JPH08989U - 移動式洗髪車の構造 - Google Patents

移動式洗髪車の構造

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JPH08989U
JPH08989U JP8691790U JP8691790U JPH08989U JP H08989 U JPH08989 U JP H08989U JP 8691790 U JP8691790 U JP 8691790U JP 8691790 U JP8691790 U JP 8691790U JP H08989 U JPH08989 U JP H08989U
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JP
Japan
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hair
tank
patient
washing
submersible pump
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JP8691790U
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重雄 青木
建作 青木
Original Assignee
重雄 青木
建作 青木
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Abstract

(57)【要約】 電子出願以前の出願であるので 要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、全身的障害により寝たきりを余儀 なくされている患者の頭髪を、仰臥の状態で洗髪 する移動式洗髪車の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の移動洗面装置として実開平2− 54870号公報の第1図(本願図面の第6図) のものがある。上記第6図に就いて簡単に説明す ると、移動可能な支柱40に温水の収容箱41及 び洗面台42をそれぞれ着脱自在に取付けると共 に洗面台42の下部一側に排水パイプ43を介し て排水容器44を接続し、収容箱41への温水の 補給は洗面所の温水供給用蛇口に通じる給水パイ プ45を経て補充される。
上記のものにあっては、移動可能な支柱の上端に 温水のはいった収容箱を取付けたうえに上部に、 洗面台をアームを介して支持しているので、移動 時の安定性が極めて悪いので、移動の都度収容箱 を支柱から取外して移動しなければならなかった 。また収容箱への温水の補給には洗面所の給水パ イプを介して行なうために装置の行動範囲が限ら れてしまうなどの不都合があった。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、上記従来の問題点を解決するため になされたもので、洗髪車の移動時の安定性と併 せて移動範囲に制約されないようにすると共に機 構を簡略にして使い勝手を良くすることである。
(問題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案が講ずる技術 的手段は、台車の平面的な架台に複数の支柱を設 けると共に各支柱の間に複数の棚を上下に設けて 洗髪ボール、シャワーヘッド及びドライヤーなど の備品とか、タオル、洗剤その他の消耗品を収容 し、シャワーヘッドとホースを介して接続させた 水中ポンプを台車に載せた温水用のタンクに収容 したものである。
(作用) 台車を患者の頭部側の寝台に近ずけると共に寝 台と台車との間に洗髪ボールを差渡し、該洗髪ボ ールの洗髪槽部と寝台との間に載置した枕の上に 、仰向きにされた患者の頭部を載せて洗髪の準備 を整える。引続き水中ポンプのスイッチを入れる と、温水用のタンクに内装した水中ポンプが始動 してタンク内の温水をホースを経て備品のシャワ ーヘッドから放出して洗髪ボール上の患者の頭髪 を徐々に濡らし、頭髪が適度に濡った所でスイッ チを切って温水の放出を止める。その後に頭髪に トリートメント又はリンスを施して頭髪を静かに シャンプーし、シャンプーが終った所で再び水中 ポンプのスイッチを入れ、シャワーヘッドから温 水を放出して頭髪の洗浄を行ない頭髪が綺麗にな った所で、備品の水中ポンプのスイッチを切り、 タオルその他の消耗品をもって頭髪の水分を充分 に除去したのち、別の備品であるドライヤのスイ ッチを入れ温風をもって濡れた頭髪を乾燥させて 洗浄作業を終える。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基ずいて詳細に 説明する。
本案のものは、第1図乃至第5図に示すように移 動自在の洗髪車1の台車2は、一対辺に対の支柱 8、8を向合せて突設すると共に、各支柱3の間 には上下調節可能の棚4を取付け、前記台車2の 架台2a上には水中ポンプ5を内装したタンク6 、洗浄に使用して汚れた汚水を収容するタンク6 aを搭載し、棚4aには、温水を補給するための 予備タンク14及び後記の洗髪ボール7を搭載可 能に構成し、この棚4には該棚4の一側と患者B の寝台Aとの間に差渡しできる前記洗髪ボール7 、頭髪を洗浄するシャワーヘッドに類する備品8 、濡れた頭髪を乾燥させるためのドライヤに類す る備品9及びタオル、トリートメント又はリンス などの消耗品(何れも図示を略す)を適宜に収容 して前記移動洗髪車1を構成する。また、前記棚 4の高さは寝台A上のマット、敷布団その他で患 者Cの寝具Dの高さとほぼ一致させて上下調節可 能で、その位置決めは前記支柱3のうち複数を取 付けたクランプ15、15をもって安定的に保持 するようにしてある。また図中16は前記予備タ ンク14の温水を計る温度計であり、同Eは前記 水中ポンプ5用のスイツチ機構である。
いま、寝台Aに仰臥した状態にある患者Bの頭髪 を洗浄する要領を説明すると、先ず洗髪車1を寝 台Aの一端、即ち患者Bの頭部C側に近ずける。
次に前記棚4と寝台Aの寝具Dの高さとをほぼ同 一に調整してクランプ15、15により棚4を固 定(この高さ調節は病院及び老人ホーム等では一 定しているので、その都度調節の必要はない。) したのち、該棚4と寝具Dとの間に洗髪ボール7 を差渡し、該洗髪ボール7の洗髪槽部11を患者 Bの頭部Cの下に位置させると共に洗髪槽部11 と寝具Dとの間に枕13を置き、この枕13上に 頭部Cを載せて該頭部Cが洗髪槽部11から浮き 上るように対応させて洗髪準備を整える。次に、 備品8のシャワーヘッドを手に取り、スイッチ機 構Eのスイッチを入れると、タンク6内の水中ポ ンプ5が始動してタンク6内の温水を汲み上げ、 ホース10を経て備品8へ給湯し、該備品8を経 て患者Bの頭部に適温の温水を注き掛け、頭髪が 適度に濡った所でスイッチを切って温水の注ぎを 止める。上記温水の汲上げ中は水中ポンプ5によ る騒音は全く皆無である。次に濡った頭髪に消耗 品のトリートメント又はリンクを散布して頭髪に よく滲み込ませながらシャンプーを施し、適宜に シャンプーされた所で、再びスイッチを入れて水 中ポンプ5を始動し、備品8により頭髪の洗浄を 行ない。頭髪が清潔に洗浄されたところで、消耗 品のタオルを使って頭髪の水分を除去し、その後 に備品9のドライヤを使用して頭髪を完全に乾燥 させて洗髪作業を終え、上述の作業を反復して患 者Bの頭髪を簡単に、かつ迅速に洗浄することが できる。
(効果) この考案は、上記の構成であるから、次の利点 を有する。
(1)移動自在な台車に複数の支柱を設けて複数の棚 を設けると共に、下部の棚を上下調節自在に支 持し、この棚の高さを寝台の高さに簡単に調節 できるようにしたので、移動に安定性があるう えに寝台の高さに応じて迅速かつ確実に棚の高 さを調節できるばかりでなく、予備タンクによ り移動範囲に制限されることなく自由に行動し て洗髪を行なうことができる。
(2)タンク内の温水中に水中ポンプを設けることで 、頭髪を洗浄する際の温水の汲み上げを完全な 無騒音で行なうことができるので、頭髪の洗浄 により周囲又は他の患者に騒音による迷惑を掛 けることを皆無にできる。
(3)温水用のタンク、汚水収容のタンクを低い目の 架台上に搭載したので、移動時の安定性が得ら れるうえに、予備タンクによる温水の補給とか 、汚水の排除にも作業が安全で労力も少なくて 済み作業性が極めて良い。
(4)各支柱を介して複数の棚を設けたことにより、 シャワーヘッド及びドライヤーなどの備品とか タオル、トリートメント又はリンス、ブラシな どの消耗品を余裕をもって収容できるので、移 動によって洗髪作業を行なうには極めて便利で あり、しかも上部に設けた棚に、使用によって 汚れたタオルを別に収容できるから極めて衛生 的である。
(5)従来の移動に不安定なものと異なり、小容量の 予備タンクを備えたので、洗髪車が移動範囲に 制限を受けることなく広範囲に移動しても予備 タンクにより温水の補給を容易に行なうことが できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案洗髪車の正面図、第2図は、左側 面図、第3図は、洗髪要領の説明図、第4図(イ)は 、洗髪ボールの拡大平面図、第4図(ロ)は、第4図 (イ)に於けるX−X線側断面図、第5図は、枕の側 面斜視図、第6図は、従来技術の説明図である。 (主要部分の符号の説明) 1……洗髪車 2……台車 2a……架台 3……支柱 4、4a……棚 5……水中ポンプ 6、6a……タンク 7……洗髪ボール 8、9……備品 11……排水槽部 12……洗髪槽部 13……枕 14……予備タンク B……患者 C……頭部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平3.2.6
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台2a上に、水中ポンプ5を有したタン
    ク6及 び汚水を収容するタンク6aを架載すると共に、 前記架台2aに突設した複数の支柱8を介して棚 4、4aを支承すると共にこれら棚4及び同4a に、予備タンク14、シャワーヘッド、ドライヤ などの備品8、9及びタオル、洗剤その他の消耗 品を収容した移動自在の台車2と、 前記タンク6aに排水用のホース10aを介して 連通する排水槽部11及び洗髪槽部12を有する と共に該洗髪槽部12に、洗髪を施こす患者Bの 頭部Cを、浮き上るように支持する枕13との組 合せになる洗髪ボール7と により移動式の洗髪車1を構成し、前記枕13に 載せた患者Bの頭部Cを、患者Bが仰向きに寝た 状態で洗髪を行なうことを特徴とする移動式洗髪 車の構造。
  2. 【請求項2】前記水中ポンプ5と前記備品8とをパイプ
    10を 介して通水、止水自在に連結してなることを特徴 とする請求項1記載の移動式洗髪車の構造。
JP8691790U 1990-08-20 1990-08-20 移動式洗髪車の構造 Pending JPH08989U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128492B2 (ja) * 1980-01-14 1986-06-30 Teijin Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128492B2 (ja) * 1980-01-14 1986-06-30 Teijin Ltd

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