JPH0896146A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH0896146A
JPH0896146A JP25164894A JP25164894A JPH0896146A JP H0896146 A JPH0896146 A JP H0896146A JP 25164894 A JP25164894 A JP 25164894A JP 25164894 A JP25164894 A JP 25164894A JP H0896146 A JPH0896146 A JP H0896146A
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JP25164894A
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Hiroo Koyama
博生 小山
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 線画像を入力しベクトル画像を生成すると共
にラスター画像処理装置を介して出力装置にプリント出
力するようにした電子編集システムにおいて、電子編集
操作を行なうモジュール側ではベクトル画像及び影付き
ベクトル画像の塗り潰し処理は行なわず、レコーダサー
バ側のラスター画像処理装置で画像の塗り潰し処理を行
ない、編集操作モジュール負荷を軽減する。 【構成】 線画を入力しラスター画像処理装置を介して
出力装置にプリント出力する電子編集システムにおい
て、線画を閉領域認識するベクトル画像生成工程と、指
定した影ベクトルに基づいて上記ベクトル画像から影付
きベクトル画像を生成する工程と、この影付きベクトル
画像をPDLデータに変換する工程と、上記PDLデー
タをラスター画像処理装置で展開してベクトル画像の塗
り潰しを行ない出力装置にプリントするプリント工程と
を設けることにより上記目的は達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は印刷製版分野に効率良
く適用できる画像処理方法、特に文字等の線画像や線画
データに対して効率良く影付けを行うための画像処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子編集システムにおいては、文字等の
線画データに多様化処理(線画の太らせ処理、影付け処
理等)を施して多様化図形を出力装置に画像出力したい
場合がある。かかる多様化処理方法として例えば本出願
人による特開平1−68975号公報(影付け方式),
特開平1−315678号公報(角太らせ方式)が提案
されている。これらは、文字に太らせ,影付け等の加工
処理を施す場合、文字画像データを左右上下に画素単位
でシフトさせながら論理和で多様化処理した画像を次々
に生成し繰返し書込む方法である。
【0003】また、影付け用のユニットデータを予め作
成して記憶しておき、この影付け用のユニットデータを
線画データの輪郭に沿って順次生成させ、多様化処理す
る方法も、特開平3−274092号公報、特開平3−
288895号公報に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような画像処理方法では線画データを多様化処理しプリ
ント出力する場合、予め、電子編集システム側で完全な
多様化処理済みの線画データを生成して記憶しておき、
この多様化処理済みの線画データを電子編集システムか
ら画像の出力装置に転送するようにしていたので、高解
像度で線画データを多様化処理しようとすると、出力用
画像データの生成に膨大な時間がかかると共に、生成さ
れた出力用画像データが膨大な記憶容量を必要とし、実
際の画像描画出力にも膨大な時間がかかるといった問題
点があった。
【0005】この発明は上述のような事情よりなされた
ものであり、この発明の目的は、線画像を入力し、ラス
ター画像処理装置を介して出力装置に画像出力するよう
にした電子編集システムにおいて、電子編集システム側
では入力された線画像に対して影付きの輪郭線ベクトル
画像(以下PDL画像と呼ぶ:PDL=Page De
scription Language)だけを生成す
るようにし、輪郭線内部の塗りつぶし(影付け)処理は
ラスター画像処理装置で行なってその塗りつぶし画像を
直接出力装置に描画させるようにした画像処理方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、線画像を入
力し、ラスター画像処理装置を介して出力装置に画像出
力するようにした電子編集システムにおける画像処理方
法に関するもので、この発明の上記目的は、線画像を2
値化し閉領域自動認識処理を行ない、得られた境界点を
折れ線ベクトル画像で表現し記憶する閉領域ベクトル化
工程と、これらの折れ線ベクトル画像に影付け用の影ベ
クトルを追加し影付きベクトル画像を生成する影付きベ
クトル画像生成工程と、前記影付きベクトル画像を前記
ラスター画像処理装置で処理可能なPDLデータに変換
するPDLデータ変換工程と、前記PDLデータ変換工
程でデータ変換された影付きPDLデータを前記ラスタ
ー画像処理装置で影付け処理して前記出力装置に出力す
る画像出力工程とを設けることによって達成される。
【0007】また、この発明は、線画データを折れ線ベ
クトル画像として入力し、ラスター画像処理装置を介し
て出力装置に画像出力するようにした電子編集システム
における画像処理方法にも関し、この発明の上記目的
は、折れ線ベクトル画像に影付け用の影ベクトルを追加
して影付きベクトル画像を生成し、この影付きベクトル
画像を前記ラスター画像処理装置で処理可能なPDLデ
ータにデータ変換し、前記PDLデータを前記ラスター
画像処理装置で影付け処理して前記出力装置に画像出力
することによっても達成される。
【0008】
【作用】この発明の画像処理方法では、高解像度で線画
データを多様化処理する場合、電子編集システム側では
線画データに対して多様化処理後の折れ線ベクトル画像
だけを生成して記憶すれば良いので出力用線画データの
生成が高速化できると共に、影付きベクトル画像の記憶
容量が少なくて済む利点がある。また、影付きベクトル
画像を出力装置に画像出力する場合も、電子編集システ
ム側からラスター画像処理装置に影付きベクトル画像に
対応したPDL画像データだけを転送するだけで電子編
集システム側の画像出力処理は終了し、実際の影付け処
理はラスター画像処理装置で実行されるので、電子編集
システムの負荷が軽減される。
【0009】
【実施例】本発明の前提となる画像処理システムを図に
示して説明する。
【0010】図1は画像処理システムの全体構成の一例
を示しており、複数台の編集用ワークステーション10
がEthernetを介して相互に接続されていると共
に、その中の1台のワークステーション10には比較的
低画質のゲラ印刷を行なうゲラプリンタ20が接続され
ている。Ethernetには更に、データサーバ及び
レコーダサーバ機能を有するサーバ用のワークステーシ
ョン30が接続されており、サーバ用ワークステーショ
ン30には、プリント用の割付台紙を読取って入力する
ための台紙入力機40が入力コントローラ40Aを介し
て接続されると共に、絵柄、文字、図形等のカラー画像
又はモノクロ画像をカラー分解して読取って入力する複
数のカラースキャナ50、50が複数の入力コントロー
ラ50A、50Aを介して接続されている。更にサーバ
用ワークステーション30には、伸長、網伏せ、マージ
(線画と連続階調(モノトーン)画像の)、バッファリ
ングの機能を有して同期をとる出力同期用バッファ70
を介して高画質画像を出力するフィルムプリンタ60が
接続されている。
【0011】図1は、複数台の編集用ワークステーショ
ン10と1台のサーバ用ワークステーション30とをシ
ステム的に結合した例であるが、図2のように1台の編
集/サーバワークステーション30Aでスタンドアロー
ン構成とすることも可能である。又、各ワークステーシ
ョンには、更に外部より他の情報(例えばLAN(Lo
cal Area Network)の情報、他のコン
ピュータシステムからの情報等)を取込んで処理する機
能が具備されている。尚、図1及び図2の構成例におい
て、出力同期用バッファ70はサーバ用ワークステーシ
ョン30とフイルムプリンタ60との間に介挿されてい
るが、フイルムプリンタ60内に内蔵させることも可能
である。
【0012】編集用ワークステーション10とサーバ用
ワークステーション30とはシステム構成により種々の
形態を取り得るが、ここでは便宜上同一ハード構成の例
を図3にその詳細を示して説明する。ワークステーショ
ン30(又は10)は全体の制御を行なうCPU301
と、必要な情報を格納するハードディスク302とを有
すると共に、表示手段としてのCRT303と、入力操
作手段としてのキーボード304及びマウス305、デ
ィジタイザ306、トラックボール、ジョイスティック
等のポインティング手段とを有し、記憶手段としてのフ
ロッピーディスク(FD)307を装填できるようにな
っている。
【0013】図4は、図1のシステム全体の構成をブロ
ック図で示しており、台紙入力機40で読取られた台紙
情報KS(1ビット)は入力コントローラ40Aを経て
ワークステーション30に送られるようになっており、
複数のカラースキャナ50、50で読取られた4色のC
MYK(Cyan, Magenta, Yello
w, Black)のカラー情報CL1、CL2(=3
2ビット;又はKのモノカラー情報=8ビット)は入力
コントローラ50A、50Aを経てワークステーション
30に送られる。入力コントローラ40A(50A)
は、高画質処理のための高密度データ処理と表示等のた
めの粗密度データ処理とを同時に並行処理するようにな
っており、全体的に高速化を実現すると共に、効率的な
データ処理を実現している。入力コントローラ40A、
50Aは同一構成であり、間引き部401はフィードバ
ック的に繰返して間引きを行ない、例えば1/2、1/
3、…、1/6、…、1/nのように整数比で入力デー
タKS(CL1、CL2)を間引くが、高画質出力のた
めに必要な高密度データに対しては当然間引きは実行さ
れない。又、入力コントローラ40A(50A)ではデ
ータの間引きと共にデータ圧縮が圧縮部402で実行さ
れ、間引き及び圧縮されたデータはバッファ(図示せ
ず)に一時保存されるようになっている。
【0014】入力コントローラ40A(50A)に一時
保存されたデータ(1ビット(線画情報),8ビット
(モノカラー),32ビット(フルカラー))は入力情
報INSとしてサーバ用ワークステーション30に入力
され、外部システムに接続された他のパソコン等からの
外部情報EXSもサーバ用ワークステーション30に入
力される。サーバ用ワークステーション30は各入力情
報のフォーマットを変換して画像登録するためスキャン
サーバ320を有し、更に出力ジョブの管理を実行する
レコーダサーバ310を具備しており、レコーダサーバ
310からの割付け情報(企画に従って文字、図、表、
写真等の配置、大きさ等を指定するための情報)PSD
がラスタイメージ処理部(PSRIP)312に入力さ
れる。又、サーバ用ワークステーション30は画像デー
タを記憶するデータディスク311を具備しており、デ
ータディスク311から読出された画像データIGSが
画像差し換え部(Open PrePress Int
erface)313に入力される。画像差し換え部3
13で差し換えられた画像データIGSAはラスタイメ
ージ処理部312に入力され、ラスタイメージ処理部3
12でラスタイメージ化されると共に画像データの内の
絵柄等は網点化され、必要な場合にはデータ圧縮された
ラスタデータRDが出力同期用バッファ70に入力され
る。出力同期用バッファ70はフィルムプリンタ60の
印刷速度にデータ出力を同期させると共に、データ圧縮
されたデータに対しては必要な伸長を行なって,更には
マージや網伏せを行ってフィルムプリンタ60に伝送す
る。
【0015】図5はサーバ用ワークステーション30の
詳細なソフトウェア構成を示しており、入力情報INS
及び外部情報EXSはスキャンサーバ320内のフォー
マット変換部321に入力され、フォーマット変換され
たデータは表示画像作成部322で表示用の画像(表示
画像)を作成され、更にアイコン用の画像(アイコン画
像)を作成されると共に、画像登録部324において画
像の登録処理が行なわれる。スキャンサーバ320から
出力される表示画像及びアイコン画像の登録データSS
Dはデータベースマネージャ330に入力されてデータ
格納されるが、画像データIGはデータディスク311
へ入力され、割付けデータ(PostScript D
ata)PSは出力ジョブの管理を行なうレコーダサー
バ310に入力される。データベースマネージャ330
には、各ページの面付けを行なうための大貼りモジュー
ル340と、線画前処理(ノイズ除去、回転等)、連続
階調画像のレタッチや切抜き処理等を行なう画像処理モ
ジュール350と、台紙配置、画像配置、図形生成、網
伏せ等の画像データの集版を行なう集版モジュール36
0と、出力ジョブ管理やデータ管理等を行なうデータ管
理モジュール370と、カラー編集、ハッチング編集や
地絞登録等を行なう操作データ制御モジュール380と
がソフトウェア的に接続されている。
【0016】ここで、データベースマネージャ330の
処理動作を図6のフローチャートを参照して説明する
と、スキャンサーバ320より伝送されて来る台紙や部
品画像等の登録データSSDが入力されると(ステップ
S1)、データベースマネージャ330を経由して画像
データIGとしてデータディスク311に格納される
(ステップS2)。データ修正時、データベースマネー
ジャ330はデータディスク311より画像データを読
出し、画像処理モジュール350でレタッチ(色、階
調、キズ等を修正する目的で行なう修正作業)、ゴミ取
り、切抜き等を行ない、データベースマネージャ330
を経由してデータディスク311に格納する(ステップ
S3)。次にデータベースマネージャ330は集版処理
(台紙を配置し、台紙に沿って各部品を配置、文字加工
を行なうことによって、文字、図形、画像等の部品を指
示されたレイアウト通りに合成する)を行なうが(ステ
ップS4)、先ずデータベースマネージャ330はデー
タディスク311より画像データIGを読出し、集版モ
ジュール360で集版作業を行なった後、データベース
マネージャ330を経由してデータディスク311に処
理済データを格納する。そして、更にデータディスク3
11より画像データIGを読出し、大貼りモジュール3
40を用いて面付けの指示、作業を行ない、面付けデー
タをデータベースマネージャ330を経由してデータデ
ィスク311に格納して面付けを行ない(ステップS
5)、次にデータディスク311よりデータベースマネ
ージャ330にデータを取出してレコーダサーバ310
で出力処理を行なう(ステップS6)。
【0017】図7は、入力データの対象(2値データ、
割付け情報、ビットマップデータ、連続階調画像)と工
程(入力、集版/編集、出力)との関係を、オペレータ
が意識するデータ、機能の流れとして示しており、線
画、台紙等の2値データは台紙入力機40又はカラース
キャナ50で読取られて、ゴミ取り、レタッチ、回転、
拡大/縮小の処理を施されて画像編集データとなり、P
ostScript情報はRIP(Raster Im
age Processor;PostScript等
のページ記述言語で表現されたデータを展開し、ビット
マップデータ等に変換する)で処理されて画像編集デー
タとなる。又、ビットマップデータはフィルタでフォー
マット変換されて画像編集データとなり、連続階調画像
はカラースキャナ50で読取られて、又は直接入力され
てレタッチ、切抜き、画像処理を施されて画像編集デー
タとなる。データ管理情報としてのキーワード、画像
名、ジョブ名も画像編集データに取り込まる。画像編集
データは台紙加工(閉領域自動認識)、作図、オブジェ
クト編集、合成、変形、回転、網伏せ/属性変更、レイ
アウト、写真はめ込み等の処理を施されると共に、ヒス
トリー画像表示変更、分散編集、データ保存を実行され
る。上記各処理の後、分版、特色版、トラッピングを行
ない、更にページ単位の面付けを行なって集版/編集を
終了する。「特色版」は、通常のCMYK以外のインク
で印刷するための版のことであり、例えば(1)2色刷
りの際における墨と金赤の「金赤」、(2)金色、銀色
用、(3)写真の中の女性の口紅の色を彩かに表現する
際、口紅の部分だけ別の版にして通常のCMYKにプラ
スして重ねてインクを載せる、等に使用する。又、「ト
ラッピング」は、具体的には毛抜き合せで配置する際、
印刷のずれによる白抜けの防止のために少しずつ重ねて
おくことをいう。サーバ用ワークステーション30で集
版/編集処理されたデータは、ゲラプリンタ20でのゲ
ラ出力、PDL(Page Description
Language;例えばPostScript)出
力、又はフィルムプリンタ60でのフィルム出力で出力
される。
【0018】図5に対応させて示す図8はデータベース
マネージャ330とレコーダサーバ310、非文書処理
モジュール600a乃至600m及び文書処理モジュー
ル500a乃至500nの間のデータベースネットワー
クの関係を示すもので、それぞれ同一の番号を付した装
置は同一の機能を果たすと共に、レコーダサーバ310
の内部にPSRIP312が内臓されており、レコーダ
サーバ310はデータベースネットワークとデータベー
ス通信部550を介してネットワーク通信を行なうよう
になっている。しかして、レコーダサーバ310ではネ
ットワークから転送されてきた出力データがスプーラ7
20に一時保存された後、再配置処理部730によりフ
ァイル等へのプリント配置が再構成され、その後、PS
RIP312により実際のプリント画像データに展開さ
れてOPIディスク313に出力スプールとして格納さ
れる。かくして、プリント画像データが準備できると、
プリント制御部740a乃至740kを介して出力処理
同期用バッファ701〜70kにプリント画像データが
出力され、ゲラプリンタ20やフイルムプリンタ60に
プリント画像が出力される。尚、ネットワークからの出
力データ受信プロセスから出力処理同期用バッファへプ
リント画像データを送信するプリントデータ出力プロセ
スまで、各プロセスはジョブ管理部710の制御に基づ
いて、順次、実行されるようになっている。
【0019】また、データベースネットワークには1個
又は複数個の文書処理モジュール500a乃至500n
を接続することが可能であり、個々の文書処理モジュー
ルには、図9に示すように、マウス操作やキー入力を処
理する操作入力処理部510と、データベースネットワ
ークとの通信を制御する文書管理部540と、実際のデ
ータ処理を行うデータ処理部520と、処理した結果を
表示装置700a乃至700nに表示する表示処理部5
30とが設けられている。しかして、データ処理部52
0にはデータ処理の履歴を記録・再生する処理履歴管理
部650や、閉領域認識処理部640や、CT画像境界
抽出部660や、PDL生成部670や、編集対象をツ
リー型データとして管理するパス管理部620及び連続
階調画像データを処理する画像キャッシュ管理部630
から成るオブジェクト管理部610等が設けられてお
り、これらのデータ処理部構成要素は単独で又は複数個
適宜組合わせて使用することが可能なソフトウエア構成
となっている。尚、文書処理モジュールの代表例として
は図5に示す集版モジュール360がある。
【0020】更に、データベースネットワークには、1
個又は複数個の非文書処理モジュール600a乃至60
0mも接続することが可能であり、個々の非文書処理モ
ジュールには、図10に示すように、マウス操作やキー
入力を処理する操作入力処理部510と、データベース
ネットワークとの通信を制御するデータベース通信部5
50と、実際のデータ処理を行うデータ処理部520
と、処理した結果を表示装置700等に表示する表示処
理部530とが設けられている。しかして、データ処理
部520にはデータ処理の履歴を記録・再生する処理履
歴管理部650や、閉領域認識処理部640や、CT画
像境界抽出部660や、PDL生成部670や編集対象
をツリー型データとして管理するパス管理部620及び
連続階調画像データを処理する画像キャッシュ管理部6
30から成るオブジェクト管理部610等が設けられて
おり、これらのデータ処理部構成要素は単独で又は複数
個適宜組合わせて使用することが可能なソフトウエア構
成となっている。尚、非文書処理モジュールとしては図
5に示す大貼りモジュール340、画像処理モジュール
350及び切抜きモジュール等がある。
【0021】尚、上述の文書処理モジュール500a乃
至500nと非文書処理モジュール600a乃至600
mとの違いはデータベースネットワークとの通信を文書
管理部540を介して行なうか、データベース通信部5
50を介して行なうかの点にあり、データベース通信部
550を介してネットワークに接続すると、通常の編集
処理しか実行できないが、文書管理部540を介してネ
ットワークに接続すると分散編集処理が実行できる点が
主な相違点である。
【0022】かかる構成において、図11のフローチャ
ートを参照してこの発明の画像処理方法を詳細に説明す
る。先ず、図11に示すステップS10の台紙画像の読
込処理に先立って2値画像階層構造データが生成されデ
ータデイスク311に格納される。この工程では、最
初、線画の原稿が図8に示す台紙入力機40にセットさ
れ、読込まれて高解像度の2値画像に変換されると入力
コントローラ40Aに内蔵された記憶手段に一時的に記
憶される。次にスキャンサーバ320から図12(B)
に示す画像のファイル名、間引き回数、間引きテーブル
等の2値画像階層構造データ制御情報が入力コントロー
ラ40Aに転送されて来ると、間引き回数1008及び
間引きテーブル1010を参照して入力コントローラ4
0Aに記憶された高解像度の2値画像が読出され、順次
指定された間引き率の間引き2値画像が生成されて再び
入力コントローラ40Aに内蔵された記憶手段に一時的
に格納される。かくして、指定された回数の間引き2値
画像が生成されると、入力コントローラ40Aからスキ
ャンサーバ320及びデータベースマネージャー330
を介して2値画像階層構造データが転送されデータデイ
スク311に格納される。
【0023】次に、文書処理モジュール500aに上述
の2値画像を台紙画像として読込み、表示装置700a
に表示させる操作を説明する(図11のステップS1
0)。この操作では、ワークステーション30の文書処
理モジュール500aが起動されると表示装置700a
の画面に図13に示すメインメニューD2が表示され
る。そこで図13に示すメインメニューD2からマウス
等の操作により「ファイル」メニューを選択すると、表
示画面に図14のファイルメニュー一覧表が表示され
る。次に、オペレータにより台紙画像読込コマンドD6
が選択されると、表示画面に図15に示すような台紙画
像の読込範囲設定画面が表示され、画面上に範囲設定用
カーソルD81が表示される。そこで、マウス等を操作
してカーソルD81を図15の点P1の位置へ移動さ
せ、次にマウスの左ボタンを押しながらマウスを操作し
てカーソルD81を同図の点P2の位置迄移動させた後
マウスの左ボタンをはずすと台紙画像の読込範囲が図1
5に示す領域D90として設定される。尚、一度設定し
た読込位置を変更する場合には、図15に示す取消ボタ
ンD82を押した後、領域設定ボタンD80を押して上
述のカーソル移動操作を繰り返すと良い。
【0024】かくして台紙画像の読込範囲が設定できる
と、次に図15に示すファイル読込ボタンD84を押
す。すると、表示画面に図16に示すような読込ダイア
ログが表示されるので、これから閉領域認識処理する2
値画像階層構造データファイルのフィルタD22、デイ
レクトリD24、ファイル名D26等を適宜選択又はキ
ーボードから文字入力した後、図16の下段に用意され
ている実行ボタンD30を押すと、セレクションD28
に設定された2値画像データファイル名が操作入力処理
部510からデータ処理部520aに渡され、更に文書
管理部540を介してデータベースマネージャ330に
指定された表示解像度に対応した間引き率及びファイル
読込要求と共に転送される。続いてデータベースマネー
ジャ330によりデータデイスク311から所定の間引
き率の2値画像データが読出されると、文書管理部54
0を介してデータ処理部520a内のオブジェクト管理
部610aに2値画像データが記憶され、表示処理部5
30を介して表示装置700に表示される(図11ステ
ップS10)。
【0025】かくして領域D90に2値画像が読込まれ
たので、図15に示すような画面上段に設けられている
トレースボタンD102を押すと、トレース用アイコン
D106,D108及びD110がその下に表示され
る。尚、この発明の閉領域認識処理では、トレース用領
域の一点を指定して閉領域認識処理を起動させる方法
と、矩形の認識範囲を2値画像上に設定して閉領域認識
処理を起動させる方法と、自由形状の認識範囲を2値画
像上に設定して閉領域認識処理を起動させる方法の3種
類の閉領域認識処理起動方法があるので、以下、これら
の起動方法を説明する(図11のステップS20)。
【0026】まず、1点指示の閉領域認識処理起動方法
では図15に示す起動アイコンD110を押すと、画像
読込範囲D90の中にカーソルD81が現れるので、マ
ウス等の操作によりこのカーソルD81を移動し、トレ
ースしたい図形D120の一部(図15の例では点P3
の位置)迄動かす。しかる後、マウスの左ボタンをクリ
ックすると、1点指示の閉領域認識処理部640が起動
され、図12(C)に示すようなデータ構造を持つベク
トル画像が閉領域認識処理部640により自動生成され
る。また、矩形の認識範囲を設定して閉領域認識処理を
起動させる方法では、先ず、図15に示す選択アイコン
D106を押すと、画像読込範囲D90の中にカーソル
D81が現れるので、マウス等の操作によりこのカーソ
ルD81を移動し、図15の例では点P4の位置迄カー
ソルD81を動かした後、マウスの左ボタンを押なが
ら、今度はカーソルD81を同図の点P5の位置迄移動
させてマウスの左ボタンをはなすと閉領域認識範囲D9
4が設定される。かかる後、起動アイコンD112を押
すと、矩形範囲D94内の閉領域認識処理が開始され、
ベクトル画像が閉領域認識処理部640により自動生成
される。更に、自由形状の認識範囲に基づいた閉領域認
識処理では先ず、図15に示す選択アイコンD108を
押すと、画像読込範囲D90の中にカーソルD81が現
れるので、マウス等の操作によりこのカーソルD81を
移動し、所望の自由形状始点位置迄移動させたら、マウ
スの左ボタンを1回クリックする。次に自由形状の第2
番目の位置へカーソルD81を移動させマウスの左ボタ
ンを1回クリックし、以後、順次、自由形状を折れ線図
形として入力する。しかして、最後の自由形状入力点に
カーソルD81を移動させた後は、マウスの左ボタンを
2回クリックして自由形状の入力処理が終了したことを
操作入力処理部510へ知らせる。かかる後、起動アイ
コンD112を押すと、自由形状範囲内の閉領域認識処
理が開始され、ベクトル画像が閉領域認識処理部640
により自動生成される。図15の図形D120に対して
1点指示閉領域認識処理を実行すると、図17(A)の
ような1つの閉領域境界が抽出され、これをツリー構造
で示すと図17(B)のようになり、データデイスク3
11には図17(C)に示すようなベクトル画像階層構
造データとして記憶される。また、図15の矩形範囲D
94に対して閉領域認識処理を実行すると、図18
(A)のような閉領域境界が抽出され、これをツリー構
造で示すと図18(B)のようになり、データデイスク
311には図18(C)に示すようなベクトル画像階層
構造データとして記憶される(図11のステップS2
0)。
【0027】また、折れ線ベクトル画像をオペレータが
人手により直接生成する場合には、先ず、図15の作図
ボタンD100を押すと画面上にカーソルD81が現れ
るので、マウス等の操作によりこのカーソルD81を移
動し、所望の自由形状始点位置迄移動させたら、マウス
の左ボタンを1回クリックする。次に自由形状の第2番
目の位置へカーソルD81を移動させマウスの左ボタン
を1回クリックし、以後、順次、自由形状を折れ線図形
として入力する。しかして、最後の自由形状入力点にカ
ーソルD81を移動させた後は、マウスの左ボタンを2
回クリックして自由形状の入力処理が終了したことを操
作入力処理部510へ知らせると、人手による折れ線ベ
クトル画像の生成処理が終了し、ベクトル画像が図9の
データ処理部520の内部のオブジェクト管理部610
内に設けられたパス管理部620に登録される(図11
のステップS30)。
【0028】次に影ベクトルの設定操作を説明すると、
先ず、図13に示すメインメニューD2から「部品編
集」メニューを選択すると、画面に図19に示すような
部品編集メニューの一覧表が現れ、この中から更に影ふ
ちコマンドD500を選択すると画面に図20に示すよ
うな影ベクトル生成ダイアログが現れる。そこで、影の
色D602a乃至D602dに影付けする影の色(CM
YK)をそれぞれ数値入力すると共に、影ベクトルのx
及びy成分欄D604及びD606にもそれぞれ所望の
数値をキーボード等を介して数値入力する(図11のス
テップS40)。
【0029】しかる後、図20の下段に設けられている
実行ボタンD620を押すと、影付きベクトル画像の生
成処理が開始される(図11のステップS50)。この
影付きベクトル画像の生成処理で使用する記号、関数等
を次に定義する。
【0030】
【数1】元のベクトル画像PH={Pi(xi,yi)
|i=0,…,n,Pn=P0}
【数2】辺ベクトルEi={Pi+1−Pi=(ex
i,eyi)|i=0,…,n−1}
【数3】 影ベクトルV=(vx,vy);但しvx*vy!=0
【数4】辺ベクトルと影ベクトルの外積 Ei*V=exi*vy−eyi*vx
【数5】{抽象データStackQueを以下のように
定義する。 init:内部データの初期化 push(点Pi):点PiをStackQueに追加 content:StackQue内の格納点数を返
す。 direction(方向):StackQue内のデ
ータの読出方向を指定 方向がスタックなら,入れた順番と逆に読出す。方向が
キューなら,入れた順番に読出す。 show(インデックス,点座標):StackQue
内のインデックス番地の点座標を読出す。 但し、インデックス=0,〜,content−1 読出方向はdirection()に従う。 従って、スタックでは最後に入れたデータがインデック
ス=0 キューでは最初に入れたデータがインデックス=0であ
る。又、データが格納されていればtrueを返し、デ
ータがなければfalseを返す。}
【0031】
【数6】StackQue内の点列に対して、指定した
影ベクトルから影付きベクトル画像を生成しパスデータ
に追加する関数:Append New Shadow
(StackQue,影ベクトル,パス) {但し、StackQueから点列を読出す時は、イン
デックス0からdirectionで指定された方向に
行なう。例えば図21(A)に示す点列P0〜P4が図
21(B)に示すStackQueに格納されている場
合、directionに従って、スタック又はキュー
のインデックス0から順番に座標を読出し(図21
(B))、この点を影付きベクトル画像として登録する
と共に、この点の影ベクトル位置を計算し、図21
(C)に示すようなワーキングスタックに順番に積んで
いく。そして図21(B)に示すようなStackQu
eの点列の読出しが終わったら、次に、図21(C)に
示すようなワーキングスタックから順番に影ベクトル点
(P4’〜P0’)を読出し、上述の影付きベクトル画
像に追加すると、図21(D)に示すような影付きベク
トル画像が生成できる。} かかる定義のもとに影付きベクトル画像の生成手続を記
述すると次のようになる。 StackQue sq;/*データ管理用sqを生成
する*/ integer sign;/*外積符号用変数の定義
*/ sign=E0×V /*最初の辺ベクトルE0と影V
との外積*/ sq・push(P0);/*sq・××××()はS
tackQueに対する操作を示す*/ for(i=1; i<n; i++) {temp=Ei×V;/*辺ベクトルEiと影Vとの
外積*/ if(sign*temp>=0) {if(temp!=0) sign=temp; sq・push(Pi); /*点PiをStackQ
ueへ格納*/} else {sq・push(Pi); /*点PiをStack
Queへ格納*/ if(sign>=0) sq・direction
(スタック); else sq・direction
(キュー); Append New Shadow(sq,V,パ
ス);/*新影付きベクトル画像の追加*/ sign=temp;/*符号の更新*/ sq・init();/*StackQueの初期化*
/ sq・push(Pi); /*点PIの設定*/} if(sq・content()==1)終了 if(sign>=0) sq・direction
(スタック); else sq・direction
(キュー); Append New Shadow(sq,V,パ
ス); 終了} かくして影付きベクトル画像の生成処理が終了する(図
11のステップS50)と、続いて、影付きベクトル画
像がPDL(Page Description La
nguage)データに変換される(図11のステップ
S60)。この処理は図9に示すデータ処理部520に
より上述の影付きベクトル画像生成処理が終了すると、
データ処理部520によりPDL生成部670が自動的
に起動され、図12(C)及び図21(D)に示すよう
なデータ構造のベクトルデータがオブジェクト管理部6
10内のパス管理部620から読出され、図22に示す
ようなPage Description Langu
ageに基づいたプログラムデータに変換され、PDL
ファイルとして記憶される。
【0032】次に、PDL画像ファイルを出力機へプリ
ント指示する操作を説明する(図11のステップS7
0)。この操作では、先ず、図13に示すメインメニュ
ーD2から「ファイル」メニューを選択すると、画面に
図14に示すようなファイルメニューの一覧表が現れ、
この中から更に出力コマンドD14を選択すると画面に
図23に示すような出力機ダイアログD700が現れ
る。そこで、PDL画像ファイルのファイルタ22,デ
イレクトリD24,ファイル名D26等を適宜選択又は
キーボードから文字入力すると、セレクションD28に
所望のPDL画像ファイル名が設定できる。更に、出力
機選択欄D702乃至D70kの中からフイルムプリン
タ、ゲラプリンタ等を適宜選択し、優先権付き出力か通
常の出力かを出力ID設定欄D712に設定した後、図
23の実行ボタンD30を押す(図11のステップS7
0)と、図8のデータ処理部520からレコーダサーバ
310に出力機名,優先度,出力の種類,ファイル名で
指定されたPDLファイルの内容等の出力メッセージが
転送され、指示した出力機への出力処理が開始される
(図11のステップS80)。
【0033】次に、図24のフローチャートを参照して
レコーダサーバ310での出力処理動作を説明する。先
ず、文書処理モジュール500又は非文書処理モジュー
ル600から出力機名,優先度,再配置スイッチ,PD
L画像データ等の出力メッセージが受信されると(図2
4のステップS100)、レコーダサーバ310内のジ
ョブ管理部710により受信メッセージが解読され、出
力機の制御情報が抽出されると共に出力機の展開条件フ
ァイルが読出される(図24のステップS102)。続
いて、フイルム節約等のための再配置スイッチがチェッ
クされ、再配置スイッチがオンであれば再配置処理部7
30により出力機に合わせた所定のサイズに再配置し直
したPDLファイルが生成されPSRIP312に出力
される。又、再配置スイッチがオフであればそのままス
プーラ720からPDLファイルがPSRIP310に
出力される(図24のステップS104)。かくして、
PDLファイルがPSRIP312に入力されると、予
め登録してある出力機名に対応したPDL展開条件ファ
イルが読出され、出力メディアサイズ,解像度,カラー
モデル等のPDL展開条件が決定されて、PSRIP3
12による影付きベクトル画像の塗り潰し処理が行なわ
れ、影付きのラスター画像が順次生成される。しかし
て、PSRIP312によるラスター画像生成処理が終
了すると、ジョブ管理部710から所定の出力機に対す
る出力命令がプリンタ制御部740k等に出力され、電
子的ラスター画像データが順次読出されて、指定された
出力機又は指定された出力機の同期用バッファ70へ出
力機の読込速度に同期させながら出力され、出力メディ
アにプリントされる(図24のステップS108)。
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の画像
処理方法によれば、高解像度で線画データを多様化処理
する場合、電子編集システムの操作モジュール側では、
線画データに対して多様化処理後の折れ線ベクトル画像
だけを生成して記憶すれば良いので、出力用線画データ
の生成が高速化できると共に、影付きベクトル画像の記
憶容量が少なくて済む利点がある。また、影付きベクト
ル画像を出力装置に画像出力する場合も、電子編集シス
テムの操作モジュール側からラスター画像処理装置に影
付きベクトル画像データを転送するだけで文書処理モジ
ュール等の画像出力処理は終了し、実際の影付け処理は
レコーダサーバ側のラスター画像処理装置で実行される
ので、電子編集システムの負荷が軽減される利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子編集システムのハードウエア構
成の一例を示すシステム構成図である。
【図2】この発明の電子編集システムの別のシステム構
成の一例を示す図である。
【図3】この発明で使用する編集用ワークステーション
のハードウエアのブロック図である。
【図4】この発明の電子編集システムのソフトウエア構
成の一例を示すブロック図である。
【図5】この発明の電子編集システムのサーバ用ワーク
ステーションの一例を示すブロック図である。
【図6】この発明の電子編集システムの編集作業全体の
流れを示すフローチャートである。
【図7】この発明の電子編集システムにおける編集対象
データとソフトウエア工程との関係を示す図である。
【図8】この発明の電子編集システムにおけるデータベ
ース通信の構成を示すブロック図である。
【図9】この発明で使用する文書処理モジュールの構成
を示すブロック図である。
【図10】この発明で使用する非文書処理モジュールの
構成を示すブロック図である。
【図11】この発明の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図12】この発明の画像データのデータ構造の一例を
示す図である。
【図13】この発明のメインメニュー画面の一例であ
る。
【図14】この発明の「ファイル」メニュー画面の一例
である。
【図15】この発明の閉領域認識操作を説明する図であ
る。
【図16】この発明のファイル用ダイアログ画面の一例
である。
【図17】閉領域認識したベクトル画像のツリー型デー
タの一例である。
【図18】閉領域認識したベクトル画像の別のツリー型
データの一例である。
【図19】この発明の「部品編集」メニューの一例であ
る。
【図20】この発明の影ベクトル生成ダイアログの一例
である。
【図21】この発明の影付きベクトル画像生成原理を示
す図である。
【図22】ベクトル画像データをPDLラスター画像デ
ータにデータ変換した例である。
【図23】この発明の出力機ダイアログ画面の一例であ
る。
【図24】この発明のPDL展開工程を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
10,30,30A ワークステーション 40 台紙入力機 50 カラースキャナ 40A,50A 入力コントローラ 60 フイルムプリンタ 70,70a,……70k 出力同期用バッファ 310 レコーダサーバ 311,313 データディスク 312 ラスタ画像処理装置(PSRIP) 320 スキャンサーバ 330 データベースマネージャ 500a,500b,……,500n 文書処理モジ
ュール 600a,600b,……,600m 非文書処理モ
ジュール 700a,700b,……,700n 表示装置 510,510a,510b,……,510n 操作
入力処理部 520,520a,520b,……,520n デー
タ処理部 530,530a,530b,……,530n 表示
処理部 540,540a,540b,……,540n 文書
管理部 550,550a,550b,……,550n デー
タベース通信部 610 オブジェクト管理部 640 閉領域認識処理部 650 処理履歴管理部 660 CT画像境界抽出部 670 PDL生成部 710 ジョブ管理部 720 スプーラ 730 再配置処理部 740a,……,740k プリンタ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 G06F 15/66 400

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線画像を入力し、ラスター画像処理装置
    を介して出力装置に画像出力するようにした電子編集シ
    ステムにおいて、 前記線画像を2値化し閉領域自動認識処理を行ない、得
    られた境界点を折れ線ベクトル画像で表現し記憶する閉
    領域ベクトル化工程と、これらの折れ線ベクトル画像に
    影付け用の影ベクトルを追加し影付きベクトル画像を生
    成する影付きベクトル画像生成工程と、前記影付きベク
    トル画像を前記ラスター画像処理装置で処理可能なPD
    Lデータに変換するPDLデータ変換工程と、前記PD
    Lデータ変換工程でデータ変換された影付きPDLデー
    タを前記ラスター画像処理装置で影付け処理して前記出
    力装置に出力する画像出力工程とから成ることを特徴と
    する画像処理方法。
  2. 【請求項2】 線画データを折れ線ベクトル画像として
    入力し、ラスター画像処理装置を介して出力装置に画像
    出力するようにした電子編集システムにおいて、前記折
    れ線ベクトル画像に影付け用の影ベクトルを追加して影
    付きベクトル画像を生成し、この影付きベクトル画像を
    前記ラスター画像処理装置で処理可能なPDLデータに
    データ変換し、前記PDLデータを前記ラスター画像処
    理装置で影付け処理して前記出力装置に画像出力するよ
    うにしたことを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記折れ線ベクトル画像と前記影ベクト
    ルとの外積を利用して影付きベクトル画像を生成するよ
    うにした請求項1又は2に記載の画像処理方法。
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