JPH09110320A - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
- Publication number
- JPH09110320A JPH09110320A JP27528095A JP27528095A JPH09110320A JP H09110320 A JPH09110320 A JP H09110320A JP 27528095 A JP27528095 A JP 27528095A JP 27528095 A JP27528095 A JP 27528095A JP H09110320 A JPH09110320 A JP H09110320A
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- JP
- Japan
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- data
- cause
- memory
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】制御機器の異常発生時のデータを得て異常発生
原因の推測を容易にし、復旧時間の短縮を図る。 【解決手段】インバータ２ａやドア制御装置２ｂから構
成される制御機器２から異常信号が出力されると制御回
路１がこれを検出する。この時の異常の原因となりそう
なあらかじめ設定していたデータをメモリ１ｂに格納
し、表示装置１ｃで読み出す。
原因の推測を容易にし、復旧時間の短縮を図る。 【解決手段】インバータ２ａやドア制御装置２ｂから構
成される制御機器２から異常信号が出力されると制御回
路１がこれを検出する。この時の異常の原因となりそう
なあらかじめ設定していたデータをメモリ１ｂに格納
し、表示装置１ｃで読み出す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータの制御装
置に係り、特に、制御装置異常時の制御回路に関する。
置に係り、特に、制御装置異常時の制御回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のエレベータの制御装置では、制御
回路は制御機器からの異常信号を検出すると、異常が発
生したことを記憶し、外部表示していた。しかし、この
方法によると制御機器に異常があったことは確認できる
が、それがどのような原因によるものかを推測するのは
困難であり、また、復旧に時間を要するという問題があ
った。この問題を解決するために、エレベータの遠隔故
障診断装置では、特開平6−1556 号公報に示されるよう
に、エレベータが故障する直前の一定時間のエレベータ
の各種状態データをメモリに格納し、故障診断装置に送
信する方法が採られている。しかし、状態データのメモ
リへの格納が一定周期毎のため、この周期よりも短い状
態変化の場合、異常時の正確な状態が確保できず故障原
因の推定に時間を要するという問題があった。
回路は制御機器からの異常信号を検出すると、異常が発
生したことを記憶し、外部表示していた。しかし、この
方法によると制御機器に異常があったことは確認できる
が、それがどのような原因によるものかを推測するのは
困難であり、また、復旧に時間を要するという問題があ
った。この問題を解決するために、エレベータの遠隔故
障診断装置では、特開平6−1556 号公報に示されるよう
に、エレベータが故障する直前の一定時間のエレベータ
の各種状態データをメモリに格納し、故障診断装置に送
信する方法が採られている。しかし、状態データのメモ
リへの格納が一定周期毎のため、この周期よりも短い状
態変化の場合、異常時の正確な状態が確保できず故障原
因の推定に時間を要するという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術で
は制御回路が異常信号を検出しても、正確なエレベータ
の状態データを確保することができないという問題があ
った。
は制御回路が異常信号を検出しても、正確なエレベータ
の状態データを確保することができないという問題があ
った。
【０００４】本発明の目的は、異常発報信号と同期して
あらかじめ設定していた異常の原因となりそうなデータ
を制御回路内のメモリへ格納することにより、異常時の
エレベータの状態捕捉を確実にし故障原因の推定を短時
間で行うことができるエレベータの制御装置を提供する
ことにある。
あらかじめ設定していた異常の原因となりそうなデータ
を制御回路内のメモリへ格納することにより、異常時の
エレベータの状態捕捉を確実にし故障原因の推定を短時
間で行うことができるエレベータの制御装置を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、１個以上の
異常検出信号を持つエレベータの制御装置で、１個以上
の上記異常検出信号を検出したときに異常発報信号を出
力する機能と、前記異常発報信号が出力されるとこれに
同期して所定の前記異常検出信号を制御回路の内部メモ
リへ格納する機能と、制御回路内部メモリへ格納された
データを外部操作により表示装置から読み出せる機能を
設けることにより達成される。
異常検出信号を持つエレベータの制御装置で、１個以上
の上記異常検出信号を検出したときに異常発報信号を出
力する機能と、前記異常発報信号が出力されるとこれに
同期して所定の前記異常検出信号を制御回路の内部メモ
リへ格納する機能と、制御回路内部メモリへ格納された
データを外部操作により表示装置から読み出せる機能を
設けることにより達成される。
【０００６】異常発報信号と同期して遅れることなく、
あらかじめ設定した異常の原因となりそうなデータを制
御回路の内部メモリへ格納し、そのデータを読み出せる
構成とすることにより、異常時のエレベータの状態捕捉
を確実にし故障原因の推定を短時間で行うことができる
エレベータの制御装置を得ることができる。
あらかじめ設定した異常の原因となりそうなデータを制
御回路の内部メモリへ格納し、そのデータを読み出せる
構成とすることにより、異常時のエレベータの状態捕捉
を確実にし故障原因の推定を短時間で行うことができる
エレベータの制御装置を得ることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図１により説
明する。異常検出機能５は、インバータ主回路の電圧，
電流及びインバータ周波数等の異常検出信号３を常時監
視しており、これらのうち１個以上のデータに異常が生
じると異常発報信号４が出力され異常検出機能が異常を
検出する。異常検出機能が異常を検出すると、これと同
期して上記インバータ主回路の電圧，電流及びインバー
タ周波数等の異常検出信号のデータがメモリへ格納され
る。更に、制御回路で作成される電流指令値や周波数指
令値，モータ回転数等、あらかじめ異常の原因となりそ
うな状態データ６を設定しておき、この状態データも異
常発報信号と同期してメモリ７へ格納できる構成として
おく。
明する。異常検出機能５は、インバータ主回路の電圧，
電流及びインバータ周波数等の異常検出信号３を常時監
視しており、これらのうち１個以上のデータに異常が生
じると異常発報信号４が出力され異常検出機能が異常を
検出する。異常検出機能が異常を検出すると、これと同
期して上記インバータ主回路の電圧，電流及びインバー
タ周波数等の異常検出信号のデータがメモリへ格納され
る。更に、制御回路で作成される電流指令値や周波数指
令値，モータ回転数等、あらかじめ異常の原因となりそ
うな状態データ６を設定しておき、この状態データも異
常発報信号と同期してメモリ７へ格納できる構成として
おく。
【０００８】このような構成で異常検出機能が異常を検
出した場合について以下に説明する。異常検出機能が異
常を検出すると制御回路はその時行っていた処理を中断
し、上記インバータ主回路の電圧，電流及びインバータ
周波数及び、あらかじめ設定していた電流指令値，周波
数指令値，モータ回転数等の状態データをメモリへ格納
する。このように割り込み処理を行うことで異常検出と
同期して遅れることなく所定のデータをメモリへ格納で
きる。
出した場合について以下に説明する。異常検出機能が異
常を検出すると制御回路はその時行っていた処理を中断
し、上記インバータ主回路の電圧，電流及びインバータ
周波数及び、あらかじめ設定していた電流指令値，周波
数指令値，モータ回転数等の状態データをメモリへ格納
する。このように割り込み処理を行うことで異常検出と
同期して遅れることなく所定のデータをメモリへ格納で
きる。
【０００９】また、異常検出とデータのメモリへの格納
を同期させる方法は、制御周期が所定のデータの状態変
化時間よりも短い場合は割り込みを使わず制御周期毎の
処理でも良い。
を同期させる方法は、制御周期が所定のデータの状態変
化時間よりも短い場合は割り込みを使わず制御周期毎の
処理でも良い。
【００１０】上記の例によれば、異常発生後、上記デー
タを読みとることで異常発生時の各状態データを把握で
きるので、異常の原因を容易に推測できる。
タを読みとることで異常発生時の各状態データを把握で
きるので、異常の原因を容易に推測できる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、制御装置に異常が発生
すると、そのときの各データがメモリへ格納され後から
読み出すことができるので、異常の原因を容易に推測す
ることができ、また、短時間で復旧することができる。
すると、そのときの各データがメモリへ格納され後から
読み出すことができるので、異常の原因を容易に推測す
ることができ、また、短時間で復旧することができる。
【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
１…制御装置、２…制御回路、３…異常検出信号、４…
異常発報信号、５…異常検出機能、６…状態データ、７
…メモリ。
異常発報信号、５…異常検出機能、６…状態データ、７
…メモリ。
Claims (2)
- 【請求項１】１個以上の異常検出信号を持つエレベータ
の制御装置において、前記異常検出信号が出力されたと
きに異常発報信号を出力する機能と、前記異常発報信号
が出力されるとこれに同期して所定の前記異常検出信号
または、前記異常検出信号と所定の状態データを制御回
路の内部メモリへ格納する機能を有することを特徴とす
るエレベータの制御装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記制御回路の内部メ
モリへ格納されたデータを外部操作により表示装置から
読み出せる機能を有するエレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27528095A JPH09110320A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27528095A JPH09110320A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | エレベータの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09110320A true JPH09110320A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17553231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27528095A Pending JPH09110320A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09110320A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7729806B2 (en) * | 2004-05-25 | 2010-06-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator controller |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP27528095A patent/JPH09110320A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7729806B2 (en) * | 2004-05-25 | 2010-06-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Elevator controller |
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