JPH0882724A - 光モジュール組み立て位置決め方法および光モジュール組み立て位置決め装置 - Google Patents

光モジュール組み立て位置決め方法および光モジュール組み立て位置決め装置

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JPH0882724A
JPH0882724A JP6218487A JP21848794A JPH0882724A JP H0882724 A JPH0882724 A JP H0882724A JP 6218487 A JP6218487 A JP 6218487A JP 21848794 A JP21848794 A JP 21848794A JP H0882724 A JPH0882724 A JP H0882724A
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JP
Japan
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optical
optical fiber
light
package
face
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JP6218487A
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Inventor
Hiroyuki Furukawa
博之 古川
Tatsuro Kunikane
達郎 國兼
Sadayuki Miyata
定之 宮田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光モジュール組み立て位置決め方法とその装
置に関し、小形光モジュールの組み立てを簡単容易にか
つ効率的で確実に行なえること。 【構成】 光パッケージ21を位置調整可能に支持する
光パッケージ支持手段58と、光素子を端面にそなえる
光フアイバ41を位置調整可能に支持する光フアイバ支
持手段61と、光パッケージ21と光フアイバ41との
対向光路上に配置されるレンズを位置調整可能に支持す
るレンズ支持手段59と、上記光パッケージに対向して
少なくとも該光パッケージ21を撮像し得る第2の撮像
装置62と、上記光フアイバ41に対向して端面の光素
子とともに該光フアイバ41を撮像し得る第1の撮像装
置65と、光フアイバ41の位置を光パッケージ21の
位置と第1の撮像装置65の撮像位置とに置換移動させ
る移動台63、とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光モジュール組み立て
位置決め方法および光モジュール組み立て位置決め装置
に関する。
【0002】現在、光双方向伝送システムなどに適用可
能な光モジュールの開発が種々試みられているが、光双
方向伝送を実現させるためには伝送路端となる加入者に
おける光送受信可能な、簡易構成にして量産に適した光
モジュール、とりわけその光モジュールに好適な製造技
術が必要不可欠である。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種の光モジュールは、図17
に概略構成平面図に示されるようである。図17の図
(a)によると、光モジュール1はケース内の基板2上
に配置される、ガラスブロックの端面に膜の形成された
ハーフミラー3、その両側のレーザダイオードとレンズ
からなるLDコリメータ4およびフォトダイオードとレ
ンズからなるPDコリメータ5、ならびにLDコリメー
タ4とPDコリメータ5の共通光路上の光フアイバコリ
メータ6、とからなり、光フアイバコリメータ6に接続
された光フアイバ7により外部との光伝送が行なわれ
る。
【0004】すなわち、LDコリメータ4の矢印で示さ
れる出射光信号はハーフミラー3による反射成分が光フ
アイバコリメータ6に結合送出され、光フアイバコリメ
ータ6からの入射信号光のうちハーフミラー3の透過成
分が矢印で示されるようにPDコリメータ5に入力結合
される。
【0005】図17の図(b)の光モジュール11によ
ると、ケース内の基板12上に配置される、光導波路基
板13の各導波路には同様なLDコリメータ14、PD
コリメータ15、テーパ先球形光フアイバ16、とから
なり、テーパ先球形光フアイバ16に接続さた光フアイ
バ17により外部との光伝送が行なわれる。
【0006】すなわち、光導波路基板13上に導波路に
よって形成された方向性結合器でなるカプラ18によ
り、LDコリメータ14の矢印で示される出射信号光は
テーパ先球形光フアイバ16に結合送出され、テーパ先
球形光フアイバ16からの入射信号光は矢印で示される
ように導波路を経由してPDコリメータ15に入力結合
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記、図(a)の構成
になる光モジュール1は、LDコリメータ4、PDコリ
メータ5、光フアイバコリメータ6、それぞれにレン
ズ、ホルダなどのコリメータ部材を要し、部材数が多い
ためにそれぞれの組み立てに工数を要する。
【0008】光モジュール1として組み立てるにも紙面
と平行な面上のX方向、紙面と直交する面上のY方向、
紙面と平行な面上での回転のθ方向、紙面と直交する面
上での回転のφ方向、の4軸方向の移動調整をそれぞれ
のLDコリメータ4、PDコリメータ5、光フアイバコ
リメータ6、に要し、ハーフミラー3についても紙面と
平行な面上での回転を含み、合計では13軸方向の調整
が必要であった。
【0009】図(b)の構成になる光モジュール11に
おいてもLDコリメータ14、PDコリメータ15、テ
ーパ先球形光フアイバ16、などにレンズ、ホルダなど
の部材を要し、部材数が多いためにそれぞれの組み立て
に工数を要する。
【0010】光モジュール11として組み立てにも同様
に各方向への移動調整を要し、やはり全体としては12
軸程度の調整を必要とする。以上のような光モジュール
の組み立てには、時間とともに熟練を要するものであ
る。それ以外にも、小形化の要求には応じ得ないといっ
た致命的な問題点がある。
【0011】以上のような問題点にかんがみて、本発明
は小形化とともせに製造性の良好な光モジュール組み立
て位置決め方法および光モジュール組み立て位置決め装
置の提供をすることを発明の課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところは、電気信号/光
信号変換用の発光素子と光信号/電気信号変換用の受光
素子とを正面視異なる位置にそなえる光パッケージ、該
光パッケージに対向配置される光フアイバ、上記光パッ
ケージと光フアイバとの対向光路上に配置されるレン
ズ、光透明体からなり上記光フアイバの端面に設けられ
て上記発光素子の出射光を上記光フアイバ端面に入射さ
せる光路および上記光フアイバ端面からの出射光を上記
受光素子に入射させる光路それぞれに一致させる反透膜
が端面に形成された光素子、に配置構成される光モジュ
ール組み立て位置決め方法を第1の基本構成とし、第1
の発明は、上記第1の基本構成に対して、上記光フアイ
バ側に光パッケージと対向させて撮像装置を配置し該撮
像装置により認識される画像から発光素子または受光素
子の位置と他方の受光素子または発光素子の位置とを画
像の基準軸上に位置合わせさせる光モジュール組み立て
位置決め方法である。
【0013】第2の発明は、上記第1の基本構成に対し
て、上記光パッケージ側に光フアイバ端面の光素子と対
向させて撮像装置を配置し光フアイバ側から光を入射さ
せ該撮像装置により認識される画像から該入射光が光素
子を透過ならびに反射される光のいずれかを基準として
他方の光の位置を基準軸上に位置合わせさせる光モジュ
ール組み立て位置決め方法である。
【0014】第3の発明は、上記第1の基本構成に対し
て、上記光フアイバ側に光パッケージと対向させて撮像
装置を配置し該撮像装置により認識される画像から発光
素子または受光素子の位置を基準としてこの基準位置上
に上記レンズの中心位置を位置合わせさせる光モジュー
ル組み立て位置決め方法である。
【0015】第4の発明は、上記第1の基本構成に対し
て、上記光フアイバ側に光パッケージと対向させて撮像
装置を配置し該撮像装置により認識される画像から発光
素子または受光素子の位置と他方の受光素子または発光
素子の位置とを画像の基準軸上に位置合わせさせる工程
と、上記光パッケージ側に光フアイバの光素子と対向さ
せて撮像装置を配置し光フアイバ側から光を入射させ該
撮像装置により認識される画像から該入射光が光素子を
透過ならびに反射される光のいずれかを基準として他方
の光の位置を基準軸上に位置合わせさせる工程と、上記
基準軸上に位置合わせされた光パッケージと光素子を含
む光フアイバとを上記レンズを含んで基準軸上に位置合
わせさせる工程と、からなる光モジュール組み立て位置
決め方法である。
【0016】第5の発明は、上記第4の発明に対して、
上記基準軸上に位置合わせされた光パッケージと光素子
を含む光フアイバとを上記レンズを含んで基準軸上に位
置合わせさせる工程と、による位置合わせは最低限一直
線上の一軸方向である光モジュール組み立て位置決め方
法である。
【0017】第6の発明は、上記第4の発明または第5
の発明に対して、上記発光素子の出射光が光フアイバに
最適結合状態となるように上記レンズを1軸方向に移動
させ発光素子と光フアイバとの光結合が最適状態となる
位置に光フアイバ位置を調整するとともに、光フアイバ
からの信号光を受光素子に入射させて該受光素子の検出
電流を測定することを繰り返すことにより、受光素子か
らの検出電流が最適となるようにレンズと光フアイバと
の位置を調整する光モジュール組み立て位置決め方法で
ある。
【0018】第7の発明は、電気信号/光信号変換用の
発光素子または光信号/電気信号変換用の受光素子をそ
なえる光パッケージに対向させて撮像装置を配置し該撮
像装置により認識される画像から発光素子または受光素
子の位置を画像の基準軸上に位置合わせし、該位置合わ
せされた光パッケージ上にレンズを配置するとともに該
レンズを上記撮像装置により認識させることによりレン
ズの位置を画像の基準軸上に位置合わせさせることによ
り上記光パッケージとレンズの位置を位置合わせさせる
光モジュールの組み立て位置決め方法である。
【0019】第8の発明は、光フアイバ先端が光フアイ
バ軸の直交面とは所定角度傾斜面に形成された光フアイ
バ端面に対向させて撮像装置ならびに光フアイバ間に平
面ガラス板を配置し、上記光フアイバに入射された光が
光フアイバ端面から出射されて上記平面ガラス板を直接
透過する光と該平面ガラス板の内部に反射される反射光
とを認識することにより該直接透過光と反射光とを結ぶ
軸線方向を光フアイバ端面の傾斜方向として認識し光フ
アイバの端面傾斜方向を検出し得る光モジュール組み立
て位置決め方法である。
【0020】第9の発明は、電気信号/光信号変換用の
発光素子と光信号/電気信号変換用の受光素子とを正面
視異なる位置にそなえる光パッケージを位置調整可能に
支持する光パッケージ支持手段、該光パッケージに対向
配置される光フアイバ端面に設けられ光透明体からなり
上記発光素子の出射光を該光フアイバに入射させる光路
および該光フアイバ端面からの出射光を上記受光素子に
入射させる光路それぞれに一致させる反透膜が端面に形
成された光素子をそなえる光フアイバを位置調整可能に
支持する光フアイバ支持手段、上記光パッケージと光フ
アイバとの対向光路上に配置されるレンズを位置調整可
能に支持するレンズ支持手段、上記光パッケージに対向
して少なくとも該光パッケージを撮像し画像認識し得る
第2の撮像装置、上記光フアイバに対向して端面の光素
子とともに該光フアイバを撮像し画像認識し得る第1の
撮像装置、とからなり、第2の撮像装置の基準位置に光
パッケージの素子位置ならびにレンズを設定させ、第1
の撮像装置の基準位置に光フアイバおよび光フアイバ端
面の光素子とを設定させ得る光モジュール組み立て位置
決め装置である。 第10の発明は、第9の発明に対し
て、上記光フアイバ支持手段と第2の撮像装置とは移動
台に支持されて移動されるように構成され、上記光フア
イバは光パッケージとの対向位置と第2の撮像装置との
対向位置とに移動し得るように設定されており、第2の
撮像装置は光パッケージとの対向位置と退避位置との間
に移動し得るように設定されている光モジュール組み立
て位置決め装置である。
【0021】第11の発明は、第9または第10の発明
に対して、上記第1の撮像装置の前面には反射鏡が配置
され、該反射鏡を介して上記光フアイバに対向されるよ
うに構成されてなる光モジュール組み立て位置決め装置
である。
【0022】第12の発明は、第9ないし第11の発明
に対して、上記光パッケージの発光素子を動作状態とし
て光信号光を出射させるための駆動回路、上記光パッケ
ージの受光素子に入射される光信号光からの光/電気変
換電流測定のための光変換電流モニタ回路、上記光フア
イバに接続される光源ならびに光検出器、とをそなえ、
上記光源からの信号光が光フアイバから出射されて上記
光パッケージの受光素子に入射され光変換電流モニタ回
路によりモニタされ、上記駆動回路により光パッケージ
の発光素子の動作による光信号の出射光が光フアイバか
ら光検出器に入射されるように構成されてなり、上記レ
ンズ支持手段と光フアイバ支持手段のうち少なくともレ
ンズ支持手段を移動させて双方向の光結合を最適状態に
調整し得る光モジュール組み立て位置決め装置である。
【0023】
【作用】上記本発明の構成手段の第1の発明方法によれ
ば、撮像装置により認識される画像から発光素子の位置
と受光素子相互間を基準軸上に位置合わせさせること
が、発光素子を発光動作させることなく容易確実に行な
える。
【0024】第2の発明方法によれば、光フアイバ端面
の光素子から出射形成される二つの光点に対して、撮像
装置により認識される画像から二つの光点の位置を基準
軸上に位置合わせさせることが容易確実に行なえる。
【0025】第3の発明方法によれば、第1の発明によ
って画像上の基準軸上に位置合わせされた光パッケージ
の発光素子および受光素子と同一軸上にレンズ軸を位置
合わせさせることが容易確実に行なえる。
【0026】第4の発明方法によれば、上記第1の発明
方法と第2の発明方法および第3の発明方法によって、
それぞれの画像の基準軸上に位置決めされた光パッケー
ジとレンズおよび光素子を含む光フアイバとを、それぞ
れの基準軸に対して組み合わせることにより、光モジュ
ールの光結合状態を総合的に一括して行なえる。
【0027】第5の発明方法によれば、状態第4の発明
方法によって結合される組み合わせに対して、最適な光
結合状態を得るための補正が最低限1軸方向で行なえる
ことから、補正にともなう調整が容易に行なえる。
【0028】第6の発明方法によれば、双方向の光結合
状態を検出しながら繰り返して行なうことにより短時間
に最適状態を得ることができる。第7の発明によれば、
発光素子または受光素子をそなえた光パッケージを画像
の基準軸に一致させ、その基準軸上にレンズ軸を一致さ
せることで素子を動作させることなく容易確実にレンズ
と一体化し得る。
【0029】第8の発明方法によれば、光フアイバ端面
の傾斜方向を平面ガラス板を直接透過して出射される光
点と、内部で反射して出射される反射光の光点とを画像
上の基準軸上に一致させることで容易に傾斜方向を認識
し得る。
【0030】第9の発明によれば、第1の撮像装置と第
2の撮像装置それぞれにより、光フアイバ側と光パッケ
ージ側のそれぞれを画像上の共通の基準軸上に一致させ
ることができるものであるから、光パッケージ、レン
ズ、光素子を含む光フアイバ、の光軸合わせを容易確実
に行なうことができる。
【0031】第10の発明によれば、光フアイバ支持手
段と第2の撮像装置との位置関係が所定間隔として移動
台に支持されることから、第2の撮像装置による光パッ
ケージ側の位置決めと、第1の撮像装置による光フアイ
バ側の位置決めとを平行して行なうことができ、終了に
ともなっての移動で光パッケージ上に光フアイバを一致
させることができる。
【0032】第11の発明によれば、第1の撮像装置は
反射鏡を介することにより、装置をコンパクトにするこ
とができるほかに、装置の複雑化をさけることができ
る。第12の発明によれば、光フアイバ側からの出射光
信号を受光素子に入力させることができるとともに、発
光素子の動作による出射光信号を光フアイバ側に入力さ
せることにより、実動作による双方向の光結合調整を行
なうことができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について図を参照
しながら詳細に説明する。まず、図1ないし図3によ
り、本発明が適用される光モジュールの構成について概
略説明をする。
【0034】図1は光パッケージ21の側面図であり、
キヤップを二点鎖線の仮想線で示し内部配置を明確とし
てある。円板状の基板22の一方の面には突起状の第1
の基台23と斜面でなる第2の基台24とが設けられて
いる。基板22の他方の面には複数のリード端子25が
導出されている。
【0035】第1の基台23の先端側面には第3の基台
26が設けられており、この側面に電気信号/光信号変
換用の半導体レーザダイオード(LD)でなる光信号送
出用の発光素子27が取り付けられている。発光素子2
7からは主面である正面側と背面側とにレーザ信号光が
出射される。
【0036】第2の基台24上には光信号/電気信号変
換用の半導体フォトダイオード(PD)でなる二つの受
光素子28,29が隣接して取り付けられている。この
受光素子の一方28の発光素子27側に近い方は、発光
素子27の背面側からの出射光を受光し発光素子の制御
用とするモニタ信号出力用のものである。
【0037】他方の発光素子27から離れて正面視互い
に異なる位置に配置された受光素子29は、伝送されて
くる光信号受信用のものである。二点鎖線で示されるキ
ヤップ31は外部雰囲気とを遮断し内部を気密状態とす
るもので、正面側には透明な窓が設けられている。
【0038】上記の光パッケージを適用した本発明にか
かる光モジュールの側断面図を図2に示す。この光モジ
ュール32は、光パッケージ組み立て体33、レンズ組
み立て体34、光フアイバ組み立て体35、からなる。
【0039】光パッケージ組み立て体33は光パッケー
ジ21を囲むようなリング状の光パッケージホルダ36
に基板22部分で取り付け固定させられている。レンズ
組み立て体34はレンズ37の周囲をリング状のレンズ
ホルダ38に取り付け固定させられている。ここに用い
られるレンズ37としては非球面レンズ、球面レンズ、
屈折率分布形ロッドレンズなどから適宜選択適用し得
る。
【0040】光フアイバ組み立て体35は中心に光フア
イバ41を有する光フアイバコード42とともに、光フ
アイバ41を挿入固定させた、セラミックフエルール4
3の周囲の金属スリーブ44を挿入支持する筒状の光フ
アイバホルダ45に固定される。この光フアイバ組み立
て体35の内部、フエルール43の端面46には光透明
体、たとえばガラスブロックでなる光素子47が取り付
けられている。
【0041】光パッケージ組み立て体33、レンズ組み
立て体34、光フアイバ組み立て体34はそれぞれの端
面どうしを突き合わせた状態として、互いの位置関係を
所定位置に位置合わせし相互間を結合固定させる。
【0042】上記光パッケージホルダ36、レンズホル
ダ38、金属スリーブ44、光フアイバホルダ45はい
ずれも金属、好ましくはレーザ溶接性の良好なオーステ
ナイト系のステンレス鋼でなる。
【0043】光モジュール32の光学系を説明するため
の、その概略構成の側面図が図3に示される。なお、図
1〜図3に示される光モジュールは本願発明者らによっ
て、特願平06−178862号にて出願されているも
のである。
【0044】図3において、光透明体、たとえばガラス
ブロックでなる光素子47の1組の平行な2面のうちの
一方の第1の端面48には所定範囲に全反射膜49が被
着形成されており、他方の第2の端面51には所定範囲
に反透膜52が被着形成されている。なお、本発明で反
透膜とは所定光信号に対して反射と透過の両機能を兼ね
そなえているもののことをいう。また、光素子47に関
する光の通過進行路は理解を容易とするために屈折を略
した直進状態として示してある。レンズ37としては非
球面レンズを採用している。
【0045】図3の構成を概略的に説明すると、図1の
構成の光パッケージ21に対向配置される光フアイバ4
1との対向光路上に配置されるレンズ37と、光透明体
からなり光フアイバ41の端面に設けられて、発光素子
27の出射信号光を光フアイバ41端面に入射させる光
路55、および光フアイバ41端面からの出射信号光を
受光素子29に入射させる光路56それぞれに一致させ
る光素子47、の関係となるように配置されている。
【0046】発光素子27の出射信号光はレンズ37の
中心部を通過して光路55上に沿って伝送され、光素子
47の第2の端面51の透明部分から光素子47内に入
り込み、第1の端面48の全反射膜43により反射され
て第2の端面51の反透膜52により50%反射される
光信号成分が光フアイバ41へ入射伝送される。
【0047】光フアイバ41に伝送されてきた信号光は
光素子47の第1の端面48の透明部分から光素子47
内に入り込み、第1の端面51の反透膜52により50
%透過された光信号成分が光路56上にそってレンズ3
7に到り、レンズ37で屈折されて受光素子29に入射
され電気信号に変換される。
【0048】上記、全反射膜49は金属膜または誘電体
多層膜からなり、反透膜52は薄層な金属膜または誘電
体多層膜からなる。送信信号光と受信信号光の波長が等
しい場合には送信信号光は50%が反透膜52で反射さ
れ、受信信号光の50%が反透膜52を通過することに
なる。
【0049】このようなことから、反透膜52における
信号光の損失を少なくするために、透過率と反射率とが
光の波長に依存する多層膜光フイルタ膜とし、送信信号
光と受信信号光とを異なる波長とすることにより反透膜
52で送信信号光を最大限反射送出させ、受信信号光を
最大限透過させることができる。
【0050】以上のようにして光信号の入出力経路は矢
印で示されるように伝送される。したがって、このよう
に二つの光路55,56を構成させるために光フアイバ
41およびフエルール43の端面46を所定角度傾斜さ
せ、その傾斜端面46に光素子47の平行な端面48,
51を沿わせて取り付け配置させている。
【0051】発光素子27の光出射光路55と受光素子
24の中心との距離間隔P2 と、光フアイバ41からの
出射される入射光路56との距離間隔P1 、とが図示さ
れるような関係、および光路55上にレンズ37の中心
軸が一直線上となるように組み立て位置決めさせること
が必要である。
【0052】このようなことは、発光素子27と光フア
イバ41、受光素子29と光フアイバ41との双方の光
結合を確実に光結合させるためには、適正位置にレンズ
37を配置させることも必要なことである。
【0053】このような位置関係を満たすために従来公
知な個別の光信号の供給による光出力、または光検出電
流によるそれぞれ独立の送信側、受信側の位置調整では
きわめて困難なことであり、熟練と時間を要するわりに
は満足な結果を得ることができない。
【0054】以下に、本発明になる光モジュール組み立
て位置決め方法とその装置について各図を参照しなが
ら、図1,図2,図3をも参照して説明する。図4は、
本発明方法の適用される組み立て位置決め装置の一実施
例の基本的構成図である。なお、各図ならびに説明中の
符号で、Xは紙面に平行な面上に移動し得る方向の軸、
Yは紙面に直交する面上に移動し得る軸、Zは構成部分
の軸方向の軸、θはZ軸まわり方向の回動角方向、であ
る。
【0055】まず、図4を参照して本装置の各部構成を
説明すると、上下関係に配置されるX,Y,θ方向へ調
整移動可能な光パッケージ支持手段58は光パッケージ
組み立て体21を支持する部分であり、X,Y,Z方向
へ調整移動可能なレンズ支持手段59はレンズ組み立て
体34を支持する部分である。
【0056】上方のX,Y,Z,θ方向へ調整移動可能
な光フアイバ支持手段61は光フアイバ組み立て体35
を支持する部分であって、この光フアイバ支持手段61
は第2の撮像装置(ビデオカメラ)62とともに移動台
63に搭載されており、所定位置間を個別に、または同
時にスライド移動可能に設定されている。
【0057】レンズ支持手段59と移動台61の間の側
方には45°傾斜させた反射鏡64と、この反射鏡64
に対向させた第1の撮像装置(ビデオカメラ)65が設
置されている。
【0058】光パッケージ21のリード端子25は発光
素子27の駆動回路66と、受光素子29の光変換電流
モニタ回路67と、にそれぞれ接続されている。光フア
イバ組み立て体35の光フアイバ41先端は光コネクタ
68を介して光結合器69と光フアイバ接続され、この
光結合器69は光源71と光検出器72とに接続されて
いる。
【0059】上記、レンズ支持手段59、光パッケージ
支持手段58、光フアイバ支持手段61、移動台63、
駆動回路66、光変換電流モニタ回路67、光源71、
光検出器72、などは、すべてパソコンなどで構成され
る制御装置(CPU)73に接続されて所定の動作を行
なわせられるように制御されるべく構成されている。
【0060】図示されていないが、第1の撮像装置65
と第2の撮像装置62とには、後述するようにそれぞれ
CRTなどの映像装置が接続されており、撮像される像
を画像として認識し得るように構成されている。
【0061】つぎに、この装置の動作について図5を参
照して説明する。図5では制御装置73の指令で移動台
63を動作させ、第2の撮像装置62を光パッケージ組
み立て体23の直上位置とし、光フアイバ組み立て体3
5を第1の撮像装置65に対向配置されている反射鏡6
4の直上位置に設定移動させた状態が示される。
【0062】この状態で、第1の撮像装置65による光
フアイバ組み立て体35の組み立て位置決め方法につい
て図6を参照して説明する。図6によると、第1の撮像
装置65により撮像された画像が接続された映像装置
(モニタ装置)75に映し出されている。図5の状態で
は反射鏡64を介して反射鏡64に向けられた第1の撮
像装置65の状態であるが、図6では反射鏡64を図示
省略して知育切対向状態に示してある。
【0063】第1の撮像装置65および映像装置75に
は基準となるカーソル線X,Yが設定されている。基本
的にはカーソル線X,Yは不要であって、各素子の軸方
向が認識し得ることで十分なことである。このようなこ
とは、画像処理技術を適用する場合にあてはめられる
が、理解容易のために以下いずれの場合についてもカー
ソル線X,Yを基準に説明する。
【0064】光源71(図4)からHe−Ne光などの
可視光を光フアイバ41を通して光フアイバ組み立て体
35に供給送出し、光フアイバ支持手段61を操作して
光フアイバ組み立て体35をX,Y方向に移動させ、カ
ーソル線X,Yの交点位置に光フアイバ41からの出射
光のうち本実施例にあっては、光素子47内を折り返し
反射された光、図3における光路55、を一致させる。
【0065】この場合、それぞれの出射光は集束手段の
ないことから、光フアイバ41の開口数にもとづき拡が
った状態が撮像される。したがって、それぞれのビーム
の中心位置を拾い出し一致させることとなる。
【0066】ついで、光フアイバ組み立て体35をθ方
向に回転させ、光素子47を透過された光、図3におけ
る光路56、をカーソル線X上に一致させる。図6は、
この状態が示されているが、位置合わせの手順は前後し
てもよいものである。
【0067】図4および図5では、第1の撮像装置65
は反射鏡64を介して90°方向から光フアイバ組み立
て体35を間接的に撮像するように構成させているが、
図6では直接対向させている。
【0068】本発明はこのように直接撮像するような配
置構成も含むものであるが、反射鏡64を介在させるこ
とは、光パッケージ組み立て体33と反射鏡64の間隔
を接近させることができるので、移動台63の可動距離
を少ないものとすることができ、装置の小形化を可能と
する。
【0069】また、光パッケージ組み立て体33と第1
の撮像装置65との間隔を隔てることとなり、光パッケ
ージ組み立て体33周辺の配置構成が輻輳したり複雑化
しないといったことにもなる。
【0070】つぎに、第2の撮像装置62による光パッ
ケージ組み立て体33の組み立て位置決め方法について
図7を参照して説明する。図7によると、第2の撮像装
置62により撮像された画像が接続された映像装置(モ
ニタ装置)76に映し出されている。
【0071】この場合、レンズ組み立て体34はレンズ
支持手段59を操作して光パッケージ組み立て体33上
から退避させた退避位置とする。したがって、映し出さ
れた映像は光パッケージ組み立て体33の窓をとおした
正面視の内部が見えている。
【0072】第2の撮像装置62および映像装置76に
は基準となるカーソル線X,Yが、図6の場合と同様に
設定されているが、この場合も基本的にはカーソル線は
不要であって、各素子の軸方向が認識し得ることで十分
なことである。このようなことは、画像処理技術を適用
する場合にあてはめられる。
【0073】本装置において、図7のカーソル線X,Y
については図6におけるカーソル線X,Yとの位置関係
をあらかじめ一致させておくことが肝要であり、そのよ
うに位置合わせされている。
【0074】発光素子27を動作発光させることなく、
光パッケージ支持手段58をX,Y方向に動作させ光パ
ッケージ組み立て体33を移動させて、発光素子27の
半導体劈界面活性層の発光箇所27Aをカーソル線X,
Yの交点位置に一致させる。
【0075】ついで、光パッケージ組み立て体33をθ
方向に回転させて受光素子29の中心をカーソル線X上
に一致させる。図7にはこのようにして位置決めされた
状態が示されているが、位置合わせの手順は前後しても
よいことである。
【0076】以上のようにして光パッケージ組み立て体
33の位置決めされた上に、レンズ組み立て体34を移
動させる。この状態が図8に示される。光パッケージ組
み立て体33に対するレンズ組み立て体34の位置決方
法について図8および図9を参照して説明する。
【0077】第2の撮像装置62と光パッケージ組み立
て体33の位置とは基本的にそれぞれ固定状態にしてお
く。レンズ支持手段59をX,Y方向に動作させ図9の
図(a)に示されるように、映像装置76のカーソル線
X,Yの交点を中心に形成されたレンズ37の直径と同
じ大きさのカーソル円Dに、レンズ組み立て体34を移
動させてレンズ37外周を一致させる。
【0078】このようにして位置合わせされた状態が図
9の図(b)に示される。映像装置76のカーソル線
X,Yを基準に位置合わせされた発光素子27の発光箇
所27Aに対して、レンズ37の中心軸は同一箇所に位
置決めされることは、あえてこれ以上説明をすることな
く明白に理解されることは容易であろう。また、受光素
子29の位置についてもカーソル線Y上に一致されてい
る。
【0079】以上のようにして光パッケージ組み立て体
33とレンズ組み立て体34ならびに光フアイバ組み立
て体35の位置決めがなされたわけであるが、この状態
はそれぞれ第1の撮像装置65および第2の撮像装置6
2に対して、それもそれぞれのカーソル線X,Y上に対
して位置決めされた状態にほかならない。
【0080】それぞれのカーソル線X,Yの位置は相対
的にあらかじめ一致されていることから、実質共通のカ
ーソル軸上にそれぞれの素子位置が位置合わせされたと
同じことである。したがって、移動台63をスライドさ
せて、光フアイバ組み立て体35を光パッケージ組み立
て体33、ならびにレンズ組み立て体35上に一致する
直上位置に移動させ、図4に示される状態に復させると
ともに互いに接触させ密着させることで、理屈上光学的
には図3の状態が容易に得られることとなる。実際上の
構造は図2に示されるようである。
【0081】したがって、単純にはこの状態でそれぞれ
の光パッケージホルダ36、レンズホルダ38、光フア
イバホルダ45の当接部分をレーザ光による照射で相互
に溶融接合させて結合固定させ光モジュール32を得る
ことができる。
【0082】しかしながら、実際にはこのような単純な
接合では最良の状態の得られることにはならない。した
がって、最適な光学的結合状態の得られることを確認す
ることが必要である。以下に、そのようなことの必要性
について述べる。
【0083】図4に示される状態に復された概略図が図
10に要部のみ示される。図3ならびに図4とも参照し
て図10のようにして光パッケージ21からは、駆動回
路66による動作で発光素子27からレーザ光を出射さ
せ、光検出器72で光信号を電気信号に変換し電流量を
検出させる。
【0084】また、光源71からの光信号の出射により
光パッケージ21の受光素子29の光/電気変換による
光変換電流モニタ回路67で電流量を検出させる。以上
のようなことを繰り返し動作させるとともに、光フアイ
バ組み立て体35の位置を光フアイバ支持手段61の動
作によってX,Y軸方向に、必要に応じてZ軸方向へも
微動させて双方向ともに最適な光結合状態の得られるよ
うな位置調整を行なわせる。
【0085】以上のようなことは、つぎのような制約的
条件にもとづくことである。光パッケージ組み立て体3
3は光パッケージ21と光パッケージホルダ36とが一
体化されており、レンズ組み立て体34はレンズ37と
レンズホルダ38とが一体化されているから、相互間を
Z軸方向に移動調整させることはできない。
【0086】光フアイバ組み立て体35は光フアイバホ
ルダ45とフエルール43の金属スリーブ44間を、必
要ならば結合固定させないでZ軸方向に移動可能にして
おくことはできるものである。しかしながら、いずれも
がZ軸回りのθ方向以外の角度方向を調整させることは
できないものである。
【0087】上記の組み立て位置決めにより、それぞれ
の手順において以下のような効果がある。すなわち、図
6に示される手順と図7に示される手順とにより、光パ
ッケージ組み立て体33と光フアイバ組み立て体35と
の位置関係で、発光素子27の光路軸55と受光素子2
9への光路軸56とを容易に同一軸上に一致設定させる
ことができる。
【0088】また、図7に示される手順と図8、図9に
示される手順とにより、光パッケージ組み立て体33の
発光素子27の半導体劈界面活性層の発光箇所27A
と、レンズ組み立て体34のレンズ37中心軸Cとを、
発光素子27を動作発光させることなく容易に短時間で
最適位置に位置決め設定させることができる。
【0089】上記の各手順の段階において、それぞれの
光部品を撮像し拡大された映像として見ることができる
から、各光部品の破損、汚損などの不都合を見つけだす
ことが容易可能であるから、除去、交換など対策が行な
えるので品質確保上好都合である。
【0090】上述のようにして、発光素子27、受光素
子29、光フアイバ41、光素子47による光路軸5
5,56、レンズ37の中心軸Cが同一軸上に一致され
るように位置決め設定されるから、最終的には最低限X
方向の1軸方向のみの移動を行なわせることで、発光素
子27と光フアイバ41、および光フアイバ41と受光
素子29間の光結合を同時に得ることが可能である。
【0091】このようなことは、発光素子27と受光素
子29の相対位置、光フアイバ41の端面の傾斜角度、
光素子47の厚さ、がすべて理想的な場合調整を必要と
することなく最適結合状態を得ることができる。
【0092】しかしながら実際上は、とくに多数の光パ
ッケージ21における発光素子27と受光素子29間の
相対位置は個々に誤差にもとづく変動があるために、つ
ぎに示す式(1)にて表される位置に補正を行なう必要
がある。以下図11を参照して補正工程について説明す
る。
【0093】図11は光結合系を原理的に示しており、
図(a)は側面視、図(b)は正面視、である。なお、
符号Pはそれぞれレンズ37の主面を示す。発光素子2
7、受光素子29にそれぞれ対応させた光フアイバ結合
位置を仮想的に、X方向にδX2、Z方向にδL2シフ
トさせた位置に2本の光フアイバ41A,41Bで示し
てある。ここで、δX2、δL2は光素子47で分岐さ
れる二光路の軸ずれ距離、および光路長差である。
【0094】発光素子27からの出射光は概略、レンズ
37の中心軸C上を透過し、一方の仮想光フアイバ41
Aに結合される。他方の仮想光フアイバ41Bからの出
射光は一方の光フアイバ41Aの仮想軸に対してδX2
軸ずれした位置でレンズ(焦点距離f)37に入射さ
れ、角度ずれψ(ψ=δX2/f)にもとづき受光素子
29に結合される。図11に示される各素子位置にはX
軸、Y軸方向に対してそれぞれ以下の式に表される関係
がある。
【0095】 1/L1+1/L2=1/f Tanθa=δX2/f=δX1/(L1−f+δL1) Tanθb=(δX2+ΔX2+ΔX1)/f =(δX1−Δ)/(L1−f+δL1)──(1) 図10に示される調整工程により図11に示されるよう
にレンズ37と発光素子27との相対位置関係は最適状
態である。しかしながら受光素子29中心に対する受光
光路位置Qは最適状態位置とは製造誤差にもとづく量Δ
ずれた状態にある。そこで、レンズ37を発光素子27
ならびに受光素子29の実装されている軸方向であるX
軸方向へ微小量移動させる。
【0096】レンズ37の移動量を加減しながら各位置
において発光素子(LD)27と光フアイバ41の光結
合状態が最適となるように光フアイバ41の位置を調整
移動させる。このようにして位置調整された光フアイバ
41の位置において、光源71(図4)から光信号を出
射させて受光素子(PD)29の受信PD光電流を光変
換電流モニタ回路67(図4)により測定する。以上の
動作を繰り返すことにより、受光素子29に対して最適
状態位置に調整位置決めすることが可能となる。このよ
うなフローは図13のの範囲に示される。
【0097】別途、図12に示すような受光素子29の
トレランスカーブから最適状態位置に調整位置決めさせ
る方法もある。図12でカーブLDは駆動回路66(図
4)により駆動された発光素子27の信号光を、光検出
器72(図4)で検出した値で、縦軸のPf(mW)で
表される値と、横軸のレンズ37位置のX(μm)で表
される値との関係によって求められたものである。
【0098】カーブPDは光源71(図4)からの信号
光を受光素子29で検出し、光変換電流モニタ回路67
(図4)で検出した値で、縦軸のIp(mA)で表され
る値と、横軸のレンズ位置のX(μm)で表される値と
の関係によって求められたものである。
【0099】図12において、Ipmaxは受光素子2
9の受信最大出力位置であり、Ipmax×0.5は受
信最大出力の1/2(半値)の位置が示される。その他
の符号、 X1はIpmax半値の位置1 X2はIpmax半値の位置2 X3はIpmax半値の中心〔(X2−X1)/2〕 X4はレンズ調整位置 Δはレンズ位置のずれ量 である。
【0100】図12と図13のフローとを参照し、P
Dトレランスカーブの半値の位置1,2、すなわちX1
とX2を算出する。で算出した位置へレンズ37を
移動させる。発光素子(LD)27と光フアイバ41
との光結合状態が最適となるように光フアイバ41の位
置を調整する。
【0101】このようにして位置合わせされた状態が図
14に示され、調整前後の状態が図15に示されてい
る。これらの図に付与された符号は図11と同じであ
る。なお、図15においては状態をよく理解し得るよう
に、実際とは異なるものの、レンズ37を位置固定と
し、光フアイバ41と発光素子27,受光素子29とを
移動させたような状態として示されている。
【0102】したがって、破線で示される位置が図11
の状態、すなわち発光素子27と光フアイバ41との光
結合状態が最適な状態であり、実線で示される位置が図
14の状態、すなわち受光素子29への光信号の入射位
置を適正位置に補正させた状態である。
【0103】本発明に関して、傾斜端面光フアイバの傾
斜方向の検出方法についての実施例を図16の概略構成
図を参照して説明する。端面46をフエルール43とと
もに所定角度の傾斜面に仕上げられた光フアイバ41の
先端を光源71に接続させ、フエルール43の部分を装
置の図示省略の支持手段に支持させる。その他の装置構
成としては、端面46に対向させた平面ガラス板81
と、この平面ガラス板81に対向させた撮像装置(ビデ
オカメラ)65と、撮像装置65に接続された映像装置
(モニタ装置)75と、からなる。
【0104】以上の構成で光源71から光フアイバ41
に対して可視光を入射させると、光フアイバ内を伝送さ
れる可視光は端面46から出射される。この出射光は平
面ガラス板81内に表面82とは所定角度傾斜状態に入
射される。
【0105】入射された光は表面82とは平行な裏面8
3から直接出射される光84と、裏面83と表面82と
に内部反射されて直接出射光84とは平行する反射光8
5となって出射される光となる。これらの光は撮像装置
65によって映像装置75の画面に映像として認識する
ことができる。
【0106】撮像装置65と映像装置75にはX軸方向
のカーソル線Xが設定されており、このカーソル線X上
に直接光84のスポット画像の中心と反射光85のスポ
ット画像の中心とが一致するように、装置を操作してフ
エルール43をZ軸回り矢印θ方向の何れかに回動さ
せ、位置合わせさせる。このようにして実際の傾斜方向
を正確に求めることができるから、X軸方向と対応させ
てフエルール43に適宜なマークなどを施すことで簡単
容易に実際の傾斜方向を知ることができる。
【0107】本発明に関して、単素子光モジュール組み
立て位置決め装置による組み立て位置決め方法につい
て、図7,図8,図9に関連した発明を以下に述べる。
撮像装置62に光パッケージ組み立て体33を対向配置
させ、光パッケージ組み立て体33内の発光素子27の
発光点27Aを、画像装置76のカーソル線X,Yの交
点位置に一致させるように光パッケージ組み立て体33
の位置を調整する。
【0108】この調整された位置状態に光パッケージ3
3を固定し、レンズ組み立て体34を光パッケージ組み
立て体33上に位置させカーソル円Dにレンズ37の形
状を一致させるように位置合わせすることにより、発光
素子27とレンズ37の位置を同軸上に位置決めさせる
ことができるから、両者のホルダを溶接固定されること
で光モジュールとしての一体化が容易確実に行なえる。
【0109】また、以上の発光素子27単体の単素子光
パッケージに代えて、受光素子単体の光パッケージとす
ることで、レンズ付き受光素子の一体化単素子光モジュ
ールを同様にして確実かつ簡単に得ることができる。
【0110】本発明は、基本的には図3を参照して、光
パッケージ21内に発光素子27と受光素子29とをそ
なえ、発光素子27の出射光は光路55を経由するよう
にレンズ37の中心を透過集束されて光素子47の内部
で2回反射され、その反射光が光フアイバ41と光結合
されて送信光信号として伝送される。光フアイバ41に
伝送されてくる受信光信号は光素子47を透過して光路
56を経由しレンズ37で集束されて受光素子29に入
射され、光/電気信号として検出されるように構成され
ているものに適用される。
【0111】しかしながら、このようなことに限定され
るものではなく、発光素子27と受光素子29との位置
を入れ換えた状態としたものを含むものである。すなわ
ち、発光素子27の出射光は光路56を経由するよう、
レンズ37を透過集束されて光素子47を透過して光フ
アイバ41に光結合され、送信光信号として光フアイバ
41に伝送される。光フアイバ41に伝送されてくる受
信光信号は、光路55を経由されるよう光素子47の内
部で2回反射され、その反射光がレンズ37で集束され
て受光素子29に入射され、光/電気信号として検出さ
れるような構成条件に設定されたものにも適用され得
る。
【0112】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の光
モジュール組み立て位置決め方法および光モジュール組
み立て位置決め装置によれば、小形化される光モジュー
ルの各部の組み立て位置決めが効率的に行なえることか
ら、製造性が良好となり、とくに双方向向け光伝送用の
光モジュールに適用して、その実用上の効果はきわめて
顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】光パッケージの側面図
【図2】本発明にかかる光モジュールの側断面図
【図3】図2の光モジュールの光学系説明用側面図
【図4】本発明方法の適用される光モジュール組み立て
位置決め装置の一実施例
【図5】図4の装置の動作説明図
【図6】光フアイバ組み立て体の位置決め方法の説明図
【図7】光パッケージ組み立て体の位置決め方法の説明
【図8】レンズ組み立て体の位置決め方法の説明図(そ
の1)
【図9】レンズ組み立て体の位置決め方法の説明図(そ
の2)
【図10】光モジュールの位置合わせ調整説明図
【図11】光結合系の原理的説明図(その1)
【図12】発光素子・受光素子のトレランスカーブ
【図13】レンズ位置調整フロー例
【図14】光結合系の原理的説明図(その2)
【図15】光結合系の原理的説明図(その3)
【図16】傾斜端面光フアイバの方向検出方法
【図17】従来の光モジュールの概略構成平面図
【符号の説明】
21 光パッケージ 22 基板 23 第1の基台 24 第2の基台 25 リード端子 26 第3の基台 27 発光素子 28,29 受光素子 31 キヤップ 32 光モジュール 33 光パッケージ組み立て体 34 レンズ組み立て体 35 光フアイバ組み立て体 36 光パッケージホルダ 37 レンズ 38 レンズホルダ 41 光フアイバ 42 光フアイバコード 43 セラミックフエルール 44 金属スリーブ 45 光フアイバホルダ 46 端面 47 光素子 48 第1の端面 49 全反射膜 51 第2の端面 52 反透膜 55,56 光路 58 光パッケージ支持手段 59 レンズ支持手段 61 光フアイバ支持手段 62 第2の撮像装置 63 移動台 64 反射鏡 65 第1の撮像装置 66 駆動回路 67 光変換電流モニタ回路 68 光コネクタ 69 光結合器 71 光源 72 光検出器 73 制御装置 75,76 映像装置 81 平面ガラス板 82 表面 83 裏面 84 直接出射光 85 反射光

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号/光信号変換用の発光素子と光
    信号/電気信号変換用の受光素子とを正面視異なる位置
    にそなえる光パッケージ、該光パッケージに対向配置さ
    れる光フアイバ、上記光パッケージと光フアイバとの対
    向光路上に配置されるレンズ、光透明体からなり上記光
    フアイバの端面に設けられて上記発光素子の出射光を上
    記光フアイバ端面に入射させる光路および上記光フアイ
    バ端面からの出射光を上記受光素子に入射させる光路そ
    れぞれに一致させる反透膜が端面に形成された光素子、
    に配置構成される光モジュール組み立て位置決め方法で
    あって、 上記光フアイバ側に光パッケージと対向させて撮像装置
    を配置し該撮像装置により認識される画像から発光素子
    または受光素子の位置と他方の受光素子または発光素子
    の位置とを画像の基準軸上に位置合わせさせることを特
    徴とする光モジュール組み立て位置決め方法。
  2. 【請求項2】 電気信号/光信号変換用の発光素子と光
    信号/電気信号変換用の受光素子とを正面視異なる位置
    にそなえる光パッケージ、該光パッケージに対向配置さ
    れる光フアイバ、上記光パッケージと光フアイバとの対
    向光路上に配置されるレンズ、光透明体からなり上記光
    フアイバの端面に設けられて上記発光素子からの出射光
    を光フアイバ端面に入射させる光路および上記光フアイ
    バ端面からの出射光を上記受光素子に入射させる光路そ
    れぞれに一致させる反透膜が端面に形成された光素子、
    に配置構成される光モジュール組み立て位置決め方法で
    あって、 上記光パッケージ側に光フアイバ端面の光素子と対向さ
    せて撮像装置を配置し光フアイバ側から光を入射させ該
    撮像装置により認識される画像から該入射光が光素子を
    透過ならびに反射される光のいずれかを基準として他方
    の光の位置を基準軸上に位置合わせさせることを特徴と
    する光モジュール組み立て位置決め方法。
  3. 【請求項3】 電気信号/光信号変換用の発光素子と光
    信号/電気信号変換用の受光素子とを正面視異なる位置
    にそなえる光パッケージ、該光パッケージに対向配置さ
    れる光フアイバ、上記光パッケージと光フアイバとの対
    向光路上に配置されるレンズ、光透明体からなり上記光
    フアイバの端面に設けられて上記発光素子からの出射光
    を光フアイバ端面に入射させる光路および上記光フアイ
    バ端面からの出射光を上記受光素子に入射させる光路そ
    れぞれに一致させる反透膜が端面に形成された光素子、
    に配置構成される光モジュール組み立て位置決め方法で
    あって、 上記光フアイバ側に光パッケージと対向させて撮像装置
    を配置し該撮像装置により認識される画像から発光素子
    または受光素子の位置を基準としてこの基準位置上に上
    記レンズの中心位置を位置合わせさせることを特徴とす
    る光モジュール組み立て位置決め方法。
  4. 【請求項4】 電気信号/光信号変換用の発光素子と光
    信号/電気信号変換用の受光素子とを正面視異なる位置
    にそなえる光パッケージ、該光パッケージに対向配置さ
    れる光フアイバ、上記光パッケージと光フアイバとの対
    向光路上に配置されるレンズ、光透明体からなり上記光
    フアイバの端面に設けられて上記発光素子からの出射光
    を光フアイバ端面に入射させる光路および上記光フアイ
    バ端面からの出射光を上記受光素子に入射させる光路そ
    れぞれに一致させる反透膜が端面に形成された光素子、
    に配置構成される光モジュール組み立て位置決め方法で
    あって、 上記光フアイバ側に光パッケージと対向させて撮像装置
    を配置し該撮像装置により認識される画像から発光素子
    または受光素子の位置と他方の受光素子または発光素子
    の位置とを画像の基準軸上に位置合わせさせる工程と、 上記光パッケージ側に光フアイバの光素子と対向させて
    撮像装置を配置し光フアイバ側から光を入射させ該撮像
    装置により認識される画像から該入射光が光素子を透過
    ならびに反射される光のいずれかを基準として他方の光
    の位置を基準軸上に位置合わせさせる工程と、 上記基準軸上に位置合わせされた光パッケージと光素子
    を含む光フアイバとを上記レンズを含んで基準軸上に位
    置合わせさせる工程と、 からなることを特徴とする光モジュール組み立て位置決
    め方法。
  5. 【請求項5】 上記基準軸上に位置合わせされた光パッ
    ケージと光素子を含む光フアイバとを上記レンズを含ん
    で基準軸上に位置合わせさせる工程と、による位置合わ
    せは最低限一直線上の一軸方向であることを特徴とする
    請求項4に記載の光モジュール組み立て位置決め方法。
  6. 【請求項6】 上記発光素子の出射光が光フアイバに最
    適結合状態となるように上記レンズを1軸方向に移動さ
    せ発光素子と光フアイバとの光結合が最適状態となる位
    置に光フアイバ位置を調整するとともに、光フアイバか
    らの信号光を受光素子に入射させて該受光素子の検出電
    流を測定することを繰り返すことにより、受光素子から
    の検出電流が最適となるようにレンズと光フアイバとの
    位置を調整することを特徴とする請求項4または請求項
    5に記載の光モジュール組み立て位置決め方法。
  7. 【請求項7】電気信号/光信号変換用の発光素子または
    光信号/電気信号変換用の受光素子をそなえる光パッケ
    ージに対向させて撮像装置を配置し該撮像装置により認
    識される画像から発光素子または受光素子の位置を画像
    の基準軸上に位置合わせし、該位置合わせされた光パッ
    ケージ上にレンズを配置するとともに該レンズを上記撮
    像装置により認識させることによりレンズの位置を画像
    の基準軸上に位置合わせさせることにより上記光パッケ
    ージとレンズの位置を位置合わせさせることを特徴とす
    る光モジュールの組み立て位置決め方法。
  8. 【請求項8】光フアイバ先端が光フアイバ軸の直交面と
    は所定角度傾斜面に形成された光フアイバ端面に対向さ
    せて撮像装置ならびに光フアイバ間に平面ガラス板を配
    置し、上記光フアイバに入射された光が光フアイバ端面
    から出射されて上記平面ガラス板を直接透過する光と該
    平面ガラス板の内部に反射される反射光とを認識するこ
    とにより該直接透過光と反射光とを結ぶ軸線方向を光フ
    アイバ端面の傾斜方向として認識し光フアイバの端面傾
    斜方向を検出し得ることを特徴とする光モジュール組み
    立て位置決め方法。
  9. 【請求項9】電気信号/光信号変換用の発光素子と光信
    号/電気信号変換用の受光素子とを正面視異なる位置に
    そなえる光パッケージを位置調整可能に支持する光パッ
    ケージ支持手段、該光パッケージに対向配置される光フ
    アイバ端面に設けられ光透明体からなり上記発光素子の
    出射光を該光フアイバに入射させる光路および該光フア
    イバ端面からの出射光を上記受光素子に入射させる光路
    それぞれに一致させる反透膜が端面に形成された光素子
    をそなえる光フアイバを位置調整可能に支持する光フア
    イバ支持手段、上記光パッケージと光フアイバとの対向
    光路上に配置されるレンズを位置調整可能に支持するレ
    ンズ支持手段、上記光パッケージに対向して少なくとも
    該光パッケージを撮像し画像認識し得る第2の撮像装
    置、上記光フアイバに対向して端面の光素子とともに該
    光フアイバを撮像し画像認識し得る第1の撮像装置、と
    からなり、 第2の撮像装置の基準位置に光パッケージの素子位置な
    らびにレンズを設定させ、第1の撮像装置の基準位置に
    光フアイバおよび光フアイバ端面の光素子とを設定させ
    得ることを特徴とする光モジュール組み立て位置決め装
    置。
  10. 【請求項10】上記光フアイバ支持手段と第2の撮像装
    置とは移動台に支持されて移動されるように構成され、
    上記光フアイバは光パッケージとの対向位置と第2の撮
    像装置との対向位置とに移動し得るように設定されてお
    り、第2の撮像装置は光パッケージとの対向位置と退避
    位置との間に移動し得るように設定されていることを特
    徴とする請求項9に記載の光モジュール組み立て位置決
    め装置。
  11. 【請求項11】上記第1の撮像装置の前面には反射鏡が
    配置され、該反射鏡を介して上記光フアイバに対向され
    るように構成されてなることを特徴とする請求項9また
    は請求項10に記載の光モジュール組み立て位置決め装
    置。
  12. 【請求項12】上記光パッケージの発光素子を動作状態
    として光信号光を出射させるための駆動回路、上記光パ
    ッケージの受光素子に入射される光信号光からの光/電
    気変換電流測定のための光変換電流モニタ回路、上記光
    フアイバに接続される光源ならびに光検出器、とをそな
    え、 上記光源からの信号光が光フアイバから出射されて上記
    光パッケージの受光素子に入射され光変換電流モニタ回
    路によりモニタされ、上記駆動回路により光パッケージ
    の発光素子の動作による光信号の出射光が光フアイバか
    ら光検出器に入射されるように構成されてなり、上記レ
    ンズ支持手段と光フアイバ支持手段のうち少なくともレ
    ンズ支持手段を移動させて双方向の光結合を最適状態に
    調整し得ることを特徴とする請求項9ないし請求項11
    記載のいずれかの光モジュール組み立て位置決め装置。
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