JPH0874366A - 板状部材の支持構造 - Google Patents

板状部材の支持構造

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JPH0874366A
JPH0874366A JP20894794A JP20894794A JPH0874366A JP H0874366 A JPH0874366 A JP H0874366A JP 20894794 A JP20894794 A JP 20894794A JP 20894794 A JP20894794 A JP 20894794A JP H0874366 A JPH0874366 A JP H0874366A
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光 石田
Satoshi Wakui
智 和久井
Hiroshi Kojima
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Abstract

(57)【要約】 【構成】躯体27へ支持部材31により第1の板状部材
の上縁部を支持し、第1の板状部材の下縁部に第2の板
状部材の上縁部を支持し、第2の板状部材に第3の板状
部材を支持するようにした複数枚の板状部材の支持構造
であり、支持部材は、第1の板状部材Gの上隅2箇所に
設けられ、第1の板状部材の面外方向の外力と複数枚の
板状部材の自重とを支持する。 【効果】板状部材の皿孔加工が4箇所で済み、コストを
低減できる。さらに、より多くのガラスを支持すること
が可能となる。また、板状部材の種類が統一されるため
に、運搬及び施工の際に区別して取り扱う手間がなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状部材の支持構造に関
するものであり、さらに詳しくは、板ガラスなどからな
る複数枚の板状部材を連続配置して外壁を形成すべく板
状部材を支持して躯体側に取り付ける際に用いられる板
状部材の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物はカーテンウォール工法な
どの外壁工法を用いて板ガラス等の板状部材を躯体側に
支持させ、これにより外壁を構築している。
【0003】上記外壁は、耐震性や耐風圧性、防水性な
ど各種外的要因から建造物の居住環境を保持することが
要請されることから、板ガラス等の板状部材は、アルミ
サッシ等の強固な支持枠部材により固定してこれを支持
しなければならず、結果的にこの支持枠部材により板ガ
ラス等の複数枚の板状部材により形成される平面の連続
性が損なわれる不都合があった。
【0004】図3は、複数枚の板状部材の平面の連続性
を損なうことなく外壁の構築を可能とした板状部材の支
持構造の斜視図である。図には一部省略されているが、
躯体に支持される第1の板ガラスGには四隅と上縁中央
部の合計5箇所に皿孔が設けられ、上縁中央部の皿孔に
は支持部材31が取り付けられている。この支持部材
は、第1の板ガラスG及び第1の板ガラスGに支持され
る複数枚の板ガラスの自重を支持する。この支持部材
は、取着用部材と吊持用部材とからなり、吊持用部材が
上記複数の板ガラスの自重を実質的に支持する。一方、
取着用部材は、板ガラスとの取付部位が、面外方向(板
ガラスの面に垂直な方向)に変位自在になるように躯体
に対して取り付けられ、風圧等の外力により板ガラスが
面外方向に変形した時、板ガラスとの取付部位がそれに
応じて変位し、応力集中を生じないようにしている。
【0005】32は、風圧等の面外方向の外力を支持す
る保持部材であり、板ガラスの上隅部2箇所の皿孔に取
り付けられている。この保持部材は、板ガラスとの取付
部位が躯体に対して変位することのないように躯体に固
定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
第1の板のガラスの上縁中央部の皿孔1個により、第1
の板ガラス及びそれに支持される板ガラスの自重を支持
しなければならないので、皿孔周辺のガラスの強度上、
第1のガラスに支持する板ガラスは少ない枚数に制限せ
ざるを得なかった。
【0007】また、第1の板ガラスには5箇所の孔あけ
加工が必要となり加工コストが高くなるほか、5箇所の
孔に対して5個の支持部材等の取付金物が必要となり、
コストが高くなり、取付作業が繁雑になる。さらに、第
1の板ガラスに支持される板ガラスは、4箇所に皿孔を
有するために、皿孔加工された板ガラスが複数種類とな
り、運搬および施工の際に区別して取り扱う手間が生じ
る。さらに、上部に3箇所の皿孔があるために、施工に
あたって板ガラスの位置出し精度が要求されるという課
題があった。
【0008】本発明は、かかる従来の技術が有していた
課題を解消し、新規な板状部材の支持構造の提供を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、躯体へ支持部
材により第1の板状部材の上縁部を支持し、第1の板状
部材の下縁部に第2の板状部材の上縁部を支持し、第2
の板状部材に第3の板状部材を支持するようにして、複
数枚の板状部材を支持する板状部材の支持構造におい
て、支持部材は、第1の板状部材の上隅の2箇所に設け
られ、第1の板状部材の面外方向の外力と複数枚の板状
部材の自重とを支持することを特徴とする板状部材の支
持構造である。
【0010】
【作用】支持部材は、第1の板状部材の風圧などの面外
方向の外力と複数枚の板状部材の自重とを支持するた
め、板状部材の皿孔加工を4箇所にすることができ、同
時に取付金物も4個にすることができる。さらに、板状
部材の自重を支持する皿孔が増えることによって、より
多くの板状部材を支持することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、板ガラスの支持構造の斜視図を示し、図
2は、図1の一部断面図を示す。図において、27は躯
体、31は支持部材、Gは板ガラスである。
【0012】図のように、第1の板ガラスGの上隅には
支持部材31挿着され、支持部材31が躯体27の固定
部28に固定されている。この支持部材は、図には省略
されているが、板ガラスの上隅2箇所に挿着され、同様
に躯体に固定されている。
【0013】支持部材は、主として第1の板ガラスG及
びそれに支持される板ガラスの自重を支持する吊持用部
材11と、主として風圧等の面外方向の外力を支持する
ための取着用部材12とで構成される。吊持用部材11
は、躯体27の固定部28へ垂直方向に固定されるアイ
ボルト14と、アイボルト14に螺合され取着用部材の
筒状部19を貫通する支杆材11と、支杆材に係合され
るコイルバネ18とを有する。このコイルバネに筒状部
19が載置される。
【0014】アイボルト14の外周面には雄ネジが設け
てあり、この雄ネジに筒状をした介装材15の内周面に
設けた雌ネジが螺合するようになっている。介装材15
の外周面には、雄ネジが設けてあり、この雄ネジが支杆
材13の上方が螺合する。
【0015】介装材15の外周面の雄ネジと内周面の雌
ネジとは、一方を左ネジにし他方を右ネジにしてあり、
介装材15を回転することにより支杆材が躯体に対して
上下するようになっている。支杆材の下方には、ボルト
26が螺合され、台座17がボルトにより支杆材に係合
されている。台座17にはコイルバネ18が載置され、
支杆材がコイルバネの中心に位置するようになってい
る。コイルバネの上方には、天板16が載置され、天板
の上に筒状部19が載置される。
【0016】一方、取着用部材12は、躯体27の固定
部28へ水平方向に固定されるアイボルト22、筒状部
19及び板ガラスGの皿孔に装着される挿着部23を有
する。アイボルト22は、外周面に雄ネジが設けてあ
り、この雄ネジに介装材21の内周面に設けた雌ネジが
螺合する。介装材21の外周面には、雄ネジが設けてあ
り、この雄ネジに筒状部19の内周面に設けた雌ネジが
螺合する。介装材21の外周面の雄ネジと内周面の雌ネ
ジとは一方が左ネジで他方が右ネジになっており、介装
材21を回転することにより筒状部19が躯体に対して
面外方向に移動するようになっている。
【0017】筒状部19には、支杆材13が貫通する貫
通孔が垂直方向に設けてあり、この貫通孔の下方の周縁
部が天板16に載置される。筒状部19の右端には挿着
部23が固定され、挿着部23は、板ガラスGの右側よ
り、その皿孔に挿通され板ガラスに装着されている。
【0018】支持部材の材質としては、普通鋼、ステン
レス鋼、普通鋼にクロムメッキしたもの等が使用され
る。板ガラスとしては、強化ガラスの単板、強化ガラス
の合わせガラス等が使用される。
【0019】施工にあたっては、まず、板ガラスGの上
隅に設けた皿孔2箇所に支持部材31を装着する。次い
で、支持部材のアイボルト14、22を躯体27の固定
部28にボルトにより固定する。次いで、介装材15を
回転し板ガラスの面内方向(図1では垂直方向)の位置
を調整し、介装材21により板ガラスGの面外方向の位
置を調整する。
【0020】なお、図には省略したが、板ガラスGの下
隅2箇所には、皿孔が設けられ、この皿孔と、第2の板
ガラスの上隅2箇所に設けた皿孔とが金属製の連結具に
より連結されている。同様にして第2の板ガラスの下隅
には、皿孔が設けてあり第3の板ガラスの上隅に設けた
皿穴に連結されている。このように複数枚の板ガラス
が、板ガラスGに支持されている。また、通常、板ガラ
スGの下縁部、第2以下の板ガラスの風圧等の面外方向
の外力は、室内側に別途設けたケーブル等の部材により
支持される。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、支持部材は複数枚の板
状部材の総重量と風圧力などの面外方向の外力の両方を
支持する機能を有するため、板状部材の皿孔加工が4箇
所で済み、支持部材等の取付金物も4個にすることがで
きるため、コストを低減できる。さらに、ガラスの重量
を支持する孔が増えることによって、より多くのガラス
を支持することができる。また、板状部材の種類が統一
されるために、運搬及び施工の際に区別して取り扱う手
間がなくなる。さらに、上部は2箇所の皿孔になるため
に、板状部材の位置出し精度が従来に比較すると緩和さ
れ、施工が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の支持構造の斜視図
【図2】図1の一部断面図
【図3】従来の支持構造の斜視図
【符号の説明】
11:吊持用部材 12:取着用部材 13:支杆材 14:アイボルト 15:介装材 17:台座 18:コイルバネ 19:筒状部 21:介装材 22:アイボルト 23:装着部 26:ナット 27:躯体 28:固定部 31:支持部材 G:板ガラス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】躯体へ支持部材により第1の板状部材の上
    縁部を支持し、第1の板状部材の下縁部に第2の板状部
    材の上縁部を支持し、第2の板状部材に第3の板状部材
    を支持するようにして、複数枚の板状部材を支持する板
    状部材の支持構造において、支持部材は、第1の板状部
    材の上隅の2箇所に設けられ、第1の板状部材の面外方
    向の外力と複数枚の板状部材の自重とを支持することを
    特徴とする板状部材の支持構造。
JP20894794A 1994-09-01 1994-09-01 板状部材の支持構造 Expired - Fee Related JP3456026B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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