JPH086232B2 - 織欠点の検出システム - Google Patents

織欠点の検出システム

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JPH086232B2
JPH086232B2 JP2414362A JP41436290A JPH086232B2 JP H086232 B2 JPH086232 B2 JP H086232B2 JP 2414362 A JP2414362 A JP 2414362A JP 41436290 A JP41436290 A JP 41436290A JP H086232 B2 JPH086232 B2 JP H086232B2
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JP
Japan
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weaving
loom
woven
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sensor
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JP2414362A
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西 幹 男 中
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Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Holdings Inc
Nisshinbo Industries Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の織機によりそ
れぞれに織上げられている織物の織欠点を一系統のハー
ド構成で検出する織欠点の検出システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】織欠点を検出する方法やその装置に関し
ては、従来より、特公昭62−23103号、特開昭6
0−231850号、特開昭63−85142号、特開
平2−160956号、特開平2−160957号など
の各公報において数多くの提案がある。
【0003】しかし、これらの提案技術は、いずれも一
台の織機に対して適用できるように構成されているた
め、複数台の織機に対して適用するには、それぞれの織
機に対して提案されている方法や装置をそれぞれに架装
しなければならないという煩しさや、設備コスト上の問
題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は複数台の織機
に対して適用可能な一系統のハード構成による織欠点の
検出システムを開発することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、織幅方向に沿っ
て並べた複数台の織機において織成される織物の正常な
織成状態を、各織機の脇に配置した正常織成サンプル上
を移動する画像読取センサーに撮像させた画像から二値
データに形成するようにしておく一方、前記各織機の反
面の上方に、前記画像読取センサーを各織機の織幅方向
に移動可能に配設し、各織機における実際の織成進行中
の休止時に織幅方向に前記センサーを移動させて前記各
織物の実際の織成状態を撮像し、それらの画像を二値デ
ータに変換すると共に、この二値データを、前記各織物
の正常織成状態を示す上記二値データとそれぞれに比較
演算することにより、各織機に織成されている織物の織
欠点を検出するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明システムにおける3台織機と一
台の画像読取センサーとの関係を示す正面図、図2は本
発明システムのブロック図である。
【0007】図1に於て、1,2,3は、それぞれに織
成される織物の織幅方向に沿って並設した3台の織機A
〜織機C、4,5,6は各織機の側端、ここでは正面か
ら見て右側にそれぞれ配設した織物サンプルで、各サン
プル4,5,6は、各織機1,2,3で織成される織物
1a〜1cの正常な、つまり、織欠点のないものがここ
でのサンプルとして配置されている。
【0008】7は上記の各織機1,2,3の並設方向に
沿って、その上方に敷設したレール状のガイドで、この
ガイドにはモータ8により自走機能が付与された画像読
取センサー9が架装されている。この画像読取センサー
9は、一例として、固体撮像素子(CCD)カメラとレ
ンズ等の光学系を組合せ、オートフォーカス,オートズ
ームの両機能を具備したものを用いる。
【0009】上記センサー9に読取られる画像情報は、
図2に示すように処理,取扱いされ、各織機1〜3にお
いて織成されている織物の織欠点を本発明システムによ
り検出して措置するので、以下にこの点について説明す
る。
【0010】前記読取センサー9は、まず、織機1のサ
ンプル4手前に位置付けられており、各織機1〜3は、
それぞれに織物1a,2a,3aを織成している。
【0011】制御コンピュータ10から供給される駆動
制御出力C1を受けて駆動制御部11が駆動され、前記
センサー9のモータ8をサンプリング4の上に位置付け
ると共に、当該センサー9はサンプル4を撮像する。
【0012】このとき、前記コンピュータ10からの制
御出力C1は、前記センサー9の出力側経路上の入力制
御部12、切換部13をサンプル側に切換保持するか
ら、上記センサー9のサンプル4の撮像出力はサンプル
データとして変換記憶部14に供給され、二値データに
変換されて一旦記憶される。この変換記憶部14での記
憶データは比較演算部15に供給されそこに格納され
る。上記サンプル4の二値化データが比較演算部15に
格納されたことにより、入力制御部12が織機1の織物
1aの側に切換えられ、変換記憶部14の記憶内容がク
リアーされる。
【0013】これによって、前記コンピュータ10から
駆動制御部11に供給される信号により前記センサー9
はそのモータ8が作動し、織機1の織物1aの織幅始端
側に位置付けられる。次に、上記センサー9は、織物の
織成進行中における織成進行の休止時、つまり、緯糸が
飛ばされて経糸に打込まれるとき、この織物1aの織幅
方向に移動させ、この移動に伴って当該織物1aの織り
状態をそのセンサー9の撮像幅において撮像する。従っ
て、撮像した画像が流れたりすることがなく、安定な画
像が得られる。撮像信号は入力制御部12を経て変換記
憶部14において静止画像の二値データとして二値化さ
れ比較演算部15に供給される。
【0014】比較演算部15では、先に格納したサンプ
ル4を撮像して形成された二値化データと、いま供給格
納される織物1aを撮像した二値化データとが比較さ
れ、判別部16を経て、原則として両データが一致した
ときは、この織物1aの織成状態は正常である旨、ま
た、一致しないときには織物欠点がある旨の判別出力が
なされる。この判別結果は、コンピュータ10に供給さ
れ、織欠点がある判別データが供給されたときには、織
機1の制御部17にその旨の出力が供給され、該制御部
17は織機1の織成作動を停止させる等の措置をとる。
【0015】以下、織機2、同3に対しても上記織機1
に対する作動と同様の作動を行い、各織機1〜3におけ
る織物の織欠点の有無を検出するのである。
【0016】上記例において、織物のサンプル4〜6の
二値化データは、基準データ設定部18に切換部13を
経て予め電気信号で設定するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、複数台の織機に対して画像読取センサーを移動可能
に設け、それぞれの織機で織成されている各織物に対し
て、順次各織物の織幅方向に前記センサーを移動させ、
各織物の織成状態を撮像してこれらを二値データ化し、
このデータを、予め準備した織欠点のないその織物の二
値データと比較することにより、複数台の織機によりそ
れぞれに織成される個々の織物について逐次的に織欠点
の検出ができるようにしたので、一の検出系統によって
複数台の織機における織物の織欠点を検出することが出
来るので、織欠点の検出を合理的に行うことができる。
【0018】また、本発明では画像読取センサーを織機
の織幅方向に移動させるタイミングを、織成進行中の休
止時にしたので、読み取る画像は流れのない静止画像と
して得られ、画像処理と、二値データへの変換を迅速か
つ正確に行うことができ、従って、複数台の織機でそれ
ぞれに織成される織物の織欠点の有無を合理的に検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの要部の正面図である。
【図2】本発明システムの機能ブロック図である。
【符号の説明】 1 織機A 2 織機B 3 織機C 4 サンプルa 5 サンプルb 6 サンプルc 7 ガイド 8 モータ 9 画像読取センサー 10 コンピュータ 11 駆動部 12 入力制御部 13 切換部 14 変換記憶部 15 比較部 16 判別部 17 織機制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織幅方向に沿って並べた複数台の織機に
    おいて織成される織物の正常な織成状態を、各織機の脇
    に配置した正常織成サンプル上を移動する画像読取セン
    サーに撮像させた画像から二値データに形成するように
    しておく一方、前記各織機の反面の上方に、前記画像読
    取センサーを各織機の織幅方向に移動可能に配設し、各
    織機における実際の織成進行中の休止時に織幅方向に前
    記センサーを移動させて前記各織物の実際の織成状態を
    撮像し、それらの画像を二値データに変換すると共に、
    この二値データを、前記各織物の正常織成状態を示す上
    記二値データとそれぞれに比較演算することにより、各
    織機に織成されている織物の織欠点を検出するようにし
    たことを特徴とする織欠点の検出システム。
  2. 【請求項2】 画像読取センサーは、オートフォーカス
    機能とズーム機能を具備している請求項1の織欠点の検
    出システム。
JP2414362A 1990-12-26 1990-12-26 織欠点の検出システム Expired - Fee Related JPH086232B2 (ja)

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JPH05186939A JPH05186939A (ja) 1993-07-27
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JPH02160956A (ja) * 1988-12-09 1990-06-20 Toyota Autom Loom Works Ltd 織機における検反装置

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