JPH08500569A - 油圧リフト用マルチラムアセンブリ及び再生型駆動装置 - Google Patents

油圧リフト用マルチラムアセンブリ及び再生型駆動装置

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JPH08500569A
JPH08500569A JP6506676A JP50667694A JPH08500569A JP H08500569 A JPH08500569 A JP H08500569A JP 6506676 A JP6506676 A JP 6506676A JP 50667694 A JP50667694 A JP 50667694A JP H08500569 A JPH08500569 A JP H08500569A
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ヘンリー パーキンス,レックス
エッセン,フレデリック ヒューバート ヴァン
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B50/00Energy efficient technologies in elevators, escalators and moving walkways, e.g. energy saving or recuperation technologies

Abstract

(57)【要約】 機械的に直列だが油圧的には並列に配列されたほぼ同一の一組のラム(2)により昇降装置の運搬車(1)は上昇及び下降する。当該ラムは横並びに配列されており、オフセット力は、各ピストンロッドとそれに対応するシリンダーの間に設けられた内部ローラーべアリングと、各シリンダーに設けられている外部ローラーと隣接シリンダーに設けられているべアリングと、昇降器用シャフトに取り付けられ、前記ラムが搬送するガイドブロックと摺動自在に係合するガイドレールで吸収される。昇降装置運搬車を上昇させる油圧エネルギーは高圧油圧アキュームレーター(6)から得る。運搬車が下降するとこの油圧エネルギーは再生される。一構成例において、作動油は低圧油圧アキュームレーター(4)へ帰還する。このように、高圧油圧アキュームレーターを再充填するポンプの作動油源として前記油圧エネルギーを利用すればエネルギーが節約される。他の構成例において、タンクヘ大気圧レベルで帰還する作動油のエネルギーを用いて、急速に高圧アキュームレーターに作動油を再充填するポンプ駆動用モーターを運転する。

Description

【発明の詳細な説明】油圧リフト用マルチラムアセンブリ及び再生型駆動装置 発明の技術分野 本願発明はリフトまたは昇降装置の改良及びその部品に関するものである。限 定されるわけではないが、特に本願発明はリフトまたは昇降装置とそれ全体を駆 動する手段に関するものであり、投入電力と使用エネルギー量の節約を図って従 来よりもコストを削減するものである。また、本願発明は、他の用途にも利用可 能であるが特に上記のタイプのリフトまたは昇降装置に適した多段油圧シリンダ ーに関するものである。 発明の背景技術 説明を簡略にするため以下の本文ではいわゆる油圧リフトについて説明する。 しかしながら、本願発明はこのようなタイプのリフトにのみ限定されるものでは なく、また、リフトといった分野にのみ限定する必要もない。本願発明は、特に (1)牽引型昇降器、 (2)ラムやシリンダーを操作して駆動する油圧昇降器、 (3)加圧された作動油を使用する駆動装置 への利用にも適している。 現在利用されている油圧リフトにはポンプと、シリンダーに加圧油を供給する 駆動手段またはモーター及びこれらに関連するピストンが設けられており、シリ ンダーが伸長することにより線形運動が得られる。主に垂直方向に行われるこの ような線形運動によって所定の構造物の予定の階またはレベルの間でリフトカー または台車の移動が可能となる。リフトカーまたは台車を上昇させると当然のこ とながら最終的には下降させなくてはならない。従来のリフトの大半は、バルブ を操作して加圧された作動油等を通常大気圧状態にある作動油用貯蔵タンクヘ逆 流させて下降させるようになっている。油圧装置を駆動または作動させてリフト カーまたは台車を上昇させるにはパワーまたはエネルギーが必要である。このよ うな加圧作動油はポテンシャルエネルギー源であり、実際、蓄積エネルギーの貯 蔵庫である。しかしながら残念なことに、従来の装置の利用や従来の方法では、 いわゆるダウンストロークの時に大気圧レベルに作動油を排出するため、蓄積エ ネルギーの全てが浪費され、また、損失されてしまっていた。従来型の油圧リフ ト装置では垂直に上昇させるにはエネルギーを投入しなくてはならないが、次に 行う下降動作は実際には重力で行っている。ビルなどの構造物の階の間を垂直方 向に重量貨物(dead weight)を移動させるにはかなりのエネルギーまたはパワ ーを投入しなくてはならない。また、リフトカーには平衡重りが設けられていな いため、常に大型電動モーターが必要になるので電気配線も相当行う必要がある 。このように、電力の投入が必要なため従来必要とされていた設備は大型で場所 をとると同時に高価なものであった。 さらに、間隔をおいて設けられた階層間での乗客や設備の移送に現在使用され ている従来のリフトまたは昇降装置では所望の動作や制御を得るため以下のよう な3つの基本的な方法または手段を用いている。すなわち、 (1)電気的牽引駆動装置、 (2)電気的手段とネジ駆動装置の組み合わせ、 (3)油圧シリンダーラム駆動装置 の3つである。 一般に油圧ラム構造では適当なハウジングにシングルまたはマルチエレメント のピストンが設けられており、このピストン自体は投入量(input flow)に直接 比例して移動すると共にそのストローク長は収縮長よりも若干短くなっている。 従来の場合、使用できるスペースによってリフトカーまたは台車の下や、あるい は、その両側に油圧ラムを設けることができる。このようにリフトカーまたは台 車の下にラムを設ける構造ではケーソンを設けなくてはならないといった問題が ある。しかしながら、リフトカーや台車の両側にラムを設ける構造では実際には このようなケーソンは不要である。 よくあることだが、ラムの最大可能収縮長よりもリフトまたは昇降装置の必要 移動距離が長い場合は、従来は「段階的テレスコープ形シリンダー(phasing te lescopic cylinder)」と呼ばれる複合的で複雑な設計または構造を採用しなく てはならず、スリーブ状アセンブリが必要である。この構成では、適当な数だけ 順 次中に納まるように設けられたテレスコープ形ロッドを用いてリフトカーまたは 台車全体を所望の距離だけ移動するようにしている。しかし、急激な動作を防ぎ ながらリフトカーの速度を一定にするには各ロッドまたはチューブを段階的に構 成しなくてはならない。すなわち、各スリーブが同時に移動するようにしなくて はならない。油圧という点では、各ロッド部分から次の内側のシリンダーの断面 全体に環状に作動油を供給すればこのような移動を行うことは可能である。隣接 チューブ間での相対速度を一定にするため径を計算する。他の方法としては、例 えば、チェーンやつり索で各段を連接させてロッドを段階的にする方法を用いる こともできる。リフトカーをほぼ一定の速度でスムースに移動させるには全ての チューブのストロークの終わりが同時となるようにしなくてはならない。 上記のような構造では、チューブ毎に再段階化チェック(rephasing checks) を行わなくてはならない。このように構成すれば比較的満足のいく動作が得られ ることが分かっている。しかしながらこの従来の構成の場合でも幾つかの問題が ある。まず第1に複雑なテレスコープ形シリンダー構造は難しく、製造コストが 高くなってしまう。第2に、テレスコープ部のそれぞれに2つの領域を別々にシ ーリングしなくてはならない。第3に、このような構造では非常に大型になって しまう。最後に、このような構造のシリンダーを製造するには特別な機械が必要 になるといった問題もある。このような要因により従来の構成は様々な問題を有 していた。すなわち、従来の装置では、操作が複雑である点を別にしても、製造 費が高く、設置や保守が複雑であるといった問題があった。このように従来の構 成では費用が高いためその利用も限られていた。 従って、本願発明の第1の目的は昇降装置用改良形油圧駆動装置を提供するこ とにある。圧力保持装置を用いてオイル(作動油)を再循環させ、後で再使用す るためエネルギーを回収できるようにし、所定装置を駆動するのに使用する投入 電気エネルギーを大幅に節約することでこの第1の目的を達成する。 本願発明の第2の目的はあらゆるタイプのリフトまたは昇降装置の運転に利用 できる多胴シリンダーを提供することにある。当該多胴シリンダーではほぼ同一 形状の一連のバレルまたはピストンシリンダーが横並びに配列されて多段油圧シ リンダーを構成している。この多段油圧シリンダーは小形で、エネルギー効率に 優れ、幅広い引き上げ能力を備え、利用可能なストローク範囲も広い。 発明の開示 上記従来技術の有する課題及び問題点を解決するため、本願発明では従来形に 比べて構造が簡単で、設置及び保守が容易で、安価な改良形リフトまたは昇降装 置を提供するものである。本願発明の改良形リフトまたは昇降装置は従来装置よ りも安価であるため、従来では考えられなかった様々な利用が可能となる。 図面の簡単な説明 本願発明をより具体的に理解し、実施できるようにするため、本願発明のリフ トまたは昇降装置及びその駆動手段の好適な実施例を詳細に説明する。以下、具 体例に基づいて添付図面を参照しながら説明するが、これにより本願発明が制限 されるものではない。 第1図は本願発明の改良形昇降装置の概略図、 第2図は所定構造物に間隔をおいて設けられたレベルまたは階層の間でリフト カーまたは運搬車を駆動する時に使用する本願発明の定速マルチラムアセンブリ の全体を示した側面図、 第3図は第2図の定束マルチラムアセンブリの正面図、 第4図は本願発明の2段油圧シリンダー装置の斜視図、 第5A,5B図は図4の2段油圧シリンダー装置の分解図、 第6A,6B図は本願発明の3段油圧シリンダー装置を示したものであり、第 5A及び5B図に類似した分解図、 第7、8、9は本願発明のアキュームレーター駆動装置のそれぞれ異なる実施 例を示した概略図、 第10図はリフトカーまたは昇降装置に設置された、あるいは、これらに関連 した本願発明のアキュームレーター駆動装置の一般的な構成を示した斜視図、 第11図は本願発明のアキュームレーター駆動装置を備えたリフトまたは昇降 装置の好適な実施例を示した概略図である。 発明の好適実施例の説明 まず第1図を参照しながら本願発明のリフトまたは昇降装置の第1実施例を概 略的に説明する。当該リフトまたは昇降装置の主要構成部分は次の通りである。 所定タイプの昇降装置用運搬車1は多層構造物の階層の間を必要に応じて移動 するよう構成されている。このように運搬車の移動を制御するため、本願発明の 多段油圧シリンダー装置2には、従来に比べて運搬車の移動方向と速度の制御が 改善できるだけでなく、移動速度をさらに加速できる装置が設けられている。こ の多段油圧シリンダー装置2は、任意のタイプの適当なオイルライン3を介して 中間バルブまたはコントローラー7、高圧アキュームレーター6、低圧アキュー ムレーター4、ポンプモーター5 (任意のタイプ)に接続されている。本願出 願人のこの装置の構成によれば、高圧アキュームレーター6と低圧アキュームレ ーター4とを使用しているため従来に比べリフト装置の駆動に必要な投入動力が 大幅に節約される。このように、従来に比べ本願発明のリフト装置の駆動装置全 体は非常に小形化されるため実用的な効果が得られるといった利点がある。 第2図〜第6図には本願発明のマルチラムまたはシリンダーアセンブリの例が 複数示されている。第2図、3図、6図の実施例では、3本のマルチラムまたは シリンダーアセンブリ10、20、30が設けられており、これらのラムアセン ブリは並列に油圧接続されている。これに対して第4図及び5図の実施例では、 ラムアセンブリ10、20のわずか2本しか設けられていない。従来のように複 数のラムを油圧的かつ機械的に直列に接続した構成に比べて前記構成は非常に対 照的である。従来のように様々なラムアセンブリを同軸または直列に配列した構 成では、ラムアセンブリ全体の径は実際にはラム毎に変化するためピストン面積 もそれに応じて変化してしまうといった問題がある。上述したように、このよう な従来の構成は複雑で、非常に大型で重量があり高価になるといった問題があり 、また、建設、設置、保守及び操作全般の点で技術的制約があった。 本願発明の構成によれば、第2図から第6図に示すように、第1段目10のシ リンダーの外部ロッド11は支持部材及びその関連伝達プレート12を介して第 2段目20のパッキング押えに接続されており、また第2段20目の外部ロッド 21はさらに第2支持部材22を介して第3段目30のパッキング押えに接続さ れている。同じ断面積を有する各段の内部ロット13、23、33はクロームメ ッキされている。実際には、並列に構成する段の数にはなんら制限がない。本願 明細書の好適な実施例にはわずか2、3本のラムまたは段を並列に配置した構成 しか開示されていないが、本願発明はそのような構成例にのみ限定されるもので はない。上記本願発明の構成によれば、複数の段またはラムアセンブリ10、2 0、30は油圧的には並列だが機械的には直列に接続される。各段には、表面積 が同じ内部ロッド13、23、33が設けられている。上記構成によれば、各段 またはラムアセンブリの各延長部の末端に設けられた緩衝手段を用いて滑らかに 切り替えが行われるように段またはラムを一本づつ順次伸長させたり、あるいは 、簡単なケーブルまたはチェーン装置(図示せず)などを用いて機械的に延長部 分を接続し、延長部分またはラムアセンブリを全て一体に移動させてリフトカー または運搬装置の速度を一定にする。図示されている特に好適な実施例では、最 終段または最終延長部を除く全ての段の一番上の所に何等かのタイプのフレキシ ブル結合手段14を設けてもよい。 第2図〜第5図において、同軸方向に力が作用しないため、隣接するラムアセ ンブリ10、20、30のハウジングの間にべアリングガイドまたはホイール4 0を設ける。このべアリングガイドまたはホイール40は、隣接するラムアセン ブリ10、20、30を連結している支持部材12、22のモーメント力を打ち 消すためのものである。 本願発明の特に好適な実施例の場合、1または複数のガイドレール15が設け られている。この1または複数のガイドレール15は昇降装置用シャフトの壁面 または昇降装置のフレームの内部に設けるようになっている。このガイドレール 15は、マルチラムアセンブリを含むリフト全体の移動を確実に制御する最も有 効かつ経済的な手段であり、各段を延ばす際にその先端を安定させる役割を果た している。第4図の特に好適な実施例の場合、ガイドレール15にはガイドブロ ック16Aが設けられており、このガイドブロック16Aは伝達プレート12、 22に周知の方法で固定することができ、また、ガイドレール15に沿って移動 するよう構成することが可能である。再び第4図において、各段のベース方向に はラム保持ブラケット16が設けられている。このブラケット16は各段のべー スがその前の段から離れないようにするためのものである。各段のベース部分ま たはその近傍には吸入/排出口または手段17が形成されており、この吸入/排 出口が必要に応じて作動油の吸入および排出を行う。 次に第2図〜第6図に示すマルチラムアセンブリの動作原理を説明する。 オイル、すなわち適当な作動油を第1段またはラムアセンブリ10の吸入口1 7にポンプで送出すると、伝達プレート12に力が作用し、この力はさらに伝達 プレート12からラムアセンブリ20に印加される。そして、この力はさらに隣 接するラムアセンブリ全てに伝えられる。伝達プレート12、22に作用するオ フセット力によって生じたモーメントは前述したホイールまたはべアリング40 とガイドレール15によって平均化または補償される。同時に、ラムアセンブリ 10の吸入オイル圧力は、実際は当該ラムアセンブリのピストンロッドの一番上 の方向に作用している。この圧力は次にラムアセンブリ20のハウジングに伝達 され、この力はラムアセンブリ30等にさらに伝えられる。このように、ラムア センブリ10、20、30等は全て油圧的に並列に接続されているように見える 。特に好適な実施例では、ラムアセンブリのそれぞれに緩衝手段が設けられてお り、油圧緩衝効果が得られるようになっている。このため、ラムアセンブリから 別のラムアセンブリへ力が優しくあるいは滑らかに伝達される。つまり、ラムア センブリ全体の動作がほぼ連続的に行われる。ガイドレール15は、移動方向を 制御する手段として機能するだけでなく、装置全体の座屈を防止している。特に 好適な実施例では、隣接ラムアセンブリ10、20、30の間に設けられている チューブアセンブリには周知のタイプの空気抜き手段18を設けてもよい。この 空気抜き手段18は必要に応じて設ける。 第7図、8図、9図には本願発明のリフトまたは昇降装置用アキュームレータ ー駆動装置の好適な実施例が示されている。説明を簡略にするため特に油圧ラム タイプのリフトまたは昇降装置を備えたアキュームレーター駆動装置を用いた例 を説明する。実際には、本願発明のアキュームレーター駆動装置は、その起動方 法または手段に関係なく現在市販されているあらゆるタイプのリフトまたは昇降 装置への利用に適しており、また、加圧作動油を利用したあらゆる駆動装置に利 用可能である。すなわち、リフトの分野では、本願発明のアキュームレーター駆 動装置は油圧直流/交流電気牽引形昇降装置の代わりとして利用することもでき 、または、油圧ラムまたはシリンダー形昇降装置および/またはボールスクリュ ー形昇降装置にも利用することができる。 従来の油圧ラムまたはシリンダー形昇降装置ではリフトカーまたは運搬車にラ ムまたはシリンダーピストンアセンブリが作動自在に接続されており、このリフ トカーまたは運搬車は油圧動力パックで駆動することができる。このリフトカー または運搬車は電力またはエネルギーを投入することによって上昇するが、下降 の場合はすでに説明したように大気圧レベルに作動油を放出してリフトカーまた は運搬車を下降させている。このように構成すると平衡重りは不要になるが下降 時にエネルギーが失われてしまいこのエネルギーは回収できない。 本願発明のアキュームレーター駆動装置は、リフトまたは昇降装置全体が牽引 形かラム形であるかに関係なく機能する。後で説明するようにこの装置の動作原 理も同じである。 任意のタイプの電動モーター/油圧ポンプを組み合わせた装置で三相または単 相電力を油圧エネルギーに変換する。この油圧エネルギーはアキュームレーター に蓄積できる。蓄積された油圧エネルギーは比例バルブまたは可変容量形油圧モ ーターなどの所定手段によってロータリー型あるいはリニア型アクチュエーター に放出される。アクチュエーターからのエネルギーは再生されて別のバルブを通 って低圧アキュームレーターまたはさらに大容量のモーター(容量は固定または 可変式)に分配され、貯蔵タンクまたは貯蔵所に帰還する。第8図の第2例の装 置の場合、主ポンプを起動すると高圧アキュームレーターは充填されるが充填量 は減少している。 この第2の装置では電動モーターのスイッチを入れて低圧アキュームレーター から高圧アキュームレーターへ再充填しなくてはならない。しかしながら、この 再充填圧力は大気圧状態で注入する場合に比べて相当小さいため電動モーターが 必要とするエネルギーも少ない。この結果、エネルギーも製造費用も節約される 。この電動モーターをオンにするとアキュームレーターが再充填され、昇降装置 全体の動作には関係なく作動する。 軸方向ピストンモーター等の装置での斜板等の角変化/変位によって発生した トルクを利用すれば回転運動を行う他の手段または機構(図示せず)が得られる 。この構成では、斜板の角度または傾斜角を可変させることにより作動油が実際 に流れる方向を変えることができる。このようなモーターにはトルク対露出面差 圧 (torque versus exposed pressure differential)を変える機構が設けられて おり、比例計量バルブ付き固定トルク/差圧設計の場合と同じ結果が得られるが 、効率は向上する。この構成の場合、閉ループ構成で好適に作動する適当な電子 またはパイロットコントローラーで加速度、速度、位置といった変数についてト ルク可変機構をある程度制御しなくてはならない。 上記の構成では、低圧アキュームレーターと高圧アキュームレーターの間の差 圧は、取り込んだオイル量と不活性ガスのプリチャージレベルとの関数になって いる。本願発明の昇降装置では、この差圧は階層によって全て異なり、必要な速 度/位置動作を行うにはトルク可変機構を一定に制御する必要がある。第9図に はこれを行うことができる構造が概略的に示されている。 第10図は本願発明の昇降装置用アキュームレーター駆動装置の好適な実施例 が示されている。この実施例では、油圧装置自体は、作動油の中に設けられた電 動モーターと共にプローナル貯気槽(pronal bladder)の中に全体的に封入され ている。このような構成の場合、作動油のほとんどがアキュームレーターまたは ラムの中に貯蔵されているため、従来の装置に比べて必要な貯蔵槽はかなり小形 化される。 第11図において、作動油(例えば、オイル)は所定の圧力(例えば、100 0psi)で圧力容器50の中に貯蔵されている。リフトカーをロビーから呼び 寄せる時や、例えば、リフトカーに人が乗って特定の階のボタンを押すと、次の ような一連の操作が行われる。 すなわち、 (1)比例バルブ51とポペットバルブ52に電圧が印加され、圧力容器50 から1000psiの圧力でドアロックバルブ54とホースバーストバルブ53 を通ってシリンダー55へ作動油が流入する。すると、リフトカーは上昇する。 (2)窒素ガスまたはその他の不揮発性ガスがバランスタンク56から流出し て圧力容器50の内部圧力を約1000psiに保つ。 (3)リフトカーは最初に選択した階層で停止する。 このような一連の操作が行われている間、アキュームレーターが充填されてい ればモーターもポンプも運転しなくてよい。リフトカーを下降させなくてはなら ない場合は、次のような一連の操作が行われる。 すなわち、 (1)比例バルブ51とドアロックバルブ54に電圧が印加され、シリンダー 55から流れ出た作動油は可変容量モーターを経て圧力容器50を再充填するが 、このときの充填量は少ない。エネルギーが損失した分電動モーターで圧力容器 50を一杯に満たさなくてはならない場合もある。 (2)リフトカーは下降して選択した階層で停止する。 (3)この下降期間中は電動モーターのスイッチをいれたり、あるいは、その 直後に高圧アキュームレーターを充填しなければならない場合もある。モーター とポンプ装置に電圧が印加され、低圧アキュームレーターから高圧アキュームレ ーターへ1000psiの圧力で作動油が帰還される。 (4)圧力容器50を再充填されると窒素(またはその他の不活性ガス)は排 出されて平衡タンク56に帰還する。 上記の構成では、圧力容器の充填が必要な時だけモーターが作動し、昇降装置 の運転のときは必ずしもモーターは作動しない。このように、モーターはピーク 状態に対応しなくてよいため従来に比べてモーターが必要とする動力はかなり減 少する。このように必要なのは小形モーターであるため、装置全体が相当小形化 される。同様に、維持費や運転費用が節約されると共に設置及び製造が簡略化さ れる。 昇降器のシリンダーに直接オイルを注入し、ダウンストローク時に大気圧レべ ルで急激にオイルを放出する従来のリフトまたは昇降器用駆動装置に比べて、本 願出願人の装置ではダウンストローク時の加圧オイルまたは作動油を用いてこの オイルまたは作動油に蓄えられているエネルギーを再利用している。本願出願人 の装置では、排出された作動油は本来の運転圧力よりも若干小さな圧力で圧力保 持容器に貯蔵される。容量(及び大きさ)が小さなポンプを作動させて作動油を 運転圧力のレベルまで加圧し、昇降器の次の運転に備えてこの作動油を高圧アキ ュームレーターの内部に貯蔵する。 本願発明の装置は従来に比べ次のように様々な利点がある。 (1)本願発明の装置では製造費用が節約できる。ストローク負荷と実際の生 産方法にもよるが、本願発明の装置の製造費は概算で段階的テレスコープ形のわ ずか25%、また、機械的段階設計の装置の場合のわずか50%で済む。 (2)従来に比べ本願発明の装置の製造は極めて簡単な機械で製造できる。 (3)従来に比べ本願発明の装置の空間的配列は現場用モジュールアセンブリ に適しており、クレーンやその他の重量リフト装置が不要である。 (4)従来に比べ本願発明の装置は保守が非常に簡単で、必要な予備部品の在 庫が少なくなる。 (5)シーリングが必要な面積が少なく、また、並列に配列されているため各 シーリング部材に締め付け力が作用しないため、従来に比べ高性能が期待できる 。 (6)リフトカーが上昇しない時だけポンプが作動するため、滑らかつ静かに 運転を行える。つまり、性能が向上する。ポンプの大きさがもはやリフトカーの 速度の関数ではなくむしろ負荷サイクルの関数するであるため負荷の大きな昇降 器であっても現在用いられているものの約25%の大きさの電動モーターポンプ しか必要でない。 (7)本願出願人の装置は、たとえ停電後であっても圧力保持容器の圧力が失 われるまでは機能し続ける。すなわち、本願発明のリフトによれば、停電の場合 でも次の階まで乗客を搬送することができ、停電で乗客を昇降器の内部に閉じ込 めてしまうようなことがない(予備電力が利用できるため基本回路は作動する) 。 (8)予想負荷にもよるが、単相電源を用いて本願発明のリフトを作動させる ことさえ可能である。 (9)本願出願人の装置では層流を得ることが簡単で、また、この層流を維持 することは簡単であるため、従来の装置の油圧リフトのオンラインポンプ装置で 一般に見られる低周波及び高周波ノイズは全て除去され、従って、アキュームレ ーターやサイレンサは不要になる。 (10)必要投入電力が減少することにより、リフト装置全体が大幅に小形化 されるだけでなく、主電源ライン等の補助装置も小形化される。 (11)低圧及び高圧アキュームレーター容器を使用することにより従来に比 べ主エネルギー効率は最大75%向上する。 (12)モーター、ポンプ、部品が大幅に小形化されるため、ポンプとモータ ーはリフトが静止状態にある時間あるいは下降中の時間を利用して高圧アキュー ムレーターを充填する、また、より高圧の運転圧力(最大120バール)を用い るため部品及びホースの小形化が促進される。 (13)必要なオイル量が減少する。本願発明の装置は廃熱の少ない密閉形装 置であるため、必要なオイル量は大形タンク内の空気中にオイルを放出する従来 の装置の数分の一である。 (14)二次側が節約される。ポンプとモーターは従来装置の約1/4に小形 化されるため昇降装置に対する入力用配電線及び電力全体の分配も大幅に削減さ れる。 (15)加圧オイルを大気圧レベルに帰還させる時に発生していた廃熱がほと んどなくなるため、昇降起用モーター室を機械的に換気する必要が大幅に減少す る。 (16)下降だけしかできない従来の昇降装置に比べ本願発明の装置では補助 電源を用いて高圧アキュームレーターを充填しながら昇降装置は上昇または下降 し続けるため停電時に昇降装置を使用することが可能である。 (17)昇降装置の同一性能当たりの吐出量が減少する。本願発明の設計では 200リッター/分の流量で1m/秒の速度で運転できる。この流量は従来のテ レスコープ形設計の装置の場合に必要とされる流量の約半分である。これは、従 来は断面が最も大きい下側の部材の大きさによって流圧が決まっていたのに対し て本願発明の設計では最も細い部材の強度で流圧が決まるためである。 (18)負荷/速度のほとんどの組み合わせの場合に、油圧ラインと制御バル ブの大きさが20mm(3/4インチ)に保たれる。このため従来の大型の昇降 装置に比べ大幅に小形化される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,L K,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU ,SD,SK,UA,US,VN (72)発明者 ヴァン エッセン,フレデリック ヒュー バート オーストラリア国 ヴィクトリア 3124 キャンバーウェル フォーダン アヴェニ ュー 3/84

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.油圧的に並列で機械的に直列に接続された複数のピストンシリンダーからな り、前記右ピストンシリンダーはほぼ隣り合わせに配列されていることを特徴と する多段油圧ラムアセンブリ。 2.前記ラムアセンブリのピストンシリンダーの断面積は全てほぼ同じであるこ とを特徴とする請求の範囲第1項記載の多段油圧ラムアセンブリ。 3.ピストンとシリンダーの間で発生する力と作動油をほぼ確実に連続的に伝達 するように構成された油圧緩衝手段が前記ピストンシリンダーのそれぞれに取り 付けられており、前記ピストンシリンダーの運転が円滑かつ連続的に行われるこ とを特徴とする請求の範囲第2項記載の多段油圧ラムアセンブリ。 4.前記多段油圧ラムアセンブリの隣接する段の移動方向及び速度を制御する手 段を備えており、当該制御手段は前記ピストンシリンダーの移動方向に突出した 細長い手段またはガイドレールの形をしており、前記油圧ラムアセンブリは当該 制御手段に摺動自在に取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第3項記 載の多段油圧ラムアセンブリ。 5.使用時において隣接するシリンダーを互いに確実に連接し続けるよう各シリ ンダーのベース部に連接保持手段が設けられており、当該連接保持手段はシリン ダーに固着されたブラッケの形をしており前記隣接シリンダーに移動自在または 摺動自在に接続されていることを特徴とする請求の範囲第4項記載の多段油圧ラ ムアセンブリ。 6.前記各シリンダーには外壁またはハウジング、当該ハウジングに対して移動 自在な内部ロッド、当該シリンダーのベース部分またはその近傍に設けられ前記 内部ロッドに対応した内部ローリング手段が設けられており、当該内部ローリン グ手段は加圧された前記内部ロッドが前記ハウジングに対して移動する場合に制 御及び誘導を行うことを特徴とする請求の範囲第5項記載の多段油圧ラムアセン ブリ。 7.隣接する前記シリンダーを相対的に上昇させる手段が設けられており、当該 手段は前記隣接シリンダーの前記ハウジングにほぼ接触したままの状態で上昇 または下降するように構成された転がり手段の形をしていることを特徴とする請 求の範囲第6項記載の多段油圧ラムアセンブリ。 8.電源と、 高圧アキュームレーター手段と、 低圧アキュームレーター手段と、 前記高圧及び低圧アキュームレーター手段の間で作動油を循環させるポンプ手 段と、 油圧手段用タンクと、 必要に応じて前記作動油の流量及び方向を制御する制御手段とからなることを 特徴とする多層構造物の階層の間で昇降装置等を移動させるためのアキュームレ ーター駆動装置。 9.好ましくは比例バルブの形をしており、前記作動油の流量及び方向を制御す るバルブ手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第8項記載のアキューム レーター駆動装置。 10.蓄積された油圧エネルギーを受け取り、当該油圧エネルギーを放出してリ フトカーまたは運搬車等を移動させるロータリーまたはリニアアクチュエーター 手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第9項記載のアキュームレーター 駆動装置。 11.蓄積された前記油圧エネルギーを前記ロータリーまたはリニアアクチュエ ーターへ送出する可変容量モーターを備えていることを特徴とする請求の範囲第 10項記載のアキュームレーター駆動装置。 12.人員及び/又は機器を収容して搬送する手段と、当該搬送手段に駆動力を 付与する手段と、前記搬送手段の移動速度と方向を制御する手段とからなること を特徴とする多層構造物の階層間で人員及び/又は機器を移送するよう構成され た昇降装置アセンブリ。 13.前記搬送手段へ駆動力を付与する前記手段は、前記多層構造物の前記階層 間で伸長するよう構成された多段油圧ラムアセンブリから構成されており、当該 多段油圧ラムアセンブリは油圧的に並列で機械的に直列に接続された複数のピス トンシリンダーからなり、当該ピストンシリンダーはほぼ横並びに配列さ れていることを特徴とする請求の範囲第12項記載の昇降装置アセンブリ。
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