JPH084971B2 - ナットの多列給送装置 - Google Patents
ナットの多列給送装置Info
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- JPH084971B2 JPH084971B2 JP4213498A JP21349892A JPH084971B2 JP H084971 B2 JPH084971 B2 JP H084971B2 JP 4213498 A JP4213498 A JP 4213498A JP 21349892 A JP21349892 A JP 21349892A JP H084971 B2 JPH084971 B2 JP H084971B2
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- nuts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/74—Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
- B65G47/82—Rotary or reciprocating members for direct action on articles or materials, e.g. pushers, rakes, shovels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/001—Article feeders for assembling machines
- B23P19/003—Escapement mechanisms used therewith
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/04—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
- B23P19/06—Screw or nut setting or loosening machines
- B23P19/062—Pierce nut setting machines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q7/00—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
- B23Q7/10—Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting by means of magazines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続して供給される多
数のナットをプレス機械に組み込まれた複数のピアスナ
ット打込み装置に分配して給送するのに適したナットの
多列給送装置に関する。
数のナットをプレス機械に組み込まれた複数のピアスナ
ット打込み装置に分配して給送するのに適したナットの
多列給送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ナットの端面が打抜きパンチとして働
き、金属面を打抜くと同時に、該金属板に固着されるピ
アスナットは、自動車ボディなどの板金製品に最も多く
使用されている。このようなピアスナット（以下、単に
ナットという。）は、１つのワークに多数のナットを一
度に取り付けることが多く、しかもその殆どがナットの
取付けと同時に、各部位の孔あけ、打抜き、縁切り、あ
るいは部分絞りなどの加工を行なっている。このため、
ピアスナット打込み装置は他のプレス金型と一緒にプレ
ス機械に複数台組み込んで使用されることが多い。この
ようなピアスナット打込み装置にナットを供給するに
は、他のプレス金型のパンチ類を避けてナットを給送す
る必要があり、通常、プレス機械の近傍に設置したフィ
ーダからフレキシブルシュートホースを介してピアスナ
ット打込み装置にナットを給送している。ところが、プ
レス金型内に多数のピアスナット打込み装置を組み込む
と、多数のシュートホースを金型内に配設し、かつ、各
シュートホースにナットを供給するフィーダを含むナッ
ト給送装置をプレス機械の近傍位置に多数台配設しなけ
ればならなかった。このため、金型の交換や保守・点
検、ワークの搬入搬出あるいはプレス金型と多数のシュ
ートホースとの脱着など作業上の面で煩雑さが増し、ま
た、作業者の操作や通行にも支障を来たすという問題が
あった。加えて近年、大型のプレス機械では金型の自動
交換装置が採用され、該金型自動交換装置を設置するス
ペースを必要とするため、前記ナット給送装置の設置ス
ペースが制約されている。さらに、プレス金型と多数の
シュートホースとの脱着作業を自動化することが非常に
困難であった。
き、金属面を打抜くと同時に、該金属板に固着されるピ
アスナットは、自動車ボディなどの板金製品に最も多く
使用されている。このようなピアスナット（以下、単に
ナットという。）は、１つのワークに多数のナットを一
度に取り付けることが多く、しかもその殆どがナットの
取付けと同時に、各部位の孔あけ、打抜き、縁切り、あ
るいは部分絞りなどの加工を行なっている。このため、
ピアスナット打込み装置は他のプレス金型と一緒にプレ
ス機械に複数台組み込んで使用されることが多い。この
ようなピアスナット打込み装置にナットを供給するに
は、他のプレス金型のパンチ類を避けてナットを給送す
る必要があり、通常、プレス機械の近傍に設置したフィ
ーダからフレキシブルシュートホースを介してピアスナ
ット打込み装置にナットを給送している。ところが、プ
レス金型内に多数のピアスナット打込み装置を組み込む
と、多数のシュートホースを金型内に配設し、かつ、各
シュートホースにナットを供給するフィーダを含むナッ
ト給送装置をプレス機械の近傍位置に多数台配設しなけ
ればならなかった。このため、金型の交換や保守・点
検、ワークの搬入搬出あるいはプレス金型と多数のシュ
ートホースとの脱着など作業上の面で煩雑さが増し、ま
た、作業者の操作や通行にも支障を来たすという問題が
あった。加えて近年、大型のプレス機械では金型の自動
交換装置が採用され、該金型自動交換装置を設置するス
ペースを必要とするため、前記ナット給送装置の設置ス
ペースが制約されている。さらに、プレス金型と多数の
シュートホースとの脱着作業を自動化することが非常に
困難であった。
【０００３】一方、上記従来のフィーダに代わるものと
して、実公昭６１−４３７８４号公報には、多数のナッ
トを連続して直列状態に供給しながら、該ナット列の中
から所要数のナットをプッシャーにより複数の分配通路
に多列に分配して給送し得るようにしたナットの多列給
送装置が開示されている。
して、実公昭６１−４３７８４号公報には、多数のナッ
トを連続して直列状態に供給しながら、該ナット列の中
から所要数のナットをプッシャーにより複数の分配通路
に多列に分配して給送し得るようにしたナットの多列給
送装置が開示されている。
【０００４】本発明は、上記したナットの多列給送装置
を、プレス機械に組み込んだ複数のピアスナット打込み
装置へのナット給送手段に採用できるように改良したナ
ットの多列給送装置を提供することを目的としている。
を、プレス機械に組み込んだ複数のピアスナット打込み
装置へのナット給送手段に採用できるように改良したナ
ットの多列給送装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は多数のナットが連続して直列状態に供給さ
れる案内通路と、該案内通路に対し直交する方向に延び
る複数の分配通路とを設けた本体に、前記案内通路を横
切って前記分配通路に進入し、前記案内通路から前記分
配通路に前記ナットを給送する往復移動可能な複数のプ
ッシャーと、該プッシャーを往復運動させる駆動手段と
が設けられ、一方、前記分配通路に個別的に給送シュー
トが接続されているナットの多列給送装置であって、前
記プッシャーが、前記ナットを給送する複数のピアスナ
ット打込み装置が組み込まれているプレス機械に連動し
て作動するように構成され、かつ、前記プッシャーが前
記分配通路に進入しているとき、前記ナットを前記案内
通路に供給可能ならしめる通路を形成するように前記プ
ッシャーの下側に切欠き部が設けられていること、及び
前記プッシャーが、作動杆にピンを介して上下方向へ回
動可能に連結されると共に、その先端頭部がばね手段に
より下方へ付勢されていて、後退時に前記先端頭部が前
記切欠き部を通じて前記案内通路に供給されている次の
ナットに乗り上げて待機位置に戻るように構成されてい
ることを特徴とする。
に、本発明は多数のナットが連続して直列状態に供給さ
れる案内通路と、該案内通路に対し直交する方向に延び
る複数の分配通路とを設けた本体に、前記案内通路を横
切って前記分配通路に進入し、前記案内通路から前記分
配通路に前記ナットを給送する往復移動可能な複数のプ
ッシャーと、該プッシャーを往復運動させる駆動手段と
が設けられ、一方、前記分配通路に個別的に給送シュー
トが接続されているナットの多列給送装置であって、前
記プッシャーが、前記ナットを給送する複数のピアスナ
ット打込み装置が組み込まれているプレス機械に連動し
て作動するように構成され、かつ、前記プッシャーが前
記分配通路に進入しているとき、前記ナットを前記案内
通路に供給可能ならしめる通路を形成するように前記プ
ッシャーの下側に切欠き部が設けられていること、及び
前記プッシャーが、作動杆にピンを介して上下方向へ回
動可能に連結されると共に、その先端頭部がばね手段に
より下方へ付勢されていて、後退時に前記先端頭部が前
記切欠き部を通じて前記案内通路に供給されている次の
ナットに乗り上げて待機位置に戻るように構成されてい
ることを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記構成により、連続して直列状態で前記案内
通路に供給されるナットは、前記プレス機械のワンスト
ローク毎に１往復運動する前記プッシャーにより順次各
分配通路に押し出され、前記給送シュートを通じて複数
の前記ピアスナット打込み装置に分配給送される。
通路に供給されるナットは、前記プレス機械のワンスト
ローク毎に１往復運動する前記プッシャーにより順次各
分配通路に押し出され、前記給送シュートを通じて複数
の前記ピアスナット打込み装置に分配給送される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【０００８】本発明によるナット多列給送装置１０は、
図１に示すように、後述するピアスナット打込み装置７
が組み込まれるプレス機械１に付設され、該プレス機械
１の近傍に配置したナット・フィーダ２により方向選別
されたピアスナットがフレキシブルシュートホース３を
通じてナット多列給送装置１０に連続して供給される。
シュートホース３の途中には圧空気による押上げ装置４
が設けられていて、ピアスナットは押上げ装置４により
ナット多列給送装置１０の取付け位置より高所に位置す
る項部５まで押し上げられ、該頂部５からは落差による
自重でナット多列給送装置１０に供給されるようになっ
ている。なお、シュートホース３の落差通路３ａにはピ
アスナットの存在を確認するセンサＳ１，Ｓ２が設けら
れていて、常時落差通路３ａに所定数のピアスナットが
充満し、その全重量によってナット多列給送装置１０に
連続的に供給される。
図１に示すように、後述するピアスナット打込み装置７
が組み込まれるプレス機械１に付設され、該プレス機械
１の近傍に配置したナット・フィーダ２により方向選別
されたピアスナットがフレキシブルシュートホース３を
通じてナット多列給送装置１０に連続して供給される。
シュートホース３の途中には圧空気による押上げ装置４
が設けられていて、ピアスナットは押上げ装置４により
ナット多列給送装置１０の取付け位置より高所に位置す
る項部５まで押し上げられ、該頂部５からは落差による
自重でナット多列給送装置１０に供給されるようになっ
ている。なお、シュートホース３の落差通路３ａにはピ
アスナットの存在を確認するセンサＳ１，Ｓ２が設けら
れていて、常時落差通路３ａに所定数のピアスナットが
充満し、その全重量によってナット多列給送装置１０に
連続的に供給される。
【０００９】ピアスナット打込み装置７は、図２に示す
ように、プレス機械１のボルスタ１ａに取付け固定され
た下型８とラム１ｂに着脱可能に取り付けられた上型９
に図示しない他のパンチ、ダイスなどと一緒に組み込ま
れる。図面には１台だけ示されているが、１台のプレス
機械１に数台ないし十数台のピアスナット打込み装置７
が組み込まれることが多い。ピアスナット打込み装置７
自体は本発明と直接関係がないので、具体的な説明は省
略するが、後述する分配給送シュート１３を通じて供給
されるナットの端面が打抜きパンチとして働き、ナット
自体がかしめダイス上に載置した金属板を打ち抜くと同
時に、前記金属板に固着されるようになっている。
ように、プレス機械１のボルスタ１ａに取付け固定され
た下型８とラム１ｂに着脱可能に取り付けられた上型９
に図示しない他のパンチ、ダイスなどと一緒に組み込ま
れる。図面には１台だけ示されているが、１台のプレス
機械１に数台ないし十数台のピアスナット打込み装置７
が組み込まれることが多い。ピアスナット打込み装置７
自体は本発明と直接関係がないので、具体的な説明は省
略するが、後述する分配給送シュート１３を通じて供給
されるナットの端面が打抜きパンチとして働き、ナット
自体がかしめダイス上に載置した金属板を打ち抜くと同
時に、前記金属板に固着されるようになっている。
【００１０】ナット多列給送装置１０は、図示の実施例
ではプレス機械１のラム１ｂと上型９に取り付けられ、
その詳細は図４ないし図７に示されている。以下、図４
ないし図７を参照して説明する。
ではプレス機械１のラム１ｂと上型９に取り付けられ、
その詳細は図４ないし図７に示されている。以下、図４
ないし図７を参照して説明する。
【００１１】ナット多列給送装置１０は、多数のピアス
ナット（以下、単にナットという。）Ｎを連続して供給
するシュートホース３に接続されるユニット本体１１
と、該本体１１に接続される複数本の給送シュート１３
を所定間隔をおいて保持固定する継ぎ金具１２とにより
構成されている。ユニット本体１１と継ぎ金具１２は一
体に結合してもよいが、図示の実施例においては、後述
するようにプレス機械１のラム１ｂから上型９を取り外
して自動交換する際の便宜上、両者は分離している。本
体１１には、多数のナットＮが連続して直列状態に供給
される案内通路１４と、該案内通路１４に対し直交する
方向に複数の分配道路１５とが設けられていて、各分配
通路１５に給送シュート１３が個別的に連通接続され
る。また、各分配通路１５に沿ってナットＮを押し出す
プッシャー１６が設けられている。各プッシャー１６
は、本体１１に固装したエアシリンダ１７のピストンロ
ッド１８にピン１９を介して上下方向へ回動可能に連結
され、かつ、ピン１９に巻着したばね２０によりピン１
９を支点に先端頭部１６ａを押し下げるように付勢され
ており、案内通路１４を横切って分配通路１５に進入す
ると共に、案内通路１４の外側まで後退して待機するよ
うになっている（図５及び図６参照）。そして、各プッ
シャー１６はピアスナット打込み装置７を組み込んだプ
レス機械１に連動してラム１ｂのワンストローク毎に１
往復運動するようになっている。また、各プッシャー１
６の下側には切欠き部２１が設けられていて、プッシャ
ー１６が分配通路１５に進入しているとき、案内通路１
４にナットＮの供給を可能ならしめる通路を形成する。
ナット（以下、単にナットという。）Ｎを連続して供給
するシュートホース３に接続されるユニット本体１１
と、該本体１１に接続される複数本の給送シュート１３
を所定間隔をおいて保持固定する継ぎ金具１２とにより
構成されている。ユニット本体１１と継ぎ金具１２は一
体に結合してもよいが、図示の実施例においては、後述
するようにプレス機械１のラム１ｂから上型９を取り外
して自動交換する際の便宜上、両者は分離している。本
体１１には、多数のナットＮが連続して直列状態に供給
される案内通路１４と、該案内通路１４に対し直交する
方向に複数の分配道路１５とが設けられていて、各分配
通路１５に給送シュート１３が個別的に連通接続され
る。また、各分配通路１５に沿ってナットＮを押し出す
プッシャー１６が設けられている。各プッシャー１６
は、本体１１に固装したエアシリンダ１７のピストンロ
ッド１８にピン１９を介して上下方向へ回動可能に連結
され、かつ、ピン１９に巻着したばね２０によりピン１
９を支点に先端頭部１６ａを押し下げるように付勢され
ており、案内通路１４を横切って分配通路１５に進入す
ると共に、案内通路１４の外側まで後退して待機するよ
うになっている（図５及び図６参照）。そして、各プッ
シャー１６はピアスナット打込み装置７を組み込んだプ
レス機械１に連動してラム１ｂのワンストローク毎に１
往復運動するようになっている。また、各プッシャー１
６の下側には切欠き部２１が設けられていて、プッシャ
ー１６が分配通路１５に進入しているとき、案内通路１
４にナットＮの供給を可能ならしめる通路を形成する。
【００１２】上述のように構成されたナット多列給送装
置１０のユニット本体１１は、図２に示すようにブラケ
ット３１を介してラム１ｂに取り付けられる。一方、継
ぎ金具１２は、上型９に固着したブラケット３２に枢支
軸３３を介して揺動自在に設けられた揺動アーム３４に
取り付けられる。揺動アーム３４はエアシリンダ３５に
より枢支軸３３を支点にして水平状態から傾斜状態に作
動されるようになっている。これは、図３に示すように
ラム１ｂから上型９を分離して自動交換する際、継ぎ金
具１２に保持した給送シュート１３の入口１３ａからナ
ットＮが脱落するのを防ぐため、入口１３ａが上向きに
なるように継ぎ金具１２を傾斜させるために設けられた
ものである。なお、ナットＮの脱落を確実に防止するに
は、図７に例示するように、継ぎ金具１２の上部に、各
給送シュート１３の入口１３ａに位置するナットＮのね
じ孔２２に係合して脱落を防止する掛止爪３６を設ける
ことが望ましい。該掛止爪３６は継ぎ金具１２に固着し
たブラケット３７にピン３８を介して取り付けられ、ピ
ン３８に巻着したばね３９により先端を押し下げるよう
に付勢されている。
置１０のユニット本体１１は、図２に示すようにブラケ
ット３１を介してラム１ｂに取り付けられる。一方、継
ぎ金具１２は、上型９に固着したブラケット３２に枢支
軸３３を介して揺動自在に設けられた揺動アーム３４に
取り付けられる。揺動アーム３４はエアシリンダ３５に
より枢支軸３３を支点にして水平状態から傾斜状態に作
動されるようになっている。これは、図３に示すように
ラム１ｂから上型９を分離して自動交換する際、継ぎ金
具１２に保持した給送シュート１３の入口１３ａからナ
ットＮが脱落するのを防ぐため、入口１３ａが上向きに
なるように継ぎ金具１２を傾斜させるために設けられた
ものである。なお、ナットＮの脱落を確実に防止するに
は、図７に例示するように、継ぎ金具１２の上部に、各
給送シュート１３の入口１３ａに位置するナットＮのね
じ孔２２に係合して脱落を防止する掛止爪３６を設ける
ことが望ましい。該掛止爪３６は継ぎ金具１２に固着し
たブラケット３７にピン３８を介して取り付けられ、ピ
ン３８に巻着したばね３９により先端を押し下げるよう
に付勢されている。
【００１３】而して、図２に示すように、上型９をラム
１ｂに取り付けて固定した後、揺動アーム３４を作動
し、継ぎ金具１２を水平状態に戻すと各給送シュート１
３の入口１３ａがシュート本体１１の分配通路１５に合
致し、連通接続状態になる。この状態でラム１ｂのワン
ストローク毎にピアスナット打込み装置７が１回作動
し、これに応答してエアシリンダ１７が作動し、プッシ
ャー１６が１往復前進後退せしめられる。そして、該プ
ッシャー１６の前進時に、その先端頭部１６ａで案内通
路１４内に位置しているナットＮを分配通路１５に押し
出し、入口１３ａから給送シュート１３に送入する。こ
のとき、プッシャー１６の下側に切欠き部２１が設けら
れていることにより、案内通路１４に供給されるナット
Ｎがプッシャー１６によって遮断されることはなく連続
して供給でき、シュートホース３を通じて案内通路１４
に供給されるナットＮの待ち時間ロスを最小限に止める
ことができる。一方、プッシャー１６の後退時には、図
５に仮想線で示すように、先端頭部１６ａが案内通路１
４内に待機しているナットＮの上面に乗り上げて後退移
動し、後方の待機位置においては、図６に示すように、
ばね２０の作用で押し下げられ、先端頭部１６ａが次に
送り出すナットＮの後側面に近接して位置するので、ラ
ム１ｂがワンストロークする制限された時間内にプッシ
ャー１６が迅速に待機位置に戻ることができる。
１ｂに取り付けて固定した後、揺動アーム３４を作動
し、継ぎ金具１２を水平状態に戻すと各給送シュート１
３の入口１３ａがシュート本体１１の分配通路１５に合
致し、連通接続状態になる。この状態でラム１ｂのワン
ストローク毎にピアスナット打込み装置７が１回作動
し、これに応答してエアシリンダ１７が作動し、プッシ
ャー１６が１往復前進後退せしめられる。そして、該プ
ッシャー１６の前進時に、その先端頭部１６ａで案内通
路１４内に位置しているナットＮを分配通路１５に押し
出し、入口１３ａから給送シュート１３に送入する。こ
のとき、プッシャー１６の下側に切欠き部２１が設けら
れていることにより、案内通路１４に供給されるナット
Ｎがプッシャー１６によって遮断されることはなく連続
して供給でき、シュートホース３を通じて案内通路１４
に供給されるナットＮの待ち時間ロスを最小限に止める
ことができる。一方、プッシャー１６の後退時には、図
５に仮想線で示すように、先端頭部１６ａが案内通路１
４内に待機しているナットＮの上面に乗り上げて後退移
動し、後方の待機位置においては、図６に示すように、
ばね２０の作用で押し下げられ、先端頭部１６ａが次に
送り出すナットＮの後側面に近接して位置するので、ラ
ム１ｂがワンストロークする制限された時間内にプッシ
ャー１６が迅速に待機位置に戻ることができる。
【００１４】なお、プレス機械１に組み込んだ複数台の
ピアスナット打込み装置７のうち一部が停止している場
合には、対応するプッシャー１６のみが作動を停止し、
残りのプッシャー１６は作動して順次ナットＮを供給す
ることができる。
ピアスナット打込み装置７のうち一部が停止している場
合には、対応するプッシャー１６のみが作動を停止し、
残りのプッシャー１６は作動して順次ナットＮを供給す
ることができる。
【００１５】また、図示の例では、ユニット本体１１と
継ぎ金具１２を水平状態に配置したが、取付けスペース
によっては垂直状態に配置してもよい。
継ぎ金具１２を水平状態に配置したが、取付けスペース
によっては垂直状態に配置してもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のナット多
列給送装置によれば、プレス機械に組み込まれた複数の
ピアスナット打込み装置にピアスナットを効率良く分配
給送することが可能である。しかも、装置が簡単で、安
価に製作できるから、ナット給送設備全体の経済的効果
は極めて大きい。
列給送装置によれば、プレス機械に組み込まれた複数の
ピアスナット打込み装置にピアスナットを効率良く分配
給送することが可能である。しかも、装置が簡単で、安
価に製作できるから、ナット給送設備全体の経済的効果
は極めて大きい。
【００１７】請求項２に係る発明によれば、複数の給送
シュートの脱着作業が容易に自動化できる。
シュートの脱着作業が容易に自動化できる。
【図１】本発明に係るナット多列給送装置の使用例を示
す概略図である。
す概略図である。
【図２】同要部の拡大断面図である。
【図３】同要部の別の状態を示す拡大断面図である。
【図４】ナット多列給送装置の平面図である。
【図５】図４の５−５線に沿う矢視断面図である。
【図６】図５と類似の図面でプッシャーの待機状態を示
す一部断面図である。
す一部断面図である。
【図７】継ぎ金具の要部断面図である。
１ プレス機械 ７ ピアスナット打込み装置 １０ ナットの多列給送装置 １１ 本体 １２ 継ぎ金具 １３ 給送シュート １４ 案内通路 １５ 分配通路 １６ プッシャー １７ エアシリンダ
Claims (2)
- 【請求項１】 多数のナットが連続して直列状態に供給
される案内通路と、該案内通路に対し直交する方向に延
びる複数の分配通路とを設けた本体に、前記案内通路を
横切って前記分配通路に進入し、前記案内通路から前記
分配通路に前記ナットを給送する往復移動可能な複数の
プッシャーと、該プッシャーを往復運動させる駆動手段
とが設けられ、一方、前記分配通路に個別的に給送シュ
ートが接続されているナットの多列給送装置であって、前記プッシャーが、前記ナットを給送する複数のピアス
ナット打込み装置が組み込まれているプレス機械に連動
して作動するように構成され、かつ、前記プッシャーが
前記分配通路に進入しているとき、前記ナットを前記案
内通路に供給可能ならしめる通路を形成するように前記
プッシャーの下側に切欠き部が設けられていること、及
び前記プッシャーが、作動杆にピンを介して上下方向へ
回動可能に連結されると共に、その先端頭部がばね手段
により下方へ付勢されていて、後退時に前記先端頭部が
前記切欠き部を通じて前記案内通路に供給されている次
のナットに乗り上げて待機位置に戻るように構成されて
いること を特徴とするナットの多列給送装置。 - 【請求項２】 前記給送シュートが前記本体とは別個の
継ぎ金具に所定間隔をおいて固定され、前記継ぎ金具を
介して前記分配通路に個別的に連通接続されるように構
成されている請求項１記載のナットの多列給送装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213498A JPH084971B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | ナットの多列給送装置 |
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| DE69305795T DE69305795T2 (de) | 1992-07-17 | 1993-07-13 | Reihenspeiser zur Verteilung von Muttern |
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Applications Claiming Priority (3)
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| JP4213498A JPH084971B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | ナットの多列給送装置 |
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