JPH0859453A - 皮膚化粧料 - Google Patents
皮膚化粧料Info
- Publication number
- JPH0859453A JPH0859453A JP6225542A JP22554294A JPH0859453A JP H0859453 A JPH0859453 A JP H0859453A JP 6225542 A JP6225542 A JP 6225542A JP 22554294 A JP22554294 A JP 22554294A JP H0859453 A JPH0859453 A JP H0859453A
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- extract
- skin
- essence
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ティートリー油と、ローズマリーエキス、タチ
ジャコウソウエキス、セージエキス、シラカバエキス、
オウゴンエキスからなる群から選ばれた植物抽出エキス
の少なくとも一種以上とを含有することを特徴とする皮
膚化粧料。 【効果】ニキビの防止或いはニキビの治療に用いて優れ
た効果を発揮し、しかも皮膚刺激性がない。
ジャコウソウエキス、セージエキス、シラカバエキス、
オウゴンエキスからなる群から選ばれた植物抽出エキス
の少なくとも一種以上とを含有することを特徴とする皮
膚化粧料。 【効果】ニキビの防止或いはニキビの治療に用いて優れ
た効果を発揮し、しかも皮膚刺激性がない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ニキビの防止或いはニ
キビの治療に用いて優れた効果を発揮する皮膚化粧料に
関する。
キビの治療に用いて優れた効果を発揮する皮膚化粧料に
関する。
【０００２】
【従来の技術】ニキビの発生因子は、主として皮脂の過
剰排出、皮脂成分の異常、毛包脂腺系排出管の閉鎖、毛
包脂腺管内の細菌の棲息等によって、特に皮脂腺に富む
皮膚領域の顔、頬、頸、背に面皰、丘疹、膿皰等の症状
として現れる。現在、ニキビの予防法、処置法、或いは
治療法としては、過剰な皮脂分泌を抑制すること、毛孔
閉鎖を除くこと、細菌の増殖を抑制し、更には殺菌処理
を施すこと等の方法がある。例えば、皮脂分泌を抑制す
るには女性ホルモン等が適用され、毛孔閉鎖を解消する
角質溶解剤としては、サリチル酸、レゾルシン等が、ま
た殺菌剤としては、グルコン酸クロルヘキシジン、イソ
プロピルメチルフェノール等が適用されている。
剰排出、皮脂成分の異常、毛包脂腺系排出管の閉鎖、毛
包脂腺管内の細菌の棲息等によって、特に皮脂腺に富む
皮膚領域の顔、頬、頸、背に面皰、丘疹、膿皰等の症状
として現れる。現在、ニキビの予防法、処置法、或いは
治療法としては、過剰な皮脂分泌を抑制すること、毛孔
閉鎖を除くこと、細菌の増殖を抑制し、更には殺菌処理
を施すこと等の方法がある。例えば、皮脂分泌を抑制す
るには女性ホルモン等が適用され、毛孔閉鎖を解消する
角質溶解剤としては、サリチル酸、レゾルシン等が、ま
た殺菌剤としては、グルコン酸クロルヘキシジン、イソ
プロピルメチルフェノール等が適用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、女性ホルモン
の適用には、その含有量及び使用方法に制限が伴い、そ
の効果を充分発現することができず、角質溶解剤及び殺
菌剤には、皮膚を極端に荒らすなど皮膚刺激性が伴いそ
の含有量が制限され、充分な効果を発揮することが困難
であった。そこで本発明者等は、皮膚刺激が無く、ニキ
ビの予防、治療に有効なる作用を有する皮膚化粧料を提
供することを目的としている。
の適用には、その含有量及び使用方法に制限が伴い、そ
の効果を充分発現することができず、角質溶解剤及び殺
菌剤には、皮膚を極端に荒らすなど皮膚刺激性が伴いそ
の含有量が制限され、充分な効果を発揮することが困難
であった。そこで本発明者等は、皮膚刺激が無く、ニキ
ビの予防、治療に有効なる作用を有する皮膚化粧料を提
供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ティートリー
油と、ローズマリーエキス、タチジャコウソウエキス、
セージエキス、シラカバエキス、オウゴンエキスからな
る群から選ばれた植物抽出エキスの少なくとも一種以上
とを含有することを特徴とする皮膚化粧料である。
油と、ローズマリーエキス、タチジャコウソウエキス、
セージエキス、シラカバエキス、オウゴンエキスからな
る群から選ばれた植物抽出エキスの少なくとも一種以上
とを含有することを特徴とする皮膚化粧料である。
【０００５】本発明に用いられるティートリー油は、テ
ィートリー（Ｔｅａ ｔｒｅｅ、フトモモ科ネズモドキ
属の小喬木）であるメラレウカ・アルテルフオリアの
葉、枝から水蒸気によって蒸留によって得られた精油で
ある。性状は褐色の液体である。
ィートリー（Ｔｅａ ｔｒｅｅ、フトモモ科ネズモドキ
属の小喬木）であるメラレウカ・アルテルフオリアの
葉、枝から水蒸気によって蒸留によって得られた精油で
ある。性状は褐色の液体である。
【０００６】本発明に用いられるローズマリーエキスは
ローズマリー（マンネンロウ、Ｒｏｓｅｍａｒｉｎｕｓ
ｏｆｆｉｃｉｎａｌｉｓ Ｌ．）の葉または花から精
製水、エタノール、プロピレングリコール、１，３ーブ
チレングリコール等で抽出して得られる。性状は淡褐色
〜赤褐色の液体である。
ローズマリー（マンネンロウ、Ｒｏｓｅｍａｒｉｎｕｓ
ｏｆｆｉｃｉｎａｌｉｓ Ｌ．）の葉または花から精
製水、エタノール、プロピレングリコール、１，３ーブ
チレングリコール等で抽出して得られる。性状は淡褐色
〜赤褐色の液体である。
【０００７】本発明に用いられるタチジャコウソウエキ
スはタチジャコウソウ（Ｔｈｙｍｕｓ ｖｕｌｇａｒｉ
ｓ Ｌ．）の全草からプロピレングリコール、１，３−
ブチレングリコールまたはこれらの水溶液で抽出して得
られる抽出物である。性状は淡緑褐色〜褐色の液体であ
る。
スはタチジャコウソウ（Ｔｈｙｍｕｓ ｖｕｌｇａｒｉ
ｓ Ｌ．）の全草からプロピレングリコール、１，３−
ブチレングリコールまたはこれらの水溶液で抽出して得
られる抽出物である。性状は淡緑褐色〜褐色の液体であ
る。
【０００８】本発明に用いられるセージエキスはセージ
（Ｓａｌｖｉａ ｏｆｆｉｃｉｎａｌｉｓ Ｌ．）の全
草から精製水、プロピレングリコール、１，３−ブチレ
ングリコール、エタノール等で抽出される。性状は淡褐
色〜褐色の液体である。
（Ｓａｌｖｉａ ｏｆｆｉｃｉｎａｌｉｓ Ｌ．）の全
草から精製水、プロピレングリコール、１，３−ブチレ
ングリコール、エタノール等で抽出される。性状は淡褐
色〜褐色の液体である。
【０００９】本発明に用いられるシラカバエキスはシラ
カバ（バーチ、Ｂｅｔｕｌａ ａｌｂａ Ｌ．、Ｂｅｔ
ｕｌａ ｌｅｕｔａ Ｌ．、Ｆｏｌｉａ ｂｅｔｕｌ
ａ）の葉、樹皮、木部から精製水、エタノール、プロピ
レングリコール、１，３−ブチレングリコール等で抽出
したエキスである。性状は淡黄色〜褐色の液体である。
カバ（バーチ、Ｂｅｔｕｌａ ａｌｂａ Ｌ．、Ｂｅｔ
ｕｌａ ｌｅｕｔａ Ｌ．、Ｆｏｌｉａ ｂｅｔｕｌ
ａ）の葉、樹皮、木部から精製水、エタノール、プロピ
レングリコール、１，３−ブチレングリコール等で抽出
したエキスである。性状は淡黄色〜褐色の液体である。
【００１０】本発明に用いられるオウゴンエキスはオウ
ゴン（コガネバナ、Ｓｃｕｔｅｌｌａｌｉａ ｂａｉｃ
ａｌｅｎｓｉｓ Ｇｅｏｒｇｉ（Ｌａｂｉａｔａｅ））
の周皮を除いた根を精製水、エタノールまたはこれらの
混液にて抽出したエキスである。性状としては黄色〜黒
褐色の液体である。
ゴン（コガネバナ、Ｓｃｕｔｅｌｌａｌｉａ ｂａｉｃ
ａｌｅｎｓｉｓ Ｇｅｏｒｇｉ（Ｌａｂｉａｔａｅ））
の周皮を除いた根を精製水、エタノールまたはこれらの
混液にて抽出したエキスである。性状としては黄色〜黒
褐色の液体である。
【００１１】本発明の皮膚化粧料における前記ティート
リー油の含有量は、当該皮膚化粧料の総量を基準として
０．１〜５．０重量％、好ましくは０．２〜３．０重量
％である。また、ローズマリーエキス、タチジャコウソ
ウエキス、セージエキスネ、シラカバエキス、オウゴン
エキスからなる群から選ばれる一種以上の植物抽出エキ
スの含有量は、当該皮膚化粧料の総量を基準として０．
０５〜３．０重量％、好ましくは０．２〜３．０重量％
である。そして、ティートリー油と、ローズマリーエキ
ス、タチジャコウソウエキス、セージエキス、シラカバ
エキス、オウゴンエキスからなる群から選ばれる一種以
上の植物抽出エキスとの含有比率（重量）は１／０．１
〜１／１であることが好ましい。
リー油の含有量は、当該皮膚化粧料の総量を基準として
０．１〜５．０重量％、好ましくは０．２〜３．０重量
％である。また、ローズマリーエキス、タチジャコウソ
ウエキス、セージエキスネ、シラカバエキス、オウゴン
エキスからなる群から選ばれる一種以上の植物抽出エキ
スの含有量は、当該皮膚化粧料の総量を基準として０．
０５〜３．０重量％、好ましくは０．２〜３．０重量％
である。そして、ティートリー油と、ローズマリーエキ
ス、タチジャコウソウエキス、セージエキス、シラカバ
エキス、オウゴンエキスからなる群から選ばれる一種以
上の植物抽出エキスとの含有比率（重量）は１／０．１
〜１／１であることが好ましい。
【００１２】本発明の皮膚化粧料には、上記原料の他に
脂肪酸石鹸、セチル硫酸ナトリウム、Ｎ−ステアロイル
−Ｌ−グルタミン酸ナトリウム等の陰イオン界面活性
剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価アル
コール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、テトラアルキル
アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤、ベタイン型、
スルホベタイン型、スルホアミノ酸型等の両性界面活性
剤、レシチン、リゾフォスファチジルコリン等の天然系
界面活性剤、タール系色素、酸化チタン、酸化鉄等の顔
料、パラベン等の防腐剤、ジブチルヒドロキシトルエン
等の抗酸化剤、各種ビタミン類、抗アンドロゲン剤、香
料等を、本発明の目的を達成する範囲内で適宜配合する
ことができる。
脂肪酸石鹸、セチル硫酸ナトリウム、Ｎ−ステアロイル
−Ｌ−グルタミン酸ナトリウム等の陰イオン界面活性
剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価アル
コール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、テトラアルキル
アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤、ベタイン型、
スルホベタイン型、スルホアミノ酸型等の両性界面活性
剤、レシチン、リゾフォスファチジルコリン等の天然系
界面活性剤、タール系色素、酸化チタン、酸化鉄等の顔
料、パラベン等の防腐剤、ジブチルヒドロキシトルエン
等の抗酸化剤、各種ビタミン類、抗アンドロゲン剤、香
料等を、本発明の目的を達成する範囲内で適宜配合する
ことができる。
【００１３】本発明の皮膚化粧料の剤型としては、ロー
ション、乳液、クリーム、ゲル状物、スティック状物等
の剤型に通常の方法にて調整することが可能である。
ション、乳液、クリーム、ゲル状物、スティック状物等
の剤型に通常の方法にて調整することが可能である。
【００１４】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を
詳細に説明する。尚、実施例に記載のヒト皮膚貼布試
験、ニキビ治療効果試験は下記の通りである。
詳細に説明する。尚、実施例に記載のヒト皮膚貼布試
験、ニキビ治療効果試験は下記の通りである。
【００１５】ヒト皮膚貼布試験 被検者２５名の前腕屈側部皮膚に、試料０．０５ｇを直
径１．０ｃｍの円型のリント布のついた貼布試験用絆創
膏を用いて２４時間閉鎖貼布した。次いで、下記表１の
判定基準に従って、絆創膏除去１時間後、２４時間後の
判定を実施した。判定結果は、反応の強い方の評価を採
用し、被検者２５名のうち評価が（±）以上と判定され
た人の数で示した。
径１．０ｃｍの円型のリント布のついた貼布試験用絆創
膏を用いて２４時間閉鎖貼布した。次いで、下記表１の
判定基準に従って、絆創膏除去１時間後、２４時間後の
判定を実施した。判定結果は、反応の強い方の評価を採
用し、被検者２５名のうち評価が（±）以上と判定され
た人の数で示した。
【００１６】
【表１】
【００１７】ニキビ治療効果試験 顔面がニキビ症状を有する被検者２０名の顔面の左部に
対照品（基剤のみの組成物）を、右部には実施例、比較
例の試験品を各々１日に朝夕２回、１ケ月間連続塗布し
た。次いで、ニキビ症患部の治療効果を下記表２の判定
基準に従って、半顔比較法にて判定した。判定結果は、
評価点の平均値で示した。
対照品（基剤のみの組成物）を、右部には実施例、比較
例の試験品を各々１日に朝夕２回、１ケ月間連続塗布し
た。次いで、ニキビ症患部の治療効果を下記表２の判定
基準に従って、半顔比較法にて判定した。判定結果は、
評価点の平均値で示した。
【００１８】
【表２】
【００１９】実施例１〜５、比較例１〜６（スキンロー
ション）
ション）
【００２０】
【表３】
【００２１】（１）調製方法 ティートリー油と、ローズマリーエキス、タチジャコウ
ソウエキス、セージエキス、シラカバエキス、オウゴン
エキスからなる群から選ばれた植物抽出エキス、エタノ
ール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレング
リコールを上記表３、下記表４の組成にて、各原料を、
必要に応じて加熱して溶解した後、組成総量が１００重
量％となるように精製水を加えて均一に混合し、各スキ
ンローションを調製した。尚、対照品は、ティートリー
油と、ローズマリーエキス、タチジャコウソウエキス、
セージエキス、シラカバエキス、オウゴンエキスからな
る群から選ばれた植物抽出エキスとを除いた基剤のみの
組成とした。
ソウエキス、セージエキス、シラカバエキス、オウゴン
エキスからなる群から選ばれた植物抽出エキス、エタノ
ール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、プロピレング
リコールを上記表３、下記表４の組成にて、各原料を、
必要に応じて加熱して溶解した後、組成総量が１００重
量％となるように精製水を加えて均一に混合し、各スキ
ンローションを調製した。尚、対照品は、ティートリー
油と、ローズマリーエキス、タチジャコウソウエキス、
セージエキス、シラカバエキス、オウゴンエキスからな
る群から選ばれた植物抽出エキスとを除いた基剤のみの
組成とした。
【００２２】（２）特性 実施例１〜５、比較例１〜６のヒト皮膚貼布試験および
ニキビ治療効果試験の結果を下記表４に示した。表４に
示すように、各試料のヒト皮膚貼布試験、および基剤の
みの対照品と比較したニキビ治療効果試験の結果から明
らかに、比較例１のティートリー油のみを配合したスキ
ンローション、比較例１〜６のティートリー油、ローズ
マリーエキス、タチジャコウソウエキス、セージエキ
ス、シラカバエキス、オウゴンエキスのみを配合した各
スキンローションは、ニキビ治療効果は殆ど認められな
かった。一方、実施例１〜６のティートリー油と、ロー
ズマリーエキス、タチジャコウソウエキス、セージエキ
ス、シラカバエキス、オウゴンエキスの植物抽出エキス
とを併用した各スキンローションは、明らかに高いニキ
ビ治療効果が認められた。
ニキビ治療効果試験の結果を下記表４に示した。表４に
示すように、各試料のヒト皮膚貼布試験、および基剤の
みの対照品と比較したニキビ治療効果試験の結果から明
らかに、比較例１のティートリー油のみを配合したスキ
ンローション、比較例１〜６のティートリー油、ローズ
マリーエキス、タチジャコウソウエキス、セージエキ
ス、シラカバエキス、オウゴンエキスのみを配合した各
スキンローションは、ニキビ治療効果は殆ど認められな
かった。一方、実施例１〜６のティートリー油と、ロー
ズマリーエキス、タチジャコウソウエキス、セージエキ
ス、シラカバエキス、オウゴンエキスの植物抽出エキス
とを併用した各スキンローションは、明らかに高いニキ
ビ治療効果が認められた。
【００２３】
【表４】
【００２４】実施例６〜１０、比較例７〜１２（スキン
クリーム）
クリーム）
【００２５】
【表５】
【００２６】（１）調製方法 上記表５と下記表６に示す組成で、ティートリー油を
（Ｂ）成分に予め溶解したもの、およびローズマリーエ
キス、タチジャコウソウエキス、セージエキス、シラカ
バエキス、オウゴンエキスから選ばれる植物エキスを
（Ｃ）成分に予め溶解したものを各々温度８０℃に加熱
溶解し混合した後、攪拌しつつ温度３０℃まで冷却して
各スキンクリームを調製した。
（Ｂ）成分に予め溶解したもの、およびローズマリーエ
キス、タチジャコウソウエキス、セージエキス、シラカ
バエキス、オウゴンエキスから選ばれる植物エキスを
（Ｃ）成分に予め溶解したものを各々温度８０℃に加熱
溶解し混合した後、攪拌しつつ温度３０℃まで冷却して
各スキンクリームを調製した。
【００２７】（２）特性 実施例６〜１０、比較例７〜１２のヒト皮膚貼布試験お
よびニキビ治療効果試験の結果を下記表６に示した。表
６に示すように、各試料のヒト皮膚貼布試験、および基
剤のみの対照品と比較したニキビ治療効果試験の結果か
ら明らかなように、比較例７のティートリー油のみ配合
したスキンクリーム、比較例８〜１２のローズマリーエ
キス、タチジャコウソウエキス、セージエキス、シラカ
バエキス、オウゴンエキスのみを配合した各スキンクリ
ームは、ニキビ治療効果は殆ど認められなかった。一
方、実施例６〜１０のティートリー油と、ローズマリー
エキス、タチジャコウソウエキス、セージエキス、シラ
カバエキス、オウゴンエキスの植物抽出エキスとを併用
した各スキンクリームは、明らかに高いニキビ治療効果
が認められた。
よびニキビ治療効果試験の結果を下記表６に示した。表
６に示すように、各試料のヒト皮膚貼布試験、および基
剤のみの対照品と比較したニキビ治療効果試験の結果か
ら明らかなように、比較例７のティートリー油のみ配合
したスキンクリーム、比較例８〜１２のローズマリーエ
キス、タチジャコウソウエキス、セージエキス、シラカ
バエキス、オウゴンエキスのみを配合した各スキンクリ
ームは、ニキビ治療効果は殆ど認められなかった。一
方、実施例６〜１０のティートリー油と、ローズマリー
エキス、タチジャコウソウエキス、セージエキス、シラ
カバエキス、オウゴンエキスの植物抽出エキスとを併用
した各スキンクリームは、明らかに高いニキビ治療効果
が認められた。
【００２８】
【表６】
【００２９】
【発明の効果】以上記載のように、本発明はニキビの防
止或いはニキビの治療に用いて優れた効果を発揮し、し
かも皮膚刺激性のない皮膚化粧料を提供することができ
る。
止或いはニキビの治療に用いて優れた効果を発揮し、し
かも皮膚刺激性のない皮膚化粧料を提供することができ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】 ティートリー油と、ローズマリーエキ
ス、タチジャコウソウエキス、セージエキス、シラカバ
エキス、オウゴンエキスからなる群から選ばれた植物抽
出エキスの少なくとも一種以上とを含有することを特徴
とする皮膚化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225542A JPH0859453A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 皮膚化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6225542A JPH0859453A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 皮膚化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0859453A true JPH0859453A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16830931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6225542A Pending JPH0859453A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 皮膚化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0859453A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09255519A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-09-30 | Noevir Co Ltd | 抗菌性低刺激化粧料 |
| JPH10139601A (ja) * | 1996-11-13 | 1998-05-26 | Noevir Co Ltd | 抗菌剤及びこれを含有して成る抗菌性化粧料 |
| WO1998056395A1 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-17 | Antonio Sacchetti | Natural broad-spectrum antibiotic |
| JP2012517423A (ja) * | 2009-02-10 | 2012-08-02 | ピオン−テック・カンパニー・リミテッド | Ｄｄｓメカニズムを有する薬草ピーリング粉末を含む化粧料組成物 |
| KR20160003917A (ko) * | 2014-07-01 | 2016-01-12 | 주식회사 엘지생활건강 | 한약재 추출물을 포함하는 항염 또는 트러블 개선용 화장료 조성물 |
| JP2018508503A (ja) * | 2015-08-28 | 2018-03-29 | ▲無▼限▲極▼（中国）有限公司Ｉｎｆｉｎｉｔｕｓ （Ｃｈｉｎａ） Ｃｏｍｐａｎｙ Ｌｔｄ | ニキビ除去スキンケア製品とその製造方法 |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP6225542A patent/JPH0859453A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09255519A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-09-30 | Noevir Co Ltd | 抗菌性低刺激化粧料 |
| JPH10139601A (ja) * | 1996-11-13 | 1998-05-26 | Noevir Co Ltd | 抗菌剤及びこれを含有して成る抗菌性化粧料 |
| WO1998056395A1 (en) * | 1997-06-12 | 1998-12-17 | Antonio Sacchetti | Natural broad-spectrum antibiotic |
| JP2012517423A (ja) * | 2009-02-10 | 2012-08-02 | ピオン−テック・カンパニー・リミテッド | Ｄｄｓメカニズムを有する薬草ピーリング粉末を含む化粧料組成物 |
| KR20160003917A (ko) * | 2014-07-01 | 2016-01-12 | 주식회사 엘지생활건강 | 한약재 추출물을 포함하는 항염 또는 트러블 개선용 화장료 조성물 |
| JP2018508503A (ja) * | 2015-08-28 | 2018-03-29 | ▲無▼限▲極▼（中国）有限公司Ｉｎｆｉｎｉｔｕｓ （Ｃｈｉｎａ） Ｃｏｍｐａｎｙ Ｌｔｄ | ニキビ除去スキンケア製品とその製造方法 |
| US10675488B2 (en) | 2015-08-28 | 2020-06-09 | Infinitus (China) Company Ltd. | Acne removing skin care product and preparation method thereof |
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