JPH086513A - 発光標示体 - Google Patents

発光標示体

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JPH086513A
JPH086513A JP6164508A JP16450894A JPH086513A JP H086513 A JPH086513 A JP H086513A JP 6164508 A JP6164508 A JP 6164508A JP 16450894 A JP16450894 A JP 16450894A JP H086513 A JPH086513 A JP H086513A
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JP
Japan
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light emitting
emitting layer
surface side
transparent substrate
light source
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JP6164508A
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English (en)
Inventor
Shozo Osaki
正三 大崎
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Otec KK
Original Assignee
Otec KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標示体に照度等の変化を及ぼし、視認性を向
上させ且つ注意喚起力に優れた発光標示体を提供する。 【構成】 本発光標示体は、両端開放の枠体1aと、第
1(正面側)透明基板(樹脂製)2と、第1(正面側)
発光層3aと、第1’(正面側)発光層3bと、第2
(裏面側)透明基板(樹脂製)4と、第2(裏面側)発
光層5aと、第2’(裏面側)発光層5bと、紫外線光
源6と、非紫外線光源(蛍光灯)7とからなる。これら
の発光層は各透明基板2、4の裏面側に印刷により形成
され、365nm付近の近紫外線波長の照射によっての
み発光する。外側発光層3a、5aの発光色は雪色で非
発光色は白色であり、内側発光層3b、5bの発光色は
青色若しくは朱色であり非発光色は白色である。この紫
外線発光時の図形は交通標識用図形である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、標示体に関し、更に詳
しく言えば、標示体内部に光源を設け、発光層図形を発
光させ、標示体の視認性を向上させ且つ注意喚起力に優
れた発光標示体に関する。本発明は、道路標識、交通標
識、案内標識、かんばん等の標示体に広く利用される。
【0002】
【従来の技術】従来の標示体、例えば交通標識板はLE
D(発光ダイオード)を埋め込んで点滅作動せしめるも
の、LEDを利用した他の標識板も知られている(実開
平5−8590号公報等)。また、EL(エレクトロル
ミネッセンス)板を利用した標識板も知られている(実
開平5−8590号公報)。更に、蛍光灯を光源とした
灯具を標示体の上方等から視認面を照射する外部照明方
式、及び光源を内部に配置して文字・図柄等を照射させ
る内部照明方式も知られている。また、蛍光物質を含有
する着色塗料により所定の金属板上に発光図形を設けた
反射式標示体も知られている(特開平3−292137
号公報、特開平4−345835号公報、実開昭55−
41801号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記LEDを利用した
標識板は、所定図形がドット状で鮮明さに欠けるととも
に、多くのLEDを用いるので多くの手間がかかり、し
かも構造が大変複雑である。また、上記EL板を用いる
ものは、その輝度が小さいので標識として視認性が十分
とはいえない。更に、上記外部照明方式及び内部照明方
式においては、単に所定の図形等を均一に照明するにす
ぎず、標示体に照度等の変化がなく、視認性が低く、し
かも注意喚起力も十分でない。また、上記反射式標示体
においては、所定図形を発光させるものの対向車等の光
により発光するものであり、常に光源により発光をさせ
られているものではない。従って夜間においては対向車
の光の程度にしか発光しないし、この自動車等のランプ
に照射されない場合についてはこの発光図形が発光しな
い。従って、この場合においても、視認性が十分ではな
く、しかも夜間において照射されない時には全く視認で
きない。本発明は、上記観点に鑑みてなされたものであ
り、標示体に照度等の変化を及ぼし、視認性を向上させ
且つ注意喚起力に優れた発光標示体を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1発明の発光標示体
は、表裏両面から視認できるものであり、両端解放の枠
体と、該枠体の一面側に配置される第1透明基板と該第
1透明基板の裏面側に形成される所望形状の図形からな
る第1発光層と、該枠体の他面側に配置される第2透明
基板と、該第2透明基板の裏面側に形成される所望形状
の図形からなる第2発光層と、上記第1発光層及び該第
2発光層間に配置され、これらの発光層を発光させるた
めの紫外線光源と、を備えることを特徴とする。
【0005】尚、ここで「標示体」とは、道路標識、交
通標識、案内標識、かんばん、自動販売機の標示体、店
舗等の装飾・演出の標示体等の標示体全ての意味であ
る。上記「発光層」とは、紫外線により発光する層をい
い、発光顔料を含有する層を意味する。この層の形成方
法は特に限定されず、第8発明に示すようにインク等
(発光顔料を分散させたインク等)による塗膜層であっ
てもよいし、所望形状に切断した発光シート(例えば、
発光顔料を樹脂中に練り込んで成膜したもの、厚さは例
えば50〜100μm程度)を接着若しくは粘着して形
成した層等であってもよい。以下の発明についても、こ
れらは同様の意味に用いる。
【0006】本第2発明の発光標示体は、一方の面から
視認できるものであり、一端開放の箱状枠体と、該箱状
枠体の正面側に配置される第1透明基板と、該第1透明
基板の裏面側に形成される所望形状の図形からなる第1
発光層と、該第1発光層の裏面側に配置され、これらの
発光層を発光させるための紫外線光源と、を備えること
を特徴とする。本第3発明の発光標示体は、3以上の視
認部を有するものであり、3以上の開放窓部を有し3角
以上の多角形状の枠体と、該各開放窓部に配置される各
透明基板と、該各透明基板の裏面側に形成される所望形
状の図形からなる第1発光層と、該第1発光層の裏面側
に配置され、これらの発光層を発光させるための紫外線
光源と、を備えることを特徴とする。
【0007】本第4発明の発光標示体は、両端解放の枠
体と、該枠体の一面側に配置される第1透明基板と、該
第1透明基板の裏面側に形成される所望形状の図形から
なる第1発光層と、該枠体の他面側に配置される第2透
明基板と、該第2透明基板の裏面側に形成される所望形
状の図形からなる第2発光層と、上記第1発光層及び該
第2発光層間に配置され、これらの発光層を発光させる
ための紫外線光源と、蛍光光源とを備える発光ユニット
を2以上併設し、該各発光ユニットの各紫外線光源を一
定に順序によりON、OFFさせるか、又はONの状態
において照度を変更させるかの照度変更手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0008】本第5発明の発光標示体は、第4発明のも
のと比べると枠体が一端開放のものであり、透明基板は
正面側に配置される第1透明基板のみを用いる一方側か
ら視認する構造のものであり、発光ユニット及び照度変
更手段等は、上記第4発明と同様のものを具備するもの
である。上記第4及び第5発明において、各発光ユニッ
トを構成する各枠体は一体的に構成された一体物でもよ
いし、別個に形成された各枠体を熔接等により連結した
構成でもよい。
【0009】第6発明に示すように、上記第1発光層及
び/又は第2発光層を構成する各発光層図形を除く図形
からなる各第1非発光着色層及び/又は第2非発光着色
層が、該第1発光層及び/又は第2発光層と同一面とな
るように形成することもできる。
【0010】また、第7発明に示すように、上記第1発
光層含む層及び/又は第2発光層を含む層の裏面側に、
所望形状の図形からなる第1’発光層及び/又は第2’
発光層が各々形成することもできる。更に、第9発明に
示すように、紫外線光源に、更に蛍光光源を付加しても
よいし、第10発明に示すように、紫外線光源の照度を
2段階以上に変える照度変更手段を備えてもよい。この
照度変更手段における照度の変更の仕方は、特に限定さ
れないが、例えば、100%→50〜70%間の適宜照
度→100%の2段階、100%→50〜70%間の適
宜照度→30〜60%間の適宜照度(尚、前者よりは暗
い照度である。)→100%の3段階、更には4段階以
上、更には連続的な変更等とすることができる。また、
第11発明に示すように、上記発光標示体は道路標識と
することができる。
【0011】
【作用】本発明の発光標示体は、所望形状の図形からな
る第1発光層及び/又は第2発光層と、これらを照射す
る紫外線光源を備える。従って、この発光層に紫外線を
照射すると、この発光層が発光するので、発光層が浮き
だして見える。また、非紫外線光源(蛍光灯等)を併せ
て備える場合には、夜間にも常に視認できるとともに、
この非紫外線光源をONしたまま紫外線を照射すれば、
発光層が更に光り輝くことになり、夜間においても発光
図形が浮きでるように視認できる。更に、非発光層と発
光層を備える場合は、この発光層のみが光り輝くことと
なるので、光源により映し出された非発光層と比べる
と、この発光層が浮き出されるように視認できる。
【0012】また、他発明の発光標示体は、上記紫外線
光源の照度を2段階以上に変える照度変更手段を備え
る。従って、発光層の光度が時間により異なるので、発
光層が動くように視認できる。更に、他発明の発光標示
体は、各種発光層と紫外線光源と蛍光光源等とを備える
発光ユニットを2以上併設し、該各発光ユニットの各紫
外線光源を一定の順序によりON、OFFさせるか、又
はONの状態において照度を変更させるかの照度変更手
段とを具備する。従って、順次、各発光ユニットが時間
差をもって発光するので、一定の動きのあるように視認
できる。
【0013】
【実施例】以下、実施例により図面に基づいて本発明を
具体的に説明する。 実施例1 本実施例は、図1及び図2に示すように、枠体1aと、
第1(正面側)透明基板2と、第1(正面側)発光層3
aと、第1’(正面側)発光層3bと、第2(裏面側)
透明基板4と、第2(裏面側)発光層5aと、第2’
(裏面側)発光層5bと、紫外線光源6と、非紫外線光
源7とからなる。
【0014】この枠体1aの全体の形状は、縦1000
〜1100mm×横950〜1050mm×奥行100
〜200mmのものであり、これは金属(アルミニウム
製若しくはステンレス製等)からなっており、両端面が
開放であり、表裏面側に所定大きさ〔枠体外径よりもや
や(10〜30mm)小さい窓部が形成されている。
尚、この枠体の形状、大きさは使用標識の種類及び用途
等により適宜変更できる。上記正面側透明基板2及び裏
面側透明基板4は、透明樹脂(アクリル樹脂若しくはポ
リエステル樹脂等)により形成されている。
【0015】上記第1発光層3a及び第2発光層5a
は、各々、第1透明基板2及び第2透明基板4の裏面側
に印刷により形成されている。尚、この各発光層3a、
5aは同一のものを用い、この発光色は例えば雪色で、
非発光色は白色であり、透明基板の略全面に印刷形成さ
れている(膜厚;約20〜100μm程度、通常50〜
80μm程度)。更に、この各発光層3a、5aの裏面
側には、他の発光層3b、5bが各々印刷により形成さ
れている。この図形は、所望パターン(例えば図3に示
す交通標識用図形等)のものである。尚、図4に示すよ
うな図形を用い、且つこの形状に合致した枠体等を用い
た構成としてもよい。この発光色は例えば青色若しくは
朱色であり、非発光色は白色である。これらの発光層は
365nm付近の近紫外線波長の照射によってのみ発光
するものである。
【0016】上記紫外線光源(ナショナル ブラックラ
イト、47W、松下電器産業製)、365nm付近の近
紫外線波長を放射する照明具〕6a、6bは、図2に示
すように、枠体1aの内部であって、第1’発光層3b
及び該第2’発光層5b間に2本配置されている。そし
て、非紫外線光源(通常の蛍光灯)7a、7bも、同様
に2本配置されている。
【0017】本実施例においては、この紫外線光源をO
FFし、非紫外線光源のみを点灯すると発光層及び非発
光層の全体が照明により照らし出されて、全面(視認
面)が白色となる。この場合、図形は視認されない。次
いで、紫外線光源を点灯した場合には、全ての発光層が
発光し輝度が著しく大きくなる。この場合は、雪色の背
景の中に青色(若しくは朱色)の交通標識用図形が明る
く浮きでるように視認できる。また、非紫外線光源を点
灯したまま、紫外線光源をON、OFFさせると、発光
図形が浮き出たり消えたりするので注意喚起力が大きく
増大する。更に、発光層は印刷形成されるので、たとえ
複雑なパターンであっても自在に且つ容易に更に精度良
く形成でき、また重ね塗りも容易にでき、大量生産に大
変適する。更に、近紫外線光源を用いるので、樹脂部材
の劣化が比較的少ない。
【0018】実施例2 本実施例は、図5に示すように実施例1と比べて、以下
の点が異なる以外は、実施例1と同様の構成とした。即
ち、発光層(人に注意を喚起させる図形;道路標識図
形等)3aを2層の代わりに1層としたこと、及び発
光層図形を除く図形〔この人に注意を喚起させる図形の
背景(周囲)となる図形〕を非発光着色層8から形成し
たこと、及び発光層3aの発光色は赤色(非発光時の
色も赤色)であり、非発光層8の発光色は青色(非発光
時の色も青色)である。
【0019】本実施例の標示体は、発光層が1層である
のでその構成が簡便であるとともに周囲の非発光層の青
色地の中に、発光層の赤色図形が光ることとなるので、
その輝度差が大きく、そのため視認性に優れる。また、
非紫外線光源のみを点灯した場合においても、紫外線光
源を点灯した場合と同様に、青色地中に赤色の図形が視
認されることとなる。即ち、紫外線光源のON、OFF
のいずれにおいても同色となり、両者において色及び図
形を誤認することがないのて、大変実用的である。
【0020】尚、図6に示すような構成、即ち視認面
を表裏2面の代わりに1面としたこと(即ち枠体の表面
側のみに窓部を形成していること)とすることができ
る。この場合は、一方のみの視認構造のため、壁等に設
置したりして表面側の一方のみを視認する場合に有用で
あり、構成が簡単であるという特徴を有する。
【0021】実施例3 本実施例の発光標示体は、実施例1又は実施例2に示す
構成に、更に紫外線光源及び非紫外線光源の照度(特に
紫外線光源の照度)を変化させるための照度変更手段9
を備えるものである。この照度を変更するための模式図
を図7、印加する矩形状電圧波形を図8、鋸状電圧波形
を図9に示す。
【0022】本発光標示体においては、図7に示すよう
に、枠体内の紫外線光源6a、6b及び非紫外線光源7
a、7bには、コントローラ91より印加される周期的
又は非周期的な電圧、例えば、矩形波(図8)又は鋸波
(図9)が印加される。図8では、紫外線光源は100
%と50%の矩形波とし、蛍光灯の方は紫外線光源10
0%の時に50%とし、50%のときに100%とした
ものである。尚、図7中、92a、92b、93a、9
3bはコントローラ91と各光源を電気的に接続するた
めの接続線を示す。これにより注意喚起図形が、より一
層浮き出るようにすることができる。図8では、紫外線
照射量を100%とした時には蛍光灯照射を50%と低
くしており、紫外線照射量を50%とした時には蛍光灯
照射を100%と大きくしている。従ってこの場合は所
定図形が間欠的に強く浮き出るように視認できる。図9
では、紫外線光源は50%から100%まで連続的に
(直線的に)アップさせ、一方、蛍光灯の方は常に50
%としている。これにより注意喚起図形が浮き出るとと
も、動きがあるように視認される。尚、両者の関係は、
図8及び図9の場合に限らず、目的等に応じて種々の組
合せとすることができる。
【0023】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で種々変更した実施例とすることができる。上記発
光層としては、白色から有色に発光変色するもの(実施
例1)及び有色から同色に発光するもの(実施例2)を
用いたが、これに限らず、例えば半透明色から所定の有
色に発光変色するもの、所定の有色から所定の他の有色
に発光変色するものを用いることもできる。これらにお
いては紫外線照射の場合と非照射の場合において、視認
する図形色を変えることができる。また、上記実施例及
び上記に示す各種の発光層を組み合わせることにより、
変化に富んだ斬新な図形及び色彩を表すことができる。
更に、この発光層の厚さは種々選択でき、例えば印刷形
成した場合、更に厚くして発光輝度を上げたい場合は、
それを厚膜とする。この場合、厚膜塗りにしたり、塗布
回数を多くしたりして対応できる。
【0024】また、上記蛍光灯(非紫外線光源)を着色
灯とすることにより紫外線光源を照射しない場合の図形
色を、この着色灯の着色にすることもできる。更に、使
用する紫外線光源及び蛍光灯の種類、大きさ、数等は種
々選択使用できる。また、紫外線をカットするための紫
外線吸収層からなる図形を発光層と紫外線光源間に形成
することもできる。この場合は、紫外線照射時において
その発光程度を減少させて、影を表現したりその色彩を
薄くしたりできる。
【0025】更に、図10に示すように、両端開放の枠
体1aと、該枠体の一面側に配置される第1透明基板
と、該第1透明基板の裏面側に形成される所望形状の図
形からなる第1発光層と、該枠体の他面側に配置される
第2透明基板と、該第2透明基板の裏面側に形成される
所望形状の図形からなる第2発光層と、上記第1発光層
及び該第2発光層間に配置され、これらの発光層を発光
させるための紫外線光源と、上記第1発光層及び該第2
発光層間に配置される蛍光光源とを備える発光ユニット
を6個(H1 2 3 4 5 及びH6 )併設した誘導
標識体とすることができる。そして、この各発光ユニッ
ト互いに溶接等により接合されており、また図示しない
補強板により隣接する各ユニットが固定されており全体
として安定した構造となっている。また、各発光ユニッ
トを構成する各枠体は一体的に構成された一体物として
もよい。尚、この各枠体の形状及び各枠体が連結された
全体形状は、種々の形状及び大きさ等とすることができ
る。そして、この各紫外線光源を照度変更手段により一
定の順序によりON、OFFさせることができるし、ま
たONの状態において照度を時間的に変更させることも
できる。
【0026】例えば、発光ユニットH1 からH6 まで順
次点灯させると、H1 からH6 まで、周回して最後の矢
印形状の発光ユニットH6 にまで順次視認されるので、
この矢印の先にある店に誘導されることとなり、誘導標
識体として大変有用である。この場合も、LEDを用い
る場合と比べて、実施例1に示す効果を兼ね備えるもの
として、実用的なものである。尚、同図中、10aは支
柱、10bは支持台を示す。また、枠体が一端開放のも
のであり、透明基板は正面側に配置される第1透明基板
のみを用いる一方側から視認する構造のユニットを用い
ることもできる。
【0027】また、視認図形面が3以上の発光標示体と
することもできる。即ち、枠体は横断面が3角以上の多
角形状を示す多側面体(例えば3角柱、4角柱、6角柱
等)とし、このうちの側面に3以上の開放窓部を有し、
該各開放窓部には、第2発明に示す各透明基板、各種発
光層及び紫外線光源、更に必要に応じて蛍光灯を備え
る。例えば、3角柱の3側面に視認図形を配置したも
の、4角柱の3側面又は4側面に視認図形を配置したも
の等とすることができる。このようにすることにより、
3方若しくは4方等から視認できるし、また視認図形を
時間、季節等により変化させることができ、その利用性
が広がる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明は、紫外線光源か
らの照射により、発光層を浮き立たせてみせるので、標
示体の照度等に変化が生じ、視認性を高めることができ
るとともに、注意喚起力が大変優れる。従って、道路標
識及び店頭広告等に利用すれば、交通安全のより一層の
確保並びに広告効果及び客寄せの増加等を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る両面視認型発光標示体の説明縦
断面図である。
【図2】実施例1に係る両面視認型発光標示体の正面か
ら見た説明図である。
【図3】実施例1に係る両面視認型発光標示体の道路標
識としての視認状態を示す、正面から見た説明図であ
る。
【図4】本発明の利用分野の一つである道路標識の説明
図である。
【図5】実施例2に係る両面視認型発光標示体の説明断
面図である。
【図6】実施例2にて説明する片面視認型発光標示体の
正面から見た説明図である。
【図7】実施例3のコントローラ付発光標識体において
紫外線光源を変更するための模式図である。
【図8】実施例3のコントローラ付発光標示体において
矩形型電圧波形を示す説明図である。
【図9】実施例3のコントローラ付発光標示体において
鋸型電圧波形を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施例を示す案内標示板の説明図
である。
【符号の説明】
1;枠体、2;第1(正面側)透明基板、3a;第1
(正面側)発光層、3b;第1’(正面側)発光層、
4;第2(裏面側)透明基板、5a;第2(裏面側)発
光層、5b;第2’(裏面側)発光層、6;紫外線光
源、7;非紫外線光源(蛍光灯)、8;非発光層、9;
照度変更手段。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端開放の枠体と、該枠体の一面側に配
    置される第1透明基板と、該第1透明基板の裏面側に形
    成される所望形状の図形からなる第1発光層と、該枠体
    の他面側に配置される第2透明基板と、該第2透明基板
    の裏面側に形成される所望形状の図形からなる第2発光
    層と、上記第1発光層及び該第2発光層間に配置され、
    これらの発光層を発光させるための紫外線光源と、を備
    えることを特徴とする発光標示体。
  2. 【請求項2】 一端開放の箱状枠体と、該箱状枠体の正
    面側に配置される第1透明基板と、該第1透明基板の裏
    面側に形成される所望形状の図形からなる第1発光層
    と、該第1発光層の裏面側に配置され、これらの発光層
    を発光させるための紫外線光源と、を備えることを特徴
    とする発光標示体。
  3. 【請求項3】 3以上の開放窓部を有し3角以上の多角
    形状の枠体と、該各開放窓部に配置される各透明基板
    と、該各透明基板の裏面側に形成される所望形状の図形
    からなる第1発光層と、該第1発光層の裏面側に配置さ
    れ、これらの発光層を発光させるための紫外線光源と、
    を備えることを特徴とする発光標示体。
  4. 【請求項4】 両端開放の枠体と、該枠体の一面側に配
    置される第1透明基板と、該第1透明基板の裏面側に形
    成される所望形状の図形からなる第1発光層と、該枠体
    の他面側に配置される第2透明基板と、該第2透明基板
    の裏面側に形成される所望形状の図形からなる第2発光
    層と、上記第1発光層及び該第2発光層間に配置され、
    これらの発光層を発光させるための紫外線光源と、上記
    第1発光層及び該第2発光層間に配置される蛍光光源と
    を備える発光ユニットを2以上併設し、該各発光ユニッ
    トの各紫外線光源を一定の順序によりON、OFFさせ
    るか、又はONの状態において照度を変更させるかの照
    度変更手段とを具備することを特徴とする発光標示体。
  5. 【請求項5】 一端開放の枠体と、該枠体の正面側に配
    置される第1透明基板と、該第1透明基板の裏面側に形
    成される所望形状の図形からなる第1発光層と、上記第
    1発光層の裏面側に配置され、これらの発光層を発光さ
    せるための紫外線光源と、蛍光光源とを備える発光ユニ
    ットを2以上併設し、該各発光ユニットの各紫外線光源
    を一定の順序によりON、OFFさせるか、又はONの
    状態において照度を変更させるかの照度変更手段とを具
    備することを特徴とする発光標示体。
  6. 【請求項6】 上記第1発光層及び/又は第2発光層を
    構成する各発光層図形を除く図形からなる各第1非発光
    着色層及び/又は第2非発光着色層が、該第1発光層及
    び/又は第2発光層と同一面となるように形成されてい
    る請求項1〜5記載の発光標示体。
  7. 【請求項7】 上記第1発光層含む層及び/又は第2発
    光層を含む層の裏面側に、所望形状の図形からなる第
    1’発光層及び/又は第2’発光層が各々形成されてい
    る請求項1〜6記載の発光標示体。
  8. 【請求項8】 上記発光層は印刷により形成される請求
    項1〜7記載の発光標示体。
  9. 【請求項9】 上記紫外線光源に加えて、蛍光光源が配
    設される請求項1、2、3、6、7又は8記載の発光標
    示体。
  10. 【請求項10】 上記紫外線光源の照度を2段階以上に
    変える照度変更手段を備える請求項1、2、3、6、7
    又は8記載の発光標示体。
  11. 【請求項11】 道路標識に用いられる請求項1〜10
    記載の発光標示体。
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