JPH0894076A - 火炎診断装置 - Google Patents

火炎診断装置

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JPH0894076A
JPH0894076A JP23512894A JP23512894A JPH0894076A JP H0894076 A JPH0894076 A JP H0894076A JP 23512894 A JP23512894 A JP 23512894A JP 23512894 A JP23512894 A JP 23512894A JP H0894076 A JPH0894076 A JP H0894076A
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哲也 山田
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敏也 新井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの火炎検出器のみで、バーナにおける火
炎の有無および火炎の状態をともに容易かつ簡単な構成
にて診断可能にする。 【構成】 火炎を検出する火炎検出器1と、該火炎検出
器1の感度を予め設定された普通感度および低感度のい
ずれかに切り替える感度切替手段11とを設けて、火炎
有無・状態判定手段7に、該感度切替手段11による上
記普通感度への切替時には火炎の有無を判定させ、上記
低感度への切替時には火炎の状態を判定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばボイラや炉な
どに用いられる燃焼装置のバーナにおける火炎の有無お
よび状態から火炎を診断する火炎診断装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、ボイラや炉などの燃焼装置で
は、バーナにおける火炎の有無を紫外線光電管としての
光検出型火炎検出器などによって検出しており、この火
炎出力に応じて、例えば燃料弁の開閉制御を行ってい
る。
【0003】すなわち、上記光検出型火炎検出器は火炎
の有無を光の有無により検出するものであり、これによ
っては、例えば空燃比ずれや部分燃焼など燃焼状態を把
握することはできない。このため、かかる燃焼状態を検
出するために、例えばO2 センサなどの特別のセンサを
別途用意することが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような特別のセンサを用いて燃焼状態の検出をする場合
には、検出部のシステム構成が複雑化し、コスト高にな
るという問題点があった。
【0005】また、かかるコスト高などの不都合を回避
するため、作業員が定期的にバーナ等を含むシステムの
メンテナンスを行う方法も実施されているが、危険を伴
う作業であるところから、作業が不完全に終り、実際に
十分なメンテナンスが行えないという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような従来の問題点を解
消するためになされたものであり、従来から用いられて
いる1つの火炎検出器のみで、バーナにおける火炎の有
無および火炎の状態をもとに容易かつ簡単な構成にて診
断できる火炎診断装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る火炎診断
装置は、火炎を検出する火炎検出器と、該火炎検出器の
感度を予め設定された普通感度および低感度のいずれか
に切り替える感度切替手段とを設けて、火炎有無・状態
判定手段に、該感度切替手段による上記普通感度への切
替時には火炎の有無を判定させ、上記低感度への切替時
には火炎の状態を判定させるようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明における火炎診断装置は、火炎有無・
状態判定手段によって火炎検出器の感度を所定の普通感
度および低感度に切り替えられるようにして、普通感度
設定時には、火炎検出信号のレベルが設定値を超えたと
きを火炎有りと判定させ、低感度設定時には、火炎検出
信号のレベルに応じて、火炎の状態を良好,やや不良な
どに分けて判定させるようにする。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1はバーナの火炎を検出する紫外
線光電管などの火炎検出器、2はこの火炎検出器1に駆
動電力を印加する駆動回路、3はこの駆動回路2を通し
て得られる火炎検出器1の出力を検出する火炎検出回路
である。
【0010】また、4は火炎検出回路3の検出出力にも
とづいて火炎の有無を判定する火炎有無判定回路、5は
この火炎の有無の判定結果に従って燃料弁などによる燃
焼制御を行う燃焼制御装置である。
【0011】さらに、6は上記火炎検出回路3からの火
炎検出信号をディジタル変換するアナログ/ディジタル
変換器、7はディジタル変換された火炎検出信号を入力
として、火炎の有無および火炎の状態を演算によって求
めて判定する火炎有無・状態判定手段としてのマイクロ
プロセッサである。
【0012】なお、このマイクロプロセッサ7にて火炎
の有無を判定する場合には、この判定結果に従って上記
燃焼制御装置5を制御することができるため、上記火炎
有無判定回路4を省略することもできる。
【0013】また、8は上記マイクロプロセッサ7にお
ける判定処理結果を表示する表示部、9はこの判定処理
結果を記憶するメモリ、10はその判定処理結果を出力
データとして外部へ出力する通信部である。
【0014】また、11は火炎検出器1の感度切替手段
で、普通感度回路12および低感度回路13と、これら
の各感度回路12,13のいずれかからの信号をマイク
ロプロセッサ7からの感度切替信号により選択して、上
記駆動回路2に入力するスイッチ手段14とから構成さ
れている。
【0015】次に動作について図2のフロー図に従って
説明する。火炎検出器1は常時バーナの火炎を検出して
おり、設定感度に応じた駆動電力が与えられて、火炎検
出出力を火炎検出回路3へ供給する。また、この火炎検
出回路3は火炎検出信号を火炎有無判定回路4に入力
し、ここで火炎の有無を判定し、この判定結果に従っ
て、燃焼制御装置が火炎の燃焼を行う。
【0016】一方、上記のようなバーナ燃焼時において
(ステップST1)、マイクロプロセッサ7が感度切替
信号を出力し、普通感度回路12の動作をスイッチ手段
14の切り替えによって選んだ場合には、その普通感度
回路12の出力信号にもとづき、駆動回路2が火炎検出
器1の火炎有無判定レベルVc を設定する。
【0017】そして、上記普通感度設定時に火炎検出器
1により検出されてマイクロプロセッサ7に入力される
火炎検出レベルがVFOの場合には、これらの各レベルV
FOとVc との比較演算が行われる(ステップST2)。
すなわち、VFO>Vc ならば火炎有りと判定し、続い
て、火炎の状態検出を行うか否かを決定する(ステップ
ST3)。
【0018】一方、VFO≦Vc である場合には、火炎無
しとの断火警報を出力して、燃焼装置の燃料弁などを遮
断し(ステップST4)、さらに、この断火警報をメモ
リ9に記憶させたり、表示部8に表示させたり、あるい
は通信部10を通して外部へ出力する(ステップST
5)。
【0019】一方、ステップST3において、上記火炎
の状態検出を行うと決定した場合には、マイクロプロセ
ッサ7は再び感度切替信号を感度切替手段11へ出力
し、低感度回路13の動作をスイッチ手段14の切り替
えによって選択することで、感度切り替えが行われる
(ステップST6)。すなわち、この感度切替信号を受
けて低感度回路13の出力信号にもとづき、駆動回路2
が火炎検出器1の火炎良好レベルVA および火炎不良レ
ベルVB を設定する。
【0020】そして、この低感度設定時においては、火
炎検出器1により検出されてマイクロプロセッサ7に入
力される火炎検出レベルVF1と上記火炎良好レベルVA
および火炎不良レベルVB との比較演算がなされ、ま
ず、VF1>VA か否かが判定される(ステップST
7)。
【0021】この判定結果がVF1>VA ならば火炎良好
と判断され(ステップST8)、感度切替手段11のス
イッチ手段14がオフとなり、火炎状態の検出を終了す
る(ステップST9)。
【0022】一方、VF1>VA でない場合には、VB
F1<VA が判定され(ステップST10)、VB <V
F1<VA が成立する場合には、火炎状態がやや不良と判
定され(ステップST11)、この状況が表示部8に予
報表示され、また、通信部10を通して外部へ出力され
る(ステップST12)。そして、感度切替手段11の
スイッチ手段14をオフにして、火炎状態の検出を終了
する。
【0023】一方、上記ステップST10において、V
B <VF1<VA でないと判定された場合には、VF1<V
B となるため(ステップST14)、火炎状態が不良と
判定され(ステップST15)、この不良が表示部8で
警報表示され、また、通信部10を通じて外部へ出力さ
れ(ステップST16)、上記スイッチ手段14をオフ
にして、火炎状態の検出を終了することになる(ステッ
プST17)。
【0024】図3はこのような普通感度および低感度で
の火炎検出信号レベルに対する火炎状態を示している。
【0025】なお、上記実施例においては、感度切替手
段11を普通感度回路12および低感度回路13によっ
て構成したものを示したが、これに代えて、図4に示す
ように、マイクロプロセッサ7が出力する感度切替信号
に応じた周波数を切り替えて、感度の切り替えを行うよ
うにしてもよい。
【0026】すなわち、この実施例では、普通感度およ
び低感度に応じた発振周波数を設定する発振周波数設定
回路21と、この設定した周波数の信号を発振する発振
回路22と、火炎検出器用電源23と、この火炎検出器
用電源23の電圧を、上記周波数のタイミングでオン・
オフし、図5(a),(b)に示すような、普通感度用
および低感度用のパルス電圧を出力するスイッチ手段2
4とから構成した感度切替手段11Aを用いる。
【0027】この場合には、上記スイッチ手段24のオ
ン・オフの電圧パルス数に応じたレベルの電圧を、駆動
回路2を介して火炎検出器1に印加できるため、感度の
異なる2種類の火炎検出信号を1つの火炎検出器1から
上記実施例と同様にして取り出すことができる。
【0028】従って、これらの火炎検出信号をマイクロ
プロセッサ7で処理することにより、所期の火炎有無お
よび状態の判定を上記実施例と同様にして実施すること
ができる。
【0029】図6はこの発明のさらに他の実施例を示
す。この実施例では、普通感度設定電圧VS1の電圧印加
回路31および低感度設定電圧VS2の電圧印加回路32
を、感度切替手段11B内に設け、これらが出力する各
電圧VS1,VS2をスイッチ手段33により選択して、上
記駆動回路2を通じて火炎検出器1に入力するようにし
たものである。
【0030】この実施例によれば、火炎検出器1の感度
を、普通感度および低感度に応じた設定電圧をその火炎
検出器1に印加することにより、設定可能とするもので
あり、例えば低感度時には、上記電圧VS1,VS2のうち
低い電圧をスイッチ手段33を通して火炎検出器1に印
加することになる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、火炎
を検出する火炎検出器と、該火炎検出器の感度を予め設
定された普通感度および低感度のいずれかに切り替える
感度切替手段とを設けて、火炎有無・状態判定手段に、
該感度切替手段による上記普通感度への切替時には火炎
の有無を判定させ、上記低感度への切替時には火炎の状
態を判定させるように構成したので、従来から用いられ
ている1つの火炎検出器のみで、バーナにおける火炎の
有無および火炎の状態をもとに容易かつ簡単な構成にて
診断できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による火炎診断装置を示す
ブロック図である。
【図2】図1における火炎診断装置による診断処理の手
順を示すフローチャートである。
【図3】この発明において、普通感度および低感度ごと
の、火炎検出信号レベルに対応する火炎状態を示す説明
図である。
【図4】この発明における感度切替手段の他の実施例を
示すブロック図である。
【図5】図4におけるスイッチ手段から火炎検出素子へ
の印加電圧のタイミングチャートである。
【図6】この発明における感度切替手段のさらに他の実
施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 火炎検出器 7 マイクロプロセッサ(火炎有無・状態判定手段) 11,11A,11B 感度切替手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火炎を検出する火炎検出器と、該火炎検
    出器の感度を予め設定された普通感度および低感度のい
    ずれかに切り替える感度切替手段と、該感度切替手段に
    よる上記普通感度への切替時には火炎の有無を判定し、
    上記低感度への切替時には火炎の状態を判定する火炎有
    無・状態判定手段とを備えた火炎診断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100327770B1 (ko) * 1999-04-08 2002-03-14 최인영 가스기기의 동작신호 발신장치
JP2010071579A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Mitsumi Electric Co Ltd 燃焼状態監視装置及び燃焼状態監視方法
DE102017205404A1 (de) 2016-04-01 2017-10-05 Yamada Manufacturing Co., Ltd. Hydraulische steuervorrichtung und hydraulisches steuerungsverfahren

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KR100327770B1 (ko) * 1999-04-08 2002-03-14 최인영 가스기기의 동작신호 발신장치
JP2010071579A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Mitsumi Electric Co Ltd 燃焼状態監視装置及び燃焼状態監視方法
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