JPH0852A - 収穫機における穀粒タンクの取付装置 - Google Patents

収穫機における穀粒タンクの取付装置

Info

Publication number
JPH0852A
JPH0852A JP16601794A JP16601794A JPH0852A JP H0852 A JPH0852 A JP H0852A JP 16601794 A JP16601794 A JP 16601794A JP 16601794 A JP16601794 A JP 16601794A JP H0852 A JPH0852 A JP H0852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
grain tank
grain
horizontal frame
harvester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16601794A
Other languages
English (en)
Inventor
Koun Fukuyori
弘運 福頼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP16601794A priority Critical patent/JPH0852A/ja
Publication of JPH0852A publication Critical patent/JPH0852A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機台から立設した前フレームと後フレームを
横フレームで連結し、該横フレームに穀粒タンクを安体
よく支持すると共に、支持構成を簡潔となし廉価な収穫
機における穀粒タンクの取付装置を提供する。 【構成】 脱穀機4の側方で袋詰部71の上方に穀粒タ
ンク6を設けた収穫機において、機台1aの前後部に立
設したエンジン室フレーム52を構成する前フレーム5
4と排稈カッタ9を支持する後フレーム10を横フレー
ム13で連結し、該横フレーム13に穀粒タンク6の外
側寄りを取付部材13aを介し取り付け固定すると共
に、横フレーム13を手摺りに兼用させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン或いはハー
ベスタ等の収穫機に搭載した脱穀機の一側に設置され
る、袋詰部を有する穀粒タンクの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行機体に脱穀機及び穀粒収納部
を並設し、該穀粒収納部の袋詰部上方に穀粒タンクを取
り付け固定する収穫機は、実公昭59ー8516号公報
において公知である。この穀粒タンクの取り付け構成
は、脱穀機の側壁上部に外側方に向けて突設した水平な
支持面を有する前後一対の支持部材上に、穀粒タンクの
前後部に設けて受部材を設置して取り付け固定してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来の穀粒
タンクの取り付け構成は、穀粒充填状態では大重量とな
る穀粒タンクを、脱穀機の側面形状が異なる側壁から夫
々外側方に向けて突設させた支持部材によって片持ち状
に支持されるので、タンク重量並びに機体の振動等に対
して極めて不安定となるため、充分な強度と剛性を有す
るように支持部材を枠組み構成する必要があることか
ら、部品点数が多くなり構造が複雑化すると共にメンテ
ナンス作業を困難にし、また機体重量を増大させる等の
問題がある。
【0004】また上記穀粒収納部において作業者が把持
する手摺りを設置しようとする場合に、該手摺りは上記
穀粒タンクの外周に単独に取り付けられるので、取り付
け構成を複雑にすると共に、手摺りに掛かる外力を前記
片持ち状の支持部材に直接的に加え、穀粒タンクの支持
を一層不安定にする欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するための本発明による収穫機における穀粒タンクの取
付装置は、走行装置を有する機台に搭載した脱穀機の一
側に、穀粒タンクと袋詰部を上下方向に配設した収穫機
において、該穀粒タンクの前後部で前フレームと後フレ
ームを機台から立設すると共に、前後両フレームの上方
を横フレームで連結し、前記穀粒タンクの外側寄りを該
横フレームに取り付け固定することを特徴としている。
【0006】また前フレームを機台の前方に設置される
エンジン室フレームとなし、且つ、後フレームを脱穀機
後部に設置される後処理装置の支持フレームとしたこと
を特徴としている。
【0007】また穀粒タンクはその外側寄りの複数箇所
を長手方向に所定間隔を設けて横フレームに取り付ける
と共に、内側よりを脱穀機から立設する揚穀筒に取り付
けて固定することを特徴としている。
【0008】さらに、横フレームは連結部材を介して穀
粒タンクを、その外側面から離間させて取り付け作業者
の手摺りを兼用させたことを特徴としている。
【0009】
【作用】脱穀機4で脱穀された穀粒は揚穀筒45を介し
て穀粒タンク6内に収容されると共にその下方で袋詰め
される。上記の収穫作業時において、作業者は取付部材
13bによって把持し易い部位に設置された横フレーム
13を手摺りとして利用し安全な収穫作業を行うことが
できる。また穀粒タンク6は、その外側よりをエンジン
室フレーム52を構成する前フレーム54、及び後処理
装置9を支持する後フレーム10を連結する横フレーム
13に支持されると共に、脱穀機4から立設された揚穀
筒45により支持され、穀粒充填時のタンク重量並びに
機体の振動に対して安定よく支持され良好な収穫作業を
行うことができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。1
は収穫機の一実施例として示すコンバインであり、クロ
ーラ式の走行装置2を有する機台1aの前方に刈取部3
を昇降可能に装架し、その後部左右に脱穀機4とエンジ
ンE上に形成される運転席5を並設すると共に、該脱穀
機4の側方で運転席5の後部には穀粒タンク6と袋掛具
7を上下方向に備えた穀粒収納部8を設置している。ま
た脱穀機4及び穀粒収納部8の後部には脱穀済の排稈を
切断する排稈カッタ9を設けている。
【0011】上記運転席5は前方に操作レバー等を備え
た操縦部51と、エンジンEの外周を覆うエンジン室フ
レーム52上に設置したシート部53からなり、該エン
ジン室フレーム52はエンジンEの後部において、機台
1aから立設した前フレーム54に、背もたれ部55を
形成する上部カバー56、及びエンジンEの側方を覆う
下部カバー57を取着して剛体構造に枠組み構成し、該
上部カバー56内にはエアクリーナ58を内装してい
る。
【0012】排稈カッタ9は前記穀粒収納部8の後部外
側方寄りにおいて、機台1aから立設した後フレーム1
0に支持ピン11,11を介して取り付け、脱穀機4と
の間に設けられる他側のフック部(図示せず)を解除す
ることにより、該支持ピン11,11を中心に後方側に
向けて開動可能となるように枢支されている。また図3
に示すように、上記後フレーム10はその上端部を脱穀
機4の天板カバー41を支持する支持フレーム42と、
ボルト43を介して締着することにより剛体構造に枠組
みしている。
【0013】13は前フレーム54と後フレーム10の
上方を取付部14を介して着脱可能に連結するように横
設された丸パイプ状の横フレームであり、該横フレーム
13はその長手方向で穀粒タンク6を取り付け固定する
と共に、その両端を下方に屈曲形成することにより該横
フレーム13の央部を撓ませることなく安定支持させな
がら、作業者の手摺りとして把持し易い高さとなし、且
つ下方に袋掛具7を備えた広い空間部の袋詰部71を形
成するようにしている。実施例に示す上記穀粒タンク6
は、前後方向にシャッタ付きの排出筒61,61を夫々
有する2連の漏斗状ホッパに形成され、各ホッパに対応
する外側部62を所定間隔を設けて横フレーム13から
突設した取付片13aに、ボルト13bにより締着し取
り付け固定している。
【0014】これにより、横フレーム13は穀粒タンク
6の穀粒充填時の重量が偏寄して大きくかかるタンク外
側を的確に支持し、その重量を前フレーム54と後フレ
ーム10に分担支持させると共に、横フレーム13の手
摺り部となる長手部を穀粒タンク6から外側方の適正部
位に離間させて、作業者が該横フレーム13を容易に把
持できるようになし、安全な収穫作業を良好に行うよう
にしている。15は作業者が乗車可能な補助デッキであ
り、機台1aの袋詰部71の外側に沿って折り畳み収納
可能に突設している。
【0015】また穀粒タンク6は、前記支持構成に併せ
脱穀機側寄りのタンク内壁63を、1番螺旋44から立
設した揚穀筒45の排出口45aに、取付板45bを介
してボルト46により着脱可能に取り付けることによ
り、穀粒タンク6を安定支持させると共に組付け及び分
解を簡単に行うことができるようにしている。即ち、穀
粒タンク6は横フレーム13の取付片13a,13a及
び揚穀筒45の取付板45bに載せ掛けた状態で、ボル
ト13bとボルト46を緊緩することにより簡単に着脱
することができる。
【0016】また袋掛具7は、穀粒袋Fを袋掛けする2
対の袋掛杆72を横枠73に突設すると共に、該横枠7
3の屈折させた両側を、脱穀機4から袋詰部71側に膨
出させた処理胴室47の側壁に固着した取付具74と、
前記前フレーム54に固着した付具74とに挿脱可能に
嵌挿させて簡単に取着するようにしている。48は2番
螺旋48aに連結させた2番還元筒であり、前記揚穀筒
45と略平行となるように斜め方向に立設している。2
0はエンジンEの燃料タンクであり、袋詰部71の空間
部において後方側に設置することにより、袋詰作業の邪
魔とならないように設けられている。
【0017】上記構成した本発明によれば、刈取部3で
刈り取られた穀稈は脱穀機4で脱穀され、脱穀済の排稈
は排稈カッタ9によって裁断されて地上に散布される。
また脱穀された穀粒は、1番螺旋44から揚穀筒45で
揚穀され排出口45aから穀粒タンク6内に収容され、
適時に排出筒61を介し袋掛具7に袋掛けされた袋F内
に排出され袋詰めされる。このとき、作業者は穀粒タン
ク6を取り付ける取付片13bによって、把持し易い部
位に設置された横フレーム13を、手摺りとして利用す
ることができるので安全な収穫作業を良好に行うことが
できる。
【0018】また穀粒タンク6は、機台1aの前後部に
おいて夫々剛体構造によって立設される、エンジン室フ
レーム52を構成する前フレーム54、及び排稈カッタ
9を開動可能に安定支持する後フレーム10を利用し
て、両フレーム54,10を横フレーム13により一体
的な剛体枠に連結形成したうえ、穀粒タンク6の外側寄
りを該横フレーム13上に、前後方向に所定間隔設け取
付片13aを介して取り付けると共に、穀粒タンク6の
内側壁寄りを脱穀機4に強固に立設した揚穀筒45の排
出口45aに取り付けることにより、三点支持状に安定
よく支持することができるので、穀粒タンク6の組付け
及びその位置決め作業を精度よく容易に行うことができ
ると共に、穀粒充填時の自重並びに機体の振動等で穀粒
タンク6が外側下方に倒されたり、横揺れ等を生ずるこ
となく強固に安体よく支持され良好な収穫作業を遂行す
ることができるものである。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0020】請求項1により、穀粒タンクの前後部に機
台から立設した前フレーム及び後フレームを横フレーム
で連結することにより一体的な剛体枠に形成し、この横
フレームに穀粒タンクの外側寄りを取り付け固定したの
で、穀粒タンクを安定よく強固に支持すると共に、支持
構成を簡潔となし廉価に製作をすることができる。また
上記取り付け構成による穀粒タンクは、袋詰部を簡潔な
構成の広い空間部にすることができ、袋詰作業並びに周
囲のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
【0021】請求項2により、機台に立設した前後のフ
レームを横フレームで連結し、該横フレームに穀粒タン
クを取り付けたので、穀粒タンクは安定よく強固に支持
されると共に、エンジン室フレーム及び後処理装置を構
成するフレームの有効利用を図り、部品点数の少ない支
持構成が可能となり簡潔で廉価な穀粒タンクの取付装置
を提供することができる。
【0022】請求項3により、タンク重量が偏寄してか
かる穀粒タンクの外側寄りを横フレームの長手方向で的
確に支持し、内側寄りを揚穀筒により3点支持状に支持
するので、穀粒タンクの機体への組付けを容易に行うこ
とができると共に、簡単な構成で安定よく強固に支持し
横揺れ等を確実に防止することができる。
【0023】請求項4により、横フレームを連結部材に
より穀粒タンクの外側面から離間させ、作業者が把持し
易い部位に設けることにより手摺りに兼ねて構成するこ
とができ、作業者の安全を図ると共に穀粒タンクの適所
を強固に取り付け固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を備えたコンバインの側面図。
【図2】図1の要部を一部破断をして示す側面図。
【図3】図2を一部破断をして示す側面図。
【符号の説明】
1a 機台 2 走行装置 4 脱穀機 6 穀粒タンク 7 袋掛具 8 穀粒収納部 9 後処理装置(排稈カッタ) 10 後フレーム 13 横フレーム 13a 連結部材(取付片) 52 エンジン室フレーム 54 前フレーム 71 袋詰部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置を有する機台に搭載した脱穀機
    の一側に、穀粒タンクと袋詰部を上下方向に配設した収
    穫機において、該穀粒タンクの前後部で前フレームと後
    フレームを機台から立設すると共に、前後両フレームの
    上方を横フレームで連結し、前記穀粒タンクの外側寄り
    を該横フレームに取り付け固定することを特徴とする収
    穫機における穀粒タンクの取付装置。
  2. 【請求項2】 前フレームを機台の前方に設置されるエ
    ンジン室フレームとなし、且つ、後フレームを脱穀機後
    部に設置される後処理装置の支持フレームとした請求項
    1記載の収穫機における穀粒タンクの取付装置。
  3. 【請求項3】 穀粒タンクはその外側寄りの複数箇所を
    長手方向に所定間隔を設けて横フレームに取り付けると
    共に、内側寄りを脱穀機から立設する揚穀筒に取り付け
    て固定する請求項1記載の収穫機における穀粒タンクの
    取付装置。
  4. 【請求項4】 横フレームは連結部材を介して穀粒タン
    クを、その外側面から離間させて取り付け作業者の手摺
    りを兼用させた請求項1記載の収穫機における穀粒タン
    クの取付装置。
JP16601794A 1994-06-24 1994-06-24 収穫機における穀粒タンクの取付装置 Pending JPH0852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16601794A JPH0852A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 収穫機における穀粒タンクの取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16601794A JPH0852A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 収穫機における穀粒タンクの取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0852A true JPH0852A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15823375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16601794A Pending JPH0852A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 収穫機における穀粒タンクの取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0852A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183816A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Kubota Corp コンバイン
JP2020065498A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 株式会社クボタ 収穫機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183816A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Kubota Corp コンバイン
JP2020065498A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 株式会社クボタ 収穫機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0144227B1 (en) Grass bag attachment for a combination lawn mower and tractor
JPH0852A (ja) 収穫機における穀粒タンクの取付装置
CN102461389B (zh) 联合收割机
JPH0414982Y2 (ja)
JPH0751Y2 (ja) コンバインにおける大型籾袋用籾供給装置
JPH0754Y2 (ja) 穀粒タンクを備えたコンバイン
JPS595290Y2 (ja) 自走自脱
JP2594792B2 (ja) ハーベスタの結束機
JPH0639563Y2 (ja) 揚上筒の補強構造
JPS6013337Y2 (ja) 移動農機における運転席のステ−
JPS5837241Y2 (ja) コンバインにおける籾袋受台
JPH0636667Y2 (ja) 自走脱穀機における穀稈供給架台
JPH084845Y2 (ja) コンバインにおける籾処理装置
JPH0750Y2 (ja) コンバインにおける穀粒処理装置
JPS5843500Y2 (ja) コンバインのフレ−ム構造
JP2537711Y2 (ja) コンバイン
JP3356377B2 (ja) 収穫機
JPS5921617Y2 (ja) コンバインにおける背当
JP2729938B2 (ja) コンバインにおける穀粒タンクの補助取出し装置
JPH0210901Y2 (ja)
JP3826630B2 (ja) コンバイン
JPH08242678A (ja) コンバインの大形籾袋吊持装置
JPH0722629U (ja) 収穫機における籾受フロア
JPS642603Y2 (ja)
JPS581159Y2 (ja) コンバインにおける補助籾受台掛止構造