JPH088752B2 - 缶封入電動機 - Google Patents
缶封入電動機Info
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- JPH088752B2 JPH088752B2 JP1329753A JP32975389A JPH088752B2 JP H088752 B2 JPH088752 B2 JP H088752B2 JP 1329753 A JP1329753 A JP 1329753A JP 32975389 A JP32975389 A JP 32975389A JP H088752 B2 JPH088752 B2 JP H088752B2
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は缶封入電動機に関し、缶を囲む固定子積層板
アセンブリを有し、この固定子積層板アセンブリの両側
には巻線部を有し、この缶は密閉されかつ駆動軸の他方
の端部で底部を形成する缶封入電動機に関する。
アセンブリを有し、この固定子積層板アセンブリの両側
には巻線部を有し、この缶は密閉されかつ駆動軸の他方
の端部で底部を形成する缶封入電動機に関する。
加熱装置の循環ポンプ用の缶封入電動機は、円板状回
転子及び球状の電動機と共に円筒状構造を有することは
周知である。これらの電動機構造において、固定子は回
転子から機構的に分離されかつシールドされている。こ
の場合、円筒構造は金属性容器（缶）が用いられる。回
転子は缶内を通流する媒体で冷却される。この通流媒体
はさらにベアリングの潤滑剤、若しくは制動剤として機
能する。
転子及び球状の電動機と共に円筒状構造を有することは
周知である。これらの電動機構造において、固定子は回
転子から機構的に分離されかつシールドされている。こ
の場合、円筒構造は金属性容器（缶）が用いられる。回
転子は缶内を通流する媒体で冷却される。この通流媒体
はさらにベアリングの潤滑剤、若しくは制動剤として機
能する。
固定子及び回転子の製造工程において、固定子の製造
工程は乾式回転子の非同期電動機の工程に比べて僅かに
相違している。自動化の程度は固定子の技術的要件及び
巻線構造等の設計上の特徴により決定される。固定子の
製造工程における障害は個々の工程で如何にして所望の
巻線構造が自動化出来るかである。特に、これは固定子
製造の個々の工程をリンクして全自動にする場合に障害
となる。
工程は乾式回転子の非同期電動機の工程に比べて僅かに
相違している。自動化の程度は固定子の技術的要件及び
巻線構造等の設計上の特徴により決定される。固定子の
製造工程における障害は個々の工程で如何にして所望の
巻線構造が自動化出来るかである。特に、これは固定子
製造の個々の工程をリンクして全自動にする場合に障害
となる。
開放若しくは密閉した缶を用いた円筒状の固定子巻線
は既に使用されている。この場合円筒状固定子巻線は、
いわゆる吊りシールドにより又は必要な空隙により金属
性缶から電気的に絶縁されるように配置される。巻線の
引き込み面（引き込み治具に使用）又は固定子スペース
のコイルの位置は、溝スペース（コイル）が電気的に完
全に利用さないような方法（溝の利用率50〜65％）でこ
の場合選択される。
は既に使用されている。この場合円筒状固定子巻線は、
いわゆる吊りシールドにより又は必要な空隙により金属
性缶から電気的に絶縁されるように配置される。巻線の
引き込み面（引き込み治具に使用）又は固定子スペース
のコイルの位置は、溝スペース（コイル）が電気的に完
全に利用さないような方法（溝の利用率50〜65％）でこ
の場合選択される。
さらに、いわゆる吊りシールドにより又は必要な空隙
により金属性缶から電気的に絶縁される円筒状巻線を保
持するときの電動機のサイズの小型化において、末端の
シールド又は電動機ハウジングは、温度に対する電動機
負荷又は機械の電磁気的な利用において一定の制限とな
る。その要因は小型化された缶内の水の体積又は回転子
のスペース、及び少ない溝の利用において見られる。こ
の発明の機器の定格（500W以下）及び機械的構成は固定
子においていわゆる銅損又はオーミック損として最大の
損失となる。
により金属性缶から電気的に絶縁される円筒状巻線を保
持するときの電動機のサイズの小型化において、末端の
シールド又は電動機ハウジングは、温度に対する電動機
負荷又は機械の電磁気的な利用において一定の制限とな
る。その要因は小型化された缶内の水の体積又は回転子
のスペース、及び少ない溝の利用において見られる。こ
の発明の機器の定格（500W以下）及び機械的構成は固定
子においていわゆる銅損又はオーミック損として最大の
損失となる。
本発明の目的は極めて小型化され高出力でかつ製造の
全工程で容易に自動化され得る構造を有する缶封入電動
機を提供することにある。
全工程で容易に自動化され得る構造を有する缶封入電動
機を提供することにある。
本発明はポンプ用缶封入電動機であって、基本的には
缶６を囲む固定子積層板アセンブリ12を有し、この固定
子積層板アセンブリ12の両側には巻線部13,14を有し、
この缶６は密閉されかつ駆動軸１の他方の端部で底部を
形成する構造となっている。
缶６を囲む固定子積層板アセンブリ12を有し、この固定
子積層板アセンブリ12の両側には巻線部13,14を有し、
この缶６は密閉されかつ駆動軸１の他方の端部で底部を
形成する構造となっている。
この缶６の底部７は外側方向にカーブしており、この
固定子積層アセンブリの一方の側の巻線部13の巻線は底
部７のカーブした表面に対して外側を支持するようにな
っており、この巻線部13の巻線は底部７に対して僅かに
変形しており、この缶６の底部７は製造工程に使用する
運搬台としての「加工物キャリア」を形成し、球面を有
する半球形を形成し、中央付近にて円部分より緩いカー
ブを形成し、中央付近にてほぼ平坦であり、縁部分にて
大きくカーブし残り部分は平坦又は僅かにカーブしてお
り、部分的に複雑なカーブを有し、この巻線は底部７の
外側で焼き付け又は接着固定され、この底部７とは反対
側の巻線14は缶６の外側フランジ部９に支持され、この
缶６の円筒部分及び曲線部分の外側表面に電気的絶縁層
15を設けられる。
固定子積層アセンブリの一方の側の巻線部13の巻線は底
部７のカーブした表面に対して外側を支持するようにな
っており、この巻線部13の巻線は底部７に対して僅かに
変形しており、この缶６の底部７は製造工程に使用する
運搬台としての「加工物キャリア」を形成し、球面を有
する半球形を形成し、中央付近にて円部分より緩いカー
ブを形成し、中央付近にてほぼ平坦であり、縁部分にて
大きくカーブし残り部分は平坦又は僅かにカーブしてお
り、部分的に複雑なカーブを有し、この巻線は底部７の
外側で焼き付け又は接着固定され、この底部７とは反対
側の巻線14は缶６の外側フランジ部９に支持され、この
缶６の円筒部分及び曲線部分の外側表面に電気的絶縁層
15を設けられる。
また、この絶縁層15は高い熱伝導性を有する絶縁ワニ
スであり、粉末コーティングで形成され、又は、エポキ
シ樹脂で形成される。
スであり、粉末コーティングで形成され、又は、エポキ
シ樹脂で形成される。
ハウジングは単位構成体からなるモデュールを構成す
るように設計され、ハウジングは、端子接続スペースを
設け、このスペースには、スイッチ、コンデンサ、セン
サ、及び連続速度制御、差動圧、流体温度／体積制御を
行う電子回路等が設けられる。このハウジングの後部に
は銘板（rating plate）を設け、さらに動作データの指
示と要求を制御パネルを通して表示する表示装置を設け
る。
るように設計され、ハウジングは、端子接続スペースを
設け、このスペースには、スイッチ、コンデンサ、セン
サ、及び連続速度制御、差動圧、流体温度／体積制御を
行う電子回路等が設けられる。このハウジングの後部に
は銘板（rating plate）を設け、さらに動作データの指
示と要求を制御パネルを通して表示する表示装置を設け
る。
この缶６は電動機又はポンプの全ての製造工程のため
の加工物キャリアとして使用され、非同期機器の単相又
は３相の自動巻線は加工物キャリアとして使用される缶
６上で行われ、固定子の最終アセンブリ、自動接触、巻
線の自動焼付け、及び固定子巻線の電気的試験の工程も
全て缶６上で行われる。加熱ボイラ用の電動機ハウジン
グを備えない、又は外部標準ポンプ用の電動機ハウジン
グを備えたポンプアセンブリも同様に加工物キャリアと
しての缶６上にて実行される。
の加工物キャリアとして使用され、非同期機器の単相又
は３相の自動巻線は加工物キャリアとして使用される缶
６上で行われ、固定子の最終アセンブリ、自動接触、巻
線の自動焼付け、及び固定子巻線の電気的試験の工程も
全て缶６上で行われる。加熱ボイラ用の電動機ハウジン
グを備えない、又は外部標準ポンプ用の電動機ハウジン
グを備えたポンプアセンブリも同様に加工物キャリアと
しての缶６上にて実行される。
本発明の構造は従来のキャロット状巻線として外側に
カーブした底部構造を有する固定子巻線構造とは異な
る。この構造の特徴は円筒状缶から両側を開放したいわ
ゆる缶ポットへの切り替えである。缶の端部は巻線を支
持するためにいわゆる「キャロット（Kalotte）状に構
成される。即ち、巻線と缶は同じ外形輪郭を有する。
カーブした底部構造を有する固定子巻線構造とは異な
る。この構造の特徴は円筒状缶から両側を開放したいわ
ゆる缶ポットへの切り替えである。缶の端部は巻線を支
持するためにいわゆる「キャロット（Kalotte）状に構
成される。即ち、巻線と缶は同じ外形輪郭を有する。
密閉型の缶によるキャロット状巻線により種々の問題
が解決できる。この場合、巻線はワニス含浸された銅線
で作られ、焼き付けされ、巻線全体について機械的に缶
に対して均一に結合される。即ち、巻線は半径方向及び
軸方向に対して平坦に支持されるように缶を焼き付けさ
れる。電気的絶縁は、この場合、缶をエポキシ樹脂によ
る粉末コーティングにより行われる。コーティングは固
定子巻線から缶スペース及びポンプスペースに良好な熱
伝導があるように選択される。効果的に、通流媒体への
電動機の熱損失が良好に移行される。
が解決できる。この場合、巻線はワニス含浸された銅線
で作られ、焼き付けされ、巻線全体について機械的に缶
に対して均一に結合される。即ち、巻線は半径方向及び
軸方向に対して平坦に支持されるように缶を焼き付けさ
れる。電気的絶縁は、この場合、缶をエポキシ樹脂によ
る粉末コーティングにより行われる。コーティングは固
定子巻線から缶スペース及びポンプスペースに良好な熱
伝導があるように選択される。効果的に、通流媒体への
電動機の熱損失が良好に移行される。
本発明はさらに従来の製造工程の削減及び個々の工程
のリンク化を可能にしてその結果工程の合理化を達成す
ることができる。最終形状がキャロット状巻線構造にな
ったことにより、巻線は巻線治具からの着脱が容易にな
る。僅かな作業以外は念入りな作業と中間での測定は不
要である。
のリンク化を可能にしてその結果工程の合理化を達成す
ることができる。最終形状がキャロット状巻線構造にな
ったことにより、巻線は巻線治具からの着脱が容易にな
る。僅かな作業以外は念入りな作業と中間での測定は不
要である。
キャロット状巻線を有する固定子は缶の回転子のサブ
アセンブリ、又は回転子無しの缶に固定される。缶はこ
の場合全製造工程における運搬台として「加工物キャリ
ア」としての機能を有し、後続する全工程に使用され
る。従って、自動化のリンク化が可能になる。従来自動
化が困難とされていた非同期機器の単相又は３相巻線で
さえも缶を加工物キャリアとして使用することにより容
易に自動化することができる。
アセンブリ、又は回転子無しの缶に固定される。缶はこ
の場合全製造工程における運搬台として「加工物キャリ
ア」としての機能を有し、後続する全工程に使用され
る。従って、自動化のリンク化が可能になる。従来自動
化が困難とされていた非同期機器の単相又は３相巻線で
さえも缶を加工物キャリアとして使用することにより容
易に自動化することができる。
缶による加工物キャリアと共に一体化された製造工程
により缶上の固定子は最終アセンブリとなり、自動的に
接触され、巻線を自動的に焼き付けし固定子を電気的に
試験することができる。即ち、回転子アセンブリを含め
て電動機を完全にチェックすることが可能である。ハウ
ジング無しでの電動機の製造工程が終わると、ポンプア
センブリが同じ加工物キャリアで行われる。加熱装置用
の電動機ハウジング無しで、かつ外部標準ポンプ用の電
動機ハウジングを有して行われる。電動機ハウジングは
樹脂製であり単に保護的機能を有する。
により缶上の固定子は最終アセンブリとなり、自動的に
接触され、巻線を自動的に焼き付けし固定子を電気的に
試験することができる。即ち、回転子アセンブリを含め
て電動機を完全にチェックすることが可能である。ハウ
ジング無しでの電動機の製造工程が終わると、ポンプア
センブリが同じ加工物キャリアで行われる。加熱装置用
の電動機ハウジング無しで、かつ外部標準ポンプ用の電
動機ハウジングを有して行われる。電動機ハウジングは
樹脂製であり単に保護的機能を有する。
予めアセンブリされた電動機ハウジングは缶に対し同
軸状に固定され、固定子に結合される。これによりアセ
ンブリがさらに簡素化される。
軸状に固定され、固定子に結合される。これによりアセ
ンブリがさらに簡素化される。
キャロット状巻線を有する電動機の場合、ハウジング
はモデュールとして設計され、端子接続スペースに一体
化される。即ち、スイッチ、コンデンサ、センサ、及び
連続速度制御、差動圧、制御温度／体積等の制御のため
の電子回路が端子接続スペースに一体化される。
はモデュールとして設計され、端子接続スペースに一体
化される。即ち、スイッチ、コンデンサ、センサ、及び
連続速度制御、差動圧、制御温度／体積等の制御のため
の電子回路が端子接続スペースに一体化される。
第１図は本発明の実施例構成図である。
図中、１は中空の駆動軸、２は回転子アセンブリ、３
はポンプスペース、4,5はベアリング、６は円筒状金属
性容器（缶）、７は底部、８は環状ビード、９はフラン
ジ、10は仕切り、11は中空部分、12は積層板アセンブ
リ、13は外側巻線部、14は内側巻線部、15は絶縁体であ
る。
はポンプスペース、4,5はベアリング、６は円筒状金属
性容器（缶）、７は底部、８は環状ビード、９はフラン
ジ、10は仕切り、11は中空部分、12は積層板アセンブ
リ、13は外側巻線部、14は内側巻線部、15は絶縁体であ
る。
本発明は循環ポンプを備えた温水加熱装置に特に使用
される缶封入電動機（缶封入回転子）湿式回転子）であ
り、図示のように、回転子アセンブリ２に締結される中
空の駆動軸１を有し、駆動軸１は一方の側のベアリング
４により回動可能に締結され、他方の側のポンプスペー
ス３側でベアリング５により回動可能に締結される。回
転子２は円筒状缶６により同軸状に包囲されており、円
筒状缶６は底部７に突き当たっている。底部７はベアリ
ング４を保持する環状ビード８を形成する。
される缶封入電動機（缶封入回転子）湿式回転子）であ
り、図示のように、回転子アセンブリ２に締結される中
空の駆動軸１を有し、駆動軸１は一方の側のベアリング
４により回動可能に締結され、他方の側のポンプスペー
ス３側でベアリング５により回動可能に締結される。回
転子２は円筒状缶６により同軸状に包囲されており、円
筒状缶６は底部７に突き当たっている。底部７はベアリ
ング４を保持する環状ビード８を形成する。
ポンプスペース３側には缶６に締結若しくは缶６上に
形成されたフランジ９があり、フランジ９は缶６とポン
プスペース３の間の仕切り10を支持している。ベアリン
グ５は仕切り10内に締結され、駆動軸１は図示しないポ
ンプ回転子を支持するため仕切り10を突き抜けてポンプ
スペース３に到る。缶６の内側は流体媒体が通流してお
り、駆動軸１の中空の空間11を通流する。
形成されたフランジ９があり、フランジ９は缶６とポン
プスペース３の間の仕切り10を支持している。ベアリン
グ５は仕切り10内に締結され、駆動軸１は図示しないポ
ンプ回転子を支持するため仕切り10を突き抜けてポンプ
スペース３に到る。缶６の内側は流体媒体が通流してお
り、駆動軸１の中空の空間11を通流する。
缶６の外側の円筒部分には固定子積層板アセンブリ12
が設けられ、外側巻線部13から内側巻線部14に到る巻線
を通す軸平行は溝を設けている。缶６の底部７は外向き
にカーブしており外側巻線部13の巻線は底部７の外側表
面に沿って近接して配置されている。
が設けられ、外側巻線部13から内側巻線部14に到る巻線
を通す軸平行は溝を設けている。缶６の底部７は外向き
にカーブしており外側巻線部13の巻線は底部７の外側表
面に沿って近接して配置されている。
このため外側巻線部13の巻線は僅かながら変形してお
り、その結果巻線後に曲線形状を保持している。従っ
て、底部７は半球形の球面を有し、製造工程における
「加工物キャリア」として利用される。缶６の底部は中
間付近にて縁部分よりも緩いカーブを形成している。特
に、中央付近の底部は殆ど平坦であり、この平坦表面は
電動機の駆動軸１に対して直角になっている。さらに、
缶の底部は部分的に複雑なカーブを形成している。
り、その結果巻線後に曲線形状を保持している。従っ
て、底部７は半球形の球面を有し、製造工程における
「加工物キャリア」として利用される。缶６の底部は中
間付近にて縁部分よりも緩いカーブを形成している。特
に、中央付近の底部は殆ど平坦であり、この平坦表面は
電動機の駆動軸１に対して直角になっている。さらに、
缶の底部は部分的に複雑なカーブを形成している。
巻線を強固に保持するために巻線を底部７に焼き付け
又は接着する。このため、缶６のカーブした部分の外側
表面7aには、電気的絶縁層15、例えば高い熱伝導性を有
する絶縁ワニスが設けられる。絶縁層は粉末コーティン
グで形成してもよく、特にエポキシ樹脂が適切である。
又は接着する。このため、缶６のカーブした部分の外側
表面7aには、電気的絶縁層15、例えば高い熱伝導性を有
する絶縁ワニスが設けられる。絶縁層は粉末コーティン
グで形成してもよく、特にエポキシ樹脂が適切である。
ハウジングは単位構成体からなるモデュールを構成す
るように設計され、ハウジングは端子接続スペースを有
し、このスペースには、スイッチ、コンデンサ、セン
サ、及び連続速度制御、差動圧、流体温度／体積制御を
行う電子回路等が一体化される。ハウジングの後部には
銘板（rating plate）を設け、さらに動作データの指示
と要求を制御パネルを通して表示する表示装置を設け
る。データインターフェース（V24又はRS232）が診断用
ハウジングモデュールに設けられ、状態の監視や外部監
視制御に用いられる。
るように設計され、ハウジングは端子接続スペースを有
し、このスペースには、スイッチ、コンデンサ、セン
サ、及び連続速度制御、差動圧、流体温度／体積制御を
行う電子回路等が一体化される。ハウジングの後部には
銘板（rating plate）を設け、さらに動作データの指示
と要求を制御パネルを通して表示する表示装置を設け
る。データインターフェース（V24又はRS232）が診断用
ハウジングモデュールに設けられ、状態の監視や外部監
視制御に用いられる。
予め組み立てた電動機ハウジングは缶６の同軸上に設
けられて固定子12、巻線部13,14に接するようになって
おり、その結果、構造上非常に簡素化されている。缶６
の側面へのハウジングの締結は着脱可能であり、従って
例えば電子部品の故障等に容易に交換することが出来
る。そのため電気的な接続部分はプラグ化されている。
固定子12、巻線部13,14は缶６に嵌入され、巻線部13の
巻線部分は底部７に収まりそこに焼き付けられる。缶６
は電動機又はポンプの全製造固定におけるいわゆる「加
工物キャリア」として使用される。非同期機器における
単相又は３相の自動巻線は、加工物キャリアとして使用
される缶６上で作業される。さらに、自動結合、巻線の
自動焼付け、及び固定子巻線の電気的試験も缶６上で行
われる。ポンプアセンブリは加熱ボイラ用の電動機ハウ
ジングを備えない場合でも、外部標準ポンプ用の電動機
ハウジングを備えた場合でも加工物キャリアを用いて缶
６にて実行される。
けられて固定子12、巻線部13,14に接するようになって
おり、その結果、構造上非常に簡素化されている。缶６
の側面へのハウジングの締結は着脱可能であり、従って
例えば電子部品の故障等に容易に交換することが出来
る。そのため電気的な接続部分はプラグ化されている。
固定子12、巻線部13,14は缶６に嵌入され、巻線部13の
巻線部分は底部７に収まりそこに焼き付けられる。缶６
は電動機又はポンプの全製造固定におけるいわゆる「加
工物キャリア」として使用される。非同期機器における
単相又は３相の自動巻線は、加工物キャリアとして使用
される缶６上で作業される。さらに、自動結合、巻線の
自動焼付け、及び固定子巻線の電気的試験も缶６上で行
われる。ポンプアセンブリは加熱ボイラ用の電動機ハウ
ジングを備えない場合でも、外部標準ポンプ用の電動機
ハウジングを備えた場合でも加工物キャリアを用いて缶
６にて実行される。
製造工程は以下のとおりである。
固定子アセンブリを形成するため積層板を穴明けし
積み重ね、 缶の表面及び溝部分も含めた固定子アセンブリの表
面をコーティングし、 ブロックを組み立て、 巻線を行い巻線を固定子アセンブリに押し込み、 外側巻線部13を途中まで形成し、 缶に固定子をアセンブリし、 巻線を接続しかつ試験し、 巻線部13の巻線を缶の底部に対し僅かに押しつけ底
部に巻線を焼き付け、 各構成を最終チェックし、 電動機ハウジングを組み立て、そして 電動機ハウジングをポンプハウジングに締結する。
積み重ね、 缶の表面及び溝部分も含めた固定子アセンブリの表
面をコーティングし、 ブロックを組み立て、 巻線を行い巻線を固定子アセンブリに押し込み、 外側巻線部13を途中まで形成し、 缶に固定子をアセンブリし、 巻線を接続しかつ試験し、 巻線部13の巻線を缶の底部に対し僅かに押しつけ底
部に巻線を焼き付け、 各構成を最終チェックし、 電動機ハウジングを組み立て、そして 電動機ハウジングをポンプハウジングに締結する。
以上説明したように、本発明によれば、極めて小型化
され高出力でかつキャロット状缶の採用により各製造工
程及び全製造工程にて容易に自動化され得る製造を有す
る缶封入電動機を提供することができる。
され高出力でかつキャロット状缶の採用により各製造工
程及び全製造工程にて容易に自動化され得る製造を有す
る缶封入電動機を提供することができる。
第１図は本発明の缶封入電動機の構成断面図である。 （符号の説明） １……駆動軸、２……回転子アセンブリ、３……ポンプ
スペース、4,5……ベアリング、６……缶、７……底
部、８……環状ビード、９……フランジ、10……仕切
り、11……中空部分、12……積層板アセンブリ、13……
外側巻線部、14……内側巻線部、15……絶縁体。
スペース、4,5……ベアリング、６……缶、７……底
部、８……環状ビード、９……フランジ、10……仕切
り、11……中空部分、12……積層板アセンブリ、13……
外側巻線部、14……内側巻線部、15……絶縁体。
Claims (11)
- 【請求項１】ポンプ用缶封入電動機であって、 電動機軸（１）を有する回転子（２）を内部に収容する
缶（６）と、 該缶（６）の外側に該缶（６）を取り囲み設けられた固
定子積層板アセンブリ（12）と、 該缶（６）の長手方向に沿って、該固定子積層板アセン
ブリ（12）の両側に巻き付けられた巻線（13,14）とを
備え、 該缶（６）の一方の端部は底部（７）を形成し、該電動
機の出力側となる他方の端部は外側にカーブしてフラン
ジを形成し、 該巻線の一方（13）は、該底部（７）のカーブした表面
に沿って形成され、かつ該底部（７）の一部分は、該巻
線の表面に沿わずに変形しており、 該底部（７）の該変形している部分には該電動機軸
（１）を受けるベアリング（４）を嵌入して該電動機軸
を支持する、 ことを特徴とする缶封入電動機。 - 【請求項２】該両側の巻線（13,14）は該底部（７）の
外側表面に接着固定される請求項１に記載の缶封入電動
機。 - 【請求項３】該底部（７）とは反対側にある該巻線（1
4）は該缶（６）の外側フランジ部（９）により支持さ
れる請求項１に記載の缶封入電動機。 - 【請求項４】該缶（６）の円筒部分及びカーブ部分の外
側表面に薄い電気的絶縁層（15）を設けた請求項１に記
載の缶封入電動機。 - 【請求項５】該電気的絶縁層（15）は高い熱伝導性を有
する絶縁ワニスである請求項４に記載の缶封入電動機。 - 【請求項６】該電気的絶縁層（15）は粉末コーティング
で形成される請求項４に記載の缶封入電動機。 - 【請求項７】該電気的絶縁層（15）はエポキシ樹脂で形
成される請求項４に記載の缶封入電動機。 - 【請求項８】該缶封入電動機を収納するハウジングを設
け、該ハウジングにはさらに接続端子を収納し、さらに
スイッチ、コンデンサ、センサ、等の構成要素及び連続
速度制御、差動圧制御、流体温度／体積制御等を行う電
子回路を収納する請求項１に記載の缶封入電動機。 - 【請求項９】該ハウジングの後部には定格データと、動
作データ及び指示／問合せ等を表示する制御パネルを設
けた請求項８に記載の缶封入電動機。 - 【請求項１０】該ハイジングにはさらにデータインター
フェースとしてV24若しくはRS232が使用され、前記ハウ
ジングは状態を監視する診断用として、又は外部監視制
御用に使用される請求項８に記載の缶封入電動機。 - 【請求項１１】予め組立られた電動機ハウジングを該缶
（６）の同軸上に配置し、該固定子（12）及び巻線（1
3,14）に結合するようになっている請求項８に記載の缶
封入電動機。
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