JPH09112919A - 電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方法 - Google Patents

電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方法

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JPH09112919A
JPH09112919A JP8128423A JP12842396A JPH09112919A JP H09112919 A JPH09112919 A JP H09112919A JP 8128423 A JP8128423 A JP 8128423A JP 12842396 A JP12842396 A JP 12842396A JP H09112919 A JPH09112919 A JP H09112919A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理
制御方法が開示される。 【解決手段】 自動調理制御方法は自動調理動作時にフ
ァンモータ400の駆動によって予定された時間の間に
キャビティ300を冷却させ、蒸気センサ800からの
検出信号810を入力する検出信号処理回路部によって
提供される信号処理された検出信号811の振幅と位相
をそれぞれ基準検出信号の振幅と基準位相値と比較して
信号処理された検出信号の極性を判別する。また、この
ように判別された極性に応じてさらに提供される、調理
室(キャビティ)に対する空冷動作の実行時間が差別的
に調節される。従って、固定された追加空冷動作時間に
よる調理不良が防止されることにより電子レンジの性能
及び寿命に対する使用者の信頼度が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジの蒸気セ
ンサを利用した自動調理制御方法に関するものであり、
より詳細には蒸気センサを内蔵した電子レンジによって
自動調理動作を遂行する際に、調理室の状態により変化
する蒸気センサの出力を感知して空冷時間を差別的に提
供する、電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は通常的な、蒸気センサを内蔵した
電子レンジの内部構成を示す概略構成図である。図1に
示すように、一般的に蒸気センサを利用して自動調理動
作を制御する電子レンジ10では、高圧トランスフォー
マ100がマグネトロン200に高電圧を印加する際に
マグネトロン200からマイクロ波が発生し、該マイク
ロ波によってキャビティ300により形成される調理室
の内部にある食品が加熱される。
【0003】その間、加熱された食品から水蒸気が発生
し、該水蒸気は、ファンモータ400の送風作用によっ
てキャビティ300の第1の側壁310の上部に形成さ
れた第1の送風口311から流れ出て、第1の側壁31
0の向かい側に配置された第2の側壁320の下部に形
成された第1の排気口321と第1の排出口500とを
順に流れゆく空気の流れに従って排出される。また、前
記水蒸気はキャビティ300の天井部330の中央部に
形成された第2の排気口331、風路600及び第2の
排出口700を順に流れる空気に従って排出される。こ
の際、風路600に沿って排出される水蒸気は、第2の
排出口700の入口に取り付けられた圧電素子の特性も
有する蒸気センサ800によって感知され、自動調理の
動作時に加熱時間が適切に制御される。
【0004】図2は蒸気センサの内部構造を示すための
構成図である。図2で示しているように、一般的に超伝
達センサと呼ばれる蒸気センサ800はディスク形状で
あり、該ディスク構造の中心部にセラミック材質の第1
のディスク820が配置されるとともに第1のディスク
820を第2のディスク830が囲む構造である。第1
のディスク820及び第2のディスク830にはそれぞ
れ第1の電極端子821及び第2の電極端子831を固
着して接続する。蒸気センサ800は外部から熱を吸収
又は放出する際、第1の電極端子821及び第2の電極
端子831を介する検出信号810を発生させる。
【0005】電子レンジの自動解凍装置及びその制御方
法の一例は、Kim(金)らによる米国特許第5, 43
6, 433号に開示されている。ここでは、ターンテー
ブルが調理室に回転可能に配置されている。ガスセンサ
が電子レンズの排気ポートの近くに配置され、解凍動作
の間に排気ポートを通じて調理室から排気されるガスま
たは水蒸気の量を検出して、ガスの量の検出信号をマイ
クロプロセッサに出力する。マイクロプロセッサはガス
センサの出力信号によって作動する動作により解凍時間
を計算して電子レンジを駆動するための解凍制御信号を
出力する。出力駆動ユニットはマイクロプロセッサの解
凍制御信号に従って高周波の電磁波の出力レベルを制御
する。マグネトロンは解凍時間中に駆動ユニットの出力
信号に従って高周波の電磁波を発生させる。電源ユニッ
トはマイクロプロセッサの解凍制御信号に従って解凍装
置に電力を供給する。
【0006】電子レンジの湿度を検出するための装置及
び方法の一例は、Yangらによる米国特許第5, 44
5, 009号に開示されている。遮蔽部なしで電磁波の
ノイズの影響を除去する装置及び方法により検出された
湿度情報の信頼性が高くなる。この特許によると、湿度
センサによって検出された湿度値の累積的な差が商業用
の交流周波数の各半周期の間に計算され、マグネトロン
の発振及び非発振の期間が計算された累積的な差を互い
に比較することにより決定され、マグネトロンの決定さ
れた非発振の期間の間に得られた湿度検出値が自動調理
制御のために湿度情報として使用される。電磁波ノイズ
の影響をそれ以上に除去するために、湿度センサは、湿
度センサに導入される電磁波ノイズをバイパスするため
のコンデンサを含める。
【0007】湿度が少ない飲食の調理を自動で制御する
ための方法の一例はLee(李)らによる米国特許第
5, 395, 633号に次のように開示される。これ
は、湿度センサの出力電圧での変化を活用することによ
り最適状態で低い湿度を有する飲食が調理できる自動調
理制御方法である。低い湿度を有する飲食に対応するキ
ー信号が入力される際に、初期化が遂行される。その次
に、続いて増加する出力電圧を10秒の間に10回を湿
度センサから読み取ることにより最大湿度を示す最大電
圧が決定される。最大電圧の決定後に最大電圧から飲食
の種類に依存して変化される微細な電圧を推論すること
により得られる電圧に相当する感知電圧に出力電圧が到
達するか否かに対する決定がなされる。湿度センサから
の出力電圧が検出電圧に到達される際に調理動作が終了
される。
【0008】前記したように、蒸気センサを利用して自
動調理動作を制御する従来の電子レンジで、蒸気センサ
800から出力される検出信号810は通常的に目標値
に相当する基準検出信号を基準にして上下に振動する。
以下、前記検出信号810の振幅が基準検出信号の振幅
より大きい場合を“正極性モード”という。反対に前記
検出信号810の振幅が基準検出信号の振幅より小さい
場合を“負極性モード”という。従って、位相座標軸の
所定の範囲で検出信号810の曲線の傾きの符号が正
(+)または負(−)の極性を示す。ここで、前記位相
はカウンタによって計数される離散的な時間値を意味
し、前記傾きは相当する位相座標値及び振幅座標値によ
って示されるある点での微分値を意味する。従って、キ
ャビティ300におかれた被加熱食品から発生して風路
600を経て流れ出る水蒸気に含まれた熱を蒸気センサ
800が吸収したり放出する際に、蒸気センサ800か
らの検出信号810の要素をそれぞれ第1及び第2の検
出信号とすれば、第1の検出信号は正(+)の傾きを有
し、第2の検出信号は負(−)の傾きを有するために両
者は互いに明確に区別される。
【0009】また、蒸気センサ800を利用した自動調
理動作で連続加熱動作が実行される間に関連される空冷
時間は実験を通じて得られた値の中で充分であると判断
される時間値(つまり、常数値)の中で一つに設定され
る。しかし、空冷時間が常数値で固定された状態で同一
な量の被加熱食品に対して連続加熱動作が実行されるす
れば、調理室の状態によって空冷時間が適切に可変でき
ない。
【0010】つまり、現在の空冷時間が常数値で固定さ
れることにより実験によって得られた調理結果とは相異
な調理結果が招来される。この際に、使用者は前記調理
室の加熱状態にかまわなく同一な被加熱食品に対して同
一な調理結果を期待するために電子レンジの性能が疑わ
れる。
【0011】従って、電子レンジの性能に対する使用者
の信頼度及び電子レンジに対する消費者の購買意欲が大
きく低下される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明
の第1の目的は蒸気センサが内蔵された電子レンジによ
って自動調理動作が実行される際に、調理室(つまり、
キャビティ)の状態によって変化される前記蒸気センサ
からの検出信号(つまり、検出信号処理回路部からの信
号処理された検出信号)が正極性モードであるか、また
は負極性モードであるかを自動に判別するための方法を
提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は前記自動調理動作が
実行される際に、前記のように判別された前記信号処理
された検出信号の極性に応じて調理室に対する空冷時間
を差別的に調節するための方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記第1及び第2の目的
を達成するための本発明による電子レンジの蒸気センサ
を利用した自動調理制御方法は、(i) 蒸気センサが内蔵
された電子レンジを使用して食品を調理する際に、キャ
ビティに残っている水蒸気を除去して前記キャビティを
空冷させるように制御手段によって送風手段を第1の動
作時間の間に稼働させる段階と、(ii)前記蒸気センサか
ら出力される検出信号を入力して信号処理する検出信号
処理回路部から出力される、信号処理された検出信号の
振幅を測定するために第1及び第2のカウンタの値をそ
れぞれ“0”に初期化させる段階と、(iii) 前記送風手
段の動作によって発生され前記キャビティの天井部の中
央部に形成された第2の排気口、風路及び第2の排出口
を順に流れ排出される風に応じて検出信号処理回路部か
ら出力される、信号処理された検出信号の振幅を測定し
て記録する段階と、(iv)信号処理された検出信号の測定
された振幅によって前記第1のカウンタの値または前記
第2のカウンタの値を基準位相値と比較する段階と、
(v) 前記第1のカウンタの値または前記第2のカウンタ
の値によって前記キャビティに対する追加の冷却時間に
相当する第2の空冷時間を計算する段階と、(vi)前記キ
ャビティを追加的に冷却させるために前記制御手段によ
って前記送風手段を段階(v) で計算された第2の空冷時
間の間に動作させる段階と、(vii) 前記キャビティに配
置された食品を連続的に加熱する段階とを具えることを
特徴とする。
【0015】望ましくは、段階(i) は、(a)前記送風
手段の第1の動作時間を“0”に初期化させる段階と、
(b)前記送風手段の第1の稼働時間を“1”だけ増加
させる段階と、(c)段階(b)で“1”だけ増加され
た前記送風手段の第1の動作時間が第1の空冷時間以上
か否かを判断する段階と、(d)段階(c)で前記送風
手段の第1の稼働時間が第1の空冷時間より小さいと判
断される際に段階(b)に戻って以後の段階を繰り返し
て実行する段階と、(e)段階(c)で前記送風手段の
第1の動作時間が第1の空冷時間以上であると判断され
る際に段階(ii)を実行する段階とを具える。
【0016】より望ましくは、段階(iii) は、(f)前
記検出信号処理回路部から出力される、信号処理された
検出信号の振幅を第1の測定手段によって測定する段階
と、(g)段階(f)で測定された、信号処理された検
出信号の振幅を第1のメモリ手段に記録する段階とを具
える。
【0017】より望ましくは、段階(iv)は、(k)段階
(iii) で測定された、信号処理された検出信号の振幅が
基準検出信号の振幅以下か否かを判断する段階と、
(l)段階(k)で信号処理された検出信号の振幅が基
準検出信号の振幅より大きいと判断される際に、前記第
2のカウンタの値が“0”であるか否かを判断する段階
と、(m)段階(l)で前記第2のカウンタの値が
“0”でないと判断される際に前記第1のカウンタの値
を“0”に初期化させ、第2のカウンタの値を“1”だ
け増加させた後、段階(iii) に戻って以後の段階を繰り
返して実行する段階と、(n)段階(l)で前記第2の
カウンタの値が“0”であると判断される際に前記第1
のカウンタの値が第3の基準位相値より小さいか否かを
判断する段階と、(o)段階(n)で前記第1のカウン
タの値が第3の基準位相値より小さいと判断される際に
前記第1のカウンタの値を“0”に初期化させ、第2の
カウンタの値を“1”だけ増加させた後、段階(iii) に
戻って以後の段階を繰り返して実行する段階と、(p)
段階(n)で前記第1のカウンタの値が第3の基準位相
値以上であると判断される際に段階(v) を実行する段階
と、(q)段階(k)で信号処理された検出信号の振幅
が基準検出信号の振幅以下であると判断される際に、前
記第1のカウンタの値が“0”であるかを判断する段階
と、(r)段階(q)で前記第1のカウンタの値が
“0”でないと判断される際に第1のカウンタの値を
“1”だけ増加させ、前記第2のカウンタの値を“0”
に初期化させた後、段階(iii) に戻って以後の段階を繰
り返して実行する段階と、(s)段階(q)で前記第1
のカウンタの値が“0”であると判断される際に前記第
2のカウンタの値が第5の基準位相値より小さいか否か
を判断する段階と、(t)段階(s)で前記第2のカウ
ンタの値が第5の基準位相値より小さいと判断される際
に前記第1のカウンタの値を“1”だけ増加させ、前記
第2のカウンタの値を“0”に初期化させた後、段階(i
ii) に戻って以後の段階を繰り返して実行する段階と、
(u)段階(s)で前記第2のカウンタの値が第5の基
準位相値以上であると判断される際に段階(v) を実行す
る段階とを具える。
【0018】より望ましくは、段階(v) は、(A)段階
(iv)で値が設定された前記第1のカウンタの値が第4の
基準位相値より小さいか否かを判断する段階と、(B)
段階(A)で前記第1のカウンタの値が第4の基準位相
値より小さいと判断される際に前記送風手段の第2の空
冷時間を第1の追加動作時間値に設定する段階と、
(C)段階(A)で前記第1のカウンタの値が第4の基
準位相値以上であると判断される際に前記送風手段の第
2の空冷時間を第2の追加動作時間値に設定する段階
と、(D)段階(iv)で値が設定された前記第2のカウン
タの値が第6の基準位相値より小さいか否かを判断する
段階と、(E)段階(D)で前記第2のカウンタの値が
第6の基準位相値より小さいと判断される際に前記送風
手段の第2の空冷時間を第3の追加動作時間値に設定す
る段階と、(F)段階(D)で前記第2のカウンタの値
が第6の基準位相値以上であると判断される際に前記送
風手段の第2の空冷時間を第4の追加動作時間値に設定
する段階とを具える。
【0019】より望ましくは、前記第1の追加動作時間
は、第2の空冷時間をT2 とする際に、“T2 =0”で
ある式の右辺である。また、前記第2の追加動作時間
は、第2の空冷時間をT2 とし、Ta 及びTb は実験を
通じて得られたデータによって決定される係数とする際
に、“T2 =C1 ×Ta +Tb ”である式の右辺であ
る。前記第3の追加動作時間は、第2の空冷時間をT2
とし、TC は実験を通じて得られたデータによって決定
される係数とする際に、“T2 =TC ”である式の右辺
である。前記第4の追加動作時間は、第2の空冷時間を
2 とし、Td 及びTe は実験を通じて得られたデータ
によって決定される係数とする際に、“T2=C2 ×T
d +Te ”である式の右辺である。
【0020】より望ましくは、前記第1のカウンタの値
は、第1カウンタの値、第3及び第4の基準位相値をそ
れぞれC1 ,Cr3及びCr4とすれば、第2の空冷時間が
第1の追加動作時間に設定される際に、不等式“Cr3
1 <Cr4”によって指定される範囲を有する。また、
前記第1のカウンタの値は、第1カウンタの値及び第4
の基準位相値をそれぞれC1 及びCr4とすれば、第2の
空冷時間が第2の追加動作時間に設定される際に、不等
式“Cr4≦C1 ”によって指定される範囲を有する。前
記第2のカウンタの値は、第2カウンタの値、第5及び
第6の基準位相値をそれぞれC2 ,Cr5及びCr6とすれ
ば、第2の空冷時間が第3の追加動作時間に設定される
際に、不等式“Cr5≦C2 <Cr6”によって指定される
範囲を有する。前記第2のカウンタの値は、第2カウン
タの値及び第6の基準位相値をそれぞれC2 及びCr6
すれば、第2の空冷時間が第4の追加動作時間に設定さ
れる際に、不等式“Cr6≦C2 ”によって指定される範
囲を有する。
【0021】より望ましくは、段階(vi)は、(K)前記
送風手段の第2の動作時間を“0”に初期化させる段階
と、(L)前記送風手段の第2の稼働時間を“1”だけ
増加させる段階と、(M)段階(L)で“1”だけ増加
された前記送風手段の第2の動作時間が第2の空冷時間
以上か否かを判断する段階と、(N)段階(M)で前記
送風手段の第2の稼働時間が第2の空冷時間より小さい
と判断される際に段階(L)に戻って以後の段階を繰り
返して実行する段階と、(O)段階(M)で前記送風手
段の第2の動作時間が第2の空冷時間以上であると判断
される際に段階(vii) を実行する段階とを具える。
【0022】本発明による自動調理制御方法において、
信号処理された検出信号により調理室に対する空冷動作
の実行時間が差別的に調節され、固定された追加空冷動
作時間による調理不良が防止される。
【0023】以上のような本発明の目的と別の特徴及び
長所などは、参照した本発明のいくつかの好適な実施例
に対する以下の説明から明白になるであろう。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例による、電
子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方法の構
成及び、関連された動作を添付図面を参照して詳細に説
明する。
【0025】図1は通常的な、蒸気センサが内蔵された
電子レンジの内部構成を示すための概略構成図である。
図1で示しているように、電子レンジ10は左半部に配
置され、調理室を形成するキャビティ300を含み、右
半部に電子レンジ10の自動調理動作を実行するための
各種の電気素子を内蔵する。キャビティ300は右側に
配置された第1の側壁310、左側に配置された第2の
側壁320、上部に配置された天井部330、下部に配
置された底部340及び後方に配置された後面部350
を含む。第1の側壁310はその上部に形成された第1
の送風口311を有する。第2の側壁320はその下部
に形成された第1の排気口321を有する。天井部33
0はその中心部に形成された第2の排気口331を有す
る。電子レンジ10の本体はその左側外壁の下部に第1
の排出口500を有し、第1の排出口500は第1の排
気口321と連通される。電子レンジ10の本体はキャ
ビティ300より上に配置された風路600を有し、風
路600の入口はキャビティ300の天井部330に含
まれる第2の排気口331と連通される。電子レンジ1
0の本体はその右側外壁の上部に第2の排出口700を
有し、第2の排出口700は風路600の入口と連通さ
れる。
【0026】電子レンジ10に含まれる本体の右半分に
は、自動調理動作が実行される間に被加熱食品から発生
される水蒸気を検出するための蒸気センサ800が内蔵
される。また、電子レンジ10に含まれる本体の右半部
にはマイクロ波を発生させるためのマグネトロン200
に高圧電気を加えるための高圧トランスフォーマ10
0、送風作用を促進させるためのファンモータ400及
びオリフィス900などが内蔵される。キャビティ30
0の前面部にはドア(図示せず)が取り付けられ自動調
理動作時にキャビティ300を他の空間と遮断させる。
【0027】図3は図2で示した蒸気センサから出力さ
れる検出信号を信号処理するための検出信号処理回路部
の一実施例の構成を示すための回路ブロック図である。
図3で示した検出信号処理回路部1000において、蒸
気センサ800の(+)電極端子である第1の電極端子
821は演算増幅器1010の非反転(+)入力端子と
接続され第1の共通接続点1011を形成し、蒸気セン
サ800の(−)電極端子である第2の電極端子831
は接地に接続される。第1の共通接続点1011と接地
との間にはコンデンサ1020が接続され検出信号81
0の波形を整形する。また、第1の共通接続点1011
と接地との間には第1の抵抗1030が接続され蒸気セ
ンサ800からの検出信号810の電流信号を電圧信号
に変換する。演算増幅器1010は蒸気センサ800か
ら出力される検出信号810を増幅する。演算増幅器1
010の反転(−)入力端子と出力との間には負帰還用
第2の抵抗1040が接続され演算増幅器1010によ
って増幅された電流信号の一部を帰還させ負帰還動作を
遂行する。演算増幅器1010の反転(−)入力端子に
は第2の抵抗1040の一側端子1041が接続され第
2の共通接続点1012を形成する。第2の共通接続点
1012と接地との間には第3の抵抗1050が接続さ
れ演算増幅器1010の反転(−)入力端子にバイアス
電圧を印加する。演算増幅器1010の出力端子には第
2の抵抗1040の他側端子1042が接続され第3の
共通接続点1013を形成する。第3の共通接続点10
13と接地との間には電流信号を電圧信号に変換させる
ために電圧出力用第4の抵抗1060が接続される。蒸
気センサ800から出力された検出信号810を制御手
段1100に提供するために演算増幅器1010の出力
は制御手段1100の検出信号入力端子1110に接続
される。
【0028】検出信号810の測定点は演算増幅器10
10の非反転(+)入力端子と蒸気センサ800との第
1の電極端子821が直接接続された第1の共通接続点
1011である。第1の共通接続点1011で検出信号
810は交流信号形態の波形であるが、第3の共通接続
点1013で出力される、信号処理された検出信号81
1は増幅素子である演算増幅器1010の信号処理動作
によって正(+)の値のみを示す。
【0029】本発明ではセラミック材質の第1のディス
ク820に接続された第1の電極端子821が(+)電
極端子に定義される(図2参照)。この場合、蒸気セン
サ800からの検出信号810は蒸気センサ800が熱
を吸収する際に第1の共通接続点1011での検出信号
810は正(+)の電圧方向に増加する特性を有する。
【0030】図4及び図5は図1で示した電子レンジの
蒸気センサを利用した自動調理制御方法を説明するため
の流れ図である。図6乃至図9はそれぞれ図3で示した
検出信号処理回路部から出力される、信号処理された検
出信号の波形を示すための波形図である。図6乃至図9
でそれぞれ示した、信号処理された検出信号811の波
形は図3で示した検出信号処理回路部1000の第3の
共通接続点1013から出力される信号の波形である。
図4及び図5で示すように、前記した構成を有する電子
レンジ10を使用して食品を自動で調理する動作が実行
される際に、制御手段1100(図3参照)はキャビテ
ィ300及び風路600を順に経て放出される空気の温
度によって変化される蒸気センサ800から出力される
検出信号810を入力して信号処理する検出信号処理回
路部1000から出力される、信号処理された検出信号
811の振幅Mを測定して蒸気センサ800の極性を判
別する。これにより制御手段1100は適切な自動調理
動作を実行させられる。図6及び図7で示しているよう
に、X軸が位相座標値に相当する前記カウンタの変数C
の値を示すための位相座標軸であり、Y軸が振幅Mの値
を示すための振幅座標軸とする時、一般的に検出信号処
理回路部1000からの信号処理された検出信号811
の振幅Mは目標値に相当する基準検出信号の振幅Mr
り大きいか小さい。
【0031】つまり、信号処理された検出信号811の
振幅Mが基準検出信号の振幅Mr より大きい状態である
“正極性モード”または反対に信号処理された検出信号
811の振幅Mが基準検出信号の振幅Mr より小さい状
態である“負極性モード”が表れる。また、位相座標軸
の所定の範囲で信号処理された検出信号811の曲線の
傾きの符号は正(+)または負(−)の極性を表す。こ
こで、前記傾きは相当する位相座標値及び振幅座標値に
よって示されるある点での微分値を意味する。つまり、
蒸気センサ800が熱を吸収する際に、信号処理された
検出信号811の極性は正(+)であり、反対に蒸気セ
ンサ800が熱を放出する際に信号処理された検出信号
811の極性は負(−)である。従って、制御手段11
00は位相座標軸の所定の範囲で信号処理された検出信
号811の振幅Mを基準検出信号の振幅Mr と比較する
一方、前記区間で前記曲線の傾きの正(−)または
(−)を判別することにより蒸気センサ800が正極性
モードで動作するかまたは負極性モードで動作するかを
判別できる。
【0032】一方、食品を自動調理する間に被加熱食品
から発生される水蒸気の分子の温度と分子の数に応じて
蒸気センサ800は熱の吸収と放出を反復するので蒸気
センサ800から出力される検出信号810の極性は判
別されにくい。しかし、蒸気センサ800が応じる環境
要件の中でファンモータ400によって発生される風に
対して蒸気センサ800からの検出信号810はいつも
一定の波形を有するために信号処理された検出信号81
1の波形によって検出信号810の極性が判別されう
る。
【0033】蒸気センサ800からの検出信号810の
電気的な諸般の特性はファンモータ400によって発生
される風のような環境の要件のみによって影響を受ける
ものでなく、蒸気センサ800の自体の温度とキャビテ
ィ300との内部に残っている水蒸気の量によっても影
響を受ける。つまり、前記したいろいろな環境的な要因
によっていろいろな類型の検出信号810の波形が発生
される。検出信号処理回路部1000からの信号処理さ
れた検出信号811の振幅Mは被加熱食品から発生され
る水蒸気の分子の温度と水蒸気の分子の個数に比例し、
前記二つの因子はやはり信号処理された検出信号811
の位相Cにも影響を与える。つまり、信号処理された検
出信号811の振幅Mは水蒸気分子の温度と水蒸気分子
の数によって影響を受け、信号処理された検出信号81
1の位相Cは水蒸気分子の数によって影響を受ける。
【0034】従って、蒸気センサ800が内蔵された電
子レンジによって自動調理動作が実行される際に、調理
室の状態によって変化される、検出信号処理回路部10
00からの信号処理された検出信号811が正極性モー
ドであるか負極性モードであるか否かが自動で判別され
る。
【0035】本発明の自動調理制御方法は自動調理動作
時にファンモータ400の駆動によって予定された時間
の間にキャビティ300を空冷させ、検出信号処理回路
部1000によって提供される信号処理された検出信号
811の振幅Mと位相Cをそれぞれ基準検出信号の振幅
r と基準位相値と比較して信号処理された検出信号8
11の極性を判別する。また、このように判別された極
性に応じて追加的に提供される、調理室に対する空冷動
作の実行時間が差別的に調節される。
【0036】本発明の自動調理制御方法は段階別に次の
ように記述される。図4及び図5で示すように、自動調
理動作の開始のために使用者がスタートキー(図示せ
ず)を‘オン’すれば、制御手段1100は前記スター
トキーの‘オン’状態を認識して負荷駆動手段(図示せ
ず)に制御信号を印加する。この際に、制御手段は段階
(step) S1でファンモータ400のような送風手段の
第1の動作時間t1 を“0”に初期化させ、段階S2で
第1の稼働時間t1 を“1”だけ増加させる。前記
“1”だけ増加された第1の稼働時間t1 の間に負荷駆
動手段はファンモータ400を稼働させ、第1の側壁3
10の上部に形成された第1の送風口311を通じてキ
ャビティ300に風を吹き込む送風作用を開始させる
(段階S2)。段階S3で、前記制御手段1100は段
階S2で“1”だけ増加された第1の稼働時間t1 が第
1の空冷時間T1 以上であるかを判断する。
【0037】もしも、第1の稼働時間t1 が第1の空冷
時間T1 より小さいと、制御手段1100は段階S2に
戻ってファンモータ400の送風動作を繰り返して実行
する。これによって、前記制御手段1100は第1の空
冷時間T1 の間にキャビティ300を空冷させ、キャビ
ティ300に残留された水蒸気を除去する。もしも、第
1の稼働時間t1 が第1の空冷時間T1 以上であれば、
前記制御手段1100は段階S4で蒸気センサ800の
出力を測定するために第1及び第2のカウンタ(図示せ
ず)の値C1 ,C2 をそれぞれ“0”に初期化させる。
ここで、前記第1のカウンタは信号処理された検出信号
811の振幅Mが小さいか同じである際に、信号処理さ
れた検出信号811の位相Cを計数するための手段であ
る。また、前記第2のカウンタは信号処理された検出信
号811の振幅Mが基準検出信号の振幅Mr より大きい
際に、信号処理された検出信号811の位相Cを計数す
るための手段である。
【0038】一方、キャビティ300に入ったファンモ
ータ400からの風(つまり、空気の流れ)はキャビテ
ィ300の第1の側壁310の上部に形成された第1の
送風口311から流れ出て第1の側壁310の向かい側
に配置された第2の側壁320の下部に形成された第1
の排気口321と第1の排出口500とを順に流れ排出
される。また、前記風はキャビティ300の天井部33
0の中央部に形成された第2の排気口331、風路60
0及び第2の排出口700を順にながれ排出される。こ
の時に、風路600に沿って排出される前記風は第2の
排出口700の入口に取り付けられた蒸気センサ800
によって感知されるために制御手段1100は段階S5
で検出信号処理回路部1000から出力される、信号処
理された検出信号811の振幅Mを第1の測定手段にし
て測定する。段階S6で、前記第1の測定手段によって
測定された、信号処理された検出信号811の振幅Mは
第1のメモリ手段に記録される。
【0039】制御手段1100は段階S7で信号処理さ
れた検出信号811の振幅Mが基準検出信号の振幅Mr
より同じであるか小さいかを判断する。
【0040】図6乃至図9はそれぞれ図3に示した検出
信号処理回路部から出力される、信号処理された検出信
号の波形を示すための波形図である。もしも、段階S7
で信号処理された検出信号811の振幅Mが、位相座標
軸の一定の区間で基準検出信号の振幅Mr より大きけれ
ば(図8または図9参照)、制御手段1100は段階S
8で前記第2のカウンタの値C2 が“0”であるか否か
を判断する。もしも、段階S8で前記第2のカウンタの
値C2 が“0”でないと、制御手段1100は段階S9
で第1及び第2のカウンタの値C1 ,C2 をそれぞれ式
(1)のように設定した後、段階S5に戻って以後の段
階を繰り返して実行する。 C1 ← 0 C2 ← C2 +1 ・・・(1)
【0041】段階S8で、前記第2のカウンタの値C2
が“0”であれば、制御手段1100は段階S10で前
記第1のカウンタの値C1 が第3の基準位相値Cr3より
小さいか否かを判断する。もしも、段階S10で前記第
1のカウンタの値C1 が第3の基準位相値Cr3より小さ
いと、制御手段1100は段階S9で第1及び第2のカ
ウンタの値C1 ,C2 をそれぞれ式(1)のように設定
した後、段階S5に戻って以後の段階を繰り返して実行
する。もしも、段階S10で前記第1のカウンタの値C
1 が第3の基準位相値Cr3以上であれば、制御手段11
00は段階S11を実行する。
【0042】もしも、段階S7で信号処理された検出信
号811の振幅Mが位相座標軸の一定な区間で基準検出
信号の振幅Mr 以下であれば(図6または図7参照)、
制御手段1100は段階S14で前記第1のカウンタの
値C1 が“0”であるか否かを判断する。もしも、段階
S14で前記第1のカウンタの値C1 が“0”でない
と、制御手段1100は段階S15で第1及び第2のカ
ウンタの値C1 ,C2 をそれぞれ式(2)のように設定
した後、段階S5に戻って以後の段階を繰り返して実行
する。 C2 ← 0 C1 ← C1 +1 ・・・(2)
【0043】段階S14で前記第1のカウンタの値C1
が“0”であれば、制御手段1100は段階S16で前
記第2のカウンタの値C2 が第5の基準位相値Cr5より
小さい否かを判断する。もしも、段階S16で前記第2
のカウンタの値C2 が第5の基準位相値Cr5より小さい
とすれば、制御手段1100は段階S15で第1及び第
2のカウンタの値C1 ,C2 をそれぞれ式(2)のよう
に設定した後、段階S5に戻って以後の段階を繰り返し
て実行する。もしも、段階S16で前記第2のカウンタ
の値C2 が第5の基準位相値Cr5以上であれば、制御手
段1100は段階S17を実行する。
【0044】段階S11で制御手段1100は前記第1
のカウンタの値C1 が第4の基準位相値Cr4より小さい
否かを判断する。もしも、段階S11で前記第1のカウ
ンタの値C1 が第4の基準位相値Cr4より小さいとすれ
ば、制御手段1100は段階S12で前記送風手段の第
2の動作時間t2 (つまり、追加稼働時間)と関連され
た第2の空冷時間T2 を式(3)のように設定した後、
段階S20を実行する。 T2 =0 ・・・(3)
【0045】段階S11で前記第1のカウンタの値C1
が第4の基準位相値Cr4以上であれば、制御手段110
0は段階S13で前記送風手段の第2の動作時間t2
関連された第2の空冷時間T2 を式(4)のように設定
した後、段階S20を実行する。 T2 =C1 ×Ta +Tb ・・・(4)
【0046】段階S17で制御手段1100は前記第2
のカウンタの値C2 が第6の基準位相値Cr6より小さい
否かを判断する。もしも、段階S17で前記第2のカウ
ンタの値C2 が第6の基準位相値Cr6より小さいとすれ
ば、制御手段1100は前記送風手段の第2の動作時間
2 と関連された第2の空冷時間T2 を式(5)のよう
に設定した後、段階S20を実行する。 T2 =TC ・・・(5)
【0047】もしも、段階S17で前記第2のカウンタ
の値C2 が第6の基準位相値Cr6以上であれば、制御手
段1100は前記送風手段の第2の動作時間t2 と関連
された第2の空冷時間T2 を式(6)のように設定した
後、段階S20を実行する。 T2 =C2 ×Td +Te ・・・(6)
【0048】前記式(3)乃至式(6)で前記Ta ,T
b ,Tc ,Td 及びTe は実験を通じて得られたデータ
によって決定される係数である。従って、キャビティ3
00に対する追加空冷時間に相当する第2の空冷時間T
2 は実験を通じて得られたデータによって決定される。
【0049】制御手段1100は段階S20で前記ファ
ンモータ400の第2の稼働時間t 2 を“0”に初期化
させ、段階S21でファンモータ400の第2の稼働時
間t 2 を“1”だけ増加させる。前記“1”だけ増加さ
れた第2の稼働時間t2 の間に負荷駆動手段はファンモ
ータ400を稼働させ、キャビティ300を構成する第
1の側壁310の上部に形成された第1の送風口311
を通じてキャビティ300に風を吹き込む送風作用を開
始させる(段階S21)。段階S22で制御手段110
0は段階S21で“1”だけ増加された第2の稼働時間
2 が第2の空冷時間T2 以上であるかを判断する。
【0050】もしも、第2の稼働時間t2 が第2の空冷
時間T2 より小さいと、制御手段1100は段階S21
に戻ってファンモータ400の送風動作を繰り返して実
行する。これにより、制御手段1100は第2の空冷時
間T2 の間にキャビティ300を空冷させキャビティ3
00に残留された水蒸気を除去する。もしも、第2の稼
働時間t2 が第2の空冷時間T2 以上であれば、制御手
段1100は段階S23を実行する。
【0051】段階S23で制御手段1100はマグネト
ロン200を稼働させキャビティ300に配置された食
品を連続的に加熱する動作を実行する。これによってマ
グネトロン200によって提供されるマイクロ波エネル
ギーがファンモータ400の送風作用によって第1の側
壁310の上部に形成された第1の送風口311を通じ
て調理室の内部に伝達され発散されて食品を加熱させ
る。
【0052】段階S7からS19までの動作関係を要約
すれば次のようである。段階S6で測定された、信号処
理された検出信号811の振幅Mが基準検出信号の振幅
rより大きければ(図8または図9参照)、制御手段
1100は信号処理された検出信号811の極性が正極
性モードであると判別する。制御手段1100は信号処
理された検出信号811の極性が正極性モードから負極
性モードに変わった時点から信号処理された検出信号8
11の位相値Cを前記第1のカウンタによって計数して
前記第1のカウンタの値C1 を第3及び第4の基準位相
値Cr3,Cr4と順に比較する。第1のカウンタの値C1
が第3の基準位相値Cr3以上であり、第4の基準位相値
r4より小さいと、制御手段1100は第1カウンタの
値C1 の範囲を式(7)のように判断して式(3)のよ
うに第2の空冷時間T2 を設定する。 Cr3≦C1 <Cr4 ・・・(7)
【0053】一方、第1カウンタの値C1 が第3の基準
位相値Cr3以上であり、第4の基準位相値Cr4以上であ
れば、制御手段1100は第1カウンタの値C1 の範囲
を式(8)のように判断して式(4)のように第2の空
冷時間T2 を設定する。 Cr4≦C1 ・・・(8)
【0054】段階S6で測定された、信号処理された検
出信号811の振幅Mが基準検出信号の振幅Mr 以下で
あれば(図6または図7参照)、制御手段1100は信
号処理された検出信号811の極性が負極性モードであ
ると判別する。制御手段1100は信号処理された検出
信号811の極性が負極性モードから正負極性モードに
変わった時点から信号処理された検出信号811の位相
値Cを前記第2のカウンタによって計数して前記第2の
カウンタの値C2 を第5及び第6の基準位相値Cr5,C
r6と比較する。第2カウンタの値C2 が第5の基準位相
値Cr5以上であり、第6の基準位相値Cr6より小さい
と、制御手段1100は第2のカウンタの値C2 の範囲
を式(9)のように判断して式(5)のように第2の空
冷時間T2を設定する。 Cr5≦C2 <Cr6 ・・・(9)
【0055】一方、第2カウンタの値C2 が第5の基準
位相値Cr5以上であり、第6の基準位相値Cr6以上であ
れば、制御手段1100は第2カウンタの値C2 の範囲
を式(10)のように判断して式(6)のように第2の
空冷時間T2 を設定する。 Cr6≦C2 ・・・(10)
【0056】図6乃至図9で示した信号処理された検出
信号811をそれぞれ第1,第2,第3及び第4の信号
処理された検出信号811A,811B,811C,8
11Dとする際に、第1,第2,第3及び第4の信号処
理された検出信号811A,811B,811C,81
1Dに対する第1及び第2のカウンタの値C1 ,C2
範囲を第3乃至第6の基準位相値Cr3,Cr4,Cr5,C
r6によって表示すると次表1のようである。
【表1】
【0057】図10はタイマのサンプリング時点を示す
ための図面である。図11は第2カウンタの値C2 が第
6の基準位相値Cr6以上である際に、図3で示した検出
信号処理回路部から出力される、信号処理された検出信
号の波形を示すための波形図である。図12は図11で
示した信号処理された検出信号に関してそれぞれ設定さ
れる第1のカウンタの値C1 と第2のカウンタの値C2
とを説明するための図面である。図13は図1で示した
電子レンジの自動調理動作時の制御手段の動作モードを
説明するための図面である。図10乃至図13で示して
いるように、電子レンジの自動調理動作時の制御手段1
100の動作モードは次のようである。第3、第4、第
5及び第6の基準位相値Cr3,Cr4,Cr5,Cr6はそれ
ぞれ5、10、4及び14と設定される。第2のカウン
タの値C2 が3である際に(図12参照)、第2のカウ
ンタの値C2 は第5の基準位相値Cr5=4より小さくて
“0”に初期化される(段階S15)。つまり、第2の
カウンタの値C2 はノイズによる結果として判断され無
視される。
【0058】第2のカウンタの値C2 が21から22に
なってから、信号処理された検出信号811の振幅Mは
基準検出信号の振幅Mr より小さくなる(図11参
照)。この際に、制御手段1100は以前の状態で信号
処理された検出信号811の振幅Mが基準検出信号の振
幅Mr より大きく、第1のカウンタの値C1 は常に
“0”であったために(図12参照)判断条件“C1
0?”(段階S14)に基づいて現在の時点が信号処理
された検出信号811の極性が変わった最初の時点であ
ると判断する。従って、制御手段1100は以前の状態
(つまり、M>Mr )での第2のカウンタの値C2 =2
2を第5の基準位相値Cr5=4と比較する(段階S1
6)。この際に、第2のカウンタの値C2 =22は第5
の基準位相値Cr5=4と第6の基準位相値Cr6=14よ
り大きいために前記式(10)を満足する。従って、制
御手段1100は第2の空冷時間T2 を式(6)のよう
に設定し、調理室に配置された食品に対する連続加熱動
作を実行する(図13参照)。
【0059】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明による電
子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方法にお
いて、蒸気センサが内蔵された電子レンジを使用して食
品を調理する際に、調理室の環境的な状態によって判別
された、信号処理された検出信号の極性に応じて前記調
理室に対して追加的に提供される空冷動作の実行時間が
差別的に調節される。
【0060】従って、固定された追加空冷時間による調
理不良が防止されることにより電子レンジの性能及び寿
命に対する使用者の信頼度が高くなり、電子レンジに対
する消費者の購買意図が充足される。
【0061】本発明は実施例によって詳細に説明された
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野で通常の知識を有する者なら本発明の思想と
精神を離れず、本発明を修正または変更できるものであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常的な、蒸気センサが内蔵された電子レンジ
の内部構成を示すための概略構成図である。
【図2】蒸気センサの内部構造を示すための構成図であ
る。
【図3】図2で示した蒸気センサから出力される検出信
号を信号処理するための検出信号処理回路部の一実施例
の構成を示すための回路ブロック図である。
【図4】図1で示した電子レンジの蒸気センサを利用し
た自動調理制御方法を説明するための流れ図である。
【図5】同じく、図1で示した電子レンジの蒸気センサ
を利用した自動調理制御方法を説明するための流れ図で
ある。
【図6】図3で示した検出信号処理回路部から出力され
る、信号処理された検出信号の波形を示すための波形図
である。
【図7】同じく、図3で示した検出信号処理回路部から
出力される、信号処理された検出信号の波形を示すため
の波形図である。
【図8】同じく、図3で示した検出信号処理回路部から
出力される、信号処理された検出信号の波形を示すため
の波形図である。
【図9】同じく、図3で示した検出信号処理回路部から
出力される、信号処理された検出信号の波形を示すため
の波形図である。
【図10】タイマのサンプリング時点を示すための図面
である。
【図11】第2のカウンタの値C2 が第6の基準位相値
r6以上である際に、図3で示した検出信号処理回路部
から出力される、信号処理された検出信号の波形を示す
ための波形図である。
【図12】図11で示した信号処理された検出信号に関
してそれぞれ設定される第1のカウンタの値C1 と第2
のカウンタの値C2 とを説明するための図面である。
【図13】図1で示した電子レンジの自動調理動作時の
制御手段の動作モードを説明するための図面である。
【符号の説明】
10 電子レンジ 100 高圧トランスフォーマ 200 マグネトロン 300 キャビティ 310 第1の側壁 320 第2の側壁 330 天井部 340 底部 400 ファンモータ 500 第1の排出口 600 風路 700 第2の排出口 800 蒸気センサ 900 オリフィス

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i) 蒸気センサを内蔵した電子レンジを
    使用して食品を調理する際に、キャビティに残っている
    水蒸気を除去して前記キャビティを空冷するように制御
    手段によって送風手段を第1の動作時間の間に動作させ
    る段階と、 (ii)前記蒸気センサから出力される検出信号を入力して
    信号処理する検出信号処理回路部から出力される、信号
    処理された検出信号の振幅を測定するために、第1及び
    第2のカウンタの値をそれぞれ“0”に初期化する段階
    と、 (iii) 前記送風手段の動作によって発生し、前記キャビ
    ティの天井部の中央部に形成された第2の排気口、風路
    及び第2の排出口を順に流れる風に応じて、検出信号処
    理回路部から出力される信号処理された検出信号の測定
    された振幅を記録する段階と、 (iv)信号処理された検出信号の測定された振幅に応じて
    前記第1のカウンタの値または前記第2のカウンタの値
    を基準位相値と比較する段階と、 (v) 前記第1のカウンタの値または前記第2のカウンタ
    の値によって前記キャビティに対する追加の冷却時間に
    相当する第2の空冷時間を計算する段階と、 (vi)前記キャビティを追加的に冷却させるために前記制
    御手段によって前記送風手段を段階(v) で計算された第
    2の空冷時間の間に動作させる段階と、 (vii) 前記キャビティに配置された食品を連続的に加熱
    する段階とを具えることを特徴とする電子レンジの蒸気
    センサを利用した自動調理制御方法。
  2. 【請求項2】 段階(i) は、(a)前記送風手段の第1
    の動作時間を“0”に初期化させる段階と、 (b)前記送風手段の第1の稼働時間を“1”だけ増加
    させる段階と、 (c)段階(b)で“1”だけ増加された前記送風手段
    の第1の動作時間が第1の空冷時間以上か否かを判断す
    る段階と、 (d)段階(c)で前記送風手段の第1の稼働時間が第
    1の空冷時間より小さいと判断される際に段階(b)に
    戻って以後の段階を繰り返して実行する段階と、 (e)段階(c)で前記送風手段の第1の動作時間が第
    1の空冷時間以上であると判断される際に段階(ii)を実
    行する段階とを具えることを特徴とする請求項1記載の
    電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方法。
  3. 【請求項3】 段階(iii) は、(f)前記検出信号処理
    回路部から出力される、信号処理された検出信号の振幅
    を第1の測定手段によって測定する段階と、 (g)段階(f)で測定された、信号処理された検出信
    号の振幅を第1のメモリ手段に記録する段階とを具える
    ことを特徴とする請求項1記載の電子レンジの蒸気セン
    サを利用した自動調理制御方法。
  4. 【請求項4】 段階(iv)は、(k)段階(iii) で測定さ
    れた、信号処理された検出信号の振幅が基準検出信号の
    振幅以下か否かを判断する段階と、 (l)段階(k)で信号処理された検出信号の振幅が基
    準検出信号の振幅より大きいと判断される際に、前記第
    2のカウンタの値が“0”であるか否かを判断する段階
    と、 (m)段階(l)で前記第2のカウンタの値が“0”で
    ないと判断される際に前記第1のカウンタの値を“0”
    に初期化させ、第2のカウンタの値を“1”だけ増加さ
    せた後、段階(iii) に戻って以後の段階を繰り返して実
    行する段階と、 (n)段階(l)で前記第2のカウンタの値が“0”で
    あると判断される際に前記第1のカウンタの値が第3の
    基準位相値より小さいか否かを判断する段階と、 (o)段階(n)で前記第1のカウンタの値が第3の基
    準位相値より小さいと判断される際に前記第1のカウン
    タの値を“0”に初期化させ、第2のカウンタの値を
    “1”だけ増加させた後、段階(iii) に戻って以後の段
    階を繰り返して実行する段階と、 (p)段階(n)で前記第1のカウンタの値が第3の基
    準位相値以上であると判断される際に段階(v) を実行す
    る段階と、 (q)段階(k)で信号処理された検出信号の振幅が基
    準検出信号の振幅以下であると判断される際に、前記第
    1のカウンタの値が“0”であるかを判断する段階と、 (r)段階(q)で前記第1のカウンタの値が“0”で
    ないと判断される際に第1のカウンタの値を“1”だけ
    増加させ、前記第2のカウンタの値を“0”に初期化さ
    せた後、段階(iii) に戻って以後の段階を繰り返して実
    行する段階と、 (s)段階(q)で前記第1のカウンタの値が“0”で
    あると判断される際に前記第2のカウンタの値が第5の
    基準位相値より小さいか否かを判断する段階と、 (t)段階(s)で前記第2のカウンタの値が第5の基
    準位相値より小さいと判断される際に前記第1のカウン
    タの値を“1”だけ増加させ、前記第2のカウンタの値
    を“0”に初期化させた後、段階(iii) に戻って以後の
    段階を繰り返して実行する段階と、 (u)段階(s)で第2のカウンタの値が第5の基準位
    相値以上であると判断される際に段階(v) を実行する段
    階とを具えることを特徴とする請求項1記載の電子レン
    ジの蒸気センサを利用した自動調理制御方法。
  5. 【請求項5】 段階(v) は、(A)段階(iv)で値が設定
    された前記第1のカウンタの値が第4の基準位相値より
    小さいか否かを判断する段階と、 (B)段階(A)で前記第1のカウンタの値が第4の基
    準位相値より小さいと判断される際に前記送風手段の第
    2の空冷時間を第1の追加動作時間値に設定する段階
    と、 (C)段階(A)で前記第1のカウンタの値が第4の基
    準位相値以上であると判断される際に前記送風手段の第
    2の空冷時間を第2の追加動作時間値に設定する段階
    と、 (D)段階(iv)で値が設定された前記第2のカウンタの
    値が第6の基準位相値より小さいか否かを判断する段階
    と、 (E)段階(D)で前記第2のカウンタの値が第6の基
    準位相値より小さいと判断される際に前記送風手段の第
    2の空冷時間を第3の追加動作時間値に設定する段階
    と、 (F)段階(D)で前記第2のカウンタの値が第6の基
    準位相値以上であると判断される際に前記送風手段の第
    2の空冷時間を第4の追加動作時間値に設定する段階と
    を具えることを特徴とする請求項1記載の電子レンジの
    蒸気センサを利用した自動調理制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の追加動作時間は、第2の空冷
    時間をT2 とする際に、“T2 =0”である等式の右辺
    であることを特徴とする請求項5記載の電子レンジの蒸
    気センサを利用した自動調理制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の追加動作時間は、第2の空冷
    時間と第1のカウンタの値をそれぞれT2 とC1 とし、
    a 及びTb は実験を通じて得られたデータによって決
    定される係数とする際に、“T2 =C1 ×Ta +Tb
    である等式の右辺であることを特徴とする請求項5記載
    の電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方
    法。
  8. 【請求項8】 前記第3の追加動作時間は、第2の空冷
    時間をT2 とし、T C は実験を通じて得られたデータに
    よって決定される係数とする際に、“T2 =TC ”であ
    る等式の右辺であることを特徴とする請求項5記載の電
    子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第4の追加動作時間は、第2の空冷
    時間と第2のカウンタの値をそれぞれT2 とC2 とし、
    d 及びTe は実験を通じて得られたデータによって決
    定される係数とする際に、“T2 =C2 ×Td +Te
    である等式の右辺であることを特徴とする請求項5記載
    の電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第1のカウンタの値は第1のカウ
    ンタの値、第3及び第4の基準位相値をそれぞれC1
    r3及びCr4とすれば、第2の空冷時間が第1の追加動
    作時間に設定される際に、不等式“Cr3≦C1 <Cr4
    によって指定される範囲を有することを特徴とする請求
    項5記載の電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理
    制御方法。
  11. 【請求項11】 前記第1のカウンタの値は第1のカウ
    ンタの値及び第4の基準位相値をそれぞれC1 及びCr4
    とすれば、第2の空冷時間が第2の追加動作時間に設定
    される際に、不等式“Cr4≦C1 ”によって指定される
    範囲を有することを特徴とする請求項5記載の電子レン
    ジの蒸気センサを利用した自動調理制御方法。
  12. 【請求項12】 前記第2のカウンタの値は第2のカウ
    ンタの値、第5及び第6の基準位相値をそれぞれC2
    r5及びCr6とすれば、第2の空冷時間が第3の追加動
    作時間に設定される際に、不等式“Cr5≦C2 <Cr6
    によって指定される範囲を有することを特徴とする請求
    項5記載の電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理
    制御方法。
  13. 【請求項13】 前記第2のカウンタの値は、第2のカ
    ウンタの値及び第6の基準位相値をそれぞれC2 及びC
    r6とすれば、第2の空冷時間が第4の追加動作時間に設
    定される際に、不等式“Cr6≦C2 ”によって指定され
    る範囲を有することを特徴とする請求項5記載の電子レ
    ンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方法。
  14. 【請求項14】 段階(vi)は、(K)前記送風手段の第
    2の動作時間を“0”に初期化させる段階と、 (L)前記送風手段の第2の稼働時間を“1”だけ増加
    させる段階と、 (M)段階(L)で“1”だけ増加された前記送風手段
    の第2の動作時間が第2の空冷時間以上か否かを判断す
    る段階と、 (N)段階(M)で前記送風手段の第2の稼働時間が第
    2の空冷時間より小さいと判断される際に段階(L)に
    戻って以後の段階を繰り返して実行する段階と、 (O)段階(M)で前記送風手段の第2の動作時間が第
    2の空冷時間以上であると判断される際に段階(vii) を
    実行する段階とを具えることを特徴とする請求項1記載
    の電子レンジの蒸気センサを利用した自動調理制御方
    法。
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