JPH09114547A - ポータブルコンピュータ - Google Patents

ポータブルコンピュータ

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JPH09114547A
JPH09114547A JP7272987A JP27298795A JPH09114547A JP H09114547 A JPH09114547 A JP H09114547A JP 7272987 A JP7272987 A JP 7272987A JP 27298795 A JP27298795 A JP 27298795A JP H09114547 A JPH09114547 A JP H09114547A
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JP
Japan
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power
communication
resume
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JP7272987A
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English (en)
Inventor
Koji Nakamura
浩二 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Power Sources (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、通信開始要求の検出を通信アプリケ
ーションに依存せず、デバイス(電源マイコン)に持た
せることで、システムをオートリジュームする機能をも
つとともに、通信終了を判断してシステムをオートサス
ペンドする機能をもつ。これにより通信要求の検出から
通信アプリケーションの動作までにかかる時間を最短に
できるとともに、待機中はサスペンド状態となるため、
消費電力をシステム電源オフ状態と同じレベルに低減で
きる。 【解決手段】電源制御プロセッサ(MP)31は、回線
(L)上のRING信号から通信開始要求を検出する
と、システム電源をオンして、オートリジューム機能を
起動し、キャリアディテクト信号(DCD)、又はデー
タセットレディ信号(DSR)検出に伴う通信終了を判
断してシステムをオートサスペンドする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リジューム/サス
ペンド機能及び回線接続機構を備えたポータブルコンピ
ュータに係り、例えばモデム機能と通信用アプリケーシ
ョンにより、留守番電話やファクシミリとして利用する
場合に適用される、パワーマネージメントに特徴をもつ
ポータブルコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータに留守番電話機
能やFAX機能を持たせる場合、回線から通信開始の要
求が発生すると、通信用アプリケーション(ソフトウェ
ア)がそれを検出して留守番機能等が動作を開始する。
待機中は、システム電源をオン状態のままにして、通信
用アプリケーションを走らせておく。
【0003】このように、従来では、通信開始の検出機
能を通信アプリケーションに依存していることから、待
機中でもシステム電源をオン状態にして通信アプリケー
ションを動作させておく必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
では、通信開始の検出機能を通信アプリケーションに依
存していることから、待機中でもシステム電源をオン状
態にして通信アプリケーションを動作させておく必要が
あり、このため従来の留守番電話機能やFAX機能を持
つパーソナルコンピュータに於いては、パワーマネージ
メントに関して次のような問題点があった。 1)通信ソフトウェアを走らせた状態で待機するため、
通常の電力を消費している。実際には機能が動作する時
間に対して、待機している時間の方が明らかに長い。ま
た、仮にディスプレイ・オフ、CPUスピードの低速切
替等によるパワーセーブを効かせたとしても、消費電力
の低減化には限界がある。 2)仮に消費電力を低減すべく、待機中はシステム電源
をオフ状態にすると、通信要求の検出から通信アプリケ
ーション起動までに[通信要求の検出→電源起動→BI
OS起動→OS起動→通信アプリケーション起動]のル
ーチンを経ることから、かなり長い時間を要し、タイム
アウトによる回線断の可能性がある。
【0005】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
オートリジューム/オートサスペンド機能を利用して、
待機中の消費電力をシステム電源オフ状態と同レベルに
低減するとともに、待機状態から通信アプリケーション
が動作するまでの時間を短縮できるポータブルコンピュ
ータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信開始要求
の検出を通信アプリケーションに依存せず、デバイス
(電源マイコン)に持たせることで、システムをオート
リジュームする機能をもつ。また、通信終了を判断して
システムをオートサスペンドする機能をもつ。
【0007】これにより次の課題が解決できる。 1.オートリジューム機能の実現により、通信要求の検
出から通信アプリケーションの動作までにかかる時間を
最短にできる。
【0008】2.待機中はサスペンド状態となるため、
消費電力をシステム電源オフ状態と同じレベルに低減で
きる。即ち、本発明は、リジューム/サスペンド機能及
び回線接続機構を備えたポータブルコンピュータに於い
て、サスペンド処理に伴うパワーオフ状態下で回線の状
態を監視する手段と、上記回線の状態監視により着呼又
は通信開始要求を示す信号を検出したときリジューム処
理を実行させる手段とを具備してなることを特徴とす
る。これにより通信要求の検出から通信アプリケーショ
ンの動作までにかかる時間を最短にできるとともに、待
機中はサスペンド状態となるため、消費電力をシステム
電源オフ状態と同じレベルに低減できる。
【0009】又、本発明は、リジューム/サスペンド機
能と、回線接続機構と、電源制御プロセッサによるオー
トパワーオン/オフ機能とを備えたポータブルコンピュ
ータに於いて、上記電源制御プロセッサに、サスペンド
処理に伴うパワーオフ状態下で回線の状態を監視し着呼
又は通信開始要求を示す信号を検出する手段と、上記手
段により着呼又は通信開始要求を示す信号を検出したと
きシステム電源を投入し、リジュームによる起動をシス
テムに通知する手段とを設け、サスペンド処理に伴うパ
ワーオフ状態下で回線に着呼又は通信開始要求が到来し
たとき、オートリジュームによりシステム動作を開始し
通信処理を実行することを特徴とする。これにより、通
信要求の検出から通信アプリケーションの動作までにか
かる時間を最短にできるとともに、待機中はサスペンド
状態となるため、消費電力をシステム電源オフ状態と同
じレベルに低減できる。
【0010】又、本発明は、リジューム/サスペンド機
能及び回線接続機構を備えたポータブルコンピュータに
於いて、サスペンド処理に伴うパワーオフ状態下で回線
の状態を監視する手段と、上記回線の状態監視により着
呼又は通信開始要求を示す信号を検出したときリジュー
ム処理を実行させる手段と、上記リジューム処理実行後
に於いて通信の終了を認識する手段と、通信の終了を認
識したときサスペンド処理を実行させシステム電源をパ
ワーオフする手段とを具備してなることを特徴とする。
これにより、通信要求の検出から通信アプリケーション
の動作までにかかる時間を最短にできるとともに、待機
中はサスペンド状態となるため、消費電力をシステム電
源オフ状態と同じレベルに低減できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明の一実施形態によるポー
タブルコンピュータのシステム構成を示すブロック図で
あり、図2は同実施形態の要部の構成を示すブロック図
である。
【0012】システムバス10には、システム全体の制
御を司るCPU11が接続されるともに、ROM12、
RAM13、RTCタイマ14等が接続され、更に、キ
ーボード(KB)15、表示装置(DISP)16、外部記憶
( EXT-MEM)17、PCカードコントローラ(PC Card-
CONT)18、内蔵モデム( INT-MODEM)20、RS23
2Cドライバ(RS232C DRV)21等の各種IOが接続さ
れる。
【0013】ここではPCカードコントローラ(PC Car
d-CONT)18に接続されるPCカードスロット18A
に、モデムカード19が装着され、RS232Cドライ
バ(RS232C DRV)21にモデム( MODEM)22が装着さ
れた状態を例示している。
【0014】更に、システムバス10には、本発明に係
るパワーマネージメント機能を実現する電源制御装置
(PS)30が接続される。この電源制御装置(PS)
30は、常時動作状態にある電源制御プロセッサ(電源
マイコン)31を備え、当該電源制御プロセッサ(M
P)31の処理により、電源スイッチの操作に伴うシス
テム電源のオン/オフ制御を含めたシステム全体の電源
制御処理を実行する。ここではその電源制御に加えて、
図3乃至図8に示すような本発明の実施形態による各種
の処理を実行する。
【0015】図2に於いて、S1,S2,S3は、それ
ぞれRING信号(RI#)によりオン/オフされるス
イッチ素子(FET)である。このうち、スイッチ素子
S1はPCカードコントローラ(PC Card-CONT)18か
ら出力される図9(a)に示すRING信号(RI#)
により、図9(b)に示すようなRING1信号を生成
する。又、スイッチ素子S2は内蔵モデム( INT-MODE
M)20から出力されるRING信号(RI#)によ
り、図9(c)に示すようなRING2信号を生成す
る。又、スイッチ素子S3はRS232Cドライバ(RS
232C DRV)21から出力されるRING信号(RI#)
により、図9(d)に示すようなRING2信号を生成
する。
【0016】これら各スイッチ素子S1,S2,S3の
出力信号はそれぞれ電源制御プロセッサ(MP)31に
入力され、図5、及び図6乃至図8に示すようなRIN
G測定処理によってそれぞれ有効性が判定される。この
RING測定処理によって有効性が判定されると、シス
テム電源オンの条件成立となり(図3ステップS3 、図
5ステップS27参照)、システム電源が投入されてリジ
ューム処理が開始される。
【0017】図2に於いて、23はRS232Cドライ
バ(RS232C DRV)21から出力されるキャリアディテク
ト信号DCD#、及びデータセットレディ信号DSR#
を保持するSIO(シリアルIO)レジスタであり、こ
のレジスタ内容が通信アプリケーションによって参照さ
れる。尚、モデムカード19、及び内蔵モデム( INT-M
ODEM)20に設けられた[SIO]も同様のSIOレジ
スタである。このキャリアディテクト信号DCD#、又
はデータセットレディ信号DSR#のインアクティブ状
態が通信アプリケーションにより検出されると、サスペ
ンド処理が要求され、サスペンド処理の実行後、システ
ム電源が遮断される。
【0018】図2に於いて、40は電源制御プロセッサ
(MP)31とBIOSとの間でやり取りされるコマン
ド及びデータを一時記憶するレジスタ群である。41
A,41Bはレジスタ群40を介して電源制御プロセッ
サ(MP)31とBIOSとの間でコマンド及びデータ
をやり取りするための通信用バス、42A,42Bは同
じく割込み信号( IRT-A, IRT-B)を送出する割込み信
号線である。43は電源制御プロセッサ(MP)31か
らシステムに対して、リジュームによる起動であること
を通知するRCLR信号の信号線である。
【0019】図3は上記電源制御プロセッサ(MP)3
1により実行される本発明の実施形態に係るパワーマネ
ージメントのメイン処理ルーチンを示すフローチャート
である。
【0020】図4は上記図3のRING立下がりによる
割込み許可(ステップS8 )によって実行可能となるR
ING立下がりによる割込み処理ルーチンを示すフロー
チャートである。
【0021】図5は上記図4の1msタイマ割込み許可
(ステップS13)によって実行可能となる1msタイマ割
込み処理ルーチンを示すフローチャートである。図6は
上記図5のRING1測定(ステップS21)で実行され
るRING1測定処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【0022】図7は上記図5のRING2測定(ステッ
プS23)で実行されるRING2測定処理ルーチンを示
すフローチャートである。図8は上記図5のRING3
測定(ステップS25)で実行されるRING3測定処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【0023】図9は回線(L)より入力されるRING
信号(RI#)と、スイッチ素子S1,S2,S3より
出力される、RING1,RING2,RING3の各
信号波形パターンを示す図である。
【0024】ここで上記各図を参照して本発明の実施形
態に於ける動作を説明する。 (1)オートリジュームの動作 ここでは、ポータブルコンピュータがサスペンド中にあ
り、リジュームして復帰すると通信アプリケーションが
動作を開始する状態(図3ステップS3 でYesの状
態)にあるものとする。
【0025】又、ここでは電話回線(L)を介して通信
を実施するデバイスとして、PCカードコントローラ
(PC・Card-CONT)18に接続されるモデムカード1
9、内蔵モデム( INT-MODEM)20、及びRS232C
ドライバ(RS232C DRV)21に接続されるモデム( MOD
EM)22等があるものとする。
【0026】各デバイスから出力されるRING信号
(RI#)は、スイッチ素子S1,S2,S3で図9に
示すように波形整形された後、ワイアードオアされて電
源制御プロセッサ(MP)31へ入力される。
【0027】電源制御プロセッサ(MP)31はRIN
G信号の立ち下がりにより、図4に示すようなRING
信号の監視処理を開始する。ここでは上記した3種類の
RING信号パターンをオア入力して、そのいずれかの
RING信号パターンが検出されることにより、これを
電源起動(システム電源オン)の成立条件とする。
【0028】RING信号の波形パターンは回線機器に
より異なるが、次の3種類の信号パターンにより、有効
RING信号の認識が可能である。 〈RING1信号〉:オフ時間600ms以上の検出
と、周波数範囲18Hz〜58Hzのオン/オフ波形検
出により、RING1信号を認識する。
【0029】この際のRING1信号の測定フローを図
6ステップS41〜S45に示し、同信号の波形パターンを
図9(b)に示す。 〈RING2信号〉:オフ時間600ms以上の検出
と、オン時間199ms以上の検出によりRING信号
を認識する。
【0030】この際のRING2信号の測定フローを図
7ステップS51〜S54に示し、同信号の波形パターンを
図9(c)に示す。 〈RING3信号〉:オン時間2s以上の検出によりR
ING信号を認識する。
【0031】この際のRING3信号の測定フローを図
8ステップS61〜S63に示し、同信号の波形パターンを
図9(d)に示す。 〈リング測定の停止〉:電源制御プロセッサ(MP)3
1は、上記RING信号の測定により、電源オンの条件
が成立すると(図3ステップS3 Yes)、システム電源
をオンして、システムへの電源供給を開始する(図3ス
テップS4 )。
【0032】また、システムに対してリジュームによる
起動であることをRCLR信号により通知する(図3ス
テップS5 ,S6 )。 (2)オートサスペンドの動作 通信終了を判断して、システムをオートサスペンドさせ
る方法として、次の3種類がある。
【0033】〈タイマによるサスペンド移行〉 1)電源制御プロセッサ(MP)31は、RING信号
による起動であることをBIOSへ知らせる。
【0034】2)BIOSは、RING信号による起動
を通知された場合、リジューム処理時、RTCタイマ1
4に対して、一定時間後に於ける割り込み発生を設定す
る。この一定時間とは、ユーザがセットアップで設定で
きる時間とし、通信アプリケーションが留守番電話機能
やFAX機能を開始してから終了するまでにかかる時間
に対して、十分な余裕を持たせた時間である。
【0035】3)通信アプリケーションが動作を終了
し、設定した時間を経過するとRTCタイマ14からB
IOSに対し割り込みが発生する。BIOS14はこの
割り込みをトリガとして、サスペンド処理を開始する。
【0036】4)システムのサスペンド処理終了後、B
IOSは電源制御プロセッサ(MP)31に対してサス
ペンドによる電源オフのコマンドを送信する。 5)電源制御プロセッサ(MP)31は上記コマンドを
受信後、バックアップ電源以外の全ての電源をオフす
る。
【0037】〈通信アプリによるサスペンド移行〉 1)通信アプリケーションは、通信終了を検出後、BI
OSにサスペンドを要求する。
【0038】2)BIOSはサスペンド処理を開始す
る。 3)システムのサスペンド処理終了後、BIOSは電源
制御プロセッサ(MP)31に対してサスペンドによる
電源オフ要求のコマンドを送信する。
【0039】4)電源制御プロセッサ(MP)31は上
記コマンドを受信後、バックアップ電源を除く全ての電
源をオフする。 〈キャリアディテクト信号(DCD)検出によるサスペ
ンド移行〉 1)電源制御プロセッサ(MP)31は、RING信号
による起動であることをBIOSへ知らせる。
【0040】2)BIOSは、RING信号による起動
を通知された場合、電源制御プロセッサ(MP)31に
対して、キャリアディテクト信号(DCD)検出の許可
コマンドを送信する。
【0041】通信終了の際はキャリアディテクト信号
(DCD)がロウ(Low)レベルとなる。 3)電源制御プロセッサ(MP)31は、上記許可コマ
ンドを受信するとキャリアディテクト信号(DCD)の
監視を開始する。電源制御プロセッサ(MP)31は、
通信が終了すると、キャリアディテクト信号(DCD)
のロウ(Low)レベル状態を検出し、BIOSに対し
てサスペンド処理要求のコマンドを送信する。
【0042】4)BIOSはサスペンド処理要求のコマ
ンド受信により、サスペンド処理を開始する。 5)システムのサスペンド処理終了後、BIOSは電源
制御プロセッサ(MP)31に対してサスペンドによる
電源オフのコマンドを送信する。
【0043】6)電源制御プロセッサ(MP)31は上
記コマンドを受信後、バックアップ電源を除く全ての電
源をオフする。データセットレディ信号(DSR)検出
によるサスペンド移行も上記した、キャリアディテクト
信号(DCD)検出の場合と同様である。
【0044】図10は本発明の他の実施形態による要部
の構成を示すブロック図である。この図10に示す実施
形態は、通信アプリケーションがSIOレジスタの内容
から通信終了を検出してBIOSにサスペンドを要求す
るのではなく、キャリアディテクト信号(DCD)、デ
ータセットレディ信号(DSR)等を、RING信号の
監視と同様に、各信号毎にオアをとって電源制御プロセ
ッサ(MP)31に入力し、電源制御プロセッサ(M
P)31の信号検出処理により、サスペンド要求を出
し、サスペンド終了に伴いシステム電源をバックアップ
電源を除いて遮断する構成としている。
【0045】このような構成に於いても待機中はサスペ
ンド状態となるため、消費電力をシステム電源オフ状態
と同じレベルに低減できるとともに、待機状態から通信
アプリケーション動作までの時間を短縮できる。
【0046】上記したように本発明の実施形態によれ
ば、通信開始要求の検出を通信アプリケーションに依存
せず、電源制御プロセッサ(MP)31に持たせること
で、システムをオートリジュームする機能をもつととも
に、通信終了を判断してシステムをオートサスペンドす
る機能をもつことにより、通信機能に於けるオートリジ
ューム/オートサスペンドが実現でき、待機中の消費電
力を低減することができるとともに、待機状態から通信
アプリケーション動作までの時間を短縮できる。
【0047】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、オ
ートリジューム機能の実現により、通信要求の検出から
通信アプリケーションの動作までにかかる時間を最短に
できるとともに、待機中はサスペンド状態となるため、
消費電力をシステム電源オフ状態と同じレベルに低減で
きる。
【0048】即ち、リジューム/サスペンド機能及び回
線接続機構を備えたポータブルコンピュータに於いて、
サスペンド処理に伴うパワーオフ状態下で回線の状態を
監視する手段と、上記回線の状態監視により着呼又は通
信開始要求を示す信号を検出したときリジューム処理を
実行させる手段とを具備してなる構成としたことによ
り、通信要求の検出から通信アプリケーションの動作ま
でにかかる時間を最短にできるとともに、待機中はサス
ペンド状態となるため、消費電力をシステム電源オフ状
態と同じレベルに低減できる。
【0049】又、リジューム/サスペンド機能と、回線
接続機構と、電源制御プロセッサによるオートパワーオ
ン/オフ機能とを備えたポータブルコンピュータに於い
て、上記電源制御プロセッサに、サスペンド処理に伴う
パワーオフ状態下で回線の状態を監視し着呼又は通信開
始要求を示す信号を検出する手段と、上記手段により着
呼又は通信開始要求を示す信号を検出したときシステム
電源を投入し、リジュームによる起動をシステムに通知
する手段とを設け、サスペンド処理に伴うパワーオフ状
態下で回線に着呼又は通信開始要求が到来したとき、オ
ートリジュームによりシステム動作を開始し通信処理を
実行する構成としたことにより、通信要求の検出から通
信アプリケーションの動作までにかかる時間を最短にで
きるとともに、待機中はサスペンド状態となるため、消
費電力をシステム電源オフ状態と同じレベルに低減でき
る。
【0050】又、リジューム/サスペンド機能及び回線
接続機構を備えたポータブルコンピュータに於いて、サ
スペンド処理に伴うパワーオフ状態下で回線の状態を監
視する手段と、上記回線の状態監視により着呼又は通信
開始要求を示す信号を検出したときリジューム処理を実
行させる手段と、上記リジューム処理実行後に於いて通
信の終了を認識する手段と、通信の終了を認識したとき
サスペンド処理を実行させシステム電源をパワーオフす
る手段とを具備してなる構成としたことにより、通信要
求の検出から通信アプリケーションの動作までにかかる
時間を最短にできるとともに、待機中はサスペンド状態
となるため、消費電力をシステム電源オフ状態と同じレ
ベルに低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるポータブルコンピュ
ータのシステム構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態の要部の構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態に於いて電源制御プロセッサ(M
P)31により実行されるパワーマネージメントのメイ
ン処理ルーチンを示すフローチャート。
【図4】上記図3のRING立下がりによる割込み許可
(ステップS8 )によって実行可能となるRING立下
がりによる割込み処理ルーチンを示すフローチャート。
【図5】上記図4の1msタイマ割込み許可(ステップS
13)によって実行可能となる1msタイマ割込み処理ルー
チンを示すフローチャート。
【図6】上記図5のRING1測定(ステップS21)で
実行されるRING1測定処理ルーチンを示すフローチ
ャート。
【図7】上記図5のRING2測定(ステップS23)で
実行されるRING2測定処理ルーチンを示すフローチ
ャート。
【図8】上記図5のRING3測定(ステップS25)で
実行されるRING3測定処理ルーチンを示すフローチ
ャート。
【図9】上記実施形態に於いて回線(L)より入力され
るRING信号(RI#)と、スイッチ素子S1,S
2,S3より出力される、RING1,RING2,R
ING3の各信号波形パターンを示す図。
【図10】本発明の他の実施形態による要部の構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
10…システムバス、11…CPU、12…ROM、1
3…RAM、14…RTCタイマ、15…キーボード
(KB)、16…表示装置(DISP)、17…外部記憶( E
XT-MEM)、18…PCカードコントローラ(PC Card-CO
NT)、19…モデムカード、20…内蔵モデム( INT-M
ODEM)、21…RS232Cドライバ(RS232C DRV)、
22…モデム( MODEM)、30…電源制御装置(P
S)、31…電源制御プロセッサ(MP)、S1,S
2,S3…スイッチ素子(FET)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リジューム/サスペンド機能及び回線接
    続機構を備えたポータブルコンピュータに於いて、サス
    ペンド処理に伴うパワーオフ状態下で回線の状態を監視
    する手段と、上記回線の状態監視により着呼又は通信開
    始要求を示す信号を検出したときリジューム処理を実行
    させる手段とを具備してなることを特徴とするポータブ
    ルコンピュータ。
  2. 【請求項2】 リジューム/サスペンド機能と、回線接
    続機構と、電源制御プロセッサによるオートパワーオン
    /オフ機能とを備えたポータブルコンピュータに於い
    て、 上記電源制御プロセッサに、サスペンド処理に伴うパワ
    ーオフ状態下で回線の状態を監視し着呼又は通信開始要
    求を示す信号を検出する手段と、上記手段により着呼又
    は通信開始要求を示す信号を検出したときシステム電源
    を投入し、リジュームによる起動をシステムに通知する
    手段とを設け、 サスペンド処理に伴うパワーオフ状態下で回線に着呼又
    は通信開始要求が到来したとき、オートリジュームによ
    りシステム動作を開始し通信処理を実行することを特徴
    とするポータブルコンピュータ。
  3. 【請求項3】 リジューム/サスペンド機能及び回線接
    続機構を備えたポータブルコンピュータに於いて、サス
    ペンド処理に伴うパワーオフ状態下で回線の状態を監視
    する手段と、上記回線の状態監視により着呼又は通信開
    始要求を示す信号を検出したときリジューム処理を実行
    させる手段と、上記リジューム処理実行後に於いて通信
    の終了を認識する手段と、通信の終了を認識したときサ
    スペンド処理を実行させシステム電源をパワーオフする
    手段とを具備してなることを特徴とするポータブルコン
    ピュータ。
  4. 【請求項4】 モデムから出力されるRING信号の波
    形パターンを監視し、RING信号か否かを判定する手
    段をもつ請求項1又は2又は3記載のポータブルコンピ
    ュータ。
  5. 【請求項5】 モデムから出力されるキャリアディテク
    ト信号を監視し、キャリアディテクト信号のインアクテ
    ィブを検出して、サスペンド処理を要求する手段をもつ
    請求項1又は2又は3記載のポータブルコンピュータ。
  6. 【請求項6】 モデムから出力されるデータセットレデ
    ィ信号を監視し、データセットレディ信号のインアクテ
    ィブを検出して、サスペンド処理を要求する手段をもつ
    請求項1又は2又は3記載のポータブルコンピュータ。
  7. 【請求項7】 RING信号を検出して、システム電源
    をオンする手段をもつ請求項1又は2又は3記載のポー
    タブルコンピュータ。
  8. 【請求項8】 リジュームによるシステム起動後、一定
    時間を経過すると、割り込みを発生させて、システムを
    サスペンドさせる手段をもつ請求項1又は2又は3記載
    のポータブルコンピュータ。
  9. 【請求項9】 通信アプリケーションが処理を終了する
    と、通信アプリケーションによりサスペンド処理を要求
    し、システムをサスペンドさせる手段をもつ請求項1又
    は2又は3記載のポータブルコンピュータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102739857A (zh) * 2012-05-31 2012-10-17 华为技术有限公司 一种短信处理方法及终端

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