JPH0857073A - 橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体 - Google Patents

橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体

Info

Publication number
JPH0857073A
JPH0857073A JP6218317A JP21831794A JPH0857073A JP H0857073 A JPH0857073 A JP H0857073A JP 6218317 A JP6218317 A JP 6218317A JP 21831794 A JP21831794 A JP 21831794A JP H0857073 A JPH0857073 A JP H0857073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
resistant
heat
cable
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6218317A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Naruse
正 成瀬
Hirobumi Osada
博文 長田
Junichiro Wake
淳一郎 和気
Takakazu Kobayashi
敬和 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINSEI DENZAI KK
Furukawa Techno Material Co Ltd
Original Assignee
SHINSEI DENZAI KK
Furukawa Techno Material Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINSEI DENZAI KK, Furukawa Techno Material Co Ltd filed Critical SHINSEI DENZAI KK
Priority to JP6218317A priority Critical patent/JPH0857073A/ja
Publication of JPH0857073A publication Critical patent/JPH0857073A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 橋りょう11に添架されたケーブル管13の外周
に、スペーサ19を介して、金属板21に熱発泡性耐火塗料
23を塗布してなる耐火複合板25を熱発泡性耐火塗料側23
の面を外側にして巻き付け、スペーサ19によりケーブル
管13と金属板21の間に空気層26を形成する。 【効果】 耐火複合板は厚さが薄いためケーブル管への
巻き付けが容易である。金属板とケーブル管の間の空気
層が断熱層となる。火炎が当たると、この空気層と、熱
発泡性耐火塗料の発泡により形成された発泡層とが二重
の断熱層を形成し、ケーブル管の温度上昇を抑制する。
ケーブル管内のケーブル17の熱による損傷を防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋りょうに添架された
ケーブル管の耐火構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】橋りょうに沿ってケーブル(通信ケーブ
ル、電力ケーブル等)を布設する場合には、橋りょうに
ケーブル管を添架し、このケーブル管の中にケーブルを
引き込んで布設している。ケーブル管は通常の場合、橋
りょうの下側に添架される。このため橋りょうの下で焚
き火などが行われると、ケーブル管が直接火炎にさらさ
れることがある。ケーブル管に鋼管が使用されている場
合は、火炎が当たってもケーブル管自体が損傷すること
はないが、火炎によりケーブル管の温度が上昇して、内
部に収納されたケーブルのシースや絶縁被覆が溶損し、
通信不能になるなどの事故が発生することがある。また
ケーブル管に硬質PVC(ポリ塩化ビニル)管が使用さ
れている場合は、火炎が当たるとケーブル管自体が損傷
するので、内部のケーブルも損傷しやすい。
【0003】このような事故をなくすため従来は、橋り
ょうに添架されたケーブル管の外周に断熱材としてロッ
クウールを例えば厚さ25mm程度に巻き、その外周を鉄板
で覆うことにより、耐火処理を施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の耐火処理
の構造では、橋りょうに添架されたケーブル管の外周に
ロックウールを厚く巻き付けることが困難であり、その
作業に時間とコストがかかるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、施工が容易で、断熱性の確実な、橋りょう添架ケー
ブル管の耐火構造体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段とその作用】この目的を達
成するため本発明は、橋りょうに添架されたケーブル管
の外周に、スペーサを介して、金属板に熱発泡性耐火塗
料を塗布してなる耐火複合板を、熱発泡性耐火塗料側の
面を外側にして被せ、前記スペーサによりケーブル管と
金属板の間に空気層を形成したことを特徴とするもので
ある(請求項1)。
【0007】熱発泡性耐火塗料は火炎により加熱される
と30〜40倍に発泡し、炭化して、良好な断熱層を形成す
るものであるが、発泡前の厚さは通常の断熱層より各段
に薄いものである。したがってこの熱発泡性耐火塗料を
金属板に塗布してなる耐火複合板の厚さは十分薄いもの
となり、ケーブル管への取り付けが容易である。しかも
金属板は形状保持能力があるため、スペーサを介してケ
ーブル管の外周に被せるとケーブル管との間に空気層が
形成され、この空気層が断熱層となる。このため火炎が
当たった場合には、この空気層と、熱発泡性耐火塗料の
発泡により形成された発泡耐火層とが二重の断熱層を形
成し、ケーブル管の温度上昇を効果的に抑制する。した
がってケーブル管内のケーブルの熱による損傷を防止で
きる。
【0008】また本発明の橋りょう添架ケーブル管の耐
火構造体は次のような構成とすることもできる。すなわ
ち、橋りょうに添架されたケーブル管の外周に、スペー
サを介して、金属板に熱発泡性耐火塗料の塗布層を有す
る耐火シートを張り付けてなる耐火複合板を、耐火シー
ト側の面を外側にして被せ、前記スペーサによりケーブ
ル管と金属板の間に空気層を形成した構成とするもので
ある(請求項2)。
【0009】請求項1の発明では、金属板に熱発泡性耐
火塗料を塗布した耐火複合板を使用したが、請求項2の
発明は、金属板に熱発泡性耐火塗料の塗布層を有する耐
火シートを張り付けた耐火複合板を使用したものであ
る。耐火シートとしては、ガラス繊維などで出来た網に
熱発泡性耐火塗料を塗布したもの、あるいは不織布や紙
などの表面に熱発泡性耐火塗料を塗布したもの等を用い
ることができる。このような耐火シートを金属板に張り
付けた耐火複合板を使用しても請求項1と同様の耐火性
能が得られる。
【0010】また本発明の橋りょう添架ケーブル管の耐
火構造体は次のような構成とすることもできる。すなわ
ち、橋りょうに添架されたケーブル管の外周に、網に熱
発泡性耐火塗料を塗布してなる耐火ネットを巻き付け、
その上に、金属板に熱発泡性耐火塗料を塗布してなる耐
火複合板を、熱発泡性耐火塗料側の面を外側にして被せ
た構成とするものである(請求項3)。
【0011】請求項3の発明ではスペーサを使用してい
ないが、火炎が当たると、外側の耐火複合板の熱発泡性
耐火塗料と、内側の耐火ネットの熱発泡性耐火塗料が発
泡して、二重の断熱層を形成するため、やはりケーブル
管の温度上昇を効果的に抑制することができ、ケーブル
管内のケーブルの熱による損傷を防止できる。ケーブル
管への取り付けが容易な点は請求項1および2の発明と
同じである。
【0012】また本発明の橋りょう添架ケーブル管の耐
火構造体は次のような構成とすることもできる。すなわ
ち、橋りょうに添架されたケーブル管の外周に、網目の
小さい金網に熱発泡性耐火塗料を網目がなくなる程度に
厚く塗布してなる耐火シートを巻き付けたことを特徴と
するものである(請求項4)。
【0013】網目の小さい金網に熱発泡性耐火塗料を網
目がなくなる程度に厚く塗布すれば、火炎が当たったと
きの発泡層の厚さを十分厚くできるので、空気層を形成
するスペーサを省略することも可能である。またシート
基材に金網を使用したものは成形性がよいので、ケーブ
ル管への巻き付けも容易である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図において、11は橋りょう、13は鋼管など
からなるケーブル管、15はケーブル管13を橋りょう11の
下に添架する吊り金具、17はケーブル管13の中に引き込
まれたケーブルである。ケーブル管13の寸法は例えば内
径75mm、外径90mm程度のものである。
【0015】図1および図2は請求項1の発明の実施例
を示す。この実施例は、橋りょう11に添架されたケーブ
ル管13の外周に、スペーサ19を取り付け、その外周に、
金属板21に熱発泡性耐火塗料23を塗布してなる耐火複合
板25を被せたものである。耐火複合板25は図2に示すよ
うに、金属板21を両側縁に接合片27a、27bを有する円
筒形に成形し、その外周面に熱発泡性耐火塗料23を塗布
したものである。ケーブル管13と金属板21の間にはスペ
ーサ19により空気層26が形成される。
【0016】スペーサ19は熱伝導性が小さいことが望ま
しく、セラミック製または耐熱性樹脂製のリングやひ
も、あるいは細い鉄線をコイル巻きにしたもの等を使用
することができる。スペーサ19の厚さは例えば12mm程度
である。図示のスペーサ19はリング状であるが、スパイ
ラル状にすることもできる。スペーサ19は例えば接着剤
または接着テープ等によりケーブル管13の外周に固定さ
れる。
【0017】図3はスペーサ19の一例を示す。このスペ
ーサ19は、耐熱材料(例えば珪酸カルシウム)製の多数
のブロック19aにそれぞれ穴をあけ、その穴に線状体19
bを通して、数珠状にしたものである。ブロック19aの
形状は立方体、直方体またはセグメント形などである。
このスペーサ19は、ケーブル管13の外周に1周巻き付け
て、線状体19bの両端を結ぶことにより、ケーブル管13
の外周に簡単に固定できるものである。スペーサ19の外
周には両面接着テープを巻き付けておくと、スペーサ19
のケーブル管13への固定がより確実になると共に、その
外周への耐火複合板25の取り付けにも便利である。
【0018】金属板21としては鉄板、ステンレス板、ア
ルミ板などが使用できるが、鉄板が経済的である。熱発
泡性耐火塗料23は火炎により加熱されると30〜40倍に発
泡し、炭化して、良好な断熱層を形成するものである。
その組成は、溶剤系のもので、溶剤25〜30%、樹脂成分
15〜20%、発泡成分10〜20%、その他(顔料等)30〜40
%であり、水溶系のもので、水30〜40%、樹脂成分10〜
20%、発泡成分25〜45%、その他(顔料等)10〜15%で
ある。
【0019】耐火複合板25は厚さが数mm以下の薄いもの
であるので、スペーサ19の外周への巻き付けも可能であ
るが、図2のようにほぼ円筒形に成形したもの(定尺も
の)を使用すると、スペーサ19外周への取り付け作業を
容易に行える。またこの場合、金属板21の両側縁に、接
合片27a、27bを形成しておき、耐火複合板25をスペー
サ19の外周に被せた後、両接合片27a、27bを面接触さ
せて、ねじ止め、リベット止め又はスポット溶接などに
より接合すると、耐火複合板25の取り付け作業を能率よ
く行える。
【0020】図1のような構成にしておくと、橋りょう
11の下で焚き火が行われ、その火炎または熱気が熱発泡
性耐火塗料23に当たった場合には、熱発泡性耐火塗料23
が発泡し、炭化して、良好な断熱層を形成する。その
上、ケーブル管13と金属板21の間に形成された空気層26
が断熱層として作用するため、断熱層が二重になって、
ケーブル管13の温度上昇を効果的に抑制することができ
る。したがってケーブル管13内のケーブル17の熱による
損傷を防止できる。
【0021】次に図1の構成で耐火試験を行った結果を
説明する。ケーブル管13は内径75mm、外径90mmの鋼管で
ある。ケーブル管13内に引き込んだケーブル17は 400心
の発泡ポリエチレン絶縁心線を有する通信ケーブルであ
る。スペーサ19としては図3の形態の珪酸カルシウムを
使用した。スペーサ19の厚さは12mmとした。耐火複合板
25は、厚さ0.24mmの鉄板を図2のように成形し、その外
周面に熱発泡性耐火塗料23を2mmの厚さに塗布したもの
である。このような構成の試料を耐火試験用加熱炉内に
セットし、JISA−1301の2級加熱曲線(最高 8
40℃)に沿って温度上昇させ、ケーブル管内温度、ケー
ブル表面温度、ケーブル心線間絶縁抵抗を測定した。そ
の結果、ケーブル管内の最高温度は83℃、ケーブル表面
の最高温度は69℃であり、絶縁抵抗の劣化はなく、ケー
ブルシースにも異常はなかった。
【0022】また熱発泡性耐火塗料23の厚さを1mmにし
て上記と同じ試験をしたところ、ケーブル管内の最高温
度が97℃になったこと以外は上記と同様の結果が得られ
た。
【0023】次にケーブル管が硬質PVC管である場合
の試験結果を説明する。試験条件は上記と同じ(熱発泡
性耐火塗料23の厚さは2mm)である。その結果、ケーブ
ル管内の最高温度は110 ℃、ケーブル表面の最高温度は
83℃に達したが、絶縁抵抗の劣化はなく、ケーブルシー
スにも異常はなかった。
【0024】図4は請求項1の発明の他の実施例を示
す。この実施例は、半円筒状の耐火複合板25を二つ組み
合わせて、スペーサ19の外周を覆うようにしたものであ
る。二つの半円筒状の耐火複合板25はそれぞれ、金属板
21を両側縁に接合片27a、27bを有する半円筒形に成形
し、その外周面に熱発泡性耐火塗料23を塗布したもので
ある。スペーサ19は図3の形態のものである。それ以外
は図1の実施例と同じであるので、同一部分には同一符
号を付して説明を省略する。
【0025】図5は請求項1の発明のさらに他の実施例
を示す。この実施例は複数本のケーブル管13が接近して
配置されている場合である。このような場合には、複数
本のケーブル管13の上下に棒状のスペーサ19を渡し、そ
の上下から耐火複合板25を被せる構成とすることができ
る。スペーサ19はケーブル管13の長手方向に適当な間隔
をおいて配置される。耐火複合板25は、金属板21をケー
ブル管13とスペーサ19の組合せ体の上半分と下半分を覆
う形に形成し、その外面に熱発泡性耐火塗料23を塗布し
たものである。それ以外は図1の実施例と同様であるの
で、同一部分(または対応部分)には同一符号を付して
説明を省略する。
【0026】図6および図7は請求項2の発明の実施例
を示す。この実施例は、橋りょう11に添架されたケーブ
ル管13の外周に、スペーサ19を取り付け、その外周に、
金属板29に耐火シート31を張り付けてなる耐火複合板33
をらせん巻きで巻き付けたものである。耐火複合板33は
耐火シート31側の面を外側にして巻き付けられる。ケー
ブル管13と金属板29の間にはスペーサ19により空気層26
が形成される。
【0027】スペーサ19は前記実施例と同様のものであ
る。耐火シート31は例えば図7に示すようにガラス繊維
などで出来た耐熱性の網35に熱発泡性耐火塗料23を塗布
したものである。熱発泡性耐火塗料23は前記実施例と同
じものである。耐火シート31は接着剤などで金属板29に
張り付けられる。また耐火シート31としては不織布や紙
などの表面に熱発泡性耐火塗料を塗布したもの等を用い
ることもできる。金属板29としては、らせん巻きすると
きの巻き付け易さを考慮すると、アルミ板などを使用す
ることが好ましい。図6のような構成でも、図1のもの
と同等の耐火性能を得ることができる。
【0028】図8は本発明で使用するスペーサの他の例
を示す。このスペーサ19は、金網37の片面に金属線によ
る突起39を間欠的に設けたもので、突起39を内側にして
ケーブル管13の外周に巻き付けることにより空気層26を
形成するものである。図1または図6に示したスペーサ
19の代わりに、このようなスペーサを使用してもよい。
【0029】図9および図10は請求項3の発明の実施例
を示す。この実施例は、橋りょう11に添架されたケーブ
ル管13の外周に、耐火ネット41を巻き付け、その上に、
金属板21に熱発泡性耐火塗料23を塗布してなる耐火複合
板25を熱発泡性耐火塗料23側の面を外側にして被せたも
のである。
【0030】耐火ネット41は図10に示すようにガラス繊
維などで出来た耐熱性の網35に熱発泡性耐火塗料23を塗
布したものである。熱発泡性耐火塗料23は前記実施例と
同じものである。耐火複合板25は図1および図2に示し
た耐火複合板25と同じものである。
【0031】図9の構成では、下から火炎が当たると、
外側の耐火複合板25の熱発泡性耐火塗料23が発泡すると
共に、内側の耐火ネット41の熱発泡性耐火塗料23が発泡
するので、二重の断熱層が形成される。このためケーブ
ル管13の温度上昇を効果的に抑制することができ、ケー
ブル管13内のケーブル17の熱による損傷を防止できる。
【0032】図11および図12は請求項4の発明の実施例
を示す。この実施例は、橋りょう11に添架されたケーブ
ル管13の外周に耐火シート43を巻き付けたものである。
この耐火シート43は図12に示すように網目の小さい金網
45に熱発泡性耐火塗料23を網目がなくなる程度に厚く塗
布したものである。
【0033】網目の小さい金網45に熱発泡性耐火塗料23
を網目がなくなる程度に厚く塗布すれば、火炎が当たっ
たときの発泡層の厚さを十分厚くできるので、前記実施
例のように空気層を形成するスペーサを省略することが
できる。またシート基材として金網45を使用したものは
成形性もよいのでケーブル管13への巻き付けも容易に行
える。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、橋
りょうに添架されたケーブル管への取り付けが容易で、
しかもケーブル管の温度上昇を二重の断熱層または厚い
断熱層で効果的に抑制できる橋りょう添架ケーブル管の
耐火構造体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明の実施例を示す一部切開側面
図。
【図2】 図1の実施例に使用される耐火複合板の端面
図。
【図3】 図1の実施例に使用されるスペーサの正面
図。
【図4】 請求項1の発明の他の実施例を示す横断面
図。
【図5】 請求項1の発明のさらに他の実施例を示す横
断面図。
【図6】 請求項2の発明の実施例を示す一部切開側面
図。
【図7】 図6の実施例に使用した耐火複合板の斜視
図。
【図8】 本発明に使用されるスペーサの他の例を示す
斜視図。
【図9】 請求項3の発明の実施例を示す一部切開側面
図。
【図10】 図9の実施例に使用した耐火ネットの斜視
図。
【図11】 請求項4の発明の実施例を示す断面図。
【図12】 図11の実施例に使用した耐火シートの斜視
図。
【符号の説明】
11:橋りょう 13:ケーブル管 15:吊り金具 17:ケーブル 19:スペーサ 21:金属板 23:熱発泡性耐火塗料 25:耐火複合板 26:空気層 29:金属板 31:耐火シート 33:耐火複合板 35:網 41:耐火ネット 43:耐火シート 45:金網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和気 淳一郎 神奈川県平塚市東八幡5丁目1番8号 株 式会社古河テクノマテリアル内 (72)発明者 小林 敬和 東京都品川区西五反田5丁目23番8号 株 式会社新正電材内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】橋りょう(11)に添架されたケーブル管(13)
    の外周に、スペーサ(19)を介して、金属板(21)に熱発泡
    性耐火塗料(23)を塗布してなる耐火複合板(25)を、熱発
    泡性耐火塗料(23)側の面を外側にして被せ、前記スペー
    サ(19)によりケーブル管(13)と金属板(21)の間に空気層
    (26)を形成したことを特徴とする橋りょう添架ケーブル
    管の耐火構造体。
  2. 【請求項2】橋りょう(11)に添架されたケーブル管(13)
    の外周に、スペーサ(19)を介して、金属板(29)に熱発泡
    性耐火塗料(23)の塗布層を有する耐火シート(31)を張り
    付けてなる耐火複合板(33)を、耐火シート(31)側の面を
    外側にして被せ、前記スペーサ(19)によりケーブル管(1
    3)と金属板(29)の間に空気層を形成したことを特徴とす
    る橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体。
  3. 【請求項3】橋りょう(11)に添架されたケーブル管(13)
    の外周に、網(35)に熱発泡性耐火塗料(23)を塗布してな
    る耐火ネット(41)を巻き付け、その上に、金属板(21)に
    熱発泡性耐火塗料(23)を塗布してなる耐火複合板(25)
    を、熱発泡性耐火塗料(23)側の面を外側にして被せたこ
    とを特徴とする橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体。
  4. 【請求項4】橋りょう(11)に添架されたケーブル管(13)
    の外周に、網目の小さい金網(45)に熱発泡性耐火塗料(2
    3)を網目がなくなる程度に厚く塗布してなる耐火シート
    (43)を巻き付けたことを特徴とする橋りょう添架ケーブ
    ル管の耐火構造体。
JP6218317A 1994-08-22 1994-08-22 橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体 Pending JPH0857073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6218317A JPH0857073A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6218317A JPH0857073A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0857073A true JPH0857073A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16717960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6218317A Pending JPH0857073A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0857073A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016013051A (ja) * 2014-01-17 2016-01-21 株式会社エフコンサルタント 被覆構造体
CN105297614A (zh) * 2015-11-13 2016-02-03 中国电建集团华东勘测设计研究院有限公司 一种跨江大桥电缆钢架结构及其施工方法
CN107039933A (zh) * 2017-05-26 2017-08-11 张超 一种散热性能好的电缆桥架
CN109378781A (zh) * 2018-11-12 2019-02-22 北京国电龙源环保工程有限公司 一种高温液体管与电缆桥架隔离防护系统及其支设方法
CN111653990A (zh) * 2020-06-19 2020-09-11 安徽精工电缆桥架有限公司 一种基于热镀锌双金属环氧树脂防腐涂层的电缆桥架
CN112886495A (zh) * 2021-01-19 2021-06-01 邵慧虹 一种防震便捷式电缆桥架

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016013051A (ja) * 2014-01-17 2016-01-21 株式会社エフコンサルタント 被覆構造体
CN105297614A (zh) * 2015-11-13 2016-02-03 中国电建集团华东勘测设计研究院有限公司 一种跨江大桥电缆钢架结构及其施工方法
CN105297614B (zh) * 2015-11-13 2017-05-31 中国电建集团华东勘测设计研究院有限公司 一种跨江大桥电缆钢架结构及其施工方法
CN107039933A (zh) * 2017-05-26 2017-08-11 张超 一种散热性能好的电缆桥架
CN109378781A (zh) * 2018-11-12 2019-02-22 北京国电龙源环保工程有限公司 一种高温液体管与电缆桥架隔离防护系统及其支设方法
CN109378781B (zh) * 2018-11-12 2023-08-08 国能龙源环保有限公司 一种高温液体管与电缆桥架隔离防护系统及其支设方法
CN111653990A (zh) * 2020-06-19 2020-09-11 安徽精工电缆桥架有限公司 一种基于热镀锌双金属环氧树脂防腐涂层的电缆桥架
CN112886495A (zh) * 2021-01-19 2021-06-01 邵慧虹 一种防震便捷式电缆桥架
CN112886495B (zh) * 2021-01-19 2022-02-18 广东联大电气设备有限公司 一种防震便捷式电缆桥架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0857073A (ja) 橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体
CN107419662A (zh) 一种哈弗式新型防火拉索及其制作方法
JP4278368B2 (ja) 防火区画貫通部用継手
KR101949228B1 (ko) 덕트용 보온 단열재
JPH09140818A (ja) ケーブル又はケーブル管用防火カバー
CN207332999U (zh) 一种柴油机排气管用阻燃隔热结构
JP4333981B2 (ja) 耐火二層管接続用目地
CN206299937U (zh) 超高温预制直埋保温管件平行三通
JPH08182147A (ja) 橋りょう添架ケーブル管の耐火構造体
JP2001153269A (ja) 排水用配管の防音構造
CN210007293U (zh) 一种mpp电缆保护管结构
JP3028465U (ja) 消音ダクト
CN218712190U (zh) 一种防火拉索
JPH11346416A (ja) ケーブル用防災シートおよびこれを用いた防災工法
JP3001215U (ja) 断熱被覆管ユニット
JPH1146430A (ja) 通信ケーブル保護管の屋外設置型耐火被覆構造
CN209909329U (zh) 一种铝镁质耐火绝热的通风管道
CN206290882U (zh) 超高温预制直埋保温管件跨越三通
CN112431133B (zh) 应用于桥梁及空间结构的耐火碳纤维拉索
CN217334900U (zh) 一种防火性好的托盘式电缆桥架
CN211000281U (zh) 一种包含一体化防火板的新型防排烟风管
CN217683662U (zh) 一种环保阻燃ppr管材
CN214425442U (zh) 给水管保温结构
CN217328865U (zh) 一种无纺棉保温软管
CN214368304U (zh) 一种新型消音管