JPH09109701A - 車両のフューエルインレットボックス構造 - Google Patents

車両のフューエルインレットボックス構造

Info

Publication number
JPH09109701A
JPH09109701A JP26978195A JP26978195A JPH09109701A JP H09109701 A JPH09109701 A JP H09109701A JP 26978195 A JP26978195 A JP 26978195A JP 26978195 A JP26978195 A JP 26978195A JP H09109701 A JPH09109701 A JP H09109701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quarter pillar
inlet box
cab
vehicle
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26978195A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3399723B2 (ja
Inventor
Akiichi Sakai
昭市 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP26978195A priority Critical patent/JP3399723B2/ja
Publication of JPH09109701A publication Critical patent/JPH09109701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3399723B2 publication Critical patent/JP3399723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クォータピラー前方のサイドドアの幅を狭める
ことがなく、車両外観のデザイン的なバランスを低下さ
せずにクォータピラー周辺のデザインの自由度を増すこ
とができる。 【解決手段】キャブ11の後方に所定の間隔をあけてリ
ヤデッキ12が設けられ、キャブ11のサイドドア15
後方のクォータピラー13にフューエルインレットボッ
クス19が設けられる。キャブ11のクォータピラー1
3のうち外側壁部14aからリヤデッキ12の前面に対
向する後壁部14bにかけて開口部18が形成され、フ
ューエルインレットボックス19が開口部18に臨むよ
うにクォータピラー13内に固着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型トラック等のキ
ャブのクォータピラーに設けられたフューエルインレッ
トボックスの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフューエルインレットボ
ックス構造として、図4に示すようにキャブ1のサイド
ドア5後方のクォータピラー3の外側壁部4aに開口部
4bが形成され、フューエルインレットボックス9が上
記開口部4bに臨むようにクォータピラー3内に固着さ
れたフューエルインレットボックス構造が知られてい
る。クォータピラー3は横断面略U字状に形成されたア
ウトサイドパネル4と、このアウトサイドパネル4の両
端を連結し横断面略逆ハット状に形成されたリヤフロア
サイドパネル6とを互いに接合することにより略鉛直方
向に延びる筒状に形成される。開口部4bが形成された
外側壁部4aはアウトサイドパネル4のうち車両の外側
方に面する部分である。またクォータピラー3内には一
端がアウトサイドパネル4の一端及びリヤフロアサイド
パネル6の一端間に挟持されかつ他端近傍がリヤフロア
サイドパネル6の底部に溶着されたリインフォースメン
ト7が設けられる。
【0003】一方、インレットボックス9は周縁にフラ
ンジ部9aを有する略椀状に形成され、このフランジ部
9aは開口部4bの周縁に溶着される。インレットボッ
クス9の底部はリヤフロアサイドパネル6の底部に溶着
されたリインフォースメント7の他端近傍に溶着され
る。これらの互いに溶着されたインレットボックス9の
底部、リインフォースメント7の他端近傍及びリヤフロ
アサイドパネル6の底部には通孔9b,7a,6aが形
成される。これらの通孔9b,7a,6aにはフューエ
ルインレットパイプ8の上端が遊挿され、インレットパ
イプ8の上部にはリング状のブラケット8aが溶着され
る。このブラケット8aは図示しないボルト及びナット
により上記インレットボックス9の底部、リインフォー
スメント7の他端近傍及びリヤフロアサイドパネル6の
底部に固定される。また開口部4bはフューエルリッド
4cにより開放可能に閉止され、インレットパイプ8の
上端にはフューエルキャップ8bが取外し可能に嵌着さ
れる。このような構成のフューエルインレットボックス
構造では、フューエルタンクに給油するときには、フュ
ーエルリッド4cを開けて開口部4bを開放し、フュー
エルキャップ8bを取外し、更に給油所の給油ノズル
(図示せず)をフューエルインレットパイプ8に挿入す
ることにより行われる。このとき給油ノズルを保持しか
つ給油ノズルより太いノズルホルダ(図示せず)がイン
レットボックス9内に遊挿され、このホルダの先端がイ
ンレットパイプ8の上端に密着する。これにより燃料が
揮発し有害なHCガスとなってインレットパイプ8から
大気中に漏れるのを防止できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のフ
ューエルインレットボックス構造では、開口部がクォー
タピラーの外側壁部にのみ形成されているため、この外
側壁部の幅がL1と大きくなってクォータピラーが太く
なる不具合があった。この結果、キャブのサイドドアの
幅を狭めたり、或いは車両外観のデザイン的なバランス
が悪くなる問題点があった。本発明の目的は、クォータ
ピラー前方のドア開口部の幅を狭めることがなく、車両
外観のデザイン的なバランスを低下させずにクォータピ
ラー周辺のデザインの自由度を増すことができる車両の
フューエルインレットボックス構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すようにキャブ11と、キャブ11の後方に所
定の間隔をあけて設けられたリヤデッキ12と、キャブ
11のサイドドア15後方のクォータピラー13に設け
られたフューエルインレットボックス19とを備えた車
両の改良である。その特徴ある構成は、クォータピラー
13のうち外側壁部14aからリヤデッキ12の前面に
対向する後壁部14bにかけて開口部18が形成され、
フューエルインレットボックス19が開口部18に臨む
ようにクォータピラー13内に固着されたところにあ
る。このような構成の車両のフューエルインレットボッ
クス構造では、インレットボックス19がクォータピラ
ー13内に略対角線方向に延びて配設されるため、クォ
ータピラー13を太くせずに済む。この結果、クォータ
ピラー13前方のサイドドア15の幅を狭めることがな
く、車両10外観のデザイン的なバランスを低下させる
ことがない。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1〜図3に示すように、小
型トラック10はダブルキャブ11と、このダブルキャ
ブ12の後方に所定の間隔をあけて設けられた無蓋のリ
ヤデッキ12とを備える。キャブ11のリヤサイドドア
15後方にはクォータピラー13が設けられ、このピラ
ー13は略鉛直方向に延びる筒状に形成される。クォー
タピラー13は横断面略U字状に形成されたアウトサイ
ドパネル14と、このアウトサイドパネル14の両端を
連結し横断面略逆ハット状に形成されたリヤフロアサイ
ドパネル16とを有する(図1)。アウトサイドパネル
14はトラック10の外側方に面する外側壁部14a
と、リヤデッキ12の前面に対向する後壁部14bと、
リヤサイドドア15の後端面に対向する前壁部14cと
からなる。クォータピラー13内には一端がアウトサイ
ドパネル14の一端及びリヤフロアサイドパネル16の
一端間に挟持されかつ他端近傍がリヤフロアサイドパネ
ル16の底部に溶着されたリインフォースメント17が
設けられる。なお、キャブとこのキャブの後方に所定の
間隔をあけて設けられたリヤデッキを有する車両であれ
ば、小型トラックに限らず他の車両でもよい。またキャ
ブはダブルキャブではなくシングルキャブでもよく、リ
ヤデッキは無蓋のリヤデッキに限らず箱形のリヤデッキ
でもよい。
【0007】クォータピラー13のうち外側壁部14a
から後壁部14bにかけて開口部18が形成され、この
開口部18に臨むようにフューエルインレットボックス
19が固着される(図1)。このインレットボックス1
9は周縁にフランジ部19aを有する略椀状に形成され
る。インレットボックス19のフランジ部19aは開口
部18の周縁に溶着され、インレットボックス19の底
部はリヤフロアサイドパネル16の底部に溶着されたリ
インフォースメント17の他端近傍に溶着される。これ
らの互いに溶着されたインレットボックス19の底部、
リインフォースメント17の他端近傍及びリヤフロアサ
イドパネル16の底部には通孔19b,17a,16a
が形成される(図1及び図2)。これらの通孔19b,
17a,16aには斜め後方かつ斜め上方に向ってフュ
ーエルインレットパイプ21の上部が遊挿され、このイ
ンレットパイプ21の上端にはフューエルキャップ22
が取外し可能に嵌着される。またインレットパイプ21
の上部にはリング状のブラケット23が溶着され、この
ブラケット23はボルト24及びナット26(図2)に
より上記インレットボックス19の底部、リインフォー
スメント17の他端近傍及びリヤフロアサイドパネル1
6の底部に固定される。インレットパイプ21の下端は
リヤデッキ12のフロアパネル(図示せず)下面に設け
られたフューエルタンク(図示せず)に接続される。
【0008】また開口部18は略アングル状に折曲げら
れたフューエルリッド27により開放可能に閉止され、
このリッド27により開口部18を閉止した状態でリッ
ド27の外面はクォータピラー13の外側壁部14a及
び後壁部14bの外面と略一致するようになっている
(図1及び図2)。リッド27のリヤサイドドア15に
近い端縁とインレットボックス19との間にはリッド2
7の回転中心であるヒンジ28が設けられ、リッド27
のリヤデッキ12に対向する端縁とインレットボックス
19との間にはリッド27を閉止状態に保持するロック
装置(図示せず)が設けられる。29はバックパネルで
あり(図1)、31はインレットパイプ21の中央部及
び下部をリヤフロアサイドパネル16とともに覆うフュ
ーエルインレットハウジングである(図1及び図2)。
【0009】このように構成されたフューエルインレッ
トボックス構造では、フューエルタンク(図示せず)に
給油するときには、フューエルリッド27を開けて開口
部18を開放し、フューエルキャップ22を取外し、更
に給油所の給油ノズル(図示せず)を斜め後方かつ斜め
上方からフューエルインレットパイプ21に挿入するこ
とにより行われる。このときクォータピラー13の外側
壁部14aの幅L2(図1)は従来のクォータピラーの
外側壁部の幅L1(図4)より小さく、即ちクォータピ
ラー13が細くても、インレットボックス19がクォー
タピラー13内に略対角線方向に延びて配設されるた
め、インレットボックス19は従来のインレットボック
スと略同一の幅を確保できる。この結果、給油ノズルを
保持しかつ給油ノズルより太いノズルホルダ(図示せ
ず)をインレットボックス19内に遊挿することがで
き、このホルダの先端がインレットパイプ21の上端に
密着する。これにより燃料が揮発し有害なHCガスとな
ってインレットパイプ21から大気中に漏れるのを防止
できる。またクォータピラー13を太くしなくて済むの
で、リヤサイドドア15の幅、即ちこのドア15により
開放可能に閉止されるドア開口部32の幅を狭めること
がなく、更にクォータピラー13周辺のデザインの自由
度を増すことができる。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、キ
ャブのサイドドア後方のクォータピラーのうち外側壁部
からリヤデッキの前面に対向する後壁部にかけて開口部
を形成し、フューエルインレットボックスを上記開口部
に臨むようにクォータピラー内に固着したので、インレ
ットボックスがクォータピラー内に略対角線方向に延び
て配設される。この結果、クォータピラーを太くせず
に、インレットボックスの所定の幅を確保できると同時
に、クォータピラー前方のサイドドアの幅を狭めること
がない。またクォータピラーを太くせずに済むので、車
両外観のデザイン的なバランスを低下させずにクォータ
ピラー周辺のデザインの自由度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のフューエルインレットボ
ックス構造を示す図3のA−A線断面図。
【図2】図1のB−B線断面図。
【図3】クォータピラーの開口部を開放可能に閉止する
フューエルリッドを含む車両の側面図。
【図4】従来例を示す図1に対応する断面図。
【符号の説明】
10 小型トラック(車両) 11 ダブルキャブ(キャブ) 12 リヤデッキ 13 クォータピラー 14a 外側壁部 14b 後壁部 15 リヤサイドドア 18 開口部 19 フューエルインレットボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブ(11)と、前記キャブ(11)の後方に
    所定の間隔をあけて設けられたリヤデッキ(12)と、前記
    キャブ(11)のサイドドア(15)後方のクォータピラー(13)
    に設けられたフューエルインレットボックス(19)とを備
    えた車両において、 前記クォータピラー(13)のうち外側壁部(14a)から前記
    リヤデッキ(12)の前面に対向する後壁部(14b)にかけて
    開口部(18)が形成され、 前記フューエルインレットボックス(19)が前記開口部(1
    8)に臨むように前記クォータピラー(13)内に固着された
    ことを特徴とする車両のフューエルインレットボックス
    構造。
JP26978195A 1995-10-18 1995-10-18 車両のフューエルインレットボックス構造 Expired - Fee Related JP3399723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26978195A JP3399723B2 (ja) 1995-10-18 1995-10-18 車両のフューエルインレットボックス構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26978195A JP3399723B2 (ja) 1995-10-18 1995-10-18 車両のフューエルインレットボックス構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09109701A true JPH09109701A (ja) 1997-04-28
JP3399723B2 JP3399723B2 (ja) 2003-04-21

Family

ID=17477074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26978195A Expired - Fee Related JP3399723B2 (ja) 1995-10-18 1995-10-18 車両のフューエルインレットボックス構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3399723B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448062B1 (ko) * 2001-12-26 2004-09-10 현대자동차주식회사 소형왜건 차량의 연료주입구 구조
JP2009061967A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Nissan Motor Co Ltd 車体ピラー部周辺構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448062B1 (ko) * 2001-12-26 2004-09-10 현대자동차주식회사 소형왜건 차량의 연료주입구 구조
JP2009061967A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Nissan Motor Co Ltd 車体ピラー部周辺構造
US8251439B2 (en) 2007-09-07 2012-08-28 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle body

Also Published As

Publication number Publication date
JP3399723B2 (ja) 2003-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0325091A (ja) スクータ型自動二,三輪車の燃料供給部構造
JP3791383B2 (ja) 燃料電池車両の燃料タンク搭載構造
US5192108A (en) Protective equipment compartment for trucks
JP2538716Y2 (ja) 自動車のバッテリ収納構造
JPH09109701A (ja) 車両のフューエルインレットボックス構造
JPH08218959A (ja) 自動2輪車のエアクリーナ
JPH05238450A (ja) スクータ型車両
JPH0446823A (ja) 自動車のフューエルリッド構造
JPS6382823A (ja) 自動車のフユエルキヤツプアダプタのドレン構造
JPH06312670A (ja) 自動車のフロントフードストライカの取付構造
JP2938782B2 (ja) バックホウのボンネット構造
JPH0558366A (ja) スクータ型車両
JP3275602B2 (ja) フューエルリッド構造
JP2532511Y2 (ja) 自動車のエアクリーナ収納構造
JPH11334391A (ja) 自動車のフューエルリッド装置
JP3113511B2 (ja) エンジンフードの側部シール構造
JPH05116662A (ja) スクータ型車両のオイルタンク
JPH0585202A (ja) 自動車の燃料タンク構造
JP2887537B2 (ja) スクータ型車両の給油室
JPH10100971A (ja) 車両用フューエルタンク
JP3055853B2 (ja) 車両の後部車体構造
JPH05311698A (ja) 建設機械の作動油タンク装置
JP4168366B2 (ja) バッテリの遮蔽構造
JP2592934Y2 (ja) 車両用フロントリッドのシール構造
JPH02144268A (ja) 自動二輪車のタンク装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees