JPH0875345A - 組立式冷却貯蔵庫 - Google Patents

組立式冷却貯蔵庫

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Publication number
JPH0875345A
JPH0875345A JP20760294A JP20760294A JPH0875345A JP H0875345 A JPH0875345 A JP H0875345A JP 20760294 A JP20760294 A JP 20760294A JP 20760294 A JP20760294 A JP 20760294A JP H0875345 A JPH0875345 A JP H0875345A
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JP
Japan
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heat insulating
plate
slit hole
insulating panel
heat insulation
Prior art date
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Application number
JP20760294A
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English (en)
Inventor
Tokutaro Mase
徳太郎 間瀬
Yutaka Shimose
裕 下瀬
Akira Inozuka
章 市野塚
Masaki Negishi
正樹 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品の共通化を図ることによってコストを低
減し、据え付け作業性を向上させた組立式冷却貯蔵庫を
提供する。 【構成】 断熱パネル41の接続端面にスリット孔52
を形成する。スリット孔52に対応して断熱パネル41
内部に補強ブロック53を設ける。一端がスリット孔5
2より補強ブロック53内に挿入係止され、他端が梁H
に固着される板状支持具21を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚の断熱パネルを
接続して構成される組立式冷却貯蔵庫に関し、特に、天
井壁或いは側壁の断熱パネルを断熱パネル固定具にて固
定して成るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりプレハブ冷蔵庫と称されるこの
種組立式冷却貯蔵庫の内、大型のものは、例えは特公昭
63−12235号公報(F25D23/06)に示さ
れる如く、複数枚の断熱パネル(断熱板)をそれぞれの
接続端面に備えられた対を成す連結装置にて連結接続し
て構成されると共に、天井壁を構成する断熱パネルの中
央側の接続端面、即ち、側壁を構成する断熱パネルにて
支持されない側の接続端面上には梁を設け、この梁を建
物の天井から吊り、或いは断熱パネル上に載置すること
により、天井壁を構成する断熱パネルを補強支持してい
る。
【0003】また、側壁を構成する断熱パネルの外面に
も胴縁と称される骨材が設けられ、この胴縁を建物の側
壁面に固定することにより、側壁を構成する断熱パネル
の補強支持を行っていた。図14〜図16に従来のこの
種組立式冷却貯蔵庫100の構造を示す。尚、図14と
図15は組立式冷却貯蔵庫100の天井壁部分の縦断面
図であり、図14は厚さ寸法50mmの断熱パネル10
1の場合、図15は厚さ寸法100mmの場合を断熱パ
ネル102を用いた場合を示している。
【0004】即ち、各図において各断熱パネル101、
102は、二枚の板体103、104或いは106、1
07と、両板体間に充填された発泡断熱材108とによ
り構成されており、互いに接する接続端面には凹形部1
09、111又は凸形部112、113のいずれか一方
が形成されている。そして、各断熱パネル101、10
2内の前記凹形部109、111に対応する部分には、
ピン114を有する一方の連結装置116が埋設され、
凸形部112、113に対応する部分には、図示しない
フックを有する他方の連結装置117が埋設されてい
る。
【0005】両連結装置116、117は対を成し、各
開口部を接続端面側として埋設されており、凸形部11
2、113に設けられた連結装置117の前記フックの
先端を凹形部109、111に設けられた連結装置11
6のピン114に緩く係合した後、フックにより凹形部
109、111を凸形部112、113に引き付けるこ
とにより、両断熱パネル101、101若しくは10
2、102は連結される。
【0006】Hは天井壁を構成する断熱パネル101、
若しくは102の中央側の接続端面、即ち、側壁を構成
する断熱パネル101、若しくは102にて支持されな
い側の接続端面上に配設された梁(断熱パネル固定具)
であり、例えばアルミニウム等の軽金属にて成形され、
その長手方向に渡る上端の水平な吊下部H1と、下端の
水平な脚部H2と、それらH1、H2を結ぶ連結辺H3
及び連結辺H3の略中央部から水平に突出した固定部H
4とを有している。この梁Hの吊下部H1には挿通孔H
5が穿設されており、この挿通孔H5に吊り下げボルト
B1を螺合させて梁Hは建物の天井より吊り下げられ
る。尚、この梁Hは各図の如く吊り下げられるだけで無
く、断熱パネル101、若しくは102上に載置される
場合もある。
【0007】次に、図14、図15において121、1
22は板状支持具であり、この内の板状支持具121を
図16に示す。板状支持具121は前記50mmの厚さ
寸法の断熱パネル101用であり、基部123の一端1
28を階段状(段差部130と称す)に折曲し、略直角
に向いた端縁の一側に切欠124を形成すると共に、他
端129は一端128とは反対側にコ字状に折曲し、そ
の端面に長孔126と、基部123の他端129側に胴
縁用の補助孔127を形成している。一方、板状支持具
122は前記100mmの厚さ寸法の断熱パネル102
用であり、図16の板状支持具121の一端128の段
差部130の寸法のみを長くしたもので、他の構造は板
状支持具121と同一である(従って、同一符号で示
す)。
【0008】そして、係る板状支持具121、122を
使用する断熱パネル101、或いは102に応じてそれ
ぞれ準備し、連結装置116の内部に一端128を挿入
して切欠124をピン114に係止すると共に、他端1
29は梁Hの固定部H4に形成した挿通孔H6にボルト
B2にて固定する。板状支持具121、122の段差部
130は断熱パネル101或いは102の凹形部10
9、111或いは凸形部112、113の形状に適応す
るよう形成されており、これによって、断熱パネル10
1、101、或いは断熱パネル102、102の接続部
分は梁Hに固着されるものであった。尚、断熱パネルに
は150mm等の厚さ寸法のものもあり、それに対応し
て更に段差部が長い寸法の板状支持具が準備されてい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では断
熱パネル101、102の厚さ寸法に応じて、それぞれ
異なる寸法の板状支持具121、122を使用するもの
であったため、部品の共通性が無く、コスト上不利なも
のであった。また、組立式冷却貯蔵庫の据え付け現場に
て板状支持具の供給を受ける場合にも、断熱パネルの厚
さを確認して注文しなければならず、間違いが発生し易
く、据え付け作業に支障を来す危険性が多かった。
【0010】更に、この種組立式冷却貯蔵庫では庫内の
温度変化により内部の圧力が変化するため、例えば天井
壁を構成する断熱パネルには上下方向に力が加わる。特
に、梁の存在する断熱パネルの接続部分に作用力は集中
するため、この作用力によって板状支持具121、12
2が斜めに抜ける方向に位置ズレを起こし、それによっ
て、板状支持具121、122が抜けてしまう恐れがあ
り、抜けてしまった場合には、断熱パネルの接続部分が
一層上方に盛り上がるように変形してしまう問題もあっ
た。
【0011】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ためになされたものであり、部品の共通化を図ることに
よってコストを低減し、据え付け作業性を向上させた組
立式冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。本発明の
もう一つの目的は、複数枚の断熱パネルを組み立てて成
る組立式冷却貯蔵庫の変形に対し、板状支持具の抜けを
有効に防止することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の組立式
冷却貯蔵庫は、複数の断熱パネルをそれぞれの接続端面
に設けられた相互に対を成す連結装置にて接続して構成
され、天井壁或いは側壁を構成する複数枚の断熱パネル
を固定する断熱パネル固定具を設けたものであって、断
熱パネルの接続端面に形成されたスリット孔と、このス
リット孔に対応して断熱パネル内部に設けられた補強ブ
ロックと、一端がスリット孔より補強ブロック内に挿入
係止され、他端が断熱パネル固定具に固着される板状支
持具とを備えているものである。
【0013】また、請求項2の発明の組立式冷却貯蔵庫
は、複数の断熱パネルをそれぞれの接続端面に設けられ
た相互に対を成す連結装置にて接続して構成され、天井
壁或いは側壁を構成する複数枚の断熱パネルを固定する
断熱パネル固定具を設けたものであって、断熱パネルの
接続端面に形成されたスリット孔と、一端がスリット孔
より断熱パネル内に挿入係止され、他端が断熱パネル固
定具に固着される板状支持具と、この板状支持具に形成
され、一端がスリット孔に挿入された状態で接続端面に
係合する係合部とを備えているものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明の組立式冷却貯蔵庫によれば、
断熱パネルの接続端面にスリット孔を形成し、このスリ
ット孔に対応して断熱パネル内部に補強ブロックを設け
ると共に、板状支持具の一端をスリット孔より補強ブロ
ック内に挿入係止し、他端を断熱パネル固定具に固着す
るようにしたので、厚さ寸法の大きい断熱パネルの接続
端面における、厚さ寸法の小さい断熱パネルの連結装置
と同一の位置にスリット孔を形成することにより、同一
の板状支持具にて複数の厚さ寸法の断熱パネルの接続部
分を断熱パネル固定具に固着することができるようにな
る。従って、板状支持具の共通化を図り、部品種類の削
減によるコストの低減と組立式冷却貯蔵庫の据え付け作
業性の向上を図ることが可能となる。
【0015】また、請求項2の発明の組立式冷却貯蔵庫
によれば、板状支持具の一端がスリット孔に挿入された
状態で、断熱パネルの接続端面に係合する係合部を板状
支持具に形成したので、板状支持具は強固に断熱パネル
内に挿入係止されるようになる。従って、断熱パネルの
接続部分に加わる作用力により、板状支持具の抜けを未
然に回避することができるようになる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づき詳述す
る。図1は本発明の組立式冷却貯蔵庫1の斜視図、図2
は組立式冷却貯蔵庫1の組立手順を示す俯瞰斜視図、図
3は組立式冷却貯蔵庫1の組立手順を示す拡大斜視図、
図4は天井壁を構成する断熱パネル2、2の接続部分の
縦断側面図、図5は側壁を構成する断熱パネル2、2の
接続部分の平断面図、図6は断熱パネル2の側面図、図
7は断熱パネル2側部の平断面図である。尚、以下に説
明する各図において図14及び図15と同一符号で示す
ものは同一とする。
【0017】組立式冷却貯蔵庫1は、その底壁、側壁及
び天井壁となる複数枚の断熱パネル2・・を連結接続す
ることにより構成されており、側壁の一側面には開閉自
在の断熱扉3を備え、庫内には冷却器、送風機などを収
納した図示しない冷却装置を備えている。前記断熱パネ
ル2は厚さ寸法が例えば50mmの断熱板であり、二枚
の板体6、7と、両板体6、7の端部を接続する端面部
材8、9と、これらの構成する空間内に充填された発泡
断熱材11とにより構成されており、互いに接する接続
端面を構成する前記端面部材8、9には、凹形部12と
凸形部13がそれぞれ形成されている。そして、断熱パ
ネル2内の前記凹形部12に対応する部分には、ピン1
4を有する一方の連結装置16が埋設され、凸形部13
に対応する部分には、図示しないフックを有する他方の
連結装置17が埋設されている。
【0018】両連結装置16、17は対を成し、各開口
部を端面部材8、9側として埋設されている。特に、端
面部材8の凹形部12には図6の如くスリット孔15が
穿設されており、連結装置16の開口部はこのスリット
孔15に対応している。そして、凸形部13に設けられ
た連結装置17の前記フックの先端を凹形部12のスリ
ット孔15から連結装置16内に挿入し、ピン14に緩
く係合した後、フックにより凹形部12を凸形部13に
引き付けることにより、両断熱パネル2、2は連結接続
される。
【0019】一方、Hは天井壁を構成する断熱パネル2
の中央側の端面部材8又は9、即ち、側壁を構成する断
熱パネル2にて支持されない側の端面部材8又は9上に
配設された梁(断熱パネル固定具)であり、前述同様例
えばアルミニウム等の軽金属にて成形され、その長手方
向に渡る上端の水平な吊下部H1と、下端の水平な脚部
H2と、それらH1、H2を結ぶ連結辺H3及び連結辺
H3の略中央部から水平に突出した固定部H4とを有し
ている。この梁Hの吊下部H1には挿通孔H5が穿設さ
れており、この挿通孔H5に吊り下げボルトB1を螺合
させて梁Hは建物の天井より吊り下げられる。尚、この
梁Hは図の如く吊り下げられるだけで無く、断熱パネル
2上に載置される場合もある。
【0020】他方、組立式冷却貯蔵庫1の高さが例えば
4m以上となる場合には、側面の補強を図る必要が出て
くる。そのため、組立式冷却貯蔵庫1の側壁を構成する
断熱パネル2の外側には図1の如く金属製の胴縁Dが水
平方向に設けられ、建物の側壁面等に固定される。次
に、各図において21は板状支持具であり、図10にそ
の斜視図を示す。この板状支持具21は所定の厚さの薄
い鋼板から成り、基部23の一端28を階段状(段差部
30と称す)に折曲し、略直角に向いた端縁の一側に切
欠24を形成すると共に、他端29は一端28とは反対
側にコ字状に折曲し、その端面に長孔26と、基部23
の他端29側に胴縁D用の補助孔27を形成している。
特に、板状支持具21の一端28には、段差部30側が
高くなるように切り起こした係合部31が二カ所並設さ
れている。
【0021】そして、係る板状支持具21の一端28を
図8に矢印で示す如くスリット孔15より連結装置16
の内部に挿入し、切欠24をピン14に係止する(図
9)。次に、他端29を梁Hの固定部H4に形成した挿
通孔H6に下から図3の如くボルトB2にて固定する。
板状支持具21の段差部30は断熱パネル2の凹形部1
2或いは凸形部13の形状に適応するよう形成されてお
り、これによって、断熱パネル2、2の接続部分は梁H
に固着される。また、胴縁Dに対しても同様に板状支持
具21を断熱パネル2に挿入係止した後、同様にボルト
B3にて他端29を固定する(図5)。
【0022】ここで、板状支持具21の一端28がピン
14に係止された状態で、板状支持具21の係合部3
1、31はスリット孔15の内側縁部(板体6側の縁
部)に係合する。従って、板状支持具21は強固に断熱
パネル2内に係止されるようになり、断熱パネル2、2
の接続部分に加わる作用力により、板状支持具21が位
置ズレを起こす不都合を解消することができ、組立式冷
却貯蔵庫1の変形を未然に回避することができるように
なる。
【0023】次に、図11〜図13は厚さ寸法100m
mの断熱パネル41の場合の構造を示している。尚、各
図において図1〜図10と同一符号で示したものは同一
とする。断熱パネル41は厚さ寸法が前記100mmの
断熱板であり、二枚の板体42、43と、両板体42、
43の端部を接続する端面部材44、46と、これらの
構成する空間内に充填された発泡断熱材47とにより構
成されており、互いに接する接続端面を構成する前記端
面部材44、46には、二カ所の凹形部47、47と二
カ所の凸形部48、48がそれぞれ形成されている。
【0024】そして、断熱パネル41内の内側の凹形部
47に対応する部分には、ピン14を有する前述同様の
一方の連結装置16が埋設され、内側の凸形部48に対
応する部分には、図示しないフックを有する前述同様の
他方の連結装置17が埋設されている。端面部材44の
内側の凹形部47には図12の如くスリット孔51が穿
設されており、連結装置16の開口部はこのスリット孔
51に対応している。そして、凸形部48に設けられた
連結装置17の前記フックの先端を凹形部47のスリッ
ト孔51から連結装置16内に挿入し、ピン14に緩く
係合した後、フックにより凹形部47を凸形部48に引
き付けることにより、両断熱パネル41、41は連結接
続される。
【0025】一方、断熱パネル41の端面部材44の外
側の凹形部47及び凸形部48は、前記厚さ寸法50m
mの断熱パネル2の端面部材8、9の凹形部12及び凸
形部13と同一の形状で、同一の位置にあり、前記外側
の凹形部47にもスリット孔52が穿設されている。ま
た、このスリット孔52に対応する部分の端面部材44
の断熱材47側の面には、発泡ポリエチレンから成る補
強ブロック53が貼着され、断熱パネル41の発泡断熱
材47内に埋設されている。この補強ブロック53は発
泡断熱材47の充填時の圧力に対する補強と断熱材原液
の漏れ防止作用を成す。
【0026】以上の構成の場合、板状支持具21はその
一端28をスリット孔52より断熱パネル41内に挿入
し、前述(図8)同様に回しながら補強ブロック53を
破って貫通させることにより、切欠24を補強ブロック
53に係止させる。また、係合部31、31は前述同様
にスリット孔52の内側縁部に係合し、板状支持具21
の取付状態を強固にする。次に、他端29を前述同様に
梁Hの固定部H4に形成した挿通孔H6に下からボルト
B2にて固定する。
【0027】これによって、厚さ寸法100mmの断熱
パネル41、41の接続部分は断熱パネル2、2の場合
と同一の板状支持具21により梁Hに固着することがで
きる。従って、板状支持具21の共通化を図り、部品種
類の削減によるコストの低減と組立式冷却貯蔵庫1の据
え付け作業性の向上を図ることが可能となる。尚、実施
例に示した厚さ寸法等の数値はそれに限定されるもので
は無く、150mm等種々の厚さの断熱パネルに対して
も本発明は有効である。その場合もやはり、150mm
の厚さの断熱パネルの接続端面には、前記50mmの厚
さのスリット孔15と同じ位置にスリット孔と補強ブロ
ックを設けるものとする。
【0028】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、断熱パネルの接続端面にスリット孔を形成し、この
スリット孔に対応して断熱パネル内部に補強ブロックを
設けると共に、板状支持具の一端をスリット孔より補強
ブロック内に挿入係止し、他端を断熱パネル固定具に固
着するようにしたので、厚さ寸法の大きい断熱パネルの
接続端面における、厚さ寸法の小さい断熱パネルの連結
装置と同一の位置に前記スリット孔を形成することによ
り、同一の板状支持具にて複数の厚さ寸法の断熱パネル
の接続部分を断熱パネル固定具に固着することができる
ようになる。従って、板状支持具の共通化を図り、部品
種類の削減によるコストの低減と、組立式冷却貯蔵庫の
据え付け作業性の向上を図ることが可能となる。
【0029】また、請求項2の発明によれば、板状支持
具の一端がスリット孔に挿入された状態で、断熱パネル
の接続端面に係合する係合部を板状支持具に形成したの
で、板状支持具は強固に断熱パネル内に挿入係止される
ようになる。従って、断熱パネルの接続部分に加わる作
用力により、板状支持具の抜けを未然に回避することが
できるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組立式冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図2】本発明の組立式冷却貯蔵庫の組立手順を示す俯
瞰斜視図である。
【図3】本発明の組立式冷却貯蔵庫の組立手順を示す拡
大斜視図である。
【図4】本発明の組立式冷却貯蔵庫の天井壁を構成する
断熱パネルの接続部分の縦断側面図である。
【図5】本発明の組立式冷却貯蔵庫の側壁を構成する断
熱パネルの接続部分の平断面図である。
【図6】本発明の組立式冷却貯蔵庫の断熱パネルの側面
図である。
【図7】本発明の組立式冷却貯蔵庫の断熱パネル側部の
平断面図である。
【図8】板状支持具の取付手順を示す断熱パネルの斜視
図である。
【図9】板状支持具が取り付けられた断熱パネルの斜視
図である。
【図10】本発明の組立式冷却貯蔵庫の板状支持具の斜
視図である。
【図11】厚さ寸法の大きい断熱パネルを用いた場合の
接続部分の縦断側面図である。
【図12】図11の断熱パネルの側面図である。
【図13】図11の断熱パネル側部の平断面図である。
【図14】従来の組立式冷却貯蔵庫の断熱パネル接続部
分の縦断側面図である。
【図15】厚さ寸法の大きい断熱パネルを用いた場合の
従来の組立式冷却貯蔵庫の断熱パネル接続部分の縦断側
面図である。
【図16】従来の板状支持具の斜視図である。
【符号の説明】
1 組立式冷却貯蔵庫 2、41 断熱パネル 14 ピン 16 連結装置 21 板状支持具 31 係合部 52 スリット孔 53 補強ブロック H 梁 D 胴縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根岸 正樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の断熱パネルをそれぞれの接続端面
    に設けられた相互に対を成す連結装置にて接続して構成
    され、天井壁或いは側壁を構成する複数枚の断熱パネル
    を固定する断熱パネル固定具を設けた組立式冷却貯蔵庫
    において、 前記断熱パネルの接続端面に形成されたスリット孔と、
    このスリット孔に対応して前記断熱パネル内部に設けら
    れた補強ブロックと、一端が前記スリット孔より前記補
    強ブロック内に挿入係止され、他端が前記断熱パネル固
    定具に固着される板状支持具とを備えたことを特徴とす
    る組立式冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 複数の断熱パネルをそれぞれの接続端面
    に設けられた相互に対を成す連結装置にて接続して構成
    され、天井壁或いは側壁を構成する複数枚の断熱パネル
    を固定する断熱パネル固定具を設けた組立式冷却貯蔵庫
    において、 前記断熱パネルの接続端面に形成されたスリット孔と、
    一端が前記スリット孔より前記断熱パネル内に挿入係止
    され、他端が前記断熱パネル固定具に固着される板状支
    持具と、この板状支持具に形成され、この板状支持具の
    一端が前記スリット孔に挿入された状態で前記接続端面
    に係合する係合部とを備えたことを特徴とする組立式冷
    却貯蔵庫。
JP20760294A 1994-08-31 1994-08-31 組立式冷却貯蔵庫 Pending JPH0875345A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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