JPH0910669A - 塗布方法 - Google Patents
塗布方法Info
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- JPH0910669A JPH0910669A JP16392595A JP16392595A JPH0910669A JP H0910669 A JPH0910669 A JP H0910669A JP 16392595 A JP16392595 A JP 16392595A JP 16392595 A JP16392595 A JP 16392595A JP H0910669 A JPH0910669 A JP H0910669A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
- B05C5/007—Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C9/00—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
- B05C9/06—Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
る支持体を結露させることなく与湿することにより表面
の親水性を高め、高速薄膜塗布を安定化させると共に、
また、処理風の露点を下げすぎないようにして支持体が
帯電することを避け、帯電ムラによる塗布ムラの起こら
ない塗布方法を提供する。 【構成】 連続走行する長尺支持体上に塗布液を塗布す
る塗布方法において、塗布位置の近くの上流側で、該支
持体の温度以下で且つ、該支持体の温度の20%の温度
以上の範囲にある露点をもつ処理風を、前記長尺支持体
上に吹き付けた状態で塗布を行うことを特徴とする塗布
方法。
Description
材料等の長尺支持体に感光乳剤等の塗布液を塗布する塗
布方法に関する。
の製造にあたっては、支持体上に塗布液を多層塗布する
技術が進み、その目的・機能に応じて多数の層が必要と
なり、塗布層数も増加の傾向にある。そして、層数が増
加すれば、当然全層の厚さも増加するため、乾燥工程に
おける負荷が増大する。具体的には、乾燥に要する時間
の増大、乾燥風の温度増加・風量増大などを招き、生産
速度・生産コストに重大な影響を与えてしまう。このた
め、多層塗布であっても全層の厚さを薄くするため、薄
膜塗布に関する技術が必要とされている。
速度、すなわち塗布速度も益々増加の傾向にある。
の高速化が望まれている状況であるが、当然ながら、こ
のような状況下にあっても塗布ムラ・筋発生・ハジキ等
の塗布故障を起こすことなく均一に塗布されることが要
望されている。
かつ均一に塗布するために、塗布液の塗布を行なう前
に、支持体に対して何らかの処理を行なうことが検討さ
れており、その例として、現在までに次の(1)〜
(4)に示すような技術が提案されている。
に蒸気を付着させるものであり、特開昭52−3172
7号は支持体に水分を噴霧して吹き付けるようにしたも
のであり、いずれも支持体上に蒸気又は液体を付着させ
て、支持体の「濡れ性」を向上させることにより、塗布
液が付き易くさせたものである。
加熱することにより、塗布液が支持体に均一に付着させ
易くしたものである。
体表面を帯電させることにより、塗布液の液付き(塗布
性)を向上させたものである。
〜30℃で関係湿度が70〜90%である高湿度の風を
支持体上に吹き付けることにより、塗布液の液付き(塗
布性)を向上させようとしたものである。
では、以下に示すようなハジキやムラ等の塗布故障が発
生し易いため、「高速薄膜塗布」という条件を満たすこ
とができず、品質的に充分な対応ができていないのが現
状である。
じる液滴、または蒸気により直接生じる液滴が支持体に
付着して、これによるハジキやムラ等の塗布故障が発生
する。
になることにより、セット性が悪くなるので、塗布ムラ
が発生する。また、支持体周囲が支持体自身よりも低湿
になるため、静電気が発生し易くなり、これに起因する
筋故障が起こることがある。
持体の幅手方向に均一に帯電させることが困難であるた
め、帯電ムラによる塗布ムラやハジキ等の塗布故障を発
生することがある。
風の露点より温度の低い支持体には、この風が結露して
液滴が発生し、激しいハジキ現象が生じ、支持体に対し
て全く塗布が行なえないことがある。また、塗布装置自
体にも結露することがあり、この結果筋故障が発生す
る。さらには装置に対する結露は、塗布装置を痛める原
因となる。
することを課題とし、高速薄膜塗布においてもハジキや
ムラ等の塗布故障を発生することなく、均一な塗布が可
能な塗布方法を提供することを第1の目的とし、装置に
対する結露を生ずることなく、装置・工程においてもメ
ンテナンス性の優れた塗布装置を提供することを第2の
目的とする。さらに、コストが低く、比較的簡単な構成
でかかる目的を達成することを第3の目的とする。
れる支持体上に塗布液を塗布する塗布方法であって、塗
布位置近傍の搬送方向上流側の位置において、該支持体
の温度以下で、且つ該支持体の温度の20%の温度以上
の範囲にある露点を有する風を、前記長尺支持体上に吹
き付けた後に、塗布を行うことを特徴とする塗布方法に
よって解決される。
示す塗布装置の概略図を用いて説明する。しかし、本発
明はこの実施様態に限定されるものではない。特に、塗
布装置はスライドビード塗布装置に限らず、エクストル
ーダー、カーテンコーター、グラビアローラー等にも容
易に適用可能である。
プローラ2に巻回されて矢示方向に搬送される。該バッ
クアップローラ2には前記支持体1を介して、スライド
ビードコータ3が配設され、該スライドビードコータ3
の下方と前記バックアップローラ2の間には減圧室11
が設けられていて、サクションブロワー13によって所
定の減圧度になるように減圧がなされている。そしてス
ライドビードコータ3の先端にスライド面を流下する塗
布液がビード7をつくり、支持体1上に塗膜9が形成さ
れて行く。
には支持体1から所定の距離dだけ離れた下方の位置に
処理風の吹出チャンバー26が設けられている。そして
該チャンバー26には、温湿度調節器20からの温湿度
調節風が入り、前記支持体1の表面に吹き付けられるよ
うにしてある。前記温湿度調節器20には送風機22か
らの送風路と水蒸気源からの水蒸気の流入路23と調節
用の排風路24及び調節弁が設けられ、加熱器及び冷却
器が内蔵されている。これによって、連続走行してくる
支持体1の温度以下で、且つ、その支持体1の温度の2
0%の温度以上の範囲にある露点を持つ処理風を支持体
1上に吹き付けることができ、このような処理を塗布位
置近傍の上流側で行わせることにより、支持体に対し、
加湿することができる。この結果、高速薄膜の塗布が均
一にムラなく行うことができる。特に、ゼラチン下引き
の支持体に対して塗布を行なう場合は、加湿することに
より支持体表面の「濡れ性」が向上し、塗布性が大幅に
向上するので、本願発明の塗布方法を用いることは非常
に好ましい。また、今までの処理風の露点が支持体温度
より高くなることにより支持体への結露が起こることに
起因したハジキやムラの塗布故障はなくなり、処理風の
露点が支持体温度より低くなりすぎることにより支持体
上への帯電が起こり、その帯電のムラに起因していた塗
布ムラも一切なく、上述のような簡易的な構成で、塗布
性能を大幅に向上させることができる。また、塗布装置
にかかわる構成も大幅に増大しないので、製造設備に関
するコストの上昇も最小限に抑えることができる。ま
た、結露が生じることがない為、これに起因する塗布故
障(特に筋故障)は全く生じない。さらに塗布装置に対
しても結露しないので、装置の痛み・汚れが最小限にと
どまり、メンテナンス性がよく、装置の寿命も長くな
り、長期的に見てもコストが低減する。
に示す。
1上に前記スライドビードコータ3にて下記に示す各条
件によって2層の塗布を行った。
面活性剤を0.5g/リットル添加したものであり、粘
度は17cpである。
銀を所定量混合したものであり、粘度は22cpであ
る。
湿度50%RH 支持体温度が25℃のとき25℃、関係湿度50%RH このような条件で塗布を行い、表1に示すような塗布結
果を得た。
で、且つ、該支持体温度の20%以上の範囲であれば塗
布欠陥の無い良好な一様塗布が行えるが、上記範囲外に
なると、ムラ或いは弱いハジキ状の塗布欠陥が発生し、
処理風がないと更にハジキの発生が増えることが確認さ
れた。
しないように本発明で制限することにより支持体上への
結露がなくなり、結露に起因したハジキやムラ等の塗布
故障を皆無にすることが可能になった。
引層をもつ支持体に加湿することによって、結露するこ
となく支持体表面の「濡れ性」を高めることにより、塗
布故障を生じない高速薄膜塗布が可能になった。更に、
支持体上への帯電に起因するムラも抑制できる。
装置にかかわる構成も大幅に増大させることなく、製造
設備に関するコストも最小限に抑えることができる。さ
らにメンテナンス性がよく、工程装置の寿命も長くな
り、長期的に見てもコストを低減させることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 連続搬送される支持体上に塗布液を塗布
する塗布方法であって、塗布位置近傍の搬送方向上流側
の位置において、該支持体の温度以下で、且つ該支持体
の温度の20%の温度以上の範囲にある露点を有する風
を、前記長尺支持体上に吹き付けた後に、塗布を行うこ
とを特徴とする塗布方法。 - 【請求項2】 前記支持体は、塗布が行なわれる面に対
し、ゼラチンを含んだ下引層が形成されたものであるこ
とを特徴とする請求項1記載の塗布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16392595A JP3814838B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16392595A JP3814838B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 塗布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910669A true JPH0910669A (ja) | 1997-01-14 |
JP3814838B2 JP3814838B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=15783435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16392595A Expired - Fee Related JP3814838B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3814838B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16392595A patent/JP3814838B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP3814838B2 (ja) | 2006-08-30 |
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