部が可動接点体の可動接点片を下方に
押圧する。これにより、可動接点片がプリント基板の固
定接点に接触して導通して、オン状態となる。このよう
に、第1の手段にあっては従来のように摺動する摺動子
がなく、可動接点片の揺動でオンオフを制御しており、
接点部の摩耗は起こらず、長期間の使用にも耐えること
ができ、組み立ても簡単に行うことができる。
【0024】上記第2の手段にあっては、複数の固定接
点を備えたプリント基板とこのプリント基板上に載置し
た固定接点に対応した複数の可動接点片を一体に備えた
別の可動接点体とにより接点部が構成されており、構造
が簡単になり、部品点数を削減でき、組立性も向上させ
ることができる。
【0025】上記第3の手段にあっては、操作体の任意
の位置を押圧することにより突部が複数の接点を選択的
に押圧切換えることにより、従来必要としていたアクチ
ェータを必要とせず、部品点数が減り、組立性も向上す
る。
【0026】上記第4の手段にあっても、操作体の任意
の位置を押圧することにより突部が仕切壁部材に形成さ
れた孔部を貫通してカバーの上面に配された複数の接点
を選択的に切換えることにより、従来必要としていたア
クチェータを必要とせず、またゴムシート部材が仕切壁
部材を保持できるので、部品点数の削減とともに、組立
性も向上する。
【0027】上記第7の手段のように、別の可動接点体
は略H形状をし、その別の可動接点体に設けられる可動
接点片を一方向に配列することによりスペースファクタ
が良くなり、金型プレス成形で精度良く製造することが
できる。
【0028】上記第8の手段のように、弾性部材を操作
体に当接する当接面部と、この当接面部と対向する位置
に一体的に形成された突起部と、弾性力を有するスカー
ト部とを設けることにより、これらの部品点数も減らす
ことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を上
述した従来例と同様に自動車のミラースイッチに適用し
た場合を例にとって図面に基づいて説明する。図1はこ
の一実施の形態を分解して示す分解斜視図、図2はその
可動接点体を示す斜視図、図3はそのゴムスプリングの
一部分を切断して示す縦断面図である。
【0030】図1に示すようにスイッチ装置は、下端が
開放したケース61と、左右のミラー駆動用のモータ
(図示しない)の選択の切換制御する操作つまみ(スラ
イドノブ)62と、ミラーの上下左右方向を設定する操
作体であるノブパッド63と、ノブパッド63等を保持
するケース61内の仕切壁となるホルダ64と、複数の
固定接点のパターン等が印刷されたプリント基板65
と、ケース61とともにホルダ64やプリント基板65
等を固定するカバーである底板66とから主として構成
されている。
【0031】ケース61の上面には、略四角形の挿入孔
71と、平面形状が略長方形で僅かに窪んだ凹部72と
が並設されている。凹部72内には、長孔73が穿設さ
れている。ケース61の側面74の一方の相対する側面
74の下部にはそれぞれ一対の係止孔75が所定の間隔
をおいて穿設されている。
【0032】操作つまみ62は、凹部72内にその長手
方向に摺動可能に嵌挿されている。凹部72に対応する
ケース61の下面部分には、駆動体であるスライダ76
が配置されている。このスライダ76の上面中央には連
結部76aが突設されており、この連結部76aはケー
ス61の凹部72上に配置された操作つまみ62と長孔
73内でスナップ結合されている。これにより、ケース
61の上方から操作つまみ62を長孔73に沿って往復
動させると、スライダ76も同方向に往復動する。ま
た、スライダ76の両端には下方に突出する肉厚部76
bが形成されており、これら肉厚部76bの一方には側
方から盲孔77が設けられており、この盲孔77にはス
プリング78を介してボール79が収納されている。
【0033】ノブパッド63は挿入孔71に上下動可能
に挿入される平面形状が略四角形の突出部81と、ケー
ス61の挿入孔71の周縁部に当接するフランジ部67
とを有する略皿形をしている。このノブパッド63は、
ケース61の下方から挿入孔71に突出部81を挿入
し、フランジ部67がケース61の挿入孔71の周縁部
の下面に当接するようにして嵌め込まれている。
【0034】ホルダ64は、平面形状が略四角形の上面
部82と、この上面部82の周縁から下方に延在する側
面部83と、上面部82上に立設された平面形状が略四
角形の環状の突壁84およびスライダ76の往復動方向
に延在しボール79と当接する平板状のガイド壁85と
を有している。突壁84内の中央部には貫通孔80が穿
設されている。この突壁84にはノブパッド63の突出
部81が、ゴムスプリング86を介在させたうえで嵌合
される。ガイド壁85の詳細は図示していないが、上述
した従来例におけるカム部53に相当するカム部が形成
されており、ボール79と弾性的に係合して切換え時の
クリック感触を生起させている。ガイド壁85の突壁8
4と相反する側には、スライダ76の往復動方向に延在
する長孔87が穿設されており、この長孔87の長手方
向中央部にはスライダ76の肉厚部76b間の一部を下
から保持するように桟部88が形成されている。この桟
部88の長孔87の長手方向の幅はスライダ76の肉厚
部76b間の長さより短く、スライダ76が往復動でき
るように構成される。突壁84の4つの辺を囲むように
それぞれ2つづつ所定の間隔を置いて小孔89が穿設さ
れており、長孔87側の側部を除く3つの側部には係止
爪91が立設されている。
【0035】ホルダ64の下面には、第1の可動接点体
92と第2の可動接点体93とが配置されている。第1
の可動接点体92は、略桟部88の幅に等しい幅の各柱
状の本体部94と、この本体部94の相対する側部にそ
れぞれ一端部が固定された2対の可動接点材95とを有
し、本体部94の可動接点材95が取り付けられていな
い一面が桟部88の下面に固定されている。したがっ
て、長孔87の下方にはこれら可動接点材95が位置し
ている。第2の可動接点体93は、図2に詳細に示すよ
うに、辺面形状が略H字状をした絶縁樹脂製の本体部9
6と、この本体部94の4つの側面凹部97に一端が突
出するようにそれぞれ一対づつ設けられた金属薄板製か
らなる可動接点片98とを有している。本体部96の略
中央部には貫通孔99が穿設されている。これら可動接
点片98と貫通孔99はホルダ64の下面に装着された
時、小孔89および貫通孔80と連通するように位置す
る。
【0036】上記第2の可動接点体93の製造を説明す
ると、まず金属薄板長尺帯を準備し、可動接点片9の概
略の外形を連続的にプレス加工する。このとき個々の可
動接点片は帯状に連続するように接続されており、この
ものがモールド成形機に導入されて、可動接点片の周囲
に絶縁樹脂からなる本体部96が形成される。その後前
記した帯状に接続された可動接点片の接続部分を切断し
て個々の可動接点片が得られる。
【0037】ゴムスプリング86は、その中央部に突壁
84が嵌合される平面形状が四角形の開口部101と、
この開口部101を囲むようにかつそれらの各辺に2つ
づつ上方に突出するように設けられた合計8つのスカー
ト部であるゴムばね部102とを有している。各ゴムば
ね部102は、図3に示すように、ノブパッド63の周
縁部すなわちフランジ部67近傍の下面部に当接してい
る。ゴムスプリング86の各ゴムばね部102内には、
下方に垂下する棒状の突起部であるアクチュエータ部1
03が一体的に形成されている。各アクチュエータ部1
03は、ゴムスプリング86の開口部101をホルダ6
4の突壁84に嵌合した時、ホルダ64の小孔89に挿
通され、それらの下端は第2の可動接点体93の可動接
点片98上に位置する。
【0038】上記ゴムスプリング86は前記ゴムバネ部
102と前記アクチュエータ部103とが一体的に形成
されているが、前記ゴムバネ部102が適度な弾性が得
られるようゴムスプリング86の材質は優先させたもの
が選択されるが、その結果前記アクチュエータ部103
も弾性を持たざるを得ない。該アクチュエータ部103
は前記可動接点片98を押圧する機能を担うものであ
り、弾性であることによる変形例えば湾曲などは極力避
ける必要がある。そのため該アクチュエータ部103は
湾曲などしないように、かつ可動接点片98の弾性に抗
して可動接点片98を押圧することが可能な直径の棒状
に形成されている。また、もし該アクチュエータ部10
3の直径がやや不十分の場合でも、前記ホルダ64の小
孔89は挿通されたアクチュエータ部103を支持して
アクチュエータ部の機能を補佐する。
【0039】プリント基板65には、第1の可動接点体
92の可動接点材95と相対する位置に設けられた4組
の第1の固定接点104と、第2の可動接点体93の可
動接点片98と相対する位置に設けられた1辺に2組ず
つ合計8組の第2の固定接点105が形成されている。
これら第2の固定接点105で囲まれた部分の略中央部
には照光用のランプ106が取り付けられている。ラン
プ106は本体部96の貫通孔99内に突出し、ノブパ
ッド63の上面を裏面から照明する。これら固定接点1
04,105およびランプ106の引き廻しパターン
は、図示しないコネクタに接続される。90は第2の可
動接点体93を固定するためのねじ孔、107はそのコ
ネクタのための小孔である。
【0040】底板66はケース61の開放端部に嵌合さ
れてスイッチ装置の外殻を形成するもので、プリント基
板65を載置する底面部108にはコネクタピン109
が立設されている。底板66の周縁部にはケース61の
係止孔75に係止される係止爪100が形成されてい
る。
【0041】次に、このように構成されたスイッチ装置
の作動を説明する。ケース61の上部に突出する操作つ
まみ62が中立位置にある場合は、従来と同様に、ミラ
ー駆動用のノブパッド63の押圧に拘らず、モータが駆
動されることはない。この中立位置から操作つまみ62
を長孔73に沿って移動し、スライダ76を凹部72に
沿って往復動させると、スライダ76のいずれか一方の
肉厚部76bが第1の可動接点体92の一方の可動接点
材95と係合し、その可動接点材95はその下方の固定
接点104に接触して、選択回路の接点が切換えられ、
操作つまみ62の移動方向に応じて左右のミラーのいず
れか一方が駆動待機状態となる。この場合、スライダ7
6の盲孔77に収納されたボール79は、スプリング7
8の弾発力を受けながらガイド壁85のカム部と係脱を
繰り返すため、操作者は中立ならびに左右の切換え状態
を所定のクリック感触を伴って認識することができる。
【0042】一方、ノブパッド63の任意位置を押圧す
ると、押圧された部位の下方に位置するゴムスプリング
86のゴムばね部102が変形し、アクチュエータ部1
03は下降し、その下端で第2の可動接点体93の可動
接点片98を押圧する。これによりその下方に位置する
固定接点105と係合し、ノブパッド63の押圧部位に
対応した接点部が選択的にオン状態となり、そのオン信
号に基づいてモータ(図示しない)が正逆いずれかの方
向に回転し、その駆動力が図示しない動力伝達系を介し
て先に選択された側のミラーに伝達され、そのミラーが
駆動される。この場合ノブパッド63を押圧すると、押
圧された部位の下方のゴムスプリング86のゴムばね部
102が変形するため、操作者は所定のクリック感触を
伴ってオン動作を認識することができる。また、ノブパ
ッド63に対する押圧力を除去すると、ノブパッド63
はゴムスプリング86のゴムばね部102の復元力によ
り、図3の状態に戻り、スイッチはオンからオフ状態へ
と切換えられる。
【0043】次に、上述のように構成されたスイッチ装
置の組立について次に説明すると、まずケース61の開
放端部からノブパッド63を挿入し、ノブパッド63の
突出部81をケース61の挿入孔71から外方に突出さ
せる。一方、操作つまみ62を凹部72内に嵌挿し、ケ
ース61の下面からスライダ76を配置して、その連結
部76aを長孔73内で操作つまみ62にスナップ結合
する。次いで、ホルダ64上にゴムスプリング86を載
置する。ゴムスプリング86はその開口部101をホル
ダ64の突壁84に嵌合するとともに、各アクチュエー
タ部103をホルダ64の小孔89に挿通する。また、
ホルダ64の桟部88の裏面に第1の可動接点体92の
本体部94を固定する。このようにしてゴムスプリング
86と第1の可動接点体92とを組み込んだホルダ64
をケース61内に挿入する。この時は、ゴムスプリング
86のゴムばね部102がノブパッド63の突出部81
内に位置するように、かつスライダ76の肉厚部76b
間に桟部88が位置するように挿入する。第2の可動接
点体93は、プリント基板65の表面に可動接点片98
とプリント基板65上の固定接点105が相対するよう
にして固着される。ゴムスプリング86が装着されたホ
ルダ64の下面に、プリント基板65をその固定接点1
04が第1の可動接点体92の可動接点材95と所定の
間隙を置いて位置するように装着し、最後に底板66を
ケース61の開放端部に嵌合し、その係止爪100をケ
ース61の係止孔75に係止する。このように、ケース
61の一方向から各部品を挿入することにより組み立て
られ、組立性を格段に向上させることができる。
【0044】このように構成された前記実施の形態にあ
っては、底面が開放されたケース61と、上下に可動自
在な可動接点片95,95を有する可動接点体92と、
切換えを行う操作つまみ62と、ケース61に形成され
た長孔73を介して操作つまみ62に固持されて水平方
向に往復動し、この往復動により可動接点片95,95
を下方に押圧する係止部を備えた駆動体76と、ケース
61内に挿入され、可動接点片95の圧接により接触す
ると導通する固定接点104が設けられたプリント基板
65とを有するため、従来のように摺動する摺動子がな
く、可動接点片95の揺動でオンオフを制御しており、
接点部の摩耗は起こらず、長期間の使用にも耐えること
ができ、組み立ても簡単に行うことができる。
【0045】また、前記実施の形態にあっては、底面が
開放されたケース61と、このケース61に揺動自在に
係止された操作体63とを備え、この操作体63の任意
の位置を押圧することにより複数の接点を選択的に切換
えるスイッチ装置であって、ケース61の底面に複数の
固定接点104,105を備えたプリント基板65を載
置し、このプリント基板65上に固定接点105に対応
した複数の金属薄板製の可動接点片98を一体に備えた
別の絶縁樹脂製の可動接点体93を固着してなるため、
構造が簡単になり、部品点数を削減でき、組立性も向上
させることができる。
【0046】また、前記実施の形態にあっては、底面が
開放されたケース61と、このケース61に揺動自在に
係止された操作体63と、操作体63の下方に配された
複数の突部を一体的に有する弾性部材86とを備え、操
作体63の任意の位置を押圧することにより突部103
が弾性部材86と対向する面に配された複数の接点98
を選択的に押圧切換えするため、従来必要としていたア
クチェータを必要とせず、部品点数が減り、組立性も向
上する。
【0047】また、前記実施の形態にあっては、底面が
開放され、内部に仕切壁部材64を有するケース61
と、このケース61の底面開放部を塞ぐカバー66と、
仕切壁部材64の上方に揺動自在に係止された操作体6
3と、仕切壁部材64と操作体63間に位置し、複数の
突部103を一体的に有するゴムシート部材86とを備
え、操作体63の任意の位置を押圧することにより突部
103が仕切壁部材64に形成された孔部89を貫通し
てカバー66の上面に配された複数の接点98を選択的
に切換えるため、従来必要としていたアクチェータを必
要とせず、またゴムシート部材が仕切壁部材64を保持
できるので、部品点数の削減とともに、組立性も向上す
る。
【0048】また、前記実施の形態にあっては、底面が
開放されたケース61と、上下に可動自在な可動接点片
95,95を有する可動接点体92と、切換えを行う操
作つまみ62と、ケース61に形成された長孔73を介
して操作つまみ62に固持されて水平方向に往復動し、
この往復動により可動接点片95,95を下方に押圧す
る係止部を備えた駆動体76と、ケース61内に挿入さ
れ、可動接点片95の圧接により接触すると導通する固
定接点104が設けられたプリント基板65とを有し、
前記ケース61に揺動自在に係止され、任意の位置を押
圧することにより複数の接点98を選択的に切換えるた
めの操作体63を更に備え、プリント基板65上には操
作体63のための別の固定接点105を備え、この別の
固定接点105に対応した複数の可動接点片98を一体
に備えた別の可動接点体93を固着してなるため、従来
のように摺動する摺動子がなく、可動接点片98の揺動
でオンオフを制御しており、接点部の摩耗は起こらず、
長期間の使用にも耐えることができ、組み立ても簡単に
行うことができ、かつ、構造が簡単になり、部品点数を
削減でき、組立性も向上させることができる。
【0049】また、前記実施の形態にあっては、底面が
開放されたケース61と、上下に可動自在な可動接点片
95,95を有する可動接点体92と、切換えを行う操
作つまみ62と、ケース61に形成された長孔73を介
して操作つまみ62に固持されて水平方向に往復動し、
この往復動により可動接点片95,95を下方に押圧す
る係止部を備えた駆動体76と、ケース61内に挿入さ
れ、可動接点片95の圧接により接触すると導通する固
定接点104が設けられたプリント基板65とを有し、
前記ケース61に揺動自在に係止された操作体63と、
操作体63の下方に位置し、複数の突部103を一体的
に有するゴムシート部材と、プリント基板65上に設け
られた操作体63のための別の固定接点105と、この
別の固定接点105に対応した複数の可動接点片98を
一体に備えた別の可動接点体93とを更に有し、操作体
63の任意の位置を押圧することにより突部103が別
の可動接点体93の可動接点片98をプリント基板65
上の別の固定接点105と選択的に接続されるため、従
来のように摺動する摺動子がなく、可動接点片98の揺
動でオンオフを制御しており、接点部の摩耗は起こら
ず、長期間の使用にも耐えることができ、組み立ても簡
単に行うことができ、かつ、構造が簡単になり、部品点
数を削減でき、組立性も向上させることができる。
【0050】また、前記実施の形態にあっては、別の可
動接点体93は略H形状をし、その別の可動接点体93
に設けられる可動接点片98は一方向に配列されている
ため、スペースファクタが良くなり、金型プレス成形で
精度良く製造することができる。
【0051】また、前記実施の形態にあっては、弾性部
材86は、操作体63に当接する当接面部と、この当接
面部と対向する位置に一体的に形成された突起部103
と、弾性力を有するスカート部102とを有するため、
これらの部品点数も減らすことができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来のよ
うに摺動する摺動子がなく、可動接点片の揺動でオンオ
フを制御しており、接点部の摩耗は起こらず、長期間の
使用にも耐えることができ、組み立ても簡単に行うこと
ができる。
【0053】請求項2記載の発明によれば、複数の固定
接点を備えたプリント基板とこのプリント基板上に載置
した固定接点に対応した複数の可動接点片を一体に備え
た別の可動接点体とにより接点部が構成されているた
め、構造が簡単になり、部品点数を削減でき、組立性も
向上させることができる。
【0054】請求項3記載の発明によれば、操作体の任
意の位置を押圧することにより突部が仕切壁部材に形成
された孔部を貫通して弾性部材と対向する面に配された
複数の接点を選択的に押圧切換えるため、従来必要とし
ていたアクチェータを必要とせず、部品点数が減り、更
に弾性部材が仕切壁部材を保持できるので、組立性も向
上する。
【0055】請求項4記載の発明によれば、操作体の任
意の位置を押圧することにより突部が仕切壁部材に形成
された孔部を貫通してカバーの上面に配された複数の接
点を選択的に切換えるため、従来必要としていたアクチ
ェータを必要とせず、またゴムシート部材が仕切壁部材
を保持できるので、部品点数の削減とともに、組立性も
向上する。
【0056】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
1及び請求項2の発明による作用効果を同時に得られ
る。
【0057】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
1及び請求項2及び請求項4の発明による作用効果を同
時に得られる。
【0058】請求項7記載の発明によれば、別の可動接
点体は略H形状をし、その別の可動接点体に設けられる
可動接点片を一方向に配列したため、スペースファクタ
が良くなり、金型プレス成形で精度良く製造することが
できる。
【0059】請求項8記載の発明によれば、弾性部材
は、操作体に当接する当接面部と、この当接面部と対向
する位置に一体的に形成された突起部と、弾性力を有す
るスカート部とを設けたため、これらの部品点数も減ら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置の一実施の形態を分解し
て示す分解斜視図である。
【図2】この本発明の実施の形態における可動接点体の
みを示す斜視図である。
【図3】この本発明の実施の形態におけるゴムスプリン
グの一部分のみを切断して示す縦断面図である。
【図4】従来のスイッチ装置の一例を示す縦断面図であ
る。
【図5】その分解斜視図である。
【図6】そのケースのみを示す底面図である。
【符号の説明】
61 ケース 62 操作つまみ 63 ノブパッド 64 ホルダ 65 プリント基板 66 底板 76 スライダ 86 ゴムスプリング 92 第1の可動接点体 93 第2の可動接点体 95,98 可動接点片 102 ゴムばね部 103 アクチュエータ部 104 第1の固定接点 105 第2の固定接点

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面が開放されたケースと、可動自在な
    可動接点片を有する可動接点体と、切換えを行う操作つ
    まみと、前記ケースに形成された長孔を介して前記操作
    つまみに固持されて水平方向に往復動し、この往復動に
    より前記可動接点片を下方に押圧する係止部を備えた駆
    動体と、前記ケース内に挿入され、前記可動接点片の揺
    動により接触すると導通する固定接点が設けられたプリ
    ント基板とを有することを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 底面が開放されたケースと、該ケースに
    揺動自在に係止された操作体とを備え、この操作体の任
    意の位置を押圧することにより複数の接点を選択的に切
    換えるスイッチ装置であって、前記ケースの底面に複数
    の固定接点を備えたプリント基板を載置し、このプリン
    ト基板上に前記固定接点に対応した複数の金属薄板製可
    動接点片を一体に備えた絶縁樹脂製の可動接点体を固着
    してなることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 底面が開放されたケースと、該ケースに
    揺動自在に係止された操作体と、前記操作体の下方に配
    された複数の突部を一体的に有する弾性部材と、該弾性
    部材の前記複数の突部の下方に位置させた複数の可動接
    点と、該複数の可動接点片の下方に位置させた複数の固
    定接点とを備え、前記操作体の任意の位置を押圧するこ
    とにより前記突部が前記弾性部材と対向する面に配され
    た前記複数の可動接点を選択的に押圧することを特徴と
    するスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材が複数の突部を一体的に有
    するゴムシート部材であり、前記ケースの内部に仕切壁
    部材を設け、該仕切壁部材の上方に前記操作体を揺動自
    在に係止させると共に前記ゴムシート部材を前記仕切壁
    部材と前記操作体間に位置させ、複数の突部を一体的に
    有するゴムシート部材とを備え、前記操作体の任意の位
    置を押圧することにより前記突部が前記仕切壁部材に形
    成された孔部を貫通して前記複数の可動接点を選択的に
    押圧することを特徴とする請求項3記載のスイッチ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ケースに揺動自在に係止され、任意
    の位置を押圧することにより複数の接点を選択的に切換
    えるための操作体を更に備え、前記プリント基板上には
    前記操作体のための別の固定接点を備え、この別の固定
    接点に対応した複数の金属薄板製可動接点片を一体に備
    えた別の絶縁樹脂製可動接点体を固着してなることを特
    徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記ケースに揺動自在に係止された操作
    体と、前記操作体の下方に位置し、複数の突部を一体的
    に有する弾性部材と、前記プリント基板上に設けられた
    前記操作体のための別の固定接点と、この別の固定接点
    に対応した複数の金属薄板製可動接点片を一体に備えた
    別の絶縁樹脂製可動接点体とを更に有し、前記操作体の
    任意の位置を押圧することにより前記突部が前記別の可
    動接点体の前記可動接点片を前記プリント基板上の前記
    別の固定接点と選択的に接続されることを特徴とする請
    求項1記載のスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記別の可動接点体は略H形状をし、そ
    の前記別の可動接点体に設けられる前記可動接点片は一
    方向に配列されていることを特徴とする請求項2、5お
    よび6のいずれか1つ記載のスイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性部材は、前記操作体に当接する
    当接面部と、この当接面部と対向する位置に一体的に形
    成された突起部と、弾性力を有するスカート部とを有す
    ることを特徴とする請求項3記載のスイッチ装置。
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