JPH08502997A - 非線形光学用の非対称置換フルオレン類 - Google Patents
非線形光学用の非対称置換フルオレン類Info
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- JPH08502997A JPH08502997A JP6513174A JP51317494A JPH08502997A JP H08502997 A JPH08502997 A JP H08502997A JP 6513174 A JP6513174 A JP 6513174A JP 51317494 A JP51317494 A JP 51317494A JP H08502997 A JPH08502997 A JP H08502997A
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- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
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- G02F1/355—Non-linear optics characterised by the materials used
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Abstract
(57)【要約】
次の一般式:
で示される非線形光学活性を有する化合物:ただし、上記の式においてDおよびAはそれぞれ電子供与性基と電子受容性の基であり、R1とR2は芳香族架橋基であり、XとYは、望ましくは、重合反応に参加する能力のある基である。この化合物は高分子系の光変調装置に使用するのに適している。
Description
【発明の詳細な説明】
非線形光学用の非対称置換フルオレン類
発明の背景
大きい二次非線形光学(NLO)応答性を有する有機高分子材料は通信、デー
タ記憶および演算を含めて光学的用途に興味のあるものである。重要な用途には
導波管、相互連結体(interconnects)、スイッチ等がある。これ
ら高分子材料が、このような用途に通常用いられている無機の材料、例えばLi
NbO3よりも優れている利点には、速い応答時間、広い周波数範囲にわたる大
きい電気-光学的応答性、低い誘電率、シリコン・ウエーハ技術への適合性、そ
の他がある。しかし、従来技術で知られているNLO活性重合体は使用温度条件
での長期間安定性に欠け、その実用的有用性が制約される。本発明は、芳香族環
の非対称な置換によりNLO活性の大きいフルオレン系化合物を提供するもので
ある。重合を可能にする官能基を有するこのような化合物はガラス転移温度の高
いNLO活性重合体の製造に利用可能であり、全てがホスト-ゲスト重合体系で
の添加物として用いることができる。その中の或るものは非-中心対称性結晶に
成長させることができる。
発明の要約
本発明は一般式(I):
を有する化合物[本明細書では“NLO発色団化合物(NLO chromop
hores)”とも呼ばれる]を提供するものである:ただし、上記の式におい
て
mおよびnは、独立に、1から4の整数であり;
R1およびR2は異なるD-R1-およびA-R2-基中で同一または異なる基であっ
て、それぞれ独立に-Ar-、-Ar-CH=CH-またはAr-C≡C-であり、こ
こでArはフェニレン、ビフェニレン、ナフタレンおよびチエニレンより成る群
から選ばれる二価の架橋基であり;
Aは異なるA-R2-基中で同一または異なる基であって、-NO2、-CN、-S
O2R、-SO2RF、-COOR、-C(CN)=C(CN)2または-CH=C(C
N)2であり、ここで
RFは-CnF2n+1(nは1から10の整数である)であり;
Rは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり;
Dは異なるD-R1-基中で同一または異なる基であって、-NH2、-NHR、-
NR2、-OH、-OR、-SHまたは-SRであり、ここでRは炭素数1から約1
0の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり;
XおよびYはそれぞれ独立にH、-NH2、-NHR、-NR2、-OH、
より成る群から選ばれ、ここで
nは1から約10の整数であり、そして
Rは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基である。
本発明の目的に関し、“非線形光学(NLO)”という用語は、加えられた電
(光学)場または電磁(光学)場に対する分極(体積当たりの双極子モーメント
)の非線形応答性で特性化される材料を一括して意味するものである。一般に、
NLO材料は非線形応答の“次数(order)”によって分類される。しかし
て、二次NLO材料は加えられた場の二乗で応答する。二次NLO現象の例に含
まれるのは二次高調波発生(入射光の二倍の周波数の光の発生)、光整流(加え
られた光放射に応答しての電場の発生);および電気光学効果(印加電場に応答
しての光屈折率の変化)である。三次NLO材料は加えられた電場または電磁場
の三乗で応答する。三次NLO現象の例に含まれるのは三次高調波発生(入射光
の三倍の周波数の光の発生)、および和および差周波数発生(sum and differen
ce frequency generation)(二つの適用光周波数の存在下での新しい光周波数
の発生)である。
本発明のNLO活性発色団化合物は、π-連鎖結合で連結されている[上記の
式(I)においてDで示される]電子供与性基と[上記の式(I)においてAで
示される]電子受容性基の両方を含んでいる。これら発色団化合物は光学的に透
明な(一般に非晶性の)重合体中に、例えば光学的に活性な導波管製造用の光学
的に活性な組成物を作るために、ブレンドなどによって導入することができる。
重合反応に参加できるXおよびY末端基を有するNLO発色団化合物のこのよう
な化合物は重合(または共重合)により同じ目的に有用な光学的に活性な透明な
重合体にすることができる単量体である。
このような発色団化合物のNLO活性は、それぞれAおよびD基の電子受容性
と電子供与性の強さおよびπ-連鎖の長さ(その他の性質が同等である場合、π-
連鎖の長さが長ければ長い程、NLO活性は大きい)によって決まる。しかし、
多くのNLO活性の有機化合物では、π-連鎖の延長による有利な効果はπ単位
を結合する一重結合の自由回転によって相殺される。本発明の発色団化合物では
、π-結合(1個または複数)の回りでの回転の構造-関連抑制[“平面構造化(
planarization)”としても知られている]がそれらのNLO活性
を極大化する。これらのNLO発色団化合物を含む高分子系を二次NLO過程に
対して活性にするには、それらは非-中心対称に整列[“極化(poled)”
]していなければならない。これは、電場極化(poling)によって、例え
ばその重合体のフィルムにそのガラス転移温度(Tg)より高い温度で電場を加
え、次いで電場を加えたままTgより低い温度に冷却することによって達成する
ことができる。
このような発色団化合物およびそれらを導入した重合体組成物の実用性にとっ
ては、高いNLO活性の他に、他の化学的および物理的特性が本質的に重要であ
る。それらは、スピン・コーティング用溶剤に対する適当な溶解度と、スピン・
コーティング(spin coating)法で塗布して薄膜にすることができ
るように十分な分子量を持つべきであり;所望とされる光周波数範囲で透明でな
ければならず;そして“極化”薄膜の使用温度での熱緩和(脱配向)を防ぐ高い
ガラス転移温度(Tg)を持つべきである。
上記の式(I)のNLO発色団化合物は、高い熱安定性を有する重合体を提供
すことが知られているタイプの単量体中で、空間的に離れ、剛いπ-系によって
結合されたAおよびD基を有している。重合活性基[上記の式(I)中のXおよ
びY基]とNLO活性を示すための活性基[上記の式(I)中のAおよびD基]
はお互いに独立しており、非干渉性である。
これらの発色団化合物は、アクリレート類およびメタクリレート類のような光
学的に透明な重合体に混ぜると、得られる重合体組成物からスピン・コーティン
グ法によって、極化するとEO活性になるNLO活性フィルムまたは導波管を得
ることができる。
これらの発色団化合物は(XおよびY基の中に)重合活性部位を備えているこ
とが可能であり、この形でこれらはNLO活性の単独-および共重合体を作る単
量体として適している。
最後に、非中心対称単結晶の形で、これら発色団化合物はNLO活性である。
詳細な説明および推奨される態様
上記の式(I)のNLO発色団化合物は、一般に、下記において説明される三
工程法で既知のフルオレン誘導体から出発して合成することができる。以下の説
明において、D、A、X、Y、R1、R2、mおよびnは一般式(I)のNLO発
色団化合物との関連で前に説明した意味を有し、これまで用いられていない用語
は最初に用いられる時に定義する。
第1工程はフルオレン誘導体の出発材料の9-カルボニル基の保護である:
ただし、上記の式においてZ1およびZ2は、独立に、-NO2またはハロゲ
であり、ここでRは-CnH2n+1であり、R′は-(CH2)-(各場合、n=2〜
3である)である。
第2工程では、第1工程の生成物の置換基Z1とZ2が希望のD-R1とD-R2基
で置き換えられる:
ただし、上記の式においてZ1、Z2、R1、R2、D、AおよびQは前に説明し
た意味を持つ。
第3工程は9-カルボニル基の脱保護とそのカルボニル基の縮合と、(Xおよ
び/またはYが-OH、-NH2、-NHR、-NR2、-SH、-ORおよび-SR以
外のものである場合のように)、必要ならまたは希望するなら、上記に続く官能
基化である:
ただし、上記の式においてX′およびY′はH、-OH、-NH2、-NHR、-
NR2、-SH、-ORまたは-SR(Rは式Iとの関連で上に規定した通りである
)であり;mおよびnは1から4であり;A、D、R1およびR2は上に述べた意
味を持つ。Xおよび/またはYが-OH、-NH2、-NHR、-N
R2、-SH、-ORまたは-SR以外のものである場合、Xおよび/またはY置換
基は、脱保護反応に続いて、下に示したような官能基交換反応によって導入され
る。
上記の反応式において、置換基は全て前記の意味を持つ。
工程1から3の実施態様を次に模式的に示す:
工程1
工程2
工程2−続き
工程2−続き
工程3
本発明のNLO発色団化合物を導入した、NLO活性フィルムおよび導波管を
作るためのフィルム形成性組成物は上記の式(I)の化合物と、ポリメタクリレ
ート(PMA)、ポリメチチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレンおよ
びポリカーボネートより成る群から適切に選ばれる、通常非晶性の重合体である
光学的に透明な重合体とを含んでなり、この組成物中で式(I)の化合物はこれ
と重合体を合わせた重量の約1から約60重量パーセント含まれている。これら
の組成物はその融解物または適当な溶媒に溶かした溶液から、極化後にNLO活
性になるフィルムまたは導波管を作るために、適切な基材に塗布される。
実施例1
ディーンースターク(Dean-Stark)コンデンサーを備えた三つ口フ
ラスコに150部の2,7-ジニトロ-9-フルオレノン、800部のクロロべン
ゼン、25部のp-トルエンスルホン酸1水和物、100部のトルエンおよび5
00部のエチレングリコールを入れた。この混合物を160℃で96時間攪拌し
た。冷却後、生成物を濾取し、エチルエーテルで洗い(2×100部)、真空乾
燥した。170部(収率97%)の生成物が得られた。
この生成物を1Hおよび13C NMRで特性化した;その構造は標記の構造と
一致した。13C NMR[δ(ppm)、炭素原子の番号]:148.8,2C
;146.7,2C,142.6,2C,126.8,2C:123.1,2C
,119.3,2C;109.8,1C;66.3,2C。1H NMR[δ(
ppm)、水素原子の番号]:8.45,2H;8.37,2H;8.22,2
H;4.50,4H。
実施例2
反応フラスコに66.0部の実施例1の生成物と1000部のクロロベンゼン
を入れた。この混合物を100℃で均一になるまで攪拌し、次いで8部の5%パ
ラジウム/活性炭と250部のトリエチルアミンを加えた。この反応混合物に1
0部のギ酸を滴下した。滴下後、その混合物をこの温度で更に1時間加熱し、次
いで冷却し、濾取し、水で洗浄し、塩化カルシウム上で乾燥した。溶媒を除去し
た後、生成物をシリカゲル[メルク社(Merck)、グレード60、230〜
400メッシュ]を充填したクロマトグラフカラム中で更に精製し、酢酸エチル
とヘキサンの1:1混合物で展開した。40部(収率67%)の生成物が得られ
た。
この生成物を1Hおよび13C NMRで特性化した;その構造は標記の構造と
一致した。13C NMR[δ(ppm)、炭素原子の番号]:151.8,1C
;147.7,1C;147.5,1C,145.1,1C;144.5,1C
;126.7,1C;123.7,1C;123.1,1C,118.5,1C
;118.3,1C,115.2,1C;110.4,1C,109.3,1C
;66.6,2C。1H NMR[δ(ppm)、水素原子の番号]:8.25
,1H;8.12,1H;7.65,1H;7.52,1H;6.78,1H;
6.65,1H:5.85,2H;4.42,2H;4.32,2H。
実施例3
三つ口フラスコに10部の実施例2の生成物、30部のトリメチルホスフェー
ト、20部の重炭酸ナトリウムおよび20部のジメチルスルホキシドを加えた。
この混合物を160℃で2時間攪拌した。室温迄冷却した後、この混合物を20
00部のエチルエーテルで稀釈し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液で洗っ
た(4×500部)。溶媒を除去した後、生成物をシリカゲル(メルク社、グレ
ード60、230〜400メッシュ)を充填したクロマトグラフカラム中で更に
精製し、酢酸エチルとへキサンの1:2混合物で展開した。9部(収率82%)
の生成物が得られた。
この生成物を1Hおよび13C NMRで特性化した;その構造は標記の構造と
一致した。13C NMR[δ(ppm)、炭素原子の番号]:152.4,1C
;147.8,1C;147.4,1C;145.5,1C;145.2,1C
;126.9,1C;124.1,1C;123.1,1C;118.9,1C
:118.7,1C:113.8,1C;110.8,1C;107.6,1C
;66.0,2C;40.3,2C。1H NMR[δ(ppm)、水素原子の
番号]:8.2,1H;8.15,1H;7.65,2H;6.82,1H;6
.75,1H:4.42,4H;3.0,6H。結晶生成物のX線結晶分析によ
り、これは非-中心対称性であることが確かめられた。この生成物は単斜晶系で
、空間群P21/nであった。
実施例4
テフロンバルブを備えた封管に15部の実施例3の生成物、15部のp-トル
エンスルホン酸1水和物および60部のアニリンを加えた。この混合物を100
℃で16時間攪拌し、室温迄冷却し、そして100部のメタノールルで稀釈した
。この稀釈溶液をメタノール:水/33:67容量%の混合溶媒1000部に滴
下した。沈殿した固体を集め、乾燥し、次いでシリカゲル(メルク社、グレード
60、230〜400メッシュ)を充填したクロマトグラフカラム中で精製し、
酢酸エチルとへキサンの1:1混合物で展開した。11部(収率53%)の生成
物が得られた。
この生成物を1Hおよび13C NMRで特性化した;その構造は標記の構造と
一致した。13C NMR[δ(ppm)、炭素原子の番号]:156.5,1C
;153.0,1C;152.3,1C;148.1,1C;146.0,1C
;145.7,2C;135.5,2C;129.6,4C,126.3,1C
;124.2,1C,122.9,1C;121.7,1C;118.5,1C
;115.5,4C;109.6,1C;64.7,1C;41.0,2C。1
H NMR[δ(ppm)、水素原子の番号]:8.20,1H;8.12,1
H;7.6,2H;7.0,4H;6.7,2H;6.55,4H;3.6,4
H;3.0,6H。
実施例5
反応フラスコに5部の実施例3の生成物、20部のN-メチルアニリンおよび
4.5部のp-トルエンスルホン酸1水和物を加えた。この混合物を140℃で
3時間攪拌し、次いで100℃で16時間攪拌した。この反応混合物に200部
の30%メタノール水溶液に加えることによって固体生成物を沈殿させ、そして
シリカゲル(メルク社、グレード60、230〜400メッシュ)を充填したク
ロマトグラフカラム中で更に精製し、酢酸エチルとヘキサンの1:1混合物で展
開した。4.6部(収率62%)の生成物が得られた。
この生成物を1Hおよび13C NMRで特性化した;その構造は標記の構造と
一致した。13C NMR[δ(ppm)、炭素原子の番号]:156.8,1C
;153.3,1C;152.3,1C;148.6,2C;148.2,1C
;146.0,1C;134.2,2C,129.7,4C;126.2,1C
;124.5,1C;123.0,1C;121.7,1C,118.7,1C
;115.0,4C;112.6,1C;109.4,1C;64.6,1C;
41.0,2C;31.2,2C。1H NMR[δ(ppm)、水素原子の番
号]8.20,1H;8.12,1H;7.6,2H;7.1,4H;6.8,
6H;4.15,2H;3.9,2H;3.3,2H;3.0,6H;2.85
,2H;2.75,2H。
実施例6
テフロンバルブを備えた封管に9.4部の実施例3の生成物、9.5部のp-
トルエンスルホン酸1水和物および34部のフェノールを加えた。この混合物を
120℃で16時間攪拌し、室温迄冷却し、そして80部のメタノールで稀釈し
た。この稀釈溶液をメタノール300部と水700部の混合物に加えた。沈殿し
た固体を集め、アセトン100部に溶解し、次いで水で再沈殿した。10部(収
率76%)の生成物が得られた。
この生成物を1Hおよび13C NMRで特性化した;その構造は標記の構造と
一致した。13C NMR[δ(ppm)、炭素原子の番号]:157.7,2C
;157.2,1C,153.7,1C;153.4,1C;149.0,1C
,146.7,1C;137.4,2C;130.4,4C,126.7,1C
,124.9,1C,123.9,1C,122.0,1C;119.7,1C
;116.4,4C;110.2,1C;65.4,1C;40.9,2C。1
H NMR[δ(ppm)、水素原子の番号]:8.20,1H;8.12,1
H;7.6,2H;7.0,4H;6.7,2H;6.55,4H;3.6,4
H;3.0,6H。
実施例7
反応フラスコに5部の実施例5の生成物、21部のエピクロロヒドリンおよび
0.11部の水を加えた。この混合物を室温で均一になるまで攪拌し、0.27
部の水酸化ナトリウムを加え、この反応混合物を100℃で1時間加熱した。次
いで、1.58部の水酸化ナトリウムを6回に分けて加え、次いで発熱が認めら
れなくなる迄攪拌を続けた。過剰のエピクロロヒドリンを減圧下、95℃以下の
温度で留去した。次いで、この混合物にトルエンを2部加えた。沈殿した塩化ナ
トリウムを濾別した。溶媒を除去した後、この生成物をシリカゲル(メルク社、
グレード60、230〜400メッシュ)を充填したクロマトグラフカラム中で
更に精製し、酢酸エチルとヘキサンの1:1混合物で展開した。4.6部(収率
84%)の生成物が得られた。
この生成物を1Hおよび13C NMRで特性化した;その構造は標記の構造と
一致した。13C NMR[δ(ppm)、炭素原子の番号]:158.0,2C
;156.0,1C,152.3,2C;148.1,1C;146.0,1C
;138.2,2C;129.7,4C;126.2,1C;124.5,1C
;123.0,1C;121.7,1C;118.7,1C;115.0,4C
;112.6,1C;109.4,1C;69.3,2C;64.6,1C;5
0.6,2C;45.2,2C;41.0,2C。1H NMR[δ(ppm)
、水素原子の番号]:8.20,1H;8.12,1H;7.6,2H;7.1
,4H;6.8,6H;4.15,2H;3.9,2H;3.3,2H;3.0
,6H;2.85,2H;2.75,2H。
実施例8
実施例3〜6の生成物の電気光学係数の測定
実施例3〜6の各生成物10重量部を重合体マトリックスとしてのポリメタク
リル酸メチル90部とブレンドした。この重合体ブレンド1部をジグライム3部
に溶かした溶液を、厚さ1000オングストロームの導電性のアルミニウム層で
部分的に被覆した石英基材上にスピン・コーティングで塗布した。このアルミニ
ウム層に、光リソグラフィーにより、スリットタイプの電極(大きさ5mm×9
mm、電極間距離25ミクロン)を形成させた。溶媒のジグライムを116℃で
蒸発させると、約1.0ミクロンの厚みの重合体薄膜が生成した。この試料を真
空チャンバーに入れ、10-5トルの減圧にし、この真空チャンバー中でそのアル
ミニウム電極に電気的結線を付け、次いでこの試料を116℃に加熱した。この
電極に直流電圧を加え、電極の間隙領域の薄膜に0.5MV/cmの強さの静電
場が掛かるようにした。次いで、この試料を電場を加えたまま冷却した。この冷
却試料を改良セナーモン(Senarmont)補償装置に取り付け、0.81
ミクロンのダイオード・レーザーを用いて、テー.ヨシマラ(T.Yoshim
ara)のJ.Appl.Phys.、62、2027(1987)によって報
告されたような測定を行った。位相の遅れと印加電圧は直線関係を示し、この生
成物が非-中心対称的に整列されており、光学的に非線形であることが確かめら
れた。電気光学係数r33(pm/V)を632.8nm、670nmおよび81
0nmで測定した。結果を以下にまとめて示す:
本発明の望ましい態様は次の通りである(全て、上記の式Iを参照している)
。
望ましい態様の一つを、重合することができる化合物によって説明する。これ
らは、式Iで規定される化合物であって、XおよびYが-OR、-SRおよび-
NR2以外の場合である。
ーR1ーD基の位置は2および4位が望ましく、最も望ましい位置は2位である
。
ーR1ーA基の位置は5および7位が望ましく、最も望ましい位置は7位である
。
mとnは、望ましい態様では、1である。
X置換基は2´、4´および/または6´位にあるのが望ましく、そして若し
mが1なら4´位にあることが推奨される。
Y置換基は2”、4”および/または6”位にあるのが望ましく、そして若し
nが1なら4”位にあることが推奨される。
R1およびR2はArであるのが望ましく、フェニレン基およびチエニレン基が
望ましい態様の特定例である。
Aは、望ましくは、ーNO2、ーCN、ーSO2R、ーSO2RFまたはーCOORで
ある。
DはーNR2、ーSRまたはーORであるのが望ましい。
望ましいXおよびYは、独立に、ーOH、ーNH2、ーNHRおよび
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1994年11月18日
【補正内容】差し替え用紙第1頁〜第3頁の翻訳文:原翻訳文第1頁1行〜第3頁8行(明細 書・・・・・導入することができる。)と差し替える
明 細 書
非線形光学用の非対称置換フルオレン類
発明の背景
大きい二次非線形光学(NLO)応答性を有する有機高分子材料は通信、デー
タ記憶および演算を含めて光学的用途に興味のあるものである。重要な用途には
導波管、相互連結体(interconnects)、スイッチ等がある。これ
ら高分子材料が、このような用途に通常用いられている無機の材料、例えばLi
NbO3よりも優れている利点には、速い応答時間、広い周波数範囲にわたる大
きい電気ー光学的応答性、低い誘電率、シリコン・ウエーハ技術への適合性、そ
の他がある。しかし、従来技術で知られているNLO活性重合体は使用温度条件
での長期間安定性に欠け、その実用的有用性が制約される。JP5,011,1
15;JP2,084,472;JP4,345,608を参照されたい。本発
明は、芳香族環の非対称な置換によりNLO活性の大きいフルオレン系化合物を
提供するものである。重合を可能にする官能基を有するこのような化合物はガラ
ス転移温度の高いNLO活性重合体の製造に利用可能であり、全てがホストーゲ
スト重合体系での添加物として用いることができる。その中の或るものは非ー中
心対称性結晶に成長させることができる。
発明の要約
本発明は一般式(I):
を有する化合物[本明細書では“NLO発色団化合物(NLO chromop
hores)”とも呼ばれる]を提供するものである:ただし、上記の式におい
て
mおよびnは、独立に、1から4の整数であり;
R1およびR2は所望によって存在するもので、基DーR1ーおよびAーR2ー中で同
一または異なる基であって、ーArー、ーArーCH=CHーおよびArーC≡Cーよ
り成る群から選ばれ、ここでArはフェニレン、ビフェニレン、ナフタレンおよ
びチエニレンより成る群から選ばれる二価の架橋基であり;
AはーNO2、ーCN、ーSO2R、ーSO2RF、ーCOOR、ーC(CN)=
C(CN)2またはーCH=C(CN)2であり、ここで
RFはーCnF2n+1(nは1から10の整数である)であり;
Rは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり;
DはーNH2、ーNHR、ーNR2、ーOH、ーOR、ーSHまたはーSRであり、こ
こでRは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり;
XおよびYはそれぞれ独立にH、ーNH2、ーNHR、ーNR2、ーOH、
NR”2より成る群から選ばれ、ここで
nは1から約10の整数であり、
Rは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり、そ
して
本発明の目的に関し、“非線形光学(NLO)”という用語は、加えられた電
(光学)場または電磁(光学)場に対する分極(体積当たりの双極子モーメント
)の非線形応答性で特性化される材料を一括して意味するものである。一般に、
NLO材料は非線形応答の“次数(order)”によって分類される。しかし
て、二次NLO材料は加えられた場の二乗で応答する。二次NLO現象の例に含
まれるのは二次高調波発生(入射光の二倍の周波数の光の発生)、光整流(加え
られた光放射に応答しての電場の発生);および電気光学効果(印加電場に応答
しての光屈折率の変化)である。三次NLO材料は加えられた電場または電磁場
の三乗で応答する。三次NLO現象の例に含まれるのは三次高調波発生(入射光
の三倍の周波数の光の発生)、および和および差周波数発生(sum and differen
ce frequency generation)(二つの適用光周波数の存在下での新しい光周波数
の発生)である。
本発明のNLO活性発色団化合物は、πー連鎖結合で連結されている[上記の
式(I)においてDで示される]電子供与性基と[上記の式(I)においてAで
示される]電子受容性基の両方を含んでいる。これら発色団化合物は光学的に透
明な(一般に非晶性の)重合体中に、例えば光学的に活性な導波管製造用の光学
的に活性な組成物を作るために、ブレンドなどによって導入することができる。差し替え用紙第22〜23頁(請求の範囲1〜4)の翻訳文:原翻訳文第20頁 1行から第21頁の請求の範囲第4項の末尾までと差し替える
請求の範囲
1.次の一般式:
を有する化合物:ただし、上記の式において
mおよびnは、独立に、1から4の整数であり;
R1およびR2は所望によって存在するもので、基DーR1ーおよびAーR2ー中で同
一または異なる基であって、ーArー、ーArーCH=CHーおよびArーC≡Cーよ
り成る群から選ばれ、ここでArはフェニレン、ビフェニレン、ナフタレンおよ
びチエニレンより成る群から選ばれる二価の架橋基であり;
AはーNO2、ーCN、ーSO2R、ーSO2RF、ーCOOR、ーC(CN)=
C(CN)2またはーCH=C(CN)2であり、ここで
RFはーCnF2n+1(nは1から10の整数である)であり;
Rは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり;
DはーNH2、ーNHR、ーNR2、ーOH、ーOR、ーSHまたはーSRであり、こ
こでRは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり;
XおよびYはそれぞれ独立にH、ーNH2、ーNHR、ーNR2、ーOH、
NR”2より成る群から選ばれ、ここで
nは1から約10の整数であり、
Rは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり、そ
して
2.XおよびYが、独立に、ーNH2、ーNHR、ーOH、ーSH、ーCOOH、
載の化合物。
3.XおよびYが、独立に、H、ー0R、ーSRおよびーNR2より成る群から選
ばれる、請求の範囲第1項に記載の化合物。
4.請求の範囲第1項に記載の化合物を約1から約60重量パーセント分散し
て含んでいる光学的に透明な重合体のマトリックスからなる組成物。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C07C 69/94
215/46
255/32
255/49
317/02 7419−4H
321/12 7419−4H
C07D 303/24 7329−4C
C08K 5/00
C08L 25/06 LEJ 7211−4J
33/10 LHV 8619−4J
69/00 KKJ 8619−4J
G02F 1/35 504 9316−2K
(72)発明者 シャン,ジアンヒュイ
アメリカ合衆国ニュージャージー州08829,
ハイブリッジ,ロビン・レーン 2
(72)発明者 ナハタ,アジェイ
アメリカ合衆国ニュージャージー州07065,
ローウェイ,メイン・ストリート 1181
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.次の一般式: を有する化合物:ただし、上記の式において mおよびnは、独立に、1から4の整数であり; R1およびR2は異なるD-R1-およびA-R2-基中で同一または異なる基であっ て、それぞれ独立に-Ar-、-Ar-CH=CH-またはAr-C≡C-であり、こ こでArはフェニレン、ビフェニレン、ナフタレンおよびチエニレンより成る群 から選ばれる二価の架橋基であり; Aは異なるA-R2-基中で同一または異なる基であって、-NO2、-CN、-S O2R、-SO2RF、-COOR、-C(CN)=C(CN)2または-CH=C(C N)2であり、ここで RFは-CnF2n+1(nは1から10の整数である)であり; Rは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり; Dは異なるD-R1-基中で同一または異なる基であって、-NH2、-NHR、- NR2、-OH、-OR、-SHまたは-SRであり、ここでRは炭素数1から約1 0の直鎖、分岐または環状のアルキル基であり; XおよびYはそれそれ独立にH、-NH2、-NHR、-NR2、-OH、 より成る群から選ばれ、ここで nは1から約10の整数であり、そして、 Rは炭素数1から約10の直鎖、分岐または環状のアルキル基である。 2.XおよびYが、独立に、-NH2、-NHR、-OH、-SH、-COOH 載の化合物。 3.XおよびYが、独立に、H、-OR、-SRおよび-NR2より成る群から選 ばれる、請求の範囲第1項に記載の化合物。 4.請求の範囲第1項に記載の化合物を約1から約60重量パーセント分散し て含んでいる光学的に透明な重合体のマトリックスからなる組成物。 5.請求の範囲第1項に記載の化合物を分散して含んでいる、ポリメタクリレ ート、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレンおよびポリカーボネートより成 る群から選ばれる重合体のマトリックスからなる組成物。 6.請求の範囲第2項に記載の化合物を分散して含んでいる、ポリメタクリレ ート、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレンおよびポリカーボネートより成 る群から選ばれる重合体のマトリックスからなる組成物。 7.重合体マトリックスがポリメタクリレート、ポリメチルメタクリレートま たはその混合物からなる、請求の範囲第6項に記載の組成物。 8.請求の範囲第1項に記載の化合物が次の: 化合物より成る群から選ばれる、請求の範囲第7項に記載の組成物。 9.重合体マトリックスがポリメチルメタクリレートである、請求の範囲第8 項に記載の組成物。 10.印加電場中でTgより高い温度に加熱し、次いで印加電場中でTgより 低い温度に冷却することにより極化されている、請求の範囲第5項に記載の組成 物。 11.印加電場中でTgより高い温度に加熱し、次いで印加電場中でTgより 低い温度に冷却することにより極化されている、請求の範囲第7項に記載の組成 物。 12.NLO活性成分として請求の範囲第1項に記載の化合物を含んでなる光 変調装置。
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