JPH09116597A - ディジタル移動通信端末装置 - Google Patents

ディジタル移動通信端末装置

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Publication number
JPH09116597A
JPH09116597A JP7266852A JP26685295A JPH09116597A JP H09116597 A JPH09116597 A JP H09116597A JP 7266852 A JP7266852 A JP 7266852A JP 26685295 A JP26685295 A JP 26685295A JP H09116597 A JPH09116597 A JP H09116597A
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JP
Japan
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transmission
unit
mobile communication
communication terminal
retransmitting
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Withdrawn
Application number
JP7266852A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Suda
健二 須田
Kazuo Kawabata
和生 川端
Satoshi Chikuma
智 竹間
Kazuchika Obuchi
一央 大渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、通信機能を階層化したレイヤ構造
を有し、相手先からの応答として無線送信した単位情報
に含まれる一部情報を無線受信するディジタル移動通信
端末装置に係り、データ通信の高速化を可能にする。 【解決手段】 無線伝送路を介して相手先と情報授受を
行う下位レイヤ1が、上位レイヤから受け取った複数の
単位情報からなる送信情報を相手先へ無線送信する際に
各単位情報毎に応答の一致不一致を確認する確認手段1
aと、確認手段1aの確認の結果、不一致と判定された
応答に対し対応する単位情報を相手先へ再送信する再送
手段1bと、全単位情報について相手先から適式な応答
を受信できたとき上位レイヤ2へ送信成功通知を行う通
知手段1cとを備え、上位レイヤ2が、下位レイヤ1か
らの送信成功通知が所定期間内に入力しないときに改め
て送信情報を下位レイヤ1へ送出する第1送信手段2a
を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機能を階層化
したレイヤ構造を有し、相手先からの応答として無線送
信した単位情報に含まれる一部情報を無線受信するディ
ジタル移動通信端末装置に係り、特に相手先からの応答
に誤りがあるときの再送制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信の分野でも、通信機能を
階層化したレイヤ構造とし、音声だけでなく、FAXや
いわゆるパソコン等のデータ信号も扱える移動通信シス
テムが構築されつつある。この移動通信システムでは、
ディジタル移動通信端末装置(以下「移動局」と称す
る。)は、いわゆるパケットデータに相当する単位情報
(以下「ユニット」と称する。)をランダムアクセス方
式で無線送信し、基地局は、その受信したユニットに含
まれる一部情報(例えば当該ユニットの末尾に付加され
る誤り検出符号)を応答として返送する手順が採用され
る。 なお、この応答として使用される一部情報は、パ
ーシャルエコー(PE)と称されている。
【0003】ところで、OSI(開放型システム間相互
接続)のレイヤ構造では、実際の伝送を担当する部分
は、物理レイヤとデータリンクレイヤであるが、そのよ
うなレイヤ構造での端末装置と基地局との間での一連の
伝送手順は、例えば図15に示すようになる。図15
は、レイヤ構造をOSIに準処して構成した場合の5ユ
ニット送信の伝送手順(伝送誤りがない場合)を示す。
【0004】図15において、移動局では、データリン
クレイヤが、物理レイヤへ(1)〜(5)の5ユニット
からなる(送信)情報を送信するので、物理レイヤは、
まずユニット(1)を無線送信する。基地局では、物理
レイヤが、無線受信したユニット(1)から誤り検出の
ための情報を取り出し、誤り検出演算の結果をPEと
し、それをユニット(1)に対する応答として返送す
る。
【0005】移動局では、物理レイヤは、ユニット
(1)に対するPEを無線受信すると、送信したユニッ
ト(1)のPEとの一致不一致を確認し、不一致のとき
は、即ち誤りがあれば以降のユニット送信を停止する一
方、誤りがなければ次のユニット(2)を無線送信す
る。従って、基地局からの各PEに誤りがなければ、図
15に示すように、移動局の物理レイヤから(1)〜
(5)までの5ユニットが順々に無線送信される。
【0006】移動局がユニット(5)を無線送信する
と、基地局では、物理レイヤが、ユニット(5)に対す
るPEを返送すると共に、無線受信した(1)〜(5)
までの5ユニットをデータリンクレイヤへ送信し、デー
タリンクレイヤから送られて来る、5ユニットを受信し
た旨の「応答」を移動局へ無線送信する。移動局では、
無線受信した「応答」を物理レイヤがデータリンクレイ
ヤへ送信し、これによりデータリンクレイヤは(1)〜
(5)までの5ユニットの送信が成功したことを知る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、移動局から基
地局へ複数のユニットを無線送信する場合、移動局のデ
ータリンクレイヤが送信成功を認知するのに、基地局の
データリンクレイヤからの応答の受信を基準とすると、
データ通信の高速化が図れない。即ち、図16は、レイ
ヤ構造をOSIに準処して構成した場合の5ユニット送
信での再送制御手順を示すが、図16に示すように、5
ユニットの送信は正しく行われたにも拘わらず、基地局
のデータリンクレイヤからの応答の受信結果に誤りがあ
る場合には、移動局では、物理レイヤがデータリンクレ
イヤに対し応答を送信しない。
【0008】従って、移動局のデータリンクレイヤで
は、タイマがタイムアウトして再度、(1)〜(5)の
5ユニットを物理レイヤへ送信することになり、無駄な
再送が行われる結果となる。また、移動局の物理レイヤ
は、受信したPEに誤りがあると以降のユニット送信を
停止するので、図示省略したが、基地局では、データリ
ンクレイヤが、物理レイヤから(1)〜(5)までの5
ユニットの情報が入力するのを時間監視しており、所定
時間内にその5ユニットの情報が入力しない場合は、移
動局に対し再送要求の送信を行う。
【0009】従って、移動局では、フェージング等でP
Eを正しく受信できない場合には、移動局のデータリン
クレイヤは、再送の必要が生じたことを相当な時間経過
の後に知ることになり、前述の場合と同様にデータ通信
の高速化が図れない。本発明は、このような課題を解決
すべく創作されたもので、データ通信の高速化が図れる
ディジタル移動通信端末装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明のディジタル移動通信端末装置は次の如き構
成を有する。図1は、請求項1乃至請求項8に記載の発
明の原理ブロック図である。図1において、請求項1に
記載の発明は、通信機能を階層化したレイヤ構造を有
し、相手先からの応答として無線送信した単位情報に含
まれる一部情報を無線受信するディジタル移動通信端末
装置において、無線伝送路を介して相手先と情報授受を
行う下位レイヤ1が、上位レイヤから受け取った複数の
単位情報からなる送信情報を相手先へ無線送信する際に
各単位情報毎に応答の一致不一致を確認する確認手段1
aと、確認手段1aの確認の結果、不一致と判定された
応答に対し対応する単位情報を相手先へ再送信する再送
手段1bと、全ての単位情報について相手先から適式な
応答を受信できたとき上位レイヤ2へ送信成功通知を行
う通知手段1cとを備え、上位レイヤ2が、下位レイヤ
1からの送信成功通知が所定期間内に入力しないときに
改めて送信情報を下位レイヤ1へ送出する第1送信手段
2aを備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のディジタル移動通信端末装置において、再送手段1b
は、全ての単位情報の送信完了後に、不一致と判定され
た応答に対応する単位情報を再送信する第1再送手段を
備えることを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請
求項1に記載のディジタル移動通信端末装置において、
再送手段1bは、受信した応答が不一致と判定されたと
き、後続する単位情報の送信に先だって、その不一致と
判定された応答に対応する単位情報を相手先へ再送信す
る第2再送手段を備えることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のディジタル移動通信端末装置において、再送手段1b
は、全ての単位情報の送信完了後に、上位レイヤに対し
不一致と判定された応答に対応する単位情報の再送信を
要求して取得し、それを相手先へ再送信する第3再送手
段を備えることを特徴とする。請求項5に記載の発明
は、請求項1に記載のディジタル移動通信端末装置にお
いて、再送手段1bは、受信した応答が不一致と判定さ
れたとき、後続する単位情報の送信に先だって、上位レ
イヤに対しその不一致と判定された応答に対応する単位
情報の再送信を要求して取得し、それを相手先へ再送信
する第4再送手段を備えることを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
のディジタル移動通信端末装置において、再送手段1b
は、請求項4に記載の第3再送手段と、請求項5に記載
の第4再送手段と、フェージングの周期を判断する判断
手段と、判断手段の判断結果、フェージングの周期が長
いときは第4再送手段を起動し、フェージングの周期が
短いときは第3再送手段を起動する第1選択手段とを備
えることを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
のディジタル移動通信端末装置において、再送手段1b
は、請求項4に記載の第3再送手段と、請求項4に記載
の第4再送手段と、不一致の応答の連続受信回数を計数
する計数手段と、計数手段の計数値が、所定値以上のと
きは第4再送手段を起動し、所定値以下のときは第3再
送手段を起動する第2選択手段とを備えることを特徴と
する。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項4乃至請
求項7に記載のディジタル移動通信端末装置において、
上位レイヤ2は、下位レイヤ1から再送信の要求のあっ
た単位情報を下位レイヤに対し送信する第2送信手段2
bを備えることを特徴とする。次に、前記の如く構成さ
れる本発明のディジタル移動通信端末装置の作用を説明
する。
【0016】請求項1に記載の発明では、下位レイヤ1
は、確認手段1aの確認の結果、不一致と判定されたと
きは、その後の送信を停止するのではなく、その不一致
と判定された応答に対し再送手段1bが対応する単位情
報を相手先へ再送信する。従って、上位レイヤ2から送
られて来た単位情報の全てを迅速に送信できる。また、
下位レイヤ1は、通知手段1cが全ての単位情報につい
て相手先から適式な応答を受信できたとき上位レイヤ2
へ送信成功通知を行うので、上位レイヤは迅速に送信成
功を知ることができ、また第1送信手段2aを起動する
時間間隔を短くできる、つまり再送のタイミングを時間
遅れなく把握できる。
【0017】請求項2または請求項3に記載の発明で
は、下位レイヤ1が、上位レイヤ2と無関係に独自に再
送を行うので、迅速な再送制御が可能となる。請求項4
または請求項5に記載の発明では、下位レイヤ1が、上
位レイヤ2から再送単位情報を取得して再送を行うの
で、上位レイヤ2では下位レイヤ1の送信状況を正確に
把握でき、両者間での認識のずれをなくすことができ
る。
【0018】請求項6に記載の発明では、無線伝送路に
フェージングが生じた場合に、判断手段が、フェージン
グの周期が長いときと短いときとを判断し、その判断結
果に基づき第1選択手段が、フェージングの周期が長い
ときと短いときとのそれぞれにおいて、フェージングが
消滅したとみなせるタイミングで送信できる送信方式を
選択するので、再送制御をフェージングの程度ないしは
内容に応じて適切に行うことができる。
【0019】請求項7に記載の発明では、無線伝送路の
S/N特性が変動する場合に、計数手段が不一致応答の
連続受信回数を計数し、その計数結果に応じて第2選択
手段が、連続不一致応答が少なくなるタイミングで送信
できる送信方式を選択するので、再送制御を無線伝送路
のS/N特性に応じて適切に行うことができる。請求項
8に記載の発明では、上位レイヤ2は、下位レイヤ1か
ら再送信の要求のあった単位情報を下位レイヤに対し送
信する第2送信手段2bを備えるので、下位レイヤの送
信状況を把握できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は、請求項1乃至請求項8に
記載の発明の実施の形態のディジタル移動通信端末装置
の構成ブロック図である。図2において、このディジタ
ル移動通信端末装置は、制御部21と、これに接続され
る送信機22と受信機23を備える。
【0021】制御部21は、中央処理装置(CPU)と
プログラムメモリとワーキングメモリとを備え、通信機
能を階層化したレイヤ構造の各レイヤの機能を実現す
る。従って、請求項1乃至請求項8に記載の発明におけ
る下位レイヤ1の機能(確認手段1a、再送手段1b、
通知手段1c)及び上位レイヤ2の機能(第1送信手段
2a、第2送信手段2b)は制御部21が実現する。
【0022】以下、請求項1乃至請求項8に記載の発明
の実施の形態の動作を図3以降の各図を参照して説明す
る。なお、本発明におけるレイヤ構造での下位レイヤ及
び上位レイヤは、名称の面ではOSIレイヤ構造の物理
レイヤ及びデータリンクレイヤに対応することから、内
容は同一ではないが、説明の便宜上、適宜下位レイヤは
物理レイヤと称し、上位レイヤはデータリンクレイヤと
称する(図3、図5、図8、図10)。また、伝送ユニ
ット数も前述(図15、図16)と同様に5ユニットと
して説明する。
【0023】図3は、請求項2に記載の発明の実施の形
態の再送制御手順の説明図である。図3において、本第
1実施の形態では、移動局の物理レイヤは、PEの誤り
有無を確認しつつその誤りとは無関係にユニット(1)
から順々にユニット(5)まで送信し、その後PEに誤
りのあったユニット(3)と(5)をこの順序で再送す
る。
【0024】そして、移動局の物理レイヤは、再送が成
功すると、基地局からの応答を待たずにデータリンクレ
イヤに送信成功通知を基地局からの応答として送信す
る。具体的には、移動局では、下位レイヤは、図4に示
す手順で動作し、上位レイヤは、図7に示す手順で動作
する。 図4は、請求項2に記載の発明の実施の形態の
下位レイヤの動作フローチャートである。なお、上位レ
イヤ(図7)については後述する。
【0025】図4において、移動局の下位レイヤでは、
上位レイヤから(1)〜(5)の5ユニットからなる
(送信)情報が送信されて来ると(S1)、再送フラグ
をクリアし(S2)、1ユニット目のユニット(1)を
無線送信する(S3)。これに対し基地局では、物理レ
イヤが、無線受信したユニット(1)から誤り検出のた
めの情報を取り出し、誤り検出演算の結果をPEとし、
それをユニット(1)に対する応答として返送するの
で、移動局の下位レイヤでは、ユニット(1)に対する
PEを無線受信すると、送信したユニット(1)のPE
との一致不一致を確認する(S4)。
【0026】確認の結果一致していなければ、判定は否
定(NO)となり、ランダム遅延(S5)の後、当該誤
りを生じたユニット(1)を再送し(S3)、再度無線
受信したPEについての一致確認を行う(S4)。S4
の確認の結果一致していれば、判定は肯定(YES)と
なり、S6に進み、残りユニットがあるかどうかを判定
する。残りユニットがあれば、S6の判定は肯定(YE
S)となり、S7で次のユニットを無線送信し、それに
対するPEを無線受信し、一致確認を行う(S8)。
【0027】S8の確認の結果一致していれば、判定は
肯定(YES)となり、S6に戻る。一方、S8の確認
の結果一致していなければ、判定は否定(NO)とな
り、S9で再送フラグをセットし、S10で誤りを生じ
たユニット番号を保存し、S6に戻る。以上のS6から
S10までの手順を繰り返すことにより、ユニット
(1)からユニット(5)まで順々に無線送信される。
そして、ユニット(5)送信後のS6において、全ての
ユニットの送信を完了したので、判定は否定(NO)と
なり、S11に進み、再送フラグがセットされているか
否かを判定する。
【0028】S11において再送フラグがセットされて
いれば、判定は肯定(YES)となり、S12とS13
に進み、再送フラグのクリア操作を行いつつS10で保
存した番号のユニットを再送信し、S8に進む。以上の
再送制御で、誤りのないPEを受信できると、再送フラ
グはクリアされているので、S11の判定は否定(N
O)となり、S14に進み、上位レイヤへ送信成功通知
を行い、送信動作を終了する。
【0029】次に、図5は、請求項3に記載の発明の実
施の形態の再送制御手順の説明図である。図5におい
て、本第2実施の形態では、移動局の物理レイヤは、送
信したユニットに対するPEに誤りがあると、そのユニ
ットを再送することを各ユニットについて実行し、全て
のユニットについて送信を終了すると、基地局からの応
答を待たずにデータリンクレイヤへ送信成功通知を基地
局からの応答として送信する。
【0030】具体的には、移動局では、下位レイヤは、
図6に示す手順で動作し、上位レイヤは、図7に示す手
順で動作する。 図6は、請求項3に記載の発明の実施
の形態の下位レイヤの動作フローチャートである。図6
において、移動局の下位レイヤでは、上位レイヤから
(1)〜(5)の5ユニットからなる(送信)情報が送
信されて来ると(S20)、1ユニット目のユニット
(1)を無線送信する(S21)。
【0031】これに対し基地局では、物理レイヤが、無
線受信したユニット(1)から誤り検出のための情報を
取り出し、誤り検出演算の結果をPEとし、それをユニ
ット(1)に対する応答として返送するので、移動局の
下位レイヤでは、ユニット(1)に対するPEを無線受
信すると、送信したユニット(1)のPEとの一致不一
致を確認する(S22)。
【0032】確認の結果一致していなければ、判定は否
定(NO)となり、ランダム遅延(S23)の後、当該
誤りを生じたユニット(1)を再送し(S21)、再度
無線受信したPEについての一致確認を行う(S2
2)。S22の確認の結果一致していれば、判定は肯定
(YES)となり、S24に進み、残りユニットがある
かどうかを判定する。残りユニットがあれば、S24の
判定は肯定(YES)となり、S25で次のユニットを
無線送信し、それに対するPEを無線受信し、一致確認
を行う(S26)。
【0033】S26の確認の結果一致していれば、判定
は肯定(YES)となり、S24に戻る。一方、S26
の確認の結果一致していなければ、判定は否定(NO)
となり、S27で同一ユニットを再送信し、S26で再
度一致確認を行い、誤りのないPEを受信できるとS2
4に戻る。以上のS24からS27までの手順を繰り返
すことにより、ユニット(1)からユニット(5)まで
順々に無線送信される。そして、ユニット(5)送信後
のS24において、全てのユニットの送信を完了したの
で、判定は否定(NO)となり、S28に進み、上位レ
イヤへ送信成功通知を行い、送信動作を終了する。
【0034】次に、図7は、請求項2、3に記載の発明
の実施の形態の上位レイヤの動作フローチャートであ
る。具体的には、上述した第1実施の形態及び第2実施
の形態における上位レイヤの動作フローチャートであ
る。図7において、移動局の上位レイヤでは、下位レイ
ヤへ(送信)情報を送信すると(S30)、タイマをセ
ットし(S31)、下位レイヤからの送信成功通知の入
力を監視する(S32、S33)。
【0035】タイマがタイムアウトする以前に下位レイ
ヤから送信成功通知が入力すると、上位レイヤでは、S
32の判定が肯定(YES)となり、S35でタイマを
クリアして一連の送信動作を終了する。一方、下位レイ
ヤでは、再送によっても誤りのないPEを受信できない
ときは、送信成功通知を送信できず、再送を繰り返すこ
とになる。そこで、上位レイヤは、S32の判定が否定
(NO)となり、S33でタイマがタイムアウトするの
で、S33の判定は肯定(YES)となり、S34で下
位レイヤへ再度(1)〜(5)までのユニットを送信す
る再送処理を行う。
【0036】これにより、下位レイヤでは、再送を中止
して、再度ユニット(1)からの送信を開始することに
なる。次に、図8は、請求項4に記載の発明の実施の形
態の再送制御手順の説明図である。図8において、本第
3実施の形態では、移動局の物理レイヤは、PEの誤り
有無を確認しつつその誤りとは無関係にユニット(1)
から順々にユニット(5)まで送信し、その後PEに誤
りのあったユニット(3)と(5)についてデータリン
クレイヤへ再送を要求して取得し、それをこの順序で再
送信する。
【0037】そして、移動局の物理レイヤは、再送が成
功すると、基地局からの応答を待たずにデータリンクレ
イヤへ送信成功通知を基地局からの応答として送信す
る。具体的には、移動局では、下位レイヤは、図9に示
す手順で動作し、上位レイヤは、図14に示す手順で動
作する。図9は、請求項4に記載の発明の実施の形態の
下位レイヤの動作フローチャートである。なお、上位レ
イヤ(図14)については後述する。
【0038】図9において、移動局の下位レイヤでは、
上位レイヤから(1)〜(5)の5ユニットからなる
(送信)情報が送信されて来ると(S36)、再送フラ
グをクリアし(S37)、1ユニット目のユニット
(1)を無線送信する(S38)。
【0039】これに対し基地局では、物理レイヤが、無
線受信したユニット(1)から誤り検出のための情報を
取り出し、誤り検出演算の結果をPEとし、それをユニ
ット(1)に対する応答として返送するので、移動局の
下位レイヤでは、ユニット(1)に対するPEを無線受
信すると、送信したユニット(1)のPEとの一致不一
致を確認する(S39)。
【0040】確認の結果一致していなければ、判定は否
定(NO)となり、ランダム遅延(S40)の後、当該
誤りを生じたユニット(1)を再送し(S38)、再度
無線受信したPEについての一致確認を行う(S3
9)。S39の確認の結果一致していれば、判定は肯定
(YES)となり、S41に進み、残りユニットがある
かどうかを判定する。残りユニットがあれば、S41の
判定は肯定(YES)となり、S42で次のユニットを
無線送信し、それに対するPEを無線受信し、一致確認
を行う(S43)。
【0041】S43の確認の結果一致していれば、判定
は肯定(YES)となり、S41に戻る。一方、S43
の確認の結果一致していなければ、判定は否定(NO)
となり、S44で再送フラグをセットし、S45で誤り
を生じたユニット番号を保存し、S41に戻る。以上の
S41からS45までの手順を繰り返すことにより、ユ
ニット(1)からユニット(5)まで順々に無線送信さ
れる。そして、ユニット(5)送信後のS41におい
て、全てのユニットの送信を完了したので、判定は否定
(NO)となり、S46に進み、再送フラグがセットさ
れているか否かを判定する。
【0042】S46において再送フラグがセットされて
いれば、判定は肯定(YES)となり、S47に進み、
上位レイヤへS45で保存した番号のユニットの再送信
を要求し、送信動作を終了する。一方、S46において
再送フラグがセットされていなければ、判定は否定(N
O)となり、S48に進み、上位レイヤへ送信成功通知
を送信し、送信動作を終了する。
【0043】次に、図10は、請求項4に記載の発明の
実施の形態の再送制御手順の説明図である。図10にお
いて、本第4実施の形態では、移動局の物理レイヤは、
送信したユニットに対するPEに誤りがあると、上位レ
イヤに対しそのユニットの再送を要求して取得し、再送
信することを各ユニットについて実行し、全てのユニッ
トについて送信を終了すると、基地局からの応答を待た
ずにデータリンクレイヤへ送信成功通知を基地局からの
応答として送信する。
【0044】具体的には、移動局では、下位レイヤは、
図11に示す手順で動作し、上位レイヤは、図14に示
す手順で動作する。図11は、請求項5に記載の発明の
実施の形態の下位レイヤの動作フローチャートである。
なお、上位レイヤ(図14)については後述する。図1
1において、移動局の下位レイヤでは、上位レイヤから
(1)〜(5)の5ユニットからなる(送信)情報が送
信されて来ると(S50)、1ユニット目のユニット
(1)を無線送信する(S51)。
【0045】これに対し基地局では、物理レイヤが、無
線受信したユニット(1)から誤り検出のための情報を
取り出し、誤り検出演算の結果をPEとし、それをユニ
ット(1)に対する応答として返送するので、移動局で
は、物理レイヤは、ユニット(1)に対するPEを無線
受信すると、送信したユニット(1)のPEとの一致不
一致を確認する(S52)。
【0046】確認の結果一致していなければ、判定は否
定(NO)となり、ランダム遅延(S53)の後、当該
誤りを生じたユニット(1)を再送信し(S51)、再
度無線受信したPEについての一致確認を行う(S5
2)。S52の確認の結果一致していれば、判定は肯定
(YES)となり、S54に進み、残りユニットがある
かどうかを判定する。残りユニットがあれば、S54の
判定は肯定(YES)となり、S55で次のユニットを
無線送信し、それに対するPEを無線受信し、一致確認
を行う(S56)。
【0047】S56の確認の結果一致していれば、判定
は肯定(YES)となり、S54に戻る。一方、S56
の確認の結果一致していなければ、判定は否定(NO)
となり、S57で上位レイヤへ当該誤りを生じたユニッ
トの再送信要求を行い、送信動作を終了する。一方、S
54において残りユニットがなければ、判定は否定(N
O)となり、S58で上位レイヤへ送信成功通知を送信
して送信動作を終了する。
【0048】次に、図12を参照して請求項6に記載の
発明に対応する第5実施の形態の動作を説明する。図1
2は、請求項6に記載の発明の実施の形態の下位レイヤ
の動作フローチャートである。上位レイヤ(図14)に
ついては後述する。本第5実施の形態では、無線伝送路
にフェージングがある場合に、それを避けて再送制御を
行うようにしたものである。
【0049】図12において、移動局の下位レイヤで
は、上位レイヤから送信情報が送られて来ると(S6
0)、使用周波数を考慮してフェージング周期を測定等
し(S61)、フェージング周期が一定値以上あるか否
かを判定する(S62)。そして、フェージング周期が
一定値以上であれば、判定は肯定(YES)となり、フ
ェージングが消滅するまで時間がかかるので送信モード
を第4実施の形態の方式による送信に選定し(S6
3)、一方、フェージング周期が一定値以上でなけれ
ば、判定は否定(NO)となり、フェージングは短時間
に消滅するので送信モードを第3実施の形態の方式によ
る送信に選定する(S64)。
【0050】次いで、タイマをセットし(S65)、タ
イマがタイムアウトするまでに正常に送信を完了できる
か否かを判定しつつ選定した送信モードでユニット送信
を行う(S66〜S68)。送信途中でタイムアウトす
ると、S67の判定は、肯定(YES)となり、S61
に戻り、再度フェージング周期の測定等を行い、送信モ
ードの選択操作、タイマの設定操作等をやり直す。この
措置により、フェージングを避けてユニット送信が行え
ることになり、再送制御が円滑に行え、再送を迅速に終
了させることができる。
【0051】タイマで設定した一定時間内に全てのユニ
ットを送信できると、S68の判定は肯定(YES)と
なり、送信動作を終了する。次に、図13を参照して請
求項7に記載の発明に対応する第6実施の形態の動作を
説明する。図13は、請求項7に記載の発明の実施の形
態の下位レイヤの動作タイムチャートである。
【0052】本第6実施の形態では、無線伝送路のS/
N特性が変動する場合に、その変動の影響が少なくする
ように再送制御を行うようにしたものである。図13に
おいて、移動局の下位レイヤでは、上位レイヤから送信
情報が送られて来ると(S70)、送信モードを第3実
施の形態の方式による送信に選定して各ユニットの送信
を行い(S71)、PEの連続誤り数を計数し(S7
2)、連続誤り数が一定値以上あるか否かを判定する
(S73)。
【0053】連続誤り数が一定値以上ある場合は、S7
3の判定は肯定(YES)となり、タイマをセットし
(S74)、S75で送信モードを第4実施の形態の方
式による送信に切り替え、S76に進む。また、連続誤
り数が一定値以上ない場合は、S73の判定は否定(N
O)となり、S76に進む。
【0054】S76では、ユニットの全てを送信できた
か否かを判定する。全てのユニットの送信を終了してい
れば、S76の判定は肯定(YES)となり、S77で
タイマをクリアして送信動作を終了する。一方、S76
において送信途中であれば、S76の判定は否定(N
O)となり、現在の送信モードが第3実施の形態の方式
による送信であるか否かを判定する。現在の送信モード
が第3実施の形態の方式による送信である場合は、S7
8の判定は肯定(YES)となり、S71に戻り、第3
実施の形態の方式による送信を継続し、計数動作をやり
直す(S72)。
【0055】現在の送信モードが第3実施の形態の方式
による送信でない場合は、S78の判定は否定(NO)
となり、S79でタイムアウトしたか否かを判定する。
タイムアウトしていれば、S79の判定は肯定(YE
S)となり、S71に戻り、送信モードを第3実施の形
態の方式による送信に切り替え、以上説明した動作をや
り直す。
【0056】また、S79において、タイムアウトして
いなければ、S79の判定は否定(NO)となり、S7
5に進み、第4実施の形態の方式による送信を継続し、
S76以降の動作を実行する。以上のように、本第6実
施の形態では、S/N特性が比較的良好の場合は、第3
実施の形態の方式で送信し、低S/Nの場合は第4実施
の形態の方式で送信し、その間で変動する場合に適宜に
切り換えを行う。この措置により、再送制御が円滑に行
え、再送を迅速に終了させることができる。
【0057】次に、図14を参照して以上説明した第3
実施の形態〜第6実施の形態の下位レイヤに対する上位
レイヤの動作を説明する。即ち、図14は、請求項8に
記載の発明の実施の形態の上位レイヤの動作フローチャ
ートである。図14において、移動局の上位レイヤで
は、下位レイヤへ全ユニットを送信すると(S80)、
タイマをセットし(S81)、下位レイヤから送信成功
通知または再送信要求が入力するのを監視する(S8
2、S83)。
【0058】下位レイヤから送信成功通知が入力する
と、S82の判定は肯定(YES)となり、S87でタ
イマをクリアして送信動作を終了する。また、下位レイ
ヤから再送信要求が入力すると、S83の判定は肯定
(YES)となり、S84で下位レイヤへ指定された番
号のユニットを送信し、本手順を終了する。これによ
り、下位レイヤでは、ユニット毎の再送制御を行う。
【0059】更に、下位レイヤから、送信成功通知も再
送信要求も入力しない場合は、S82とS83の判定は
共に否定(NO)となり、S85に進み、タイマがタイ
ムアウトしたか否かを判定し、タイムアウトすると、S
85の判定は肯定(YES)となり、S86で下位レイ
ヤへ全ユニットを送信して本手順を終了する。これによ
り、下位レイヤでは、改めてユニット(1)からの送信
を開始する。
【0060】なお、以上の説明では、基地局が受信した
ユニットに対する応答として、誤り検出符号を返送する
ようにしたが、その他、ユニットに含ませた識別符号等
任意の一部データを応答として用いることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明では、下位レイヤが独立して再送制御を行うので、
上位レイヤから送られて来た単位情報の全てを迅速に送
信できる。また、下位レイヤは、全単位情報について相
手先から適式な応答を受信できたとき上位レイヤへ送信
成功通知を行うので、上位レイヤは迅速に送信成功を知
ることができ、この送信成功通知が入力しないとき再送
すればよいので、上位レイヤが再送する時間間隔を短く
できる。従って、データ通信の高速化を図ることができ
る。
【0062】下位レイヤが再送制御を行う方式には、下
位レイヤが上位レイヤと無関係に独自に再送を行う方式
(請求項2、3に記載の発明)と、下位レイヤが上位レ
イヤから再送単位情報を取得して再送を行う方式(請求
項4、5に記載の発明)とを採用できるが、前者では迅
速な再送制御が可能であり、後者では上位レイヤが下位
レイヤの送信状況を正確に把握でき、両者間での認識の
ずれをなくすことができる。
【0063】また、下位レイヤが上位レイヤから再送単
位情報を取得して再送を行う方式を採用できる結果、送
信タイミングの調節が可能となり、フェージング伝送路
での再送制御方式として請求項6に記載の発明のよう
に、また、S/N特性が変動する伝送路での再送制御方
式として請求項7に記載の発明のように、それぞれ、デ
ータ通信の高速化が図れるように構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項8に記載の発明の原理ブロ
ック図である。
【図2】請求項1乃至請求項8に記載の発明の実施の形
態のディジタル移動通信端末装置の構成ブロック図であ
る。
【図3】請求項2に記載の発明の実施の形態の再送制御
手順の説明図である。
【図4】請求項2に記載の発明の実施の形態の下位レイ
ヤの動作フローチャートである。
【図5】請求項3に記載の発明の実施の形態の再送制御
手順の説明図である。
【図6】請求項5に記載の発明の実施の形態の下位レイ
ヤの動作フローチャートである。
【図7】請求項2、3に記載の実施の形態の上位レイヤ
の動作フローチャートである。
【図8】請求項4に記載の発明の実施の形態の再送制御
手順の説明図である。
【図9】請求項4に記載の発明の実施の形態の下位レイ
ヤの動作フローチャートである。
【図10】請求項5に記載の発明の実施の形態の再送制
御手順の説明図である。
【図11】請求項5に記載の発明の実施の形態の下位レ
イヤの動作フローチャートである。
【図12】請求項6に記載の発明の実施の形態の下位レ
イヤの動作フローチャートである。
【図13】請求項7に記載の発明の実施の形態の下位レ
イヤの動作フローチャートである。
【図14】請求項8に記載の発明の実施の形態の上位レ
イヤの動作フローチャートである。
【図15】レイヤ構造をOSIに準処して構成した場合
の5ユニット送信の伝送手順図である。
【図16】レイヤ構造をOSIに準処して構成した場合
の5ユニット送信での再送制御手順図である。
【符号の説明】
1 下位レイヤ 1a 確認手段 1b 再送手段 1c 通知手段 2 上位レイヤ 2b 第1送信手段 2b 第2送信手段 21 制御部 22 送信機 23 受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹間 智 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大渕 一央 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機能を階層化したレイヤ構造を有
    し、相手先からの応答として無線送信した単位情報に含
    まれる一部情報を無線受信するディジタル移動通信端末
    装置において、 無線伝送路を介して相手先と情報授受を行う下位レイヤ
    が、 上位レイヤから受け取った複数の単位情報からなる送信
    情報を相手先へ無線送信する際に各単位情報毎に前記応
    答の一致不一致を確認する確認手段と、 前記確認手段の確認の結果、不一致と判定された応答に
    対し対応する単位情報を相手先へ再送信する再送手段
    と、 全ての単位情報について相手先から適式な応答を受信で
    きたとき上位レイヤへ送信成功通知を行う通知手段とを
    備え、 前記上位レイヤは、 前記下位レイヤからの送信成功通知が所定期間内に入力
    しないときに改めて前記送信情報を下位レイヤへ送信す
    る第1送信手段を備えることを特徴とするディジタル移
    動通信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディジタル移動通信端
    末装置において、 前記再送手段は、全ての単位情報の送信完了後に、不一
    致と判定された応答に対応する単位情報を相手先へ再送
    信する第1再送手段を備えることを特徴とするディジタ
    ル移動通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のディジタル移動通信端
    末装置において、 前記再送手段は、受信した応答が不一致と判定されたと
    き、後続する単位情報の送信に先だって、その不一致と
    判定された応答に対応する単位情報を相手先へ再送信す
    る第2再送手段を備えることを特徴とするディジタル移
    動通信端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のディジタル移動通信端
    末装置において、 前記再送手段は、全ての単位情報の送信完了後に、上位
    レイヤに対し不一致と判定された応答に対応する単位情
    報の再送信を要求して取得し、それを相手先へ再送信す
    る第3再送手段を備えることを特徴とするディジタル移
    動通信端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のディジタル移動通信端
    末装置において、 前記再送手段は、受信した応答が不一致と判定されたと
    き、後続する単位情報の送信に先だって、上位レイヤに
    対しその不一致と判定された応答に対応する単位情報の
    再送信を要求して取得し、それを相手先へ再送信する第
    4再送手段を備えることを特徴とするディジタル移動通
    信端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のディジタル移動通信端
    末装置において、 前記再送手段は、 請求項4に記載の第3再送手段と、 請求項5に記載の第4再送手段と、 フェージングの周期を判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果、フェージングの周期が長いと
    きは前記第4再送手段を起動し、フェージングの周期が
    短いときは前記第3再送手段を起動する第1選択手段と
    を備えることを特徴とするディジタル移動通信端末装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のディジタル移動通信端
    末装置において、 前記再送手段は、 請求項4に記載の第3再送手段と、 請求項5に記載の第4再送手段と、 不一致の応答の連続受信回数を計数する計数手段と、 前記計数手段の計数値が、所定値以上のときは前記第4
    再送手段を起動し、所定値以下のときは前記第3再送手
    段を起動する第2選択手段とを備えることを特徴とする
    ディジタル移動通信端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至請求項7に記載のディジタ
    ル移動通信端末装置において、 前記上位レイヤは、 前記下位レイヤから再送信の要求のあった単位情報を下
    位レイヤに対し送信する第2送信手段を備えることを特
    徴とするディジタル移動通信端末装置。
JP7266852A 1995-10-16 1995-10-16 ディジタル移動通信端末装置 Withdrawn JPH09116597A (ja)

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